JP2012235877A - 寝具昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、跳ね上げた上掛け寝具が人の行動等を制約しないようにし、しかも、ベッド上の人の多様な姿勢等に対して上掛け寝具を適応又は追随せしめる。
【解決手段】寝具昇降装置(1)は、上掛け寝具(H)の長手方向に移動可能に上掛け寝具の上方域に支持された可動基台(31)と、可動基台から垂下して上掛け寝具を懸吊する前後、左右又は前後左右の可撓性線材(4)と、可撓性線材を巻き上げ又は繰り出す昇降駆動装置(32,33,34)と、張力を可撓性線材に付与する張力付与装置(35,36)とを備える。昇降駆動装置及び張力付与装置は、可動基台に支持され、上掛け寝具の移動に追随して受働的に移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、寝具昇降装置に関するものであり、より詳細には、掛け布団、上掛け毛布等の上掛け寝具を昇降させる寝具昇降装置に関するものである。
一般に、布団は、綿、羽毛、羊毛等の詰め物を布地(側地又は側生地)の中に詰めた状態のものであり、詰め物の種類や、布団の乾燥程度に応じて、布団の重量はかなり相違する。多くの健康な若年層又は中年層の人は、就寝時に掛け布団の重さを意識し、それを問題視することはないであろう。しかし、多くの傷病者、手術後の患者、障害者、高齢者等は、掛け布団の重量が負担又は抵抗となって睡眠や自由な姿勢、寝返り等を妨げられ、或いは、掛け布団の重量による傷又は患部の圧迫等を意識して不自由な姿勢を強いられるといったことを経験する。
傷病者、高齢者等の比較的非力な人が掛け布団の重量を負担に感じないようにすることを意図した従来の技術として、例えば、特開平10−57427号公報、特開2002−177342号公報には、掛け布団を機械的に跳ね上げ又は人に被せる自動掛け布団装置が記載されている。この装置は、ベッドの側部に配置された支柱と、支柱の上部に取付けられた格子状の布団支持具とから構成され、布団支持具は、支柱頂部の枢動軸線を中心に枢動し、掛け布団をベッド上の人に被せ又は掛け布団を跳ね上げる。
しかしながら、このような構成の自動掛け布団装置は、跳ね上げた掛け布団をベッドの片側縁部に傾斜状態に保持するので、跳ね上げられた掛け布団は、ベッドの片側縁部をほぼ完全に占有し、人の姿勢、動作、移動及び行動範囲等をかなり制約し又は妨げる。医師、看護師又は介護者等は、診察、処置、介護等の際、自動掛け布団装置の反対側からのみベッド上の患者等に接することができるにすぎない。
また、上記構成の自動掛け布団装置は、掛け布団を被り又は跳ね上げる人為動作を模擬したにすぎず、ベッド上の人体に作用する掛け布団の重量を軽減した状態でベッド上に掛け布団を保持することはできない。
本発明者は、このような従来技術の課題を解決すべく、上掛け寝具に係留し且つ該寝具を懸吊する可撓性線材と、各線材を巻き上げ又は繰り出す巻き上げ装置と、該巻き上げ装置を寝具の上方域に支持する支持手段とを備えた寝具昇降装置を特願2009−60270号(特開2010−339号公報)において提案している。この寝具昇降装置は、上掛け寝具の荷重が作用する可撓性線材の鉛直部分を上方に引っ張って、可撓性線材の緩み又は弛みを防止するように可撓性線材に張力を付与する張力付与装置を備える。このような寝具昇降装置によれば、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、ベッド上のユーザや、医師、看護師等の姿勢、動作、移動又は行動範囲を大きく制約し又は妨げることがないような状態又は位置に上掛け寝具を上昇させることができる。
特開平10−57427号公報 特開2002−177342号公報 特開2010−339号公報
特許文献3に記載された寝具昇降装置によれば、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、ベッド上のユーザや、医師、看護師等の姿勢、動作、移動又は行動範囲を大きく制約し又は妨げることがないような状態又は位置に上掛け寝具を上昇させることができ、従って、特許文献3の寝具昇降装置は、その意味において所期の目的を達成した。
