JP2012233333A - 折板屋根用断熱支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】下側折板のはぜ部を挟持して横ズレや引き上げ強度にも強い挟持部を実現し、引き上げ強度にも優れ、また圧縮強度にも優れた折板屋根用断熱支持金具を提供すること。
【解決手段】折板1の頂部のはぜ部2を締め付け挟持する金具本体5に吊子7を断熱材8を介して付設する折板屋根用断熱支持金具において、前記金具本体5は、一対の板材折曲体10から成り、この各板材折曲体10はコ字状板部12を底板部13上に立ち上げ折曲形成し、この板材折曲体10のコ字状板部12の内側の前記立板部17には、開口部23を形成してこの開口部23の下側に上下幅を有するはぜ部2を挟持する挟持対向部11を形成すると共に、この開口部23の上側の立板部17を側方へ傾斜するように構成してこの板材折曲体10間に断熱材8を介在した折板屋根用断熱支持金具。
【選択図】図1

Description

本発明は、折板屋根上に新たな折板を構築する場合や、下側の折板に上側の折板を設け、この間に断熱層を設ける二重断熱折板屋根を構築する場合に使用する折板屋根用断熱支持金具に関するものである。
例えば、折板屋根上に新たな折板を構築する場合や、下側折板上にウレタンなどの断熱材などを敷設し、この断熱層を更に上側折板で覆い二重断熱折板屋根を構築する場合には、下側の折板の頂部の折板重合連結突出部(はぜ部)の根本部(首部)を挟持してこの折板の頂部上に本金具を取り付け、この本金具に設けた断熱材を介して吊子を断熱状態に突設し、この吊子を上側の折板重合連結部に重合係止して、本金具により上側の折板を下側の折板上に付設して行く。
即ち、本金具は、上側折板を取り付けるための吊子取付金具となるものであって、この上側折板を下側折板とは断熱状態にして支持する支持金具ともなるものである。
このような折板屋根用断熱支持金具としては、これまで様々な構造のものがあるが、いずれも積雪荷重などに抗する圧縮強度及び、台風などにより折板が吹き上がることに抗する引き上げ強度の双方に優れたものは少ない。
本発明は、簡易な構成で量産性に優れると共に、下側折板のはぜ部を挟持して横ズレや引き上げ強度にも強い挟持部を実現し、引き上げ強度にも優れ、また圧縮強度にも優れた画期的な折板屋根用断熱支持金具を提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
折板1の頂部のはぜ部2を締め付け挟持する挟持部4を設けた金具本体5に、前記折板1の更に上側に設ける上側折板6に係止する吊子7を断熱材8を介して付設する吊子付設部9を設けた折板屋根用断熱支持金具において、前記金具本体5は、一対の板材折曲体10同士を左右に対向配設し、この板材折曲体10間に締付ボルト3を水平貫通配設し、この締付ボルト3により各板材折曲体10に形成した前記挟持部4を形成する挟持対向部11を締め付け接近して前記はぜ部2を締め付け挟持するように構成し、この一対の板材折曲体10間に前記断熱材8を設け、この断熱材8上に設けた前記吊子付設部9に前記吊子7を突設するように構成し、前記板材折曲体10は、板材を折曲して立板部17と対向する開口側を側方に向けたコ字状板部12を底板部13上に立ち上げ折曲形成し、このコ字状板部12の内側の前記立板部17から側方に折曲突出した側方突出板部14の先端部を更に折曲して折り返し補強板15を設けた構成、又はこのコ字状板部12の前記対向する各側方突出板部14の上端間に架設して上部側開口部を閉塞する上板部16をコ字状板部12の上部に折曲形成した構成とし、この板材折曲体10のコ字状板部12の内側の前記立板部17には、前記挟持部4形成用の開口部23を形成してこの開口部23の下側に上下幅を有する前記挟持対向部11を形成すると共に、この開口部23の上側の立板部17を側方へ傾斜するように構成して、前記板材折曲体10間に下方へ行く程対向間隔が狭くなる中央対向間隔18を設け、この中央対向間隔18に前記断熱材8を介在したことを特徴とする折板屋根用断熱支持金具に係るものである。
