JP2012234243A - リーダライタ装置およびタグ応答検出方法 - Google Patents

リーダライタ装置およびタグ応答検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タグに送信したコマンドに対してタグから返信されたタグ応答を検出するタグ応答検出部を備えたリーダライタ装置において、タグ応答待ち時間の長いライト系コマンドの送信時にノイズをタグ応答として誤検出する可能性を低減する。
【解決手段】ライト系コマンドの送信時に、しきい値変更指示信号を受けて、選択部33は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32の出力を選択し、通常コマンド用しきい値記憶部31に記憶されたしきい値よりも高い値のしきい値を比較部34に設定する。これにより、タグ応答検出感度が低下し、長いタグ応答待ち時間の間にノイズによる誤検出の可能性が低下する。
【選択図】図2

Description

本発明はリーダライタ装置およびタグ応答検出方法に関し、特にRFID(Radio Frequency IDentification)タグとの間で通信を行うリーダライタ装置およびタグにデータを書き込むライト系コマンド送信に対するタグ応答の検出方法に関する。
リーダライタ装置は、タグと呼ばれる媒体に記憶された製品などの固有の識別データを無線通信によって読み書きを行うもので、通常は、タグに対してコマンドを送信し、そのコマンドの応答としてタグの返信を受信することで通信を行っている。
図13は一般的なリーダライタ装置の構成を示すブロック図である。
リーダライタ装置は、この装置全体の制御演算を司るMPU(Micro-Processing Unit)11と、DSP(Digital Signal Processor)12と、アナログ送信部13と、アナログ受信部14と、局部発振部15と、アンテナ16とを備えている。
MPU11は、このリーダライタ装置を制御する上位装置に接続されている。上位装置は、たとえばパーソナルコンピュータとすることができ、リーダライタ装置を介して、図示しないタグとの間でデータ通信を行う。
リーダライタ装置は、送信側でPIE(Pulse Interval Encoding)符号が使用され、受信側では、FM0(Frequency Modulation 0)符号が使用されている。そのため、DSP12は、送信側回路として、PIE符号化部17およびAM(Amplitude Modulation)変調部18を有している。また、DSP12の受信側回路は、AM復調部19、タグ応答検出部20およびFM0復号化部21を有している。
アナログ送信部13は、入力がAM変調部18の出力に接続されたフィルタ22、このフィルタ22の出力と局部発振部15の出力とを乗算するミキサ23およびこのミキサ23の出力を増幅するアンプ24を有している。アンプ24の出力は、アンテナ16に接続されている。
アナログ受信部14は、アンテナ16の出力を増幅するアンプ25、このアンプ25の出力と局部発振部15の出力とを乗算するミキサ26および入力がミキサ23の出力に接続されたフィルタ27を有している。フィルタ27の出力は、AM復調部19およびタグ応答検出部20に接続されている。
このリーダライタ装置は、上位装置から何らかのコマンドを受けると、MPU11がそのコマンドを解析し、DSP12にコマンド発行の指令を出す。そのコマンドは、PIE符号化部17にてPIE符号化され、さらにAM変調部18にてAM変調される。AM変調されたコマンドは、フィルタ22にて不要な帯域周波数がカットされ、ミキサ23にてRFIDタグの通信に割り当てられている周波数帯(たとえば、950MHz帯)に周波数変換され、アンプ24にて増幅され、アンテナ16より送信される。
アンテナ16より送信された電波がタグに到達すると、タグは、その電波のエネルギを電力にして起動し、受信したコマンドを解析処理し、そのコマンドに応じた応答を返信する。
アンテナ16がタグ返信を受けると、その受信信号は、アナログ受信部14に進み、アンプ25で増幅され、ミキサ26により周波数変換されてベースバンド信号の周波数帯に落とされ、フィルタ27によって不要な帯域周波数がカットされる。フィルタ27を出た信号は、DSP12のタグ応答検出部20に入力され、タグ応答検出部20にてタグ応答が受信されているかどうかが判断される。タグ応答が受信されている場合には、DSP12に入力された応答信号は、AM復調部19にてAM復調され、FM0復号化部21にてFM0復号化が行われ、MPU11に戻される。MPU11は、復号化された応答信号を解析し、上位装置に送る。
図14は通常コマンド送信時のタグ応答範囲を示す説明図、図15はライト系コマンド送信時のタグ応答範囲を示す説明図、図16はコマンド送信時の通信距離とタグ応答レベルとの関係を示す図である。
