JP2012225354A - 管継手 - Google Patents

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藤藁貴夫
Yoshiro Okazaki
岡崎義郎
Naoki Nishizawa
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Abstract

【課題】 シール性を確保でき締付ナットを容易に締め付け得る管継手を提供する。
【解決手段】 管継手10は、継手本体20と、締付ナット22と、食込みリング24とを備えている。継手本体20は受口部を有する。締付ナット22は継手本体20に接続される。食込みリング24が、本体側テーパ部と、ナット側テーパ部と、薄肉張出部とを有している。本体側テーパ部は、継手本体20の受口部に挿入される。ナット側テーパ部は締付ナット22の内部に挿入される。受口部の内周に、密着部と、縮径用テーパ面とが設けられている。密着部に薄肉張出部が密着する。縮径用テーパ面は本体側テーパ部が接触するとそれに縮径作用を与える。締付ナット22の内周の推進用テーパ面は、食込みリング24のナット側テーパ部に接触して食込みリング24に縮径作用と推進力とを与える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管継手に関し、特に、シール性を確保でき、かつ、締付ナットを容易に締め付けることができる、管継手に関する。
特許文献1は管継手を開示する。この管継手は、継手本体と、締付ナットと、円筒形状のフェルールとを備えている。継手本体は、受口部を有する。受口部には管の一端が差し込まれる。受口部の外周には雄ねじが設けられる。締付ナットは管の外周に嵌められる。フェルールは、管の外周に嵌められる。フェルールの一端は、継手本体の受口部に挿入される。受口部の内周に、第1のテーパ面が形成されている。第1のテーパ面は、軸方向外方に向かって漸次拡がる。第1のテーパ面は、フェルールの先端部が当たると、その先端部に縮径作用を与える。締付ナットの内周に、上述した雄ねじにかみ合う雌ねじと、フェルール押圧段部とが形成される。フェルール押圧段部は雌ねじから見て軸方向外端側に設けられる。締付ナットの螺進に伴ってフェルール押圧段部がフェルールの後端部を軸方向内方へ押し込むことで、フェルールの先端側部が第1のテーパ面と管外周との隙間に食い込む。これによりフェルールの先端側部が管外周と第1のテーパ面とに密着する。フェルールの後端部とフェルール押圧段部との接触部分は線状となる。受口部の軸方向外側開口端の内周には、第2のテーパ面が形成されている。第2のテーパ面は、軸方向外方に向かって漸次拡がる。第2のテーパ面は、フェルールの後端部が当たると、その後端部に縮径作用を与える。フェルールの後端部の断面形状は円形である。その円周の一部がフェルール押圧段部に対して接触する。その円周の他の一部が接続管の外周に接触する。
非特許文献1は管継手を開示する(非特許文献1の図2005参照)。この管継手は、継手本体と、締付ナットと、金属製のスリーブとを備えている。継手本体は、受口部を有する。受口部には管の一端が差し込まれる。受口部の外周には雄ねじが設けられる。締付ナットは管の外周に嵌められる。スリーブは、管の外周に嵌められる。スリーブの一端は、継手本体の受口部に挿入される。受口部の内周に、第1のテーパ面が形成されている。第1のテーパ面は、スリーブの一端が当たると、その一端に縮径作用を与える。締付ナットの内周に、第2のテーパ面が形成されている。第2のテーパ面は、スリーブの他端が当たると、その他端に縮径作用を与える。スリーブが管の一端に食い込むことで管継手と管とが接続される。
特開2006−207795号公報 JIS、鉄鋼製管継手用語、B0151(1973)
