JP2012229104A - シート処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な方式でシートトレイからジョブ間のシートの取り出しを容易に実行可能なシート処理装置を提供する。
【解決手段】第1の排出モードであるか否かを判断する(ステップS30)。第1の排出モードであると判断した場合には、折りローラでシートを狭持した状態で排出する(ステップS32)。第1の排出モードでないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、折りシートの先頭を検知したかどうかを判断する(ステップS34)。排出センサが折りシートの先端を検知したと判断した場合(ステップS34においてYES)には、折りローラを離間する(ステップS36)。そして、シートを開いた状態でシートトレイの載置部材に排出する(ステップS38)。
【選択図】図13
【解決手段】第1の排出モードであるか否かを判断する(ステップS30)。第1の排出モードであると判断した場合には、折りローラでシートを狭持した状態で排出する(ステップS32)。第1の排出モードでないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、折りシートの先頭を検知したかどうかを判断する(ステップS34)。排出センサが折りシートの先端を検知したと判断した場合(ステップS34においてYES)には、折りローラを離間する(ステップS36)。そして、シートを開いた状態でシートトレイの載置部材に排出する(ステップS38)。
【選択図】図13
Description
この発明は、画像形成装置から排出される記録済みの用紙を受けとって後処理を施すシート処理装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置から排出される記録済みの用紙(シート)を受け入れ、所定の後処理を施すシート処理装置が、近年、広く用いられている。
具体的には、シート処理装置には、画像形成後の用紙に対してホチキス(ステープル)綴じ、パンチ(丸穴開け)、紙折りなどの後処理手段が設けられている。
そのなかでも画像形成装置から排出される記録済みの用紙(シート)を製本して取り出すようにしたシート処理装置については、従来から多くの提案がなされている。例えば、画像形成装置から排出され、スタックされた用紙を中央部で綴じ、綴じた位置で用紙を中綴じにして二つに折り畳んで製本とし、これをシートトレイ上に載置して取り出すようにしたシート処理装置が提案されている。
例えば、特開2004−284762号公報においては、画像形成装置から排出されるシートを積載するシートトレイに多数のシートを重ねながら整列させる技術が開示されている。
また、特開平07−125900号公報においては、多数のシートを上部テーブルおよび下部テーブルの2つにそれぞれ分けて排出する技術が開示されている。
一方で、1つのジョブとして、複数枚の後処理を実行する指示が要求されている場合、ジョブの切り分けが容易であることが望ましい。
この点で、特開平06−115795号公報においては、トレイを回転させてジョブの仕分けを実行する方式が開示されている。
しかしながら、上記公報におけるジョブの仕分けは回転機構等を設けるなど、装置の構成が複雑となり、コストもかかる問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、簡易な方式でシートトレイからジョブ間のシートの取り出しを容易に実行可能なシート処理装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従うシート処理装置は、画像形成装置により画像形成された後のシートを処理するシート処理装置であって、画像形成された後のシートを折り込むシート折り部と、シートを取り出すために積載するシートトレイと、シート折り部からシートトレイへの排出を制御する制御部とを備える。制御部は、第1の排出モードにおいて、シート折り部により折り込まれたシートを閉じた状態でシートトレイに排出し、第2の排出モードにおいて、シート折り部により折り込まれたシートを開いた状態でシートトレイに排出する。
好ましくは、制御部は、複数部のシートの折り処理の実行を指示するジョブに応答して、シート折り部におけるシートの折り込みが複数部のシートのうちの1部目のシートであるか否かを判断し、1部目のシートであると判断した場合には、第2の排出モードによりシートをシートトレイへ排出し、1部目以外のシートであると判断した場合には、第1の排出モードによりシートをシートトレイへ排出する。
好ましくは、制御部は、複数部のシートの折り処理の実行を指示するジョブに応答して、シート折り部におけるシートの折り込みが複数部のシートのうちの最終部のシートであるか否かを判断し、最終部のシートであると判断した場合には、第2の排出モードによりシートをシートトレイへ排出し、最終部以外のシートであると判断した場合には、第1の排出モードによりシートをシートトレイへ排出する。
好ましくは、シート折り部は、折り込まれたシートをシートトレイに搬送するための一対のローラを含む。
特に、シート折り部は、一対のローラを離間させる離間機構をさらに含み、制御部は、第1の排出モードにおいて、一対のローラにより折り込まれたシートを狭持して、閉じた状態でシートトレイに排出し、第2の排出モードにおいて、一対のローラにより折り込まれたシートの先端を狭持し、離間機構により一対のローラを離間させることによりシートの後端を開いて、開いた状態でシートトレイに排出する。
本発明に従うシート処理装置の制御部は、第1の排出モードにおいて、シート折り部により折り込まれたシートを閉じた状態でシートトレイに排出し、第2の排出モードにおいて、シート折り部により折り込まれたシートを開いた状態でシートトレイに排出する。
