JP2012226252A - 光ファイバ切断用工具および光ファイバ切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡略であり、低コスト化が可能となる光ファイバ切断用工具の提供。
【解決手段】光ファイバ5を位置決めして保持するベース部1と、ベース部1から延出するたわみ変形可能な一対のアーム部2と、アーム部2にそれぞれ設けられた把持部3とを備えた光ファイバ切断用工具10。把持部3、3を、互いに離隔している通常状態から、アーム部2をたわみ変形させて互いに接近させることにより、把持部3、3によって光ファイバ5を挟み込んで把持し、光ファイバ5を把持したまま把持部3、3の姿勢を変化させることでその把持位置を変位させて、光ファイバ5にベース部1から離れる方向の引張力を加えることによって光ファイバ5の切断を促す。
【選択図】図6

Description

本発明は、石英系光ファイバなどの光ファイバの切断加工に用いられる光ファイバ切断用工具および光ファイバ切断方法に関する。
石英ガラス等からなる光ファイバを切断するには、側面に傷を形成した光ファイバに曲げ力や引張力を加えて傷を成長させて光ファイバを切断する装置が用いられる(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、光ファイバ切断用の装置は、光ファイバを精密に位置決めして保持する機構、光ファイバに力を加える機構などが必要となって構造が複雑となり、大型で高価となるという問題があった。
特開2003−202425号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、構造が簡略であり、低コスト化が可能となる光ファイバ切断用工具および光ファイバ切断方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
本発明は、光ファイバを位置決めして保持するベース部と、前記ベース部から延出するたわみ変形可能な一対のアーム部と、前記一対のアーム部にそれぞれ設けられて、前記ベース部による保持位置とは長さ方向に異なる位置の前記光ファイバを挟み込んで把持する一対の把持部とを備え、前記一対の把持部を、前記アーム部をたわみ変形させて互いに接近させることにより、前記一対の把持部によって前記光ファイバを挟み込んで把持し、前記光ファイバを把持したまま前記把持部の姿勢を変化させることでその把持位置を変位させて、前記光ファイバに前記ベース部から離れる方向の引張力を加えて前記光ファイバの切断を促す光ファイバ切断用工具を提供する。
本発明の光ファイバ切断用工具は、前記光ファイバを把持した状態の前記一対の把持部は、それぞれ、前記把持位置よりも前記アーム部基端側の部位が前記光ファイバから離隔しており、前記把持位置を支点として前記アーム部基端側部位を前記光ファイバに接近させるように前記一対の把持部の姿勢をそれぞれ変化させることで、前記把持位置を変位させることができる。
本発明の光ファイバ切断用工具は、前記一対の把持部における互いに向かい合う内面を前記光ファイバを把持する把持面とした構成とすることができる。
前記ベース部は、前記光ファイバを載置可能な載置台部を備えていることが好ましい。
前記一対のアーム部には、前記切断を促す傷を前記光ファイバ側面に形成する刃具についての光ファイバ長さ方向の位置を定める刃具位置決め部がそれぞれ形成されていることが好ましい。
本発明は、光ファイバを位置決めして保持するベース部と、前記ベース部から延出するたわみ変形可能な一対のアーム部と、前記一対のアーム部にそれぞれ設けられて、前記ベース部による保持位置とは長さ方向に異なる位置の前記光ファイバを挟み込んで把持する一対の把持部とを備える光ファイバ切断用工具を用い、前記一対の把持部を、前記アーム部をたわみ変形させて互いに接近させることにより、前記一対の把持部によって前記光ファイバを挟み込んで把持し、前記光ファイバを把持したまま前記把持部の姿勢を変化させることでその把持位置を変位させて、前記光ファイバに前記ベース部から離れる方向の引張力を加えて前記光ファイバの切断を促す光ファイバ切断方法を提供する。
