JP2012231823A - 磁気共鳴イメージング装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】背景領域と血流とのコントラストが高く、且つフローボイドが低減された画像を得る。
【解決手段】パルスシーケンスPS1により強度画像データを取得し、強度画像データを閾値処理し、閾値処理された強度画像データA′の掛け合わせをNA回行い、重み付け係数Kで重み付けする。更に、パルスシーケンスPS2により位相画像データBを取得し、位相画像データBの掛け合わせをNB回行い、重み付け係数Kで重み付けする。その後、強度画像データK×(A′)NAと、位相画像データK×BNBとを乗算し、合成画像データCを作成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、血流を撮影する磁気共鳴イメージング装置およびプログラムに関する。
TOF(Time of Flight)法を用いて血流を描出する手法が知られている(特許文献1参照)。
特開2010-046473号公報
TOF法は、血流の描出に適した手法であるが、血管が蛇行している部分や、末梢血管では、信号値が低下しやすいという問題がある。そこで、血流描出能を更に向上させることが望まれている。
本発明の第1の態様は、被検体の所定の領域における血液の強度情報と背景領域の強度情報とを含む強度画像データと、前記所定の領域における血液の位相情報と背景領域の位相情報とを含む位相画像データとを取得するためのスキャンを行うスキャン手段と、
前記強度画像データに含まれる背景領域の信号を除去する除去手段と、
前記背景領域の信号が除去された強度画像データと前記位相画像データとを合成し、合成画像データを作成する合成手段と、
を有する磁気共鳴イメージング装置である。
本発明の第2の態様は、被検体の所定の領域における血液の強度情報と背景領域の強度情報とを含む強度画像データと、前記所定の領域における血液の位相情報と背景領域の位相情報とを含む位相画像データとを取得するためのスキャンを行う磁気共鳴イメージング装置のプログラムであって、
前記強度画像データに含まれる背景領域の信号を除去する除去処理と、
前記背景領域の信号が除去された強度画像データと前記位相画像データとを合成し、合成画像データを作成する合成処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
強度画像データの背景領域の信号を除去し、位相画像データと合成することにより、血管の蛇行している部分や末梢血管を十分に描出し、且つノイズが十分に低減された合成画像データを得ることができる。
本発明の第1の形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。 MRI装置100の処理フローを示す図である。 パルスシーケンスPS1および強度画像データAを示す図である。 パルスシーケンスPS2および位相画像データBを示す図である。 強度画像データを閾値処理するときの説明図である。 式(1)を用いて合成画像データを作成するときの説明図である。 第2の形態で使用されるパルスシーケンスPS3の説明図である。 第2のシーケンス部SQ2を複数回実行するときのパルスシーケンスの一例である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、本発明の第1の形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。
磁気共鳴イメージング装置(以下、「MRI装置」と呼ぶ。MRI:Magnetic Resonance Imaging)100は、マグネット2、テーブル3、受信コイル4などを有している。
マグネット2は、被検体12が収容されるボア21と、超伝導コイル22と、勾配コイル23と、RFコイル24とを有している。超伝導コイル22は静磁場B0を印加し、勾配コイル23は勾配磁場を印加し、RFコイル24はRFパルスを送信する。尚、超伝導コイル22の代わりに、永久磁石を用いてもよい。
テーブル3は、クレードル3aを有している。クレードル3aは、ボア21内に移動できるように構成されている。クレードル3aによって、被検体12はボア21に搬送される。
受信コイル4は、被検体12の頭部に取り付けられている。受信コイル4は、被検体12からの磁気共鳴信号を受信する。
MRI装置100は、更に、シーケンサ5、送信器6、勾配磁場電源7、受信器8、中央処理装置9、操作部10、および表示部11を有している。