したがって、ジョブ間において2つの排出モードを切り替えることにより、ジョブ間を区別することが可能となり、簡易な方式でシートトレイからジョブ間のシートの取り出しを容易に実行することが可能となる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(画像形成システム)
図1は、本発明の実施の形態に従う後処理装置(シート処理装置)FSおよび画像形成装置Aを備える画像形成システムの概略断面図である。
図1は、本発明の実施の形態に従う後処理装置(シート処理装置)FSおよび画像形成装置Aを備える画像形成システムの概略断面図である。
(画像形成装置A)
画像形成装置Aは、画像読取部1と、画像処理部2と、画像書込部3と、画像形成部4と、給紙カセット5と、給紙ローラ6と、定着装置7と、排紙ローラ8と、自動両面コピー給紙部9とを備えている。
画像形成装置Aは、画像読取部1と、画像処理部2と、画像書込部3と、画像形成部4と、給紙カセット5と、給紙ローラ6と、定着装置7と、排紙ローラ8と、自動両面コピー給紙部9とを備えている。
画像形成装置Aの上部には、自動原稿搬送装置10が搭載されている。また、画像形成装置Aの図示左側面の排紙ローラ8側には、後処理装置FSが連結されている。自動原稿搬送装置10の原稿台上に載置された原稿は、搬送路に沿って搬送され画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査され、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を施された後、画像書込部3に送られる。画像書込部3に送られた画像データに基づき半導体レーザが発光駆動され、画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射されて潜像が形成される。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行なわれ、感光体ドラム4A上にトナー像が形成される。
給紙カセット5から給紙ローラ6により給送された記録用紙Sは、感光体ドラム4Aに到達し、転写手段4Bによりトナー像が記録用紙Sに転写される。トナー像を担持した記録用紙Sは、定着装置7により定着処理され、排紙ローラ8から後処理装置FSに送り込まれる。両面コピーの場合には、片面画像処理済みの記録用紙Sは搬送路切り替え板8Aにより自動両面コピー給紙部9に送り込まれ、画像形成部4において裏面にトナー像が転写され、定着された後、排紙ローラ8から後処理装置FSに送り込まれる。
(後処理装置FS)
後処理装置FSは、用紙搬入部20と、複数の後処理部とを有する。後処理部としては、孔あけ処理部40と、折り部50、端綴じ(平綴じ)処理部71、中綴じ処理部72、および排紙部80を有する。
後処理装置FSは、用紙搬入部20と、複数の後処理部とを有する。後処理部としては、孔あけ処理部40と、折り部50、端綴じ(平綴じ)処理部71、中綴じ処理部72、および排紙部80を有する。
画像形成装置Aの排紙ローラ8から後処理装置FSに送り込まれた画像形成後の記録用紙S(シートとも称する)は、用紙搬入部20により後処理装置FS内部に搬送される。
孔あけ処理部40は、用紙搬入部20の左手下流側に配置され、シートSにパンチ孔を開ける。具体的には、後処理装置FSの入り口付近に入口センサ28が設けられ、後処理装置FSにシートSが搬入されると、当該入口センサ28がシートSの搬入を検知する。そして、シートSの搬入を検知してから所定時間後にシートSの搬送を停止し、孔あけ処理部40は、シートSにパンチ孔を開ける(パンチ処理)。
孔あけ処理部40の下流から2つの搬送路H0,H1に分岐される。当該搬送路H0,H1の切り替えは、搬送経路切替部材30により行われる。下方に分岐した搬送路H1は、搬送ローラ23を経てサドル100に繋がる。サドル100は、後述するが、中綴じ処理部72、折り部50とが配置されており、詳しくは後述する。
もう一方の搬送路H0は、搬送ローラ24を経て排紙部80に繋がる。
後処理装置FSにおいて、後処理部による処理なしで大量の画像形成を行なう際には、シートSは用紙搬入部20から搬送路H0を経て排紙部80の排出パドル22から後処理装置FSの出口に設けられたエレベートトレイ81に排出される。
後処理装置FSにおいて、後処理部による処理なしで大量の画像形成を行なう際には、シートSは用紙搬入部20から搬送路H0を経て排紙部80の排出パドル22から後処理装置FSの出口に設けられたエレベートトレイ81に排出される。
エレベートトレイ81は、排紙されるシートSの最上面が常に一定した高さになるように図の鎖線で示すように下方に移動する。したがって、エレベートトレイ81上には、数千枚のシートを集積することが可能である。また、搬送路H0には、用紙検出センサ26が設けられ、搬送路H0のシートSの通過を検知して、搬送ローラ24、排出パドル22等の駆動のタイミング制御等が実行される。
また、排出パドル22は、圧接した状態と離間した状態とに可動可能に構成されている。排出パドル22が圧接した状態である場合には、上述したようにエレベートトレイ81にシートSを排出する。一方、排出パドル22が離間した状態の場合には、エレベートトレイ81には直ぐに排出されず、シートSが排出パドル22に到達した後、シートSの後端が収容ベルト70上に落下する。そして、収容ベルト70および収容パドル74は、回転して端綴じ処理部71が設けられた方向にシートを搬送する。そして、複数のシートSについて当該処理が複数回実行されて、用紙検出センサ77で所定枚数が端綴じ処理部71に収容されたことを検知し、端綴じ処理を実行する。そして、その後、収容ベルト70および収容パドル74は、排出パドル22の方向に端綴じしたシート束を搬送し、排出パドル22からエレベートトレイ81にシート束が排出される。
