JP2012226734A - 拡張機器、およびそれを備えた情報処理システム - Google Patents

拡張機器、およびそれを備えた情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】本体機器の誤装着を防止するとともに、拡張機器を小型化する。
【解決手段】コンピューター装置1に第1の位置決め凹部3と第2の位置決め凹部4と案内凹部5を備え、拡張機器10に第1の位置決め凸部15と第2の位置決め凸部16と案内凸部18を備えたことにより、拡張機器10はコンピューター装置1を保持することができる。このような構成としたことにより、コンピューター装置1を拡張機器10に装着する際の誤装着を防止できる。また、拡張機器10は、コンピューター装置1の外形を利用せずに、コンピューター装置1を拡張機器10における正規の装着位置へ案内することができる。このような構成とすることにより、拡張機器10の本体保持部11をコンピューター装置1の外形よりも小さくすることができるため、拡張機器10を小型化することができる。
【選択図】図4C

Description

本願の開示は、本体機器を装着可能な拡張機器に関する。本願の開示は、拡張機器を備えた情報処理システムに関する。
近年、本体機器端末の小型化などの背景により、本体機器本体と拡張機器を接続して使用するケースが増加しており、本体機器と拡張機器の安定した接続方式が必要とされている。従来の拡張機器は、本体機器の外形に沿ってガイドリブが形成され、そのガイドリブで本体機器を保持して接続位置へ案内していたが、この方式では本体機器の形状と接続するコネクタ等の方式に対して規制が必要となり、本体機器のレイアウトに大きく影響を与えてしまう。
特許文献1は、例えば同文献の図1に示すように、端末2の両側面に各々複数設けられたキー溝2aと、弾性部材により付勢され端末2の各々の側面及びキー溝2aとの係接に応じて出没自在にかつ端末2をクレードル1に固定した際にキー溝2aに位置を合わせて設けられたクレードル1側の突起1a,1bとを開示している。特許文献1に開示されているクレードル1は、前部または後部のいずれかに設けられた段差により厚肉部と薄肉部で構成され、突起1aまたは1bのうち、薄肉側に設けられた突起1bの断面を円形状にし、クレードル1から端末2を取り外す際に端末2を円形状の突起1bを回転軸として、薄肉側に押し下げる。
特許文献2は、例えば同文献の第1図に示すように、携帯無線機1と、これを保持する保持具2とを開示している。また、特許文献2は、例えば同文献の第1図に示すように、前記携帯無線機1の両側面に細溝11を、背面には凹部12をそれぞれ形成し、前記保持具2は自動車の車室内等に固定される固定部22と、この固定部22に対して傾動可能に結合された保持部21とを有し、この保持部21には前記携帯無線機1の細溝11に係合される突条24を設け、前記固定部22には前記凹部12に嵌入される係合体30をスプリング29により付勢した状態で設けた携帯無線機の保持構造を開示している。
特開平10−098515号公報 実開平03−101056号(実願平2−8744号)のマイクロフィルム
しかしながら特許文献1及び2が開示している構成では、拡張機器における本体機器装着部の形状を、装着する本体機器の形状に沿わせる必要があるため、拡張機器を小型化することが困難である。
本願に開示する情報処理システムは、情報処理を実行する本体機器と、前記本体機器に電気的に接続するとともに前記本体機器を機械的に保持する拡張機器とを備えた、情報処理システムである。前記本体機器は、主面に形成された第1の被係合部及び第2の被係合部と、前記主面の裏側の他面に形成された第3の被係合部とを備えている。前記拡張機器は、前記本体機器を載置する載置部と、前記載置部の一方の端辺に立設された第1の壁部と、前記載置部の前記一方の端辺に対向する他方の端辺に立説された第2の壁部と、前記第1の壁部に形成された第1の係合部と、前記第1の壁部に形成された第2の係合部と、前記第2の壁部に形成された第3の係合部とを備えている。前記拡張機器は、前記本体機器が装着されたとき、前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合し、前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合し、前記第3の係合部が前記第3の被係合部に係合する。
本願に開示する拡張機器は、主面に形成された第1の被係合部及び第2の被係合部と前記主面の裏側の他面に形成された第3の被係合部とを備えた本体機器に、電気的に接続するとともに機械的に保持する。前記拡張機器は、前記本体機器を載置する載置部と、前記載置部の一方の端辺に立設された第1の壁部と、前記載置部の前記一方の端辺に対向する他方の端辺に立説された第2の壁部と、前記第1の壁部に形成された第1の係合部と、前記第1の壁部に形成された第2の係合部と、前記第2の壁部に形成された第3の係合部とを備え、前記本体機器が前記載置部に載置されたとき、前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合し、前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合し、前記第3の係合部が前記第3の被係合部に係合する。
本願の開示によれば、少なくとも3カ所での係合関係を維持できる本体機器であれば、拡張機器が本体機器の外形に依存せず本体機器を保持することができるため、拡張機器を小型化することができる。