しかしながら、このような構成だけでは、寝具昇降装置は、ベッド上の人の多様な姿勢、或いは、様々な人体の挙動に完全には適応し又は追随し難いことが判明した。例えば、上掛け寝具がベッド上の人の最適位置からずれてしまい、ベッド上の人が寒さを感じるような状況が生じ得る。このため、特許文献3の寝具昇降装置には、ベッド上の人の快適性等の観点より、更に改善すべき余地が残されていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、ベッド上のユーザや、医師、看護師等の姿勢、動作、移動又は行動範囲を大きく制約し又は妨げることがないような状態又は位置に上掛け寝具を上昇させることができ、しかも、ベッド上の人の多様な姿勢、或いは、様々な人体の挙動に対して上掛け寝具を適応又は追随させることができる寝具昇降装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明は、掛け布団、上掛け毛布等の上掛け寝具を昇降させる寝具昇降装置(1)において、
前記上掛け寝具を懸吊するための寝具懸吊枠(5)と、
上掛け寝具(H)の長手方向に移動可能に上掛け寝具の上方域に支持された可動基台(31)と、
該可動基台から垂下して前記寝具懸吊枠を懸吊する前後、左右又は前後左右の可撓性線材(4)と、
該可撓性線材を巻き上げ又は繰り出す昇降駆動装置(32,33,34)と、
上掛け寝具の荷重が作用する前記可撓性線材の鉛直部分を上方に引っ張って、前記可撓性線材の緩み又は弛みを防止する張力を該可撓性線材に付与する張力付与装置(35,36)とを備え、
前記昇降駆動装置及び前記張力付与装置は、前記可動基台に支持され、該可動基台とともに前記寝具懸吊枠に追随して受働的に移動することを特徴とする寝具昇降装置を提供する。
本発明の上記構成によれば、ベッド又は敷布団の上の上掛け寝具は、可撓性線材によって懸吊される。上掛け寝具の懸吊により、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重(重量)は軽減し、或いは、解消する。寝具昇降装置は、最降下位置の掛け布団を水平姿勢の状態で上昇させ、最上昇位置の上掛け寝具を水平姿勢の状態で降下させる。上掛け寝具の上昇の結果、上掛け寝具の下側には、大きな空間が形成され、ベッド上のユーザは、ベッドの左右に自由に移動又は行動でき、医師、看護師、介護者等は、ベッドの両側から比較的自由にベッド上のユーザに接することができる。
また、本発明の上記構成によれば、ベッド又は敷布団の上方域で昇降機構が寝具の長手方向に移動するので、身体と上掛け寝具との位置関係を最適な状態に適宜調整することができる。更に、昇降機構とともに移動する張力付与装置は、可撓性線材の鉛直部分に張力を付与し、殊に上掛け寝具の降下時に生じ易い可撓性線材の緩み又は弛みの発生を確実に防止する。即ち、本発明の寝具昇降装置によれば、可撓性線材の緩み又は弛みを防止した状態で、上掛け寝具と身体との位置関係を調節することができる。
好ましくは、寝具昇降装置は、上掛け寝具の上方域に配設され且つ可動基台を水平移動可能に支持するガイド装置(13)を含む。
更に好ましくは、張力付与装置は、可撓性線材を下方に転向する滑車(100)と、滑車を支持する揺動部材(90)と、揺動部材を上方に付勢し、可撓性線材の鉛直部分に作用する上掛け寝具の荷重の軽減時に揺動部材を上方に回動させる付勢手段(85)とを有する。
好適には、前後左右の可撓性線材に対応する前後左右の張力付与装置が可動基台に支持され、昇降駆動装置は、左右の可撓性線材に対応する左右一対の回転ドラム(34)と、回転ドラムを同期回転させるドラム駆動装置(32,33)とを有し、右側に位置する前後の可撓性線材は、右側の回転ドラムに巻き掛けられ、左側に位置する前後の可撓性線材は、左側の回転ドラムに巻き掛けられる。
更に好適には、寝具昇降装置は、寝具懸吊枠(5)によって押し上げられる上昇検知部材(50)を有し、上昇検知部材の上方変位によって上掛け寝具の最上昇位置を検出する最上昇位置検出手段(56,58,59)と、可撓性線材の張力低下を検出して上掛け寝具の最降下位置を検出する最降下位置検出手段(60,68,69)とを有する。好ましくは、最上昇位置検出手段は、可動基台に枢支された上昇検知部材(50)の回動を検出して上掛け寝具の最上昇位置を検出し、最降下位置検出手段は、上記揺動部材の上方変位を検出して上掛け寝具の最降下位置を検出する。