タグへのコマンドは、タグメモリにデータを書き込むライト系コマンドとタグメモリにデータを書き込まない通常コマンドとの2種類に分けられる。RFID通信プロトコルの規格によれば、図14に示したように、通常コマンドを送信したとき、リーダライタ装置のコマンド終了からタグ応答までの時間は、タグ応答速度が40kbpsの場合、250±12マイクロ秒(μs)であり、タグ応答範囲は、24μsと規定されている。
これに対し、タグメモリに対して書き込みを伴うライト系コマンドでは、時間のかかるタグメモリへの書き込み処理が必要であるため、タグ応答範囲は、図15に示したように、通常コマンドの場合よりも長く規定されている。すなわち、ライト系コマンド送信時のタグ応答範囲は、タグ応答速度が238μs〜20ミリ秒(ms)までの19.762msと規定されており、通常コマンドと比較して非常に広くなっている。
また、リーダライタ装置のタグ応答レベルは、タグとの通信距離に応じて変化する。図16に示したように、アンテナ16からタグまでの通信距離が短い場合、タグは、アンテナ16から十分な電力が得られ、リーダライタ装置も十分大きなタグ応答レベルで受信する。このように通信距離が正常応答範囲にあるときには、ライト系コマンドの送信に対し、タグは、メモリへの書き込み処理を何ら問題なく行い、正常なタグ応答を返信することができる。
通信距離が正常応答範囲を超えて離れてしまうと、タグは、アンテナ16からメモリへの書き込み処理に必要十分な電力が得られなくなり、タグ応答レベルも小さくなる。このようなとき、タグがライト系コマンドを受けた場合、タグはメモリへの書き込みを行うことなく、直ちに電力不足というエラーコードを返信することになっている。
タグがリーダライタ装置のエラー応答範囲よりもさらに遠方にある場合、タグ応答レベルが非常に小さくなる。この通信距離の場合、タグは、エラー応答さえも返信することができなくなり、無応答になる。
ここで、タグがリーダライタ装置のどの応答範囲にいるかは、一般にタグ応答レベルをしきい値と比較することで判断している(たとえば、特許文献1参照)。図13に示すリーダライタ装置では、タグ応答検出部20がそのしきい値を保持していて、アナログ受信部14のフィルタ27を通過した信号の振幅がそのしきい値を超えた場合にタグ応答を検出したとみなし、それ以降に受信した信号の復調処理を開始する。しきい値は、図16の通信距離に対するタグ応答レベルの図において、エラー応答範囲にあるタグを検出できるような値に設定される。もちろん、そのしきい値は、低く設定するほど、タグ応答の検出感度は高くなる。
ところで、リーダライタ装置のタグ応答レベルは、コマンド送信時のレベルと比較し、非常に微弱であり、通信距離に比例してタグ応答レベルも小さくなる。また、リーダライタ装置は、できるだけ遠距離のタグと通信できるよう受信感度を高くしたいという要望がある。そのためには、小さなタグ応答レベルの検出が必要であり、検出のしきい値も低く設定する必要がある。
特開2009−140254号公報
しかしながら、受信感度を高めるために検出のしきい値を低く設定した場合、特に、ライト系コマンドのようにタグ応答範囲が広くてタグ応答待ち時間が長いコマンドの場合、ノイズをタグ応答として誤検出する可能性が高くなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、受信感度を高めたとしても、ライト系コマンドに対するタグ応答検出において、ノイズをタグ応答として誤検出する可能性を低減したリーダライタ装置およびタグ応答検出方法を提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、タグに送信したコマンドに対して前記タグから返信されたタグ応答を検出するタグ応答検出部を備えたリーダライタ装置において、前記タグ応答検出部は、前記タグにデータの書き込みを伴わない通常コマンドの送信に対するタグ応答を検出するための第1のしきい値を格納する第1の記憶部と、前記第1のしきい値よりも大きな値を有していて前記タグにデータの書き込みを伴うライト系コマンドの送信に対するタグ応答を検出するための第2のしきい値を格納する第2の記憶部と、前記タグに送信したコマンドが前記通常コマンドであるか前記ライト系コマンドであるかに応じて前記第1の記憶部の前記第1のしきい値または前記第2の記憶部の前記第2のしきい値を選択する選択部と、前記選択部によって選択された前記第1のしきい値または前記第2のしきい値をしきい値として設定される比較部と、を備えていることを特徴とするリーダライタ装置が提供される。
また、本発明では、コマンドをタグへ送信完了してからタグ応答の受信を開始するまでに、送信した前記コマンドの種類を判断し、前記コマンドの種類がタグ応答待ち時間の長いライト系コマンドである場合に、前記タグ応答を検出するためのしきい値を高い値に変更する、ことを特徴とするタグ応答検出方法が提供される。
