JP2012226702A - 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム - Google Patents

予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012226702A
JP2012226702A JP2011096269A JP2011096269A JP2012226702A JP 2012226702 A JP2012226702 A JP 2012226702A JP 2011096269 A JP2011096269 A JP 2011096269A JP 2011096269 A JP2011096269 A JP 2011096269A JP 2012226702 A JP2012226702 A JP 2012226702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
information
time
service
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011096269A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Rong-Yuan
智之 榮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GLORIOUS FIELD CO Ltd
Original Assignee
GLORIOUS FIELD CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GLORIOUS FIELD CO Ltd filed Critical GLORIOUS FIELD CO Ltd
Priority to JP2011096269A priority Critical patent/JP2012226702A/ja
Publication of JP2012226702A publication Critical patent/JP2012226702A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】サービスを受けるための時間の予約を適切に行うことが可能な予約管理装置を提供する。
【解決手段】サービス識別情報とサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部101と、顧客識別情報と予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部102と、顧客識別情報とサービス識別情報と予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付部103と、サービス識別情報に対応するサービス所要時間をサービス時間情報から取得するサービス所要時間取得部104と、予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、サービス所要時間取得部104が取得したサービス所要時間が示す長さの予約時間を取得し、予約時間と顧客識別情報とを有する予約情報を予約情報格納部102に蓄積する予約情報蓄積部105と、予約情報格納部102に格納されている予約情報を出力する出力部110とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービスを受けるための予約を管理する予約管理装置等に関するものである。
従来、サービス提供可能日をサーバに記憶するステップと、前記サービス提供可能日を表示するためのデータを前記サーバから受給者端末に送信するステップと、前記サービス提供可能日を受給者端末に表示するステップと、前記サービス提供可能日中から選択されたサービス提供要求日を前記受給者端末が入力するステップと、前記サービス提供要求日を前記受給者端末から前記サーバに送信するステップと、前記サービス提供要求日より受注データを前記サーバが生成するステップと、を有することを特徴とするサービス受注方法が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−312549公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来においては、サービスの提供を受ける顧客が、適切にサービスを受けるための時間の予約を行うことができない、という課題があった。
例えば、サービスを受けるために必要となる時間は、顧客が受けようとするサービスの種類等によって異なるが、顧客にとっては、受けようとするサービスにどれくらいの時間がかかるかが分からないことが多い。このため、顧客が、受けようとするサービスに必要となる時間よりも短い時間を予約してしまうと、実際にサービスを受ける際に、時間が足りなくなってしまう場合があるという問題があった。
その一方で、顧客が、実際に必要となる時間よりも長い時間を予約した場合、予約された時間のうちの、サービスの提供に必要となる部分以外の残りの時間は、他の顧客に対してサービスを提供できる時間であるにも関わらず、この残りの時間を他の顧客が予約することができなくなるため、サービス提供者に取っては、無駄な予約時間が発生してしまい、サービスを提供する機会を損失してしまう、という問題があった。
本発明の予約管理装置は、サービスの識別情報であるサービス識別情報と、サービスの提供に要する時間であるサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部と、顧客の識別情報である顧客識別情報と、予約された時間である予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部と、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時間を設定するための時刻を指定する情報である予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付部と、予約指定受付部が受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間をサービス時間情報から取得するサービス所要時間取得部と、予約指定受付部が受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得し、予約時間と予約指定受付部が受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を予約情報格納部に蓄積する予約情報蓄積部と、予約情報格納部に格納されている予約情報を出力する出力部とを備えた予約管理装置である。
かかる構成により、サービス識別情報が示すサービスを受けるための時間の予約を適切に行うことが可能となる。例えば、顧客が、サービスの提供を受けるために必要な時間を知らなくても、サービスを受けるために必要となる時間分の予約を行うことが可能となる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、予約情報を出力する指示である出力指示を受け付ける出力指示受付部を更に備え、出力部は、出力指示を入力した入力者のカテゴリーに応じた予約情報を出力する予約管理装置である。
かかる構成により、入力者に応じた予約情報を出力することができる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、出力指示受付部は、更に、出力指示を入力する入力者の識別情報である入力者識別情報を受け付け、入力者識別情報を用いて、入力者のカテゴリーがサービス提供者であると判断するカテゴリー判断部を更に備え、出力部は、入力者のカテゴリーがサービス提供者である場合に、顧客識別情報を含む予約情報を出力する予約管理装置である。
かかる構成により、サービス提供者には、顧客識別情報を含む予約情報を出力することができる。これにより、どのような顧客が予約を行ったかを、サービス提供者は知ることができる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、カテゴリー判断部は、さらに、入力者識別情報が、予約情報が有する顧客識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致する場合に、入力者のカテゴリーが顧客であると判断し、出力部は、入力者のカテゴリーが顧客である場合に、入力者識別情報と一致する顧客識別情報を含む予約情報を、入力者識別情報と一致しない顧客識別情報を含む予約情報に対して識別可能となるように出力する予約管理装置である。
かかる構成により、顧客は、顧客自身が行った予約について知ることが可能となる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、予約情報蓄積部は、取得した予約時間が、予約情報格納部に格納されている予約時間のいずれかと重なるか否かを判断し、重なる場合に、予約情報を予約情報格納部に蓄積しない予約管理装置である。
かかる構成により、他の予約情報と時間が重なる予約情報を蓄積しないようにすることができる。これにより、予約の重複を無くすことができる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、出力部は、サービス所要時間取得部がサービス所要時間を取得した場合に、時刻を示す座標軸である時間軸に沿った領域の、顧客が操作するカーソルが示す位置を含む領域に、サービス所要時間に応じた長さの画像を出力する予約管理装置である。
かかる構成により、サービスの提供を受けるために必要な時間を、視覚的に把握することができ、予約の指定を容易にすることができる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、予約情報格納部に格納されている予約情報が有する予約時間以外の時間から、サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間以上の連続した時間である予約可能時間を検出する予約可能時間検出部を更に備え、出力部は、予約可能時間検出部が検出した予約可能時間を出力する予約管理装置である。
かかる構成により、予約対象となるサービスの予約が可能な時間を顧客に示すことができる。
また、本発明の予約管理装置は、前記予約管理装置において、サービス提供者の識別情報である提供者識別情報と、サービス提供者の通知先を示す情報である通知先情報とを有する提供者情報が格納される提供者情報格納部を更に備え、予約指定受付部は、提供者識別情報を更に受け付け、予約情報蓄積部は、予約指定受付部が受け付けた提供者識別情報を更に有する予約情報を予約情報格納部に蓄積し、予約情報蓄積部が蓄積した予約情報が有する提供者識別情報に対応する通知先情報を提供者情報格納部から取得し、取得した通知先情報が示す通知先に、予約情報が蓄積されたことを示す予約蓄積情報を送信する送信部を更に備えた予約管理装置である。
かかる構成により、予約が入ったことを、予約されたサービスを提供するサービス提供者に通知することができる。
本発明による予約管理装置等によれば、サービスを受けるための時間の予約を適切に行うことができる。
本発明の実施の形態における予約管理システムのブロック図 同予約管理装置の動作の一例を示すフローチャート 同予約管理装置の動作の一例を示すフローチャート 同予約管理装置の動作の一例を示すフローチャート 同予約管理システムの概念図 同予約管理装置のサービス時間情報管理表を示す図 同予約管理装置の予約情報管理表を示す図 同予約管理装置の提供者識別情報管理表を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の予約可能時間管理表を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の予約情報管理表を示す図 同予約管理装置の提供者情報管理表を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図 同コンピュータシステムの外観の一例を示す図 同コンピュータシステムの構成の一例を示す図 同予約管理装置の顧客登録情報管理表を示す図 同予約管理装置の出力例を示す図
以下、予約管理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における予約管理システム10のブロック図である。
予約管理システム10は、予約管理装置1と、顧客端末装置2と、提供者端末装置3とを備える。ここでは、説明の便宜上、顧客端末装置2と、提供者端末装置3がそれぞれ一つである場合の例を示しているが、顧客端末装置2と、提供者端末装置3とは、それぞれ1以上であればよい。予約管理装置1と、顧客端末装置2と、提供者端末装置3とは、例えば、無線や有線のネットワークや通信回線等を介して、情報の送受信が可能となるよう接続されている。
予約管理装置1は、サービス時間格納部101、予約情報格納部102、予約指定受付部103、サービス所要時間取得部104、予約情報蓄積部105、出力指示受付部106、提供者識別情報格納部107、カテゴリー判断部108、予約可能時間検出部109、出力部110、提供者情報格納部111、送信部112、顧客登録情報格納部113を備える。
顧客端末装置2は、顧客受付部201、顧客送信部202、顧客受信部203、顧客出力部204を備える。
提供者端末装置3は、提供者受付部301、提供者送信部302、提供者受信部303、提供者出力部304を備える。
予約管理装置1は、例えば、WEBサーバ装置等のサーバ装置である。但し、スタンドアローンのコンピュータや、ネットワーク等に接続されたコンピュータ等であっても良い。