本実施の形態にかかる本体機器の正面図 本実施の形態にかかる本体機器の背面図 本実施の形態にかかる本体機器の側面図 本実施の形態にかかる拡張機器の正面図 本実施の形態にかかる拡張機器の側面図 本実施の形態にかかる拡張機器の平面図 本体機器を拡張機器に装着するときの状態を示す側面図 本体機器が拡張機器に装着された状態を示す正面図 本体機器が拡張機器に装着された状態を示す側面図 本体機器が拡張機器に装着された状態を示す平面図 案内凸部の変形例を示す要部正面図 案内凸部の変形例を示す要部側面図
(実施の形態)
本実施の形態にかかる情報処理システムは、本体機器と拡張機器とを備えている。以下、本体機器の構成、拡張機器の構成、本体機器を拡張機器へ装着する際の動作等について説明する。なお、本実施の形態では、本体機器の一例として、単一筐体からなるコンピューター装置を挙げている。また、本実施の形態では、拡張機器の一例として、コンピューター装置に電気的に接続可能であるとともに、コンピューター装置を機械的に保持可能な機器を挙げている。本実施の形態の拡張機器は、例えば「クレードル」と呼ばれている機器である。
〔1.コンピューター装置の構成〕
図1Aは、本実施の形態にかかるコンピューター装置の正面図である。図1Bは、本実施の形態にかかるコンピューター装置の背面図である。図1Cは、本実施の形態にかかるコンピューター装置の側面図である。
コンピューター装置1は、本体機器の一例である。本実施の形態にかかる本体機器は、一例として単一筐体からなる携帯型のコンピューター装置1を挙げたが、少なくとも拡張機器に着脱可能な本体機器であれば、コンピューター装置以外の機器であってもよいし、単一筐体にも限定されない。コンピューター装置以外の機器としては、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機、携帯電話端末、携帯型音楽プレーヤー等がある。また、単一筐体以外の機器としては、例えばノート型パーソナルコンピューター等のようにヒンジ機構で互いに支持された2つの筐体からなる機器がある。
コンピューター装置1は、筐体内に中央処理装置(CPU)や記憶素子等の電子部品が配されている。コンピューター装置1は、前面1a、背面1b、上面1c、下面1d、側面1e、および側面1fを有する略直方体の筐体で外郭が覆われている。なお、コンピューター装置1の側面1eおよび1fは、例えばユーザーが操作する状態で視認する方向で規定されるため、特定する必要がある場合には1eを左側面、1fを右側面と称す。また、コンピューター装置1の形状は、直方体に限らず、少なくとも本実施の形態の拡張機器に装着することができれば他の形状であってもよい。
図1A及び図1Cに示すように、コンピューター装置1は、前面1aにディスプレイパネル2を備えている。ディスプレイパネル2は、様々な映像を表示可能であり、例えば液晶ディスプレイパネルで構成することができる。ディスプレイパネル2は、指やスタイラスペン等による接触を検出することができるタッチパネルを備えていてもよい。
コンピューター装置1は、前面1aに、第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4を備えている。第1の位置決め凹部3は、前面1aにおける下面1d及び左側面1eの近傍に形成されている。第2の位置決め凹部4は、前面1aにおける下面1d及び右側面1fの近傍に形成されている。第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4は、本実施の形態では図1Aに示すように開口部分の形状を四角形としたが、他の形状であってもよい。
図1B及び図1Cに示すように、コンピューター装置1は、背面1bに、案内凹部5及びコネクタ6を備えている。案内凹部5は、背面1bにおける下面1dの近傍で、背面1bの長手方向の中央に形成されている。案内凹部5は、背面1bにおいて、上面1cから下面1dに向かう方向に沿って長尺に形成されている。コネクタ6は、拡張機器10に備わるコネクタ19(後述)に電気的に接続可能である。コネクタ6は、コンピューター装置1と拡張機器10との間で情報通信等を行う際に用いられる。
〔2.拡張機器の構成〕
図2Aは、本実施の形態にかかる拡張機器の正面図である。図2Bは、本実施の形態にかかる拡張機器の側面図である。図2Cは、本実施の形態にかかる拡張機器を上から見た平面図である。
拡張機器10は、例えば図1A乃至図1Cに示すコンピューター装置1を装着可能である。拡張機器10は、コンピューター装置1が装着されることで、装着されたコンピューター装置1と他の機器等との間で情報通信を行ったり、コンピューター装置1へ電源を供給したりすることができる。拡張機器10は、外部機器と情報通信が可能な各種インターフェースや、商用電源に接続可能な電源端子等を備えている。拡張機器10は、本体保持部11、基台12、第1の壁部13、第2の壁部14、第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16、背面壁部17、案内凸部18、コネクタ19を備えている。
