JP2012234455A - ポイント交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイントユーザ、ポイント付与会社及び商品等提供者のそれぞれの動機を考慮し、ポイント付与会社のポイントを削減する。
【解決手段】本発明のポイント交換装置は、ポイントの使用額に対する第1の事業体が負担する額の比率である第1の比率と、第1の事業体が負担する額又はポイントの使用額に対する第2の事業体が負担する額の比率である第2の比率が記憶される記憶部と、ポイント交換サービスの利用を希望する購入者の個人情報とポイントの使用額を、購入者が操作する端末装置からの入力情報に基づいてネットワーク経由で取得する等により、ポイントの使用額、第1の比率及び第2の比率に基づいて、第2の事業体がポイントの使用額と引き換えに購入者に対して交付するクーポンの金額を算出し、ポイントの使用額及び第1の比率に基づいて、第2の事業者が第1の事業体に対して支払うべき金額を決定する制御部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント交換装置に関する。
カード会社及び航空会社等のポイントを付与する企業(以降「ポイント付与会社」と言う)が、カード利用やサービス等の使用促進を目的として、ポイントユーザやポイント会員に対して、カードを使用して商品又はサービス(以降「商品等」と言う)等を購入した金額に応じて「ポイント」を付与することが多く行われている。そして、「ポイント」は、ポイント付与会社が提供する商品等と交換可能であることが一般的である。つまり、ポイント付与会社は、会員に対し「ポイント」を付与すると同時に、将来的には何らかの商品等を無償で提供しなければならないという債務を負うことになる。
近時の会計基準の見直しに伴い、このような債務は「引当金」の対象となることになった。ポイント付与会社によっては、引当金をできるだけ削減したいとの必要が生じている。
なお、ここで言うポイント付与会社とは、商品等を購入した顧客に対して「ポイント」を付与する事業主体を意味し、例えば、家電量販店、飲食店をも含む広い概念である。
特許文献1は、ポイント付与会社が付与したポイントを、コンビニエンスストアの商品に交換する技術を公開している。
特開2009−282793号公報(請求項1)
しかしながら、このような企業間のポイント交換の仕組みは、ポイントの等価交換を原則としており、ポイント付与会社の債務、ひいては引当金の削減に資するものではない。
また、特許文献1に記載の技術においては、ポイント付与会社から付与された「ポイント」をポイント付与会社以外の企業が発行するよりお得な金銭的価値に交換しようとする動機、すなわち、ポイントユーザの購入を促進するお得感(少しでも利益を享受したい)的な金銭的動機が考慮されていない。さらに、ポイント付与会社の「ポイント」を自社商品に交換することを可能にしようとする企業(商品等提供者)の動機(例えば、新規顧客を獲得したい)も考慮されていない。
そこで、本発明は、ポイントユーザ、ポイント付与会社及び商品等提供者のそれぞれの動機を考慮し、ポイント付与会社のポイントを削減する仕組みを提供することを目的とする。
本発明のポイント交換装置は、商品又はサービスの購入者に対してポイントを付与する第1の事業体が運営する第1のサーバと、ポイントをクーポンに交換する第2の事業体が運営する第2のサーバと、に通信可能に接続されるポイント交換装置である。このポイント交換装置は、ポイントの使用額に対する第1の事業体が負担する額の比率である第1の比率と、第1の事業体が負担する額又はポイントの使用額に対する第2の事業体が負担する額の比率である第2の比率、若しくは、第2の事業体が負担する額と、の少なくとも1つである負担情報が記憶される記憶部と、
ポイント交換サービスの利用を希望する購入者の個人情報、及び、ポイントの使用額を、購入者が操作する端末装置からの入力情報に基づいてネットワーク経由で取得し、又は、購入者を特定し、かつ、購入者が決定したポイントの使用額を特定するシリアルコード情報を、ネットワーク経由で取得した後、購入者の個人情報を端末装置からの入力情報に基づいてネットワーク経由で取得し、ポイントの使用額及び前記負担情報に基づいて、第2の事業体がポイントの使用額と引き換えに購入者に対して交付するクーポンの金額を算出し、ポイントの使用額及び第1の比率に基づいて、第2の事業者が第1の事業体に対して支払うべき金額を決定する制御部を有すること、を特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態において詳述する。
本発明によれば、ポイントユーザ、ポイント付与会社及び商品等提供者のそれぞれの動機を考慮し、ポイント付与会社のポイントを削減する仕組みを提供することが可能になる。
本実施形態に係るポイント使用額等の数量的関係を説明する図である。 本実施形態に係るポイント交換システムの構成図である。 (a)は、本実施形態に係るポイント残高情報の一例を示す図である。(b)は、本実施形態に係るポイント使用情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る負担率・増額率情報の一例を示す図である。 (a)は、本実施形態に係る顧客情報の一例を示す図である。(b)は、本実施形態に係る決済情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る負担率等登録処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るポイント交換処理手順のフローチャート(その1)である。 本実施形態に係るポイント交換処理手順のフローチャート(その2)である。 本実施形態に係るポイント交換処理手順のフローチャート(その3)である。 本実施形態に係るポイント使用画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る通販会社選択画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るポイント使用額等の数量的関係を説明する他の図である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。
(用語等)
本実施形態における経済主体は、ポイント付与会社、ポイントユーザ及び通信販売会社(「通販会社」と略す)の3つである。
「ポイント付与会社」とは、ポイントユーザに対して、カードを発行しポイントを付与する主体であり、例えば、カード会社、航空会社、家電量販店、量販店及び飲食店等である。そして、ポイント付与会社は、付与したポイントを金銭的価値に換算し、その一部又は全額について引当金を計上する義務を負う。
「ポイントユーザ」とは、カードを使用して加盟店において商品等を購入する主体である。
「通販会社」とは、ポイントユーザに対してポイント付与会社が付与したポイントを、自社の商品等を購入可能な金銭的価値(クーポン)に交換する主体である。通販会社は、ポイント付与会社の顧客情報を入手することによって、自社の商品等の販売を促進しようとする動機を有している。以降、「通販会社」には同様の機能と動機を有する飲食店も含む。
「ポイント」とは、ポイント付与会社がポイントユーザに電子的に付与し取引される経済価値を意味する。例えば、ポイント付与会社であるカード会社は、カードを使用してポイントユーザが加盟店において商品等を購入した金額に応じて、ポイントユーザに対して「ポイント」を付与する。