サービス時間格納部101には、サービス識別情報と、サービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納される。サービスとは、例えば、役務のことである。サービスとは、例えば、他人のために行う労務、または便益であって、独立して商取引の目的となるものである。ここで述べるサービスの例としては、理美容業で提供される理美容サービスや、医師等が提供する医療サービスや、飲食業等で提供される飲食サービス等がある。ただし、ここでのサービスはどのようなサービスでもよい。また、ここで述べるサービスは、サービス業に属する一の店舗や企業や自治体や団体等が提供する複数のサービスのうちの1以上と考えても良い。例えば、一の店舗や会社や団体等が提供するサービスメニューに含まれる個々のメニュー項目に対応するサービスであっても良い。ここでのサービスとは、例えば、予約の対象となるサービスである。
サービス識別情報は、サービスの識別情報である。サービス識別情報は、サービスが識別可能な情報であれば、どのような情報であっても良い。サービス識別情報は、サービス業に属する一の店舗や会社や団体等が提供する1以上のサービスのメニュー項目や、メニューコード等である。サービス識別情報は、具体例を挙げると、一の理容店や美容院で提供されるサービスのメニュー項目名、より具体的には、カットやパーマ、毛染め等のメニュー項目名やメニューコード等である。
サービス所要時間とは、サービスの提供に要する時間である。サービス所要時間は、例えば、サービスの提供者が一のサービスの提供に要すると考えた時間や、実際のサービスに要した時間から算出された時間である。例えば、サービスの提供者である理容師や美容師が、カット(散髪)を行うために要すると考えた時間は、カットのサービスについてのサービス所要時間である。また、理容師や美容師が、パーマをかけるために要すると考えた時間は、パーマのサービスについてのサービス所要時間である。
ここでの格納は、一時記憶も含む概念である。サービス時間格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
予約情報格納部102には、顧客識別情報と予約時間とを有する予約情報が格納される。顧客識別情報は、顧客の識別情報である。ここでの顧客とは、例えば、1以上のサービスの提供を受ける者である。また、ここでの顧客とは、例えば、サービスの予約を行う者と考えても良い。顧客の識別情報は、顧客が識別可能な情報であればよく、例えば、顧客の氏名や、顧客の誕生日や、顧客に一意に割り当てられたコードや、顧客の携帯電話番号やメールアドレス等であっても良いし、これらの2以上の組合せ等であってもよい。予約時間は、予約された時間である。予約時間は、例えば、一のサービスが予約された時間である。予約時間は、例えば、予約開始時刻と予約終了時刻との組や、予約時間内の一の時刻(例えば、予約開始時刻または予約終了時間)と予約されている時間の長さを示す情報との組等により示される。予約時間は、予約された日を示す情報を含んでいても良い。予約情報は、更に、予約されたサービスを示す上記と同様のサービス識別情報を有していることが好ましい。また、予約情報は、予約時間による予約の対象となったサービスを提供するサービス提供者の識別情報である提供者識別情報を有していることが好ましい。サービス提供者とは、例えば、サービスを提供する店舗や企業や自治体や団体等である。この場合の提供者識別情報は、店舗や企業や自治体や団体等の名称(例えば、店舗名や企業名等)であっても良いし、サービスを提供する店舗や企業や自治体や団体等に割り当てられたコード等であっても良い。また、サービス提供者は、例えば、サービスを提供する店舗や企業や自治体や団体等の担当者であってもよい。この場合の提供者識別情報は、提供者の名前であっても、提供者のコードであっても、携帯電話の電話番号等であっても良い。特に、一の店舗や企業や自治体や団体等に、サービスの提供者(担当者)が複数いる場合であって、顧客がサービスの提供を望む担当者を指定できる場合、予約情報が、顧客が指定するサービス担当者についての提供者識別情報を有するものであることが好ましい。なお、提供者識別情報は階層化されていても良い。例えば、一の店舗の提供者識別情報と、この店舗に属する担当者の提供者識別情報とは階層化されていると考えても良い。なお、予約情報には、顧客の連絡先を示す情報、例えば、メールアドレスや電話番号やファクシミリ番号等が含まれていてもよい。
予約情報格納部102には、例えば、後述する予約情報蓄積部105が取得した予約時間が、この予約情報蓄積部105により蓄積される。予約情報格納部102は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
予約指定受付部103は、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを受け付ける。予約時刻指定情報は、サービスの予約時間を設定するための時刻を指定する情報である。予約時刻指定情報は、例えば、予約したい時間のうちの一の時刻を指定する情報である。予約時刻指定情報は、例えば、予約時間の開始時刻や終了時刻や、予約時間の中間の時刻を指定する情報である。予約指定受付部103が受け付けるサービス識別情報は、予約の対象となるサービスのサービス識別情報である。予約指定受付部103は、例えば、顧客により入力された顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを受け付ける。予約指定受付部103が受け付けるサービス識別情報は、予約の対象となるサービスのサービス識別情報である。また、予約指定受付部103が受け付ける予約時刻指定情報は、対応するサービス識別情報が示すサービスについての予約時刻指定情報である。なお、予約指定受付部103は、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを同時に受け付けなくてもよい。また、予約指定受付部103は、更に、上述したような顧客の連絡先を示す情報を受け付けても良い。
ここで述べる受け付けとは、受信や、メモリ等からの読み出し等も含む概念である。予約指定受付部103は、通常、顧客が他の装置に入力した顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを、ネットワーク経由で受信する。例えば、後述する出力部110等が、上記の顧客識別情報、サービス識別情報、及び予約時刻指定情報のうちの1以上の情報を入力するためのインターフェースを出力するための情報等を、予約を行う顧客が利用する装置にネットワーク経由等で送信し、顧客が利用する装置においては、この情報を受信し、受信した情報を用いて上述した情報を受け付けるためのインターフェースを出力(例えば、表示)される。そして、出力されたインターフェースを介して顧客が入力した顧客識別情報等の情報が、この顧客が利用する装置からネットワーク経由で送信され、送信された情報を、予約指定受付部103が受信する。インターフェースを出力するための情報とは、例えば、HTMLファイル等である。ただし、予約指定受付部103は、図示しないマウスやキーボード等の入力デバイスを介して、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを受け付けても良い。なお、ここでは、特に、後述する顧客端末装置2に入力された顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時刻指定情報とを、インターネット等のネットワークを介して受信する場合を例に挙げて説明する。
なお、予約時刻指定情報については、以下のようにして受け付けるようにしても良い。例えば、サービスの提供が可能な時間を示す時間軸(時刻を単位とした座標軸)を出力するための情報を、出力部110等から予約を行う顧客が利用する装置にネットワーク経由等で送信する。そして、顧客端末装置2等では、この情報を用いて出力された時間軸上の、ユーザがカーソル等で示した位置に対応する座標を読み出し、この座標に対応する時刻の情報を予約時刻指定情報として取得する。そして、取得した予約時刻指定情報を、顧客が利用する装置からネットワーク経由等で予約管理装置1に送信する。そして、送信された予約時刻指定情報を予約管理装置1の予約指定受付部103が受信する(即ち、受け付ける)ようにしても良い。あるいは、ユーザがポインタ等を用いたクリックやドラッグで示した位置の座標をネットワーク経由で受信して、受信した座標に対応した時刻の情報を予約指定受付部103が取得することで、予約指定受付部103が予約時刻指定情報を受け付けても良い。このようにすることで、予約時刻指定情報を直感的な操作で入力することが可能となる。
また、予約管理装置1を利用する際に、ログインや、顧客識別情報を用いた認証処理等を行う場合、このログイン時等に、顧客により入力された顧客識別情報を、一旦図示しない記憶媒体等に蓄積しておくようにして、予約指定受付部103が、サービス識別情報と予約時刻指定情報とを受け付ける際等に、この顧客識別情報を、予約指定受付部103が読み出すようにしても良い。
また、予約指定受付部103が受け付ける予約情報は、予約されたサービスを示す上記と同様のサービス識別情報を更に有していることが好ましい。また、顧客がサービスの提供を望むサービス提供者を指定できる場合等においては、予約指定受付部103が受け付ける予約情報は、サービスを提供するサービス提供者の識別情報である提供者識別情報を有していてもよい。この提供者識別情報は、予約対象となるサービスを提供するサービス提供者を指定するための情報と考えてもよい。
また、予約指定受付部103は、サービス提供者がサービスを提供している時間内以外の時刻を指定する予約時刻指定情報については受け付けないようにしても良い。サービスを提供している時間とは、例えば、営業時間である。サービスを提供している時間の情報は、例えば、図示しない記憶媒体等に予め格納しておくようにすればよい。
予約指定受付部103は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェアや通信手段等で実現され得る。
サービス所要時間取得部104は、予約指定受付部103が受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間をサービス時間情報から取得する。サービス所要時間取得部104は、例えば、サービス時間格納部101に格納されているサービス時間情報から、予約指定受付部103が受け付けたサービス識別情報と一致するサービス識別情報を有するサービス時間情報を検索し、検出したサービス時間情報に含まれるサービス所要時間を取得する。サービス所要時間取得部104は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サービス所要時間取得部104の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
予約情報蓄積部105は、予約指定受付部103が受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、サービス所要時間取得部104が取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得する。そして、この予約時間と、予約指定受付部103が受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を予約情報格納部102に蓄積する。予約情報蓄積部105は、予約指定受付部103が受け付けた提供者識別情報やサービス識別情報を更に有する予約情報を予約情報格納部102に蓄積しても良い。ここで述べる予約時間は、予約時間帯と考えても良い。予約時間は、例えば、予約開始時刻と予約終了時刻とを有する情報である。また、予約時間は、予約開始時刻、予約終了時刻、予約時間の中間時刻等のいずれか一つと、予約時間の長さを示す情報とを組み合わせた情報であっても良い。予約情報蓄積部105は、例えば、予約時刻指定情報が指定する時刻が、予め指定された時刻(例えば、予約開始時刻、予約終了時刻、または予約時間の中間時刻のいずれか一つ等)となる時間であって、サービス所要時間が示す長さを有する時間を、予約時間として取得する。なお、予約情報蓄積部105は、取得した予約時間(即ち、予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、サービス所要時間が示す長さの時間)が、予約情報格納部102に格納されている予約情報に含まれる予約時間のいずれかと重なるか否かを判断し、重なる場合に、重ならなくなるように、取得した予約時間の予約開始時刻や予約終了時刻をずらした時刻を、予約時刻として取得しても良い。あるいは、予約情報蓄積部105は、取得した予約時間が、予約情報格納部102に格納されている予約時間のいずれかと重なるか否かを判断し、重なる場合に、予約情報を予約情報格納部102に蓄積しないようにしてもよい。ここでの重なるとは、時間同士の少なくとも一部同士が重なることであればよい。なお、予約情報が提供者識別情報を有する場合、予約時間が重なるか否かを判断する際には、上記で取得した予約時間と、予約指定受付部103が受け付けた提供者識別情報と一致する提供者識別情報を有する予約情報に含まれる予約時間とが重なるか否かを判断するようにすればよい。
予約情報蓄積部105は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。予約情報蓄積部105の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力指示受付部106は、予約情報格納部102に格納されている予約情報を出力する指示である出力指示を受け付ける。出力指示受付部106は、例えば、顧客や、サービス提供者等から出力指示を受け付ける。ここでの受け付けは、受信や、記録媒体等からの読み出しも含む概念である。例えば、出力指示受付部106は、上述した予約指定受付部103と同様に、ネットワーク等を介して、顧客やサービス提供者が利用する装置等から入力された出力指示を受信する。また、出力指示受付部106は、図示しないマウスやキーボード等の入力デバイスを介して、出力指示を受け付けても良い。なお、ここでは、特に、出力指示受付部106が、後述する顧客端末装置2または提供者端末装置3に入力された出力指示を、インターネット等のネットワークを介して受信する場合を例に挙げて説明する。