サドル100は、搬送ローラ23の下流で水平方向に対して斜めに配置されており、シートSをガイドする複数のガイド部材および先端ストッパと、中綴じ処理部72と、折り部50、用紙幅整合部とを有し、1枚以上のシートSに対して、中折り(二つ折り)モード、中折り・中綴じモードの各モードで用紙を処理し、シートトレイ800に排出する。なお、本例においては、サドル100において、1枚以上のシートSに対して二つ折りの処理が施されるため、シートトレイ800に排出されるシートを折りシートとも称することとする。
図2は、本発明の実施の形態に従う後処理装置FSのサドル100の要部拡大断面図である。
図2を参照して、シートSは、斜め上方から斜め下方に向けて搬入される。また、図中右下に記すように、以下の説明において、斜め下方に向かう方向をX方向、紙面においてX方向と直交する方向をY方向、紙面に対して垂直な方向をZ方向とする。
サドル100を構成するガイド部材は、上流側ガイド部材101、102と下流側ガイド部材103、104とからなり、上流側ガイド部材101、102の上部側に用紙幅整合部110が位置し、上流側ガイド部材101、102の中ほどに中綴じ処理部72が位置し、上流側ガイド部材101、102と下流側ガイド部材103、104との間に折り部50が位置する。
搬送路H1を介してサドル100に搬入されるシートSは、サドル搬入センサ62によって1枚ずつ検出される。そして、搬入されるシートSは、自重によってガイド部材に沿って搬送される。その際、上パドル75、下パドル76がシートの表面に接触して回転することにより、シートが1枚ずつ円滑に搬送される。
用紙幅整合部110は、シートSの幅方向(Z、逆Z方向)の整合を行なう。
折り部50の下流には、下流側ガイド部材103、104に沿って移動可能な先端ストッパ105が設けられる。先端ストッパ105はシートSの下端を所定位置に規制するものであり、用紙サイズに応じて移動される。
折り部50の下流には、下流側ガイド部材103、104に沿って移動可能な先端ストッパ105が設けられる。先端ストッパ105はシートSの下端を所定位置に規制するものであり、用紙サイズに応じて移動される。
上流側ガイド部材101と下流側ガイド部材103とは、サドル100の下側(逆Y方向側)に位置し、シートSがその面に沿って滑落し積載されるスタック面を構成する。また、上流側ガイド部材102と下流側ガイド部材104は、上流側ガイド部材101と下流側ガイド部材103と一定間隔をあけて対向配置される。
中綴じ処理部72は、受針機構72aと打針機構72bとからなり、シートSの束の用紙搬送方向の中央部が先端ストッパ105によって位置決めされると作動して、シートSの束を中綴じする。具体的には、先端ストッパ105がシートSの用紙搬送方向(X、逆X方向)に移動することで、複数枚のシートSの中央部は、中綴じ処理部72に合わされてスタックされる。複数枚のシートSがスタックされた後、中綴じ処理部72でシートSの束が中綴じされる。なお、中綴じ処理部72で中綴じ処理が行なわれない場合には、シートSの中央部が折り部50に合うように、シートSがスタックされる。
折り部50は、第1折り板51、第1折りローラ52、第2折りローラ53、第1折り板センサ59、離間機構55を備え、シートSを中折り(二つ折り)処理する。
図3は、本発明の実施の形態に従う中折り(二つ折り)処理を説明する図である。
図2および図3を参照して、中折り(二つ折り)処理においては、まずシートSの長さの中央部が第1折り板51の位置となるように先端ストッパ105が移動される。ついで、図3(A)に示されるように第1および第2折りローラ52、53が回転しながら、第1折り板51がシートSを第1折りローラ52と第2折りローラ53との間に挿入する。第1折りローラ52と第2折りローラ53とは図示しないバネ部材で互いに圧接するよう付勢されているので、図3(B)においてシートSは中央部で折り目をつけて折り処理される。そして折り処理されたシートSをシートトレイ800に排出する。なお、第1折り板センサ59は、第1折り板51のホーム位置を検出し、移動した第1折り板51はホーム位置まで戻される。
図2および図3を参照して、中折り(二つ折り)処理においては、まずシートSの長さの中央部が第1折り板51の位置となるように先端ストッパ105が移動される。ついで、図3(A)に示されるように第1および第2折りローラ52、53が回転しながら、第1折り板51がシートSを第1折りローラ52と第2折りローラ53との間に挿入する。第1折りローラ52と第2折りローラ53とは図示しないバネ部材で互いに圧接するよう付勢されているので、図3(B)においてシートSは中央部で折り目をつけて折り処理される。そして折り処理されたシートSをシートトレイ800に排出する。なお、第1折り板センサ59は、第1折り板51のホーム位置を検出し、移動した第1折り板51はホーム位置まで戻される。
なお、ここでは、1枚のシートSの二つ折り処理について説明しているが、特に1枚に限られず、複数枚についても同様の処理が可能である。
図4は、本発明の実施の形態に従うシートトレイ800の斜視図である。
図4を参照して、シートトレイ800は、載置部材820と、ストッパ部材822とを備える。
図4を参照して、シートトレイ800は、載置部材820と、ストッパ部材822とを備える。
ストッパ部材822は、端部が載置部材820と連結されるとともに、載置部材820に重なるように折り畳むことが可能であり、載置部材820とともに後処理装置FSの側面に収納することが可能である。