本発明の寝具昇降装置によれば、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、ベッド上のユーザや、医師、看護師等の姿勢、動作、移動又は行動範囲を大きく制約し又は妨げることがないような状態又は位置に上掛け寝具を上昇させることができ、しかも、ベッド上の人の多様な姿勢、或いは、様々な人体の挙動に対して上掛け寝具を適応又は追随せしめることができる。
図1は、本発明に係る寝具昇降装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、図1に示す寝具昇降装置の側面図である。 図3は、図1に示す寝具昇降装置の背面図である。 図4は、寝具昇降装置を構成する寝具昇降ユニットの平面図である。 図5は、図4に示す寝具昇降ユニットの背面図である。 図6は、図4のI−I線における断面図である。 図7は、図4のII−II線における断面図である。 図8(A)〜(D)は、上昇検知板及びリミットスイッチの作動形態を示す断面図である。 図9(A)及び(B)は、降下検知ロッド及びリミットスイッチの作動形態を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係る寝具昇降装置1の全体構成を示す平面図、側面図及び背面図である。
図1、図2及び図3には、ベッドB及び敷布団Kの上の掛け布団Hを昇降させるように構成された寝具昇降装置1が示されている。寝具昇降装置1は、縁部Haが垂れ下がるように特殊加工された掛け布団Hを寝具懸吊枠5によって懸吊する。図2及び図3には、寝具昇降装置1が掛け布団Hを最も降下させた状態(最降下位置)が実線で示され、寝具昇降装置1が掛け布団Hを最も上昇させた状態(最上昇位置)が破線で示されている。なお、図2に示す掛け布団H及び敷布団Kは、説明を容易にするために断面で図示されている。
寝具昇降装置1は、図1〜図3に示す最降下位置の掛け布団Hを水平姿勢の状態で上昇させ、掛け布団Hは、破線で示す最上昇位置まで水平姿勢の状態で全体的に上昇する。最上昇位置に上昇した掛け布団Hの下側には、大きな空間が形成され、ベッドB上の人は、ベッドの左右に自由に移動又は行動できる。また、医師、看護師、介護者等は、ベッドBの両側から比較的自由にベッドB上の人に接することができる。
寝具昇降装置1は、ベッドBに隣接して床F上に立設された支持フレーム2と、支持フレーム2によって水平移動可能に支持された寝具昇降ユニット3と、掛け布団Hを懸吊するための可撓性線材(索条)4と、可撓性線材4によって懸吊される寝具懸吊枠5とを有する。可撓性線材4として、例えば、繊維製又は合成樹脂製の紐、組紐、バンド等を好ましく使用し得る。
寝具懸吊枠5は、ベッドBの長手方向及び幅方向に延びる木製棒材5a、5bの枠組からなる。本例においては、ベッドBの長手方向に延びる一対の木製棒材5aが掛け布団Hの中央部の直上に配置され、ベッドBの幅方向に延びる3本の木製棒材5bが、掛け布団Hの頭部側縁部、中央部及び足元側縁部の直上に夫々配置される。木製棒材5a、5bは、緊締具(図示せず)によって互いに緊締される。寝具懸吊枠5は、ベッドBの上方域に水平に配置され、係留部材6及び可撓性線材7によって掛け布団Hに連結される。
係留部材6は、可撓性線材7によって寝具懸吊枠5から懸吊されるとともに、掛け布団Hに縫製等で連結される。可撓性線材7には、掛け布団Hの荷重が作用する。係留部材6は、布製又は繊維製の紐状又はバンド、金属製のカラビナ、チェーン、リング等からなり、或いは、これらの構成要素又は部品を適当に組合せた構成を有する。係留部材6によって懸吊された掛け布団Hの縁部Haは、掛け布団Hの周囲を閉鎖するように垂れ下がり、掛け布団Hの下側の空間Sに滞留した暖気が周辺に逃げるのを防止するので、掛け布団Hの下側には、保温された空間Sが形成される。
支持フレーム2は、ベッドBの片側に立設された第1支柱11と、ベッドBの足元側に立設された左右一対の第2支柱12と、第1及び第2支柱11、12の間に架設された水平ガイド装置13とから構成される。第2支柱12の基部14がベッドBの幅方向に延びる。補強杆15が、基部14の両端部からベッドBの側面に沿って前方(頭部方向)に延び、係留具(図示せず)等によってベッドBの基部Eに固定される。支柱11、12、基部14及び補強杆15は、角形鋼管等の鋼材からなる。所望により、支柱11、12は、長さ(高さ)調節可能な構造、例えば、伸縮式又は入れ子式構造を有する。