シーケンサ5は、中央処理装置9の制御を受けて、被検体12を撮影するための情報を送信器6および勾配磁場電源7に送る。
送信器6は、シーケンサ5から送られた情報に基づいて、RFコイル24を駆動する駆動信号を出力する。
勾配磁場電源7は、シーケンサ5から送られた情報に基づいて、勾配コイル23を駆動する駆動信号を出力する。
受信器8は、受信コイル4で受信された磁気共鳴信号を信号処理し、信号処理により得たれたデータを中央処理装置9に出力する。
中央処理装置9は、シーケンサ5および表示部11に必要な情報を伝送したり、受信器8から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MRI装置100の各種の動作を実現するように、MRI装置100の各部の動作を制御する。中央処理装置9は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。
中央処理装置9は、閾値処理手段91および合成手段92などを有している。
閾値処理手段91は、強度画像データに含まれる背景領域の信号を除去するための閾値処理を行う。
合成手段92は、閾値処理手段91により閾値処理された強度画像データと、位相画像データとを合成する。
中央処理装置9は、閾値処理手段91および合成手段92の一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。
操作部10は、オペレータ13により操作され、種々の情報を中央処理装置9に入力する。表示部11は種々の情報を表示する。
MRI装置100は、上記のように構成されている。
図2は、MRI装置100の処理フローを示す図である。
ステップST1では、3D TOF法を用いて頭部の強度画像データを取得する。図3に、強度画像データを取得するときに使用されるパルスシーケンスPS1(繰り返し時間TR)と、パルスシーケンスPS1によって取得された強度画像データAを概略的に示す。強度画像データAには、動脈血pの強度情報の他に、背景領域q(動脈血p以外の領域)の強度情報も含まれている。パルスシーケンスPS1は、動脈血pの流入効果を高めるために、勾配パルスGxの印加が終了した後に、待ち時間TWが設けられている。待ち時間TWは、例えば、15msec〜25msecである。強度画像データAを取得した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、3D PC法を用いて頭部の位相画像データを取得する。図4に、位相画像データを取得するときに使用されるパルスシーケンスPS2(繰り返し時間TR)と、パルスシーケンスPS2によって取得された位相画像データBを概略的に示す。位相画像データBには、動脈血pの位相情報の他に、背景領域qの位相情報も含まれている。パルスシーケンスPS2は、流速に応じた位相シフトを生じさせるための速度エンコードVENCが設けられている。図4では、パルスシーケンスSP2は、z方向にのみ、速度エンコードVENCを有している。しかし、必要に応じて、x方向やy方向に速度エンコードVENCを設けてもよい。
上記のようにして、位相画像データBが取得される。
したがって、ステップST1およびST2を実行することによって、強度画像データAおよび位相画像データBを取得することができる。強度画像データAは、信号強度に基づいて動脈血を描出しており、一方、位相画像データBは、位相差に基づいて動脈血を描出している。このように、強度画像データAだけでなく、位相画像データBも取得することによって、被検体12の診断に有効な様々な血流情報を得ることができる。
しかし、一般的に、強度画像データAでは(図3参照)、血管の蛇行している部分p1や、血管の末梢部分p2は、低信号になってしまうという欠点がある。そこで、本形態では、強度画像データAの低信号の部分(血管の蛇行している部分p1や、血管の末梢部分p2)も強調して描出するためのデータ処理を行う。このデータ処理を行うために、位相画像データBを取得した後、ステップST3に進む。
ステップST3は、ステップST31およびST32を有している。以下に、各ステップST31およびST32について、順に説明する。
ステップST31では、ステップST1で取得された強度画像データを閾値処理する(図5参照)。
図5は、強度画像データを閾値処理するときの説明図である。
図5(a)は、閾値処理前の強度画像データを示す図である。