大まかに言えば、本実施形態のポイント交換装置は、ポイントユーザに対しては、ポイントユーザに付与されたポイントの通常の金銭的価値以上の金銭的価値を与える。そして、通販会社に対しては、ポイントユーザが自らの意思で個人情報を通販会社に提供する(例えば、新たに会員登録を行う)動機付けが得られるような、ポイント付与会社との連携の機会を与える。さらに、ポイント付与会社に対しては、債務としてのポイントを削減するメリットを与える。
以降、具体的な実施形態の例においては、ポイント付与会社は「カード会社」であり、ポイントユーザは、カード会社が発行するカードを使用する「カードユーザ」である。
(実施形態1)
図1に沿って、ポイント残高、ポイント使用額等の数量的関係を説明する。
あるカードユーザが、加盟店でカードを使用して商品等を購入する。
カード会社は、カードユーザに対して、ポイント残高「2500」を付与する。
カードユーザは、ポイント残高「2500」の一部である「1000」を「ポイント使用額」として使用することを決定する。
ポイントを「使用する」とは、例えば、商品券、図書券のような金券類、又は商品等に、ポイントを交換することである。ポイントと商品等の金額との交換比率は、カード会社が任意に設定する。以下の説明では、説明の単純化のために、「1」ポイントは「1」円に相当するものとする。つまり、1ポイントが1円の商品等の金額に交換できるものとする。したがって、ポイント使用額「1000」と言う場合、ポイントとしては「1000」を表し、金額としては「1000」円を表すものとする。
ポイント交換装置は、「ポイント使用額」、「カード会社負担率」及び「通販会社負担率」に基づいて、「クーポン金額」を算出する。
カード会社負担率は、通常は、カード会社によって決定される値であり、その意味するところは、(式1)の通りである。
カード会社負担率(%)=カード会社負担額/ポイント使用額×100 (式1)
通販会社負担率は、通常は、通販会社によって決定される値であり、その意味するとことは、(式2)の通りである。「通販会社負担率」は、他の式によって定義されてもかまわない(詳細後記)。
通販会社負担率(%)=通販会社負担額/カード会社負担額×100 (式2)
クーポン金額は、(式3)によって定義される値である。
クーポン金額=カード会社負担額+通販会社負担額 (式3)
今、ポイント使用額が「1000」であり、カード会社負担率が「50%」であり、通販会社負担率が「200%」であるとする。このとき、カード会社負担額は、「500」(1000×50%)となり、通販会社負担額は、「1000」(500×200%)となり、クーポン金額は、「1500」(500+1000)となる。つまり、カードユーザは、「1000」のポイントを、「1500」のポイントとして使用できる。
「カード会社向け支払額」は、(式4)によって定義される値であり、通販会社からカード会社に対して支払うべき金額を意味する。
カード会社向け支払額=ポイント使用額−カード会社負担額 (式4)
カードユーザは、クーポン金額(1500円)が印字されている(又はバーコード等により埋め込まれている)クーポンを、通販会社から受け取ることになる。カードユーザから見れば、クーポン金額「1500」とポイント使用額「1000」との差額である「500」が、ポイント交換装置を使用しない場合との比較におけるメリットとなる。当該メリットを比率で表現したものが、「クーポン増額率」であり、クーポン増額率は、(式5)によって定義される。
クーポン増額率(%)=クーポン金額/ポイント使用額×100 (式5)
カード会社は、通販会社から、「カード会社向け支払額」を受領することによって、ポイント残高を、カード会社向け支払額の分だけ削減することができる。具体的には、カード会社は、「ポイント残高−カード会社向け支払額」についてのみ、引当てを行う。又は、既にカード会社向け支払額を控除する前のポイント残高全額について引当てが完了している場合は、「カード会社向け支払額」について「益金処理」を行い、一旦確定した損金を相殺する。
(ポイント交換システム)
図2に沿って、ポイント交換システムの構成を説明する。
ポイント交換システムは、ポイント交換装置1、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3を有する。ポイント交換装置1、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3は、ネットワーク4を介して相互に接続されている。
図2においては、ポイント交換装置1、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3が、それぞれ1台ずつ記載されている。しかしながら、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3は、それぞれ、複数存在していてもかまわない。さらに、ポイント交換装置1、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3の対応関係は、N(≧2):1:M(≧2)であってもよいし、1:1:M(≧2)であってもよい。
(ポイント交換装置)
ポイント交換装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入力装置14、出力装置15及び通信インタフェース16を有する。これらはバスによって相互に接続されている。補助記憶装置13は、負担率・増額率情報18を格納している(詳細後記)。ポイント交換部17はプログラムである。以降、「ポイント交換部は」と主体を記した場合は、中央制御装置11が、補助記憶装置13からポイント交換部17を読み出し、主記憶装置12にロードしたうえで、当該プログラムの機能(詳細後記)を実現するものとする(後記する、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3についても同様である)。
(カード会社サーバ)
カード会社サーバ2は、カード会社が運営する一般的なコンピュータであり、中央制御装置21、主記憶装置22、補助記憶装置23、入力装置24、出力装置25及び通信インタフェース26を有する。これらはバスによって相互に接続されている。補助記憶装置23は、ポイント残高情報28及びポイント使用情報29を格納している(詳細後記)。ポイント管理部27はプログラムである。
(通販会社サーバ)
通販会社サーバ3は、通販会社が運営する一般的なコンピュータであり、中央制御装置31、主記憶装置32、補助記憶装置33、入力装置34、出力装置35及び通信インタフェース36を有する。これらはバスによって相互に接続されている。補助記憶装置33は、顧客情報38及び決済情報39を格納している(詳細後記)。決済管理部37はプログラムである。
ポイント交換装置1は、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3との間に存在し、いわば両者の「仲介」を行う(詳細後記)。ポイント交換装置1を運営する主体については特に制限はない。しかしながら、カード会社及び通販会社との信頼関係を有する、中立的な企業(例えば、広告代理店やコンピュータシステム会社)等が相応しいと思われる。
なお、「第1の事業体」、「第1のサーバ」、「第1の比率」、「第2の事業体」、「第2のサーバ」、「第2の比率」及び「ポイントの使用額」には、それぞれ、カード会社、カード会社サーバ2、カード会社負担率、通販会社、通販会社サーバ3、通販会社負担率及びポイント使用額が相当する。
図3(a)に沿って、ポイント残高情報28を説明する。
ポイント残高情報28においては、カード会社顧客ID欄101に記憶されたカード会社顧客IDに関連付けて、氏名欄102には氏名が、住所欄103には住所が、メールアドレス欄104にはメールアドレスが、ポイント残高欄105にはポイント残高が記憶されている。
