JP2012223971A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】タンク内の液面検出部の故障や動作異常を検出し、正常なインク循環動作を行う。
【解決手段】インクジェットプリンタは、インクヘッド、インクヘッドにインクを供給する第1のタンク、インクヘッドからインクを回収する第2のタンク及び第2のタンクから第1のタンクにインクを送液するポンプを有するインク循環経路と、第1及び第2のタンク内のインク液面をそれぞれ検出する第1及び第2の液面検出部と、インク循環経路にインクを補給するインク補給部と、インク補給部とインク循環部とを連通又は遮断する補給弁と、プリンタ全体の制御部と、記憶部と、判断部と、を具備する。インク循環中、記憶部が第2の液面検出部の検出結果を累積記憶し、これに基づいて判断部が第2の液面検出部の異常発生を判断した後、記憶部が第1の液面検出部の検出結果を累積記憶し、これに基づいて判断部が第1の液面検出部の異常発生を判断する。
【選択図】図4A

Description

本発明は、インク循環経路を備えたインクジェットプリンタに関する。
インクジェットヘッドから記録媒体にインクを吐出することで画像記録を行うインクジェットプリンタが広く用いられている。このようなインクジェットプリンタの一例として、インクを貯留するインクタンクとインクジェットヘッドとの間でインクを循環させるインク循環経路を備えたものが知られている。
例えば、特許文献1には、記録ヘッド(インクジェットヘッド)と、記録ヘッドよりも上方に設けられた第1のインクタンクと、記録ヘッドよりも下方に設けられた第2のインクタンクと、第2のインクタンクから第1のインクタンクにインクを送液するポンプと、を備えたインク循環経路を有するインクジェットプリンタが開示されている。このインク循環経路では、第1のインクタンク、記録ヘッド及び第2のインクタンクの上述のような配置上の高低差を利用して、第1のインクタンクから記録ヘッドを介して第2のインクタンクにインクを供給し、第2のインクタンクに回収したインクをポンプにより第1のインクタンクに汲み上げることにより、インク循環経路中でインクを循環させながら画像記録を行う。
また、特許文献1のインクジェットプリンタには、第1及び第2のインクタンク内のインク液面を検知する液面検出器がそれぞれ設けられている。これら液面検出器は、第1及び第2のインクタンク内のインク液面を監視しており、これら液面検出器による出力信号が制御部に伝送される。そして、第1のインクタンクの液面検出器からの出力信号により第1のインクタンクのインクが不足していると判断された場合には、ポンプにより第2のインクタンクのインクを第1のインクタンクに汲み上げて、第1のインクタンクにインクを補給する。また、第2のインクタンクの液面検出器からの出力信号により第2のインクタンクのインクが不足していると判断された場合には、補給用インクタンクから第2のインクタンクにインクが補給される。かくして、インク循環中に記録ヘッドからインクが吐出されても、インク循環経路中のインク量を適正に保っている。
特開2001−219580号公報
ところで、特許文献1に記載のインクジェットプリンタでは、第1及び第2のインクタンクにそれぞれ設けられた液面検出器が正常に動作することが前提となっている。ところが、このような液面検出器は、外乱要因によって故障や動作異常を起こすことがある。このような場合、インク循環経路中で上述のような正常なインク循環動作やインク補給動作を行うことができなくなり、例えば、インクタンク内に十分なインクがあるにもかかわらずインクが不足していると判断されて、許容量を超えたインクが流れ込むことによりインクがタンク外に溢れてプリンタ内を汚してしまう虞がある。
このため、液面検出器が正常に動作しているか否かを検出する必要がある。しかし、特許文献1には、液面検出器が正常に動作しているか否かを検出することについて何の記載もない。
そこで、本発明は、インクタンク内のインク液面を検出する液面検出部の故障や動作異常を検出し、正常なインク循環動作を実現することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、複数のノズルが形成されたノズル面を備え、前記ノズルからインクを吐出するインクヘッドと、前記ノズル面よりも重力方向上方に配置され、前記インクヘッドに供給するインクを貯留する第1のタンクと、前記ノズル面よりも重力方向下方に配置され、前記インクヘッドから回収されたインクを貯留する第2のタンクと、前記第2のタンクから前記第1のタンクにインクを送液するポンプと、を有するインク循環経路と、前記第1及び第2のタンク内のインク液面をそれぞれ検出する第1及び第2の液面検出部と、前記インク循環経路にインクを補給するインク補給部と、前記インク補給部と前記インク循環経路とを連通又は遮断する補給弁と、前記ポンプの駆動及び停止動作、前記補給弁の開閉動作、並びにインクジェットプリンタ全体を制御する制御部と、前記第1及び第2の液面検出部の検出した情報を記憶する記憶部と、前記情報に基づいて、前記第1及び第2の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断する判断部と、を具備し、前記インク循環経路中をインクが循環しているとき、前記第2の液面検出部が、前記第2のタンク内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出し、該検出した情報を前記記憶部に累積記憶して、該累積記憶された情報に基づいて、前記判断部が、前記第2の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断した後、前記第1の液面検出部が、前記第1のタンク内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出し、該検出した情報を前記記憶部に累積記憶して、該累積記憶された情報に基づいて、前記判断部が、前記第1の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断するインクジェットプリンタである。
本発明によれば、インクタンク内のインク液面を検出する液面検出部の故障や動作異常を検出し、正常なインク循環動作を実現することができるインクジェットプリンタを提供することができる。