また、前記折板1の頂部に接地する前記底板部13の内端部を折曲縁として前記コ字状板部12を立ち上げ折曲形成して、このコ字状板部12の左右の前記側方突出板部14の下側板縁を前記底板部13上に配設し、このコ字状板部12の内側の前記立板部17にこの板幅以上の前記挟持部4形成用の前記開口部23を形成すると共に、この開口部23上方の前記立板部17を外側へ傾斜状態となるように形成して、この立板部17より内側に突出状態となる帯板状の前記挟持対向部11を、前記開口部23の下方にしてこの立板部17の板幅を有し且つこの板幅に比して短い上下幅を有する形状に突出形成し前記板材折曲体10を構成したことを特徴とする請求項1記載の折板屋根用断熱支持金具に係るものである。
また、前記板材折曲体10を左右に対向並設し、この板材折曲体10の内側の前記立板部17とこの立板部17間の前記中央対向間隔18に介在する前記断熱材8に貫通する前記締付ボルト3を水平貫通配設し、この締付ボルト3にナット19を螺着して、この締付ボルト3により前記挟持対向部11を締め付け接近し前記はぜ部2の根本部を締め付け挟持して前記折板1の頂部に取り付けるように構成したことを特徴とする請求項2記載の折板屋根用断熱支持金具に係るものである。
また、前記断熱材8は、前記板材折曲体10の前記立板部17間の前記中央対向間隔18の形状に合致する断面形状のV形介在断熱部20と、前記板材折曲体10上に配設する上部断熱部21とから成り、この上部断熱部21上に前記吊子7の下部を沿設して取付ボルト22により固定する前記吊子付設部9を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折板屋根用断熱支持金具に係るものである。
また、前記吊子7を付設する一方の前記板材折曲体10に、この板材折曲体10と並設する他方の前記板材折曲体10の前記立板部17に設けた開口部23の開口縁の下側に配設する若しくはこの板材折曲体10間に介在する前記断熱材8の下側に配設する引上時補強用突片部24を突設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の折板屋根用断熱支持金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、簡易な構成で量産性に優れると共に、下側折板のはぜ部を挟持して横ズレや引き上げ強度にも強い挟持部を実現し、引き上げ強度にも優れ、また圧縮強度にも優れた画期的な折板屋根用断熱支持金具となる。
また、請求項2〜5記載の発明においては、一層簡易な構成で本発明を容易に実現できる極めて実用性に優れた折板屋根用断熱支持金具。
本実施例の斜視図である。 本実施例の断熱材を取り外した分解斜視図である。 本実施例の使用状態の正断面図である。 本実施例の左右の板材折曲体を示す説明斜視図である。 本実施例の左右の板材折曲体を示す説明側断面図である。 本実施例の左右の板材折曲体を示す折曲形成途中の説明斜視図である。 本実施例の左右の板材折曲体の折曲前の展開状態を示す説明斜視図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
断熱材8を介在状態に設けた金具本体5は、左右に並設した板材折曲体10間に水平貫通架設した締付ボルト3により締め付けて、この板材折曲体10に設けた挟持部4により下側折板1の頂部のはぜ部2を挟持してこの頂部上に取り付ける構成としている。
この挟持部4は、板材折曲体10の立板部17の板幅を有し且つ上下幅をも有する一対の帯板状の挟持対向部11により構成するため、はぜ部2の首部を挟持した際の締め付け強度が高い。即ち、折り曲げ板縁同士で挟持あるいは一方の板面にこの折り曲げ板縁を締め付け圧接して挟持するタイプの挟持部4に比して横ズレしにくく締め付け強度が高い。
また、このような帯板状の挟持対向部11を立板部17から内方に折り曲げ突出形成するために、本発明は、この立板部17に板幅以上の開口部23を形成し、この開口部23の下側を前記挟持対向部11として形成すると共に、この開口部23の上側の立板部17を側方(外方)へ傾倒した傾斜状態に折曲形成することで、この立板部17より内側に突出状態に帯板状の挟持対向部11を形成できる。即ち、この帯板状の挟持対向部11による挟持部4を、折り曲げ、打ち抜きなどのプレス加工により容易に突出形成できる。