閾値処理手段(図1参照)は、強度画像データA(図5(a)参照)に含まれる背景領域qの信号を除去するための閾値処理をする。強度画像データAは、動脈血pのピクセル値は大きい値になるが、背景領域qのピクセル値は小さい値になる。したがって、背景領域qのピクセル値と動脈血pのピクセル値とを分離するための閾値THを設定し、閾値THより小さいピクセル値を0値にすることによって、背景領域qの信号を除去することができる(図5(b)参照)。
図5(b)は、閾値処理後の強度画像データA′を概略的に示す図である。閾値処理によってピクセル値が0値なった部分は白抜きで示されている。図5(b)では、頭部の外側の部分のピクセル値が0値になった例が示されている。尚、閾値処理に使用する閾値THの値を大きくすると、動脈血pの周囲の組織(脳の白質や白灰質など)のピクセル値も0値にすることが可能である。しかし、強度画像データA′では、血管の蛇行している部分p1や、血管の末梢部分p2は、ピクセル値が小さいので、閾値THの値を大きくすると、血管の蛇行している部分p1のピクセル値や、血管の末梢部分p2のピクセル値も0値になってしまう恐れがある。したがって、閾値THは、頭部の外側の部分のピクセル値を0値にできる程度の値に設定しておくことが望ましい。
閾値処理をした後、ステップST32に進む。
ステップST32では、合成手段92(図1参照)が、閾値処理された強度画像データA′と、位相画像データBとを合成し、合成画像データを作成する。閾値処理された強度画像データA′と、位相画像データBとの合成には、例えば、以下の式(1)を用いることができる。

C=K×(A′)NA×K×BNB・・・(1)

ここで、C:合成画像データ
A:閾値処理された強度画像データ
B:位相画像データ
NA:Aの掛け合わせ回数
NB:Bの掛け合わせ回数
,K:重み付け係数
図6は、式(1)を用いて合成画像データを作成するときの説明図である。
合成手段92は、式(1)に従って、閾値処理された強度画像データA′の掛け合わせをピクセルごとにNA回行い、重み付け係数Kで重み付けし、強度画像データK×(A′)NAを得る。また、合成手段92は、式(1)に従って、位相画像データBの掛け合わせをピクセルごとにNB回行い、重み付け係数Kで重み付けし、位相画像データK×BNBを得る。そして、合成手段92は、強度画像データK×(A′)NAと、位相画像データK×BNBとを、ピクセルごとに乗算する。このようにして、合成画像データCが作成される。合成画像データCを作成したら、フローを終了する。
位相画像データBは、流速に比例して生じる位相差を画像化しているので、流速の速い動脈は、強調して描出することができる。したがって、強度画像データAと位相画像データBとを合成することによって、強度画像データAの中で、信号値の低い部分(血管の蛇行している部分p1や、血管の末梢部分p2)を、位相画像データBによって強調して描出することができる。
ただし、位相画像データBでは、背景領域qの中に高信号のノイズが現れることがあるので、強度画像データAの閾値処理をせずに、強度画像データAと位相画像データBとを合成してしまうと、合成画像データの中に高信号のノイズが現れる可能性がある。そこで、第1の形態では、強度画像データAと位相画像データBとを合成する前に、強度画像データAに対して閾値処理を行い、強度画像データAの背景領域のピクセル値を0値にしている。閾値処理された強度画像データA′は、背景領域のピクセル値が0値になっているので、閾値処理された強度画像データA′と位相画像データBと合成しても、背景領域のピクセル値は0値のままとなる。したがって、閾値処理された強度画像データA′と位相画像データBと合成することによって、血管の蛇行している部分や血管の末梢部分を十分に描出し、且つノイズが十分に低減された合成画像データCを得ることができる。
尚、第1の形態では、重み付け係数KおよびKで重み付けしている。しかし、動脈血を十分に描出することができるのであれば、重み付けはしなくてもよい(つまり、K=K=1でもよい)。また、重み付け係数Kによる重み付けは実行するが、重み付け係数Kによる重み付けは実行しなくてもよいし、逆に、重み付け係数Kによる重み付けは実行するが、重み付け係数Kによる重み付けは実行しなくてもよい。
また、第1の形態では、閾値処理された強度画像データA′の掛け合わせをNA回行い、更に、位相画像データBの掛け合わせをNB回行っている。しかし、動脈血を十分に描出することができるのであれば、掛け合わせは行わなくてもよい(つまり、N=N=1でもよい)。更に、閾値処理された強度画像データA′は2回以上の掛け合わせを行うが、位相画像データBの掛け合わせは行わなくてもよいし、逆に、位相画像データBは2回以上の掛け合わせを行うが、閾値処理された強度画像データAの掛け合わせは行わなくてもよい。