図1は、インクジェットプリンタのインク経路の構成を概略的に示す図である。 図2は、インク循環部の構成を概略的に示す図である。 図3Aは、ポンプ及び補給弁の動作の第1の態様を示す状態遷移図である。 図3Bは、ポンプ及び補給弁の動作の第2の態様を示す状態遷移図である。 図3Cは、ポンプ及び補給弁の動作の第3の態様を示す状態遷移図である。 図4Aは、本実施形態におけるインク循環動作全体を示すフローチャートである。 図4Bは、図4Aにおけるインク補給のためのセンサON/OFFのサブルーチンを示すフローチャートである。 図4Cは、図4Aにおける第2のセンサの動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチンを示すフローチャートである。 図4Dは、図4Aにおけるポンプの動作を検出するポンプ停止中/駆動中のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4Eは、図4Aにおける第1のセンサの動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチンを示すフローチャートである。 図4Fは、図4A並びに図4C乃至図4Eにおける待機処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタのインク経路1の構成を概略的に示す図である。図1には、1色のインクに関わるインク経路の構成のみを代表的に示しているが、このインクジェットプリンタは、例えば、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のインクに関わるインク経路を有している。
なお、このインクジェットプリンタは、図1に示されるインク経路1に加えて、記録媒体を供給する供給部、供給された記録媒体を搬送する搬送部、画像記録された記録媒体を搬出する排出部及びインクヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス部等の通常のインクジェットプリンタが備えている構成を有している。
インク経路1は、大別すると、複数のインクヘッド2を備えた画像記録部3と、少なくとも第1のタンク4及び第2のタンク5を備え、画像記録部3に対してインクを循環させるインク循環部6と、インク循環部6にインクを補給する補給部7と、不要となったインクやオーバーフローしたインクを収容する廃液部8と、第1のタンク共通気室9と、第2のタンク共通気室10と、圧力調整部11と、を有している。なお、例えば、インクジェットプリンタが4色のインクに関わるインク経路を有する場合には、インクジェットプリンタは独立した4系統のインク経路(インク循環部)及び画像記録部を有するが、廃液部8、第1のタンク共通気室9、第2のタンク共通気室10及び圧力調整部11などは全色で共有している。
また、このインクジェットプリンタは、画像記録部3の画像記録動作を始めとしてプリンタ全体を制御する制御部60と、必要な制御プログラムを記憶しているROMの形態のプログラムメモリやインクジェットプリンタの各構成部から出力される情報を記憶するRAMの形態のデータメモリなどの記憶部70と、記憶部70に記憶された情報に基づいてインクジェットプリンタの各構成部の制御のための判断を行う判断部80と、を有している。
まず、画像記録部3について説明する。
画像記録部3は、複数のインクヘッド2と、複数のインクヘッド2にインクを分配するインク分配器12と、複数のインクヘッド2からインクを回収するインク回収器13と、を有している。インク分配器12は、複数のインクヘッド2及び第1のタンク4と連通するように接続されており、インク回収器13は、複数のインクヘッド2及び第2のタンク5と連通するように接続されている。
なお、本実施形態では、インクヘッド2の上流側にインク分配器12を、下流側にインク回収器13を設けているが、これに限らず、第1のタンク4及び第2のタンク5をインクヘッド2に直接接続してもよい。
本実施形態では、記録媒体の幅(記録幅)に満たない幅を有する短尺な複数のインクヘッド2が、記録媒体の幅方向(搬送方向に直交する方向)に、例えば、千鳥状に並べられることにより、記録幅以上の幅を有するラインヘッドを構成している。もちろん、これに限らず、1個の長尺なインクヘッドであってもよい。
インクヘッド2のノズル面50には、複数のノズルが列をなして形成されている。インクヘッド2内は、インク循環時には、記録動作に適した負圧(本実施形態では、ゲージ圧で約−1kPa)に保たれており、これによって、ノズルには、内側に球面状に凹んだメニスカスが形成され、正常な記録動作が可能となっている。また、インクヘッド2は、記録時には、外部から入力された画像信号に基づいて、不図示の搬送部により搬送される記録媒体にノズルからインクを吐出する。これにより、記録媒体上に所望の画像を記録する。
次に、補給部7について説明する。
補給部7は、補給用インクが充填されたインクカートリッジ14と、インクカートリッジ14が置かれるインクカートリッジトレイ15と、インクカートリッジ14の供給口と着脱可能に接続されるジョイント部16と、インクカートリッジ14の誤装着を防止し、かつインク残量を検出するためのインクカートリッジ判断部17と、ジョイント部16から第1のタンク4に接続されるチューブ18に介在され、この補給部7とインク循環部6とを連通又は遮断する補給弁19と、を有している。
なお、本実施形態では、補給部7がチューブ18を介して第1のタンク4に接続されているが、第2のタンク5に接続されていてもよい。この場合には、補給部7から第2のタンク5にインクが補給される。
次に、廃液部8、第1及び第2のタンク共通気室9、10について説明する。
廃液部8は、インク循環部6から溢れた(オーバーフロー)インクを回収するオーバーフロータンク20と、チューブ21を介してオーバーフロータンク20に着脱可能に連結された廃液タンク22と、廃液タンク22が置かれる廃液タンクトレイ23と、廃液タンク22内に収容されたインク量を重量や液面の違いにより検知する廃液量検知部24と、光学的な検知により廃液タンク22の装着の有無を検知する廃液タンク装着検知部25と、を有している。
オーバーフロータンク20は、後述するポンプ30が破損してインク循環部6からインクが溢れても、その溢れたインクを全て受けるように、ポンプ30の下方に設けられている。さらに、オーバーフロータンク20は、大気開放弁26が介在されたチューブ27によって第1のタンク共通気室9に、また、大気開放弁28が介在されたチューブ29によって第2のタンク共通気室10に、それぞれ接続されている。さらに、第1のタンク共通気室9は、チューブ37によって第1のタンク4に接続されており、また、第2のタンク共通気室10は、チューブ38によって第2のタンク5に接続されている。