また、出力指示受付部106は、更に、出力指示を入力する入力者の識別情報である入力者識別情報を受け付けるようにしてもよい。入力者識別情報は、例えば、入力者である顧客やサービス提供者を示す識別情報であり、上述した顧客識別情報や、提供者識別情報である。出力指示受付部106は、例えば、入力者識別情報を、上記出力指示と同様に受け付けるようにすればよい。出力指示受付部106は、出力指示と入力者識別情報とは同時に受け付けなくても良い。例えば、ログイン時等に、顧客により入力された顧客識別情報や、サービス提供者により入力された提供者識別情報を、一旦図示しない記憶媒体等に蓄積しておくようにして、出力指示受付部106が出力指示を受け付ける際等に、この提供者識別情報を読み出すようにしても良い。
また、出力指示受付部106は、サービス提供者等により指定された顧客識別情報に対応する顧客関連情報を、顧客登録情報格納部113から読み出して出力する指示を受け付けても良い。顧客関連情報および顧客登録情報格納部113については後述する。
出力指示受付部106は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェアや通信手段等で実現され得る。
提供者識別情報格納部107には、サービスを提供するサービス提供者の識別情報である提供者識別情報が格納される。提供者識別情報格納部107は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
カテゴリー判断部108は、入力者識別情報を用いて、入力者のカテゴリーを判断する。入力者のカテゴリーとは、例えば、入力者が顧客であるかサービス提供者であるかを示す分類である。なお、カテゴリー上の顧客とは、予約時間と対応付けられた者と考えても良い。カテゴリー判断部108は、例えば、入力者識別情報が、提供者識別情報のいずれか一つと一致するか否かを判断する。そして、一致する場合に、入力者のカテゴリーがサービス提供者であると判断する。また、カテゴリー判断部108は、例えば、入力者識別情報が、予約情報が有する顧客識別情報のいずれか一つと一致するか否かを判断し、一致する場合に、入力者のカテゴリーが顧客であると判断する。なお、出力指示受付部106が入力者のカテゴリーを識別するカテゴリー識別情報を含む入力者識別情報を受け付けるようにし、カテゴリー判断部108は、入力者識別情報に含まれるカテゴリー識別情報が、予め用意されたサービス提供者のカテゴリー識別情報であるか否かを判断し、サービス提供者のカテゴリー識別情報である場合、入力者のカテゴリーをサービス提供者と判断し、サービス提供者のカテゴリー識別情報でない場合、入力者のカテゴリーをサービス提供者でないと判断してもよい。カテゴリー識別情報を含む入力者識別情報とは、例えば、入力者識別情報の先頭は後尾の1以上の文字数がカテゴリー識別情報である入力者識別情報である。
カテゴリー判断部108は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。カテゴリー判断部108の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
予約可能時間検出部109は、予約情報格納部102に格納されている予約情報が有する予約時間以外の時間から、サービス所要時間取得部104が取得したサービス所要時間以上の連続した時間である予約可能時間を検出する。予約可能時間は、例えば、サービス識別情報が示すサービスの予約を受け付け可能な時間である。予約可能時間は、予約可能時間帯と考えてもよい。予約可能時間検出部109は、例えば、予約情報格納部102に格納されている予約情報が有する予約時間を、予約開始時刻の順番や、予約終了時刻の順番によりソートし、一の予約時間の予約終了時刻と次の予約時間の予約開始時刻との組を順次取得し、取得したこれらの時刻の組で区切られた時間の長さが、サービス所要時間以上であるか否かを判断する。そして、サービス所要時間以上であれば、その時刻の組を図示しない記憶媒体等に記憶する(例えば、追記する)。また、例えば、最初の予約時間の開始時刻と、サービス提供者がサービスを提供する時間(例えば、営業時間)の開始時刻との組、および最後の予約時間の終了時刻と、サービス提供者がサービスを提供する時間の終了時刻との組を順次取得し、取得したこれらの時刻の組で区切られた時間の長さが、サービス所要時間以上であるか否かを判断する。そして、サービス所要時間以上であれば、その時刻の組を図示しない記憶媒体等に記憶する(例えば、追記する)。このようにして記憶媒体に蓄積された時刻の組が示す時間が、予約可能時間検出部109が検出した予約可能時間である。なお、サービスを提供する時間の情報は、例えば、提供者識別情報と対応付けて、提供者識別情報格納部107等に格納しておくようにすればよい。
なお、予約情報が、提供者識別情報を有する場合、提供者識別情報別に予約可能時間を検出することが好ましい。例えば、同じ提供者識別情報を有する予約情報に含まれる予約時間同士の間の時間が、予約可能時間であるか否かを判断する処理を、提供者識別情報別に行うことで、提供者識別情報別に予約可能時間を検出することが可能となる。また、予約可能時間の検出は、通常、顧客等により予め指定された期間やデフォルト等で予め指定された期間内について行われる。例えば、1日単位や、1週間単位、2週間単位、1ヶ月単位で検出が行われる。
予約可能時間検出部109は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。予約可能時間検出部109の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部110は、予約情報格納部102に格納されている予約情報を出力する。ここでの予約情報を出力するということは、予約情報の少なくとも一部を出力することも含む概念と考えても良い。出力部110は、例えば、予約情報のうちの、少なくとも予約時間を含む情報を出力する。また、例えば、予約情報に含まれる予約時間と提供者識別情報とを対応付けて出力しても良い。予約時間を出力するということは、例えば、予約時間が示す予約時間帯を示す情報を出力することと考えてもよい。出力部110は、例えば、予約情報格納部102に格納されている予約情報を示す画像を出力する。なお、出力部110による画像の出力とは、ここでは、結果的に画像が出力されるようにすることであれば良く、例えば、出力部110が画像を生成して出力することであっても良いし、出力部110が、顧客端末装置2や提供者端末装置3において画像の生成に用いられる情報を出力することであっても良い。例えば、顧客端末装置2や提供者端末装置3において、レンダリングを行うことで画像が生成可能な情報(例えばXML形式のデータや、ドットの座標データや、ベクタデータ等)であっても良い。また、画像を出力する指示を、顧客端末装置2や提供者端末装置3に出力することであってもよい。かかることは、他の画像の出力においても同様である。
出力部110は、例えば、予約情報格納部102に格納されている予約情報が有する予約時間を示す画像であって、時刻を示す座標軸である時間軸に沿って配置された、この予約時間に応じた長さの画像を出力する。予約時間に応じた長さの画像とは、例えば、予約時間に応じた長さの帯状の画像である。帯状の画像とは、線状の画像も含む概念であるとする。このとき、この帯状の画像の一端の時間軸上の位置が予約時間の予約開始時刻に対応する位置となり、この画像の他端の時間軸上の位置が予約時間の予約終了時刻に対応する位置となるように配置した帯状の画像を出力する。出力部110は、時間軸等の画像も出力してもよい。出力部110は、帯状の画像を、例えば、時間軸に沿った行または列の領域に配置するようにしても良い。また、この帯状の画像上、あるいはその近傍には、予約情報に含まれる顧客識別情報や、サービス識別情報や、担当者識別情報を示す文字列等を出力するようにしても良い。また、予約時間が示す経過時間を取得し、出力するようにしてもよい。帯状の画像の代わりに、時間軸に平行な方向の長さが、予約時間の長さに相当する他の異なる形状の画像を出力しても良い。このような時間帯を示す画像の出力は、スケジュールを管理するソフトウェア等の出力等として公知であるので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、ここでの画像の出力とは、上述したように、結果的に、帯状の画像等の画像が表示されるようにすることであれば良く、例えば、帯状の画像を出力する指示を、顧客端末装置2に送信することであっても良い。また、出力部110は、予約情報に含まれる情報を、例えばリストとして示す情報を生成し、出力してもよい。
また、出力部110は、サービス提供者によるサービスの提供可能な時間帯を示す情報を生成して、出力するようにしてもよい。
また、出力部110は、予約情報に提供者識別情報が含まれる場合、予約時間に含まれる提供者識別情報と予約時間等とを対応付けて出力しても良い。例えば、出力部110は、時間軸に沿って提供者識別情報別に用意された行または列に、それぞれ、予約時間を示す画像を配置した画像を出力しても良い。
また、出力部110は、出力指示を入力した入力者のカテゴリーに応じた予約情報を出力するようにしてもよい。例えば、カテゴリー判断部108の判断結果が示すカテゴリーに応じた予約情報を出力するようにしてもよい。例えば、出力部110は、入力者のカテゴリーがサービス提供者である場合に、顧客識別情報を含む予約情報を出力するようにしてもよい。また、入力者のカテゴリーがサービス提供者でない場合には、顧客識別情報を含まない予約情報を出力するようにしてもよい。このようにすることで、サービス提供者は、予約している顧客についての情報を知ることが可能となる。これに対し、サービス提供者以外は、予約についての詳細な情報、具体的には、予約を行った顧客についての情報を知ることができないようにして、顧客のプライバシーを守ることができる。
また、出力部110は、入力者のカテゴリーが顧客である場合に、入力者識別情報と一致する顧客識別情報を含む予約情報を、入力者識別情報と一致しない顧客識別情報を含む予約情報に対して識別可能となるように出力するようにしても良い。識別可能となるように出力するということは、例えば、色や、形状や、パターン等の表示態様が異なるようにした予約情報を出力することであっても良いし、予約情報の一部を、表示したり、非表示にしたりして、予約情報として表示される表示内容が異なるようにすることであっても良い。例えば、出力部110は、入力者のカテゴリーが顧客である場合に、出力指示受付部106が受け付けた入力者識別情報と一致する顧客識別情報を含む予約情報については、顧客識別情報を含む予約情報を出力し、出力指示受付部106が受け付けた入力者識別情報と一致しない顧客識別情報を含む予約情報については、顧客識別情報を含まない予約情報を出力するようにしてもよい。このようにすることで、予約を行った顧客は、自分の予約に関する情報だけは知ることが可能となる。
また、出力部110は、予約可能時間検出部109が検出した予約可能時間を出力してもよい。予約可能時間を出力するということは、予約可能な時間帯を出力することと考えてもよい。例えば、出力部110は、予約可能時間検出部109が検出した予約可能時間を上記の予約情報と同様に出力する。例えば、出力部110は、予約可能時間を示す帯状の画像を生成し、出力する。なお、出力部110は、予約可能時間を、予約時間等を含む他の時間とは、異なる出力態様で出力してもよい。出力態様が異なるということは、例えば、最終的に表示される際の表示態様が異なることと考えてもよい。表示態様が異なるということは、例えば、予約時間を示す帯状の画像の色やパターンや形や形状や透明度等が、予約可能時間以外の他の時間を示す画像や、予約時間を示す画像と異なるようにすることと考えてもよい。例えば、出力部110は、表示態様が異なる予約可能時間を示す画像を生成して出力する。
なお、予約可能時間検出部109が提供者識別情報別に、予約可能時間を取得した場合、出力部110は、提供者識別情報別に、予約可能時間を出力することが好ましい。
出力部110が、予約情報を出力するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、出力指示受付部106が、出力指示を受け付けた場合に予約情報を出力してもよい。また、新たな予約情報が予約情報格納部102に蓄積された場合に予約情報を出力してもよい。また、顧客端末装置2等から、予約指定時刻情報を受け付けた場合に予約情報を出力してもよい。
また、出力部110は、サービス所要時間取得部104がサービス所要時間を取得した場合に、時刻を示す座標軸である時間軸に沿った領域の、顧客が操作するカーソルが示す位置を含む領域に、サービス所要時間に応じた長さの画像を出力するようにしてもよい。サービス所要時間に応じた長さの画像は、上記と同様の画像である。例えば、サービス所要時間に応じた長さの帯状の画像等である。なお、ここでの画像の出力とは、結果的に、このような帯状の画像がカーソルが示す位置に、表示されるようにすることであれば良く、例えば、帯状の画像をカーソルの位置に出力する指示を、顧客端末装置2や提供者端末装置3に送信することであっても良い。カーソルの位置を示す情報、例えば座標等は、顧客端末装置2等からネットワーク等を介して受信するようにすればよい。このような画像を出力することにより、顧客が予約をする際の視覚的な補助を行うことができる。
また、出力部110は、予約時刻指定情報を受け付けるためのインターフェースを出力するための情報を出力しても良い。また、このインターフェースを出力するための情報は、予約情報を含む情報であってもよい。
ここで述べる出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
出力部110は、ディスプレイ等の出力デバイスや通信手段等を含むと考えても含まないと考えても良い。出力部110は、出力デバイスのドライバーソフト、または、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