また、ストッパ部材822には、把持部826が設けられており、当該把持部826を持ってシートトレイ800の角度を調整することが可能である。
また、載置部材820には、2本の搬送ベルト827A,827Bが設けられている。シートトレイ800に載置された折りシートは、当該搬送ベルト827A,827Bを介して搬送される。
また、載置部材820には、可動部材823,824が設けられている。なお、ここでは、可動部材824は図示されていない。シートトレイ800に載置された折りシートが搬送ベルトを介して搬送されると可動部材823,824と接触して、可動部材823,824は下方に移動する。
また、載置部材820には、搬送ボタン825が設けられている。当該搬送ボタン825を押下すると搬送ベルト827A,827Bを駆動させることが可能である。
図5は、本発明の実施の形態に従うシートトレイ800の模式図である。
図5(A)は、シートトレイ800を上面から見た図である。図5(B)は、シートトレイ800の断面図である。
図5(A)は、シートトレイ800を上面から見た図である。図5(B)は、シートトレイ800の断面図である。
シートトレイ800の載置部材820には、折りシートを搬送する搬送部である搬送ベルト827A,827Bが2本設置されており、ベルト搬送ローラ821A、821Bの回転により搬送ベルト827A,827Bは同図(A)に示す矢印c方向、同図(B)に示す矢印d方向に回動させられる。
同図(A)に示すように、ストッパ部材822近傍であって、2本の搬送ベルト827A,827B間の略中央付近には、折りシートにより移動させられる可動部材823が設置されている。
また、ストッパ部材822と反対側の入口付近であって、2本の搬送ベルト827A,827B間の略中央付近には、折りシートにより移動させられる可動部材824が設置されている。
シートトレイ800の載置部材820に排出された折りシートは、図示の如く積み重なった状態(図5(B)における折りシートの積載状態は模式的に示したものである)で搬送ベルト827A,827Bにより徐々に搬送される。
図示のように可動部材823は、先頭の折りシートの接触により載置部材820の内側の隠れた位置に移動させられる。載置部材820内には、可動部材823が載置部材820の内側の位置に移動したことを検知する、検知部材(シートトレイ先端センサ)が配置されている。当該可動部材823の移動により検知部材は、折りシートが当該位置に到達したことを把握することが可能である。
なお、可動部材824については、折り部50からシートトレイ800に折りシートが排出された際に、折りシートが可動部材824を覆うように排出される位置に設けられているものとする。したがって、折りシートが排出された場合には、可動部材824は、可動部材823と同様に載置部材820の内側の隠れた位置に移動させられる。載置部材820内には、可動部材824が載置部材820の内側の位置に移動したことを検知する、検知部材(シートトレイ入口センサ)が配置されている。当該可動部材824の移動により検知部材は、折りシートが当該位置、つまりシートトレイ800に排出されたことを検知することが可能である。
図6は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置Aの概略ブロック図である。
図6を参照して、画像形成装置Aは、装置全体を制御するメイン制御部150と、画像読取部1と、画像処理部2と、画像書込部3と、画像形成部4と、自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder)10と、操作パネル13と、音声出力部14と、外部機器インタフェース15と、通信インタフェース16とを備える。
図6を参照して、画像形成装置Aは、装置全体を制御するメイン制御部150と、画像読取部1と、画像処理部2と、画像書込部3と、画像形成部4と、自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder)10と、操作パネル13と、音声出力部14と、外部機器インタフェース15と、通信インタフェース16とを備える。
メイン制御部150は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)を含む各種プログラムを実行するためのCPU(Central Processing Unit)151と、CPU151で実行されるプログラムが予め格納されたROM(Read Only Memory)152と、CPU151のプログラム部分の実行に必要なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)153とを備える。
メイン制御部150は、ADF10に載荷された原稿から画像読取部1を用いて画像を読み取り電子データ化する読取制御と、読み取られた画像に対して画像処理部2を用いて様々な画像処理を行なう画像処理制御と、画像処理された画像を画像書込部3および画像形成部4を用いて既知の電子写真プロセスによってシートに形成する画像形成制御と、画像が形成されたシートを搬送する用紙給送制御とを実行する。
操作パネル13は、タッチパネルを有しており、シートに施す後処理の種類の設定、その他の様々な機能の操作設定を行ない、また設定された機能の確認や種々の警告等を表示可能に構成されている。操作パネル13には、後述するがたとえば、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等も表示される。
操作パネル13からメイン制御部150へは、ユーザの操作に基づいて、シートのサイズ情報、後処理の種別情報(折り・綴じの有無およびそれらの種類ならびに枚数等)を含むジョブが入力される。