本発明によれば、光ファイバ切断用工具の構造が簡略であるため、小型化および低コスト化を図ることができる。また、把持部の姿勢を変化させるという容易な操作で光ファイバの切断が可能となる。
本発明の光ファイバ切断用工具一例を示す斜視図である。 図1の光ファイバ切断用工具の平面図である。 図1の光ファイバ切断用工具の側面図である。 図1の光ファイバ切断用工具の後面図である。 光ファイバ固定部材を保持部に装着した状態の光ファイバ切断用工具を示す平面図である。 把持部を互いに接近する方向に変位させた状態の光ファイバ切断用工具を示す平面図である。 前図の把持部を拡大した図である。 把持部を互いに接近する方向に変位させた状態の光ファイバ切断用工具のアーム部を示す平面図である。 (a)刃具を用いて光ファイバに傷を形成する操作を説明する側面図である。(b)(a)を拡大した図であり、刃具を示す図である。 刃具を用いて光ファイバに傷を形成する操作を説明する図であり、載置台部および刃具を前面側から見た図である。 把持部の姿勢を変化させた状態の光ファイバ切断用工具を示す平面図である。 把持部の姿勢を変化させた状態の光ファイバ切断用工具のアーム部を示す平面図である。
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施形態である光ファイバ切断用工具10を示す斜視図である。図2は、光ファイバ切断用工具10の平面図である。図3は光ファイバ切断用工具10の側面図である。図4は光ファイバ切断用工具10の後面図である。図5は光ファイバ固定部材50をベース部1に装着した状態の光ファイバ切断用工具10を示す平面図である。
光ファイバ切断用工具10は、光ファイバ5を位置決めして保持するベース部1と、ベース部1から延出する一対のアーム部2と、光ファイバ5を挟み込んで把持する一対の把持部3とを備えている。
以下の説明において、ベース部1からアーム部2の延出方向(図2における左方)を前方といい、その反対方向(図2における右方)を後方ということがある。「工具幅方向」とはアーム部2、2が互いに離隔する方向(図2における上下方向)である。また、以下の説明における「上」および「下」とは、基本的に図3における上および下をいう。
図1、図2および図5に示すように、ベース部1は、平面視略矩形のブロック状とされた本体部1Aと、本体部1Aから前方に延出する載置台部4を有する。
本体部1Aの幅方向の中央には光ファイバ固定部材50を保持する保持部11が形成されている。保持部11は、光ファイバ固定部材50の一部または全部を収容可能な凹所であり、本体部1Aの前後方向にわたって形成されている。
本体部1Aには、保持部11の前方への移動を規制する前壁部12が形成されている。この前壁部12は、光ファイバ固定部材50前面に当接してその前進を阻止することができる。前壁部12には、保持された光ファイバ固定部材50から前方に延出する光ファイバ5が通過する通過凹部12aが形成されている。
図示例では、光ファイバ固定部材50として、光ファイバケーブル6端末をその幅方向両側から把持して光ファイバケーブル6端末に固定される外被把持形のものを用いている。
光ファイバケーブル6端末からは、光ファイバケーブル6の外被6aを除去して露出させた(口出しした)光ファイバ5が延出している。光ファイバ5は、光ファイバ固定部材50から前方に延出し、通過凹部12aを通ってさらに前方に延出している。
光ファイバ固定部材50が保持部11に収容されることによって、光ファイバ5は光ファイバ切断用工具10に対して位置決めされる。
光ファイバ5は、例えば単心の光ファイバ心線、光ファイバ素線などの被覆付き光ファイバであり、先端部分は被覆が除去されて裸光ファイバ5aとなっている。裸光ファイバ5aは、例えば石英系光ファイバである。
なお、保持部11に収容される光ファイバ固定部材は、光ファイバを固定できる構造のものであれば、外被把持形のものに限定されない。光ファイバ固定部材は、例えば被覆付き光ファイバを固定するファイバホルダ等であってもよい。
図1および図2に示すように、一対のアーム部2は、ベース部1の本体部1Aの前面1aから前方に延出して形成されている。これらアーム部2、2は、通過凹部12aを挟んで工具幅方向の両側にそれぞれ形成されている。