言い換えると、中間に断熱材8を介在させることから、このような帯板状の挟持対向部11を対向状態に互いに内方に突出させて挟持部4を形成する場合、これまでは絞り加工などのプレス加工とは別の加工を施さなければならず、それだけ製作が厄介となり量産性に劣り、コスト高となるために、このような横ズレ強度の高い帯板状の挟持対向部11を内側に突出させて挟持部4を構成することは容易に実現できなかった。
この点本発明は、板材折曲,打ち抜きなどのプレス加工によって別途絞り加工を要せずして、コ字状板部12の立板部17を外方へ傾斜させるなどの構成とすることで、この帯板状の挟持対向部11を内方に突出状態に容易に形成できる。
そのため、この立板部17間の中央対向間隔18は上方程間隔が広くなる空間形状となるから、この中央対向間隔18に介在する断熱材8は、この介在部分の形状をこれと合致した形状例えば断面V状などとしたV形介在断熱部20と、このV形介在断熱部20の上部に設ける上部断熱部21とから成る構成とし、この上部断熱部21上に設けた吊子付設部9に吊子7の下部を固定する構成としている。
また、前述のように帯板状の挟持対向部11によってはぜ部2の首部を挟持して締め付け強度を上げているが、この挟持対向部11を形成する各板材折曲体10は、折板1の頂部に接地する底板部13にコ字状板部12を折曲立設する構成とし、更にこのコ字状板部12の左右の側方突出板部14の先端部を折曲して折り返し補強板15を設ける構成、又はこのコ字状板部12にこの上部開口部を閉塞する上板部16を折曲形成する構成として、上方からの圧縮強度を高めると共に、このように各板材折曲体10がコ字状板部12により形成され、このコ字状板部12の立板部17に、はぜ部2の逃げ口ともなる開口部23を開口してその下側を前記挟持部4(挟持対向部11)とした構成として、即ちこの挟持部4を構成する母材がコ字状板部12である構成としたことで、引き上げ負荷がかかった時の耐変形強度が強く引き上げ強度にも極めて優れることとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の折板屋根用断熱支持金具は、折板1の頂部のはぜ部2を挟持部4により締め付け挟持してこの折板1の頂部上に取り付ける金具本体5に吊子付設部9を設け、この吊子付設部9に設けた吊子7を前記折板1の更に上側に設ける上側折板6のはぜ部2に重合係止して前記上側折板6を付設すると共に、この金具本体5に設けた断熱材8により前記吊子7とこの金具本体5とを断熱して前記下側の折板1と前記上側の折板6とを断熱状態とする構成とし、吊子7により上側折板6を取り付けると共に、この上側折板6を下側折板1と断熱状態に支持する構成としている。
この金具本体5は、板材を折曲して構成する一対の板材折曲体10同士を左右に対向配設し、この板材折曲体10間に凹所に設けた貫通孔を介して締付ボルト3を水平貫通配設し、この締付ボルト3にナット19を螺着して、例えばこのナット19を締め付け回動することで各板材折曲体10に形成した前記挟持部4を形成する挟持対向部11を締め付け接近して前記はぜ部2を締め付け挟持するように構成している。
また、この一対の板材折曲体10間に前記断熱材8としてブロック状の樹脂材を設け、この板材折曲体10間上方に露出させた断熱材8上に設けた前記吊子付設部9に前記吊子7を突設するように構成している。
即ち、本実施例では、この断熱材8の上部断熱部21上に吊子7の下部を沿設する沿設部(取付面部)を形成し、この沿設部に上方に貫通突出する取付ボルト22を突設し、この取付ボルト22を吊子7の下部取付孔に通してナット25で螺着する構成とし、この吊子7を取付固定する取付ボルト22及び断熱材8上の沿設部を前記吊子付設部9としている。