このようなリーダライタ装置およびタグ応答検出方法によれば、タグ応答待ち時間の長いライト系コマンドを送信したときに、そのタグ応答を検出するためのしきい値を高い値に変更している。これにより、ライト系コマンドに対するタグ応答の検出感度が相対的に低下し、広いタグ応答範囲内であってタグ応答が検出されるまでの長いタグ応答待ち時間の間に、ノイズをタグ応答として誤検出する可能性が低減する。
上記構成では、ライト系コマンド送信時にタグ応答検出のしきい値を高く変更したので、タグ応答待ち時間が長いライト系コマンド時に、ノイズをタグ応答と誤検出することが少なくなり、より正常にタグとの通信を行うことができるようになるという利点がある。また、誤検出が低減することで、リーダライタ装置の信頼性をさらに向上させることができるようになる。
本発明によるリーダライタ装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図である。 第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図である。 第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図である。 第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図である。 第4の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。 一般的なリーダライタ装置の構成を示すブロック図である。 通常コマンド送信時のタグ応答範囲を示す説明図である。 ライト系コマンド送信時のタグ応答範囲を示す説明図である。 コマンド送信時の通信距離とタグ応答レベルとの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明によるリーダライタ装置の構成を示すブロック図である。
本発明によるリーダライタ装置は、基本構成が図13に示したリーダライタ装置の構成と同じである。すなわち、リーダライタ装置は、MPU11と、DSP12と、アナログ送信部13と、アナログ受信部14と、局部発振部15と、アンテナ16とを備えている。DSP12は、PIE符号化部17、AM変調部18、AM復調部19、タグ応答検出部20およびFM0復号化部21を有している。アナログ送信部13は、フィルタ22、ミキサ23およびアンプ24を有している。アナログ受信部14は、アンプ25、ミキサ26およびフィルタ27を有している。このリーダライタ装置は、図13に示したリーダライタ装置と基本構成およびその基本動作が同じであるため、以下では、相違部分のみについて説明する。
このリーダライタ装置では、コマンドをタグへ送信完了してタグ応答の受信を開始するときに、コマンドの種類を判断し、コマンドの種類に応じて、MPU11がDSP12のタグ応答検出部20にしきい値変更指示信号を出力するよう構成されている。このため、タグ応答検出部20は、MPU11からしきい値変更指示信号を受けた場合に、しきい値を変更し、タグ応答の検出感度を変更する。
これにより、リーダライタ装置がタグ応答範囲の狭い(タグ応答待ち時間が短い)通常コマンドを送信するとき、タグ応答検出部20は、MPU11からのしきい値変更指示信号で、しきい値が低い値に設定され、タグ応答の検出感度を高くすることができる。
また、リーダライタ装置がタグ応答範囲の広い(タグ応答待ち時間が長い)ライト系コマンドを送信するとき、タグ応答検出部20は、MPU11からのしきい値変更指示信号で、しきい値が高い値に切り替えられ、タグ応答の検出感度を相対的に低くする。このため、長いタグ応答待ち時間の間にアンテナ16が受信した信号にノイズが混入したとしても、そのノイズの振幅がしきい値よりも小さければ、タグ応答として検出されることはない。すなわち、タグ応答検出部20は、ノイズをタグ応答として誤検出する可能性を低減している。
なお、このタグ応答検出部20におけるしきい値変更機能は、DSP12の構成を変更してハードウェアにより実現することができる。または、DSP12は、ファームウェアを格納する図示しないメモリを備えていて、そのファームウェアを変更することによってタグ応答検出部20のしきい値変更機能を実現することができる。
図2は第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図、図3は第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図、図4は第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部20は、図2に示したように、通常コマンド用しきい値記憶部31と、ライト系コマンド用しきい値記憶部32と、選択部33と、比較部34とを備えている。通常コマンド用しきい値記憶部31は、図3に示したように、値の低いしきい値th1が格納されており、値の高いしきい値th2は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32に格納されている。選択部33は、その3つの入力に、通常コマンド用しきい値記憶部31の出力、ライト系コマンド用しきい値記憶部32の出力およびMPU11からのしきい値変更指示信号を受け、しきい値変更指示信号に応じて選択されたしきい値を出力するよう構成されている。比較部34は、入力in1にアナログ受信部14のフィルタ27の出力である受信信号を入力し、入力in2に選択部33からのしきい値を入力し、これらの比較結果を出力outに出力するよう構成されている。
