JP2012234692A - 光学シート - Google Patents

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Abstract

【課題】背面に形成された印刷ドットを正面側から見えにくくすることが可能な光学シート、これを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供すること。
【解決手段】透光性樹脂から形成された光学シート30において、光源22からの光を入射する側面33と、当該側面と交差する方向に形成され、面状の光を出射する出射面と、出射面と対向する背面と、当該背面に印刷され、側面から入射した光を出射面側へ反射させる、インクジェット印刷によって印刷されたドットと、出射面に形成され、側面から入射した光を出射可能であり、かつ、一方向に延在しており一方向に直交する方向に並列配置された複数の凸状部と、を備え、凸状部は、式(1)を、満たす構成とする。H×T/P≧0.37…(1)。ただし、Pは、隣接する凸状部の間隔(μm)、Hは、凸状部の高さ(μm)、Tは、シート厚み(mm)である。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート側面から入射した光を、側面と交差する方向に形成された出射面から出射する光学シート、面光源装置及び透過型画像表示装置に関するものである。
液晶ディスプレイ(透過型画像表示装置)の面光源装置として用いられるバックライトには、冷陰極管やLED等の光源を光拡散板の背面側に並べて、光拡散板の背面から入射した光を正面側に出射する直下型と、冷陰極管やLED等の光源を透明な板である導光板の側面に並べて、導光板の側面から入射した光を正面側に出射するエッジライト型とがある。従来、バックライトとして、輝度を高くできるという観点から直下型が主流であったが、近年、薄くて高輝度なLED光源の使用が増加していることや、液晶ディスプレイの薄型化により、エッジライト型の使用割合が増加している。
エッジライト型では、導光板の背面にドット印刷を施すことで、導光板の側面から入射した光を背面で乱反射させて、正面から出射させている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平5−100118号公報 特開平5−313017号公報
近年、ディスプレイの薄型化が進んでいる。ディスプレイの薄型化が進むと、印刷ドットの欠陥が視認されやすくなる傾向も強くなる。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、背面に形成された印刷ドットの欠陥を正面側から見えにくくすることが可能な光学シート、これを備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供すること目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、光学シート(導光板)の正面側(パネル面側)に凹凸形状を付与して拡散表面とすることで、光学シートの背面に形成された印刷ドットの欠陥の視認性を低下させることが可能であることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明による光学シートは、シート状を成し、光を透過させる透光性樹脂から形成された光学シートであって、光源から出射された光を入射する側面と、当該側面と交差する方向に形成され、面状の光を出射する出射面と、側面と交差する方向に形成され、出射面と対向する背面と、当該背面に印刷され、側面から入射した光を出射面側へ反射させる印刷ドットと、出射面に形成され、側面から入射した光を出射可能であり、かつ、一方向に延在しており一方向に直交する方向に並列配置された複数の凸状部と、を備え、印刷ドットの外径は200μm以下であることを特徴としている。
このような光学シートによれば、複数の凸状部が出射面に形成されているため、凸状部を有する凹凸形状によって光が拡散され、背面に形成された印刷ドットの欠陥が分割されて小さく見えるようになる。これにより、出光面側から印刷ドットの欠陥を視認しにくくすることができる。その結果、背面に形成された印刷ドットの欠陥を見えにくくするとともに、光学シートの薄肉化を図ることができる。なお、ここでいう“シート状”とは、板状、フィルム状のものを含んでいる。また、“一方向に直交する方向”とは、一方向に略直交する方向を含んでいる。
また、印刷ドットがインクジェット印刷により形成されていることが好ましい。このように印刷ドットがインクジェット印刷による形成されていると微細な印刷ドットを形成することができる。インクジェット印刷による微細なドットを使用すると、印刷ドットが見えにくくなる。
また、凸状部は、下記式(1)を、満たしていることが好適である。
Figure 2012234692