カード会社顧客ID欄101のカード会社顧客IDは、カードユーザを一意に特定する識別子である。
氏名欄102の氏名は、カードユーザの氏名である。
住所欄103の住所は、カードユーザの住所である。
メールアドレス欄104のメールアドレスは、カードユーザのメールアドレスである。
ポイント残高欄105のポイント残高は、前記したポイント残高である。
ポイント残高情報28のレコードは、カード会社顧客IDの数だけ存在する。
図3(b)に沿って、ポイント使用情報29を説明する。
ポイント使用情報29においては、カード会社顧客ID欄111に記憶されたカード会社顧客IDに関連付けて、ポイント使用額欄112にはポイント使用額が、ポイント使用日欄113にはポイント使用日が、ポイント使用ID欄114にはポイント使用IDが記憶されている。
カード会社顧客ID欄111のカード会社顧客IDは、図3(a)のカード会社顧客IDと同じである。
ポイント使用額欄112のポイント使用額は、前記の通り、カードユーザが使用する(商品等に交換しようとする)ポイントの数量である。
ポイント使用日欄113のポイント使用日は、カードユーザがポイントを使用する時点の年月日である。
ポイント使用ID欄114のポイント使用IDは、ポイントを使用する機会を一意に特定する識別子である。
ポイント使用情報29のレコードは、カード会社顧客ID、ポイント使用額及びポイント使用日の組合せの数だけ存在し、当該数は、ポイント使用IDの数に等しい。
ちなみに、図3(a)の1行目及び図3(b)の1〜3行目を参照すると以下のことがらが分かる。
・カード会社顧客IDが「A0001」であるカードユーザは「佐藤和子」である。
・「佐藤和子」は、「20110105」においてポイント「1000」を使用し、「20110210」においてポイント「2000」を使用し、「20110315」においてポイント「1000」を使用した。
・これらの結果、現時点における「佐藤和子」のポイント残高は「5000」である。
カード会社サーバ2のポイント管理部27は、カードユーザがカードを使用して商品等を購入する都度、又は、例えば1月に1度というように周期的に、カードによる売上を管理するカード会社又は他社のシステム(図示せず)からデータを受け付ける。当該データは、カード会社顧客ID及びカード使用金額(カードユーザが商品等を購入した金額)を含んでいる。カード会社サーバ2は、当該カード使用金額を所定のルールにしたがってポイントに換算する。
カード会社サーバ2は、ポイント残高情報28のレコードのうち当該カード会社顧客IDを有するレコードのポイント残高に、換算したポイントを加算する。
図4に沿って、負担率・増額率情報18を説明する。
負担率・増額率情報18においては、カード会社欄121に記憶されたカード会社に関連付けて、通販会社欄122には通販会社が、カード会社負担率欄123にはカード会社負担率が、通販会社負担率欄124には通販会社負担率が、クーポン増額率欄125には、クーポン増額率が記憶されている。
カード会社欄121のカード会社は、カード会社の名称である。
通販会社欄122の通販会社は、通販会社の名称である。
カード会社負担率欄123のカード会社負担率は、前記したカード会社負担率である。カード会社負担率は、「100%」より小さい値であるものとする。
通販会社負担率欄124の通販会社負担率は、前記した通販会社負担率である。
クーポン増額率欄125のクーポン増額率は、前記したクーポン増額率である。
負担率・増額率情報18のレコードは、カード会社と通販会社との組合せの数だけ存在する。そして、ある1つのレコードに注目すると、クーポン増額率=カード会社負担率×(100%+通販会社負担率)の関係が成立している。
図5(a)に沿って、顧客情報38を説明する。
顧客情報38においては、通販会社顧客ID欄131に記憶された通販会社顧客IDに関連付けて、氏名欄132には氏名が、住所欄133には住所が、メールアドレス欄134にはメールアドレスが記憶されている。
通販会社顧客ID欄131の通販会社顧客IDは、通販会社の顧客を一意に特定する識別子である。当該欄に記憶される通販会社顧客IDが示す顧客と、図3(a)のカード会社顧客ID欄101に記憶されるカード会社顧客IDが示すカードユーザとは、全く別の概念であり、顧客IDの番号体系も異なる。
通販会社としては、顧客情報38には記憶されていない新規の顧客に関するデータを入手することが必要である。なお、偶然に同一の人物が、ポイント残高情報28(図3(a))及び顧客情報38(図5(b))に共通して記憶されていることもあり得る。例えば、図5(a)の1行目のレコードの「佐藤和子」は、図3(a)の1行目のレコードにも記憶されている。つまり、「佐藤和子」は、図3(a)のポイント残高情報28を記憶するカード会社サーバ2を運営するカード会社、及び、図5(a)の顧客情報38を記憶する通販会社サーバ3を運営する通販会社に共通の既往顧客である。
氏名欄132の氏名は、通販会社の顧客の氏名である。
住所欄133の住所は、通販会社の顧客の住所である。
メールアドレス欄134のメールアドレスは、通販会社の顧客のメールアドレスである。
顧客情報38のレコードは、通販会社顧客IDの数だけ存在する。
通販会社としては、現在顧客情報38には記憶されていない顧客(主に新規又は復活顧客)のデータを入手して、当該顧客に対して、クーポン等を送付したいところである。一般的に、顧客情報38の中には、「数年前に1度当該通販会社の商品を購入し、その後の取引がない」顧客、「カタログを送付しても郵便戻りになるだけである」顧客等が多く存在する。このようなとき、カード会社サーバ2から、又は、カードユーザから直接、カードユーザのデータを新たに入手することは、通販会社にとって二重の意味でメリットである。すなわち、今までに取引関係になかったカードユーザとの取引開始が見込め、かつ、当該カードユーザに関して入手できるデータが新しいということである。
当該メリットを得るために、通販会社は、例えば、カード会社の運営するインターネット上のサイトやカード会社からカードユーザへの郵便物に対して、ポイント増額の広告を掲載する。そして、当該広告に接したカードユーザが個人情報を通販会社に対して提供することを期待する。
なお、個人情報とは、カード会社顧客ID、通販会社顧客ID、氏名、住所及びメールアドレスを含む概念である。
図5(b)に沿って、決済情報39を説明する。
決済情報39においては、通販会社顧客ID欄141に記憶された通販会社顧客IDに関連付けて、クーポン金額欄142にはクーポン金額が、カード会社向け支払額欄143にはカード会社向け支払額が、カード会社欄144にはカード会社が、ポイント使用日欄145にはポイント使用日が、ポイント使用ID欄146にはポイント使用IDが記憶されている。
通販会社顧客ID欄141の通販会社顧客IDは、図5(a)の通販会社顧客IDと同じである。
クーポン金額欄142のクーポン金額は、前記したクーポン金額である。
カード会社向け支払額欄143のカード会社向け支払額は、前記したカード会社向け支払額である。
カード会社欄144のカード会社は、図4のカード会社と同じである。
ポイント使用日欄145のポイント使用日は、図3(b)のポイント使用日と同じである。
ポイント使用ID欄146のポイント使用IDは、図3(b)のポイント使用IDと同じである。なお、ポイント使用IDは、カード会社及び通販会社において共通のものが使用される。このことによって、カード会社顧客IDと通販会社顧客IDとを対応付けすることが可能になる。
ちなみに、図5(a)の1行目のレコード、図5(b)の1行目のレコード及び図3(b)の1行目のレコードを参照すると次のことがらが分かる。