一対のアーム部2は、例えば工具幅方向に向かい合う互いに平行な薄板状に形成することができる。図示例のアーム部2は、図4に示すように、長辺が上下方向に沿う略長方形の断面を有し、その高さ寸法は本体部1Aの高さ寸法とほぼ同じである。
アーム部2は、通常状態ではたわみは生じないが、後述のように把持部3に力が加えられると、互いに接近および離間する方向のたわみ変形が生じる程度の剛性を有する(図6、図8等を参照)。
図3に示すように、一対のアーム部2の長さ方向の中間位置の上縁2aには、光ファイバ5を切断するための刃具7の位置を定める刃具位置決め部21がそれぞれ形成されている。
刃具位置決め部21はアーム部2の上縁2aに形成された凹部であり、アーム部2の延在方向に垂直な方向(図2の上下方向)に沿う溝状とされている。刃具位置決め部21の上部は深さ方向に徐々に間隔が小さくなる導入部21aとされている。
刃具位置決め部21には、刃具7の先端部が挿入可能である。刃具位置決め部21は、刃具7の光ファイバ5の長さ方向(図3の左右方向)の位置を定めるものであって、光ファイバ5(裸光ファイバ5a)の側面に形成される傷の位置を精度よく定めることができる。
なお、刃具位置決め部21は、アーム部2のいずれか一方にのみ形成してもよい。
図1および図2に示すように、把持部3は、向かい合う内面(把持面31)で光ファイバ5を挟み込んで把持するものであり、一対のアーム部2の先端に、アーム部2より内方に突出して形成されている。図示例の把持部3は概略直方体のブロック状とされ、その高さ寸法はベース部1(本体部1A)およびアーム部2の高さ寸法とほぼ同じである。
把持面31は平坦であることが好ましい。図示例の把持面31の平面視形状は略矩形状とされている。
把持部3の外面(押圧面32)は、手指等により押圧力を加える操作がしやすいように凹状とするのが好ましい。図示例の押圧面32は断面円弧形の凹状に形成されている。
図1〜図5は、把持部3に外力が加えられていない通常状態を示し、この状態ではアーム部2はたわみ変形しておらず、前後方向に沿う真っ直ぐな形態となっている。また、把持部3の把持面31は互いにほぼ平行であり、全面にわたってほぼ一定の間隔で互いに離隔している。
載置台部4は、光ファイバ5(裸光ファイバ5a)を切断するにあたって光ファイバ5が載置される台部であって、ベース部1の本体部1Aの前端面1aにおける通過凹部12aの下の領域から前方に延出して形成されている。
載置台部4の上面(載置面4a)は平坦に形成され、載置面4aは、把持位置34(後述)と本体部1Aとの間の少なくとも一部の光ファイバ5を載置可能である。
載置面4aの高さ位置は、光ファイバ5が大きな曲げを生じることなく載置されるように定められる。図示例では、載置面4aは通過凹部12aの底面と面一となっている。
次に、光ファイバ切断用工具10の使用方法について説明する。
図5に示すように、光ファイバケーブル6端末に取り付けた光ファイバ固定部材50を保持部11に収納すると、光ファイバ5は、通過凹部12aを通って載置台部4の載置面4a上を前方に延出し、把持部3の把持面31間の隙間33を通過してさらに前方に延出している。
刃具位置決め部21に相当する位置の光ファイバ5は被覆が除去されて裸光ファイバ5aとなっている。
図5では、光ファイバ切断用工具10は、把持部3に外力が加えられていない通常状態にあるため、把持面31、31は互いに離隔している。この状態では、把持面31は光ファイバ5に接していない。
図6および図7に示すように、押圧面32を内方に押圧すると、把持部3、3は互いに接近し、把持面31で光ファイバ5(裸光ファイバ5a)を挟み込んで把持する。このときの把持位置34は、把持面31の前端部(先端側の端部)またはその近傍であることが好ましい。
このときの把持面31で把持された光ファイバ5の位置は、光ファイバ固定部材50で保持された位置とは光ファイバ5の長さ方向に離れた位置である。
図6および図7に示す状態、すなわち把持位置34のみで光ファイバ5を挟み込んだ状態を第1把持状態という。