ただし、Pは、隣接する凸状部の間隔(μm)、Hは、凸状部の高さ(μm)、Tは、シート厚み(mm)である。
また、出射面は、直交する2辺の長さ(L1×L2)が、800mm×500mm以上の大型サイズであることが好ましい。出射面の大型化に伴い光源の出力を増大する必要があるため、500mm×800mm以上の大型サイズの場合、本発明は特に有効である。
また、シート厚み(T)が1.0mm以上4.5mm以下であることが好適である。このように厚みが1.0mm〜4.5mmの光学シートに、上記の凸状部が形成されていると、背面に形成された印刷ドットの欠陥が好適に分割されて小さくなるため、印刷ドットがパネル面から一層見えにくくなる。
また、本発明の面光源装置は、上記の光学シートと、光学シートの側面と対向し、側面の長手方向に沿って離散的に配置された光源とを備えることを特徴としている。
このような面光源装置によれば、上記式(1)を満足する複数の凸状部が光学シートの出射面に形成されているため、光学シートの背面に形成された印刷ドットの欠陥が分割されて小さく見えるようになり、出光面側から印刷ドットの欠陥を視認しにくくすることができる。
また、本発明の透過型画像表示装置は、上記の光学シートと、光学シートの側面と対向し、側面の長手方向に沿って離散的に配置された光源と、面光源装置の出射面と対向して配置され、面光源装置から出射された光に照射されて画像を表示する透過型画像表示部とを備えることを特徴としている。
このような透過型画像表示装置によれば、上記式(1)を満足する複数の凸状部が光学シートの出射面に形成されているため、光学シートの背面に形成された印刷ドットの欠陥が分割されて小さく見えるようになり、出光面側から印刷ドットの欠陥を視認しにくくすることができる。
本発明によれば、出射面に凸状部を有する凹凸形状が形成されているため、凹凸形状によって光を拡散させることができ、背面の印刷ドットの欠陥を分割して小さく見えるようにすることで、見え難いものとすることができる。
本発明に係る透過型画像表示装置の一実施形態の構成を模式的に示す断面図である。 本発明に係る面光源装置の一実施形態の構成を模式的に示す背面図である。 本発明に係る面光源装置の他の実施形態の構成を模式的に示す背面図である。 本発明に係る面光源装置の一実施形態の構成を模式的に示す正面図である。 本発明に係る導光板の一実施形態の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る導光板の他の実施形態の構成を模式的に示す斜視図である。 図5中の凸状部をX軸方向から示す拡大図である。 本発明の実施形態に係る樹脂シート製造装置を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る樹脂シート製造装置を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る樹脂シート製造装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、同一または相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、本発明に係る透過型画像表示装置の一実施形態の構成を模式的に示す断面図である。図1は、透過型画像表示装置1を分解して示している。
(透過型画像表示装置)
透過型画像表示装置1は、透過型画像表示部10と、図1において透過型画像表示部10の背面側に配置された面光源装置20とを備えている。以下の説明では、図1に示すように、面光源装置20と透過型画像表示部10の配列方向をZ方向(板厚方向)と称し、Z方向に直交する2方向であって互いに直交する2方向をX方向及びY方向と称す。
透過型画像表示部10としては、例えば液晶セル11の両面に直線偏光板12,12が配置された液晶表示パネルが挙げられる。この場合、透過型画像表示装置1は液晶表示装置(又は液晶テレビ)である。液晶セル11,偏光板12,12は、従来の液晶表示装置等の透過型画像表示装置1で用いられているものを用いることができる。液晶セル11としてはTFT型、STN型等の公知の液晶セルが例示される。
(面光源装置)
図2は、本発明に係る面光源装置の一実施形態の構成を模式的に示す背面図、図3は、本発明に係る面光源装置の他の実施形態の構成を模式的に示す背面図、図4は、本発明に係る面光源装置の一実施形態の構成を模式的に示す正面図である。面光源装置20は、図1〜図4に示すように、導光板(光学シート)30と、導光板30の側面33と対向して配置されたLED光源(点状光源)22とを備えている。なお、導光板30の正面側において、導光板30と透過型画像表示部10との間に、各種フィルム41が配置されている構成でもよい。各種フィルム41としては、拡散フィルム、プリズムフィルム、輝度向上フィルムなどが挙げられる。
(光源)
LED光源22は、面光源装置20の点状光源として機能するものであり、図2に示すように、導光板30のY軸方向に延在する側面33,33と対向して配置されている。複数のLED光源22は、側面33の長手方向(Y軸方向)に沿って、離散的に配置されている。LED光源22の配置間隔は、通常5mm〜20mmである。点状光源は、導光板30の4辺と対向するように配置されていてもよく、X軸方向に対向する2辺(図2参照)、Y軸方向に対向する2辺に配置されていてもよく、1辺のみに配置(図3及び図4参照)されている構成でもよい。また、点状光源は、LED光源に限らずその他の点状光源でもよい。さらに、光源は、点状光源に限定されず、線状光源(冷陰極管)が配置されている構成でもよい。
LED光源22は、白色LEDでもよく、一つの箇所に複数のLEDを配置して一つの光源単位を構成してもよい。例えば、一つの光源単位として、赤色、緑色、青色の異なる三色のLEDが、近接され並べられて配置されていてもよい。そして、複数のLEDを有する光源単位が、上述した配置方向に従い離散的に配置される。このような場合には、異なるLED同士は可能な限り近づけられて配置されていることが好ましい。
LED光源としては、様々な出光分布を有するものが使用可能であるが、LED光源の法線方向(Z軸方向)の光度が最大であり、光度分布の半値幅が40度以上80以下である出光分布を有するものが、好適である。また、LED光源のタイプとしては、具体的に、ランバーシアン型、砲弾型、サイドエミッション型などが挙げられる。
(導光板)
導光板30は、図2〜図4に示すように、長方形を成し、平面視形状のサイズは目的とする透過型画像表示装置10の画面サイズに適合するように選択されるが、直交する2辺の長さ(L1×L2)は、通常250mm×440mm以上、好ましくは500mm×800mm以上の大型サイズであることが好ましい。導光板30の平面視形状は、長方形に限らず、正方形としてもよいが、以下では、特に断らない限り、長方形として説明する。
導光板30は、光を透過させる透光性樹脂から形成され板状を成している。なお、導光板30は、シート状でもよく、フィルム状でもよい。導光板30の厚みTは、1.0mm以上4.5mm以下であることが好ましい。
導光板30は、Z軸方向(厚み方向)に対向する一対の主面(31,32)、X軸方向に対向する一対の側面33,33、及びY軸方向に対向する一対の側面34,34を備えている。主面(31,32)は、側面(33,34)と交差する方向に形成されている。
Z軸方向に対向する一対の主面のうち一方の主面(31)は、面状の光を出射可能な出射面31として機能する。出射面31は、透過型画像表示部10側に配置され、他方の主面(背面32)は、透過型画像表示部10とは反対側に配置される。また、背面32と対面する位置には、導光板30内の光を出射面31側へ反射させる反射シート42が施工されている。
(反射加工)
また、図2及び図3に示すように、導光板30の背面32には、光を乱反射させる反射加工(例えばシルク印刷)が施されている。反射加工として行う印刷の方法としては、シルク印刷のほかに、インクジェット印刷を行っても良い。あるいは、反射加工の方法としては、印刷ではなく、レーザー照射によりドット形状の凹凸を付与してもよい。
ドット径が小さい程、出光面側から印刷ドットを視認しにくいため、インクジェット印刷が好ましい。インクジェット印刷のドット径は、通常200μm以下であり、好ましくは150μm以下であり、特に好ましくは100μm以下である。
(凹凸形状)
図5は、本発明に係る導光板の一実施形態の構成を模式的に示す斜視図、図6は、本発明に係る導光板の他の実施形態の構成を模式的に示す斜視図である。出射面31には、Z軸方向の外側へ凸である複数の凸状部35が形成されている。凸状部35は、X軸方向(一方向)に延在し、Y軸方向に複数並列配置されている。
また、凸状部35の形状としては、プリズム形状、半円形状、半楕円形状などが挙げられ、1つの凸状部35(形状単位)の中で連続的に変化する形状が好ましく、例えば、プリズム形状よりも半円形状または半楕円形状が好ましい。なお、凸状部35の延在する方向は、光源からの光の出射方向と平行であることが好ましい。また、凸状部35が隣接する方向(Y軸方向)において、隣接する凸状部35,35間に平面部が形成されていてもよい。
図7は、図5中の凸状部をX軸方向から示す拡大図である。ここで、凸状部35は、下記式(1)を満たしている。
Figure 2012234692