また、前記板材折曲体10は、板材を折曲して立板部17と対向する開口側を側方に向けたコ字状板部12を底板部13上に立ち上げ折曲形成し、このコ字状板部12の内側の前記立板部17から側方に折曲突出した側方突出板部14の先端部を更に折曲して折り返し補強板15を設けた構成とし、また更にこのコ字状板部12の前記対向する各側方突出板部14の上端間に架設して上部側開口部を閉塞する上板部16をコ字状板部12の上部に折曲形成した構成としている。そして更にこの上板部16の両端部も更にコ字状板部12の両側の側方突出板部14の上端部外側に被嵌する垂下折曲片部26を折曲形成している。
また、この板材折曲体10のコ字状板部12の内側の前記立板部17には、前記挟持部4形成用の開口部23を立板部17途中及び左右に側方突出板部14に至る範囲まで形成して、このはぜ部2の逃げ口ともなる開口部23の下側に立板部17の板幅で上下幅をも有する帯板状の前記挟持対向部11を形成すると共に、この開口部23の上側の立板部17を側方へ傾斜するように構成して、前記板材折曲体10間に下方へ行く程対向間隔が狭くなる中央対向間隔18を設け、この中央対向間隔18に前記断熱材8を介在している。
更に説明すれば、各板材折曲体10は、図面に示す展開状態の板材を破線で示す位置を折曲縁として形成するもので、折板1の頂部面に面接して載置する端部を折り返し上げた前記底板部13の内端部を折曲縁として前記コ字状板部12を立ち上げ折曲形成して、このコ字状板部12の左右の前記側方突出板部14の下側板縁を前記底板部13上に配設し、このコ字状板部12の内側の前記立板部17の下部途中に、この板幅以上の前記挟持部4形成用の前記開口部23を側方突出板部14に至る範囲にまで形成すると共に、この開口部23上方の前記立板部17を外側へ傾斜状態となるように形成して、この立板部17より内側に突出状態となる帯板状の前記挟持対向部11を、前記開口部23の下方にしてこの立板部17の板幅を有し且つこの板幅に比して短い上下幅を有する形状に突出形成し前記板材折曲体10を折曲形成している。
また、この前記板材折曲体10を左右に対向並設し、この板材折曲体10の内側の前記立板部17とこの立板部17間の前記中央対向間隔18に介在する前記断熱材8に貫通する前記締付ボルト3を水平貫通配設し、この締付ボルト3にナット19を螺着して、この締付ボルト3により各板材折曲体10に形成した各挟持対向部11を締め付け接近し前記はぜ部2の根本部を締め付け挟持して前記折板1の頂部に取り付けるように構成している。
また、前記断熱材8は、前記板材折曲体10の前記立板部17間の前記中央対向間隔18の形状に合致する断面V形状のV形介在断熱部20と、前記板材折曲体10上に配設する上部断熱部21とから成り、この上部断熱部21上に前記吊子7の下部を沿設して取付ボルト22により固定する前記吊子付設部9を設けている。即ち、前述のように一方の板材折曲体10の上部に前記上部断熱部21を貫通させて取付ボルト22を突設し、この上部断熱部21上に設けた沿設部に吊子7の下部を沿設すると共に取付ボルト22を貫通させ、これにナット25を螺着することで吊子7を取り付けるように吊子付設部9を構成し、上側折板6に係止する吊子7と下側折板1に載置固定する板材折曲体10とを断熱材8により断熱するように構成している。
また、前記吊子7を付設する一方の前記板材折曲体10に、この板材折曲体10と並設する他方の前記板材折曲体10の前記立板部17に設けた開口部23の開口縁の下側に配設する若しくはこの板材折曲体10間に介在する前記断熱材8の下側に配設する引上時補強用突片部24を折曲形成して水平突設している。
具体的には、本実施例では、上側折板6が吹き上げられようとして、吊子7を介してこの一方の板材折曲体10に引き上げ負荷がかかったとき、この板材折曲体10と締付ボルト3を介して一体化されている他方の板材折曲体10若しくはこの間の断熱材8の下側に前記引上時補強用突片部24を折曲水平配設したことで、締付ボルト3上部全体に引き上げ負荷がかかり、この負荷を双方の板材折曲体10の下部が受けるように構成し、この板材折曲体10をコ字状のコ字状板部12で形成することでこの負荷による耐変形強度が高く、また引き上げにより回転しようとする力に対してもコ字状板部12を受ける底板部13が頂部に接地していることで耐回動強度も高く、引き上げ強度が一層優れる構成としている。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 折板