・通販会社顧客IDが「P0001」である顧客は、「佐藤和子」である。
・「20110105」において、「佐藤和子」は、カード会社「A社」のカード会社サーバ2に対して、ポイントを使用する(クーポンに交換する)要求を行った。なお、この使用機会は「A00010001」として決済情報39に登録されている。「A00010001」は、ポイント使用情報29(図3(b))の1行目にも記憶されている。「佐藤和子」は、ポイント残高のうちポイント使用額「1000」を使用する意思があったことになる。ポイント使用IDにより、カード会社顧客IDと通販会社顧客IDとが対応付けられている。
・通販会社は、「佐藤和子」に対して「1500」円のクーポンを送付することとした。同じことであるが、「佐藤和子」は、ポイント使用額「1000」をクーポン金額「1500」円分のクーポンに交換することができた。
・通販会社は、「A社」に対してカード会社向け支払額「500」円を支払うことになった。
・カード会社「A社」は、引当てるべき債務の額を、ポイント使用額「1000」から、「500」(1000−500)に削減することができた。
なお、ここからは直接分からないが、通販会社は、自ら通販会社負担額(1000円×50%×200%=1000円である。)を負担している。
(処理手順)
以降、本実施形態の処理手順を説明する。処理手順には、「負担率等登録処理手順」及び「ポイント交換処理手順」の2つがある。「負担率等登録処理手順」が終了していることが、「ポイント交換処理手順」が開始する前提となっている。
(負担率等登録処理手順)
図6に沿って、負担率等登録処理手順を説明する。
ステップS101において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、カード会社負担率を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、カード会社サーバ2から、カード会社名(自社名)、通販会社名及びカード会社負担率の組合せを受け付け、補助記憶装置13に記憶する。例えば、カード会社「A社」が運営するカード会社サーバ2から、(カード会社名,通販会社名,カード会社負担率)=(A社,AA社,50%)及び(A社,BB社,50%)を受け付けたとする。当該カード会社負担率は、カード会社が決定するものであるが、通販会社との間で合意が取れているか否かは問われない。
ステップS102において、ポイント交換部17は、通販会社負担率を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、通販会社サーバ3から、カード会社名、通販会社名(自社名)及び通販会社負担率の組合せを受け付け、補助記憶装置13に記憶する。例えば、通販会社「AA社」が運営する通販会社サーバ3から、(カード会社名,通販会社名,通販会社負担率)=(A社,AA社,200%)及び(B社,AA社,200%)を受け付けたとする。当該通販会社負担率は、通販会社が決定するものであるが、カード会社との間で合意が取れているか否かは問われない。
ステップS101及びS102の処理は、随時実行される。
ステップS103において、ポイント交換部17は、クーポン増額率を計算する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、ステップS101において受け付けた組合せと、ステップS102において受け付けた組合せを参照し、同じカード会社及び同じ通信会社が含まれている組合せを取得する。この例では、(カード会社,通販会社,カード会社負担率)として(A社,AA社,50%)が所得され、(カード会社,通販会社,通販会社負担率)として(A社,AA社,200%)が取得される。
第2に、負担率・増額率情報18の新たなレコードを作成する。
第3に、新たに作成したレコードのカード会社欄121、通販会社欄122、カード会社負担率欄123及び通販会社負担率欄124に、それぞれ、「第1」において取得した組合せに含まれる、カード会社、通販会社、カード会社負担率及び通販会社負担率を記憶する。
第4に、「第1」において取得した組合せに含まれる、カード会社負担率及び通販会社負担率を、「クーポン増額率(%)=カード会社負担率×(100%+通販会社負担率)」の式にあてはめて、クーポン増額率を計算する。この例では、クーポン増額率は「150%」(50%×(100%+200%))となる。そして、新たに作成したレコードのクーポン増額率欄125に、計算したクーポン増額率を記憶する。なお、この段階では、新たに作成されたレコードは、一時記憶装置12に格納されているだけであり、負担率・増額率情報18のレコードとしては登録されていない。
ステップS104において、ポイント交換部17は、クーポン増額率が閾値より大きいか否かを判断する。
具体的には、ポイント交換部17は、ステップS103において記憶されたクーポン増額率が、所定の閾値より大きいか否かを判断し、所定の閾値より大きい場合(ステップS104“YES”)は、ステップS105に進み、それ以外の場合(ステップS104“NO”)は、ステップS103において一時的に記憶したレコードを削除して、ステップS101に戻る。
クーポン増額率の閾値は、例えば「150%」のように、「100%」より大きい値であることが望ましい。なぜならば、クーポン増額率が「100%」以下である場合、カードユーザがポイントを使用する(クーポンに交換する)動機が全く働かないからである。
ステップS105において、ポイント交換部17は、カード会社負担率、通販会社負担率及びクーポン増額率を、負担率・増額率情報18に登録する。
具体的には、ポイント交換部17は、ステップS103において一時的に格納されたレコードを、負担率・増額率情報18のレコードとして登録する。
その後、負担率等登録処理手順を終了する。
(ポイント交換処理手順)
図7〜図9に沿って、ポイント交換処理手順を説明する。
まず、当該処理手順を開始する前提として、現在カードユーザが、ユーザ端末装置(図示しないが、図2において、ネットワーク4に接続されているものとする)を介して、カード会社サーバ2にアクセスし、ポイント使用画面51(図10)を見ているものとする。ポイント使用画面51は、カード会社サーバ2のポイント管理部27が作成し、ユーザ端末装置の出力装置に表示したものである。
ステップS201において、カード会社サーバ2のポイント管理部27は、通販会社選択画面52(図11)の要求を送信する。
具体的には、ポイント管理部27は、第1に、カードユーザが、図10において「お客様ID」欄302にカード会社顧客IDを入力するのを受け付ける。
第2に、入力されたカード会社顧客IDを検索キーとして、ポイント残高情報28を検索し、該当したレコードの氏名及びポイント残高を取得し、お客様ご氏名欄301及びポイント残高欄303に、それぞれ取得した氏名及びポイント残高を表示する。
第3に、カードユーザがポイント使用額欄304に今回使用したい(通販会社のクーポンに変換したい)ポイント使用額を入力し、続いて、「増額して使用する」ボタン305を押下するのを受け付ける。なお、カードユーザは、ポイント使用額をカード会社が提供する商品等に交換したい場合は、「そのまま使用する」ボタン306を押下する。この場合、ポイント管理部27は、ポイント交換処理手順を終了する。
第4に、通販会社選択画面52(図11)の要求を、カード会社(自社名)及びポイント使用額とともに、ポイント交換装置2に送信する。
