JP2012230606A - 映像音声装置 - Google Patents

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【課題】情報ファイルのバックアップファイルが異常となった場合でも、動作不良の発生を抑えることができる映像音声装置を提供する。
【解決手段】システムコントローラ41は、フラッシュROM45に記憶された情報ファイル及びバックアップファイルをチェックし、情報ファイルが正常且つバックアップファイルが異常と判定した場合、情報ファイルをバックアップファイルとしてコピーし、情報ファイルが異常且つバックアップファイルが正常と判定した場合、バックアップファイルを情報ファイルとしてコピーする。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像音声装置に関するものである。なお、映像音声装置とは、映像と音声の少なくともいずれかに関する装置であるとする。
従来より、CD、DVD、ブルーレイディスク等の光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置や、地上デジタル放送を受信して表示するテレビ装置等、様々な映像音声装置が開発されている。このような映像音声装置には、装置の動作制御に関するデータを含んだ情報ファイルが記憶されているものがある。例えば、従来のブルーレイディスク再生装置には、再生用のレーザダイオードの出力パワー設定値等のデータを含んだ情報ファイルが記憶されている。
しかしながら、このような情報ファイルが何らかの理由で消失したり、意図しないデータに書き換えられてしまう場合があり、このような場合、従来の映像音声装置では動作不良が発生してしまう問題があった。
例えば、上記従来のブルーレイディスク再生装置であれば、情報ファイルの消失やデータ書き換えがあると、装置ごとに適切に設定されているレーザダイオードの出力パワー設定値が読み出せない、または異常となるため、代わりに所定の設定値を用いてレーザダイオードの出力パワーが設定されてしまい、レーザダイオードの出力パワーが過大となってレーザダイオードの劣化を促進してしまう場合もあった。
特開2008−33801号公報
そこで、例えば特許文献1に開示された技術を適用して、映像音声装置において情報ファイルが破壊されているかを判定し、破壊されている場合にバックアップファイルを用いて情報ファイルを復旧するということも考えられる。
しかしながら、上記方法はあくまでバックアップファイルが正常であることが前提であり、バックアップファイルが何らかの理由で異常な場合には有効な方法とならない。
上記問題点に鑑み、本発明は、情報ファイルのバックアップファイルが異常となった場合でも、動作不良の発生を抑えることができる映像音声装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、記憶部を有した映像音声装置において、
前記記憶部に記憶された装置の動作制御に関するデータを含んだ情報ファイルのチェック処理を実行する情報ファイルチェック処理部と、
前記記憶部に記憶された前記情報ファイルのバックアップファイルのチェック処理を実行するバックアップファイルチェック処理部と、
前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは正常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは異常であると判定された場合に、前記情報ファイルを前記バックアップファイルとしてコピーする情報ファイルコピー部と、
前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは異常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは正常であると判定された場合に、前記バックアップファイルを前記情報ファイルとしてコピーするバックアップファイルコピー部と、
を備える構成とする。
このような構成によれば、何らかの理由により情報ファイルのバックアップファイルが異常となった場合でも、正常な情報ファイルがバックアップファイルとしてコピーされるので、バックアップファイルを正常とすることができる。そして、何らかの理由により情報ファイルが異常となった場合でも、正常となったバックアップファイルが情報ファイルとしてコピーされるので、情報ファイルを正常とすることができる。従って、バックアップファイルが異常となった場合でも、装置の動作不良発生を抑えることができる。
また、上記構成において、前記情報ファイルチェック処理部は、前記装置の動作制御に関するデータのうち特定のデータについてエラー検出処理を行うことで前記情報ファイルが正常か否かを判定し、
前記バックアップファイルチェック処理部は、前記バックアップファイル内の前記特定のデータについてエラー検出処理を行うことで前記バックアップファイルが正常か否かを判定する構成としてもよい。
このような構成によれば、情報ファイル内の動作制御に関する特に必要なデータを正常にすることができ、装置の動作不良発生を抑えることができる。