本体保持部11は、コンピューター装置1を保持可能な部材である。本実施の形態における本体保持部11は、基台12に対して独立した部材であり、基台12にネジ等を用いて固定されている。なお、本体保持部11は、基台12に一体形成されていてもよい。また、本体保持部11は、図2Bに示したように、背面壁部17と一体成形した構成であるが、これは一例であり、本体保持部11は載置面11a(後述)だけとし、背面壁部17を別部材とすることもできる。本体保持部11は、本実施の形態では剛性を上げるために金属製のフレームを内蔵し、コンピューター装置1に傷等が付着するのを防ぐためフレームの外郭に樹脂筐体を接合した構成としている。なお、本体保持部11は、全体を樹脂で形成してもよいし、全体を金属で形成してもよく、材質は限定されない。本体保持部11は、コンピューター装置1が装着された際に、コンピューター装置1の下面1dが当接する載置面11aを備えている。載置面11aは、コンピューター装置1の姿勢が安定することを考えると、下面1d(図2C等参照)の外形形状に沿う面を有する面形状とすることが好ましく、本実施の形態では平面とした。載置面11aは、図2Cに示すように、平面形状が長方形に形成されている。載置面11aは、一対の長辺のうち一方の長辺11b近傍に第1の壁部13及び第2の壁部14が立設されている(すなわち、第1の壁部13および第2の壁部14とが成す交線を一方の長辺11bとする)。載置面11aは、一対の長辺11bのうち他方の長辺11c近傍に背面壁部17が立設されている(すなわち、背面壁部17と載置面11aとが成す交線を他方の長辺11cとする)。載置面11aの一対の短辺近傍には、壁部に相当する構成は形成されていない。すなわち、本体保持部11は、載置面11aの長手方向の両端が開放し、載置面11aは第1の壁部13および第2の壁部14と背面壁部17とが相対向して挟持している。
基台12は、本体保持部11を保持している。基台12は、本体保持部11にコンピューター装置1が装着されている状態において、拡張機器10の姿勢が安定するように、接地面積が大きく確保されている。基台12は、本体保持部11にコンピューター装置1が装着されている状態において、拡張機器10の姿勢が安定するように、高い重量を有することが好ましい。基台12は、外部機器との間で通信が可能となるように、各種インターフェースケーブルを接続可能な端子や光ディスクドライブ等を備えているが、図示は省略した。
第1の壁部13及び第2の壁部14は、図2Cに示すように、載置面11aの一方の長辺11bに沿った位置において、載置面11aに略直交する方向に立設されている。第1の壁部13及び第2の壁部14は、図2Bに示すように、寸法D12の空隙を挟んで背面壁部17に対向している。なお、第1の壁部13と第2の壁部14とは、図2Aに示すように互いに離間して形成されているが、載置面11aの一方の長辺11bに沿って連続的に一体形成されていてもよい。
第1の位置決め凸部15は、図2B及び図2Cに示すように、第1の壁部13における背面壁部17に対向する面(すなわち、基台12と一方の長辺11bとで決定される本体保持部11の端面)に形成されている。第1の位置決め凸部15は、コンピューター装置1の第1の位置決め凹部3(図1A参照)に係合可能な位置に形成されている。第2の位置決め凸部16は、第2の壁部14における背面壁部17に対向する面(すなわち、基台12と一方の長辺11bとで決定される本体保持部11の端面)に形成されている。第2の位置決め凸部16は、コンピューター装置1の第2の位置決め凹部4(図1A参照)に係合可能な位置に形成されている。コンピューター装置1を本体保持部11の所定位置に配置したとき、第1の位置決め凸部15は第1の位置決め凹部3に係合し、第2の位置決め凸部16は第2の位置決め凹部4に係合する。
背面壁部17は、図2Bおよび図2Cに示すように、載置面11aの他方の長辺11cに沿った位置において、載置面11aに略直交するように立設されている。背面壁部17は、図2Bに示すように、寸法D12の空隙を挟んで第1の壁部13及び第2の壁部14に対向している。背面壁部17の高さ寸法は、少なくとも案内凸部18の高さ寸法H11以上に形成されている。背面壁部17の高さを低くすると、本体保持部11の高さを低くすることができ、拡張機器10を低背化できる。一方で、背面壁部17の高さを高くすると、本体保持部11に装着されたコンピューター装置1の背面1bを確実に支持することができ、コンピューター装置1の姿勢を安定させることができる。なお、本実施の形態の本体保持部11は、図2Bに示したように、背面壁部17を載置面11aと一体的に形成したが、背面壁部17と載置面11aとを別部材とすることもできる。また、載置面11aを背面壁部17および載置面11aと別部材とした構成では、載置面11aは、基台12の面とすることもできる。
案内凸部18は、背面壁部17の壁面17aに突出形成されている。案内凸部18は、四角柱形状に形成されている。案内凸部18は、図2Aに示すように平面形状が、長辺が短辺よりも大幅に長い長方形状に形成され、一方の短辺が載置面11aと壁面17aとの境界部分に位置している。案内凸部18の高さ寸法H11(図2B参照)は、コンピューター装置1の案内凹部5の高さ寸法H1(図1B参照)以下に形成されている。なお、案内凸部18の幅寸法W11(図2A参照)は、装着したときY方向にずれが生じないように、コンピューター装置1の案内凹部5の幅寸法W1(図1B参照)以下に形成されている。
コネクタ19は、背面壁部17の壁面17aに配されている。コネクタ19は、コンピューター装置1を本体保持部11の所定位置に装着したときに、コンピューター装置1に備わるコネクタ6(図1B参照)と電気的に接続される。
コンピューター装置1の各部と拡張機器10の各部との寸法関係をまとめると、以下の通りである。
H1≧H11 ・・・関係式(1)
W1≧W11 ・・・関係式(2)
W3≦W12 ・・・関係式(3)
W13≦W2 ・・・関係式(4)
H2≦H13 ・・・関係式(5)
H14≦H3 ・・・関係式(6)
D2<D12 ・・・関係式(7)
W4=W14 ・・・関係式(8)
W5=W15 ・・・関係式(9)
寸法H1は、案内凹部5の載置面11aからの高さ寸法である(図1B参照)。