このような構成によって、第1のタンク4や第2のタンク5からオーバーフローによりインクが溢れ出したとしても、第1のタンク4からチューブ37、第1のタンク共通気室9及びチューブ27を介して、及び、第2のタンク5からチューブ38、第2のタンク共通気室10及びチューブ29を介して、溢れ出たインクをオーバーフロータンク20に収容することができる。そして、オーバーフロータンク20に収容されたインクは、チューブ21を介して廃液タンク22に回収される。
また、第1のタンク共通気室9から延出したチューブ27が大気開放弁26を介在してオーバーフロータンク20内に差し込まれているため、大気開放弁26の開閉(開放/遮断)により、第1のタンク共通気室9を大気に対して開放/遮断することができる。同様に、第2のタンク共通気室10も、第2のタンク共通気室10から延出したチューブ29が大気開放弁28を介在してオーバーフロータンク20内に差し込まれているため、大気開放弁28の開閉(開放/遮断)により、第2のタンク共通気室10を大気に対して開放/遮断することができる。すなわち、大気開放弁26は、第1のタンク4の内部を大気と連通又は遮断可能とする弁であり、また、大気開放弁28は、第2のタンク5の内部を大気と連通又は遮断可能とする弁である。
次に、インク循環部6について説明する。
インク循環部6は、第1のタンク4と、第2のタンク5と、ポンプ30と、一方向弁31と、熱交換器32と、フィルタ33と、を有している。これら構成部のうち、インクヘッド2のノズル面50、第1のタンク4内のインク液面51及び第2のタンク5内のインク液面52の高さ方向の位置関係は、鉛直方向(重力方向)に高い位置から低い位置へと順に、インク液面51、ノズル面50、インク液面52となるように配置されている。インク循環部6は、第1のタンク4から、インク分配器12、インクヘッド2、インク回収器13、第2のタンク5、ポンプ30、一方向弁31、熱交換器32及びフィルタ33の順にインクが流れ、第1のタンク4へ帰還するように、チューブ34〜36により各々が接続されたインク循環経路を有している。
図2は、インク循環部6の構成を概略的に、図1よりも拡大して示す図である。なお、図2に示すチューブ34〜36に付された矢印は、インク循環経路中をインクが循環するときのインクの流れる方向を示している。また、図2では、熱交換器32とフィルタ33とを省略している。
本実施形態のインク循環部6は、図2に示すように、第1の経路40と第2の経路41とに分けられる。第1の経路40は、第1のタンク4からインクヘッド2を経由して第2のタンク5へとインクが流れる経路である。また、第2の経路41は、第2のタンク5から、一方向弁31、熱交換器32、フィルタ33を経由して第1のタンク4へと、ポンプ30によってインクを揚送する経路である。
まず、第1の経路41の各構成部について詳細に説明する。
第1のタンク4は、インクヘッド2に供給するインクを貯留する。この第1のタンク4には、インク入口ポート4aと、インク出口ポート4bと、大気ポート4cと、インク補給ポート4dと、が設けられている。
インク入口ポート4aは、チューブ36を介してフィルタ33に接続されており、フィルタ33から流出したインクを第1のタンク4内に流入させる。なお、インク入口ポート4aの第1のタンク4内の開口部は、流入したインクに気泡が混入しにくいように、第1のタンク4内のインク液面よりも鉛直方向(重力方向)に対して下方に(図1参照、図2では第1のタンク4の底部)に設けられている。
インク出口ポート4bは、チューブ34を介してインク分配器12に接続されており、第1のタンク4からインク分配器12にインクを流出させる。インク分配器12に流入したインクは、それぞれ略均等に各インクヘッド2(K1〜K6)に分配される。各インクヘッド2に流入したインクは、インクヘッド2のノズル面50に形成されたノズルから吐出される。これにより、図示しない搬送部によって搬送される記録媒体に画像が記録される。
インクヘッド2に流入するインク量は、ノズルから吐出されるインク量を上回るよう設定されている。そのため、ノズルから吐出されなかったインクは、インク回収器13で一旦回収されて、チューブ35を介して第2のタンク5に流出する。
大気ポート4cは、チューブ37を介して第1のタンク共通気室9に接続されている。第1のタンク共通気室9は、他色の第1のタンク4における大気ポートとも接続されている。
インク補給ポート4dは、チューブ18を介してインクカートリッジ14に接続されている。本実施形態では、補給弁19を開くことにより、高低差によってインクカートリッジ14から第1のタンク4にインクを補給するが、これに限らず、インクカートリッジ14から第1のタンク4へインクを送液できればよく、例えば、補給弁19の代わりにポンプ等によりインクの送液を行ってもよい。
また、第1のタンク4には、インク液面を所定の高さに保つために、つまり、第1のタンク4内のインクを所定の量に保つために、第1のタンク4内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出する第1の液面検出部42が設けられている。第1の液面検出部42は、インク液面に浮かべられるフロート部材42aと、第1のタンク4の壁面に取り付けられた液面位置センサ42bと、フロート部材42aに取り付けられた磁石42cと、を有している。
フロート部材42aは、第1のタンク4内でインク液面の高さに応じて回動するように、支持軸42dにより軸支されている。液面位置センサ42bは、例えば、磁気センサからなり、フロート部材42aに取り付けられた磁石42cの磁力を検出することによって、フロート部材42aの位置、すなわち、第1のタンク4のインク液面の高さを検出する。そして、第1の液面検出部42により検出された液面検出信号に基づいて、第1のタンク4内のインク量が適量であるかどうかが判断される。そして、制御部60が、ポンプ30の駆動及び停止動作や補給弁19の開閉動作を制御する。かくして、第1のタンク4内のインク量が所定の量に維持される。
第2のタンク5は、インクヘッド2から回収されたインクを貯留する。この第2のタンク5には、チューブ35を介してインク回収器13からに接続され、インク回収器13からインクが流入するインク入口ポート5aと、チューブ36を介してポンプ30に接続され、ポンプ30にインクを送り出すインク出口ポート5bと、チューブ38を介して第2のタンク共通気室10に接続された大気ポート5cと、が設けられている。