また、上記構成において、前記特定のデータには、光ディスクに光ビームを照射する光源の出力パワー設定値が少なくとも含まれることが望ましい。
これにより、情報ファイル内の光源の出力パワー設定値のデータを正常にすることができるので、光源の出力パワーを適切にして光源の劣化を抑えることができる。
また、上記いずれかの構成において、前記エラー検出処理は、チェックサムを用いたエラー検出処理であるようにしてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは正常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは正常であると判定された場合に、前記情報ファイルコピー部は前記情報ファイルを前記バックアップファイルとしてコピーしない構成としてもよい。
このような構成によれば、バックアップファイルが正常であるのに無駄にコピーをしてバックアップファイルが破壊されることを抑制できる。
また、上記いずれかの構成において、特定の操作により装置が入る診断モードにおいて、前記情報ファイルチェック処理部及び前記バックアップファイルチェック処理部による判定結果に応じた画面を表示部に表示させる表示制御部を備える構成としてもよい。
このような構成によれば、情報ファイルやバックアップファイルが異常となる原因の解明に役立てることができる。
本発明の映像音声装置によれば、情報ファイルのバックアップファイルが異常となった場合でも、動作不良の発生を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るブルーレイディスク再生装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る光ピックアップの光学系を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る起動処理に関するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報ファイルチェック処理に関するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るバックアップファイルチェック処理に関するフローチャートである。 情報ファイルの概念図である。 診断モード画面の一例を示す図である。 診断モード画面の一例を示す図である。 診断モード画面の一例を示す図である。 診断モード画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、本発明の映像音声装置の一例として、ブルーレイディスク再生装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るブルーレイディスク(BD)再生装置を示す概略構成図である。BD再生装置100は、光ピックアップ1、信号生成回路21、DSP(Digital Signal Processor)31、再生処理回路32、OSD(On Screen Display)回路33、出力回路34、システムコントローラ41、ドライバ42、表示部43、操作部44、フラッシュROM45、スピンドルモータ51、送りモータ52、及びチルトモータ53を備えている。
光ピックアップ1は、光ディスク2に光ビームを照射して、光ディスク2に記録された音声情報、映像情報等の各種情報の読み取りを行う。この光ピックアップ1には、BD再生用のレーザダイオードが設けられている。なお、光ピックアップ1内部の詳細については後述する。
信号生成回路21は、光ピックアップ1が含む光検出器19(図2)により得られた信号をもとに演算処理を行い、RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等の各種信号を生成する。そして生成したRF信号を再生処理回路32へ出力すると共に、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号をDSP31へ出力する。
再生処理回路32は、信号生成回路21より入力されたRF信号をもとに映像音声信号を生成する。出力回路34は、生成された映像音声信号にD/A変換処理を行い、変換後の信号を外部のテレビ装置等(不図示)へ出力する。
またDSP31は、信号生成回路21より入力されたフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号に基づいてサーボ信号を生成する。例えばトラッキングサーボを行うためのトラッキングサーボ信号や、フォーカスサーボを行うためのフォーカスサーボ信号を生成する。生成されたサーボ信号はドライバ42へ与えられる。これにより例えば、光ピックアップ1が含む対物レンズ17(図2)のトラッキング制御やフォーカス制御等が実施される。
またドライバ42は、DSP31から与えられる駆動信号に基づいてスピンドルモータ51、送りモータ52及びチルトモータ53を駆動する。スピンドルモータ51は、光ディスク2を回転方向に駆動する。送りモータ52は、光ピックアップ1を光ディスク2の半径方向に駆動する。チルトモータ53は、光ディスク2に対する傾きが変化するよう光ピックアップ1を駆動する。また、ドライバ42は、DSP31からの指令に基づき、光ピックアップ1に含まれるレーザダイオード11(図2)を指令に応じた出力パワーで発光駆動する。