MPU11は、タグに送信したコマンドが通常コマンドの場合、しきい値th1を選択し、ライト系コマンドの場合、しきい値th2を選択するような信号をしきい値変更指示信号として選択部33に送る。本実施の形態では、しきい値変更指示信号は、ライト系コマンドの場合のみ、選択部33に送られるようにしている。
選択部33は、入力されたしきい値変更指示信号に応じて、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値th1またはライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値th2を選択し、選択されたしきい値を比較部34に送る機能を有している。
比較部34は、受信信号としきい値とを比較し、受信信号の絶対値がしきい値以下の場合、タグ応答が未検出であるとして、たとえば論理値が「0」の信号を出力する。受信信号の絶対値がしきい値より大きい場合、タグ応答が検出されたとして、比較部34は、論理値が「1」の信号を出力する。
AM復調部19は、比較部34から論理値が「0」の信号を受けると、復調機能を無効にし、論理値が「1」の信号を受けると、復調機能を有効にし、それ以降に受信した信号に対してAM復調を行う。
タグ応答検出部20が以上の構成を有するDSP12は、本実施の形態では、図示しないメモリに記憶されたファームウェアに従ってタグ応答検出動作を行う。すなわち、図4に示したように、DSP12は、MPU11からしきい値変更指示があったかどうかを判断し(ステップS1)、しきい値変更指示がない場合、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値th1を選択して比較部34に設定する(ステップS2)。しきい値変更指示がある場合、DSP12は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値th2を選択して比較部34に設定する(ステップS3)。次に、DSP12は、コマンド送信処理(PIE符号化およびAM変調)を行う(ステップS4)。
次に、DSP12は、受信信号の絶対値がしきい値より大きいかどうかを判断する(ステップS5)。受信信号の絶対値がしきい値より大きくない場合、DSP12は、受信信号の絶対値がしきい値より大きくなるまで待つ。受信信号の絶対値がしきい値より大きくなると、DSP12は、タグ応答が検出されたとして、コマンド受信処理(AM復調およびFM0復号)を行う(ステップS6)。
なお、本実施の形態では、タグ応答検出部20のしきい値を設定後に、コマンド送信処理をしているが、コマンド送信処理の後にタグ応答検出部20のしきい値を設定するようにしてもよい。
図5は第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図、図6は第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図、図7は第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。なお、この図5において、図2に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部20は、図5に示したように、複数のライト系コマンド用しきい値記憶部32a〜32nを備えている。これらのライト系コマンド用しきい値記憶部32a〜32nは、図6に示したように、それぞれ異なった値で順次大きな値になるしきい値tha,thb,・・・,thnを格納している。なお、本実施の形態では、ライト系コマンド用しきい値記憶部32aのしきい値thaは、通常コマンド用しきい値th1とほぼ同じ値にしてある。
タグ応答検出部20が以上の構成を有するDSP12は、本実施の形態では、図示しないメモリに記憶されたファームウェアに従ってタグ応答検出動作を行う。すなわち、図7に示したように、DSP12は、MPU11からしきい値変更指示があったかどうかを判断する(ステップS11)。しきい値変更指示がない場合、DSP12は、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値th1を選択して比較部34に設定する(ステップS12)。しきい値変更指示がある場合、DSP12は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32aのしきい値thaを選択して比較部34に設定する(ステップS13)。次に、DSP12は、コマンド送信処理(PIE符号化およびAM変調)を行う(ステップS14)。