図7に示すように、この第1把持状態では、把持部3、3の把持面31、31は、把持位置34、34のみで光ファイバ5に接しており、把持位置34、34よりも後方(アーム部2の基端側)の部位35、35(基端側部位)は、それぞれ光ファイバ5から離隔している。
把持面31は、前後方向(図7の左右方向)に対して傾斜しており、後方にいくほど光ファイバ5からの離隔距離が大きくなっている。
図8に示すように、アーム部2は、把持部3の内方移動に伴って弾性変形して内方に湾曲している。図示例のアーム部2は、先端に向かうほど(図8の左方)、前後方向(図8の左右方向)に対する傾斜角度が増しつつ湾曲している。
次いで、図9および図10に示すように、上記第1把持状態を維持したまま、刃部7aを有する刃具7を用いて光ファイバ5に傷を形成する。
刃具7としては、光ファイバ5(裸光ファイバ5a)の側面に傷を形成できるものであれば特に限定されないが、例えば図9(b)に示すものが使用できる。
ここに示す刃具7は、先端に向かうほど厚さを減じる断面鋭角状の先端部7bを有する刃具本体7cと、その外面に設けられた研磨シート7dとを有する。刃部7aは先端部7bに相当する部分であり、先端部7bによって研磨シート7dを押し当てることによって光ファイバ5(裸光ファイバ5a)の側面に傷を形成できる。研磨シート7dとしては、ダイヤモンド砥粒を用いたものが好ましい。
光ファイバ切断用工具10と刃具7は、光ファイバ切断装置を構成する。
図10に示すように、刃具7の刃部7aを刃具位置決め部21に挿入し、載置台部4の載置面4a上において裸光ファイバ5aの側面に刃具7の刃部7aを押し当て、光ファイバ5と交差する方向(例えば図10の矢印方向)に刃具7を移動させることによって、裸光ファイバ5aの側面に傷を形成する。この傷は、後述する引張力を光ファイバ5に加えたときに光ファイバ5切断の起点となる。
光ファイバ5(裸光ファイバ5a)は載置面4a上に載置されているため、刃具7を押し当てることによって光ファイバ5には十分な力が加えられ、傷が容易に形成される。
次いで、図11および図12に示すように、光ファイバ5に引張力を加えて光ファイバ5を切断する工程について説明する。
図11に示すように、把持部3、3をさらに内方に押圧すると、把持位置34、34を支点とする把持部3、3の回動によって、把持部3、3の姿勢は、把持位置34、34よりも後方の部位35、35(基端側部位)がそれぞれ光ファイバ5に近づく方向に変化する。
この姿勢変化の過程では、前後方向(図11の左右方向)に対して傾斜していた把持面31の傾斜が小さくなる。図示例の把持部3は、把持面31の基端側部位35が光ファイバ5に接するまで変位している。この状態を第2把持状態という。
この把持部3の姿勢変化の過程では、把持部3が互いに接近する方向に押圧され続けるため、把持位置34によって光ファイバ5が挟み込まれて把持された状態が確実に維持される。
この把持部3の姿勢の変化に伴って、把持位置34はわずかに前方(図11の左方向)に変位するため、把持位置34で挟み込まれた光ファイバ5には、前方(ベース部1(本体部1A)から離れる方向)の引張力が加えられる。
この引張力によって、刃具7によって形成された傷5b(図12参照)が成長し、光ファイバ5(裸光ファイバ5a)は切断される。
一般に、傷をつけた光ファイバに対して必要以上に引張力を与えると、光ファイバの切断面が荒れることが知られている。このため、光ファイバ5に加えられる引張力を、例えば100〜300gf(0.98〜2.94N)といった適度な値にするのが望ましい。なお、この引張力は、0.1〜0.3%の引張歪みに相当する。
光ファイバ固定部材50(光ファイバ5の保持位置)前端から把持位置34までの長さ範囲の光ファイバ5に対し、上記引張歪みが加わるように把持位置34の変位量を決めることが好ましい。
上記操作によって、光ファイバ5に引張力が加えられるのは、以下の理由によると推測できる。
図12に示すように、把持部3の姿勢が変化したことによって、把持部3の後端部3aは内方に変位する。
これによって、第1把持状態(図8参照)では内方に湾曲していたアーム部2に、この湾曲を是正する方向の力が作用し、アーム部2がより直線状になる。アーム部2がより直線状になることで、アーム部2の先端部が前方に変位し、これに伴って把持部3の把持位置34が前方に変位し、光ファイバ5に引張力が加えられる。