非特許文献1に開示された管継手には、シール性能が低いという問題点がある。この問題点は少なくとも2つの原因によるものである。第1の原因は、第1のテーパ面とスリーブの一端とのうち一方に傷があると、そこから管内の流体が漏れてしまうためである。第2の原因は、スリーブの一端が管に食い込みにくいためである。スリーブの一端が管に食い込みにくいのは、管が受口部の奥へ進みにくいためである。管が進みにくいと、管から抵抗を受けるため、スリーブも進みにくくなってしまう。管が進みにくいのは、継手本体の内部に設けられたストッパによって管の動きが抑えられるためである。
特許文献1に開示された管継手には第2のテーパ面が形成されている。この第2のテーパ面がフェルールの後端部に縮径作用を与える。フェルールの後端部に縮径作用が与えられるのは、締付ナットの螺進に伴いフェルールの先端部が第1のテーパ面と管の外周との隙間に楔状に食い込み終える直前である。この縮径作用により、フェルールの後端部が管の外周に密着する。これによりフェルールの先端部によるシールと共に二重シールが形成される。このため、特許文献1に開示された管継手は、非特許文献1に開示された管継手よりもシール性能が高い。しかしながら、特許文献1に開示された管継手は、施工が困難という問題点がある。施工が困難な理由は、通常のスパナでは加え難いような大きなトルクを締付ナットに加える必要があるためである。大きなトルクを必要とするのは、フェルールの後端部の断面形状が円形であるためである。後端部の断面形状が円形なので、その後端部に第2のテーパ面が縮径作用を与えるために必要な力が大きくなる。その力が大きいので、フェルールの後端部とフェルール押圧段部との接触部分が線状であることによってトルクが抑えられているにも関わらず、締付ナットに加えるトルクは大きくなる。一方、フェルールの後端部に断面が円形である部分を設けなければ、その部分によるシール効果は期待できなくなる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、シール性を確保でき、かつ、締付ナットを容易に締め付けることができる、管継手を提供することにある。
図面を参照して本発明の管継手を説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
本発明のある局面にしたがうと、管継手10は、継手本体20と、締付ナット22,170と、食込みリング24,140とを備えている。継手本体20は、受口部30、および、雄ねじ40を有する。受口部30には、管12の一端が差し込まれる。雄ねじ40は受口部30の外周に設けられる。締付ナット22,170は雌ねじ82を有している。雌ねじ82は雄ねじ40に螺合する。締付ナット22,170は雌ねじ82によって継手本体20に接続される。食込みリング24,140は継手本体20の受口部30に挿入される。食込みリング24,140は管12の外周に嵌まる。食込みリング24,140が、本体側テーパ部110と、ナット側テーパ部112と、張出部114,160とを有している。本体側テーパ部110は、継手本体20の受口部30に挿入される。ナット側テーパ部112は、締付ナット22,170の内部に挿入される。張出部114,160は、本体側テーパ部110とナット側テーパ部112との間に設けられる。受口部30の内周に、密着部44と、本体内縮径作用部46とが設けられている。密着部44に張出部114,160が密着する。本体内縮径作用部46は食込みリング24,140の本体側テーパ部110が接触すると本体側テーパ部110に縮径作用を与える。締付ナット22,170の内周にリング推進部86,186が設けられている。リング推進部86,186は、食込みリング24,140のナット側テーパ部112に接触して食込みリング24,140に縮径作用と推進力とを与える。
締付ナット22,170の締め付けを開始した直後において、食込みリング24,140が本体内縮径作用部46から受ける推進抵抗は存在しないか小さい。推進抵抗が存在しないか小さいので、リング推進部86,186から推進力を受けた食込みリング24,140は容易に進む。食込みリング24,140が進むと、リング推進部86,186が食込みリング24,140に与えた縮径作用は相殺される。