ステップS202において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、通販会社選択画面の要求を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、カード会社サーバ2から、通販会社選択画面52の要求、カード会社及びポイント使用額を受け付ける。ここでは、カード会社「A社」及びポイント使用額「1000」を受け付けたとする。
第2に、「第1」において受け付けたカード会社を検索キーとして、負担率・増額率情報18(図4)を検索して、該当するレコードの通販会社及びクーポン増額率を取得する。ここでは、図4の1行目及び2行目のレコードが取得されることになる。
ステップS203において、ポイント交換部17は、通販会社選択画面52(図11)を表示する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、通販会社選択画面52を、カード会社サーバ2を介して、又は直接、ユーザ端末装置の出力装置に表示する。この段階では、各欄は空欄である。
第2に、お客様ご氏名欄311及びポイント使用額欄312に、ポイント使用画面51から引き継いだ、氏名及びポイント使用額をそれぞれ表示する。
第3に、ステップS202の「第2」において取得したクーポン増額率をポイント使用額に乗じてクーポン金額を計算する。そして、対応する通販会社ごとに、計算したクーポン金額を、クーポン金額欄314、318、・・・に表示する。
すなわち、ポイント交換部17は、図4の1行目のレコードに対応して「AA社の1500ポイント分のお買い物券になります」欄313を表示する。欄314に表示されるクーポン金額「1500」は、ポイント使用額「1000」×クーポン増額率「150%」の計算結果である。
また、ポイント交換部17は、図4の2行目のレコードに対応して「BB社の2000ポイント分のお買い物券になります」欄317を表示する。欄318に表示されるクーポン金額「2000」は、ポイント使用額「1000」×クーポン増額率「200%」の計算結果である。
ステップS204において、ポイント交換部17は、通販会社の選択を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、カードユーザが、「お買い物券に交換する」ボタン316、320、・・・のうち、任意の一つを押下するのを受け付ける。カードユーザは、例えばポイント使用額「1000」を、「BB社」の「2000」ポイント分のクーポンに交換することを望む場合は、BB社の欄317にある「お買い物券に交換する」ボタン320を押下する。なお、ユーザがどの通販会社を選択するかは任意である。ポイント使用額「1000」に比して最も高額のクーポンを提供する通販会社を選択する必要はない。カードユーザは、例えば、「カタログを見る」ボタン315を押下することによって、リンク先であるAA社の商品カタログを見ることができる。同様に、「カタログを見る」ボタン319を押下することによって、リンク先であるBB社の商品カタログを見ることができる。このようにして、カードユーザは、自らの好みに適合する商品等を提供する通販会社を選択できる。
ステップS205において、ポイント交換部17は、通販会社顧客IDを取得済みであるか否かを判断する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、カード会社サーバ2を介して、又は直接、ユーザ端末装置に対して、「あなたが選択した通販会社における、あなたの顧客IDを入力して下さい」とのメッセージを送信する。カードユーザが、ユーザ端末装置の入力装置を介して入力する情報(メッセージに対する回答)は、「P0001」のような通販会社顧客IDであるか、「なし」であるかの何れかであるとする。
第2に、回答が「P0001」のような通販会社顧客IDである場合(ステップS205“YES”)は、ステップS210に進み、回答が「なし」である場合(ステップS205“NO”)は、ステップS206に進む。
ステップS206において、ポイント交換部17は、顧客情報を要求する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、カード会社サーバ2に対して、ポイント残高情報28のレコードのうち、通販会社選択画面52の「お客様ご氏名」欄311に表示されている氏名を有するレコードの、氏名、住所及びメールアドレスを、ポイント交換装置1に送信するように指示する。
当該処理は、カードユーザが顧客情報を入力する手間を省くためのものである。当然ながら、ポイント交換部17は、カードユーザが、自らの意思で、ポイント交換装置1に対して直接的に顧客情報(氏名、住所及びメールアドレス)を入力するのを受け付けてもよい。カードユーザの顧客情報を保護するために、ポイント交換部17は、「通販会社に対して、ユーザ会社に登録されたカードユーザの顧客情報が転送されます」のようなアナウンスを、ユーザ端末装置に表示してもよい。このように、カードユーザの入力を直接受けた場合は、ステップS207を省略する(図7のフローチャートには表現せず)。
ステップS207において、カード会社サーバ2のポイント管理部27は、顧客情報を送信する。
具体的には、ポイント管理部27は、ステップS206の指示を受けて、例えば、図3(a)の1行目のレコード(除くポイント残高)のデータを、ポイント交換装置1に送信する。ポイント管理部27は、これらのデータを暗号化した上で送信してもよい。
ステップS208において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、顧客情報を転送する。
具体的には、ポイント交換部17は、受信した(又はカードユーザから直接入力された)氏名、住所及びメールアドレスをそのまま通販会社サーバ3に転送する。転送先の通販会社サーバ3は、ステップS204において選択を受け付けた通販会社が運営する通販会社サーバ3である。
ステップS209において、通販会社サーバ3の決済管理部37は、顧客情報を登録する。
具体的には、決済管理部37は、ステップS208の転送を受けて、顧客情報38(図5(a))の新たなレコードを作成し、氏名欄132、住所欄133及びメールアドレス欄134に、それぞれ、転送された、氏名、住所及びメールアドレスを記憶し、通販会社顧客ID欄131に、通販会社顧客IDを新たに採番した上で記憶する。なお、決済管理部37は、ポイント管理部27が暗号化したデータを復号できるものとする。
ステップS210において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、ポイント残高情報28及びポイント使用情報29を更新する指示を送信する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、現在の年月日を取得し、ポイント使用IDを新たに採番する。
第2に、取得した年月日及びポイント使用IDを、カード会社サーバ2に送信する。
ステップS211において、カード会社サーバ2のポイント管理部27は、ポイント残高情報28及びポイント使用情報29を更新する。
具体的には、ポイント管理部27は、第1に、ステップS210の送信を受けて、ポイント残高情報28のレコードのうち、図10のポイント使用画面51の「お客様ID」欄302に表示されているカード会社顧客IDを有するレコードを取得する。
第2に、取得したレコードのポイント残高から、図10のポイント使用画面51のポイント使用額欄304に表示されている額を控除する。そして、控除後の額をポイント残高欄105に記憶する。
第3に、ポイント使用情報29の新たなレコードを作成する。そして、新たなレコードのカード会社顧客ID欄111及びポイント使用額欄112に、図10のポイント使用画面51の「お客様ID」欄302に表示されているカード会社顧客ID及びポイント使用額欄304に表示されているポイント使用額を、それぞれ記憶する。