メイン制御部150は、これらのジョブを通信インタフェース16を通じて後処理装置FSへ送信する。
音声出力部14からは操作音や警告音、紙詰まり等のエラーが発生した場合のエラー音が出力される。外部機器インタフェース15には外部のネットワーク17が接続される。これにより、ネットワーク上の他の機器と通信可能に構成されている。
なお、画像形成装置Aは、複写(コピー)機能のほかに、画像データを取得するスキャン機能、および図示しないが外部のパソコン等の機器から画像データを受信し、印刷を行なうプリント機能、ファクシミリ送信が可能なFAX機能等を備えている。
図7は、本発明の実施の形態に従う後処理装置FSの概略ブロック図である。
図7を参照して、後処理装置FSは、後処理装置FSの全体を制御するフィニッシャ制御部200と、画像形成装置Aと情報の通信を行なうための通信インタフェース87とを備える。
図7を参照して、後処理装置FSは、後処理装置FSの全体を制御するフィニッシャ制御部200と、画像形成装置Aと情報の通信を行なうための通信インタフェース87とを備える。
フィニッシャ制御部200は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムを実行するためのCPU201と、CPU201で実行されるプログラムが予め格納されたROM202と、CPU201のプログラム部分の実行に必要なデータを一時的に記憶するRAM203とを備える。
フィニッシャ制御部200は、画像形成装置Aから出力されたジョブに基づいて後処理装置FS内部における各部を制御する。
フィニッシャ制御部200は、各種センサと接続されている。具体的には、用紙検出センサ26,77と、サドル搬入センサ62と、入口センサ28と、シートトレイ入口センサ38と、シートトレイ先端センサ39と、第1折り板センサ59と、排出センサ60、シートトレイ上部センサ82と、シートトレイ下部センサ84とがフィニッシャ制御部200に接続されており、各種センサからの検出信号が入力される。
フィニッシャ制御部200は、切り替えスイッチ86を制御する。切り替えスイッチ86は、搬送経路切替部材30と接続されている。当該切り替えスイッチ86の切り替えにより搬送経路切替部材30の位置が変化して搬送路が切り替えられる。
フィニッシャ制御部200は、各種モータを制御する。
先端ストッパ105、上パドル75、下パドル76、搬送ローラ23,24、第1折り板51、折りローラ52,53、排出パドル22、搬送ベルト827A,827B、エレベートトレイ81は、それぞれ先端ストッパモータ90、上パドルモータ91、下パドルモータ92、搬送モータ93、第1折り板モータ94、折りローラモータ95、排出パドルモータ96、搬送ベルトモータ97、エレベートモータ98によりそれぞれ駆動される。
先端ストッパ105、上パドル75、下パドル76、搬送ローラ23,24、第1折り板51、折りローラ52,53、排出パドル22、搬送ベルト827A,827B、エレベートトレイ81は、それぞれ先端ストッパモータ90、上パドルモータ91、下パドルモータ92、搬送モータ93、第1折り板モータ94、折りローラモータ95、排出パドルモータ96、搬送ベルトモータ97、エレベートモータ98によりそれぞれ駆動される。
また、フィニッシャ制御部200は、離間機構55を制御する。
フィニッシャ制御部200は、孔あけ処理部40、端綴じ処理部71、中綴じ処理部72、用紙幅整合部110等をそれぞれ制御する。
フィニッシャ制御部200は、孔あけ処理部40、端綴じ処理部71、中綴じ処理部72、用紙幅整合部110等をそれぞれ制御する。
なお、ここでは、説明を簡易にするために収容ベルト70および収容パドル74をそれぞれ駆動するモータについては図示を省略している。他の部品についても同様である。
図8は、本発明の実施の形態に従う操作パネル13の概観図である。
図8を参照して、本発明の実施の形態に従う操作パネル13は、表示部312と、10キー302と、スタートボタン310とを含む。なお、その他のキーについては省略している。
図8を参照して、本発明の実施の形態に従う操作パネル13は、表示部312と、10キー302と、スタートボタン310とを含む。なお、その他のキーについては省略している。
表示部312上にはタッチパネルが設けられており、表示部312上において所定の操作が可能である。10キー302は、コピー等の枚数を入力するためのボタンである。スタートボタン310は、コピー/スキャン等の処理の実行を指示するボタンである。
また、表示部312には、各種モードの表示やその他の表示が行われる。そして、タッチパネルによって、表示内容に従った各種設定を行うことができる。例えば、表示部312には、通常は、コピー動作やスキャン動作を実行する際に行う基本的/応用的な設定のためのタブボタン314が配置されている。各タブボタンを押下すると、その詳細設定を行うための階層画面が表示される。本例においては、応用のタブボタンが押下された場合が示されており、後処理装置FSにおける各種後処理についての詳細な設定指示が可能となっている。具体的には、「小冊子モード」、「とじ代モード」、「折りモード」、「ステープルモード」の指定が可能となっている。
そして、当該操作パネル13を介して後処理装置に対して、1つのジョブとして複数部のシートの折り処理等の指定が可能であるものとする。
図9は、本発明の実施の形態に従うシートトレイ800におけるシート整列搬送モードのフロー図である。当該処理は、CPU201が搬送ベルトモータ97を制御することにより実行される。
図9を参照して、シート整列搬送モードにおいては、まず、シート排出タイミングであるかどうかを判断する(ステップS2)。CPU201は、折り部50で処理された折りシートが排出タイミングであるかどうかを判断する。