本体内縮径作用部46が食込みリング24,140の本体側テーパ部110に縮径作用を強く与え始めると、食込みリング24,140が受ける推進抵抗は次第に増加する。リング推進部86,186が食込みリング24,140に与える推進力が、本体内縮径作用部46から食込みリング24,140が受ける推進抵抗よりも大きい間は、食込みリング24,140は引き続き進む。しかし前者が後者よりも小さくなると、本体内縮径作用部46が食込みリング24,140に与える縮径作用とリング推進部86,186が食込みリング24,140に与える縮径作用とは次第に大きくなる。その上、リング推進部86,186が食込みリング24,140に推進力を与え、かつ、本体内縮径作用部46が食込みリング24,140に推進抵抗を与えるので、張出部114,160は密着部44に押付けられる。
食込みリング24,140の本体側テーパ部110が本体内縮径作用部46から縮径作用を受ける際、本体側テーパ部110と本体内縮径作用部46との間にシール作用が生じる。密着部44に張出部114,160が密着する。この密着によって密着部44と張出部114,160との間にもシール作用が生じる。これにより、二重シールが形成される。二重シールが形成されるので、シール性を確保できる。
つまり、締付ナットに加えるトルクは、締め付けの当初において食込みリング24,140の推進力を生じさせ、締め付けの終了間近には二重シールを形成する。このように、推進のために大きなトルクを必要とすると同時に二重シール形成のための大きなトルクが必要という事態は生じ難くなる。こういった事態が生じ難くなるので、締付ナット22,170を容易に締め付けることができる。
また、上述した本体内縮径作用部46が、受口部30の開口端42から離れるにつれ窄まる縮径用テーパ面46を有していることが好ましい。この場合、リング推進部86が、雌ねじ82から離れるにつれ窄まる推進用テーパ面86を有していることが好ましい。この場合、雌ねじ82の中心軸152に対する推進用テーパ面86の傾きが雄ねじ40の中心軸150に対する縮径用テーパ面46の傾きより大きいことが好ましい。
雌ねじ82の中心軸152に対する推進用テーパ面86の傾きが雄ねじ40の中心軸150に対する縮径用テーパ面46の傾きより大きいと、リング推進部86が食込みリング24,140に与える推進力は、本体内縮径作用部46が食込みリング24,140に与える推進抵抗より大きくなる。本体内縮径作用部46が与える推進抵抗よりリング推進部86が与える推進力が大きくなると、本体内縮径作用部46が与える縮径作用による抵抗とリング推進部86が与える縮径作用による抵抗とが十分大きくなるまで、食込みリング24,140は容易に進む。食込みリング24,140が進むと、リング推進部86が食込みリング24,140に与えた縮径作用は相殺される。これにより、雌ねじ82の中心軸に対する推進用テーパ面86の傾きが雄ねじ40の中心軸に対する縮径用テーパ面46の傾きと同じ場合に比べ、推進のために大きなトルクを必要とするとタイミングと二重シール形成のために大きなトルクを必要とするタイミングとがずれる。タイミングがずれるので、締付ナット22を容易に締め付けることができる。
もしくは、上述した縮径用テーパ面46の傾きが一様であることが好ましい。縮径用テーパ面46の傾きが一様の場合には、縮径用テーパ面46が窄まるにつれ傾きが大きくなる場合に比べ、張出部114が密着部44に強く押付けられるまでに食込みリング24,140が本体内縮径作用部46の奥まで十分食い込むこととなる。食込みリング24,140が食込むと、そうでない場合に比べ、シール作用が向上する。
また、上述した本体内縮径作用部46が、受口部30の開口端42から離れるにつれ窄まる縮径用テーパ面46を有していることが好ましい。この場合、リング推進部186が、誘導用テーパ面190と、ストッパ部194とを有していることが好ましい。誘導用テーパ面190は、雌ねじ82から離れるにつれ窄まる。ストッパ部194は、雌ねじ82から見て誘導用テーパ面190の奥に設けられ、食込みリング24,140の一端があたる。
もしくは、上述したリング推進部186が、リング収容定径部192をさらに有していることが好ましい。リング収容定径部192は、誘導用テーパ面190とストッパ部194との間に設けられ、かつ、内径が一定である。