寸法H2は、コンピューター装置1の下面1dから第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4の下端(コンピューター装置1の下面1dに最も近い端部)までの高さ寸法である(図1A参照)。
寸法H3は、コンピューター装置1の下面1dから第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4の上端(コンピューター装置1の上面1cに最も近い端部)までの高さ寸法である(図1A参照)。
寸法W1は、コンピューター装置1の背面1bにおける案内凹部5の立設幅寸法である(図1B参照)。
寸法W2は、第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4の最長間隙(外法の間隙)の幅寸法である(図1A参照)。
寸法W3は、第1の位置決め凹部3と第2の位置決め凹部4との最短間隙(内法の間隙)の幅寸法である(図1A参照)。
寸法W4は、第1の位置決め凹部3の中央線から案内凹部5の中央線までの距離である(図1B参照)。
寸法W5は、第2の位置決め凹部4の中央線から案内凹部5の中央線までの距離である(図1B参照)。
寸法D2は、コンピューター装置1の厚さ寸法である(図1C参照)。
寸法H11は、案内凸部18の高さ寸法である(図2B参照)。
寸法H13は、載置面11aから第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16の下端(載置面11aに最も近い端部)までの高さ寸法である(図2A参照)。
寸法H14は、載置面11aから第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16の上端(載置面11aに最も遠い端部)までの高さ寸法である(図2A参照)。
寸法W11は、載置面11aにおける案内凸部18の立設幅寸法である(図2A参照)。
寸法W12は、第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16の最短間隙(内法の間隙)の幅寸法である(図2A参照)。
寸法W13は、第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16の最長間隙(外法の間隙)の幅寸法である(図2A参照)。
寸法W14は、第1の位置決め凸部15の中央線から案内凸部18の中央線までの距離である(図2C参照)。
寸法W15は、第2の位置決め凸部16の中央線から案内凸部18の中央線までの距離である(図2C参照)。
寸法D12は、第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16と背面壁部17との対向間隙寸法である。
なお、「最長間隙寸法」とは、2個の部材における互いに最も遠い部分間の間隙寸法である。「最短間隙寸法」とは、2個の部材における互いに最も近い部分間の間隙寸法であるまた、「中央線」とは、コンピューター装置1においては、左側面1eと右側面1fとを結ぶ幅方向における中央のことであり、拡張機器10においては、背面壁部17と載置面11aとが成す交線方向の中央のことである。
〔3.拡張機器とコンピューター装置との着脱動作〕
コンピューター装置1を拡張機器10に装着する場合は、まず、図3に示すように、コンピューター装置1を、下面1dが載置面11aに対向し、背面1bが背面壁部17の壁面17aに対向する姿勢で、本体保持部11に装着する。
具体的には、まず図3に示すように、コンピューター装置1の少なくとも一部を傾斜姿勢にして、第1の壁部13及び第2の壁部14と背面壁部17との間に挿入する。コンピューター装置1の厚さD2と、第1の壁部13及び第2の壁部14と背面壁部17との間隙寸法D12との関係は、上記関係式(7)に示す寸法関係にあるため、コンピューター装置1の少なくとも一部を傾斜させる(図3では、第1の壁部13及び第2の壁部14の方向に傾斜させる)ことで、第1の壁部13及び第2の壁部14と背面壁部17との間に挿入することができる。すなわち、第1の壁部13及び第2の壁部14の載置面11からの高さ寸法12(図2B参照)は、背面壁部17の載置面11からの最大高さ寸法H15(図2Aおよび図2B参照)よりも低く構成した。このような構成としたことにより、コンピューター装置1は、第1の壁部13および第2の壁部14を下側とし、第3の案内凸部18を上側に傾斜した状態で、拡張機器10への装着動作を開始することができる。したがって、ユーザーは、拡張機器10に備える案内凸部18が、コンピューター装置1が備える案内凹部5に摺動係合することを視認しながら、装着動作を開始することができる。
次に、拡張機器10の第1の位置決め凸部15をコンピューター装置1の第1の位置決め凹部3に係合させ、拡張機器10の第2の位置決め凸部16をコンピューター装置1の第2の位置決め凹部4に係合させる。このとき、第1の位置決め凹部3と第1の位置決め凸部15、および第2の位置決め凹部4と第2の位置決め凸部16は、上記関係式(3)、(4)、(5)、および(6)に示す寸法関係にあるため、それぞれ互いに係合させることができる。すなわち、コンピューター装置1における案内凹部15は、下面1dと背面1bとの境界を交差して配される。拡張機器10における第1の位置決め凸部15および第2の位置決め凸部の載置面11からの高さ寸法H14(図2Aおよび図2B参照)は、第3の案内凸部18の載置面11からの高さ寸法H11(図2Aおよび図2B参照)よりも低く構成した。このような構成としたことにより、ユーザーは、コンピューター装置1の案内凹部5とが左右にずれを生じることを低下させることができる。したがって、ユーザーは、第1の位置決め凸部15と第1の位置決め凹部3との確実な係合によって、コンピューター装置1を拡張機器10に安定して装着することができる。