また、第2のタンク5には、インク液面を所定の高さに保つために、第2のタンク5内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出する第2の液面検出部43が設けられている。第2の液面検出部43は、第1の液面検出部42と同様に、フロート部材43aと、液面位置センサ43bと、フロート部材43aに取り付けられた磁石43cと、を有している。これらは、第1の液面検出部42と同様の構成であるため、説明は省略する。
なお、本実施形態では、第1及び第2の液面検出部42、43は磁気センサであるが、これに限らず、例えば、発光素子と受光素子とを備えた光学センサであってもよい。
次に、第2の経路41の各構成部について詳細に説明する。
ポンプ30は、例えば、電磁式のピストンポンプを用いることができる。ポンプ30は、第1のタンク4内のインク液面51及び第2のタンク5内のインク液面52の高さを所望の範囲に維持するように、第1の液面検出部42及び第2の液面検出部43の検出結果に応じて制御部60により駆動/停止されて、第2のタンクから第1のタンクへとインクを送液する。
本実施形態では、ポンプ30の送液能力は、第2のタンク5に流入してくるインク量よりも多くのインクを第1のタンク4へと送液可能に設計されている。これは、第2のタンク5のオーバーフローを防止するためである。すなわち、通常の使用状態で第2のタンク5に流入するインク流量よりも、ポンプ30が駆動した際に揚送可能なインク流量を多くすることで、第2のタンク5が溢れないようにしている。
なお、本実施形態では、ポンプ30として電磁式のピストンポンプを用いているが、上述したように、第2のタンク5に流入するインク量よりも多くのインクを送液できる能力があればよく、例えば、このような送液能力を備えたダイヤフラムポンプ、ギアポンプ、チューブポンプ、ロータリポンプ及び渦巻きポンプを用いても構わない。
一方向弁31は、ポンプ30のインク排出側(第1のタンク4への送液側の径路)でチューブ36に介在されている。この一方向弁31は、第1のタンク4内のインク液面51と、第2のタンク5内のインク液面52との高低差によるインクの逆流、つまり、第1のタンク4から第2のタンク5へインクの流れを防止している。
すなわち、上述したように、ポンプ30の送液能力は、第1のタンク4からインクヘッド2を経由して第2のタンク5に流れるインクよりも多くのインクを揚送することができるように設定されているため、インク循環動作が行われた際、ポンプ30は間欠動作を行うこととなる。ポンプ30が停止した際には、第1のタンク4から第2のタンク5へインクが逆流するため、一方向弁31はこの逆流を防止している。
熱交換器32は、特には図示しないが、ヒートシンク部、冷却ファン、ヒータ部及びインク流路部を有している。インク流路部以外の構成部は、全色のインク流路に対して共用である。この熱交換器32は、インク循環部6内に流れるインクの温度を所望の温度に制御するために機能する。なお、インクの温度を検出して熱交換器32を制御するために、各インクヘッド2又はその近傍のインク流路には、図1に示すように、温度センサ44が配置されている。
フィルタ33は、インクヘッド2に供給されるインクに含まれる異物を除去し、ノズル孔の目詰まりなどに起因する記録不良をなくすために設けられている。このフィルタ33は、インクを通過させるメッシュ状の部材を有し、そのメッシュがインクヘッド2のノズル孔の口径を問題なく通過できるように、充分小さい異物まで除去する目のサイズが選択されている。
次に、圧力調整部11について、図1を参照して説明する。
圧力調整部11は、負圧を発生させるベローズ部45と、錘部46と、ベローズ昇降機構47と、を有している。
ベローズ部45は、第2のタンク共通気室10にチューブ39によって接続されており、大気開放弁28が大気と遮断された状態でベローズ部45が錘部46の荷重により伸びて下降することで第2のタンク共通気室10内を負圧状態にすることができる。すなわち、大気開放弁28を閉じ、ベローズ昇降機構47を図1に示す位置に降下させると、ベローズ昇降機構47から離間したベローズ部45が錘部46の重さによって下方に引っ張られ、錘部46に加わる重力と釣り合う大きさで、第2のタンク共通気室10内に発生する。
そして、第2のタンク共通気室10内に発生させた負圧と同じ負圧が、チューブ38を介して第2のタンク共通気室10に接続された第2のタンク5内にも発生される。第2のタンク5内の負圧は、インク循環時において、チューブ35を介して連通しているインクヘッド2内、詳しくは、ノズル近傍のインクヘッド2内に、記録に適した圧(例えば、インク循環状態で、ノズル圧が約−1kPa)がかかるようになっている。この圧により、ノズルにメニスカスが形成される。
なお、ベローズ昇降機構47の待機位置は、ベローズ部45を縮めた状態であり、インク循環が実行された際、短時間で負圧を生成できる位置となっている。また、第2のタンク共通気室10の内部には、第2のタンク5内のインクがオーバーフローしても圧力調整部11にインクが進入しないように、上部のみ連通する仕切り壁(図示せず)が設けられている。これにより、第2のタンク5から圧力調整部11へ連通するチューブ39内は、気体の移動のみが行われる。
次に、図3A乃至図3Cを参照して、インク循環動作中における第1のタンク4の第1の液面検出部42及び第2のタンク5の第2の液面検出部43で検知される条件(ON又はOFF)毎のポンプ30及び補給弁19の動作について説明する。
図3A乃至図3Cに示す状態遷移図において、第1の液面検出部42の状態ONとは、第1のタンク4内のインク液面が所望のレベル(高さ)に達して(第1のタンク4内に所望の量のインクが貯留されて)おり、第1の液面検出部42がONを出力している状態を示している。同様に、第2の液面検出部43の状態ONとは、第2のタンク5内のインク液面が所望のレベルに達して(第2のタンク5内に所望の量のインクが貯留されて)おり、第2の液面検出部43がONを出力している状態を示している。
また、第1の液面検出部42の状態OFFとは、第1のタンク4内のインク液面が所望のレベルに達して(第1のタンク4内に所望の量のインクが貯留されて)おらず、第1の液面検出部42がOFFを出力している状態を示している。同様に、第2の液面検出部43の状態OFFとは、第2のタンク5内のインク液面が所望のレベルに達して(第2のタンク5内に所望の量のインクが貯留されて)おらず、第2の液面検出部43がOFFを出力している状態を示している。
なお、以下の説明では、第1の液面検出部42又は第2の液面検出部43が「ONを出力している状態」を単に「ON」、「OFFを出力している状態」を単に「OFF」と称する。
