JP2012233922A - 糖化ヘモグロビンのパーセントを定量するための方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記方法は、a)糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片を、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼに接触させて過酸化水素(H2O2)を生成する工程であって、該タンパク断片は、該血液サンプルを、1)該血液サンプル中の赤血球からヘモグロビンを放出させる溶解バッファー、2)低分子量還元性物質を選択的に酸化する第1酸化剤、3)高分子量還元性物質を選択的に酸化する第2酸化剤、および4)糖化ヘモグロビンを消化して糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸に変換するプロテアーゼ、に接触させることによって生成される、工程などを含む。
【選択図】なし
Description
この出願は、2006年7月25日に出願された米国仮特許出願第60/833,390号および2006年11月13日に出願された同第60/858,809号(これらの全ては、それらの全体が参考として本明細書に援用される)の優先権の利益を主張する。
適用していない。
本発明は、血液サンプルにおける糖化ヘモグロビンのパーセントを定量するための直接的酵素アッセイに関する。
例えば、本発明は、以下の項目を提供する:
(項目1)
血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、該血液サンプル中の総ヘモグロビンを別のプロセスにおいて測定することなく、直接定量するための方法であって:
a)糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片を、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼに接触させて過酸化水素(H 2 O 2 )を生成する工程であって、該タンパク断片は、該血液サンプルを、1)該血液サンプル中の赤血球からヘモグロビンを放出させる溶解バッファー、2)低分子量還元性物質を選択的に酸化する第1酸化剤、3)高分子量還元性物質を選択的に酸化する第2酸化剤、および4)糖化ヘモグロビンを消化して糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸に変換するプロテアーゼ、に接触させることによって生成される、工程;
b)工程a)において生成されるH 2 O 2 を、ペルオキシダーゼの存在下に発色性物質に接触させて測定可能な信号を生成する工程;ならびに、
c)工程b)において生成される信号を、較正曲線に適用することによって、該血液サンプル中の総ヘモグロビンを別に測定することなく、該サンプル中の総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを定量する工程、
を含む、方法。
(項目2)
上記第1酸化剤が、Dess−Martinペルヨージナンか、またはN−エチルマレイミドであり、上記第2酸化剤がテトラゾリウム塩である、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記溶解バッファーが、上記第1酸化剤または上記第2酸化剤を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記溶解バッファーが、上記第1酸化剤および上記第2酸化剤を含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記溶解バッファーが、上記第1酸化剤、上記第2酸化剤、および上記プロテアーゼを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記溶解バッファーが上記プロテアーゼを含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記第1酸化剤および上記第2酸化剤が、単一組成物中に処方される、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記第1酸化剤および上記第2酸化剤が、別の組成物中に処方される、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記プロテアーゼが、上記第1酸化剤または上記第2酸化剤と共に、単一組成物中に処方される、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記第1酸化剤、上記第2酸化剤、および上記プロテアーゼが、単一組成物中に処方される、項目1に記載の方法。
(項目11)
上記フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ、上記ペルオキシダーゼ、および上記発色性物質が、単一組成物中に処方される、項目1に記載の方法。
(項目12)
テトラゾリウム塩が、2−(4−ヨードフェニル)−3−(2,4−ジニトロフェニル)−5−(2,4−ジスルホフェニル)−2H−テトラゾリウム一ナトリウム塩、または2−(4−ヨードフェニル)−3−(4−ニトロフェニル)−5−(2,4−ジスルホフェニル)−2H−テトラゾリウム一ナトリウム塩である、項目2に記載の方法。
(項目13)
上記発色性物質が、N−カルボキシメチルアミノカルボニル)−4,4’−ビス(ジメチルアミノ)−ジフェニルアミンナトリウム塩(DA−64)、N,N,N’N’,N”,N”−ヘキサ(3−スルホプロピル)−4,4’,4”,−トリアミノ−トリフェニルメタン6ナトリウム塩(TPM−PS)、または10−(カルボキシメチルアミノカルボニル)−3,7−ビス(ジメチルアミノ)−フェノチアジンナトリウム塩(DA−67)である、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記血液サンプルが、全血液、または収集血球である、項目1に記載の方法。
(項目15)
上記プロテアーゼが、エンド型プロテアーゼか、またはエキソ型プロテアーゼである、項目1に記載の方法。
(項目16)
上記プロテアーゼが、プロテイナーゼK、プロナーゼE、アナニン、サーモリシン、スブチリシン、およびウシすい臓プロテアーゼから成る群から選ばれる、項目1に記載の方法。