提供者情報格納部111には、サービス提供者の識別情報である提供者識別情報と、サービス提供者の通知先を示す情報である通知先情報とを有する提供者情報が格納される。通知先情報は、サービス提供者のメールアドレスや、ファクシミリ番号、電話番号(携帯電話番号も含む)、いわゆるブログやミニブログのアドレス情報や、インスタントメッセンジャーのアカウント等である。なお、提供者識別情報格納部107と、提供者情報格納部111とを併合して、一の格納部で実現するようにしても良い。提供者情報格納部111は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
送信部112は、予約情報蓄積部105が蓄積した予約情報が有する提供者識別情報に対応する通知先情報を提供者情報格納部111から取得する。そして、取得した通知先情報が示す通知先に、予約情報が蓄積されたことを示す情報である予約蓄積情報を送信する。予約蓄積情報は、例えば、新たな予約情報が蓄積されたことを示す情報である。新たな予約情報とは、対応する予約蓄積情報が未送信である予約情報と考えても良い。予約蓄積情報は、例えば、予約情報の一部を含むものであっても良く、例えば、予約時間を含むものであってもよい。また、予約蓄積情報は、予約情報に含まれる顧客の連絡先を示す情報を含むものであっても良い。このような連絡先を示す情報が予約を受けたサービス提供者に送信されることで、サービス提供者から、予約を行った顧客に対して、予約についてのお礼等の連絡、例えば電子メールの送信等を行うことが可能となる。また、予約蓄積情報は、単に、予約情報が蓄積されたことを示す情報であっても良い。予約蓄積情報は、予め図示しない記憶媒体等に蓄積された情報であっても良いし、予め図示しない記憶媒体等に蓄積されたテンプレート等を利用して、予約情報等を用いて生成される情報であっても良い。
送信部112は、例えば、予約情報蓄積部105が蓄積した予約情報が有する提供者識別情報を読み出し、読み出した提供者識別情報と一致する提供者識別情報を有する提供者情報を、提供者情報格納部111から検索し、検出した提供者情報に含まれる通知先情報を取得する。そして、送信部112は、取得した通知先情報を宛先の情報として用いて、予約情報が蓄積されたことを示す情報を送信する。送信部112は、例えば、予約情報蓄積部105により新たに予約情報が蓄積された場合に、蓄積された予約情報について予約蓄積情報を送信する処理を行う。また、予約情報格納部102に格納されている予約情報のうちの、既に予約蓄積情報を送信した予約情報については、送信処理が終了済であることを示すフラグ等の情報を付与して、予約情報格納部102に格納されている予約情報のうちの、送信処理が終了済であるフラグが付与されていない予約情報についてのみ、上記の予約蓄積情報を送信する処理を行うようにしても良い。例えば、送信部112は、予約情報蓄積部105が蓄積した予約情報が有する提供者情報を用いて取得した通知先情報であるメールアドレスを宛先として、予め図示しない記憶媒体等に蓄積されているテンプレートに、予約情報蓄積部105が蓄積した予約情報に含まれる予約時間等の情報を配置して得られた電子メール形式の予約蓄積情報を送信する。
送信部112は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。送信部112は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
顧客登録情報格納部113には、顧客識別情報と、顧客関連情報とを有する顧客登録情報が格納されている。顧客関連情報は、顧客に関する情報である。顧客登録情報は、例えば、サービスを提供する提供者や、企業や、組織等に顧客として登録されている顧客についての情報である。顧客関連情報は、例えば、顧客の住所や、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、顧客の年齢等の顧客の属性や個人情報等の情報である。また、顧客識別情報が、顧客の名前でない場合、顧客関連情報は、顧客の名前の情報を有していても良い。また、顧客関連情報は、顧客に対して過去に提供されたサービスに関連する情報であっても良い。例えば、前回の来店日や、前回のサービス項目を示す情報や、前回までの来店回数、過去のサービス提供者の識別情報等であっても良い。顧客登録情報格納部113は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
顧客端末装置2は、例えば、顧客が利用するコンピュータや、携帯電話や、いわゆるスマートフォンや、携帯情報端末等である。
顧客受付部201は、顧客による情報の入力を受け付ける。顧客受付部201が受け付ける情報は、例えば、上述したような予約時刻指定情報や、予約の時間を指定するための時間軸に対応する座標や、サービス識別情報や、顧客識別情報(入力者識別情報)や、提供者識別情報や、出力指示等である。また、顧客受付部201は、予約管理装置1に対してログインするための、顧客識別情報やパスワード等を受け付けても良い。顧客受付部201は、例えば、後述する顧客出力部204が出力する入力のためのインターフェース画面等を介して、顧客からの情報の入力を受け付ける。顧客受付部201の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。顧客受付部201は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
顧客送信部202は、顧客受付部201が受け付けた情報を予約管理装置1に送信する。顧客送信部202は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。顧客送信部202は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
顧客受信部203は、予約管理装置1の出力部110が送信する予約情報を受信する。また、顧客受信部203は、予約管理装置1の出力部110が送信する予約情報以外の情報(例えば、予約時刻指定情報の入力インターフェースを出力する情報等)を受信しても良い。顧客受信部203は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。顧客受信部203は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
顧客出力部204は、顧客受信部203は、顧客受信部203が受信した予約情報等の情報を出力する。ここでの出力は、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。顧客出力部204は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。顧客出力部204は、出力デバイスのドライバーソフト、または、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
提供者端末装置3は、例えば、サービス提供者が利用するコンピュータや、携帯電話や、いわゆるスマートフォンや、携帯情報端末等である。
提供者受付部301は、サービス提供者による情報の入力を受け付ける。提供者受付部301が受け付ける情報は、例えば、上述したような出力指示や、提供者識別情報(入力者識別情報)等である。また、提供者受付部301は、予約管理装置1に対してログインするための、提供者識別情報やパスワード等を受け付けても良い。提供者受付部301は、例えば、後述する提供者出力部304が出力する入力のためのインターフェース画面等を介して、提供者からの情報の入力を受け付ける。提供者受付部301の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。提供者受付部301は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
提供者送信部302は、提供者受付部301が受け付けた情報を、予約管理装置1に送信する。提供者送信部302は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。提供者送信部302は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
提供者受信部303は、予約管理装置1の出力部110が送信する予約情報を受信する。また、提供者受信部303は、予約管理装置1の送信部112が送信する予約蓄積情報を受信する。また、提供者受信部303は、予約管理装置1の出力部110が送信する入力インターフェースを出力する情報等の、予約情報以外の情報を受信しても良い。提供者受信部303は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。提供者受信部303は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
提供者出力部304は、提供者受信部303が受信した予約情報等の情報を出力する。ここでの出力は、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。提供者出力部304は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。提供者出力部304は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
図2は、本実施の形態における予約管理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図2を用いて予約管理装置1の動作について説明する。なお、ここでは、予約情報が提供者識別情報を有する場合を例に挙げて説明する。
(ステップS201)出力指示受付部106は、予約情報の出力指示を受け付けたか否かを判断する。この出力指示は、出力対象となる期間を指定する情報を含んでいても良い。また、この期間は、デフォルト等で予め指定されていても良い。受け付けた場合、ステップS202に進み、受け付けていない場合、ステップS203に進む。
(ステップS202)予約管理装置1は、ステップS201において受け付けた出力指示に応じた予約時間を出力する処理を行う。この処理の詳細については、後述する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS203)予約指定受付部103は、サービス識別情報を受け付けたか否かを判断する。予約指定受付部103は、例えば、ステップS202で出力した予約情報に対してサービス識別情報を受け付けたか否かを判断しても良い。受け付けた場合、ステップS204に進み、受け付けていない場合、ステップS201に戻る。
(ステップS204)サービス所要時間取得部104は、ステップS203で受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間を、サービス時間格納部101に格納されているサービス時間情報から取得する。
(ステップS205)予約管理装置1は、予約可能時間を取得して出力する。この処理の詳細については後述する。
(ステップS206)出力部110は、予約時刻指定情報の入力等に用いられるカーソル位置に、ステップS204で取得したサービス所要時間に対応する長さの帯状の画像を出力する。なお、帯状の画像を出力するための情報や指示等を顧客端末装置2や提供者端末装置3等に送信しても良い。
(ステップS207)予約指定受付部103は、予約時刻指定情報と、顧客識別情報と、提供者識別情報とを受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS208に進み、受け付けていない場合、ステップS207に戻る。
(ステップS208)予約情報蓄積部105は、ステップS207で受け付けた予約時刻指定情報を含む、ステップS204で取得したサービス所要時間が示す長さの予約時間を取得する。
(ステップS209)予約情報蓄積部105は、ステップS208で取得した予約時間が、予約情報格納部102に格納されているステップS208で受け付けた提供者識別情報を有する予約情報に含まれる既存の予約時間のいずれかと重なるか否かを判断する。重なるか否かは、例えば、予約時間の一方の予約開始時間または予約終了時間が他方の予約時間内に含まれるか否かを相互に判断して、一つでも含まれると判断した場合、重なると判断すればよい。重なる場合、ステップS208で取得した予約時間を破棄して、ステップS207に戻り、重ならない場合、ステップS210に進む。
(ステップS210)予約情報蓄積部105は、ステップS208で取得した予約時間と、ステップS207で取得した顧客識別情報と、提供者識別情報とを含む予約情報を、予約情報格納部102に蓄積する。例えば、追記する。
(ステップS211)送信部112は、ステップS210で蓄積した予約情報に含まれる提供者識別情報を取得する。
(ステップS212)送信部112は、ステップS211で取得した提供者識別情報に対応する通知先情報を、提供者情報格納部111から取得する。
(ステップS213)送信部112は、予約蓄積情報を取得し、ステップS212で取得した通知先情報が示す通知先に、予約蓄積情報を送信する。
(ステップS214)出力部110は、ステップS210で取得した予約情報を出力する。そして、ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
図3は、予約管理装置1の予約時間を出力する動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、図2のステップS202に相当する動作である。以下、図3を用いて動作について説明する。
(ステップS301)出力指示受付部106は、出力指示に加えて、入力者識別情報を受け付けたか否かを判断する。なお、出力指示受付部106は、ログイン等が行われた際に入力された入力者識別情報等を受け付けても良い。受け付けた場合、ステップS302に進み、受け付けていない場合、ステップS309に進む。