次に、DSP12は、受信信号の絶対値がしきい値より大きいかどうかを判断する(ステップS15)。受信信号の絶対値がしきい値より大きい場合、DSP12は、タグ応答が検出されたとして、コマンド受信処理(AM復調およびFM0復号)を開始する(ステップS16)。受信信号の絶対値がしきい値より大きくない場合、DSP12は、しきい値変更指示があったかどうかを判断し(ステップS17)、しきい値変更指示がないと判断された場合は、ステップS15に戻ってタグ応答検出に備える。ステップS17にて、しきい値変更指示があったと判断された場合、DSP12は、しきい値設定またはしきい値切り替えから単位時間経過したかどうかが判断され(ステップS18)、単位時間が経過していない場合は、ステップS15に戻る。単位時間が経過した場合、DSP12は、次に大きなしきい値への切り替えを行い(ステップS19)、ステップS15に戻る。
本実施の形態では、リーダライタ装置から送信するコマンドがタグメモリへのデータ書き込みを伴うコマンドの場合に、タグ応答検出部20のタグ応答検出しきい値を通常コマンドより段階的に高い値に設定するよう制御している。
リーダライタ受信処理では、そのタグ応答検出しきい値を超えた信号を検出した場合にタグ応答開始とみなすため、タグ応答検出開始直後は通常コマンドのときとしきい値はほぼ変わらないため、エラーコード応答の場合でもタグ応答検出が可能になる。また、しきい値を通常コマンド用しきい値より高い値に設定できるため、タグ応答範囲が広い(タグ応答待ち時間が長い)ライト系コマンドの場合でもノイズをタグ応答と誤検出する可能性の低減につながる。
図8は第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部の構成を示すブロック図、図9は第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図、図10は第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。なお、この図8において、図2に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部20は、図8に示したように、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値th2を変更するしきい値変更部35を備えている。このしきい値変更部35は、加算器36,37と遅延タップ38とを有している。加算器36は、その第1加算入力にライト系コマンド用しきい値記憶部32の出力が接続され、第2加算入力に遅延タップ38の出力および加算器37の第1加算入力が接続され、出力には、選択部33のライト系コマンド用しきい値入力が接続されている。加算器37および遅延タップ38はループ状に接続され、加算器37の第2加算入力には、増分値αが入力されている。遅延タップ38は、単位時間毎に出力値Mを入力値によって更新するもので、その初期値は、0に設定されている。
しきい値変更部35は、加算器36によってライト系コマンド用しきい値に単位時間毎に遅延タップ38の出力値Mが加算されていき、その出力値Mは、単位時間毎に増分値αだけインクリメントしていく構成を有していることになる。これにより、選択部33によって選択されるライト系コマンド用しきい値は、図9に示したように、第2の実施の形態でのタグ応答検出部20が行っている段階的増加を無段階増加に近い特性になっている。この特性は、遅延タップ38の更新周期および増分値αの値によって、自由に変更することができる。
タグ応答検出部20が以上の構成を有するDSP12は、本実施の形態では、図示しないメモリに記憶されたファームウェアに従ってタグ応答検出動作を行う。すなわち、図10に示したように、DSP12は、MPU11からしきい値変更指示があったかどうかを判断する(ステップS21)。しきい値変更指示がない場合、DSP12は、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値th1を選択して比較部34に設定する(ステップS22)。しきい値変更指示がある場合、DSP12は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値を選択して比較部34に設定する(ステップS23)。このとき、遅延タップ38の出力値Mは、その初期値の0になっているので、比較部34には、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値に等しいしきい値が入力されることになる。次に、DSP12は、コマンド送信処理(PIE符号化およびAM変調)を行う(ステップS24)。