システムコントローラ41は、例えばマイコンで構成され、装置各部を制御する。フラッシュROM45は、書き換え可能な不揮発性記憶装置であり、後述する情報ファイルやそのバックアップファイル、その他制御プログラム等が記憶される。
操作部44は、ユーザからの操作入力を受け付け、各種キー等を有する。表示部43は、再生状態等の各種情報を表示する。
OSD回路33は、システムコントローラ41からの指示により、文字・図形からなるOSD映像信号を生成し、出力回路34を介して外部のテレビ装置等(不図示)へ出力する。これにより、テレビ装置等にOSD画面が表示される。
図2は、本発明の一実施形態に係る光ピックアップ1の光学系を示す概略図である。光ピックアップ1は、光ディスク2に対して、光ビームを照射して反射光を受光する。これにより、光ディスク2の記録面に記録されている情報を読み取る。
光ピックアップ1は、レーザダイオード11と、コリメートレンズ12と、ビームスプリッタ13と、立ち上げミラー14と、液晶素子15と、1/4波長板16と、対物レンズ17と、検出レンズ18と、光検出器19と、アクチュエータ20とを備えている。
レーザダイオード11は、BDに対応する405nm帯の光ビームを出射できる光源である。コリメートレンズ12は、レーザダイオード11から出射した光ビームを平行光に変換する。コリメートレンズ12で平行光とされた光ビームは、ビームスプリッタ13に送られる。
ビームスプリッタ13は、入射する光ビームを分離する光分離素子として機能し、コリメートレンズ13から送られてきた光ビームを透過して、光ディスク2側へと導くとともに、光ディスク2で反射された反射光を反射して光検出器19側へと導く。ビームスプリッタ13を透過した光ビームは、立ち上げミラー14に送られる。
立ち上げミラー14は、ビームスプリッタ13を透過してきた光ビームを反射して光ディスク2へと導く。立ち上げミラー14は、ビームスプリッタ13からの光ビームの光軸に対して45°傾いた状態となっており、立ち上げミラー14で反射された光ビームの光軸は、光ディスク2の記録面と略直交する。立ち上げミラー14で反射された光ビームは、液晶素子15に送られる。
液晶素子15は、透明電極に挟まれた液晶(いずれも図示せず)に電圧を印加することで、液晶分子がその配向方向を変える性質を利用して、屈折率の変化を制御し、液晶素子15を透過する光ビームの位相の制御を可能とする素子である。
この液晶素子15を配置することによって、光ディスク2の記録面を保護する樹脂層の厚みの違い等によって生じる球面収差の補正が可能となる。液晶素子15を通過した光ビームは1/4波長板16へ送られる。
1/4波長板16は、入射する直線偏光を円偏光に変換するとともに、入射する円偏光を直線偏光に変換する機能を有する。液晶素子15から送られて1/4波長板16を通過するレーザ光は、直線偏光から円偏光へと変換されて対物レンズ17に送られる。
対物レンズ17は、1/4波長板16を透過した光ビームを光ディスク2の記録面上に集光させる。また、対物レンズ17は後述するアクチュエータ20によって、例えば、図2の上下方向(光ディスク2の記録面に対する垂直方向)及び左右方向(光ディスク2の半径方向)に移動可能とされており、フォーカスサーボ信号及びトラッキングサーボ信号に基づいてその位置が制御される。
光ディスク2で反射された反射光は、対物レンズ17、1/4波長板16、液晶素子15の順に通過し、立ち上げミラー14で反射された後、さらにビームスプリッタ13で反射されて、検出レンズ18によって光検出器19上に設けられる受光素子へと集光される。
光検出器19は、フォトダイオード等の受光素子を用いて受光した光を、電気信号に変換して信号生成回路21へ出力する。光検出器19は例えば四分割された受光領域を備えており、領域ごとに個別に光電変換を行って電気信号を出力することが可能である。
アクチュエータ20は、ドライバ42(図1)で生成され出力された対物レンズ駆動信号に従って、対物レンズ17を光ディスク2の半径方向に移動させる。アクチュエータ20は、例えば永久磁石(不図示)によって形成される磁界内に位置するコイル(不図示)に駆動電流を流し、ローレンツ力にて対物レンズ17を駆動することができるものであればよい。またアクチュエータ20は、対物レンズ17を光ディスク2の半径方向に移動させるトラッキング動作の他に、対物レンズ17を光ディスク2に対して接近離反するように移動させるフォーカス動作も行うことができる。
次に、上記のような構成であるBD再生装置100による起動処理について図3〜図5のフローチャートを用いて説明する。起動処理は装置の電源ON時に開始される。
ここで、フラッシュROM45には、再生制御に関するデータを含んだ情報ファイル(例えばファイル名:「DATA_PARAM.DAT」)が記憶されている。また、再生制御に関するデータのうち特に必要となる所定のデータ(必要箇所データ)を加算して算出されるチェックサムが情報ファイルの特定位置に記憶される(図6の必要箇所データD1、チェックサムD2を参照)。