この場合、食込みリング24,140のナット側テーパ部112は、リング収容定径部192と管12との間に収容されることとなる。リング収容定径部192と管12との間にナット側テーパ部112が収容されるので、ナット側テーパ部112が受ける縮径作用は抑えられる。一方、ストッパ部194に食込みリング24,140の一端があたると、リング推進部186は食込みリング24,140に推進力を与える。
また、上述した張出部114の肉厚が本体側テーパ部110の肉厚およびナット側テーパ部112の肉厚よりも薄いことが好ましい。張出部114の肉厚が薄いと、そうでない場合に比べ、張出部114は変形しやすくなる。変形しやすいので、張出部114の肉厚が薄くない場合に比べ、張出部114が密着部44に強く押付けられることとなる。その結果、シール作用が向上する。
また、上述した張出部114,116が、密着部44の全周にわたって密着する突起130を有することが好ましい。突起130が設けられていると、これがない場合に比べ、シール作用が高くなる。
本発明の管継手によれば、シール性を確保でき、かつ、締付ナットを容易に締め付けることができる。
本発明の一実施形態にかかる管継手の半欠截断面図である。 本発明の一実施形態にかかる継手本体の半欠截断面図である。 本発明の一実施形態にかかる締付ナットの半欠截断面図である。 本発明の一実施形態にかかる食込みリングの半欠截断面図である。 本発明の一実施形態にかかる管継手へ管を接続している途中における管継手および管の半欠截断面図である。 本発明の変形例にかかる食込みリングの半欠截断面図である。 本発明の変形例にかかる締付ナットの半欠截断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[管継手の構造]
図1を参照しつつ、本実施形態にかかる管継手10の構成を説明する。本実施形態にかかる管継手10は、継手本体20と、締付ナット22と、食込みリング24とにより構成される。この管継手10により接続される管12は、銅管およびステンレス管を始めとする金属管である。
図2を参照しつつ、継手本体20の構成を説明する。図2に示すように、継手本体20は筒状に形成される。この両端に受口部30が設けられている。受口部30の外周に対応する位置には雄ねじ40が形成されている。継手本体20の外周における軸方向中間位置には多角形の工具受け部32が形成されている。工具受け部32にはスパナなどの工具が掛けられる。
受口部30には、管12の一端が差し込まれる。この受口部30の開口端42のすぐ奥に密着部44が形成されている。密着部44の内径は一定である。密着部44の内部空間は継手本体20の中心軸150に沿うまっすぐな円柱状の空間である。密着部44の奥に縮径用テーパ面46が形成されている。縮径用テーパ面46は、受口部30の開口端42から見て密着部44の奥へ向かうにつれ漸次窄まっている。開口端42から見て縮径用テーパ面46の奥に奥側定径部48が形成されている。奥側定径部48の内径もまた一定である。そのため、奥側定径部48の内部空間は継手本体20の中心軸150に沿うまっすぐな円柱状の空間となっている。開口端42から見て奥側定径部48の奥に管端ストッパ部50が形成されている。管端ストッパ部50のうち奥側定径部48との境界部分には曲面60が形成されている。
図3を参照しつつ、締付ナット22について説明する。締付ナット22は、雌ねじ82と、雌ねじ側定径部84と、推進用テーパ面86と、端側定径部88とを備える。雌ねじ82は、締付ナット22内周のうち本体側開口端80のすぐ奥に設けられる。雌ねじ82は継手本体20の雄ねじ40に螺合する。雌ねじ側定径部84は、本体側開口端80からみて雌ねじ82の奥に設けられる。雌ねじ側定径部84の内径は一定である。雌ねじ側定径部84の内部空間は、締付ナット22の中心軸152に沿うまっすぐな円柱状の空間である。推進用テーパ面86は、本体側開口端80からみて雌ねじ側定径部84の奥に設けられる。推進用テーパ面86は、本体側開口端80から見て奥へ向かうにつれ漸次すぼまっている。締付ナット22の中心軸152ひいては雌ねじ82の中心軸に対する推進用テーパ面86の傾きは、継手本体20の中心軸150ひいては雄ねじ40の中心軸に対する縮径用テーパ面46の傾きより大きい。端側定径部88は、本体側開口端80からみて推進用テーパ面86の奥に設けられる。端側定径部88の内径は一定である。端側定径部88の内部空間は、締付ナット22の中心軸152に沿うまっすぐな円柱状の空間である。端側定径部88の端には、挿入用開口端90が設けられている。なお、本実施形態の場合、上述したリング推進部は推進用テーパ面86によって構成されている。