また、把持部3の姿勢変化により、把持面31の前後方向に対する傾きが小さくなることによっても、把持位置34が前方に変位し、光ファイバ5に引張力が加えられている可能性がある。
上記操作によって光ファイバ5に加えられる引張力が十分でない場合には、把持部3を第1把持状態(図7)から第2把持状態(図11)とする際に、作業者が補助的に光ファイバ5を先端方向に引っ張ってもよい。これによって、光ファイバ5に十分な引張力を作用させることができる。
光ファイバ切断用工具10は、合成樹脂の一体成形によって形成することができる。一体成形を採用することで低コスト化が可能となる。
光ファイバ切断用工具10によれば、構造が簡略であるため小型化および低コスト化を図ることができる。
また、把持部3の姿勢を変化させるという容易な操作で光ファイバ5を切断することができる。
光ファイバ5の把持と把持部3の姿勢変化は一連の動作で行われるため、操作が容易である。
1・・・ベース部、2・・・アーム部、3・・・把持部、4・・・載置台部、5・・・光ファイバ、5a・・・裸光ファイバ、5b・・・傷、7・・・刃具、10・・・光ファイバ切断用工具、21・・・刃具位置決め部、31・・・把持面、34・・・把持位置、35・・・把持位置よりも後方(アーム部の基端側)の部位(基端側部位)、50・・・光ファイバ固定部材(光ファイバが保持される位置)。

Claims (6)

  1. 光ファイバを位置決めして保持するベース部と、
    前記ベース部から延出するたわみ変形可能な一対のアーム部と、
    前記一対のアーム部にそれぞれ設けられて、前記ベース部による保持位置とは長さ方向に異なる位置の前記光ファイバを挟み込んで把持する一対の把持部とを備え、
    前記一対の把持部を、前記アーム部をたわみ変形させて互いに接近させることにより、前記一対の把持部によって前記光ファイバを挟み込んで把持し、
    前記光ファイバを把持したまま前記把持部の姿勢を変化させることでその把持位置を変位させて、前記光ファイバに前記ベース部から離れる方向の引張力を加えて前記光ファイバの切断を促す
    光ファイバ切断用工具。
  2. 前記光ファイバを把持した状態の前記一対の把持部は、それぞれ、前記把持位置よりも前記アーム部基端側の部位が前記光ファイバから離隔しており、
    前記把持位置を支点として前記アーム部基端側部位を前記光ファイバに接近させるように前記一対の把持部の姿勢をそれぞれ変化させることで、前記把持位置を変位させる
    請求項1記載の光ファイバ切断用工具。
  3. 前記一対の把持部における互いに向かい合う内面を前記光ファイバを把持する把持面とした
    請求項1又は2に記載の光ファイバ切断用工具。
  4. 前記ベース部は、前記光ファイバを載置可能な載置台部を備えている
    請求項1〜3のうちいずれか1項記載の光ファイバ切断用工具。
  5. 前記一対のアーム部には、前記切断を促す傷を前記光ファイバ側面に形成する刃具についての光ファイバ長さ方向の位置を定める刃具位置決め部がそれぞれ形成されている
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の光ファイバ切断用工具。
  6. 光ファイバを位置決めして保持するベース部と、前記ベース部から延出するたわみ変形可能な一対のアーム部と、前記一対のアーム部にそれぞれ設けられて、前記ベース部による保持位置とは長さ方向に異なる位置の前記光ファイバを挟み込んで把持する一対の把持部とを備える光ファイバ切断用工具を用い、
    前記一対の把持部を、前記アーム部をたわみ変形させて互いに接近させることにより、前記一対の把持部によって前記光ファイバを挟み込んで把持し、
    前記光ファイバを把持したまま前記把持部の姿勢を変化させることでその把持位置を変位させて、前記光ファイバに前記ベース部から離れる方向の引張力を加えて前記光ファイバの切断を促す
    光ファイバ切断方法。
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