ステップS2において、シート排出タイミングであると判断した場合(ステップS2においてYES)には、搬送ベルトを正転する(ステップS4)。具体的には、折りシートがシートトレイ800に接触する直前に搬送ベルトモータ97に指示して搬送ベルト827A,827Bを正転(排出方向)させる。
次に、シートトレイ入口センサ38がONであるかどうかを判断する(ステップS6)。CPU201は、シートトレイ800に折りシートが排出される位置に設けられたシートトレイ入口センサ38がONしているかどうかを判断する。
ステップS6において、シートトレイ入口センサ38がONで有ると判断した場合(ステップS6においてYES)には、その状態を維持し、搬送ベルトを正転させた状態でシートトレイ入口センサ38がOFFとなるかどうかを判断する。
ステップS6において、シートトレイ入口センサ38がOFFとなるまで搬送ベルトを正転させて、シートトレイ入口センサ38がOFFとなった場合(ステップS6においてNO)に、搬送ベルトを停止する(ステップS8)。
そして、次の排出が有るかどうかを判断する(ステップS10)。次の排出が有る場合には、ステップS2に戻り、上記の処理を繰り返す。一方、次の排出が無い場合には、処理を終了する(エンド)。
すなわち、当該シート整列搬送モードにおいては、シート排出タイミングにおいて、排出された折りシートがシートトレイ800に到達した場合に、上述した可動部材824が移動するためシートトレイ入口センサ38はONになる。そして、シートトレイ入口センサ38がOFFとなるまで当該排出された折りシートを搬送ベルトにより搬送し、当該排出された折りシートの後端部が可動部材824を抜けたときに、可動部材824は、初期位置に戻る。すなわち、シートトレイ入口センサ38はOFFとなり当該位置で搬送ベルトは停止する。そして、再び、次のシート排出タイミングにおいて、排出された折りシートは、可動部材824をシートトレイ入口センサ38をONにする。例えば、排出された折りシートの中央部分に可動部材824が設けられている場合、前に排出された折りシートと、次に排出された折りシートとは長さの半分ずつ程、重なり合うことになる。当該処理を繰り返すことにより一定間隔で排出された折りシートが重なりあって整列して搬送されることになる。すなわち、当該搬送モードは、折りシートが排出される毎に所定距離、搬送ベルトを移動(ステップ移動)させて排出された折りシートを搬送する。
次に、本発明の実施の形態に従うシート処理装置におけるシートの排出処理について説明する。
本発明の実施の形態に従うシート処理装置は、中折り(二つ折り)処理したシートの排出方式として第1の排出モードと第2の排出モードとを有している。
まず、第1の排出モードについて説明する。
図10は、本発明の実施の形態に従う中折り(二つ折り)処理したシートの第1の排出モードに従う排出について説明する図である。
図10は、本発明の実施の形態に従う中折り(二つ折り)処理したシートの第1の排出モードに従う排出について説明する図である。
図10(A)を参照して、中折り(二つ折り)処理においては、第1折り板51がシートSを第1折りローラ52と第2折りローラ53との間に挿入する。
そして、図10(B)で示されるように第1折りローラ52と第2折りローラ53との間で狭持された状態となる。そして、図10(C)で示されるようにシートは閉じた状態でそのままシートトレイ800の載置部材820に排出される。
次に、第2の排出モードについて説明する。
図11は、本発明の実施の形態に従う中折り(二つ折り)処理したシートの第2の排出モードに従う排出について説明する図である。
図11は、本発明の実施の形態に従う中折り(二つ折り)処理したシートの第2の排出モードに従う排出について説明する図である。
図11(A)を参照して、中折り(二つ折り)処理においては、第1折り板51がシートを第1折りローラ52と第2折りローラ53との間に挿入する。
そして、図11(B)で示されるように第1折りローラ52と第2折りローラ53との間でシートの先端が狭持された状態となる。
そして、図11(C)で示されるように、シートの先端が排出センサ60により検知された場合に、フィニッシャ制御部200からの指示に従って離間機構55が動作する。離間機構55は、第1折りローラ52と第2折りローラ53とを離間させる。離間機構55として例えば、モータを用いて第1折りローラ52の位置を第2折りローラ53と離間するように調節しても良いし、レバーにより第1折りローラ52の位置を第2折りローラ53と離間する位置に移動させるようにしても良い。離間機構55により第1折りローラ52と第2折りローラ53とが離間することによりシートは狭持されていた状態から開放されるため、その反動により閉じた状態から開いた状態となるように作用する。
そして、図11(D)で示されるように、第1および第2折りローラ52,53の回転に従いシートの後端がさらに開きはじめる。なお、シートの後端が開くのをさらに補助するような仕方で第1折りローラ52の回転を制御するようにしても良い。具体的には、回転を上げることにより接触しているシートの後端がさらに開くことになる。
そして、図11(E)に示されるようにシートトレイ800の載置部材820において、中折り(二つ折り)処理された閉じたシートは、開いた状態で載置される。なお、本例においては、離間機構55により閉じたシートを開いた状態にする場合について説明したが、離間機構55にさらに、閉じたシートを開いた状態にするための補助レバー等を用いて、当該補助レバーによりシートの後端が開くのをさらに補助するようにしても良い。
図12は、本発明の実施の形態に従うCPU201における排出モードの切替を説明するフロー図である。なお、ここで、ジョブは、複数部のシートの中折り(二つ折り)処理の実行を指示する場合について説明する。