本実施形態の場合、締付ナット22の雌ねじ82および継手本体20の雄ねじ40のうち少なくとも一方には、図示しない潤滑層が形成される(以下、潤滑層が形成される箇所を「潤滑箇所」と称する)。本実施形態の場合、潤滑層は、塗料タイプの潤滑材を潤滑箇所に焼付塗装することにより形成される。潤滑材は、有機または無機のバインダー中に二硫化モリブデン粉末を分散させたものである。潤滑層は、そのほかに、フッ素樹脂などの潤滑材を塗装したり、あるいはクロムめっきを施したりすることによっても形成することができる。
図4を参照しつつ、食込みリング24について説明する。本実施形態にかかる食込みリング24は筒状である。ただし食込みリング24の中央部分は張出している。食込みリング24は、本体側テーパ部110と、ナット側テーパ部112と、薄肉張出部114とを有する。本体側テーパ部110は継手本体20の受口部30に挿入される。本体側テーパ部110は食込みリング24の本体側端部120に近づくにつれ窄まっている。本体側テーパ部110の端には本体側曲面124が設けられている。ナット側テーパ部112は、締付ナット22の内部に挿入される。ナット側テーパ部112は食込みリング24のナット側端部122に近づくにつれ窄まっている。ナット側テーパ部112の端にはナット側曲面126が設けられている。薄肉張出部114は、本体側テーパ部110とナット側テーパ部112との間に配置される。薄肉張出部114の肉厚は、本体側テーパ部110とナット側テーパ部112とのいずれの箇所の肉厚よりも薄い。これは、薄肉張出部114の内周に凹部128が設けられているためである。凹部128の内周面は曲面である。薄肉張出部114の最大外径は、本体側テーパ部110とナット側テーパ部112とのいずれの箇所の外径よりも大きい。このため、上述したように、食込みリング24の中央部分は張出している。薄肉張出部114における食込みリング24の外径は、継手本体20の密着部44の内径より少し大きい。食込みリング24の内径の最小値は、管12の外径よりも少し大きい。本実施形態の場合、食込みリング24は金属製である。
[管の接続手順]
図5は、管継手10へ管12を接続している途中における管継手10および管12の半欠截断面図である。図1と図5とを参照しつつ、管12の接続手順について説明する。予め、施工者は、図5に示すように、継手本体20の受口部30内に食込みリング24の本体側テーパ部110を挿入しておく。さらに、施工者は、締付ナット22の雌ねじ82を継手本体20の雄ねじ40に螺合させておく。この仮組み状態では、食込みリング24のナット側テーパ部112が受口部30から突出する。また締付ナット22の推進用テーパ面86が食込みリング24のナット側テーパ部112の端に接触する。締付ナット22は継手本体20の工具受け部32から離れている。
次いで、このように仮組みした管継手において、施工者は、管12の一端部に締付ナット22を貫通させ、かつ、その管12の一端部を継手本体20の受口部30内に差し込む。この管12の一端部は管端ストッパ部50に突き当たる。その後、施工者は、継手本体20の工具受け部32にスパナなどの工具を掛ける。施工者が締付ナット22を他のスパナなどの工具で締付け方向に回転させると、図1に示すように締付ナット22は工具受け部32に当たるまで螺進する。その際、継手本体20の雄ねじ40および締付ナット22の雌ねじ82の少なくとも一方に潤滑層が形成されているので、それら雌ねじ82と雄ねじ40の接触面間での摩擦を低減できる。摩擦を低減できるので、柄の短いスパナなどでも小さい操作力で容易に締付ナット22を回すことができる。