(ステップS302)カテゴリー判断部108は、ステップS301で受け付けた入力者識別情報が示すカテゴリーが、サービス提供者であるか否かを判断する。具体的には、入力者識別情報と一致する提供者識別情報が、提供者識別情報格納部107に格納されているか否かを判断する。そして、格納されている場合、カテゴリーがサービス提供者であると判断し、格納されていない場合、サービス提供者でないと判断する。サービス提供者であると判断した場合、ステップS303に進み、サービス提供者でないと判断した場合、ステップS305に進む。
(ステップS303)出力部110は、予約情報格納部102に格納されている各予約情報から、予約時間と、顧客識別情報と、提供者識別情報との組をそれぞれ取得する。
(ステップS304)出力部110は、ステップS303で取得した情報を出力する。なお、出力部110は、更に、ステップS303で取得した顧客識別情報に対応する顧客関連情報の一部または全てを、顧客登録情報格納部113に格納されている顧客登録情報から取得して、出力しても良い。また、この顧客関連情報の出力は、ステップS304の後に、出力指示受付部106が、出力部110が出力した顧客識別情報に対する予め指定された操作を受け付けた場合に、行われるようにしても良い。そして、上位の処理にリターンする。
(ステップS305)カテゴリー判断部108は、ステップS301で受け付けた入力者識別情報が示すカテゴリーが、顧客であるか否かを判断する。具体的には、予約情報格納部102に格納されている予約情報の中から、ステップS301で受け付けた入力者識別情報と一致する顧客識別情報を有する予約情報を検索する。そして、予約情報が検出された場合、カテゴリーが顧客であると判断し、検出されなかった場合、顧客でないと判断する。顧客であると判断した場合、ステップS306に進み、サービス提供者でないと判断した場合、ステップS309に進む。
(ステップS306)出力部110は、ステップS305で検出された、ステップS301で受け付けた入力者識別情報と一致する顧客識別情報を有する予約情報から、予約時間と、顧客識別情報と、提供者識別情報との組をそれぞれ取得する。
(ステップS307)出力部110は、ステップS305で検出されなかった残りの予約情報から、予約時間と、提供者識別情報との組をそれぞれ取得する。
(ステップS308)出力部110は、ステップS306とステップS307で取得した情報を出力する。そして、上位の処理にリターンする。
(ステップS309)出力部110は、予約情報格納部102に格納されている各予約情報から、予約時間と、提供者識別情報との組を取得する。
(ステップS310)出力部110は、ステップS309で取得した情報を出力する。そして、上位の処理にリターンする。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
図4は、予約管理装置1の予約可能時間を出力する動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、図2のステップS205に相当する動作である。以下、図4を用いて動作について説明する。
(ステップS401)予約可能時間検出部109は、カウンターmの値を1インクリメントする。
(ステップS402)予約可能時間検出部109は、予約情報格納部102に格納されている予約情報に含まれる提供者識別情報の中に、m番目の提供者識別情報があるか否かを判断する。例えば、予約可能時間検出部109は、予約情報を、提供者識別情報別にソートして、重複するものについては一つを残して削除を行うことで、予約情報に含まれる提供者識別情報を得るようにして、この提供者識別情報に、m番目の提供者識別情報があるか否かを判断する。ある場合、ステップS403に進み、ない場合、ステップS410に進む。
(ステップS403)予約可能時間検出部109は、カウンターnに1を代入する。
(ステップS404)予約可能時間検出部109は、出力対象となる期間内のm番目の提供者識別情報が含まれる予約情報を予約情報格納部102において検索し、検出した予約情報を用いて、出力対象となる期間内の、予約時間以外の連続した時間の中に、n番目の時間があるか否かを判断する。例えば、n=1の場合、n番目の連続した時間としては、出力対象となる期間の開始時刻と、予約開始時間がn番目に早い予約時間の予約開始時刻とで区切られた時間があるか否かを判断する。また、nが2以上である場合、n番目の連続した時間としては、予約開始時刻がn番目に早い予約時間の予約終了時刻と、予約開始時刻がn+1番目に早い予約時間の予約開始時刻とで区切られた時間があるか否かをする。なお、予約開始時刻がn+1番目に早い予約時間が、出力対象となる期間にない場合、予約開始時刻がn番目に早い予約時間の予約終了時刻と、出力対象となる期間の終了時刻とで区切られた時間があるか否かを判断する。n番目の時間がある場合、ステップS405に進み、ない場合、ステップS409に進む。
(ステップS405)予約可能時間検出部109は、ステップS404で検出されたn番目の連続した時間が、ステップS204で取得したサービス所要時間以上の長さであるか否かを判断する。サービス所要時間以上であれば、ステップS406に進み、以上でなければ、ステップS408に進む。
(ステップS406)予約可能時間検出部109は、n番目の連続した時間を、予約可能時間として取得する。例えば、予約可能時間検出部109は、n番目の連続した時間を示す情報として、開始時刻と終了時刻との組や、開始時刻と継続時刻との組等を取得する。
(ステップS407)予約可能時間検出部109は、ステップS406で取得した予約可能時間を、m番目の提供者識別情報と対応付けて図示しない記憶媒体等に蓄積する。例えば、追記する。
(ステップS408)予約可能時間検出部109は、カウンターnの値を1インクリメントする。そして、ステップS404に戻る。
(ステップS409)予約可能時間検出部109は、カウンターmの値を1インクリメントする。そして、ステップS402に戻る。
(ステップS410)出力部110は、ステップS407で蓄積した予約可能時間と提供者識別情報との組を出力する。そして、上位の処理にリターンする。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、顧客端末装置2の動作について、簡単に説明する。
顧客受付部201は、予約時刻指定情報や、予約の時間を指定するための時間軸に対応する座標や、サービス識別情報や、顧客識別情報や、提供者識別情報や、出力指示等の入力を適宜、顧客から受け付ける。また、顧客受付部201は、予約管理装置1に対してログインする際に、顧客識別情報やパスワード等を受け付けても良い。次に、顧客送信部202は、顧客受付部201が受け付けた情報を予約管理装置1に送信する。顧客受信部203は、例えば、顧客送信部202から送信された情報等に応じて予約管理装置1の出力部110が送信する予約時間等の情報を受信する。そして、顧客出力部204は、顧客受信部203は、顧客受信部203が受信した予約時間等の情報を出力する。例えば、顧客端末装置2のモニタ等に、受信した予約時間等の情報を表示する。顧客端末装置2は、以上の処理を適宜繰り返して行う。顧客端末装置2の処理は、電源オフや処理終了の割り込みにより終了する。
以下、提供者端末装置3の動作について、簡単に説明する。
提供者受付部301は、上述したような出力指示や、提供者識別情報等の入力を、適宜、サービス提供者から受け付ける。また、提供者受付部301は、予約管理装置1に対してログインする際に、提供者識別情報やパスワード等を受け付けても良い。次に、提供者送信部302は、提供者受付部301が受け付けた情報を、予約管理装置1に送信する。提供者受信部303は、例えば、提供者送信部302から送信された情報に応じて予約管理装置1の出力部110が送信する予約時間等の情報や、送信部112が送信する予約蓄積情報を受信する。そして、提供者出力部304は、提供者受信部303が受信した予約時間等の情報や予約蓄積情報を出力する。例えば、提供者端末装置3のモニタ等に、受信した予約時間等の情報や予約蓄積情報を表示する。提供者端末装置3は、以上の処理を適宜繰り返して行う。提供者端末装置3の処理は、電源オフは処理終了の割り込みにより終了する。
以下、本実施の形態における予約管理システム10の具体的な動作について説明する。ここでは、予約管理装置1が、一の美容院における予約を管理する装置である場合を例に挙げて説明する。ここでは、一の美容院の名前は「美容院A」であるとする。この美容院Aのサービス提供時間は、午前11時から、午後6時までであるとする。
図5は、予約管理システム10の概念図である。
図6は、サービス時間格納部101に格納されているサービス時間情報を管理するサービス時間情報管理表を示す図である。サービス時間情報管理表は、「サービスID」と、「所要時間」という項目を有している。「サービスID」は、サービス識別情報であり、ここでは、美容院Aが提供する複数のサービスの名称であるとする。「所要時間」は、サービス所要時間であり、単位は「分」であるとする。
図7は、予約情報格納部102に格納されている予約情報を管理する予約情報管理表である。予約情報管理表は、「予約日」、「予約開始時刻」、「予約終了時刻」、「顧客ID」、「提供者ID」、「サービスID」という項目を有している。「予約日」は、予約されている日を示す。「予約開始時刻」は予約時間の開始時刻である。「予約終了時刻」は予約時間の終了時刻である。ここでは、「予約日」、「予約開始時刻」、および「予約終了時刻」が予約時間であるとする。「顧客ID」は顧客識別情報であり、例えば、美容院Aに登録されている顧客の登録番号であるとする。ここでは、説明を省略しているが、美容院Aの新規の利用者については、例えば、予約管理装置1を利用して、顧客としての登録が可能であるとし、登録したことにより、顧客IDが付与されるものとする。また、登録内容の情報は、「顧客ID」と対応付けて、例えば、予約管理装置1内の顧客登録情報格納部113等に格納されているものとする。また、「顧客ID」とともに、「顧客ID」と対応付けられたパスワードが格納されているものとする。なお、顧客登録(ユーザ登録)の仕組み等については、公知技術であるので、ここでは説明を省略する。「提供者ID」は、提供者識別情報であり、ここでは、美容院Aにおいてサービスをする担当者の名前であるとする。ここでは、「提供者ID」とともに、「提供者ID」と対応付けられたパスワードが図示しない記憶媒体等に格納されているものとする。「サービスID」は、図6の「サービスID」に対応する。なお、予約情報管理表の各レコードをここでは、予約情報を考えるものとする。
図8は、提供者識別情報格納部107に格納されている提供者識別情報を管理する提供者識別情報管理表である。
まず、美容院Aに顧客として登録されている顧客Bが、4月1日の美容院Aの予約状況を確認しようと考え、予約管理装置1に4月1日の予約情報を出力させるための操作を行ったとする。具体的には、顧客端末装置2に対して、出力を希望する予約情報の日付「4月1日」と、顧客Bの「顧客ID」である「0151」と、この「顧客ID」と対応付けて登録されているパスワードとを入力して、送信のためのボタン等を押すと、顧客受付部201は、入力された日付「4月1日」の予約情報を出力する出力指示を受け付ける。また、顧客受付部201は、顧客ID「0151」を入力者識別情報として受け付ける。また、パスワードを入力者識別情報に対応するパスワードとして受け付ける。そして、顧客送信部202は、顧客受付部201が受け付けた情報を、予約管理装置1にインターネット等のネットワークを介して送信する。
予約管理装置1の出力指示受付部106は、顧客端末装置2から送信される情報を受信する。
出力指示受付部106が出力指示と入力者識別情報とを受信した(即ち、受け付けた)ため、カテゴリー判断部108は、受け付けた入力者識別情報「0151」が示すカテゴリーがサービス提供者であるか否かを判断する。具体的には、図8に示した提供者識別情報管理表に、受け付けた入力者識別情報「0151」と一致する「提供者ID」があるか否かを判断する。ここでは、一致するものがないため、カテゴリーがサービス提供者でないと判断される。なお、一致するものがあった場合、更に、入力者識別情報とパスワードとを用いて認証処理を行い、認証が成功した場合に、カテゴリーがサービス提供者であると判断される。認証処理については、公知の技術であるので、ここでの説明は省略する。
次に、カテゴリー判断部108は、「予約日」が「4月1日」である予約情報の中に、受け付けた入力者識別情報「0151」と一致する「顧客ID」を有する予約情報が、図7に示した予約情報管理表にあるか否かを判断する。ここでは、一致する「顧客ID」を有する予約情報がないため、カテゴリーが顧客でないと判断される。なお、一致するものがある場合、更にこの入力者識別情報「0151」とパスワードとを用いて認証処理を行って、認証が成功した場合に、カテゴリーが顧客であると判断される。
カテゴリー判断部108が、カテゴリーがサービス提供者でなく、カテゴリーも顧客でないと判断したため、出力部110は、図7に示した予約情報管理表から、「予約日」が、出力指示が示す「4月1日」と一致するレコード(即ち、予約情報)を検出し、検出した各レコードの「予約日」、「予約開始時刻」、および「予約終了時刻」の値(即ち、予約時間)と、「提供者ID」の値との組を読み出す。そして、出力部110は、読み出した情報を、出力指示の送信元となる顧客端末装置2に送信する。
顧客端末装置2の顧客受信部203は、予約管理装置1から送信される予約時間と「提供者ID」の値を受信する。そして、顧客出力部204は、顧客受信部203が受信した情報を、顧客端末装置2のモニタ等に表示する。具体的には、顧客出力部204は、「提供者ID」別に用意された時間軸に沿って伸びる行または列に、予約管理装置1から送信された情報に含まれる、「予約開始時刻」から「予約終了時刻」までの範囲に伸びる帯状の画像を「提供者ID」別に配置した画像を生成して、表示する。
図9は、顧客端末装置2における予約時間の表示例を示す図である。図において、斜線で示した領域91が、予約時間を示す領域である。例えば、図7の1番目のレコードから読み出されて送信された情報を用いて表示された予約時間は、「内川」に対応する列の、「12:00」から「13:00」までの帯状の領域で示される。また、列の横には時間軸95が表示されているものとする。
