JP2012241432A - 屋根パネル及びユニット建物の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】足場を組まなくとも隣接する屋根パネルの天井面材間に発生する目地を隠すことが可能な屋根パネルを提供する。
【解決手段】間隔を置いて設置された建物ユニット1B,1F間の離し置きスペース102の上方に複数の屋根パネル2,2Aが目地28を挟んで並べられて構築される屋根101に使用される屋根パネル2である。
そして、パネルの主構造体となるパネル本体部20と、パネル本体部の下面側を覆うように取り付けられる天井パネル24と、目地側の天井パネルの側縁に沿って取り付けられて、天井パネルの下方から隣に設置される屋根パネル2Aの下方までを覆う見切り材4とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、間隔を置いて設置された建物ユニット間の離し置きスペースの上方に架け渡される屋根パネル、及びそれを使用したユニット建物の構築方法に関するものである。
従来、工場で製作された複数の建物ユニットを、横方向及び縦方向に連結して構築するユニット建物が知られている。また、間隔を置いて建物ユニットを設置し、その建物ユニット間の離し置きスペースに屋外階段などを配置するレイアウトが知られている(特許文献1,2参照)。
そして、特許文献1,2には、離し置きスペースの上方を覆う屋根ユニット(又は屋根パネル)を建物ユニット間に架け渡す構造が開示されている。すなわち、工場で製作されて現地まで搬送されてきた屋根ユニット(又は屋根パネル)をクレーンで吊り上げ、間隔を置いて据え付けられた建物ユニット間に設置することが記載されている。
特開平7−18745号公報 特開平8−13612号公報
しかしながら、特許文献1に開示された屋根ユニットには天井面材が取り付けられていないため、地上から3階天井高さまでの足場を組まなければ、屋根ユニットの下面側に天井面材の取り付けをおこなうことができない。
他方、特許文献2に開示された屋根パネルは、下面側に天井面材が取り付けられた状態で吊り上げられて設置されるが、隣接する屋根パネルの天井面材間には目地(隙間)が発生することになる。この目地を隠すために、後から見切り材を設置する場合は、特許文献2のように2階の床がある場合は、脚立程度の足場で取付け作業をおこなうことができるが、特許文献1のように地上から3階天井高さまでの吹き抜けになっている場合は高層の足場を組まなければならず、大掛りな作業になる。
そこで、本発明は、足場を組まなくとも隣接する屋根パネルの天井面材間に発生する目地を隠すことが可能な屋根パネル、及びそれを使用したユニット建物の構築方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の屋根パネルは、間隔を置いて設置された建物ユニット間の離し置きスペースの上方に複数の屋根パネルが目地を挟んで並べられて構築される屋根に使用される屋根パネルであって、パネルの主構造体となるパネル本体部と、前記パネル本体部の下面側を覆うように取り付けられる天井面材と、前記目地側の前記天井面材の側縁に沿って取り付けられて、前記天井面材の下方から隣に設置される屋根パネルの下方までを覆う見切り材とを備えていることを特徴とする。
ここで、前記見切り材は、前記目地の幅よりも広い帯状に形成されるとともに前記天井面材と略平行に配置される目隠し板部と、その目隠し板部から上方に延出されて前記パネル本体部の側縁に固定される垂直壁部とを有する構造にすることができる。
また、前記パネル本体部は、周縁に配置される梁材によって形成されるとともに、前記離し置きスペースに面した前記建物ユニットの上面に載置可能な突出片が前記梁材に固定される構成にすることができる。
さらに、前記突出片には、前記建物ユニットの上面に穿孔された取付孔に対応する位置に位置決め孔が穿孔されていることが好ましい。また、前記パネル本体部には、内部を横断する界壁が設けられていてもよい。