締付ナット22を回した結果、締付ナット22が継手本体20の工具受け部32に密着すると、管12の接続は完了する。
[シール部形成作用]
締付ナット22の螺進に伴い、推進用テーパ面86が食込みリング24を押すことで、食込みリング24が継手本体20の受口部30の中へ進む。食込みリング24が受口部30の中へ進むと、薄肉張出部114が受口部30の密着部44内に入る。薄肉張出部114が密着部44内に入るので、薄肉張出部114は受口部30の密着部44に密着する。薄肉張出部114が密着部44に密着するので、食込みリング24は密着部44から摩擦力を受けることとなる。ただし、本実施形態の場合、密着部44の内径が一定である。密着部44の内径が一定なので、食込みリング24が進んでもその摩擦力は増加しない。摩擦力が増加しないので、食込みリング24が進んでもその摩擦力に起因する抵抗は増加しない。
引き続き締付ナット22が螺進すると、食込みリング24の本体側テーパ部110が受口部30の縮径用テーパ面46に接触する。本体側テーパ部110が接触すると縮径用テーパ面46は本体側テーパ部110に縮径作用を与える。縮径作用を受けることで、本体側テーパ部110は、その外径を小さくしながら縮径用テーパ面46と管12の外周との隙間に楔状に食い込む。これにより、本体側テーパ部110は管12の外周と縮径用テーパ面46とに密着する。
また、本体側テーパ部110がそのように食い込み終える直前に食込みリング24のナット側テーパ部112が推進用テーパ面86から縮径作用を受ける。これによりナット側テーパ部112は、その外径を小さくしながら推進用テーパ面86と管12の外周との隙間に食い込む。
本体側テーパ部110とナット側テーパ部112とが食い込みを終える頃、食込みリング24の薄肉張出部114は、外径が大きくなるように変形しようとする。本体側テーパ部110が縮径用テーパ面46から推進抵抗を受け、ナット側テーパ部112が推進用テーパ面86から推進力を受けるためである。薄肉張出部114は、外径が大きくなるように変形しようとすることに伴い、密着部44の内周面に密着する。このため、本体側テーパ部110だけでなく、薄肉張出部114もシール作用を奏する。
[効果の説明]
以上のようにして、本実施形態にかかる管継手10によれば、締付ナット22の締め付けによりシール部が順次形成される。これにより、食込みリング24の推進のために大きなトルクを必要とすると同時に二重シール形成のための大きなトルクが必要という事態は生じ難くなる。こういった事態が生じ難くなるので、締付ナット22を容易に締め付けることができる。
また、推進用テーパ面86の傾きが縮径用テーパ面46の傾きより大きいので、前者が食込みリング24に与える推進力は、後者が食込みリング24に与える推進抵抗より大きくなる。これにより、縮径用テーパ面46が与える縮径作用による抵抗と推進用テーパ面86が与える縮径作用による抵抗とが十分大きくなるまで、食込みリング24は容易に進む。食込みリング24が容易に進むので、食込みリング24を推進させるために大きなトルクを必要とするとタイミングと二重シール形成のために大きなトルクを必要とするタイミングとがずれる。タイミングがずれるので、締付ナット22を容易に締め付けることができる。
また、縮径用テーパ面46の傾きが一様なので、本体内縮径作用部46が食込みリング24に与える推進抵抗は食込みリング24が進むにつれ漸次増加することとなる。これが急に増加することは抑えられる。推進抵抗が漸次増加するので、薄肉張出部114が密着部44に強く押付けられるまでに食込みリング24が本体内縮径作用部46の奥まで十分食い込むこととなる。食込みリング24が食込むと、そうでない場合に比べ、シール作用が向上する。
また、凹部128が設けられているため、薄肉張出部114の肉厚は本体側テーパ部110の肉厚およびナット側テーパ部112の肉厚よりも薄い。薄肉張出部114の肉厚が薄いので、そうでない場合に比べ、薄肉張出部114は変形しやすい。変形しやすいので、薄肉張出部114は密着部44に強く押付けられることとなる。その結果、シール作用が向上する。しかも、凹部128の内周面が曲面なので、そうでない場合に比べ、薄肉張出部114の剛性が高い。