次に、DSP12は、受信信号の絶対値がしきい値より大きいかどうかを判断する(ステップS25)。受信信号の絶対値がしきい値より大きい場合、DSP12は、タグ応答が検出されたとして、コマンド受信処理(AM復調およびFM0復号)を開始する(ステップS26)。受信信号の絶対値がしきい値より大きくない場合、DSP12は、しきい値変更指示があったかどうかを判断し(ステップS27)、しきい値変更指示がないと判断された場合は、ステップS25に戻ってタグ応答検出に備える。ステップS27にて、しきい値変更指示があったと判断された場合、DSP12は、しきい値を変更する(ステップS28)。すなわち、タグ応答検出部20のしきい値変更部35は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値に遅延タップ38の出力値Mを加算した値を新しいしきい値として出力し、ステップS25に戻る。このようにして、ライト系コマンドが送信されてからタグ応答が検出されまでの間、比較部34に入力されるしきい値は、徐々に高い値に変更されていく。
本実施の形態では、ライト系コマンド用しきい値は、1つのライト系コマンド用しきい値記憶部32に記憶されているので、第2の実施の形態の場合に比較して記憶部の容量が少なくて済む。また、本実施の形態では、ライト系コマンド用しきい値記憶部32を備えているが、しきい値変更開始時点のしきい値が通常コマンド時のしきい値と同じでよい場合は、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値を利用することができる。
また、本実施の形態では、しきい値変更開始直後からしきい値を徐々に高くするようにしているが、所定時間経過後に開始してもよい。すなわち、しきい値変更開始時点からたとえば通常コマンドのタグ応答待ち時間程度の時間を経過した後にしきい値増加処理を開始してもよい。これは、その所定時間を経過するまでの間、しきい値変更部35の増分値αの値を0に設定しておくことによって実現することができる。これにより、しきい値変更開始から所定時間経過するまでの間、タグ応答検出部20のタグ応答感度を高く維持することができ、エラーコード応答のタグ応答検出が通常コマンド時と同じ感度で可能になる。
さらに、本実施の形態では、しきい値を生成するための増分値αは、タグ応答検出部20が有しているように説明したが、必ずしもそうである必要はなく、たとえば上位装置から与えられるようにしてもよい。これにより、しきい値は、種々のタグ応答特性を有するタグに応じて設定されることが可能になる。
図11は第4の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部のしきい値を示す図、図12は第4の実施の形態に係るリーダライタ装置のDSPのタグ応答検出処理を示すフローチャートである。なお、この第4の実施の形態に係るリーダライタ装置のタグ応答検出部は、図8に示したタグ応答検出部と同じとすることができる。ただ、遅延タップ38は、単位時間毎に出力値Mを入力値によって更新するのではなく、MPU11からしきい値変更指示がある毎に更新することになる。
この第4の実施の形態に係るリーダライタ装置は、タグ応答検出部20がタグ応答を検出してコマンド受信処理をしたが、その受信がたとえばノイズのような正常受信でなかったときに、ライト系コマンド用しきい値を図11に示したように変更するものである。
すなわち、図12に示したように、DSP12は、MPU11からしきい値変更指示があったかどうかを判断する(ステップS31)。しきい値変更指示がない場合、DSP12は、通常コマンド用しきい値記憶部31のしきい値th1を選択して比較部34に設定する(ステップS32)。しきい値変更指示がある場合、DSP12は、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値を選択して比較部34に設定する(ステップS33)。このとき、遅延タップ38の出力値Mは、その初期値の0になっているので、比較部34には、ライト系コマンド用しきい値記憶部32のしきい値に等しいしきい値が入力されることになる。次に、DSP12は、コマンド送信処理(PIE符号化およびAM変調)を行う(ステップS34)。
次に、DSP12は、受信信号の絶対値がしきい値より大きいかどうかを判断し(ステップS35)、受信信号の絶対値がしきい値より大きくない場合、受信信号の絶対値がしきい値より大きくなるまで待つ。受信信号の絶対値がしきい値より大きい場合、DSP12は、タグ応答が検出されたとして、コマンド受信処理(AM復調およびFM0復号)を開始する(ステップS36)。次に、DSP12は、そのコマンド受信処理の結果、正常なタグ応答の受信であったかどうかが判断され(ステップS37)、正常なものであれば、この処理は、そのまま終了する。
コマンド受信処理が正常でなかった場合、DSP12は、先に送信したコマンドがライト系コマンドかどうかが判断され(ステップS38)、通常コマンドであったなら、コマンドリトライ(再送信指示)を出し(ステップS39)、ステップS34に戻る。