ただし、Pは、隣接する凸状部35,35の間隔(μm)、Hは、凸状部35の高さ(μm)、Tは、シート厚み(mm)である。図7に示すように、間隔Pは、隣接する凸状部35の頂点35a,35a間の距離である。凸状部35の高さHは、凸状部35の下端35bと頂点35aとの距離である。シート厚みTは、凸状部35の頂点35aと背面32との距離である。
(導光板の構成材料)
導光板30は、透光性樹脂から形成されている。透光性樹脂の屈折率は通常、1.49〜1.59である。導光板30に使用される透光性樹脂としては、メタクリル樹脂が主として用いられる。導光板30に使用される透光性樹脂として、その他の樹脂を用いてもよく、スチレン系の樹脂を用いても良い。透光性樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン樹脂、カーボネート樹脂、環状オレフィン樹脂、MS樹脂(アクリルとスチレンの共重合体)などが使用可能である。
導光板を液晶表示装置(透過型画像表示装置1)に適用するにあたり、導光板30には、光拡散剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、光重合安定剤などの添加剤が添加されていてもよい。
(導光板の成形方法)
導光板の成形方法としては、押出成形を適用することができる。図8は、本発明の実施形態に係る樹脂シート製造装置を示す概略構成図である。図8に示す樹脂シート製造装置50は、本発明の実施形態に係る導光板30を製造可能な装置である。樹脂シート製造装置50は、加熱溶融状態の樹脂を連続的に押し出して連続樹脂シート60を得るダイ51と、ダイ51から押し出された連続樹脂シート60を厚み方向の両側から押圧する第1押圧ロール52A及び第2押圧ロール52Bと、を備えている。
導光板30を製造する場合には、原料となる樹脂を樹脂投入口50から投入する。投入された樹脂は、押出機58内で加熱され、溶融された状態でダイ51に送られ、押し出される。ダイ51から押し出された樹脂は、連続的にシート状となる。これにより、連続樹脂シート60を得ることができる。
ダイ51から押し出された連続樹脂シート60は、第1押圧ロール52A及び第2押圧ロール52Bによって、シートの厚み方向の両側から押圧され、第2押圧ロール52B(形状ロール)の周面に形成された転写型が、連続樹脂シート60の表面に転写される。表面に形状が施された樹脂シート60を所定の大きさに合わせてカットし、導光板30を得ることができる。
また、導光板を製造する装置として、図9及び図10に示す樹脂シート製造装置50B,50Cを用いて、導光板30の成形を行ってもよい。
図9に示す樹脂シート製造装置50Bは、第2押圧ロール52Bの後段に、第3押圧ロール52Cを備えている。第1押圧ロール52Aと第2押圧ロール52Bとによって、押圧された連続樹脂シート60は、第2押圧ロール52Bの周面に密着したまま搬送される。搬送された連続樹脂シート60は、第2押圧ロール52Bと第3押圧ロール52Cとに挟み込まれて、再び押圧される。このように、押圧ロールによる押圧を複数回実行してもよい。
図10に示す樹脂シート製造装置50Cは、第1押圧ロール52Dの前段に、予圧ロール52Dを備えている。ダイ51から押し出された樹脂は、予圧ロール52Dと第1押圧ロール52Aとの間に挟み込まれ押圧される。このように、第1及び第2押圧ロール52A,52Bによる押圧(転写)の前に、予め押圧を実行してもよい。
(作用)
このような本実施形態の導光板30、これを備えた面光源装置20及び透過型画像表示装置1によれば、導光板30の側面33に対向して配置された光源22からの光を側面33から入射し、この側面33と直交する出射面31から面状の光を出射することができる。このとき、導光板30の側面33から導光板30内に入射した光の一部は、図1に示すように、背面32の印刷ドット38によって乱反射し、出射面側へ反射する。
本実施形態の導光板30では、印刷ドット38として、インクジェット印刷によって印刷されたドットが形成されている。このような印刷ドット38が形成された導光板30によれば、インクジェット印刷による微細な印刷ドットが形成されているため、正面視において印刷ドットが見えにくくなる。その結果、背面32に形成された印刷ドット38を見えにくいものとし、導光板30の大型化、薄肉化を図ることができる。
本実施形態の導光板30では、出射面31に複数の凸状部35が形成され、この凸状部35が下記式(1)を満たしている。
Figure 2012234692