図12(A)を参照して、ジョブ開始後、複数部のうちの1部目かどうかを判断する(ステップS20)。CPU201は、通信インタフェース16を介して画像形成装置Aから送信されてきたジョブを受信し、例えば、当該ジョブに基づいて折り処理等を実行する。具体的には1部ずつ折り処理等の実行を折り部50に指示する。CPU201は、後処理装置FSにおいてジョブが開始されてから完了されるまでを監視し、複数部のうちの1部目の折り部における折り処理であるか否かを判断する。
次に、ステップS20において、ジョブ開始後、1部目であると判断した場合(ステップS20においてYES)には、第2の排出モードで排出する。
一方、ステップS20において、ジョブ開始後、1部目で無いと判断した場合(ステップS20においてNO)には、第1の排出モードで排出する。
当該切替は、ジョブ開始時の1部目であるか否かに基づいて実行される。
また、1部目に切替を実行する場合のみならず、最終部目に切替を実行するようにしても良い。
また、1部目に切替を実行する場合のみならず、最終部目に切替を実行するようにしても良い。
図12(B)を参照して、ジョブ開始後、複数部のうちの最終部目かどうかを判断する(ステップS26)。
次に、ステップS26において、ジョブ開始後、最終部目であると判断した場合(ステップS26においてYES)には、第2の排出モードで排出する。
一方、ステップS26において、ジョブ開始後、最終部目で無いと判断した場合(ステップS26においてNO)には、第1の排出モードで排出する。
当該切替は、ジョブ開始時の最終部目であるか否かに基づいて実行される。
図13は、本発明の実施の形態に従う排出モードの動作について説明するフロー図である。当該処理は、CPU201が折り部50の機構を制御することにより実行される。
図13は、本発明の実施の形態に従う排出モードの動作について説明するフロー図である。当該処理は、CPU201が折り部50の機構を制御することにより実行される。
図13を参照して、第1の排出モードであるか否かを判断する(ステップS30)。
ステップS30において、第1の排出モードであると判断した場合(ステップS30においてYES)には、折りローラでシートを狭持した状態で排出する(ステップS32)。具体的には、図10で説明した方式に従って、第1および第2折りローラ52、53でシートを狭持した状態(閉じた状態)でシートトレイ800の載置部材820に排出する。
ステップS30において、第1の排出モードであると判断した場合(ステップS30においてYES)には、折りローラでシートを狭持した状態で排出する(ステップS32)。具体的には、図10で説明した方式に従って、第1および第2折りローラ52、53でシートを狭持した状態(閉じた状態)でシートトレイ800の載置部材820に排出する。
そして、処理を終了する(エンド)。
ステップS30において、第1の排出モードでないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、折りシートの先頭を検知したかどうかを判断する(ステップS34)。具体的には、図11で説明した方式に従って、第1および第2折りローラ52、53で折りシートの先端を狭持した状態で搬送し、排出センサ60が折りシートの先端を検知したかどうかを判断する。ステップS34において、排出センサ60が折りシートの先端を検知するまでは当該状態を維持する(ステップS34においてNO)。
ステップS30において、第1の排出モードでないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、折りシートの先頭を検知したかどうかを判断する(ステップS34)。具体的には、図11で説明した方式に従って、第1および第2折りローラ52、53で折りシートの先端を狭持した状態で搬送し、排出センサ60が折りシートの先端を検知したかどうかを判断する。ステップS34において、排出センサ60が折りシートの先端を検知するまでは当該状態を維持する(ステップS34においてNO)。
ステップS34において、排出センサ60が折りシートの先端を検知したと判断した場合(ステップS34においてYES)には、折りローラを離間する(ステップS36)。具体的には、CPU201は、離間機構55に指示して第1折りローラ52と第2折りローラ53とが圧接された状態を離間させる。
そして、シートを開いた状態でシートトレイ800の載置部材820に排出する(ステップS38)。
そして、処理を終了する(エンド)。
図14は、本発明の実施の形態に従う排出モードに従い複数のジョブを実行した場合のシートトレイを説明する図である。
図14は、本発明の実施の形態に従う排出モードに従い複数のジョブを実行した場合のシートトレイを説明する図である。
ここでは、1つのジョブにおいて、複数部の折りシートの実行を指示した場合が示されている。
図14(A)を参照して、ここでは、最初のジョブが実行された場合が示されている。ここで、ジョブ開始後、1部目のシートについては開いた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。以降、2部目以降のシートについては、閉じた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。
図14(B)を参照して、ここでは、2つ目のジョブが実行された場合が示されている。ここで、ジョブ開始後、1部目のシートについては開いた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。以降、2部目以降のシートについては、閉じた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。