次に、顧客Bが顧客端末装置2を操作して、予約の対象となるサービスを選択するためのメニュー画面を表示させたとする。例えば、このメニュー画面は、顧客Bの入力に応じて、予約管理装置1から送信されたメニュー画面である。
図10は、予約対象となるサービスを選択するためのメニュー画面の例を示す図である。
ここで、例えば、顧客Bが、図10に示したメニュー画面から、「パーマ」という項目の横のチェックボックス51にチェックを入れて、「OK」ボタン52を押したとする。顧客受付部201は、サービス識別情報として、「パーマ」を受け付ける。そして、顧客送信部202は、サービス識別情報「パーマ」を予約管理装置1に送信する。
予約指定受付部103は、顧客端末装置2から送信されるサービス識別情報を受信する。
次に、サービス所要時間取得部104は、図6に示したサービス時間情報管理表から、「サービスID」が、予約指定受付部103が受信したサービス識別情報である「パーマ」と一致するレコードを検出し、検出したレコードの「所要時間」である「60」(分)を読み出す。読み出した値「60」(分)が、予約指定受付部103が受信したサービス識別情報に対応するサービス所要時間である。
そして、予約可能時間検出部109は、上記で送信した予約日が「4月1日」である予約情報を用いて、予約可能時間を検出する。まず、予約日が「4月1日」である予約情報に含まれる一の「提供者ID」として「内川」を取得し、予約日が「4月1日」である予約情報の中から「提供者ID」が「内川」である予約情報を検出する。そして、美容院Aのサービス提供時間である午前11時から午後6時までの間のうちの、検出した予約情報に含まれる予約時間と重ならない連続した時間を順次取得し、その時間が、サービス所要時間取得部104が取得したサービス所要時間である「60」(分)以上であるか否かを判断していく。
例えば、サービス提供時間の開始時刻「11:00」と、予約日が「4月1日」で、「提供者ID」が「内川」である予約情報のうちの、予約開始時刻が最も早い予約時間の予約開始時刻「12:00」との間の時間は、予約時間でない空き時間であるため、この空き時間の長さが、サービス所要時間「60」分以上であるか否かを判断する。この空き時間の長さは60分であるため、サービス所要時間以上であると判断される。このため、予約可能時間検出部109は、この空き時間を予約可能時間として検出し、この時間の開始時刻「11:00」と終了時刻「12:00」とを、提供者ID「内川」と対応付けて、図示しない記憶媒体等に一時記憶する。また、予約日が「4月1日」で、「提供者ID」が「内川」である予約情報のうちの2番目に早い予約時間の予約終了時刻「14:00」と、予約日が「4月1日」で、「提供者ID」が「内川」である予約情報のうちの3番目に早い予約時間の予約開始時刻「14:30」との間の時間は、予約時間でない空き時間であるため、この空き時間の長さが、サービス所要時間「60」分以上であるか否かを判断する。この空き時間の長さは30分であるため、サービス所要時間以上でないと判断され、この空き時間は、予約可能時間として検出されない。同様にして、予約可能時間検出部109は、3番目に早い予約時間と、4番目に早い予約時間との間も、予約可能時間として検出し、この時間の開始時刻「15:00」と終了時刻「16:00」とを、提供者ID「内川」と対応付けて、図示しない記憶媒体等に一時記憶する。また、4番目に早い予約時間の予約終了時刻と、サービス提供時間の終了時刻との間の時間は、30分であるので、予約可能時間として検出されない。
同様にして、予約日が「4月1日」である予約情報に含まれる他の「提供者ID」についても同様の処理を行って、予約可能時間を取得する。
図11は、予約可能時間検出部109が検出し、図示しない記憶媒体に蓄積した予約可能時間を管理する予約可能時間管理表である。予約可能時間管理表は、「日付」、「開始時刻」、「終了時刻」、および「提供者ID」という項目を有している。「日付」や、予約可能時間の日付である。「開始時刻」および「終了時刻」は、予約開始時間の開始時刻と終了時刻である。
出力部110は、図11に示した予約可能時間を図示しない記憶媒体等から読み出し、サービス識別情報の送信元となる顧客端末装置2に送信する。
顧客端末装置2の顧客受信部203は、予約管理装置1から送信される予約可能時間を受信し、顧客出力部204は、受信した予約可能時間を、モニタ等に表示する。ここでは、上記で表示した予約時間に対して、更に受信した予約可能時間を追加して表示する。具体的には、顧客出力部204は、上述したような予約時間を示す帯状の画像が配置されている、「提供者ID」別に用意された時間軸に沿って伸びる行または列に、予約可能情報に含まれる、「開始時刻」から「終了時刻」までの範囲に伸びる帯状の画像を「提供者ID」別に配置した画像を生成して、表示する。
図12は、顧客端末装置2における予約時間と予約可能時間との表示例を示す図である。図において、斜線で示した領域92が、予約可能時間を示す領域である。例えば、図11の1番目のレコードから読み出されて送信された情報を用いて表示された予約時間は、「内川」に対応する列の、「11:00」から「12:00」までの帯状の領域で示される。なお、予約可能時間と、予約時間とは、ここでは、異なる色で表示されることにより、表示態様が異なるものとなっている。
また、出力部110は、サービス所要時間取得部104が取得したサービス所要時間である「60」(分)に相当する長さの帯状の画像を、カーソル位置に出力する指示を、顧客端末装置2に送信する。
顧客端末装置2の顧客受信部203は、予約管理装置1から送信されるカーソル位置に帯状の画像を出力する指示を受け付ける。そして、顧客出力部204は、カーソル位置に、サービス所要時間である「60」分に対応する長さの帯状の画像を表示する。この長さは、現在表示されている時間軸における60分の長さと同じ長さとする。また、ここでは、一例として、カーソル位置が、帯状の画像の上端となるように、帯状の画像を表示する。また、帯状の画像はカーソルの移動に追従して移動するものとする。
図13は、カーソル位置にサービス所要時間に応じた画像を表示した表示例を示す図である。画像31は、カーソル位置に表示された帯状の画像である。このような帯状の画像を表示することで、顧客が予約しようとするサービスの長さを視覚的に把握することができる。なお、カーソル位置は、例えば、顧客端末装置2がタッチパネルを有している場合、タッチパネル上の指でタッチされた位置と考えてもよい。
次に、顧客Bが、マウス等を操作して、「内川」の列に位置する予約可能時間を示す領域92のうちの、「15:00」が開始時刻である領域の先頭の位置、即ち「15:00」にカーソルを移動させたとする。例えば、ここでは、時間軸95の10分単位毎に透明なグリッドが設定されており、カーソルはカラム上では、このグリッドに吸着されるものとする。このため、カーソルを「15:00」近傍に移動させると、カーソルは時間軸95の「15:00」の位置に、時間軸に対して垂直に設定されているグリッドに吸着され、カーソルは、時間軸が、「15:00」の位置に配置されることとなる。マウスボタンをクリックしたとすると、顧客出力部204は、カーソルの近傍に、顧客識別情報と、パスワードとを入力するための入力フィ−ルドを表示する。
図14は、顧客出力部204による表示例を示す図である。入力フィールド141は、顧客識別情報の入力フィールド、入力フィールド142は、パスワードの入力フィールドである。
そして、顧客Bが、入力フィールド141に顧客識別情報「0151」を、また、入力フィールド142にパスワードを入力して、「OK」ボタン143を押したとすると、顧客受付部201は、入力された顧客識別情報とパスワードを受け付けるとともに、現在のカーソル位置に対応する時間軸95の値「15:00」と現在表示されている予約日「4月1日」とを予約時刻指定情報として受け付ける。また、カーソルの位置する列に対応付けられた提供者識別情報である「内川」と、上記で入力されたサービス識別情報「パーマ」とを受け付ける。そして、顧客送信部202は、顧客受付部201が受け付けた情報を、予約管理装置1に送信する。
予約管理装置1の予約指定受付部103は、顧客端末装置2から送信される顧客識別情報と、パスワードと、予約時刻指定情報と、提供者識別情報と、サービス識別情報を受信する。
そして、図示しない認証処理部等が、上記と同様に、顧客識別情報とパスワードとを用いて、認証処理を行う。ここでは、認証が成功したとすると、予約情報蓄積部105は、上記と同様の処理によりサービス識別情報「パーマ」から取得したサービス所要時間「60」分と、予約指定受付部103が受け付けた(受信した)予約時刻指定情報「15:00」および「4月1日」とを用いて、予約開始時刻が「15:00」、予約終了時刻が「16:00」、予約日が「4月1日」である予約時間を取得する。そして、この予約時間と、予約指定受付部103が受け付けた顧客識別情報、及び提供者識別情報と、サービス識別情報とを有する予約情報を、予約情報格納部102に追記する。
図15は、予約情報蓄積部105により予約情報が追記された状態の、予約情報管理表を示す図である。
図16は、提供者情報格納部111に格納されている提供者情報を管理する提供者情報管理表を示す図である。提供者情報管理表は、「提供者ID」と、「メールアドレス」という項目を有している。「メールアドレス」は、提供者の通知先情報であり、ここでは、提供者が利用する電子メールのメールアドレスである。
予約情報蓄積部105が、新たな予約情報を蓄積したため、送信部112は、蓄積された予約情報に含まれる提供者識別情報「内川」を取得する。そして、図16に示した提供者情報管理表から、「提供者ID」が「内川」であるレコードを検出し、検出したレコードに含まれるメールアドレス「uchikawa@salonA.…」を取得する。また、送信部112は、図示しない格納部等に格納されている電子メールのテンプレートを読み出し、読み出したテンプレートに予約情報蓄積部105が蓄積した予約情報内の情報を配置して、予約蓄積情報を生成する。そして、取得したメールアドレス「uchikawa@salonA.…」を宛先として、予約蓄積情報を送信する。
ここで、例えば、提供者端末装置3が、「提供者ID」が「内川」であるサービス提供者が所持するものであり、この提供者端末装置3に設定されているメールアドレスが、「uchikawa@salonA.…」であったとすると、提供者端末装置3の提供者受信部303は、送信部112から送信される予約蓄積情報を受信する。そして、提供者出力部304は、提供者受信部303が受信した予約蓄積情報を、提供者端末装置3のモニタに表示する。
図17は、提供者出力部304による予約蓄積情報の表示例を示す図である。このような予約蓄積情報を表示することで、新たに蓄積された予約情報に対応するサービス提供者に、予約が入ったことを通知することができる。
また、出力部110からは、予約情報蓄積部105により追記された予約情報が、上記と同様に、顧客端末装置2に送信される。そして、顧客端末装置2の顧客受信部203は、追記された予約情報を受信し、顧客出力部204が、直前に表示されていた予約情報に、顧客受信部203が受信した予約情報を追加した予約情報を、顧客端末装置2のモニタ等に表示する。なお、追加された予約情報の画像については、色を変更する等により、表示態様を他の予約情報に対して異なるものとしても良い。
図18は、追加された予約情報を含む予約情報の表示例を示す図である。図において、領域81は、追加された予約情報に含まれる予約時間を示す領域である。なお、ここでは、この領域81の色は、他の領域の色とは異なる色であるとする。
ここで、例えば、図17に示した予約蓄積情報を受け取った「提供者ID」が「内川」であるサービス提供者が、4月1日の予約状況を確認するために、予約管理装置1に4月1日の予約情報を出力させるための操作を行ったとする。具体的には、提供者端末装置3に対して、出力を希望する予約情報の日付「4月1日」と、提供者の「提供者ID」である「内川」と、この「提供者ID」と予め対応付けて登録されているパスワードとを入力して、送信のためのボタン等を押すと、提供者受付部301は、入力された日付「4月1日」の予約情報を出力する出力指示を受け付ける。また、提供者受付部301は、提供者ID「内川」とパスワードを、入力者識別情報とこれに対応するパスワードとして受け付ける。そして、提供者送信部302は、提供者受付部301が受け付けた情報を、予約管理装置1にインターネット等のネットワークを介して送信する。
予約管理装置1の出力指示受付部106は、提供者端末装置3から送信される情報を受信する。
出力指示受付部106が出力指示と入力者識別情報とを受信した(受け付けた)ため、カテゴリー判断部108は、受け付けた入力者識別情報「内川」が示すカテゴリーがサービス提供者であるか否かを判断する。具体的には、図8に示した提供者識別情報管理表に、受け付けた入力者識別情報「内川」と一致する「提供者ID」があるか否かを判断する。ここでは、一致するものがあるため、カテゴリー判断部108は、さらに、この入力者識別情報「内川」とパスワードとを用いて、図示しない記憶媒体等に予め格納されている入力者識別情報とパスワードとを対応付けて有する認証用の情報を用いて、認証処理を行う。ここでは、認証が成功したとすると、出力指示受付部106は、入力者識別情報が示す入力者のカテゴリーがサービス提供者であると判断される。
カテゴリー判断部108が、カテゴリーがサービス提供者であると判断したため、出力部110は、図7に示した予約情報管理表から、「予約日」が、出力指示が示す「4月1日」と一致するレコード(即ち、予約情報)を検出し、検出した各レコードの「予約日」、「予約開始時刻」、および「予約終了時刻」の値(即ち、予約時間)と、「顧客ID」と、「提供者ID」と「サービスID」の組を読み出す。そして、出力部110は、読み出した情報を、出力指示の送信元となる提供者端末装置3に送信する。
提供者端末装置3の提供者受信部303は、予約管理装置1から送信される予約時間と、「顧客ID」と、「提供者ID」と、「サービスID」を受信する。