さらに、本発明のユニット建物の構築方法は、上記したいずれかの屋根パネルを前記離し置きスペースの上方から吊り降ろして前記建物ユニット間に架け渡し、設置された前記屋根パネルの前記見切り材が取り付けられた側の隣に、別の屋根パネルを上方から吊り降ろして設置することを特徴とする。
このように構成された本発明の屋根パネルは、離し置きスペースの上方に並べられる複数の屋根パネルの少なくとも一枚である。この屋根パネルには天井面材が取り付けられているとともに、隣接する屋根パネルとの目地を下方から覆う見切り材が取り付けられている。
このため、この屋根パネルを使用して屋根を構築するのであれば、天井面材があらかじめ取り付けられているうえに、隣接する屋根パネルの天井面材間に発生する目地を下方から覆い隠すことが可能な見切り材を備えているので、屋根パネルの下方に足場を組む必要のある作業が発生しない。
また、見切り材は、目地の幅よりも広い目隠し板部と、その上方に延出されてパネル本体部の側縁に固定される垂直壁部とを有しているため、あらかじめ天井面材より下方に目隠し板部の一部が配置されるようにパネル本体部に固定しておくだけで、屋根パネル間の目地の目隠しをおこなうことができる。
さらに、パネル本体部の周縁を梁材によって形成し、その梁材に建物ユニットの上面に載置可能な突出片を固定しておけば、離し置きスペースの上方から吊り降ろすだけで容易に屋根パネルを建物ユニット間に架け渡すことができる。ここで、その突出片に位置決め孔が穿孔されていれば、屋根パネルの位置合わせを容易におこなうことができる。
また、屋根パネルを横断する界壁があらかじめ設けられていれば、屋根パネルを設置するだけで防火構造を形成することができる。
そして、このような屋根パネルを建物ユニット間に先に架け渡せば、後から建物ユニット間に架け渡される屋根パネルとの間の目地を下方から視認不能にすることができる。
本発明の実施の形態の屋根パネルを使って構築された屋根の構成を説明する断面図である。 離し置きスペースを備えたユニット建物を模式的に説明する平面図である。 屋根パネルの構成を説明する平面図である。 見切り材の構成を説明する斜視図である。 屋根パネルに固定された突出片と建物ユニットとの位置関係を説明する断面図である。 建物ユニットに屋根パネルを固定する箇所の構造を説明する断面図である。 図6のB−B矢視方向で見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、図2のA−A矢視方向で見た本実施の形態の屋根パネル2を使った屋根101の構成を説明する断面図である。
まず、図2を参照しながらユニット建物10の構成から説明すると、このようなユニット建物10は、工場で製作される複数の建物ユニット1A−1Jを現地で連結することによって構築される。
また、このユニット建物10を構成する建物ユニット1A(1B)と建物ユニット1E(1F)とは間隔を置いて設置されており、この間の空間が離し置きスペース102となる。
このようにして構築されるユニット建物10は、アパートなどのような集合住宅として使用され、2階建てや3階建てなどの複層構造となる。そして、離し置きスペース102には、下層階と上層階とを行き来するための階段などが設けられる。また、この離し置きスペース102の上方には、屋根101が構築される。
この屋根101は、図2に示すように、建物ユニット1B,1F間に架け渡された屋根パネル2と、建物ユニット1A,1E間に架け渡された屋根パネル2Aとによって主に構成される。また、図1に示すように、屋根パネル2と屋根パネル2Aとの間には目地28(隙間)が介在される。
図3は、屋根パネル2の平面図を示している。この屋根パネル2は、図1,3に示すように、パネルの主構造体となるパネル本体部20と、パネル本体部20の下面側を覆うように取り付けられる天井面材としての天井パネル24と、屋根パネル2の一側縁に沿って取り付けられる見切り材4とを主に備えている。
このパネル本体部20は、平面視長方形の外郭(周縁)を形成する短辺側の梁材としての一対の妻梁21,21と、長辺側の梁材としての一対の桁梁22,22とによって主に構成される。また、パネル本体部20には、桁梁22,22間に妻梁21に略平行に差し渡される複数の天井根太23,・・・と、天井根太23,・・・の下面側に固定される天井下地材25とが設けられる。