(項目17)
上記プロテアーゼが、AspergillusまたはBacillus起源の中性プロテアーゼである、項目1に記載の方法。
(項目18)
上記プロテアーゼが、約2から約30のアミノ酸残基の糖化ペプチドを生成する、項目2に記載の方法。
(項目19)
上記プロテアーゼが、糖化グリシン、糖化バリン、または糖化リシン残基、あるいは、糖化グリシン、糖化バリン、または糖化リシン残基を含む糖化ペプチドを生成する、項目1に記載の方法。
(項目20)
上記ペルオキシダーゼが、西洋ワサビペルオキシダーゼである、項目1に記載の方法。
(項目21)
上記糖化ペプチド、または糖化アミノ酸を含む、上記タンパク断片が、上記フルクトシルアミノ酸オキシダーゼおよび上記ペルオキシダーゼに、順次、または同時に接触される、項目1に記載の方法。
(項目22)
上記フルクトシルアミノ酸オキシダーゼが、配列番号1:
(項目23)
疾患または障害の予後または診断に使用される、項目1に記載の方法。
(項目24)
上記疾患または障害が、糖尿病である、項目23に記載の方法。
(項目25)
血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、血液サンプル中の総ヘモグロビン含量の別途の測定を要することなく、直接定量するためのキットであって:
a)血球を溶解してヘモグロビンを放出させる溶解バッファー;
b)低分子量還元性物質を選択的に酸化する第1酸化剤;
c)高分子量還元性物質を選択的に酸化する第2酸化剤;
d)ヘモグロビンを、糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片に加水分解するプロテアーゼ;
e)糖化ペプチドおよび糖化アミノ酸と反応して、過酸化水素(H 2 O 2 )を生成する、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ;
f)ペルオキシダーゼおよび発色性物質;
g)較正曲線を構築するために使用される、既知パーセントの糖化ヘモグロビン、または既知パーセントの糖化ヘモグロビンA1cを有する較正因子(単数または複数)、ならびに、
h)項目1に記載の方法を実行するための指示書、
を含む、キット。
(項目26)
上記第1酸化剤および上記第2酸化剤が、上記溶解バッファーの中に含まれる、項目25に記載のキット。
(項目27)
上記第1酸化剤および上記第2酸化剤が、上記プロテアーゼと同じバッファーに含まれる、項目25に記載のキット。
(項目28)
上記フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ、上記ペルオキシダーゼ、および上記発色性物質が、単一組成物中に処方される、項目25に記載のキット。
(項目29)
血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、該血液サンプル中の総ヘモグロビンを別のプロセスにおいて測定することなく、直接定量するための方法であって:
a)糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片を、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼに接触させて過酸化水素(H 2 O 2 )を生成する工程であって、該タンパク断片は、該血液サンプルを、1)該血液サンプル中の赤血球からヘモグロビンを放出させる溶解バッファー、2)テトラゾリウム塩である酸化剤、および3)糖化ヘモグロビンを消化して糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸に変換するプロテアーゼ、に接触させることによって生成される、工程;
b)工程a)において生成されるH 2 O 2 を、ペルオキシダーゼの存在下に発色性物質に接触させて測定可能な信号を生成する工程;ならびに、
c)工程b)において生成される信号を、較正曲線に適用することによって、該血液サンプル中の総ヘモグロビンを別に測定することなく、該サンプル中の総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを定量する工程、
を含む、方法。
(項目30)
上記溶解バッファーが上記酸化剤を含む、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記溶解バッファーが上記プロテアーゼを含む、項目29または30に記載の方法。
(項目32)
上記酸化剤および上記プロテアーゼが、単一組成物中に処方される、項目29に記載の方法。
(項目33)
血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、血液サンプル中の総ヘモグロビン含量の別途の測定を要することなく、直接定量するためのキットであって:
a)血球を溶解してヘモグロビンを放出させる溶解バッファー;
b)テトラゾリウム塩である酸化剤;
c)ヘモグロビンを、糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片に加水分解するプロテアーゼ;
d)糖化ペプチドおよび糖化アミノ酸と反応して、過酸化水素(H 2 O 2 )を生成する、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ;
e)ペルオキシダーゼおよび発色性物質;
f)較正曲線を構築するために使用される、既知パーセントの糖化ヘモグロビン、または既知パーセントの糖化ヘモグロビンA1cを有する較正因子(単数または複数)、ならびに、
g)項目28に記載の方法を実行するための指示書、
を含む、キット。
(項目34)
上記酸化剤が、上記溶解バッファーの中に含まれる、項目33に記載のキット。
(項目35)
上記プロテアーゼが、上記溶解バッファーの中に含まれる、項目33または34に記載のキット。
(項目36)
上記酸化剤および上記プロテアーゼが、単一組成物中に処方される、項目33に記載のキット。