また、ポンプ30の状態OFFとは、ポンプ30が停止している状態、また、ポンプ30の状態ONとは、ポンプ30が駆動している状態を示している。さらに、補給弁19の状態OFFとは、補給弁19が閉じており、インクカートリッジ14から第1のタンク4内にインクが供給されない状態、また、補給弁19の状態ONとは、補給弁19が開いており、インクカートリッジ14から第1のタンク4内にインクが供給される状態を示している。
図3Aは、インク循環時のポンプ30及び補給弁19の動作の第1の態様を示す状態遷移図である。第1の態様では、第1の液面検出部42がONのときは、第2の液面検出部43がONのとき(第1の状態61)又はOFFのとき(第2の状態62)にかかわらず、ポンプ30がOFF、かつ補給弁19がOFFとなるように制御される。つまり、第1の液面検出部42により、第1のタンク4内に十分なインクがあることが検出されたときは、第2のタンク5内のインク量にかかわらず、第2のタンク5から第1のタンク4へのインク揚送も、インクカートリッジ14から第1のタンク4へのインク補給もしない。
また、第1の液面検出部42がOFF、かつ第2の液面検出部43がONのとき(第3の状態63)は、ポンプ30がON、かつ補給弁19がOFFとなるように制御される。つまり、第1の液面検出部42により、第1のタンク4内に十分なインクがないことが検出されると共に、第2の液面検出部43により、第2のタンク5内に十分なインクがあることが検出されたときには、第2のタンク5から第1のタンク4へとインクを揚送するが、インクカートリッジ14から第1のタンク4へのインク補給はしない。
さらに、第1の液面検出部42がOFF、かつ第2の液面検出部43がOFFのとき(第4の状態64)は、ポンプ30がOFF、かつ補給弁19がONとなるように制御される。つまり、第1の液面検出部42により、第1のタンク4内に十分なインクがないことが検出されると共に、第2の液面検出部43により、第2のタンク5内にも十分なインクがないことが検出されたときには、第2のタンク5から第1のタンク4へとインクを揚送せず、インクカートリッジ14から第1のタンク4へとインクを補給する。
従って、ポンプ30は、第1の液面検出部42がOFF、かつ第2の液面検出部43がONのとき(第3の状態63)のみONとなり、また、補給弁19は、第1の液面検出部42がOFF、かつ第2の液面検出部43がOFFのとき(第4の状態64)のみONとなる。
図3Bは、インク循環時のポンプ30及び補給弁19の動作の第2の態様を示す状態遷移図である。第2の態様では、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部43がONのときが図3Aと異なっている。つまり、図3Bでは、第1の液面検出部42がON、かつ第2の液面検出部43がONのときは、第5の状態65となり、補給弁19をOFFとし、ポンプ30の駆動又は停止の状態を維持するように(「状態維持」)制御される。
この「状態維持」とは、第5の状態65に遷移する前のポンプ30の動作が継続される状態を意味している。例えば、ポンプ30がONで、両液面検出部がともにONの場合、補給弁19は図3Aと同様にOFFとなるが、ポンプ30は継続してONを維持するように制御される。また、ポンプ30がOFFで、両液面検出部が共にONの場合、補給弁19がOFFになると共に、ポンプ30も継続してOFFを維持するように制御される。すなわち、第2の態様では、ポンプ30は、第2の液面検出部43がOFFのときのみ停止されることを意味している。
図3Cは、インク循環時のポンプ30及び補給弁19の動作の第3の態様を示す状態遷移図である。第3の態様では、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部43がOFFのときが図3Aと異なっている。つまり、図3Cでは、第1の液面検出部42がOFF、かつ第2の液面検出部43がOFFのときは、第6の状態66となって、補給弁19をONとし、ポンプ30の駆動又は停止の状態を維持するように(「状態維持」)制御される。
例えば、ポンプ30の動作がONで、両液面検出部が共にOFFの場合、補給弁19は図3Aと同様にONとなるが、ポンプ30は継続してONを維持するように制御される。また、ポンプ30がOFFで、両液面検出部が共にOFFの場合、補給弁19はやはりONになるが、ポンプ30は継続してOFFの状態を維持するように制御される。すなわち、第3の態様では、ポンプ30は、第1の液面検出部42がONのときのみ停止されることを意味している。
本実施形態では、ポンプ30及び補給弁19は、以上説明した第1乃至第3の態様のいずれか1つで動作される。
次に、本実施形態のインク経路1のインク循環動作について、図4A乃至図4Fを参照して説明する。
図4Aは、インク循環動作全体を示すフローチャートである。
本実施形態において、インクを循環させていない初期状態(待機状態)では、補給弁19は閉じており、第1のタンク4の大気開放弁26は閉じており、また、第2のタンク5の大気開放弁28は開いている。また、ポンプ30は停止している。
まず、インク循環動作を開始するために、記憶部70の6つのパラメータa〜fを、a=0、b=0、c=0、d=0、e=0、f=0とする(ステップS1)。次に、第2のタンク5の大気開放弁28を閉じる(ステップS2)。次に、圧力調整部11のベローズ昇降機構47を動作させて、錘部46の重さによってベローズ部45を下降させる(ステップS3)。さらに、第1のタンク4の大気開放弁26を開く(ステップS4)。かくして、第1のタンク4に加圧状態を、第2のタンク5に負圧状態を作り出し、ステップS5から、ステップS9でインク循環終了と判断されるまで、インク循環経路中でインクを循環させる。
ステップS4の後、インク補給のためのセンサON/OFFのサブルーチンに移行する(ステップS5)。図4Bは、インク補給のためのセンサON/OFFのサブルーチン(ステップS11〜S16)を示すフローチャートである。
まず、第1のタンク4内のインク液面を検出する第1の液面検出部42(以下、第1のセンサ42と称する)がOFF、かつ第2のタンク5内のインク液面を検出する第2の液面検出部43(以下、第1のセンサ43と称する)がONかどうかを判断する(ステップS11)。ステップS11において、そうでなければ(NO)、図3A乃至図3Cにおける第1、第2及び第4〜第6の状態61、62、64〜66のように、ポンプ30は停止される(停止状態を維持する)(ステップS12)。ステップS11において、そうであれば(YES)、図3A乃至図3Cにおける第3の状態63のように、ポンプ30が駆動される(駆動状態を維持する)(ステップS13)。このように、第1のタンク4のインクのみが不足していると判断された場合には、ポンプ30によって第2のタンク5内のインクが第1のタンク4へと揚送される。