[変形例の説明]
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
例えば、食込みリング24の凹部128は設けられていなくともよい。この場合、薄肉張出部114に代え、本体側テーパ部110およびナット側テーパ部112よりも肉厚の張出部160が設けられることとなる。図6(a)は、そのような食込みリング140の半欠截断面図である。
また、薄肉張出部114の外周面に突起130が設けられていてもよい。この突起は、図6(b)に示すように、薄肉張出部114の外周面の全周にわたって設けられている。このため、突起130は、密着部44の全周にわたって密着することとなる。もちろん、このような突起が食込みリング140の張出部160の外周面の全周にわたって設けられていてもよい。
また、継手本体20の形状はソケットに限定されない。例えば、継手本体はエルボあるいはチーズであってもよい。
また、上述した縮径用テーパ面46に代え、食込みリング24,140の本体側テーパ部110が接触すると本体側テーパ部110に縮径作用を与え得るような、別の形態のものが設けられてもよい。そのようなものの具体例には、受口部30の開口端42から見て密着部44の奥へ向かうにつれ継手本体20の中心軸150に対する傾きが大きくなるような、屈曲面および曲面がある。そのようなものの他の具体例には、受口部30の開口端42から見て密着部44の奥へ向かうにつれ内径が小さくなるような、複数の段差がある。
また、上述した推進用テーパ面86に代え、食込みリング24,140のナット側テーパ部112が接触すると食込みリング24,140に縮径作用と推進力とを与え得るような、別の形態のものが設けられてもよい。
図7は、そのような変形例にかかる締付ナット170の半欠截断面図である。この締付ナット170は、雌ねじ82と、リング推進部186と、端側定径部88とを備える。リング推進部186は、本体側開口端80からみて雌ねじ82の奥に設けられる。リング推進部186は、食込みリング24,140のナット側テーパ部112に接触して食込みリング24,140に縮径作用と推進力とを与える。
リング推進部186は、誘導用テーパ面190と、リング収容定径部192と、ストッパ部194とを有する。誘導用テーパ面190は、リング推進部186のうち雌ねじ82に最も近い位置に設けられる。誘導用テーパ面190は、本体側開口端80から見て奥へ向かうにつれ漸次すぼまっている。リング収容定径部192は、本体側開口端80からみて誘導用テーパ面190の奥に設けられる。リング収容定径部192の内径は一定である。リング収容定径部192の内部空間は、締付ナット170の中心軸252に沿うまっすぐな円柱状の空間である。ストッパ部194は、本体側開口端80からみてリング収容定径部192の奥に設けられる。
このような締付ナット170を施工者が工具で締付け方向に回転させると、ナット側テーパ部112が誘導用テーパ面190から縮径作用を受ける。これによりナット側テーパ部112は、その外径を小さくしながら誘導用テーパ面190と管12の外周との隙間を進入する。続いてナット側テーパ部112はリング収容定径部192と管12の外周との隙間を進入する。上述したように、リング収容定径部192の内径が一定なので、リング収容定径部192と管12の外周との隙間を進入する間、ナット側テーパ部112は管12の外周にほとんど食い込まない。最終的に、ナット側テーパ部112の端はストッパ部194にあたる。ナット側テーパ部112の端がストッパ部194にあたると、本体側の縮径用テーパ面46と管12の外周との隙間への食込みリング24,140の本体側テーパ部110の食い込み作用が強くなり、本体側の食い込みがより深くなる。食込みリング24の薄肉張出部114または食込みリング140の張出部160が、外径が大きくなるように変形し始める。これにより、上述した締付ナット22を用いた場合と同様に、二重シールが形成される。