このとき、第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16、第1の位置決め凹部3、および第2の位置決め凹部4は、上記関係式(3)乃至(6)に示す位置関係にあるため、第1の位置決め凸部15と第1の位置決め凹部3との係合、および第2の位置決め凸部16と第2の位置決め凹部4との係合を、同時に行うことができる。
第1の位置決め凸部15を第1の位置決め凹部3に係合させ、第2の位置決め凸部16を第2の位置決め凹部4に係合させることにより、コンピューター装置1のY軸方向(図1A参照)の位置が決まる。また、上記関係式(1)、(2)、(8)、および(9)に基づき案内凸部18が案内凹部5に係合する。
なお、コンピューター装置1の案内凹部5の深さ寸法D1と、拡張機器10の案内凸部18の高さ寸法D11との関係は、上記関係式(1)、(2)および(7)を満たしていれば任意であってもよい。但し、D1とD11とは、コンピューター装置1の薄型化や拡張機器10の小型化のためにはできるだけ等しい関係が好ましい。
次に、コンピューター装置1を、第1の位置決め凸部15と第1の位置決め凹部3との係合状態および第2の位置決め凸部16と第2の位置決め凹部4との係合状態を保ったまま、矢印Aに示す方向へ変位させる。このとき、コンピューター装置1は、第1の位置決め凸部15と第1の位置決め凹部3との係合部分および第2の位置決め凸部16と第2の位置決め凹部4との係合部分を中心にして矢印Aに示す方向へ回動する。また、コンピューター装置1は、矢印Aに示す方向へ変位する際、案内凹部5が案内凸部18に沿って案内されるため、Y軸方向の位置が規制されながら矢印Aに示す方向へ変位する。なお、コンピューター装置1を矢印A方向に回動変位する際、第1の壁部13と前面1aおよび第2の壁部14と前面1aが当接している場合には、その当接部分を中心に変位する。すなわち、第1の位置決め凸部15および第2の位置決め凸部16は、コンピューター装置1を拡張機器10に装着するとき、第1の位置決め凹部3および第2の位置決め凹部4から左右方向へのずれを抑制する。
コンピューター装置1の下面1dが本体保持部11の載置面11aに面当接するまでコンピューター装置1を矢印Aに示す方向へ変位させることで、コンピューター装置1は本体保持部11に位置決めされる。このとき、第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16、第1の位置決め凹部3、および第2の位置決め凹部4は、上記関係式(5)及び(6)に示す位置関係にあるため係合状態を維持する。
図4Aは、コンピューター装置1が装着された拡張機器10の正面図である。図4Bは、コンピューター装置1が装着された拡張機器10の側面図である。図4Cは、コンピューター装置1が装着された拡張機器10を上から見た平面図である。図4A乃至図4Cに示すように、コンピューター装置1は、拡張機器10に装着されることで、コネクタ6が拡張機器10に備わるコネクタ19に電気的に接続されるため、拡張機器10に電気的に接続される。
また、コンピューター装置1におけるディスプレイパネル2の下面1dからの距離は、拡張機器10における第1の壁部13および第2の壁部14の載置面11aからの距離よりも長く構成している。このため、コンピューター装置1は、拡張機器10に装着されたときに、ディスプレイパネル2が拡張機器10によって覆われず、ディスプレイパネル2の表示面が全て露出する。したがって、ユーザーは、ディスプレイパネル2に表示される映像を視認したり、ディスプレイパネル2にタッチパネルが備わる場合はタッチパネルを接触操作することができる。
図4A乃至図4Cに示すように、コンピューター装置1は、拡張機器10に装着されている状態において、前面1a側が第1の位置決め凸部15及び第2の位置決め凸部16によって位置決めされ、背面1b側が案内凸部18によって位置決めされていることにより、Y軸方向の位置が規制されている。また、コンピューター装置1は、拡張機器10に装着されている状態において、第1の壁部13及び第2の壁部14と背面壁部17との間の間隙に配置されていることにより、Z軸方向の位置が規制されている。また、コンピューター装置1は、拡張機器10に装着されている状態において、下面1dが本体保持部11の載置面11aに当接していることにより、X軸方向における下方向の位置が規制されている。これらの関係を満足しているため、コンピューター装置1のコネクタ6と拡張機器10のコネクタ19とを接続することができる。
なお、図4A乃至図4Cに示す装着状態のとき、コンピューター装置1の前面1aと第1の壁部13及び第2の壁部14とは、当接していてもよいし、僅かな隙間を挟んで離間していてもよい。また、コンピューター装置1の背面1bと背面壁部17とは、当接していてもよいし、僅かな隙間を挟んで離間していてもよい。
また、本体保持部11は、載置面11aの長手方向の両端が開放しているため、コンピューター装置1の幅寸法W6(図1A参照)が載置面11aの長手方向の幅寸法W16(図2A参照)よりも大きい場合であっても、コンピューター装置1を本体保持部11に保持させることができる。すなわち、本体保持部11は、図4A及び図4Cに示すように、コンピューター装置1の側面1e側と側面1f側とが本体保持部11から突出した状態でコンピューター装置1を保持することができる。これにより、本体保持部11は、上記関係式(1)乃至(9)を満たすことができれば、コンピューター装置1の幅寸法W6にかかわらず、コンピューター装置1を保持することができる。