ただし、Pは、隣接する凸状部の間隔(μm)、Hは、凸状部の高さ(μm)、Tは、シート厚み(mm)である。
このような凸状部35が形成された導光板30によれば、凸状部35を有する凹凸形状によって光が拡散されるため、正面視において、導光板30の背面32の印刷ドット38が細かく分割されたように見える。すなわち、印刷ドット38を見えにくくすることができる。その結果、背面32に形成された印刷ドット38を見えにくいものとし、導光板30の大型化、薄肉化を図ることができる。また、印刷ドット38に欠陥があった場合でも、欠陥が細かく分割されたように見えるため、正面視において欠陥を見えにくくすることができる。印刷ドット38の欠陥が見えにくいために、印刷導光板の歩留を向上することができる。
本発明の導光板30、面光源装置20及び透過型画像表示装置1では、印刷ドット38を見えにくいものとし、光源の出力を増大させることができる。また、本発明の導光板30、面光源装置20及び透過型画像表示装置1では、ディスプレイの大型化に対応するように、ドット径の諧調変化を大きくつけることができる。また、本発明の導光板30、面光源装置20及び透過型画像表示装置1では、印刷ドット38を見えにくいものとし、薄型化を図ることができる。
なお、印刷ドットの欠陥としては、印刷ドットの配置の疎密によって生じる濃淡現象(モヤムラ)、印刷ドットが直線状に密に存在する現象(スジムラ)などがある。本実施形態の導光板30では、導光板表面に所定の形状(凸状部)が付与されているため、印刷ドットの欠陥を実質的に見えにくくすることができる。
(実施例)
以下、本発明の光学シートの一実施例について説明する。
本発明の実施例に係る光学シート、比較例に係る光学シートを作成し、これらについて評価試験を実施した。比較例1では、アクリル樹脂(住友化学社製スミペックスEXN)を用いて光学シートを作成した。比較例1に係る光学シートは、出射面に凸状部が形成されていない平板状のものである。
実施例1−2では、透光性樹脂としてスチレン樹脂(東洋スチレン社製トーヨースチロールHRM40)を用いて光学シートを作成した。実施例1−2に係る光学シートは、出射面に複数の凸状部が形成されている形状板である。
実施例3−9では、透光性樹脂としてアクリル樹脂(住友化学社製スミペックスEXN)を用いて光学シートを作成した。実施例3−9に係る光学シートは、出射面に複数の凸状部が形成されている形状板である。
実施例10−15では、透光性樹脂としてカーボネート樹脂(住友ダウ社製カリバー200−30)を用いて光学シートを作成した。実施例10−15に係る光学シートは、出射面に複数の凸状部が形成されている形状板である。
下記の表1に比較例1及び実施例1−15の光学シートの仕様を示している。
Figure 2012234692
(評価試験)
インクジェット印刷による印刷ドットの視認性に関する評価試験を実施した。評価方法について説明する。インクジェット印刷により直径80μmの半透明ドットが印刷されたPMMA板を、印刷面が光学シートの背面と対面するように配置した。実施例1−13、及び比較例1に係る光学シートを、出射面(形状面)が上方を向くように配置した。形状面上方から、印刷ドットおよび印刷欠陥がどのように見えるかを確認した。印刷欠陥としては、モヤ状に見える軽微なムラと、ノズル詰まりによる強いスジ状のムラの2種類について評価を実施した。印刷ドットは、実施例1−13及び比較例1の何れでも視認されなかった。
下記の表2に印刷ドットの欠陥の視認性に関する評価結果を示している。表中、「○」は、印刷ドットの欠陥が視認されなかったことを示し、「×」は印刷ドットの欠陥が視認可能であったことを示す。
Figure 2012234692