第1の形態では、閾値処理によって、強度画像データAから背景領域の信号を除去している。しかし、閾値処理とは別の処理によって、強度画像データAから背景領域の信号を除去してもよい。
また、第1の形態では、パルスシーケンスPS1によって強度画像データAを取得し、パルスシーケンスPS2によって位相画像データBとを取得している。しかし、別のシーケンスを用いて、強度画像データAおよび位相画像データBを取得してもよい。
更に、第1の形態では、式(1)に示すように、K×ANAとK×BNBとを乗算することによって、合成画像データCを求めている。しかし、動脈血を十分に描出することができるのであれば、式(1)とは別の式を用いて合成してもよい。例えば、式(1)では、項K×(A′)NAと、項K×BNBとの積を合成画像データCとしているが、以下の式(2)に示すように、項K×(A′)NAと、項K×BNBとの和を合成画像データCとしてもよい。

C=K×(A′)NA+K×BNB・・・(2)
更に、式(1)のCの値と、式(2)のCの値との平均値を求め、この平均値を、合成画像データとしてもよい。
(2)第2の形態
第2の形態は、第1の形態とは異なる方法で、強度画像データと位相画像データと取得している。以下に、第2の形態において、強度画像データと位相画像データと取得する方法について説明する。
尚、第2の形態のMRI装置のハードウェア構成は、第1の形態と同じであるので、が、MRI装置のハードウェア構成の説明は省略する。
図7は、第2の形態で使用されるパルスシーケンスPS3の説明図である。
図7の上段の左側には、第1の形態において強度画像データAを取得するためのパルスシーケンスPS1(図3参照)が示されており、上段の右側には、第1の形態において位相画像データBを取得するためのパルスシーケンスPS2が示されている。また、図7の下段には、第2の形態のパルスシーケンスPS3が示されている。
パルスシーケンスPS1は、動脈血pの流入効果を高めるために、待ち時間TWを設ける必要がある。待ち時間TWは、例えば、15msec〜25msec程度の値であるので、待ち時間TWの間に、位相画像データを取得するためのシーケンスを実行することが可能となる。そこで、第2の形態では、待ち時間TWに着目して、強度画像データと位相画像データの両方を取得することができるパルスシーケンスSP3を実現している。
第2の形態で使用されるパルスシーケンスPS3は、パルスシーケンスPS1と同じ繰り返し時間TRを有しているが、繰り返し時間TRの間に、第1のシーケンス部SQ1と第2のシーケンス部SQ2とを実行する。
第1のシーケンス部SQ1は、3D TOF法によって強度画像データを取得するためのシーケンスである。第1のシーケンス部SQ1は、以下の点(1)を除いて、第1の形態で実行されるパルスシーケンスPS1と同じである。
(1)クラッシャーCRの代わりに、スピンの位相差をゼロにするためのエンコードz1およびy1が用いられている。
TOF法を用いて強度画像データを取得する場合、動脈血pの流入効果を高めるために、第1のシーケンス部SQ1を実行した後に、待ち時間TWが必要となる。そこで、第2の形態では、待ち時間TWに着目し、待ち時間TWの間に、PC法によって位相画像データを取得するための第2のシーケンス部SQ2を実行する。第2のシーケンス部SQ2は、以下の点(2)および(3)を除いて、パルスシーケンスPS2と同じである。
(2)α°パルスおよび勾配パルスGZ0を備えていない。
(3)クラッシャーCRの代わりに、スピンの位相差をゼロにするためのエンコードz2およびy2が用いられている。
パルスシーケンスPS3は、動脈血pの流入効果を高めるために設けられる待ち時間TWを利用して、位相画像データを取得している。したがって、パルスシーケンスPS3を用いることによって、2つのパルスシーケンスPS1およびPS2を用いるよりも、撮影時間を短縮することができる。また、強度画像データと位相画像データとを同じシーケンスの中で取得することができるので、強度画像データと位相画像データとを合成するときの位置ずれを小さくすることができる。尚、第2のシーケンス部SQ2の最後に、クラッシャーCRを追加してもよい。
また、図7では、第2のシーケンス部SQ2は、1回のみ実行されている。しかし、待ち時間TWの長さに応じて、第2のシーケンス部SQ2を複数回実行してもよい(図8参照)。