先に送信したコマンドがライト系コマンドである場合、DSP12は、ステップS37にて正常受信でなかった原因が応答誤検出かどうかが判断され(ステップS40)、応答誤検出でない場合には、コマンドリトライを出し、コマンド送信からやり直す。ステップS37にて正常受信でなかった原因が応答誤検出によるものである場合、DSP12は、しきい値を変更し(ステップS41)、コマンドリトライを出す。ここで、しきい値の変更は、しきい値変更部35では、現在のしきい値に増分値αを加算した値が新しいしきい値として比較部34に設定される。
以上の処理により、ノイズの多い環境でタグメモリに書き込みを行う場合、正常受信ができなかったときに、しきい値を徐々に上げてからコマンド送信のリトライを繰り返すことにより、ノイズによる誤検出を低減することができる。
11 MPU
12 DSP
13 アナログ送信部
14 アナログ受信部
15 局部発振部
16 アンテナ
17 PIE符号化部
18 AM変調部
19 AM復調部
20 タグ応答検出部
21 FM0復号化部
22 フィルタ
23 ミキサ
24,25 アンプ
26 ミキサ
27 フィルタ
31 通常コマンド用しきい値記憶部
32,32a〜32n ライト系コマンド用しきい値記憶部
33 選択部
34 比較部
35 しきい値変更部
36,37 加算器
38 遅延タップ

Claims (8)

  1. タグに送信したコマンドに対して前記タグから返信されたタグ応答を検出するタグ応答検出部を備えたリーダライタ装置において、
    前記タグ応答検出部は、
    前記タグにデータの書き込みを伴わない通常コマンドの送信に対するタグ応答を検出するための第1のしきい値を格納する第1の記憶部と、
    前記第1のしきい値よりも大きな値を有していて前記タグにデータの書き込みを伴うライト系コマンドの送信に対するタグ応答を検出するための第2のしきい値を格納する第2の記憶部と、
    前記タグに送信したコマンドが前記通常コマンドであるか前記ライト系コマンドであるかに応じて前記第1の記憶部の前記第1のしきい値または前記第2の記憶部の前記第2のしきい値を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された前記第1のしきい値または前記第2のしきい値をしきい値として設定される比較部と、
    を備えていることを特徴とするリーダライタ装置。
  2. 前記第2の記憶部は、前記第2のしきい値として互いに値の異なる複数のしきい値を格納しており、
    前記選択部は、前記ライト系コマンドを前記タグへ送信完了後に最も値の小さなしきい値を前記第2のしきい値として選択し、その後は、前記タグ応答が検出されるまでの間、所定時間経過毎に順次値の大きなしきい値を前記第2のしきい値として選択する、
    ことを特徴とする請求項1記載のリーダライタ装置。
  3. 前記第2の記憶部の前記第2のしきい値に対して値を増加するように変更するしきい値変更部を備えたことを特徴とする請求項1記載のリーダライタ装置。
  4. 前記しきい値変更部は、前記第2の記憶部と前記選択部との間に配置された第1加算器と、出力が前記第1加算器の加算入力に接続されていて出力値が単位時間毎に入力値によって更新される遅延タップと、前記遅延タップの出力値に所定の増分値を加算して前記遅延タップの入力値とする第2加算器とを有していることを特徴とする請求項3記載のリーダライタ装置。
  5. 前記しきい値変更部は、前記第2の記憶部と前記選択部との間に配置された第1加算器と、出力が前記第1加算器の加算入力に接続されていて出力値が所定のタイミング毎に入力値によって更新される遅延タップと、前記遅延タップの出力値に所定の増分値を加算して前記遅延タップの入力値とする第2加算器とを有し、
    前記所定のタイミングは、前記ライト系コマンドに対する前記タグ応答が誤検出されたときであり、前記第2のしきい値の変更後は、前記ライト系コマンドの再送信を行うことを特徴とする請求項3記載のリーダライタ装置。
  6. コマンドをタグへ送信完了してからタグ応答の受信を開始するまでに、送信した前記コマンドの種類を判断し、
    前記コマンドの種類がタグ応答待ち時間の長いライト系コマンドである場合に、前記タグ応答を検出するためのしきい値を高い値に変更する、
    ことを特徴とするタグ応答検出方法。
  7. 前記しきい値の変更を、段階的に大きくしていくようにしたことを特徴とする請求項6記載のタグ応答検出方法。
  8. 前記しきい値の変更を、前記ライト系コマンドに対する前記タグ応答が誤検出される度に行い、前記しきい値の変更後は、前記ライト系コマンドの再送信を行うことを特徴とする請求項6記載のタグ応答検出方法。
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