水平ガイド装置13は、第1支柱11の頂部からベッドBの幅方向内方に延びる水平ブラケット16と、第2支柱12の頂部からベッドBの長手方向内方に延びる左右一対の走行レール17とから構成される。水平ブラケット16及び走行レール17は、チャンネル形鋼材からなる。各走行レール17の内端部は、水平ブラケット16に一体的且つ直角に接合される。左右の走行レール17の間には、寝具昇降ユニット3がベッドBの長手方向に走行するための走行帯域が形成される。
図3の部分拡大図に示すように、走行レール17は、下部水平フランジ18及び垂直ウェブ19を有し、寝具昇降ユニット3は、下部水平フランジ18の水平面を転動する走行輪38と、垂直ウェブ19の垂直面を転動する走行輪39とを備える。走行輪38は、可動基台31の側面に遊動回転可能に支持され、走行輪39は可動基台31の上面に遊動回転可能に支持される。
図4及び図5は、寝具昇降ユニットの平面図及び背面図であり、図6及び図7は、図4のI−I線及びII−II線における断面図である。
寝具昇降ユニット3の可動基台31には、駆動装置32、変速装置33、回転ドラム34及び張力付与装置35、36が取付けられ、これらの装置又は部材は、可動基台31とともに移動する。可動基台31は、左右の側枠31aと、前後の端枠31bと、側枠31a及び端枠31bの間に架設された中間枠31c、31dとから構成される。枠31a、端枠31b及び中間枠31c、31dは、型鋼材等の金属部材からなり、溶接等により互いに一体的に接合される。前後の端枠31bは、張力付与装置35、36を支持し、中間枠31c、31dは、駆動装置32、変速装置33及び回転ドラム34を支持する。
駆動装置32は、汎用の電動モータからなり、駆動装置32の作動は、ベッドB上の人が手動操作可能な手元スイッチJ(図2)によってマニュアル制御される。図2に示すように、駆動装置32の駆動部32’は、給電線・制御信号線Qを介して制御ユニットUに接続される。制御ユニットUは、AC電源に接続されるとともに、制御信号線Vを介して手動操作式手元スイッチJに接続される。
図4に示す如く、駆動装置32の回転駆動軸は、変速装置33に連結される。変速装置33は、駆動装置32のトルクを減速するとともに、左右の回転ドラム34に均等に分割し、左右の回転ドラム34を同方向に同期回転させる。
右側(ベッドB上の人の右手側)の回転ドラム34には、右側に位置する前後の可撓性線材4が巻掛けられる。左側(ベッドB上の人の左手側)の回転ドラム34には、左側に位置する前後の可撓性線材4が巻掛けられる。各々の可撓性線材4は、対応する張力付与装置35、36によって下方に転向し、前述のとおり、寝具懸吊枠5に連結される。
張力付与装置35、36は、端枠31bの上面に固定された支持具81と、支持具81の支軸91によって回動可能に支承された中空角形の揺動部材90とを有する。揺動部材90は、図6に破線で示す如く、支軸91を中心に上下に揺動する。
スプリング係止具82が支持具81の頂部から側方に突出し、コイルスプリング85の一端が係止具82に係止される。スプリング85の他端は、揺動部材90の側面に突設されたスプリング係止具86に係留される。スプリング85は、揺動部材90を上方に付勢し、可撓性線材4の鉛直部分に作用する掛け布団Hの荷重の軽減時に揺動部材90を上方に回動させる付勢手段を構成する。従って、揺動部材90は、掛け布団Hの荷重が作用する可撓性線材4の鉛直部分を上方に引っ張って可撓性線材4の鉛直部分に張力を常時付与する。なお、図5においては、スプリング85の図示は、図を簡略化するために省略されている。
揺動部材90の上昇を規制するねじ型又はボルト型ストッパ83が支持部材81の突出部88に固定される。ストッパ83は、突出部88の下面から斜め下方に突出する。揺動部材90は、ストッパ83の下端部と対向する位置にストッパ衝合板84を有する。衝合板84は、ゴム、エラストマー等のような弾力変形可能な緩衝材からなる。所望により、揺動部材90の過度の下方変位を制限するストッパ(図示せず)が張力付与装置35、36に設けられる。
揺動部材90は、矩形断面の金属管からなり、先端部下面及び先端面上部に開口部93、94を有する。滑車100を支承する水平支軸92が揺動部材90の先端部に固定される。後方(ベッドB上の人の足元側)に位置する張力付与装置35は、支軸91に回転可能に支承された滑車101を更に有する。