コンピューター装置1を拡張機器10から離脱する場合は、コンピューター装置1を矢印Bに示す方向へ変位させる。このとき、第1の壁部13及び第2の壁部14の長さH12(図2B参照)が背面壁部17の長さよりも大幅に低く形成されているとともに、第1の位置決め凸部15が第1の位置決め凹部3に係合し第2の位置決め凸部16が第2の位置決め凹部4に係合しているため、コンピューター装置1は、第1の位置決め凸部15または第1の壁部13の面と第1の位置決め凹部3との当接部分および第2の位置決め凸部16または第2の壁部14の面と第2の位置決め凹部4との当接部分を中心にして矢印Bに示す方向へ回動させることができる。
コンピューター装置1を、下面1dが本体保持部11の載置面11aから離間する位置まで変位させると、図3に示す状態になる。図3に示す状態から、コンピューター装置1を矢印Cに示す方向へ変位させることにより、第1の位置決め凸部15と第1の位置決め凹部3との係合が外れ、第2の位置決め凸部16と第2の位置決め凹部4との係合が外れ、案内凸部18と案内凹部5との係合が外れる。これにより、コンピューター装置1は、本体保持部11から離脱する。
〔4.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、コンピューター装置1に第1の位置決め凹部3と第2の位置決め凹部4と案内凹部5とを備え、拡張機器10に第1の位置決め凸部15と第2の位置決め凸部16と案内凸部18とを備えたことにより、拡張機器10はコンピューター装置1を保持することができる。このような構成としたことにより、コンピューター装置1を拡張機器10に装着する際の誤装着を防止できる。すなわち、コンピューター装置1を誤って表裏反転した姿勢(コンピューター装置1の前面1aが拡張機器10の背面壁部17に対向し、コンピューター装置1の背面1bが拡張機器10の第1の壁部13及び第2の壁部14に対向した姿勢)で拡張機器10へ装着しようとしたとしても、本体機器に備わる各凹部と拡張機器10に備わる各凸部とが係合できないため、コンピューター装置1を拡張機器10へ装着することができない。本実施の形態では、コンピューター装置1の前面1aが拡張機器10の第1の壁部13及び第2の壁部14に対向し、コンピューター装置1の背面1bが拡張機器10の背面壁部17に対向した姿勢のみで、コンピューター装置1を拡張機器10へ装着することができる。
また、本実施の形態によれば、第1の壁部13および第2の壁部14の載置面11からの高さ寸法H12は、背面壁部17の載置面11からの高さ寸法H15よりも低く構成した。このような構成としたことにより、コンピューター装置1は、第1の壁部13および第2の壁部14を下側とし、第3の案内凸部18を上側に傾斜した状態で、拡張機器10への装着動作を開始することができる。したがって、ユーザーは、拡張機器10に備える案内凸部18が、コンピューター装置10が備える案内凹部5に摺動係合することを確認しながら装着動作を開始することができる。また、本実施の形態によれば、コンピューター装置1における案内凹部5は、下面1dと背面1bとの境界を交差して配され、拡張機器10における第1の位置決め凸部15および第2の位置決め凸部の載置面11からの高さ寸法H14は、第1の第3の案内凸部18の載置面11からの高さ寸法H11よりも低く構成した。このような構成としたことにより、拡張機器10の案内凸部18とコンピューター装置1の案内凹部5とが左右にずれを生じることを低下させ、確実に装着することができる。
また、本実施の形態によれば、拡張機器10とコンピューター装置1とを、少なくとも3カ所の位置決め凸部及び位置決め凹部を係合させることで互いに保持させる構成としたことにより、本体保持部11の載置面11aの長手方向両端部を開放することができる。これにより、少なくとも3カ所での係合関係を維持できるコンピューター装置であれば、拡張機器10がコンピューター装置の外形に依存せず保持することができるため、拡張機器10を小型化することができる。特に、コンピューター装置1に備わるディスプレイパネル2が大型化したり、ディスプレイパネル2のアスペクト比が大きくなったりするのに伴って、コンピューター装置1の幅寸法W6(図1A参照)が大きくなっても、拡張装置10を大型化しなくて済む。
また、本実施の形態によれば、コンピューター装置1に案内凹部5を備え、拡張機器10に案内凸部18を備えたことにより、図3に示す状態からコンピューター装置1を矢印Aに示す方向へ変位させる際に、コンピューター装置1はY軸方向の位置が規制されながら矢印Aに示す方向へ変位する。これにより、拡張機器10は、コンピューター装置1の外形を利用せずに、コンピューター装置1を拡張機器10における正規の装着位置へ案内することができる。このような構成とすることにより、拡張機器10の本体保持部11をコンピューター装置1の外形よりも小さくすることができるため、従来技術のように本体機器の外形を利用して本体機器を正規の装着位置へ案内する拡張機器の構成に比べて、拡張機器10を小型化することができる。
また、従来技術のように本体機器の外形を利用して本体機器を正規の装着位置へ案内する拡張機器の構成では、外形が異なる複数種類の本体機器が存在する場合、本体機器ごとに拡張機器を製造しなければならず、コストアップにつながっていた。本実施の形態では、コンピューター装置1に第1の位置決め凹部3と第2の位置決め凹部4と案内凹部5を備え、拡張機器10に第1の位置決め凸部15と第2の位置決め凸部16と案内凸部18を備えた構成としたことにより、外形の幅寸法および/または高さ寸法が異なる複数種類の本体機器において各凹部の位置を一意に決めておけば、一つの拡張機器に外形の大きさが異なる複数種類の本体機器を選択的に装着することができる。したがって、コストダウンを図ることができる。