次に、第1のセンサ42がOFF、かつ第2のセンサ43がOFFかどうかを判断する(ステップS14)。ステップS14において、そうでなければ(NO)、図3A乃至図3Cにおける第1〜3及び第5の状態61〜63、65のように、補給弁19を閉じる(閉じたまま維持する)(ステップS15)。ステップS14において、そうであれば(YES)、図3A乃至図3Cにおける第4又は第6の状態64、66のように、補給弁19を開く(開いたまま維持する)(ステップS16)。このように、第1及び第2のタンク4、5の両方のインクが不足していると判断された場合には、インクカートリッジ14からチューブ18を介して第1のタンク4にインクが補給される。
図4Aに戻り、ステップS5に続いて、第2のセンサ43の動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチンに移行する(ステップS6)。図4Cは、第2のセンサ43の動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチン(ステップS17〜S24)を示すフローチャートである。
まず、第2のセンサ43がOFFかどうかを判断する(ステップS17)。OFFでない、つまりONであれば(NO)、aをインクリメントして(a=a+1)(ステップS18)、bをリセットする(b=0)(ステップS19)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS17で連続してNOに進んだ場合には、ステップS18でaがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、N<aかどうかを判断する(ステップS20)。ここで、Nは任意に設定した値であり、例えば、ステップS5〜S9のループ時間を100msecとして、第2のセンサ43の出力波形が連続して3秒間変わらないときに異常が発生したと判断する場合には、N=30と設定する。
より詳しく説明すると、ステップS5〜S9が繰り返されたとき、通常は、インクヘッド2のノズルから吐出されなかったインクが下流側の第2のタンク5に流れ込んだり、ポンプ30の間欠的な動作によって第2のタンク5から第1のタンク4にインクが汲み上げられたりするので、第2のタンク5内の液面の高さは変動し、第2のセンサ43の出力波形もONとOFFとを繰り返すはずである。従って、第2のセンサ43の出力波形が設定したNの回数、言い換えれば、設定した所定時間(上述の設定では、3秒間)ON又はOFFのまま変わらなければ、第2のセンサ43に異常が発生していたり、この異常により正常なインク循環動作が行われていなかったりする虞があるので、異常発生(動作不良)と判断する。
ステップS20において、N<aでなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS7に進む。N<aであれば(YES)、第2のセンサ43が所定時間ONのまま変化していないので、異常が発生していると判断して後述する待機処理のサブルーチン(図4F参照)に移行する(ステップS10)。そして、ユーザやサービスマンに異常の発生を知らせるためのサービスコールをする(ステップS21)。
サービスコールは、不図示のディスプレイに異常の発生箇所等を表示することによりユーザやサービスマンに視覚的に報知する手段、警報音や音声を発することにより聴覚的に報知する手段であってもよい。もちろん、これら手段を組み合わせてもよい。このように、異常が発生していると判断された場合には、待機処理に移行後、報知をすることにより、早期に循環動作を停止してユーザ等に異常発生を知らせることができる。
ステップS17において、第2のセンサ43がOFFであれば(YES)、bをインクリメントして(b=b+1)(ステップS22)、aをリセットする(a=0)(ステップS23)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS17で連続してYESに進んだ場合には、ステップS22でbがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、N<bかどうかを判断する(ステップS24)。
ステップS24において、N<bでなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS7に進む。N<bであれば(YES)、第2のセンサ43が所定の時間(上述の設定では、3秒間)OFFのまま変化していないので、異常が発生していると判断して後述する待機処理のサブルーチンに移行する(ステップS10)。そして、サービスコールする(ステップS21)。
図4Aに戻り、ステップS6に続いて、ポンプ30の動作を検出するポンプ停止中/駆動中のサブルーチンに移行する(ステップS7)。図4Dは、ポンプ30の動作を検出するポンプ停止中/駆動中のサブルーチン(ステップS25〜S31)を示すフローチャートである。
まず、ポンプ30が停止中かどうかを判断する(ステップS25)。停止中でない、つまり駆動中であれば(NO)、cをインクリメントして(c=c+1)(ステップS26)、dをリセットする(d=0)(ステップS27)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS25で連続してNOに進んだ場合には、ステップS26でcがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、N<cかどうかを判断する(ステップS28)。
上述したように、正常なインク循環動作中であれば、ポンプ30は間欠的に動作している。従って、ステップS28において、N<cでなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS8に進む。N<cであれば(YES)、異常が発生していると判断して後述する待機処理のサブルーチンに移行する(ステップS10)。そして、サービスコールする(ステップS21)。
ステップS25において、ポンプ30が停止中であれば(YES)、dをインクリメントとして(d=d+1)(ステップS29)、cをリセットする(c=0)(ステップS30)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS25で連続してYESに進んだ場合には、ステップS29でdがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、N<dかどうかを判断する(ステップS31)。