後方の可撓性線材4は、回転ドラム34の上側から接線方向に後方(足元側)に延び、揺動部材90の基端開口95から揺動部材90の中空部に延入し、滑車101の周溝を部分周回して上方に転向し、滑車100の周溝を部分周回して下方に転向し、開口部93から垂下する。
前方の可撓性線材4は、回転ドラム34の下側から接線方向に前方(頭部側)に延び、張力付与装置36の揺動部材90の先端開口94から揺動部材90の中空部に延入し、滑車100の周溝を部分周回して下方に転向し、開口部93から垂下する。
図6には、揺動部材90の中立位置(水平位置)が実線で示されている。可撓性線材4が回転ドラム34の回転Rによって従動ローラ72に巻き取られ、矢印α、β方向に移動すると、可撓性線材4は掛け布団Hを上昇させる。図6に破線矢印Mで示すように掛け布団Hの荷重が可撓性線材4に作用し、これに相応する張力が可撓性線材4に作用する。可撓性線材4の張力は揺動部材90を下方に回動させるように働く。揺動部材90はスプリング85の伸長によって下方に回動し、この結果、揺動部材90は、図6に破線で示すように、斜め下方に傾斜する。
可撓性線材4が回転ドラム34の回転R’によって回転ドラム34から繰り出されると、可撓性線材4は掛け布団Hを降下させる。掛け布団Hの荷重Mによる張力が可撓性線材4に作用する間は、可撓性線材4は緊張状態を維持するが、掛け布団HがベッドBまで降下して掛け布団Hの荷重が軽減すると、可撓性線材4の張力は急激に消失する。可撓性線材4の急激な張力消失により、可撓性線材4の緩み又は弛みが発生する。可撓性線材4の緩み又は弛みが発生すると、可撓性線材4が部材間の隙間等にからまるような事態が生じるので、望ましくない。しかしながら、可撓性線材4の張力から解放された揺動部材90は、スプリング85の弾性復元力によって上方に回動し、揺動部材90から垂下する可撓性線材4の鉛直部分を上方に引っ張るので、可撓性線材4の緩み又は弛みは解消する。揺動部材90が上方に回動して斜め上方に傾斜した状態が、図6に破線で示されている。
寝具昇降ユニット3は、このような掛け布団Hの昇降動作の最上昇位置及び最降下位置を規制する昇降制御手段として、上昇検知板50及びリミットスイッチ58を備えるとともに、降下検知ロッド60及びリミットスイッチ68を備える。リミットスイッチ58は後方の端枠31bの上面に取付けられ、リミットスイッチ68は、張力付与装置35の支持具81の側面に取付けられる。なお、本例においては、上昇検知板50及びリミットスイッチ58は、後側の端枠31bに配設されているが、前側の端枠31bに上昇検知板50及びリミットスイッチ58を配設しても良い。また、リミットスイッチ68は、左右両側の支持具81に配設されているが、片側の支持具81のみにリミットスイッチ68を配設しても良い。更に、リミットスイッチ68を前側の張力付与装置36の支持具81に配設することも可能である。
最上昇位置を検出するための上昇検知板50は、水平なヒンジ軸を有する開閉丁番(蝶番又はヒンジ)51によって端枠31bに取付けられた垂直板部分53と、垂直板部分53から後方に水平に延びる水平板部分54とを有する。水平板部分54には、可撓性線材4が貫通する前後方向のスロット(長孔)又はスリット55が形成される。垂直な舌状板56が、垂直板部分53から上方に突設される。垂直板部分53は、リミットスイッチ58の検知部59から間隔G1を隔てて対向する。水平板部分54に衝合可能な鞘管57が、図2及び図3に示す如く、可撓性線材4の最下部に巻装される。
図8(A)〜(D)は、上昇検知板50及びリミットスイッチ58の作動を示す断面図である。
舌状板56は、掛け布団Hが最降下位置に位置する状態(図8(A))において、リミットスイッチ58の検知部59から間隔G1を隔てて対向する。駆動装置32の作動により回転ドラム34が可撓性線材4を矢印α方向に巻き取ると(図8(B))、鞘管57が上昇して水平板部分54に衝合する(図8(C))。