図8は、第2のシーケンス部SQ2を複数回実行するときのパルスシーケンスの一例である。
図8に示すパルスシーケンスPS4は、第2のシーケンス部SQ2をn回実行する。例えば、n=2である。このように、第2のシーケンス部SQ2をn回実行することによって、位相画像データを効率よく取得することができる。尚、第2のシーケンス部SQ2をn回実行した後に、クラッシャーCRを追加してもよい。
第2のシーケンス部SQ2は、z方向にのみ、速度エンコードVENCを有している。しかし、必要に応じて、x方向やy方向に速度エンコードVENCを設けてもよい。
また、第1および第2の形態では、動脈血を描出する場合について説明されている。しかし、本発明は、静脈血を描出する場合にも適用することができる。
更に、第1および第2の形態では、TOF法で強度画像データを取得し、PC法で位相画像データを取得している。しかし、別の方法で強度画像データおよび位相画像データを取得してもよい。
2 マグネット
3 テーブル
4 受信コイル
5 シーケンサ
6 送信器
7 勾配磁場電源
8 受信器
9 中央処理装置
10 操作部
11 表示部
12 被検体
13 オペレータ
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 RFコイル
91 閾値処理手段
92 合成手段

Claims (7)

  1. 被検体の所定の領域における血液の強度情報と背景領域の強度情報とを含む強度画像データと、前記所定の領域における血液の位相情報と背景領域の位相情報とを含む位相画像データとを取得するためのスキャンを行うスキャン手段と、
    前記強度画像データに含まれる背景領域の信号を除去する除去手段と、
    前記背景領域の信号が除去された強度画像データと前記位相画像データとを合成し、合成画像データを作成する合成手段と、
    を有する磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記合成手段は、以下の式のうちのいずれか一方に基づいて、前記合成画像データを作成する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
    C=K×ANA×K×BNB
    C=K×ANA+K×BNB

    ここで、C:合成画像データ
    A:背景領域の信号が除去された強度画像データ
    B:位相画像データ
    NA:Aの掛け合わせ回数
    NB:Bの掛け合わせ回数
    ,K:重み付け係数
  3. 前記除去手段は、
    前記強度画像データから、前記背景領域の信号を除去するための閾値処理を実行する、請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記スキャン手段は、前記強度画像データと前記位相画像データとを取得するためのパルスシーケンスを実行し、
    前記パルスシーケンスは、
    前記強度画像データを取得するための第1のシーケンス部と、
    前記第1シーケンス部が実行された後に、速度エンコードを用いて前記位相画像データを取得するための第2のシーケンス部と、
    を有する、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記速度エンコードは、x方向、y方向、およびz方向のうちのいずれかの方向に印加されている、請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記血液は、動脈血又は静脈血である、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。」
  7. 被検体の所定の領域における血液の強度情報と背景領域の強度情報とを含む強度画像データと、前記所定の領域における血液の位相情報と背景領域の位相情報とを含む位相画像データとを取得するためのスキャンを行う磁気共鳴イメージング装置のプログラムであって、
    前記強度画像データに含まれる背景領域の信号を除去する除去処理と、
    前記背景領域の信号が除去された強度画像データと前記位相画像データとを合成し、合成画像データを作成する合成処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。
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