第4に、新たなレコードのポイント使用日欄113及びポイント使用ID欄114に、受信した年月日及びポイント使用IDを、それぞれ記憶する。
ステップS212において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、決済情報を更新する指示を送信する。
具体的には、ポイント交換部17は、以下の情報を、通信会社サーバ3に送信する。
(1)ステップS202の「第1」において受け付けたカード会社及びポイント使用額。
(2)ステップS203の「第3」において通販会社選択画面52に表示したクーポン金額のうち、ステップS204において選択された通販会社に対応するクーポン金額。
(3)ステップS210の「第2」において取得した年月日及びポイント使用ID。
(4)ステップS202の「第1」において受け付けたポイント使用額に対して、「100%−カード会社負担率」を乗じて算出したカード会社向け支払額。なお、ポイント交換部17は、ステップS204において選択された通販会社、及び、ステップS202の「第1」において受け付けたカード会社を検索キーとして、負担率・増加率情報18を検索することにより、対応する「カード会社負担率」を特定できる。
(5)ステップS205において「回答」として入力された通販会社顧客ID、又は、ステップS209において新たに採番した通販会社顧客ID。
ステップS213において、通販会社サーバ3の決済管理部37は、決済情報39を更新する。
具体的には、決済管理部37は、第1に、決済情報39の新たなレコードを作成する。
第2に、新たなレコードの通販会社顧客ID欄141に、受信した上記(5)の通販会社顧客IDを記憶する。
第3に、新たなレコードのクーポン金額欄142に、受信した上記(2)のクーポン金額を記憶する。
第4に、新たなレコードのカード会社向け支払額欄143に、受信した上記(4)のカード会社向け支払額を記憶する。
第5に、新たなレコードのカード会社欄144に、受信した上記(1)のカード会社を記憶する。
第6に、新たなレコードのポイント使用日欄145及びポイント使用ID欄146に、受信した上記(3)の年月日及びポイント使用IDをそれぞれ記憶する。
ステップS214において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、クーポンを発送する指示を送信する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、ステップS213において通信会社サーバが作成したレコードに基づいてクーポンを発送する指示を通販会社サーバ3に対して送信する。
例えば、ステップS213において、通販会社サーバ3は、図5(b)の1行目のレコードを作成したとする。このとき、ポイント交換部17は、通販会社顧客IDが「P0001」である顧客に対してクーポン金額が「1500」であるクーポンを発送するように、通販会社サーバ3に指示する。
ステップS215において、通販会社サーバ3の決済管理部37は、クーポンを発送する。
具体的には、決済管理部37は、ステップS213において通信会社サーバ3が作成したレコードの通販会社顧客IDが示す顧客の住所に、当該レコードのクーポン金額が記されたクーポンを郵送する。又は、通販会社サーバ3は、ステップS213において通信会社サーバが作成したレコードの通販会社顧客IDが示す顧客のメールアドレスに、当該レコードのクーポン金額が記されたクーポンを電子データとして送信する。なお、決済管理部37は、通販会社サーバ3内に記憶されている、通販会社顧客IDごとの取引管理データ(図示せず)に、当該送信した電子データを記憶して、以後の当該顧客との取引に利用できるようにしてもよい。
ステップS216において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、カード会社への支払を行う指示を送信する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、ステップS213において通信会社サーバ3が作成したレコードに基づいて、カード会社に対してカード会社向け支払額を支払う指示を通販会社サーバ3に対して送信する。
ステップS217において、通販会社サーバ3の決済管理部37は、決済を行う。
具体的には、決済管理部37は、例えば、決済情報39(図5(b))の1行目のレコードのカード会社「A社」に対して、カード会社向け支払額「500」円を支払う。
実際には、通販会社サーバ3は、例えば、通販会社及びカード会社が共通に口座を有している金融機関に対して、通販会社の口座の残高から「500」円を減算し、カード会社の口座の残高に対して「500」円を加算することを依頼する。
(実施形態1の効果)
本実施形態のポイント交換装置1によれば、カード会社は、負債又は引当金を削減することが可能になり、カードユーザは、自らに付与されたポイントより大きなポイントに相当する商品等を購入することが可能になる。また、通販会社は、通常は新たな顧客及び新たな顧客になる可能性のある潜在顧客のデータを大きな広告費や労力を掛けて集めているが、このような手間をかけることなく、カード会社の顧客のなかから新たな顧客の情報を入手することが可能になる。
前記で説明したポイントは、直ちに商品等に交換することができるポイントである。しかしながら、例えば航空会社が付与するマイレージポイントのように、商品等に交換するための下限値が存在し、ポイントが下限値に達するまで簡単には商品等の購入(ポイントの積み増し)ができないものも存在する。このような場合であっても、本実施形態のポイント交換装置1を使用すれば、マイレージポイントを、通販会社が発行するクーポンに交換することが可能である。さらに、航空会社の債務(引当て)を削減することが可能である。
(実施形態1の変形例1)
図12に沿って、通販会社負担率の他の定義を説明する。
図12において、図1と異なる点は、通販会社負担率の定義である。図12においては、通販会社負担率は(式6)により定義される。
通販会社負担率(%)=通販会社負担額/ポイント使用額×100 (式6)
(式6)においては、前記の(式2)と異なり、通販会社負担率とカード会社負担額との間に直接の関係はない。よって、通販会社に対して、カード会社負担額(率)を開示できない場合等に、(式6)の定義は有効である。
なお、(変形例1)が採用される場合、ステップS103の「第4」において、ポイント交換部17があてはめる式は、「クーポン増額率(%)=カード会社負担率+通販会社負担率」となる。
(実施形態1の変形例2)
前記では、通販会社負担額が通販会社負担率に基づいて計算されることとした。しかしながら、カード会社ごと、かつ、通販会社ごと設定された固定額を通販会社負担額としてもよい。
なお、(変形例2)が採用される場合、図4の負担率・増額率情報18において、「通販会社負担率欄124」は、「通販会社負担額欄124」と読み替える。そして、当該欄には通販会社負担額が記憶されるものとする。また、「クーポン増額率欄125」は存在しない。
さらに、(変形例2)が採用される場合、負担率等登録処理手順(図6)のステップS102〜S105は、以下のステップS102〜104に変更される。変更後のフローチャート図は記載を省略する。
(変形例2における負担率等登録処理手順)