回転ドラム34が可撓性線材4を更に巻き取ると、鞘管57は水平板部分54を上方に更に押圧する(図8(D))。この結果、上昇検知板50は、開閉丁番51の枢軸(ヒンジ軸)を中心に回動し、舌状板56を検知部59と接触せしめてリミットスイッチ58を作動させる。リミットスイッチ58は、制御ユニットU(図2)に接続されており、制御ユニットUは、リミットスイッチ58の作動を検出すると、掛け布団Hが最上限位置に達したと判定し、駆動装置32を停止する。
図9(A)及び(B)は、降下検知ロッド60及びリミットスイッチ68の作動を示す断面図である。
最降下位置を検出するための降下検知ロッド60は、張力付与装置35の揺動部材90に水平に突設される。 図9(A)に示すように、降下検知ロッド60は、掛け布団Hの降下時にリミットスイッチ68の検知部69から下方に間隔G2を隔てて配置される。
回転ドラム34が可撓性線材4を繰り出して掛け布団Hを降下させると、可撓性線材4は、矢印γで示すように下方に繰り出され、掛け布団HはベッドB上に降下する。可撓性線材4には、掛け布団Hの荷重が作用するので、張力付与装置35の揺動部材90は斜め下方に傾斜した状態であるが(図9(A))、掛け布団HがベッドB上まで降下すると、可撓性線材4に作用する掛け布団Hの荷重が急激に低減するので、揺動部材90は、スプリング85の弾性復元力により斜め上方に回動する(図9(B))。この結果、降下検知ロッド60は、リミットスイッチ68の検知部69に接触し、リミットスイッチ68を作動させる。
リミットスイッチ68は、制御ユニットU(図2)に接続されており、制御ユニットUは、リミットスイッチ68の作動を検出すると、掛け布団Hが最降下位置に達したと判定し、駆動装置32を停止し、この結果、揺動部材90は、図9(B)に示す水平の位置で静止する。掛け布団Hは、駆動装置32の停止後、ある程度まで自然に変形するので、可撓性線材4は、掛け布団Hの重量で下方に引っ張られることがあり、この場合、揺動部材90は、図9(A)に示すように下方に傾斜した状態に移行する。
次に、寝具昇降装置1の作動について説明する。
ベッドB上の人が、手元スイッチJを操作して駆動装置32を作動させると、駆動装置32は、変速装置33を介して回転ドラム34を回転させる。駆動装置32の回転方向(従って、回転ドラム34の回転方向)は、手元スイッチJによって任意に設定される。図2及び図3に実線で示す最降下位置の掛け布団Hを上昇させるために駆動装置32を作動させると、回転ドラム34は、図6に示す矢印R方向に回転し、前後左右の可撓性線材4は回転ドラム34に同時に等速で巻き取られ、かくして、掛け布団Hは上昇する。掛け布団Hが最上昇位置まで上昇すると、リミットスイッチ58が作動し、制御ユニットUは、駆動装置32を停止させる。他方、最上昇位置の掛け布団Hを降下させる方向に駆動装置32を作動させると、回転ドラム34は、図6に示す矢印R’方向に回転し、前後左右の可撓性線材4は回転ドラム34から繰り出され、かくして、掛け布団Hは降下する。掛け布団Hが最降下位置まで降下すると、リミットスイッチ68が作動し、制御ユニットUは、駆動装置32を停止させる。所望により、ベッドB上の人は、適当な手元スイッチJの操作により、最上昇位置と最降下位置の間の任意の位置で駆動装置32を停止し、掛け布団Hを任意の高さ位置に静止させることができる。
使用者(ベッドB上の人)は、使用中の掛け布団Hの位置を前後方向(ベッドBの長手方向)に修正し、或いは、掛け布団Hを移動させることを望むことがある。このような場合、使用者は、通常使用の掛け布団と同じく、掛け布団Hを前後方向に手で移動させれば良い。寝具昇降ユニット3は、遊動状態の走行輪38、39が走行レール17上を転動するので、掛け布団Hの移動に追随してベッドBの長手方向に容易に従動する。
また、使用者の寝返り等によって掛け布団Hが持ち上がった際、可撓性線材4の張力が低下し、可撓性線材4に緩み又は弛みが発生しようとする。しかしながら、可撓性線材4の張力が低減すると、張力付与装置35、36の揺動部材90がスプリング85の弾性復元力により上方に回動して可撓性線材4を上方に引っ張り、可撓性線材4の張力を維持するように働くので、可撓性線材4の緩み又は撓みは発生せず、或いは、可撓性線材4の緩み又は撓みが発生したとしても、直ちに解消する。
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施例では、支柱によって走行レールをベッドの上方域に配置しているが、走行レールを建物構造体等によって室の天井部分に固定しても良い。