図14(C)を参照して、ここでは、3つ目のジョブが実行された場合が示されている。ここでは、ジョブ開始後、1部目のシートについては開いた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。以降、2部目以降のシートについては、閉じた状態でシートトレイに排出された場合が示されている。
当該状態により、ジョブ間の仕分けとして開いた状態のシートを用いて仕分けすることが可能である。
なお、ここでは、最初の1部目のシートを開いた状態にする方式について説明したが、特にこれに限られず、最終部目のシートを開いた状態にした場合であっても同様にジョブ間の仕分けを実行することが可能である。
なお、本例においては、ジョブの内容として複数部のシートの中折り(二つ折り)処理を実行する場合について説明したが、複数部に限らず1部しかシートの中折り(二つ折り)処理を実行しない場合であっても第2の排出モードで排出するようにしても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像読取部、2 画像処理部、3 画像書込部、4 画像形成部、5 給紙カセット、6 給紙ローラ、7 定着装置、8 排紙ローラ、8A 搬送路切り替え板、9 自動両面コピー給紙部、10 自動原稿搬送装置、13 操作パネル、14 音声出力部、15 外部機器インタフェース、16,87 通信インタフェース、17 ネットワーク、20 用紙搬入部、22 排出パドル、23,24 搬送ローラ、26,77 用紙検出センサ、28 入口センサ、30 搬送経路切替部材、38 シートトレイ入口センサ、39 シートトレイ先端センサ、40 孔あけ処理部、62 サドル搬入センサ、70 収容ベルト、71 端綴じ処理部、72 中綴じ処理部、80 排紙部、81 エレベートトレイ、82 シートトレイ上部センサ、84 シートトレイ下部センサ、86 切り替えスイッチ、90 先端ストッパモータ、100 サドル、150 メイン制御部、200 フィニッシャ制御部。
Claims (5)
- 画像形成装置により画像形成された後のシートを処理するシート処理装置であって、
前記画像形成された後のシートを折り込むシート折り部と、
前記シートを取り出すために積載するシートトレイと、
前記シート折り部から前記シートトレイへの排出を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
第1の排出モードにおいて、前記シート折り部により折り込まれた前記シートを閉じた状態で前記シートトレイに排出し、
第2の排出モードにおいて、前記シート折り部により折り込まれた前記シートを開いた状態で前記シートトレイに排出する、シート処理装置。 - 前記制御部は、複数部のシートの折り処理の実行を指示するジョブに応答して、前記シート折り部におけるシートの折り込みが前記複数部のシートのうちの1部目のシートであるか否かを判断し、
1部目のシートであると判断した場合には、前記第2の排出モードにより前記シートを前記シートトレイへ排出し、
1部目以外のシートであると判断した場合には、前記第1の排出モードにより前記シートを前記シートトレイへ排出する、請求項1記載のシート処理装置。 - 前記制御部は、複数部のシートの折り処理の実行を指示するジョブに応答して、前記シート折り部におけるシートの折り込みが前記複数部のシートのうちの最終部のシートであるか否かを判断し、
最終部のシートであると判断した場合には、前記第2の排出モードにより前記シートを前記シートトレイへ排出し、
最終部以外のシートであると判断した場合には、前記第1の排出モードにより前記シートを前記シートトレイへ排出する、請求項1記載のシート処理装置。 - 前記シート折り部は、折り込まれた前記シートを前記シートトレイに搬送するための一対のローラを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のシート処理装置。
- 前記シート折り部は、前記一対のローラを離間させる離間機構をさらに含み、
前記制御部は、
前記第1の排出モードにおいて、前記一対のローラにより折り込まれた前記シートを狭持して、閉じた状態で前記シートトレイに排出し、
前記第2の排出モードにおいて、前記一対のローラにより折り込まれた前記シートの先端を狭持し、前記離間機構により前記一対のローラを離間させることにより前記シートの後端を開いて、開いた状態で前記シートトレイに排出する、請求項4記載のシート処理装置。
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JP2011099391A JP2012229104A (ja) | 2011-04-27 | 2011-04-27 | シート処理装置 |
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Family Applications (1)
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JP2011099391A Withdrawn JP2012229104A (ja) | 2011-04-27 | 2011-04-27 | シート処理装置 |
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- 2011-04-27 JP JP2011099391A patent/JP2012229104A/ja not_active Withdrawn
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