必要箇所データは、例えばレーザダイオード11の出力パワー設定値、光ピックアップ1のチルト設定値、及び暗号を解くための暗号化されたキー等である。なお、レーザダイオード11の出力パワー設定値、及び光ピックアップ1のチルト設定値は、装置ごとに適切な値に設定されている。
また、初回の起動処理時に、システムコントローラ41は、情報ファイル内の必要箇所データを加算した加算結果と情報ファイル内のチェックサムを比較して一致している場合、情報ファイルが正常であるとして、情報ファイルをコピーして情報ファイルとは別ファイル名であるバックアップファイルをフラッシュROM45上に作成する(例えば、バックアップファイルのファイル名:「DATA_PARAM.BUP」)。
図3に示す起動処理は、上記のように情報ファイルとバックアップファイルがフラッシュROM45に記憶されていることが前提となる。図3の起動処理が開始すると、まずステップS1で、システムコントローラ41は情報ファイルのチェック処理を実行する。
情報ファイルのチェック処理に関するフローチャートを図4に示す。まずステップS11で、システムコントローラ41は、フラッシュROM45から情報ファイルが読み出せるか否かを判定し、読み出せれば(ステップS11のY)、ステップS12に進み、システムコントローラ41は、情報ファイル内の必要箇所データを加算する。次に、ステップS13で、システムコントローラ41は、情報ファイル内のチェックサムを取得する。
そして、ステップS14で、システムコントローラ41は、必要箇所データの加算結果とチェックサムを比較し、もし一致した場合は(ステップS14のY)、情報ファイルは正常と判定する。一致しなかった場合は(ステップS14のN)、情報ファイルは異常であると判定する。また、ステップS11で情報ファイルが読み出せない場合も(ステップS11のN)、情報ファイルは異常であると判定する(情報ファイルが消失した場合は読み出せない)。
図3に説明を戻し、情報ファイルが正常と判定された場合は(ステップS2のY)、ステップS3に進み、システムコントローラ41はバックアップファイルのチェック処理を実行する。
バックアップファイルのチェック処理に関するフローチャートを図5に示す。まずステップS21で、システムコントローラ41は、フラッシュROM45からバックアップファイルが読み出せるか否かを判定し、読み出せれば(ステップS21のY)、ステップS22に進み、システムコントローラ41は、バックアップファイル内の必要箇所データを加算する。次に、ステップS23で、システムコントローラ41は、バックアップファイル内のチェックサムを取得する。
そして、ステップS24で、システムコントローラ41は、必要箇所データの加算結果とチェックサムを比較し、もし一致した場合は(ステップS24のY)、バックアップファイルは正常と判定する。一致しなかった場合は(ステップS24のN)、バックアップファイルは異常であると判定する。また、ステップS21でバックアップファイルが読み出せない場合も(ステップS21のN)、バックアップファイルは異常であると判定する(バックアップファイルが消失した場合は読み出せない)。
図3に説明を戻し、バックアップファイルが正常と判定された場合は(ステップS4のY)、ステップS9に進み、情報ファイルに基づく起動処理が実行される。起動処理には、レーザダイオード11の出力パワー設定、光ピックアップ1のチルト設定が含まれる。なお、もし情報ファイルが読み出せない場合や、情報ファイルから読み出した設定値が異常である場合は、代わりの所定の設定値を用いて設定する。
また、ステップS4で、バックアップファイルが異常であると判定された場合は(ステップS4のN)、ステップS5に進み、システムコントローラ41は、情報ファイルをバックアップファイルとしてコピーする(バックアップファイルが存在する場合は上書き)。それから、ステップS9で起動処理が実行される。
ステップS2で、情報ファイルが異常であると判定された場合は(ステップS2のN)、ステップS6に進み、システムコントローラ41はバックアップファイルのチェック処理を実行する(図5)。そして、バックアップファイルは正常であると判定された場合は(ステップS7のY)、ステップS8に進み、システムコントローラ41は、バックアップファイルを情報ファイルとしてコピーする(情報ファイルが存在する場合は上書き)。それから、ステップS9で起動処理が実行される。
また、ステップS7で、バックアップファイルは異常であると判定された場合は(ステップS7のN)、ステップS9に進み、起動処理が実行される。なお、ステップS7のNの場合に、OSD回路33によりエラー表示を行ってもよい。
以上のような起動処理によれば、情報ファイルは正常であるが、バックアップファイルが何らかの理由で消失したり、意図しないデータに書き換えられてバックアップファイルが異常となった場合、ステップS5により正常である情報ファイルがバックアップファイルとしてコピーされるので、バックアップファイルが正常となる。そして、情報ファイルが異常となった場合でも、バックアップファイルは正常であるのでステップS8によりバックアップファイルが情報ファイルとしてコピーされ、情報ファイルが正常となる。従って、再生動作不良の発生を抑えることができる。
また、BD再生装置100は、操作部44における特定の操作(通常、エンドユーザは知らない)により診断モードに入ることができる。