また、本実施の形態によれば、コネクタ19を背面壁部17に配置したことにより、拡張機器10の載置面11aに載置したときにコネクタ19が側方を向くため、コネクタ19に埃等の異物が付着しにくく、導通不良等を防止することができる。なお、本実施の形態ではコネクタ19は拡張機器10の背面壁部17に備える構成について説明したが、接続するコンピューター装置1の接続端子が下面1dに存在する場合には、載置面11aにコネクタを備える構成であっても適用できる。この構成でコネクタに埃等の異物付着を避けるためには、例えばコンピューター装置1を載置面1aへの載置に同期して開蓋する蓋部材を備え、コネクタを載置面11aから突出させる等の構成で対応できる。また、背面壁部17及び載置面11aの双方にコネクタを備えても良い。
なお、本実施の形態では、案内凸部18の幅寸法W11(図2A参照)は、案内凸部18の長手方向において均一としたが、不均一としてもよい。図5Aは、案内凸部18の変形例の構成を示す要部側面図である。図5Bは、図5Aに示す案内凸部18の側面図である。図5Aに示す案内凸部18は、長手方向における一端の壁面17aに対する立設幅寸法W21と、長手方向における他端11aの壁面17aに対する立設幅寸法W22とを、以下の寸法関係とした。
W21<W22 ・・・関係式(10)
上記のような寸法関係とすることで、コンピューター装置1に備わる案内凹部5(図1B参照)の幅寸法と案内凸部18の幅寸法とに裕度があるため、案内凹部5と案内凸部18とを容易に係合させることができる。したがって、拡張機器10にコンピューター装置1を装着する際に、両者の高い位置精度が要求されないため、ユーザーは容易にコンピューター装置1を拡張機器10へ装着することができる。
さらに、案内凸部18の他端の幅寸法W22と、コンピューター装置1に備わる案内凹部5の幅寸法W1(図1B参照)とを、以下の寸法関係とした。
W1≧W22 ・・・関係式(11)
上記のような寸法関係とすることで、図4A乃至図4Cに示すようにコンピューター装置1を拡張機器10における正規の装着位置に配置したときに、案内凹部5と案内凸部18との隙間を小さくすることができ、コンピューター装置1が拡張機器10に装着されたときのガタツキを小さくすることができる。したがって、コネクタ6とコネクタ19とにおける相対的な位置ズレを防止することができ、導通不良等を防止することができる。
また、第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16、および案内凸部18に傾斜面を備えることで、コンピューター装置1を拡張機器10に装着する際に第1の位置決め凹部3、第2の位置決め凹部4、案内凹部5を係合させやすくすることができるため、好ましい。
また、本実施の形態では、本体保持部11は、基台12に固定されている構成としたが、基台12に対して回動自在に支持されていてもよい。すなわち、背面壁部17の壁面17aの角度が任意の角度となるように本体保持部11を回動自在とすることにより、例えばディスプレイパネル2を見やすい角度になるようにコンピューター装置1の角度を調整することができる。
また、拡張機器10は、コンピューター装置1に係止及び離脱可能な可動係止部材を備えてもよい。例えば、コンピューター装置1の背面1bに開口部を備え、背面壁部17に前記開口部に係止可能な爪部を備える。その爪部は、開口部へ係止する位置と、開口部から離脱する位置とに変位可能とする。このような構成とすることで、拡張機器10に装着されたコンピューター装置1が外部衝撃等によって容易に離脱してしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、コンピューター装置1に第1の位置決め凹部3等の凹部を備え、拡張機器10に第1の位置決め凸部15等の凸部を備えたが、コンピューター装置1に凸部を備え、拡張機器10に凹部を備えてもよい。また、コンピューター装置1の前面1aに凸部を備え、コンピューター装置1の背面1bに凹部(案内凹部5)を備え、拡張機器10の第1の壁部13及び第2の壁部14に凹部を備え、拡張機器10の背面壁部17に凸部(案内凸部18)を備えてもよい。また、コンピューター装置1の前面1aに凹部(第1の位置決め凹部3、第2の位置決め凹部4)を備え、コンピューター装置1の背面1bに凸部を備え、拡張機器10の第1の壁部13及び第2の壁部14に凸部(第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16)を備え、拡張機器10の背面壁部17に凹部を備えてもよい。
また、本実施の形態では、第1の壁部13と第2の壁部14とを互いに独立して形成したが、一つの壁部に第1の位置決め凸部15と第2の位置決め凸部16とを備える構成としてもよい。
また、本実施の形態では、背面壁部17に1個の案内凸部5を備えたが、2個以上の案内凸部を備えてもよい。このような構成とする場合、コンピューター装置1は、背面1bに少なくとも2個の案内凹部を備える。
また、本実施の形態では、背面壁部17に対向する位置に2個の位置決め凸部(第1の位置決め凸部15、第2の位置決め凸部16)を備えたが、3個以上の位置決め凸部を備えてもよい。このような構成とする場合、コンピューター装置1は、前面1aに少なくとも3個の位置決め凹部を備える。