そして、提供者出力部304は、提供者受信部303が受信した情報を提供者端末装置3のモニタに表示する。具体的には、提供者出力部304は、上述した顧客出力部204と同様に、「提供者ID」別に用意された時間軸に沿って伸びる行または列に、予約管理装置1から送信された情報に含まれる、「予約開始時刻」から「予約終了時刻」までの範囲に伸びる帯状の画像を「提供者ID」別に配置するとともに、それぞれの画像上に、予約管理装置1から送信された情報に含まれる「顧客ID」と「サービスID」とをそれぞれ配置した画像を生成して、表示する。
図19は、提供者端末装置3における予約時間の表示例を示す図である。図において、斜線で示した領域191が、予約時間を示す領域である。各領域191には、予約を行った顧客の「顧客ID」が表示されているため、サービス提供者は、どの顧客が予約を行ったかを把握することができる。また、サービス提供者は、「サービスID」が、各領域191上に表示されることで、どのようなサービスが予約されているかを把握することができる。
なお、「顧客ID」が、本実施の形態のように、顧客の登録番号等である場合、予約管理装置1の出力部110が、顧客登録情報格納部113に格納されている顧客登録情報を用いて、この登録番号等を、この登録番号に対応する顧客の名前等に変換したものを、提供者端末装置3に送信するようにしても良い。このような場合も、ここでは、顧客識別情報を送信することと考えてよい。
ここで、更に、「提供者ID」が「内川」であるサービス提供者が、新たに追加された予約である「顧客ID」が「0151」の顧客について、詳細な情報を知りたいと思い、「顧客ID」が「0151」が表示されている帯状の画像に対して予め指定された操作を行ったとする。予め指定された操作は、例えば、クリック(あるいは指でタップ)や、画像上に予め指定された時間以上、カーソル(あるいは指)をおく操作である。提供者受付部301が、これらの予め指定された操作を受け付けると、提供者受付部301は、受け付けた操作を示す情報と、操作対象となった帯状の画像に対応付けられている「顧客ID」である「0151」とを取得し、取得した情報を、提供者送信部302が、予約管理装置1に送信する。受け付けた操作を示す情報は、操作の受け付けに応じて得られる命令等であっても良い。
図23は、顧客登録情報格納部113に格納されている顧客登録情報の一例を示す図である。顧客登録情報格納部113は、「顧客ID」と、「顧客関連情報」とを有する。「顧客関連情報」は、更に、顧客の氏名である「氏名」、顧客の性別である「性別」、顧客の誕生日である「誕生日」、顧客の前回の来店日である「前回来店日」、顧客に対して前回提供されたサービスの識別情報である「前回サービスID」、顧客の住所である「住所」、顧客の電話番号である「電話番号」等の情報を有している。
予約管理装置1の出力指示受付部106が、提供者端末装置3から送信された操作を示す情報と、顧客ID「0151」とを受け付けると、出力部110は、この顧客ID「0151」と一致する「顧客ID」を有する顧客登録情報のレコードを、図23に示した顧客登録情報管理表の中から検索し、検出したレコードに含まれる顧客関連情報を読み出す。ここで、読み出す顧客関連情報は、例えば、顧客登録情報に含まれる顧客関連情報のうちの、予め指定されている一部の項目、例えば、「氏名」、「性別」、「誕生日」、「前回来店日」、「前回サービスID」等であるとする。ここでは、「顧客ID」が「0151」であるレコードから、「氏名:木下B美」、「性別:女」、「誕生日:8月8日」、「前回来店日:2月6日」、「前回サービスID:パーマ」等の情報を取得する。そして、出力部110は、取得した情報を、提供者端末装置3に送信する。
提供者端末装置3は、出力部110から送信される上記の情報を受信し、提供者出力部304は、受信した情報を、上記の操作対象となった画像の近傍に表示する。
図24は、提供者出力部304による出力例を示す図である。これにより、サービス提供者は予約内容の詳細を知ることができ、サービス提供のための準備等が可能となる。
また、顧客Bが、後日、自分の予約を確認するため、上記と同様に、顧客端末装置2に対して、出力を希望する予約情報の日付「4月1日」と、顧客Bの「顧客ID」である「0151」と、この「顧客ID」と対応付けて登録されているパスワードとを入力すると、「4月1日」の予約情報を出力する出力指示と、入力者識別情報「0151」と、パスワードとが、予約管理装置1に送信される。
予約管理装置1の出力指示受付部106が、顧客端末装置2から送信される情報を受信すると、カテゴリー判断部108は、上述したように、受け付けた入力者識別情報「0151」が示すカテゴリーがサービス提供者であるか否かを判断する。ここでは、図8に示した提供者識別情報管理表に、受け付けた入力者識別情報「0151」と一致する「提供者ID」がないため、入力者のカテゴリーがサービス提供者でないと判断される。
次に、カテゴリー判断部108は、「予約日」が「4月1日」である予約情報の中に、受け付けた入力者識別情報「0151」と一致する「顧客ID」を有する予約情報が、図7に示した予約情報管理表にあるか否かを判断する。ここでは、一致する「顧客ID」を有する予約情報が検出されるため、カテゴリー判断部108は、更にこの入力者識別情報「0151」とパスワードとを用いて認証処理を行う。ここでは、認証が成功したとすると、カテゴリー判断部108は、入力者のカテゴリーが顧客であると判断する。
カテゴリー判断部108が、カテゴリーが顧客であると判断したため、出力部110は、図7に示した予約情報管理表から、「予約日」が、出力指示が示す「4月1日」と一致し、かつ「顧客ID」が入力者識別情報「0151」と一致するレコード(即ち、予約情報)を検出し、検出した各レコードの「予約日」、「予約開始時刻」、および「予約終了時刻」の値(即ち、予約時間)と、「顧客ID」と、「提供者ID」と、「サービスID」の値との組を読み出す。
また、出力部110は、図7に示した予約情報管理表から、「予約日」が、出力指示が示す「4月1日」と一致し、かつ「顧客ID」が入力者識別情報「0151」と一致しないレコード(即ち、予約情報)を検出し、検出した各レコードの「予約日」、「予約開始時刻」、および「予約終了時刻」の値(即ち、予約時間)と、「提供者ID」の値との組を読み出す。
そして、出力部110は、読み出した情報を、出力指示の送信元となる顧客端末装置2に送信する。
顧客端末装置2の顧客受信部203は、予約管理装置1から送信される情報を受信する。そして、顧客出力部204は、顧客受信部203が受信した情報を、顧客端末装置2のモニタ等に表示する。具体的には、顧客出力部204は、「提供者ID」別に用意された時間軸に沿って伸びる行または列に、予約管理装置1から送信された情報に含まれる、「予約開始時刻」から「予約終了時刻」までの範囲に伸びる帯状の画像を「提供者ID」別に配置した画像を生成して、表示する。また、特に、顧客受信部203が受信した情報のうちの、「顧客ID」と、「サービスID」とを有する情報については、「予約開始時刻」から「予約終了時刻」までの範囲に伸びる帯状の画像上に、これらの「顧客ID」と、「サービスID」とを配置した画像を生成し、表示する。
図20は、顧客端末装置2における予約時間の表示例を示す図である。図において、斜線で示した領域82が、予約時間を示す領域であり、特に、領域83は、顧客受信部203が受信した情報のうちの、「顧客ID」と、「サービスID」とを有する情報に含まれていた予約時間を示す領域である。領域83には、予約を確認しようとした顧客の「顧客ID」が表示されているため、顧客は、自分の予約を容易に認識することができる。また、顧客は、「サービスID」が、自分の予約時間を示す領域83上に表示されることで、どのようなサービスが予約されているかを確認することができる。また、他の顧客の顧客識別情報は表示されないため、他人のプライバシーは守ることができる。
なお、「顧客ID」が、本実施の形態のように、顧客の登録番号等である場合、予約管理装置1の出力部110が、この登録番号等を、この登録番号に対応する顧客の名前等に変換したものを、顧客端末装置2に送信するようにしても良い。このような場合も、ここでは、顧客識別情報を送信することと考えてよい。
以上、本実施の形態によれば、顧客が望むサービスに応じた所要時間分の予約を行うことが可能となり、顧客が望むサービスを受けるために必要な時間の予約を適切に行うことが可能となる。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(出力部や送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
なお、上記各実施の形態における予約管理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、サービスの識別情報であるサービス識別情報と、サービスの提供に要する時間であるサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部と、顧客の識別情報である顧客識別情報と、予約された時間である予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部と、にアクセス可能なコンピュータを、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時間を設定するための時刻を指定する情報である予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付部と、予約指定受付部が受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間をサービス時間情報から取得するサービス所要時間取得部と、予約指定受付部が受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得し、予約時間と予約指定受付部が受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を予約情報格納部に蓄積する予約情報蓄積部と、予約情報格納部に格納されている予約情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図21は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による予約管理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図21において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905、FD(Floppy(登録商標) Disk)ドライブ906を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図22は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図22において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905、FDドライブ906に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による予約管理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921、またはFD922に記憶されて、CD−ROMドライブ905、またはFDドライブ906に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921やFD922、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による予約管理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる予約管理装置等は、予約時間を管理する装置として適しており、特に、顧客が予約を行うことができる装置等として有用である。
1 予約管理装置
2 顧客端末装置
3 提供者端末装置
10 予約管理システム
101 サービス時間格納部
102 予約情報格納部
103 予約指定受付部
104 サービス所要時間取得部
105 予約情報蓄積部
106 出力指示受付部
107 提供者識別情報格納部
108 カテゴリー判断部
109 予約可能時間検出部
110 出力部
111 提供者情報格納部
112 送信部
201 顧客受付部
202 顧客送信部
203 顧客受信部
204 顧客出力部
301 提供者受付部
302 提供者送信部
303 提供者受信部
304 提供者出力部

Claims (10)

  1. サービスの識別情報であるサービス識別情報と、サービスの提供に要する時間であるサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部と、
    顧客の識別情報である顧客識別情報と、予約された時間である予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部と、
    顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時間を設定するための時刻を指定する情報である予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付部と、
    前記予約指定受付部が受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間を前記サービス時間情報から取得するサービス所要時間取得部と、
    前記予約指定受付部が受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、前記サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得し、当該予約時間と前記予約指定受付部が受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を前記予約情報格納部に蓄積する予約情報蓄積部と、
