JP2012228816A - 圧電アクチュエータ、およびそれを用いた液体吐出ヘッドならびに記録装置 - Google Patents
圧電アクチュエータ、およびそれを用いた液体吐出ヘッドならびに記録装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】振動板21a上に、内部電極34、圧電セラミック層21bおよび表面電極35がこの順で積層されている圧電アクチュエータ21であって、表面電極35の周縁部の下の圧電セラミック層21bに空間21c、21dが設けられている圧電アクチュエータ。
【選択図】図5
Description
は、印刷用紙Pの搬送方向に沿って並べられ、プリンタ1に固定されている。液体吐出ヘッド2は、図1の手前から奥へ向かう方向に細長い形状を有している。この長い方向を長手方向と呼ぶことがある。
液体吐出ヘッド本体13の下面には、液体を吐出する多数の吐出孔8が設けられている(図4および5参照)。
る部分の圧電アクチェータユニット21を駆動することにより印刷される領域では、2つの圧電アクチュエータ21により吐出された液滴が混在して着弾することになる。
μm(150dpiならば25.4mm/150=169μm間隔である)以下の間隔で個別流路32が形成されているということである。
かって、加圧室10の一端部に至る。さらに、加圧室10の延在方向に沿って水平に進み、加圧室10の他端部に至る。そこから少しずつ水平方向に移動しながら、主に下方に向かい、下面に開口した吐出孔8へと進む。
んでおらず、振動板として働く。この圧電アクチュエータ21はいわゆるユニモルフタイプの構成を有している。
内部が負圧状態から正圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
の流路の構造によって多少の違いが生じることもあるが、個別電極本体35aの面積を加圧室10の面積の6割程度にすることで、変位を極大化し、ひいては、液滴の吐出速度を速くしたり、液適量を多くしたりできる。
ある。
一部のものについて、同じ符号であってもの焼成前後で異なる名称で記載することがある)に共通電極34となる導体層34を導体ペートとして塗布し、乾燥したものと、焼成後に圧電セラミック層21bの一部となるグリーンシート21b−1に図示しないビアホールとなる貫通孔を金型により打ち抜きなどで形成したものである。グリーンシート21b−1の層は前述のスラリーを塗布して形成してもよい。
加圧室10の幅:760μm
個別電極本体35aの幅:560μm
張り出し部21eの形成されている部分の圧電セラミック層21bの幅:680μm
空間21cの形成されている部分の圧電セラミック層21bの幅:540μm
圧電セラミック層21bの厚さ:20μm
張り出し部21eの厚さ:5μm
空間21cの厚さ:5μm
振動版21aの厚さ:10μm
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・吐出孔
9・・・加圧室群
10・・・加圧室
11a、b、c、d・・・加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・吐出孔列
21・・・圧電アクチュエータ
21a・・・圧電セラミック層(セラミック振動板)
21b、221b、321b・・・圧電セラミック層
21c、221c、321c・・・空間(個別電極本体周縁部の下部の空間)
21d、321d・・・空間(個別電極本体周縁部の下部の空間および引出電極の下部の空間)
22〜31・・・プレート
32・・・個別流路
34・・・共通電極(内部電極)
35・・・個別電極(表面電極)
35a・・・個別電極本体
35b・・・引出電極
36・・・接続電極
50・・・変位素子
70−1、70−2・・・焼失層
Claims (6)
- 振動板上に、内部電極、圧電セラミック層および表面電極がこの順で積層されている圧電アクチュエータであって、前記表面電極の周縁部の下の前記圧電セラミック層に空間が設けられていることを特徴とする圧電アクチュエータ。
- 前記空間が、前記表面電極の外周のほぼ全体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
- 前記圧電アクチュエータを平面視した場合、前記空間が、前記個別電極より外側で外部に開放されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電アクチュエータ。
- 前記表面電極を複数備え、前記内部電極が、複数の前記表面電極と対向している請求項1〜3のいずれかに記載の圧電アクチュエータが、複数の吐出孔にそれぞれ繋がっている複数の加圧室が開口している流路部材に、前記表面電極と前記加圧室との位置を合わせて積層されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータを平面視した場合、前記表面電極は、前記加圧室内に納まる個別電極本体と、該個別電極本体から前記加圧室の外まで引き出された引出電極とを含み、該引出電極と前記内部電極とに挟まれた前記圧電セラミック層は、前記引出電極と前記内部電極との間が中実である部位と、第2の空間がある部位とを含むことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
- 請求項4または5に記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して相対的に搬送する搬送部と、前記液体吐出ヘッドを制御する制御部とを備えていることを特徴とする記録装置。
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