ステップS31において、N<dでなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS9に進む。N<dであれば(YES)、異常が発生していると判断して後述する待機処理のサブルーチンに移行する(ステップS10)。そして、サービスコールする(ステップS21)。
図4Aに戻り、ステップS7に続いて、第1のセンサ42の動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチンに移行する(ステップS8)。図4Eは、第1のセンサ42の動作を検出するセンサON/OFFのサブルーチン(ステップS32〜S44)を示すフローチャートである。
まず、第1のセンサ42がOFFかどうかを判断する(ステップS32)。OFFでない、つまりONであれば(NO)、eをインクリメントして(e=e+1)(ステップS33)、fをリセットする(f=0)(ステップS34)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS32で連続してNOに進んだ場合には、ステップS33でeがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、e>T5かどうかを判断する(ステップS35)。このT5も、上述のNと同様の概念により設定した値である。
ステップS35において、e>T5でなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS9に進む。e>T5であれば(YES)、第1のセンサ42が所定の時間ONのまま変化していないことになるので、後述する待機処理のサブルーチンに移行する(ステップS10)。そして、サービスコールする(ステップS21)。
ステップS32において、第1のセンサ42がOFFであれば(YES)、fをインクリメントして(f=f+1)(ステップS36)、eをリセットする(e=0)(ステップS37)。つまり、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて、ステップS32で連続してYESに進んだ場合には、ステップS36でfがインクリメントされて記憶部70に累積記憶される。そして、f>T6かどうかを判断する(ステップS38)。このT6も、上述のNと同様の概念により設定した値である。
ステップS38において、f>T6でなければ(NO)、このサブルーチンを終了してステップS9に進む。f>T6であれば(YES)、第1のセンサ42は、ステップS5〜S9の繰り返しにおいて所定時間OFFが続いていることとなる。この原因としては、第1のセンサ42自体に異常が発生している、もしくは、第1のセンサ42は正常に動作しているが、インク補給部としてのインクカートリッジ14に十分なインクが残っていない(空である)ことにより第1のタンク4にインクが補給されていないことが考えられる。従って、f>T6であれば(YES)、ステップS39以降に進んで、第1のセンサ42が所定時間OFFである原因が上述の2つのいずれであるかを特定する。
まず、ポンプ30を停止させる(停止状態を維持する)(ステップS39)。次に、補給弁19を閉じて(閉じたまま維持して)インク補給動作を停止する(ステップS40)。そして、第2のセンサ43がONかどうかを判断する(ステップS41)。ONであれば(YES)、ステップS43に進む。ONでなければ(NO)、ONになるまで所定時間待つ(ステップS42)。ステップS39でポンプ30を停止させているので、ステップS41において第2のセンサ43がONでなくとも、ステップS42において暫く待てば第1のタンク4からインクヘッド2を経由して第2のタンク5にインクが流入して、第2のセンサ43はONになる。ステップS41、S42において、第2のセンサ43がONであることを確認するのは、第2のタンク5に所定のレベル以上のインクがあることを確実にするためである。
ステップS41においてONであれば(YES)、もしくはステップS42の後、ポンプ30を再び駆動させる(ステップS43)。これにより、第2のタンク5内のインクが第1のタンク4に揚送される。そして、時間T1以内で第1のセンサ42がONになるかどうかを判断する(ステップS44)。この時間T1は、時間T1の間ポンプ30を継続して駆動すれば第1のセンサ42が必ずONとなる時間に設定している。
ステップS44において、時間T1以内で第1のセンサ42がONになれば(YES)、ステップS5〜S9の繰り返しにおけるステップS32で第1のセンサ42がOFFと判断され続けていたものの、第1のセンサ42がONに変わったということになる。従って、第1のセンサ42のON/OFFの動作は良好であり、第1のセンサ42がOFFと判断され続けている原因は、インクカートリッジ14に十分なインクが残っていないことに因ると判断する。
そして、後述する待機処理に進み(ステップS10)、インクカートリッジ14が空である(インクカートリッジ14内のインク量が十分でない)ことを報知する(ステップS45)。この報知も、上述のサービスコール(ステップS21)と同様に、不図示のディスプレイへの表示、警報及びこれらの組合せとすることができる。
ステップS44において、時間T1以内で第1のセンサ42がONにならなければ(NO)、第1のセンサ42自体に異常が発生していると判断して、後述する待機処理に進む(ステップS10)。そして、サービスコールをする(ステップS21)。
図4Aに戻り、ステップS8に続いて、インク循環動作を終了するかどうかを判断する(ステップS9)。インク循環動作を続けるのであれば(NO)、ステップS5に戻って、ステップS5〜S9を繰り返すこととなる。終了するのであれば(YES)、待機処理(ステップS10)に進む。
図4Fは、待機処理のサブルーチン(ステップS46〜S49)を示すフローチャートである。
まず、補給弁19を閉じる(閉じたまま維持する)(ステップS46)。そして、ポンプ30を停止させる(停止状態を維持する)(ステップS47)。次に、第2のタンク5の大気開放弁28を開いて(ステップS48)、第1のタンク4の大気開放弁26を閉じる(ステップS49)。かくして、待機状態(インクヘッド2のノズルにわずかな負圧がかかっている状態)とする。