ちなみに、締付ナット170のリング収容定径部192は必ずしも必要なものではない。リング推進部186は、誘導用テーパ面190とストッパ部194とを有し、リング収容定径部192を有していなくともよい。
また、上述した「食込みリング24,140のナット側テーパ部112が接触すると食込みリング24,140に縮径作用と推進力とを与え得るような、別の形態のもの」の他の具体例には、縮径用テーパ面46における別の形態と同様の構造のものがある。つまり、そのようなものの具体例には、締付ナット22の本体側開口端80から見て雌ねじ82の奥へ向かうにつれ食込みリング24,140の中心軸152に対する傾きが大きくなるような屈曲面および曲面、ならびに、本体側開口端80から見て雌ねじ82の奥へ向かうにつれ内径が小さくなるような複数の段差がある。
10…管継手
12…管
20…継手本体
22,170…締付ナット
24,140…食込みリング
30…受口部
32…工具受け部
40…雄ねじ
42…開口端
44…密着部
46…縮径用テーパ面
48…奥側定径部
50…管端ストッパー部
60…曲面
80…本体側開口端
82…雌ねじ
84…雌ねじ側定径部
86…推進用テーパ面
88…端側定径部
90…挿入用開口端
110…本体側テーパ部
112…ナット側テーパ部
114…薄肉張出部
120…本体側端部
122…ナット側端部
124…本体側曲面
126…ナット側曲面
128…凹部
130…突起
150,152,252…中心軸
160…張出部
186…リング推進部
190…誘導用テーパ面
192…リング収容定径部
194…ストッパ部

Claims (7)

  1. 管の一端が差し込まれる受口部、および、前記受口部の外周に設けられる雄ねじを有する継手本体と、
    前記雄ねじに螺合する雌ねじを有しており、前記雌ねじによって前記継手本体に接続される締付ナットと、
    前記継手本体の受口部に挿入され、前記管の外周に嵌まる食込みリングと、を備える管継手であって、
    前記食込みリングが、
    前記継手本体の受口部に挿入される本体側テーパ部と、
    前記締付ナットの内部に挿入されるナット側テーパ部と、
    前記本体側テーパ部と前記ナット側テーパ部との間に設けられる張出部とを有しており、
    前記受口部の内周に、前記張出部が密着する密着部と、前記食込みリングの本体側テーパ部が接触すると前記本体側テーパ部に縮径作用を与える本体内縮径作用部とが設けられており、
    前記締付ナットの内周に、前記食込みリングのナット側テーパ部に接触して前記食込みリングに縮径作用と推進力とを与えるリング推進部が設けられていることを特徴とする、管継手。
  2. 前記本体内縮径作用部が、前記受口部の開口端から離れるにつれ窄まる縮径用テーパ面を有しており、
    前記リング推進部が、前記雌ねじから離れるにつれ窄まる推進用テーパ面を有しており、
    前記雌ねじの中心軸に対する前記推進用テーパ面の傾きが前記雄ねじの中心軸に対する前記縮径用テーパ面の傾きより大きいことを特徴とする、請求項1に記載の管継手。
  3. 前記縮径用テーパ面の傾きが一様であることを特徴とする、請求項2記載の管継手。
  4. 前記本体内縮径作用部が、前記受口部の開口端から離れるにつれ窄まる縮径用テーパ面を有しており、
    前記リング推進部が、
    前記雌ねじから離れるにつれ窄まる誘導用テーパ面と、
    前記雌ねじから見て前記誘導用テーパ面の奥に設けられ、前記食込みリングの一端があたるストッパ部と、を有していることを特徴とする、請求項1に記載の管継手。
  5. 前記リング推進部が、前記誘導用テーパ面と前記ストッパ部との間に設けられ、かつ、内径が一定のリング収容定径部をさらに有していることを特徴とする、請求項4に記載の管継手。
  6. 前記張出部の肉厚が前記本体側テーパ部の肉厚および前記ナット側テーパ部の肉厚よりも薄いことを特徴とする、請求項1記載の管継手。
  7. 前記張出部が、前記密着部の全周にわたって密着する突起を有することを特徴とする、請求項1記載の管継手。
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