妻梁21及び桁梁22は、図1に示すように断面視コ字形の鋼材によって形成される。また、天井根太23は、桁梁22の下側フランジに架け渡す端部が切り欠かれた断面視長方形の木材によって形成される。
さらに、天井下地材25は、平面視長方形に形成されており、パネル本体部20の下面側を塞ぐことができる枚数が配置され、天井根太23,・・・に釘などによって固定される。
そして、この天井下地材25の下方を覆うように天井パネル24が配置される。この天井パネル24は、図1,5に示すように、妻梁21及び桁梁22の下部に取り付けられた固定金具24a,24b,24c,24dによって側縁が支持されて、天井下地材25の下方に配置される。
また、屋根パネル2には、図3に示すように、パネル本体部20を横断するように桁梁22,22間に界壁3が設けられる。この界壁3は、図2に示すように屋内側の界壁3Aに繋がるような位置に設けられる。このように連続する界壁3,3Aによって、ユニット建物10に防火区画が形成される。
そして、図3に示すように、屋根パネル2の目地28側の桁梁22に沿って見切り材4を取り付ける。この見切り材4は、図1,4に示すように、目地28の幅よりも広い帯状に形成された目隠し板部41と、その目隠し板部41から上方に延出される垂直壁部42とを主に備えた断面視逆T字形に成形される。
この見切り材4は、図4に示すように一枚の鋼板(例えば、塩化ビニルで被覆された鋼板)を折り曲げ加工することによって製作される。すなわち、帯状の鋼板の一方の側縁を上方に折り曲げて折返し部44を形成し、その折返し部44に繋がる最下面となる目隠し板部41の他方の側縁を上方に折り曲げて接続部43を形成する。そして、目隠し板部41の上面に幅の4分の1程度を重ねた接続部43の側縁を上方に直角に折り曲げ、目隠し板部41と略直交するような垂直壁部42を形成する。
見切り材4は、図1に示すように、垂直壁部42を桁梁22の外側面に密着させてドリルねじなどで固定する。このように見切り材4をパネル本体部20の側縁に固定すると、目隠し板部41は天井パネル24の下方にそれと略平行に配置される。
また、目隠し板部41は、屋根パネル2の天井パネル24の側縁から目地28を挟んで隣接する屋根パネル2Aの天井パネル24の側縁までを覆い隠すように配置される。
さらに、見切り材4の目隠し板部41の上方には、ロックウール26を取り付ける。このようにロックウール26をあらかじめ取り付けておくことで、屋根パネル2,2Aを設置するだけで、屋根パネル2,2A間にロックウール26が介在されることになる。
図3に示すように、屋根パネル2の妻梁21には、複数のガイドプレート5,5が固定される。このガイドプレート5は、図5に示すように、突出片51と固定片52とが略直交する側面視逆L字状の金具である。
ガイドプレート5の固定片52を妻梁21の外側面に密着させて溶接などで固定すると、突出片51が外側に張り出されて建物ユニット1Bの天井梁11の上面に載置可能になる。
また、突出片51には、図3に示すように位置決め孔51aが穿孔されている。図5に示すように、天井梁11の上側フランジに穿孔された取付孔11aと突出片51の位置決め孔51aとの位置合わせをおこない、ビス53を位置決め孔51a及び取付孔11aに捩じ込むことで、正確な位置に屋根パネル2が固定される。
なお、屋根パネル2Aの構成は、見切り材4周辺を除いては屋根パネル2の構成とほぼ同じであるため、詳細な説明は省略する。すなわち、屋根パネル2Aには屋根パネル2以外に隣接する屋根パネルがないため、見切り材4の取り付けは行わない。また、軒先側の屋根パネル2Aには、図1に示すように庇部27を設ける。
屋根パネル2,2Aの固定は、建物ユニット1A,1B,1E,1Fの柱12,・・・に対して行う。図6,7は、屋根パネル2,2Aと柱12との連結構造の詳細を示した図で、図6は断面図、図7は図6のB−B矢視方向で見た平面図である。
建物ユニット1A,1B,1E,1Fの柱12の上部には、離し置きスペース102に対面する側面に連結金具6が取り付けられる。この連結金具6は、屋根パネル2(2A)側に配置される板状の座板部6bと、座板部6bに開口が塞がれるように固定される平面視略U字形のU字部6aとを有している。