そして、ステップS10を終えると、インク循環動作が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、第2の液面検出部43のON/OFFの出力、すなわち第2のタンク5内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出して、この検出した情報を記憶部70に累積記憶する。そして、累積記憶された情報により判断部80が第2の液面検出部43に異常が発生しているか否か判断した後に、第1のタンク4の第1の液面検出部42のON/OFFの出力、すなわち第1のタンク4内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出して、この検出した情報を記憶部70に累積記憶する。そして、累積記憶された情報により判断部80が第1の液面検出部42に異常が発生しているか否かを判断する。このように、所謂ウォッチドッグタイマの原理を用いて高低差のある2つのインクタンク内のインク液面を検出する液面検出部を監視することによって、インク循環中の一連の流れに沿って液面検出部の正常な動作を確認し、正常なインク循環動作を維持することができる。
また、本実施形態では、第2の液面検出部43の検出信号に関して、インク循環動作中に所定時間同じ状態(ON又はOFF)、すなわち第2のタンク5内のインク液面が、所定時間、所定のレベル異常又は未満の状態が続いたら異常発生とする。さらに、第1の液面検出部42の検出信号に関して、インク循環動作中に所定時間ON状態が続いたら異常発生として報知し、また、所定時間OFF状態が続いたら、すぐに異常発生を報知するのではなく、その異常が液面検出部に起因するものか、インクカートリッジのインク無しに起因するものかを判断部80により判断する。従って、どちらの液面検出部に異常が発生しても、異常の発生を的確に検出することができる。また、異常が発生している原因を特定し、ユーザやサービスマンがメンテナンス時に対応しやすいようにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でさまざまな改良及び変更が可能であることが当業者に明らかである。
1…インク経路、2…インクヘッド、3…画像記録部、4…第1のタンク、5…第2のタンク、6…インク循環部、7…補充部、8…廃液部、9…第1のタンク共通気室、10…第2のタンク共通気室、11…圧力調整部、12…インク分配器、13…インク回収器、14…インクカートリッジ、15…インクカートリッジトレイ、16…ジョイント部、17…カートリッジ判断部、18…チューブ、19…補給弁、20…オーバーフロータンク、21…チューブ、22…廃液タンク、23…廃液タンクトレイ、24…廃液量検知部、25…廃液タンク装着検知部、26…大気開放弁、27…チューブ、28…大気開放弁、29…チューブ、30…ポンプ、31…一方向弁、32…熱交換器、33…フィルタ、40…第1の経路、41…第2の経路、42…第1の液面検出部、43…第2の液面検出部、44…温度センサ、45…ベローズ部、46…錘部、47…ベローズ昇降機構、50…ノズル面、51…インク液面、52…インク液面、60…制御部、70…記憶部、80…判断部。

Claims (5)

  1. 複数のノズルが形成されたノズル面を備え、前記ノズルからインクを吐出するインクヘッドと、
    前記ノズル面よりも重力方向上方に配置され、前記インクヘッドに供給するインクを貯留する第1のタンクと、
    前記ノズル面よりも重力方向下方に配置され、前記インクヘッドから回収されたインクを貯留する第2のタンクと、
    前記第2のタンクから前記第1のタンクにインクを送液するポンプと、
    を有するインク循環経路と、
    前記第1及び第2のタンク内のインク液面をそれぞれ検出する第1及び第2の液面検出部と、
    前記インク循環経路にインクを補給するインク補給部と、
    前記インク補給部と前記インク循環経路とを連通又は遮断する補給弁と、
    前記ポンプの駆動及び停止動作、前記補給弁の開閉動作、並びにインクジェットプリンタ全体を制御する制御部と、
    前記第1及び第2の液面検出部の検出した情報を記憶する記憶部と、
    前記情報に基づいて、前記第1及び第2の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断する判断部と、
    を具備し、
    前記インク循環経路中をインクが循環しているとき、前記第2の液面検出部が、前記第2のタンク内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出し、該検出した情報を前記記憶部に累積記憶して、該累積記憶された情報に基づいて、前記判断部が、前記第2の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断した後、前記第1の液面検出部が、前記第1のタンク内のインク液面が所定のレベル以上か否かを検出し、該検出した情報を前記記憶部に累積記憶して、該累積記憶された情報に基づいて、前記判断部が、前記第1の液面検出部に異常が発生しているか否かを判断することを特徴するインクジェットプリンタ。
  2. 前記第2の液面検出部に異常が発生しているか否かの判断は、前記第2の液面検出部の前記累積記憶された情報が、前記第2のタンク内のインク液面が、所定時間、所定のレベル以上又は未満の状態が続いていることを示しているときに異常発生とすることにより行われることを特徴とする請求項1のインクジェットプリンタ。
  3. 前記第1の液面検出部に異常が発生しているか否かの判断は、前記第1の液面検出部の前記累積記憶された情報が、前記第1のタンク内のインク液面が、所定時間、所定のレベル以上又は未満の状態が続いていることを示しているときに異常発生とすることにより行われることを特徴とする請求項1又は2のインクジェットプリンタ。
  4. 前記第1の液面検出部の前記累積記憶された情報が、前記第1のタンク内のインク液面が、前記所定時間、前記所定のレベル未満の状態が続いていることにより異常発生とされたとき、さらに、前記判断部が、前記異常発生の原因が、前記第1の液面検出部の異常であるか、前記インク補給部のインク無しであるかを判断することを特徴とする請求項3のインクジェットプリンタ。
  5. 前記第1の液面検出部又は第2の液面検出部に異常が発生していると判断されたときに、該異常発生を報知する報知部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1のインクジェットプリンタ。
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