2 はぜ部
3 締付ボルト
4 挟持部
5 金具本体
6 上側折板
7 吊子
8 断熱材
9 吊子付設部
10 板材折曲体
11 挟持対向部
12 コ字状板部
13 底板部
14 側方突出板部
15 折り返し補強板
16 上板部
17 立板部
18 中央対向間隔
19 ナット
20 V形介在断熱部
21 上部断熱部
22 取付ボルト
23 開口部
24 引上時補強用突片部

Claims (5)

  1. 折板の頂部のはぜ部を締め付け挟持する挟持部を設けた金具本体に、前記折板の更に上側に設ける上側折板に係止する吊子を断熱材を介して付設する吊子付設部を設けた折板屋根用断熱支持金具において、前記金具本体は、一対の板材折曲体同士を左右に対向配設し、この板材折曲体間に締付ボルトを水平貫通配設し、この締付ボルトにより各板材折曲体に形成した前記挟持部を形成する挟持対向部を締め付け接近して前記はぜ部を締め付け挟持するように構成し、この一対の板材折曲体間に前記断熱材を設け、この断熱材上に設けた前記吊子付設部に前記吊子を突設するように構成し、前記板材折曲体は、板材を折曲して立板部と対向する開口側を側方に向けたコ字状板部を底板部上に立ち上げ折曲形成し、このコ字状板部の内側の前記立板部から側方に折曲突出した側方突出板部の先端部を更に折曲して折り返し補強板を設けた構成、又はこのコ字状板部の前記対向する各側方突出板部の上端間に架設して上部側開口部を閉塞する上板部をコ字状板部の上部に折曲形成した構成とし、この板材折曲体のコ字状板部の内側の前記立板部には、前記挟持部形成用の開口部を形成してこの開口部の下側に上下幅を有する前記挟持対向部を形成すると共に、この開口部の上側の立板部を側方へ傾斜するように構成して、前記板材折曲体間に下方へ行く程対向間隔が狭くなる中央対向間隔を設け、この中央対向間隔に前記断熱材を介在したことを特徴とする折板屋根用断熱支持金具。
  2. 前記折板の頂部に接地する前記底板部の内端部を折曲縁として前記コ字状板部を立ち上げ折曲形成して、このコ字状板部の左右の前記側方突出板部の下側板縁を前記底板部上に配設し、このコ字状板部の内側の前記立板部にこの板幅以上の前記挟持部形成用の前記開口部を形成すると共に、この開口部上方の前記立板部を外側へ傾斜状態となるように形成して、この立板部より内側に突出状態となる帯板状の前記挟持対向部を、前記開口部の下方にしてこの立板部の板幅を有し且つこの板幅に比して短い上下幅を有する形状に突出形成し前記板材折曲体を構成したことを特徴とする請求項1記載の折板屋根用断熱支持金具。
  3. 前記板材折曲体を左右に対向並設し、この板材折曲体の内側の前記立板部とこの立板部間の前記中央対向間隔に介在する前記断熱材に貫通する前記締付ボルトを水平貫通配設し、この締付ボルトにナットを螺着して、この締付ボルトにより前記挟持対向部を締め付け接近し前記はぜ部の根本部を締め付け挟持して前記折板の頂部に取り付けるように構成したことを特徴とする請求項2記載の折板屋根用断熱支持金具。
  4. 前記断熱材は、前記板材折曲体の前記立板部間の前記中央対向間隔の形状に合致する断面形状のV形介在断熱部と、前記板材折曲体上に配設する上部断熱部とから成り、この上部断熱部上に前記吊子の下部を沿設して取付ボルトにより固定する前記吊子付設部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折板屋根用断熱支持金具。
  5. 前記吊子を付設する一方の前記板材折曲体に、この板材折曲体と並設する他方の前記板材折曲体の前記立板部に設けた開口部の開口縁の下側に配設する若しくはこの板材折曲体間に介在する前記断熱材の下側に配設する引上時補強用突片部を突設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の折板屋根用断熱支持金具。
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