別様に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術および科学用語は、本発明が属する分野において通常の技量を有する当業者によって普通に理解されるものと同じ意味を持つ。本明細書において参照される、全ての特許、特許出願、公開特許出願、およびその他の刊行物は、その全体を参照により本明細書に含める。もしもこのセクションに記載される定義が、本明細書において参照される、特許、特許出願、公開特許出願、およびその他の刊行物に記載される定義に反するか、またはその他の点で一致しない場合は、本セクションに記載される定義が、参照により本明細書に含められる定義に優先する。
一局面では、本発明は、血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、該血液サンプル中の総ヘモグロビンを別のプロセスにおいて測定することなく、直接定量するための方法であって、a)糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片を、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼに接触させて過酸化水素(H2O2)を生成する工程であって、該タンパク断片は、血液サンプルを、1)該血液サンプル中の赤血球からヘモグロビンを放出させる溶解バッファー、2)低分子量還元性物質を選択的に酸化する第1酸化剤、3)高分子量還元性物質を選択的に酸化する第2酸化剤、および4)糖化ヘモグロビンを消化して糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸に変換するプロテアーゼ、に接触させることによって生成され;b)工程a)において生成されるH2O2を、ペルオキシダーゼの存在下に発色性物質に接触させて測定可能な信号を生成する工程;およびc)工程b)において生成される信号を較正曲線に適用することによって、血液サンプル中の総ヘモグロビンを別に測定することなくサンプル中の総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを定量する工程、を含む方法を提供する。
本発明は、血液サンプルにおける総糖化ヘモグロビンのパーセント、または糖化ヘモグロビンA1cのパーセントを、総ヘモグロビン含量を別途に測定することなく、定量するためのキットであって、a)血球を溶解してヘモグロビンを放出させる溶解バッファー;b)低分子量還元性物質を選択的に酸化する第1酸化剤;c)高分子量還元性物質を選択的に酸化する第2酸化剤;d)ヘモグロビンを加水分解して糖化ペプチドまたは糖化アミノ酸を含むタンパク断片に変換するプロテアーゼ;e)糖化ペプチドおよび糖化アミノ酸と反応して、過酸化水素(H2O2)を生成する、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ;f)ペルオキシダーゼおよび発色性物質;およびg)較正曲線を構築するために使用される、糖化ヘモグロビンまたは糖化ヘモグロビンA1c較正因子(単数または複数)(糖化ヘモグロビンの既知パーセント、または糖化ヘモグロビンA1cの既知パーセントを有する較正因子(単数または複数))、を含むキットを提供する。
単一チャネルHbA1c酵素アッセイ
この単一チャネルHbA1c試験は、サンプルが分解され、低分子量および高分子量の信号干渉物質を除去するための薬剤と反応させられる、酵素アッセイである。分解された全血サンプルに対し、Bacillus spプロテアーゼによる徹底的プロテアーゼ消化が行われる。このプロセスによって、ヘモグロビンβ鎖から、糖化バリンを含むアミノ酸が放出される。次に、糖化バリンは、大腸菌において生産される、特異的組み換えフルクトシルバリンオキシダーゼ(FVO)酵素の基質として使用される。この組み換えFVOは、選択的薬剤の存在下に、N−末端バリンを切断し、過酸化水素を生産することが可能である。次に、この過酸化水素は、西洋ワサビペルオキシダーゼ(POD)触媒反応、および適切な発色源を用いて測定される。HbA1c濃度は、適切な較正曲線を用いることによって、直接%HbA1cとして表される。
溶解バッファー:50mM CHES pH9.4、2%TritonX−100、3mM Dess−Martinペルヨージナン、および2.5mM N−エチルマレイミド。
溶解バッファー(500μL)を、サンプルカップ、またはエッペンドルフ微小遠心管などの適切な容器に投じた。試験前、全血サンプルを穏やかに反転して混合することによって、沈着した赤血球を再縣濁させた。十分に再縣濁させた全血サンプル(40μL)を、適切なパイペッターを用い、泡立てることなく、溶解バッファーと穏やかに混ぜ合わせた。次に、この混合物を室温で5から10分インキュベートした。混合物が、全く粒状の物質を含まない透明な赤色液となったとき、完全な分解が観察された。
測定精度を、二つの異なる%HbA1cレベルの新鮮全血サンプル(サンプルID 10810285、低HbA1c、およびサンプルID 10810244、高HbA1c)について16回反復して評価した。評価は、Hitachi917オートアナライザー装置、および、本実施例に記載する単一チャネル酵素ヘモグロビンA1cアッセイを用いて行った。本実験には、正常コントロールおよび病的正常コントロールを含めた。
確度を証明するために、個々の全血サンプル(下記にIDシリーズを示す)について、単一チャネル酵素ヘモグロビンA1cアッセイを用い、現今市販されるHbA1c装置(Tosoh G7:HbA1c分散分析モード)である、Tosoh HbA1c HPLCアッセイと比較した。この確度実験試験は、Hitachi917オートアナライザー装置において行った。
1つの酸化剤による単一チャネルHbA1c酵素アッセイ
本実施例の単一チャネルHbA1c試験の手順は、血液サンプル中の還元性物質を酸化するためにただ一つの酸化剤を使用したことを除いては、実施例1に記載する手順と同様であった。
溶解バッファー:50mM CHES pH9.4、および2%TritonX−100。
溶解バッファー(500μL)を、サンプルカップ、またはエッペンドルフ微小遠心管などの適切な容器に投じた。試験前、全血サンプルを穏やかに反転して混合することによって、沈着した赤血球を再縣濁させた。十分に再縣濁させた全血サンプル(40μL)を、適切なパイペッターを用い、泡立てることなく、溶解バッファーと穏やかに混ぜ合わせた。次に、この混合物を室温で5から10分インキュベートした。混合物が、全く粒状の物質を含まない透明な赤色液となったとき、完全な分解が観察された。
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