なお、スジムラの評価結果は、スジの方向と、凸状部35の延在方向とが平行になるように、配置されている場合である。凸状部35の延在する方向とスジの方向が同一方向である場合には、スジムラが見えなくなった。
1…透過型画像表示装置、10…透過型画像表示部、11…液晶セル、12…偏光板、20…面光源装置、22…LED光源(点状光源)、30…導光板(光学シート)、31…出射面、32…背面、33…側面、34…側面、35…凸状部、38…ドット。

Claims (7)

  1. シート状を成し、光を透過させる透光性樹脂から形成された光学シートであって、
    光源から出射された光を入射する側面と、
    前記側面と交差する方向に形成され、面状の光を出射する出射面と、
    前記側面と交差する方向に形成され、前記出射面と対向する背面と、
    前記背面に印刷され、前記側面から入射した光を前記出射面側へ反射させる印刷ドットと、
    前記出射面に形成され、前記側面から入射した光を出射可能であり、かつ、一方向に延在しており前記一方向に直交する方向に並列配置された複数の凸状部と、を備え、
    前記印刷ドットの外径は200μm以下であることを特徴とする光学シート。
  2. 前記印刷ドットがインクジェット印刷により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記凸状部は、下記式(1)を、満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学シート。
    Figure 2012234692

    ただし、Pは、隣接する凸状部の間隔(μm)、Hは、凸状部の高さ(μm)、Tは、シート厚み(mm)である。
  4. 前記出射面は、直交する2辺の長さ(L1×L2)が、500mm×800mm以上の大型サイズであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の光学シート。
  5. 前記シート厚み(T)が1.0mm以上4.5mm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の光学シート。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の光学シートと、
    前記光学シートの側面と対向し、前記側面の長手方向に沿って離散的に配置された光源とを備えることを特徴とする面光源装置。
  7. 請求項1〜5の何れか一項に記載の光学シートと、
    前記光学シートの側面と対向し、前記側面の長手方向に沿って離散的に配置された光源と、
    前記光学シートの出射面と対向して配置され、前記光学シートから出射された光に照射されて画像を表示する透過型画像表示部とを備えることを特徴とする透過型画像表示装置。
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