このU字部6aの底部を柱12の側面に密着させてボルト63,63によって柱12に固定する。すなわち、柱12の内部には、座金64が取り付けられており、高さ方向に間隔を置いてU字部6aの内側から挿入されたボルト63,63を座金64に捩じ込むことによって、連結金具6が柱12に固定される。
一方、U字部6aの内側となる座板部6b表面の高さ方向の略中央位置にナット62を溶接などで固定し、屋根パネル2(2A)の妻梁21の内側から挿入されたボルト61をナット62に捩じ込むことによって、屋根パネル2(2A)が連結金具6に固定される。この結果、屋根パネル2(2A)が、連結金具6を介して柱12に固定される。
次に、本実施の形態の屋根パネル2を使用したユニット建物10の構築方法について説明する。
まず、工場において、建物ユニット1A−1J及び屋根パネル2,2Aを製作する。屋根パネル2,2Aの下面には、天井パネル24が取り付けられる。また、屋根パネル2の一側縁に沿って、見切り材4が取り付けられる。
一方、ユニット建物10を構築する現地では、工場から搬送されてきた建物ユニット1A−1Jが、図2に示すような位置に吊り降ろされる。ここで、建物ユニット1A,1E間及び建物ユニット1B,1F間には離し置きスペース102が形成される。
そして、工場から搬送されてきた屋根パネル2をクレーンで吊り上げ、離し置きスペース102の上方から吊り降ろし、建物ユニット1B,1F間に屋根パネル2を架け渡す。
ここで、屋根パネル2の妻梁21(21)には、図3に示すように建物ユニット1B(1F)側に張り出された突出片51,51が取り付けられている。この突出片51を、図5に示すように建物ユニット1B(1F)の天井梁11の上面に載せ、突出片51の位置決め孔51aを天井梁11の取付孔11aの位置に合わせてビス53を捩じ込んで固定する。このような建物ユニット1B(1F)に隣接した位置の上からの作業は、建物ユニット1B(1F)を足場にしておこなうことができる。
このようにして建物ユニット1B,1F間に架け渡された屋根パネル2は、正確な位置に配置される。そして、その屋根パネル2の横に屋根パネル2Aを吊り降ろし、建物ユニット1A,1E間に架け渡す。
ここで、先に設置された屋根パネル2の屋根パネル2A側の側縁には見切り材4が取り付けられている。このため、見切り材4の目隠し板部41の上方に屋根パネル2Aを降ろすだけで、屋根パネル2,2A間の目地28が図1に示すように目隠し板部41によって覆い隠され、下方からの目地28の視認が不能になる。
続いて、屋根パネル2,2Aを連結金具6,・・・を介して建物ユニット1A,1B,1E,1Fの柱12,・・・に固定する。そして、屋根パネル2,2Aの上面に折板14を葺いて屋根101を完成させる。
次に、本実施の形態の屋根パネル2及びそれを使用したユニット建物10の構築方法の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の屋根パネル2は、離し置きスペース102の上方に並べられる複数の屋根パネル2,2Aの少なくとも一枚である。この屋根パネル2には天井パネル24が取り付けられているとともに、隣接する屋根パネル2Aとの目地28を下方から覆う見切り材4が取り付けられている。
このため、この屋根パネル2を使用して屋根101を構築するのであれば、天井パネル24があらかじめ取り付けられているうえに、隣接する屋根パネル2Aとの天井パネル24,24間に発生する目地28を下方から覆い隠すことが可能な見切り材4を備えているので、屋根パネル2,2Aの下方に足場を組む必要のある作業が発生しない。
また、見切り材4は、目地28の幅よりも広い目隠し板部41と、その上方に延出されてパネル本体部20の側縁に固定される垂直壁部42とを有しているため、あらかじめ天井パネル24より下方に目隠し板部41の側縁(接続部43)が配置されるようにパネル本体部20に固定しておくだけで、屋根パネル2,2A間の目地28の目隠しをおこなうことができる。