ステップS102において、ポイント交換部17は、通販会社負担額を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、通販会社サーバ3から、カード会社名、通販会社名(自社名)及び通販会社負担額の組合せを受け付け、補助記憶装置13に記憶する。例えば、通販会社「AA社」が運営する通販会社サーバ3から、(カード会社名,通販会社名,通販会社負担額)=(A社,AA社,1000円)及び(B社,AA社,1000円)を受け付けたとする。当該通販会社負担額は、通販会社が決定するものであるが、カード会社との間で合意が取れているか否かは問われない。
ステップS101及びS102の処理は、随時実行される。
ステップS103において、ポイント交換部17は、クーポン増額率を計算する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、ステップS101において受け付けた組合せと、ステップS102において受け付けた組合せを参照し、同じカード会社及び同じ通信会社が含まれている組合せを取得する。この例では、(カード会社,通販会社,カード会社負担率)として(A社,AA社,50%)が所得され、(カード会社,通販会社,通販会社負担額)として(A社,AA社,1000円)が取得される。
第2に、負担率・増額率情報18の新たなレコードを作成する。
第3に、新たに作成したレコードのカード会社欄121、通販会社欄122、カード会社負担率欄123及び通販会社負担額欄124に、それぞれ、「第1」において取得した組合せに含まれる、カード会社、通販会社、カード会社負担率及び通販会社負担額を記憶する。
ステップS104において、ポイント交換部17は、カード会社負担率及び通販会社負担額を、負担率・増額率情報18に登録する。
具体的には、ポイント交換部17は、ステップS103に作成されたレコードを、負担率・増額率情報18のレコードとして登録する。
その後、負担率等登録処理手順を終了する。
さらに、(変形例2)が採用される場合、ポイント交換処理手順(図7〜図10)のステップS202及びS203は、それぞれ、以下のステップS203及びS203に変更される。変更後のフローチャート図は記載を省略する。
(変形例2におけるポイント交換処理手順)
ステップS202において、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、通販会社選択画面の要求を受け付ける。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、カード会社サーバ2から、通販会社選択画面52の要求、カード会社及びポイント使用額を受け付ける。ここでは、カード会社「A社」及びポイント使用額「1000」を受け付けたとする。
第2に、「第1」において受け付けたカード会社を検索キーとして、負担率・増額率情報18(図4)を検索して、該当するレコードの通販会社、カード会社負担率及び通販会社負担額の組合せを取得する。ここでは、(通販会社,カード会社負担率,通販会社負担額)として(AA社,50%,1000円)及び(BB社,50%,1500円)という2つの組合せが取得されるとする。
ステップS203において、ポイント交換部17は、通販会社選択画面52(図11)を表示する。
具体的には、ポイント交換部17は、第1に、通販会社選択画面52を、カード会社サーバ2を介して、又は直接、ユーザ端末装置の出力装置に表示する。この段階では、各欄は空欄である。
第2に、お客様ご氏名欄311及びポイント使用額欄312に、ポイント使用画面51から引き継いだ、氏名及びポイント使用額をそれぞれ表示する。
第3に、ポイント使用額に対して、ステップS202の「第2」において取得したカード会社負担率を乗ずる。そして、乗じた後の値にステップS202の「第2」において取得した通販会社負担額を加算し、クーポン金額とする。
第4に、「クーポン金額/ポイント使用額×100」を計算することによって、クーポン増額率を取得する。そしてクーポン増額率が所定の閾値以下である場合は、計算したクーポン金額を消去する。
閾値は、例えば「150%」のように、「100%」より大きい値であることが望ましい。なぜならば、クーポン金額が「100%」以下である場合、カードユーザがポイントを使用する(クーポンに交換する)動機が全く働かないからである。そして、対応する通販会社ごとに、計算したクーポン金額のうち消去されずに残ったクーポン金額を、クーポン金額欄314、318、・・・に表示する。
すなわち、ポイント交換部17は、組合せ(AA社,50%,1000円)に対応して「AA社の1500ポイント分のお買い物券になります」欄313を表示する。欄314に表示されるクーポン金額「1500」は、ポイント使用額「1000」×カード会社負担率「50%」+通販会社負担額「1000」の計算結果である。
また、ポイント交換部17は、組合せ(BB社,50%,1500円)に対応して「BB社の2000ポイント分のお買い物券になります」欄317を表示する。欄318に表示されるクーポン金額「2000」は、ポイント使用額「1000」×カード会社負担率「50%」+通販会社負担額「1500」の計算結果である。
(実施形態2)
(実施形態1)に記載の(式2)の通販会社負担率又は変形例2の通販会社負担額は、通販会社の提供する商品等ごとに入力できるようにしてもよい。このようすると、例えば、1つの特定の商品等についての通販会社負担率又は通販会社負担額を大きくすることが可能となり、その特定の商品等についてのみカード会社のポイントに対して購入できる金額が大きくすることができて、結果、通販会社はその特定の商品等に限定した購買の促進を行うことができるようになる。
(実施形態3)
(実施形態1)の通販会社負担率又は通販会社負担額の入力後に、カードユーザ所有の特定ポイント数(例えば1000)で購入できる商品の金額についての通販会社ランキングの表示を行う。この場合、通販会社と特定ポイントで購入可能な金額を合わせて表示する。例えば、同じカード会社のカードユーザが、自身の所有のポイントで通販会社の商品のうちから買物のできる金額のランキングは、1位が「ア通販会社」で5000円分、2位「イ通販会社」で2500円分というように、である。
また、このランキング表示は、(実施形態2)で記載のように通販会社の提供する商品等ごとに通販会社負担率又は通販会社負担額が入力できる場合には、「全ての通販会社の提供する全ての商品等又は商品等の種類ごとのランキング、若しくは、個別の通販会社の商品等に関してのランキング」を表示してもよい。
また、通販会社の提供する商品等ごとの通販会社負担率又は通販会社負担額の入力は、その入力された通販会社負担率又は通販会社負担額の有効時間や有効期間を限定して入力ができるようにしてもよい、又は、有効時間や有効期間の指定のない入力形態と、有効時間や有効期間を限定した入力形態とを併用できるようにしてもよい。すると、全ての通販会社の商品等についてのカードユーザの所有ポイントで購入できる商品等の金額のランキングをリアルタイムで表示することが可能となる。
(実施形態4)
まず、ポイント交換装置1がカード会社サーバ2に、カードユーザ及びポイントの使用額の組合せを特定する、すなわち、カードユーザが行う個々のポイントとクーポンの交換取引を特定するために付与するシリアルコード情報を付与する。
具体的には、例えば、シリアルコード情報は数字や記号で表わせばよい。また、シリアルコード情報に有効期限を関連付けてもよい。その理由は、関連付けた有効期限までに使用しないと、ポイントが消滅してしまうということをカードユーザに伝えることで、カードユーザがポイントをクーポンに交換することを促進する効果を得るためである。又は、システム上で使う数字や記号の数を制限するためである。
以降、具体的にポイント交換装置1からカード会社サーバ2に付与されるシリアルコード情報を、1から100までの100個の数字とし、この数字1個に対しては1000ポイントのポイント交換取引のみを示す及び管理するものとした場合について説明する。