また、コンピューター装置1は、本体機器の一例である。拡張機器10は、拡張機器の一例である。第1の位置決め凹部3及び第2の位置決め凹部4は、第1の被係合部及び第2の被係合部の一例である。案内凹部5は、第3の被係合部の一例である。載置面11aは、載置部の一例である。第1の壁部13及び第2の壁部14は、第1の壁部の一例である。背面壁部17は、第2の壁部の一例である。第1の位置決め凸部15は、第1の係合部の一例である。第2の位置決め凸部16は、第2の係合部の一例である。案内凸部18は、第3の係合部の一例である。第1の被係合部、第2の被係合部、第3の被係合部、第1の係合部、第2の係合部、第3の係合部は、それぞれ1個に限らない。載置面11aにおける一対の長辺のうち一方の長辺は、一方の端辺の一例である。載置面11aにおける一対の長辺のうち他方の長辺は、他方の端辺の一例である。
本願の開示は、本体機器を着脱可能な拡張機器に有用である。本願の開示は、本体機器と拡張機器とを備えた情報処理システムに有用である。
1 本体機器
3 第1の位置決め凹部
4 第2の位置決め凹部
5 案内凹部
10 拡張機器
11 本体保持部
11a 載置面
13 第1の壁部
14 第2の壁部
15 第1の位置決め凸部
16 第2の位置決め凸部
17 背面壁部
18 案内凸部

Claims (10)

  1. 情報処理を実行する本体機器と、前記本体機器に電気的に接続するとともに前記本体機器を機械的に保持する拡張機器とを備えた、情報処理システムであって、
    前記本体機器は、
    主面に形成された第1の被係合部及び第2の被係合部と、
    前記主面の裏側の他面に形成された第3の被係合部とを備え、
    前記拡張機器は、
    前記本体機器を載置する載置部と、
    前記載置部の一方の端辺に立設された第1の壁部と、
    前記載置部の前記一方の端辺に対向する他方の端辺に立設された第2の壁部と、
    前記第1の壁部に形成された第1の係合部と、
    前記第1の壁部に形成された第2の係合部と、
    前記第2の壁部に形成された第3の係合部とを備え、
    前記拡張機器は、前記本体機器が装着されたとき、前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合し、前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合し、前記第3の係合部が前記第3の被係合部に係合する、情報処理システム。
  2. 前記第1の係合部及び前記第2の係合部は、前記第1の壁部から一対の凸部が配され、
    前記第1の被係合部及び前記第2の被係合部は、一対の前記凸部それぞれが係合する一対の凹部が配されている、請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第3の係合部は、前記第2の壁部から凸部が配され、
    前記第3の被係合部は、前記凸部が係合する凹部が配されている、請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記第3の係合部は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部との間の部分に対応する前記本体機器における前記他面の位置に形成されている、請求項1記載の情報処理システム。
  5. 前記本体機器は、前記主面に表示パネルを配し、
    前記本体機器が前記載置部の載置面に載置されたとき、前記表示パネルの表示面は、前記載置面から前記第1の壁部の高さ以上に配される、請求項1記載の情報処理システム。
  6. 前記拡張機器は、
    前記一方の端辺から前記第1の壁部までの高さが、前記他方の端辺から前記第2の壁部までの高さより低く配され、
    前記一方の端辺から前記第1の係合部および前記第2の係合部までの高さが、前記他方の端辺から前記第3の係合部までの高さより低く配され、
    前記本体機器は、前記載置面と当接する下面を備え、
    前記下面と前記他面が接する位置に前記第3の被係合部が配される、請求項1記載の情報処理システム。
  7. 主面に形成された第1の被係合部及び第2の被係合部と前記主面の裏側の他面に形成された第3の被係合部とを備えた本体機器に、電気的に接続するとともに機械的に保持する拡張機器であって、
    前記本体機器を載置する載置部と、
    前記載置部の一方の端辺に立設された第1の壁部と、
    前記載置部の前記一方の端辺に対向する他方の端辺に立設された第2の壁部と、
    前記第1の壁部に形成された第1の係合部と、
    前記第1の壁部に形成された第2の係合部と、
    前記第2の壁部に形成された第3の係合部とを備え、
    前記本体機器が前記載置部に載置されたとき、前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合し、前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合し、前記第3の係合部が前記第3の被係合部に係合する、拡張機器。
  8. 前記第1の係合部及び前記第2の係合部は、前記第1の壁部から一対の凸部が配され、
    前記第1の被係合部及び前記第2の被係合部は、一対の前記凸部それぞれが係合する一対の凹部が配されている、請求項7記載の拡張機器。
  9. 前記第3の係合部は、前記第2の壁部から凸部が配され、
    前記第3の被係合部は、前記凸部が係合する凹部が配されている、請求項7記載の拡張機器。
  10. 前記第3の係合部は、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間の部分に対応する前記本体機器における前記他面の位置に形成されている、請求項7記載の拡張機器。
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