また、上記実施例においては、可動基台をベッドの長手方向に移動可能に支持する構成を採用しているが、可動基台をベッドの幅方向に更に移動可能に支持し、或いは、任意の方向に移動可能に支持する構成を採用しても良い。
更には、可動基台を強制移動させる駆動装置を可動基台等に更に配設し、必要に応じて可動基台を能動的に移動するように構成しても良い。
また、上記実施例においては、位置検出手段としてリミットスイッチを採用しているが、非接触型位置検出器等を採用しても良く、また、手元スイッチとして無線リモコン式操作器等を採用しても良い。
本発明は、掛け布団、上掛け毛布等の上掛け寝具を昇降させる寝具昇降装置に適用される。本発明の寝具昇降装置によれば、ベッド上の身体に作用する上掛け寝具の荷重を軽減し又は解消するとともに、ベッド上のユーザや、医師、看護師等の姿勢、動作、移動又は行動範囲を制約せず又は妨げないような状態又は位置に上掛け寝具を上昇させることが可能となり、しかも、ベッド上の人の多様な姿勢、或いは、様々な人体の挙動に対して上掛け寝具を適応又は追随せしめることができるので、その実用的価値は顕著である。
1 寝具昇降装置
2 支持フレーム
3 寝具昇降ユニット
4 可撓性線材
5 寝具懸吊枠
31 可動基台
32 駆動装置
33 変速装置
34 回転ドラム
35、36 張力付与装置
B ベッド
H 掛け布団(上掛け寝具)

Claims (7)

  1. 掛け布団、上掛け毛布等の上掛け寝具を昇降させる寝具昇降装置において、
    前記上掛け寝具を懸吊するための寝具懸吊枠と、
    上掛け寝具の長手方向に移動可能に上掛け寝具の上方域に支持された可動基台と、
    該可動基台から垂下して前記寝具懸吊枠を懸吊する前後、左右又は前後左右の可撓性線材と、
    該可撓性線材を巻き上げ又は繰り出す昇降駆動装置と、
    上掛け寝具の荷重が作用する前記可撓性線材の鉛直部分を上方に引っ張って、前記可撓性線材の緩み又は弛みを防止する張力を該可撓性線材に付与する張力付与装置とを備え、
    前記昇降駆動装置及び前記張力付与装置は、前記可動基台に支持され、該可動基台とともに前記寝具懸吊枠に追随して受働的に移動することを特徴とする寝具昇降装置。
  2. 上掛け寝具の上方域に配設され且つ前記可動基台を水平移動可能に支持するガイド装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の寝具昇降装置。
  3. 前記張力付与装置は、前記可撓性線材を下方に転向する滑車と、該滑車を支持する揺動部材と、該揺動部材を上方に付勢し、前記可撓性線材の鉛直部分に作用する上掛け寝具の荷重の軽減時に揺動部材を上方に回動させる付勢手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の寝具昇降装置。
  4. 前後左右の可撓性線材に対応する前後左右の前記張力付与装置が前記可動基台に支持され、前記昇降駆動装置は、左右の可撓性線材に対応する左右一対の回転ドラムと、該回転ドラムを同期回転させるドラム駆動装置とを有し、前記上掛け寝具の右側領域に位置する前後の可撓性線材は、右側の回転ドラムに巻き掛けられ、前記上掛け寝具の左側領域に位置する前後の可撓性線材は、左側の回転ドラムに巻き掛けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の寝具昇降装置。
  5. 前記寝具懸吊枠によって押し上げられる上昇検知部材と、該上昇検知部材の上方変位によって前記上掛け寝具の最上昇位置を検出する最上昇位置検出手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の寝具昇降装置。
  6. 前記可撓性線材の張力低下を検出して前記上掛け寝具の最降下位置を検出する最降下位置検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の寝具昇降装置。
  7. 前記揺動部材の上方変位を検出して前記上掛け寝具の最降下位置を検出する最降下位置検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の寝具昇降装置。
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