ポイント交換装置1から、1から100までの100個の数字のシリアルコード情報を受取ったカード会社サーバ2は、カードユーザAが自分の所有する1000ポイントを減算してポイント交換取引に使用するとした場合には、その受取ったシリアルコード情報のうちの1つ(例えば、「1」)を特定する。そして、当該「1」に対して、カードユーザA及びカードユーザAが使用した「1000ポイント」を関連付ける。当該関連付けに1度用いたシリアルコード情報は二度と使用しない。この場合は「1」は以後使用しない。
また、カードユーザAが3000ポイントを使用するとした場合には、カード会社サーバ2は、受取ったシリアルコード情報のうち、「1」、「2」及び「3」の3個のシリアルコード情報のそれぞれに対して、カードユーザA及びカードユーザAが使用した「1000ポイント」を付けて、3個(3口)の個々のポイントとクーポンの交換取引として示し管理するものとする。
そして、実施形態1に記載のポイント交換装置1がカード会社サーバ2に要求する顧客情報は、このようにポイント交換装置1からカード会社サーバ2に渡されてカード会社サーバ2で個々のポイントとクーポンの交換取引に関連付けられた、シリアルコード情報とする。このようにすれば、ポイント交換装置1には、カード会社サーバ2から顧客の個人情報が送られることはなくなる。
その後、ポイント交換装置1や通販会社サーバ3に進んだカードユーザは、この関連付けられたシリアルコード情報と共に、自ら自分の個人情報を入力する。これによって、ポイントを付与する第1の事業体であるカード会社は、顧客の個人情報を他社(ポイント交換装置1や通販会社サーバ3)に出さなくてもこの取引が完了することとなる。
なお、ポイント交換装置1にカードユーザ自らが入力する個人情報は、氏名ではなくメールアドレスや電話番号のみとしてもいい。この理由は、ポイント交換装置1が必要とする顧客の個人情報は、トラブル発生時などの緊急時の連絡のために必要な情報だけで十分であるからである。
通販会社サーバ3でカードユーザが、個別のシリアルコード情報に示されたポイントとクーポンの交換を使用した場合は、その個別のシリアルコード情報に関する使用情報を、通販会社サーバ3はポイント交換装置1に送信する。そして、ポイント交換装置1はカード会社サーバ2に送信する。これらの送信は、通販会社がカード会社の負担分をカード会社やポイント交換装置1に確認してもらう又は請求するためのものである。
ここで、送信される「使用情報」は、具体的には、シリアルコード情報(例えばした「1」)、カードユーザを特定する情報、カードユーザの個人情報(氏名等)、ポイントの使用額及びポイントを使用した日時等の組合せであってもよい。この場合、「使用情報」が、ポイント交換装置1、カード会社サーバ2及び通販会社サーバ3に共通して記憶されることとなる(図2には表示せず)。
したがって、これらの送信後は、通販会社でのカードユーザの使用(1000ポイント)の数のシリアルコード情報が、ポイント交換装置1とカード会社サーバ2と通販会社サーバ3において存在する又は存在確認ができることとなる。
そして、通販会社サーバ3がカード会社サーバ2に請求する「カード会社向け支払額」の総額は、この存在するシリアルコード情報の数に1個のシリアルコード情報に関するカード会社支払い分の金額を乗じて算出されることとなる。
また、ポイント交換装置1(又は運営会社)がカード会社又は通販会社に装置の使用料金(システムや作業代金を含む)を請求する場合には、この存在するシリアルコード情報の数に1回のシリアルコード情報又は1回の使用料について定めた使用料金を乗じて使用料金を請求するようにしてもよい。
なお、ポイント交換装置1のポイント交換部17は、ポイントをクーポンに交換する条件を確認する処理を実行してもよい。
例えば、ポイント交換装置1は、カード会社顧客ID、通販会社顧客ID又は氏名に関連付けて、当該カード会社顧客ID等が示すカードユーザ等はポイントの交換ができない旨の情報(以降「交換不可情報」という)を記憶したテーブル(図示せず)を、補助記憶装置13に格納しているものとする。そして、ポイント交換部17は、図8のステップS210の直前において、カード会社顧客ID、通販会社顧客ID又は氏名を検索キーとして、当該テーブルを検索し、該当したレコードに交換不可情報が記憶されている場合には、「クーポンへの交換はできません」等のメッセージを表示したうえで、ステップS203に戻り、それ以外の場合は、ステップS210に進むようにしてもよい(図7及び図8には表示せず)。
さらに、ポイント交換装置1は、図8のステップS210の直前において、シリアル情報に関連付けられている有効期限が現時点より前の時点であるか否かを判断し、有効期限が現時点より前の時点である場合は、「クーポンへの交換はできません」等のメッセージを表示したうえで、ステップS203に戻り、それ以外の場合は、ステップS210に進むようにしてもよい(図7及び図8には表示せず)。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。
1 ポイント交換装置
2 カード会社サーバ
3 通販会社サーバ
4 ネットワーク
11、21、31 中央制御装置(制御部)
12、22、32 主記憶装置(記憶部)
13、23、33 補助記憶装置(記憶部)
14、24,34 入力装置
15、25,35 出力装置
16、26、36 通信インタフェース
17 ポイント交換部
18 負担率・増額率情報
27 ポイント管理部
28 ポイント残高情報
29 ポイント使用情報
37 決済管理部
38 顧客情報
39 決済情報
51 ポイント使用画面
52 通販会社選択画面

Claims (2)

  1. 商品又はサービスの購入者に対してポイントを付与する第1の事業体が運営する第1のサーバと、
    前記ポイントをクーポンに交換する第2の事業体が運営する第2のサーバと、
    に通信可能に接続されるポイント交換装置であって、
    前記ポイント交換装置は、
    ポイントの使用額に対する前記第1の事業体が負担する額の比率である第1の比率と、
    前記第1の事業体が負担する額又は前記ポイントの使用額に対する前記第2の事業体が負担する額の比率である第2の比率、若しくは、前記第2の事業体が負担する額と、の少なくとも1つである負担情報が記憶される記憶部と、
    ポイント交換サービスの利用を希望する前記購入者の個人情報及び前記ポイントの使用額を、前記購入者が操作する端末装置からの入力情報に基づいてネットワーク経由で取得し、又は、
    前記購入者を特定し、かつ、前記購入者が決定した前記ポイントの使用額を特定するシリアルコード情報を、ネットワーク経由で取得した後、前記購入者の個人情報を前記端末装置からの入力情報に基づいてネットワーク経由で取得し、
    前記ポイントの使用額及び前記負担情報に基づいて、前記第2の事業体が前記ポイントの使用額と引き換えに前記購入者に対して交付する前記クーポンの金額を算出し、
    前記ポイントの使用額及び前記第1の比率に基づいて、前記第2の事業者が前記第1の事業体に対して支払うべき金額を決定する制御部を有すること、
    を特徴とするポイント交換装置。
  2. 前記第1の比率は、
    100%より小さく、
    前記算出したクーポンの金額は、
    前記ポイントの使用額より大きいこと、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント交換装置。
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