ここで、図3の起動処理において、情報ファイルの正常・異常、バックアップファイルの正常・異常の4つのパターンに応じて異なるフラグ情報がフラッシュROM45に記憶される(つまり、ステップS4のYまたはN、ステップS7のYまたはNの4パターン)。そして、操作部44において特定の操作がされると、システムコントローラ41は、診断モードに入り、フラッシュROM45に記憶された上記フラグ情報を読み出し、フラグ情報に応じてOSD回路33に指示し、外部のテレビ装置(不図示)等にフラグ情報に応じた診断モード画面を表示させる。
このような診断モード画面の一例を図7A〜図7Dに示す。図7Aは情報ファイル:正常、バックアップファイル:正常の場合に対応し、図7Bは情報ファイル:正常、バックアップファイル:異常の場合に対応し、図7Cは情報ファイル:異常、バックアップファイル:正常の場合に対応し、図7Dは情報ファイル:異常、バックアップファイル:異常の場合に対応する。
このような診断モード画面の表示により、情報ファイルやバックアップファイルが異常となった原因の解明に役立てることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、情報ファイル及びバックアップファイルのチェック処理において、チェックサムを用いたエラー検出を行ったが、例えばハッシュ値等を用いてエラー検出してもよい。
また、上記実施形態では、BD再生装置を一例として説明したが、例えば他の光ディスク装置やテレビ装置等の映像音声装置に本発明を適用してもよい。
100 BD再生装置
1 光ピックアップ
2 光ディスク
11 レーザダイオード
12 コリメートレンズ
13 ビームスプリッタ
14 立ち上げミラー
15 液晶素子
16 1/4波長板
17 対物レンズ
18 検出レンズ
19 光検出器
20 アクチュエータ
21 信号生成回路
31 DSP
32 再生処理回路
33 OSD回路
34 出力回路
41 システムコントローラ
42 ドライバ
43 表示部
44 操作部
45 フラッシュROM
51 スピンドルモータ
52 送りモータ
53 チルトモータ

Claims (6)

  1. 記憶部を有した映像音声装置において、
    前記記憶部に記憶された装置の動作制御に関するデータを含んだ情報ファイルのチェック処理を実行する情報ファイルチェック処理部と、
    前記記憶部に記憶された前記情報ファイルのバックアップファイルのチェック処理を実行するバックアップファイルチェック処理部と、
    前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは正常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは異常であると判定された場合に、前記情報ファイルを前記バックアップファイルとしてコピーする情報ファイルコピー部と、
    前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは異常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは正常であると判定された場合に、前記バックアップファイルを前記情報ファイルとしてコピーするバックアップファイルコピー部と、
    を備えることを特徴とする映像音声装置。
  2. 前記情報ファイルチェック処理部は、前記装置の動作制御に関するデータのうち特定のデータについてエラー検出処理を行うことで前記情報ファイルが正常か否かを判定し、
    前記バックアップファイルチェック処理部は、前記バックアップファイル内の前記特定のデータについてエラー検出処理を行うことで前記バックアップファイルが正常か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の映像音声装置。
  3. 前記特定のデータには、光ディスクに光ビームを照射する光源の出力パワー設定値が少なくとも含まれることを特徴とする請求項2に記載の映像音声装置。
  4. 前記エラー検出処理は、チェックサムを用いたエラー検出処理であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の映像音声装置。
  5. 前記情報ファイルチェック処理部により前記情報ファイルは正常であると判定され、且つ前記バックアップファイル処理部により前記バックアップファイルは正常であると判定された場合に、前記情報ファイルコピー部は前記情報ファイルを前記バックアップファイルとしてコピーしないことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の映像音声装置。
  6. 特定の操作により装置が入る診断モードにおいて、前記情報ファイルチェック処理部及び前記バックアップファイルチェック処理部による判定結果に応じた画面を表示部に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の映像音声装置。
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