    前記予約情報格納部に格納されている予約情報を出力する出力部とを備えた予約管理装置。
  2. 前記予約情報を出力する指示である出力指示を受け付ける出力指示受付部を更に備え、
    前記出力部は、前記出力指示を入力した入力者のカテゴリーに応じた予約情報を出力する請求項1記載の予約管理装置。
  3. 前記出力指示受付部は、更に、前記出力指示を入力する入力者の識別情報である入力者識別情報を受け付け、
    前記入力者識別情報を用いて、前記入力者のカテゴリーがサービス提供者であると判断するカテゴリー判断部を更に備え、
    前記出力部は、前記入力者のカテゴリーがサービス提供者である場合に、前記顧客識別情報を含む予約情報を出力する請求項2記載の予約管理装置。
  4. 前記カテゴリー判断部は、さらに、前記入力者識別情報が、前記予約情報が有する顧客識別情報のいずれかと一致するか否かを判断し、一致する場合に、前記入力者のカテゴリーが顧客であると判断し、
    前記出力部は、前記入力者のカテゴリーが顧客である場合に、前記入力者識別情報と一致する前記顧客識別情報を含む予約情報を、前記入力者識別情報と一致しない前記顧客識別情報を含む予約情報に対して識別可能となるように出力する請求項3記載の予約管理装置。
  5. 前記予約情報蓄積部は、前記取得した予約時間が、前記予約情報格納部に格納されている予約時間のいずれかと重なるか否かを判断し、重なる場合に、予約情報を前記予約情報格納部に蓄積しない請求項1から請求項4いずれか記載の予約管理装置。
  6. 前記出力部は、前記サービス所要時間取得部がサービス所要時間を取得した場合に、時刻を示す座標軸である時間軸に沿った領域の、顧客が操作するカーソルが示す位置を含む領域に、前記サービス所要時間に応じた長さの画像を出力する請求項1から請求項5いずれか記載の予約管理装置。
  7. 前記予約情報格納部に格納されている予約情報が有する予約時間以外の時間から、前記サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間以上の連続した時間である予約可能時間を検出する予約可能時間検出部を更に備え、
    前記出力部は、前記予約可能時間検出部が検出した予約可能時間を出力する請求項1から請求項5いずれか記載の予約管理装置。
  8. サービス提供者の識別情報である提供者識別情報と、サービス提供者の通知先を示す情報である通知先情報とを有する提供者情報が格納される提供者情報格納部を更に備え、
    前記予約指定受付部は、提供者識別情報を更に受け付け、
    前記予約情報蓄積部は、前記予約指定受付部が受け付けた提供者識別情報を更に有する予約情報を前記予約情報格納部に蓄積し、
    前記予約情報蓄積部が蓄積した予約情報が有する提供者識別情報に対応する通知先情報を前記提供者情報格納部から取得し、取得した通知先情報が示す通知先に、予約情報が蓄積されたことを示す予約蓄積情報を送信する送信部を更に備えた請求項1から請求項7いずれか記載の予約管理装置。
  9. サービスの識別情報であるサービス識別情報と、サービスの提供に要する時間であるサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部と、顧客の識別情報である顧客識別情報と、予約された時間である予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部と、予約指定受付部と、サービス所要時間取得部と、予約情報蓄積部と、出力部とを用いて行われる予約管理方法であって、
    前記予約指定受付部が、顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時間を設定するための時刻を指定する情報である予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付ステップと、
    前記サービス所要時間取得部が、前記予約指定受付ステップで受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間を前記サービス時間情報から取得するサービス所要時間取得ステップと、
    前記予約情報蓄積部が、前記予約指定受付ステップで受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、前記サービス所要時間取得ステップで取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得し、当該予約時間と前記予約指定受付ステップで受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を前記予約情報格納部に蓄積する予約情報蓄積ステップと、
    前記出力部が、前記予約情報格納部に格納されている予約情報を出力する出力ステップとを備えた予約管理方法。
  10. サービスの識別情報であるサービス識別情報と、サービスの提供に要する時間であるサービス所要時間とを有するサービス時間情報が格納されるサービス時間格納部と、顧客の識別情報である顧客識別情報と、予約された時間である予約時間とを有する予約情報が格納される予約情報格納部と、にアクセス可能なコンピュータを、
    顧客識別情報と、サービス識別情報と、予約時間を設定するための時刻を指定する情報である予約時刻指定情報とを受け付ける予約指定受付部と、
    前記予約指定受付部が受け付けたサービス識別情報に対応するサービス所要時間を前記サービス時間情報から取得するサービス所要時間取得部と、
    前記予約指定受付部が受け付けた予約時刻指定情報が指定する時刻を含む、前記サービス所要時間取得部が取得したサービス所要時間が示す長さの時間である予約時間を取得し、当該予約時間と前記予約指定受付部が受け付けた顧客識別情報とを有する予約情報を前記予約情報格納部に蓄積する予約情報蓄積部と、
    前記予約情報格納部に格納されている予約情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
JP2011096269A 2011-04-22 2011-04-22 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム Withdrawn JP2012226702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011096269A JP2012226702A (ja) 2011-04-22 2011-04-22 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011096269A JP2012226702A (ja) 2011-04-22 2011-04-22 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012226702A true JP2012226702A (ja) 2012-11-15

Family

ID=47276760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011096269A Withdrawn JP2012226702A (ja) 2011-04-22 2011-04-22 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012226702A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035183A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 和之 山田 サーバ装置、プログラムおよび予約システム
WO2016098585A1 (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 伸子 町田 美容サロン予約管理装置
JP2018005602A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 株式会社リクルートホールディングス 予約受付装置および予約受付プログラム
JP2019135613A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及び車両
WO2019207691A1 (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社ペルソナイズ 動画コンテンツ配信装置、動画コンテンツ配信方法、及びプログラム
JP2020087185A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社Epark 予約管理装置、予約管理方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035183A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 和之 山田 サーバ装置、プログラムおよび予約システム
WO2016098585A1 (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 伸子 町田 美容サロン予約管理装置
JPWO2016098585A1 (ja) * 2014-12-17 2017-10-12 伸子 町田 美容サロン予約管理装置
JP2018005602A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 株式会社リクルートホールディングス 予約受付装置および予約受付プログラム
JP2019135613A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及び車両
JP7137773B2 (ja) 2018-02-05 2022-09-15 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置及び車両
WO2019207691A1 (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社ペルソナイズ 動画コンテンツ配信装置、動画コンテンツ配信方法、及びプログラム
JP2020087185A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社Epark 予約管理装置、予約管理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012226702A (ja) 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム
US8484719B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and media storing a program therefor
JP2009186219A (ja) ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法
US20200160243A1 (en) Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal
EP3557842A1 (en) Communication terminal, system, data transmission control method, and carrier means
JP2016181064A (ja) 画像記録装置、および情報提供システム
JP6031977B2 (ja) 会議資料配信システム
WO2014069384A1 (ja) スケジュール管理プログラム、スケジュール管理装置、スケジュール管理方法及びスケジュール管理システム
JP5444768B2 (ja) 情報推奨装置、サーバ、方法及びプログラム
JP6649235B2 (ja) 業務支援システム、業務支援装置、及びプログラム
JP2012103868A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN112272836B (zh) 信息处理装置、图像数据生成装置、信息处理系统、信息处理方法和记录介质
JP6433043B2 (ja) 予約情報処理装置、予約情報処理方法、およびプログラム
JP2009086900A (ja) データ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法
JP2009245290A (ja) 顧客誘導管理システム、顧客誘導管理方法及び顧客誘導管理プログラム
JP5342815B2 (ja) 広告配信装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2016040658A (ja) 棚卸支援装置、棚卸支援方法及びプログラム
JP7326801B2 (ja) 交流支援装置及びプログラム
JP7208506B2 (ja) 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP7458149B2 (ja) 施設管理システム、施設管理方法、及び施設管理プログラム
JP2011237927A (ja) ワークフロー制御装置、ワークフロー制御システム、ワークフロー制御方法、ワークフロー制御プログラムおよび記録媒体。
CN110647299A (zh) 信息处理装置、信息处理系统、记录介质及信息处理方法
JP2016031729A (ja) 伝票処理装置、伝票処理方法、及びプログラム
JP2005309664A (ja) 予約管理装置、及び予約管理プログラム
JP4710408B2 (ja) コンテンツを提供する方法、情報提供システム及び情報提供プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140701