さらに、パネル本体部20の周縁を妻梁21,21及び桁梁22,22によって形成し、妻梁21に建物ユニット1A,1B,1E,1Fの上面に載置可能な突出片51,・・・を固定しておけば、離し置きスペース102の上方から吊り降ろすだけで容易に屋根パネル2,2Aを建物ユニット1B,1F間(又は建物ユニット1A,1E間)に架け渡すことができる。ここで、その突出片51に位置決め孔51aが穿孔されていれば、天井梁11の取付孔11aに合わせることで屋根パネル2,2Aの位置合わせを容易におこなうことができる。
また、屋根パネル2,2Aを横断する界壁3があらかじめ設けられていれば、屋根パネル2,2Aを設置するだけで防火構造を形成することができる。
そして、このような屋根パネル2を建物ユニット1B,1F間に先に架け渡せば、後から建物ユニット1A,1E間に架け渡される屋根パネル2Aとの間の目地28を下方から視認不能にすることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、妻梁21,21と桁梁22,22とが主構造となるパネル本体部20について説明したが、これに限定されるものではなく、枠体に板材を貼り合わせて形成されたものをパネルの主構造とするパネル本体部であってもよい。
また、前記実施の形態では、天井面材として天井パネル24について説明したが、これに限定されるものではなく、天井面として露出される天井仕上げ材であればよい。
さらに、前記実施の形態では、見切り材として断面視逆T字形の見切り材4について説明したが、これに限定されるものではなく、目地28の幅より広い幅の目隠し板部41に相当する構成があれば、屋根パネル2に固定する部分は壁状でなくてもよい。
また、前記実施の形態では、目隠し板部41の上面と天井パネル24の下面とを離隔させたが、これに限定されるものではなく、目隠し板部41に相当する部分が天井面材の下面に密着するような構成であってもよい。
10 ユニット建物
1A−1J 建物ユニット
11 天井梁
11a 取付孔
2 屋根パネル
20 パネル本体部
21 妻梁(梁材)
22 桁梁(梁材)
24 天井パネル(天井面材)
28 目地
3 界壁
4 見切り材
41 目隠し板部
42 垂直壁部
51 突出片
101 屋根
102 離し置きスペース

Claims (6)

  1. 間隔を置いて設置された建物ユニット間の離し置きスペースの上方に複数の屋根パネルが目地を挟んで並べられて構築される屋根に使用される屋根パネルであって、
    パネルの主構造体となるパネル本体部と、
    前記パネル本体部の下面側を覆うように取り付けられる天井面材と、
    前記目地側の前記天井面材の側縁に沿って取り付けられて、前記天井面材の下方から隣に設置される屋根パネルの下方までを覆う見切り材とを備えていることを特徴とする屋根パネル。
  2. 前記見切り材は、前記目地の幅よりも広い帯状に形成されるとともに前記天井面材と略平行に配置される目隠し板部と、その目隠し板部から上方に延出されて前記パネル本体部の側縁に固定される垂直壁部とを有することを特徴とする請求項1に記載の屋根パネル。
  3. 前記パネル本体部は、周縁に配置される梁材によって形成されるとともに、前記離し置きスペースに面した前記建物ユニットの上面に載置可能な突出片が前記梁材に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根パネル。
  4. 前記突出片には、前記建物ユニットの上面に穿孔された取付孔に対応する位置に位置決め孔が穿孔されていることを特徴とする請求項3に記載の屋根パネル。
  5. 前記パネル本体部には、内部を横断する界壁が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の屋根パネル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の屋根パネルを前記離し置きスペースの上方から吊り降ろして前記建物ユニット間に架け渡し、
    設置された前記屋根パネルの前記見切り材が取り付けられた側の隣に、別の屋根パネルを上方から吊り降ろして設置することを特徴とするユニット建物の構築方法。
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