JP2017535451A - 印刷可能な組成物用の第1及び第2の容器 - Google Patents

印刷可能な組成物用の第1及び第2の容器 Download PDF

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Abstract

本開示の1側面にしたがう例示的な装置は、印刷可能組成物用の第1の容器と、該第1の容器及び第2の容器に流体結合したポンプと、該第2の容器から該ポンプへの逆流を防止するための弁とを備える。該弁は、閾値ポンプ圧力に基づいて該第2の容器を該ポンプから選択的に分離することができ、この場合、該弁は、該閾値ポンプ圧力下で閉じる。【選択図】図1

Description

プリンターなどの装置を長時間にわたる生産工程で使用することができ、そのため、空のインク供給部を交換するために生産を中断する必要性が高くなっている。さらに、装置は、故障状態を引き起こし得る、出荷中及び/もしくは使用中に受ける衝撃や、部分組み立て品の故障、部品の分離、電子回路の損傷などの問題といった望ましくない状況にさらされる場合がある。
(補充可能性あり)
1例にしたがう、第1の容器及び第2の容器を備える装置のブロック図である。 1例にしたがう、第1の容器及び第2の容器を備える装置のブロック図である。 Aは、1例にしたがう、弁と第2の容器との間の圧力についての、圧力対時間を示す図であり、Bは、1例にしたがう、ポンプと弁との間の圧力についての、圧力対時間を示す図であり、Cは、1例にしたがう、ポンピングデューティサイクルについての、デューティサイクル対時間を示す図である。 Aは、1例にしたがう、予期された弁の挙動に関する圧力対時間を示す図であり、Bは、1例にしたがう、固着した弁の挙動に関する圧力対時間を示す図である。 1例にしたがう、容器状態を識別することに基づくフローチャートである。 1例にしたがう、所望の圧力を識別することに基づくフローチャートである。 1例にしたがう、システム状態を識別することに基づくフローチャートである。
本明細書に記載されている例は、補充をより効率的に(たとえばポンピングを中断することなく)実行することを可能にし、及び、装置状態を評価するための装置の作動中に診断を実行することを可能にする。1例では、プリンターは、補充手順を停止する必要なく、種々のパラメータをテストし及びチェックすることができ、これによって、プリンターの稼働率を高めてダウンタイムを短くすることができる。例示的なプリンターはまた、(受動構成要素(受動部品など)/サブシステムを含む)システムの挙動を認識して自己診断する能力、及び、故障(障害)評価及び予防保守を容易にするための明確な故障モードメッセージを生成する能力を有している。種々の例示的な装置に関する本明細書に記載されている高性能な(たとえばユーザーの介入を必要としない)故障認識は、プリンターの可用性/生産性を高め、効率及び一貫性を高め、及びコスト削減を大きくする。
図1は、1例にしたがう、第1の容器110及び第2の容器120を備える装置100のブロック図である。装置100はまた、ポンプ130、弁(バルブ)140、及びコントローラ150を備えている。第1の容器110は、ポンプ130と弁140を介して第2の容器120に流体結合している(すなわち、該第1の容器と該第2の容器間で流体が流れることができるように結合している)。第1の容器110及び第2の容器120は、印刷可能な組成物(以下、印刷可能組成物という)122を提供及び/又は格納ないし貯蔵することができる。コントローラ150は、第2の容器120の状態152を識別し、及び、デューティサイクル154にしたがってポンプ130を選択的に動作させることができる。
例示的な装置100は、インクの色などの印刷可能組成物122のタイプを扱うための複数の容器(リザーバ)を有するプリンターでありうる。したがって、装置100は、複数のタイプの印刷可能組成物122を有することができ、あるタイプの印刷可能組成物122を、第1の容器110を第2の容器120に流体結合するためのポンプ130及び弁140に関連付けることができる。これにより、ポンプ130にしたがって第2の容器120に(印刷可能組成物を)補充するために、印刷可能組成物122のソース(供給源)として機能する第1の容器110から印刷可能組成物122を汲み出すことができる。さらに、ポンプ130は、複数の第1の容器110及び第2の容器120にポンピングを提供するための複数の入口及び出口を備えることができる(たとえば、ポンプ130を、異なる着色インクの列(バンク)を駆動するための蠕動ポンプとすることができる)。例示的な装置100は、(1以上の)第1の容器110を密閉して、印刷可能組成物の漏れを封じ込めるためのタブ(桶などの容器。不図示)を備えることができる。装置100は、液圧(水圧または油圧)装置を備え、これによって、第2の容器120を第1の容器110よりも高い位置に配置して、弁140が印刷可能組成物122の流量に影響を与えることができるようにすることができる。本明細書では、弁140の上流側の装置100の部分を第1の液圧部分と呼び、弁140の下流側の装置100の部分を第2の液圧部分と呼ぶ場合がある(液圧部分は、水圧部分または油圧部分でありうる)。
第1の容器110は、印刷可能組成物122のソース(供給源)として機能することができる。たとえば、第1の容器110は、比較的大量の印刷可能組成物122を供給することができ、該印刷可能組成物122は、相対的に(該第1の容器よりも)小さい第2の容器120に補充するために使用される。1例では、第1の容器110を、3000立方センチメートル(cc)のインクカートリッジとして提供して装置100に取り付けて、その大容量に起因して自律性を向上させて、印刷可能組成物122の頻繁な交換/補充の必要性をなくすことができる。
第2の容器120は、印刷のために印刷可能組成物122を保持することができる。1例では、第2の容器120を、第1の容器110よりも少ない容量(たとえば775cc)を有する補充可能なインクカートリッジとして提供することができる。代替の例では、第2の容器120を、プリントヘッドを含むインクジェットカートリッジとして提供することができ、該インクカートリッジは、補充のために第1の容器110に流体結合している。
第1の容器110及び第2の容器120を、装置100内の異なる位置に配置することができる。たとえば、第1の容器110を、下の方に流れるインクのこぼれを捕捉するのに都合のよい位置である、装置100の下側の部分の邪魔にならないところに配置することができる。印刷によって印刷可能組成物122が使い果たされたときに、印刷可能組成物122を第2の容器120に補充するために、弁140を介して印刷可能組成物122をポンプ130によって送り出す(ポンピングする)ことができる。したがって、第2の容器120は、印刷動作(たとえば、インクジェット印刷装置のプリントヘッドと共にする往復運動)に対応するための、第1の容器110から補充することが可能な中間の貯蔵タンクとして機能することができる。
印刷可能組成物122を、2次元(2D)及び3次元(3D)印刷技術に適合する組成物を含む、インク、顔料、染料、トナー、焼結用粉末、またはその他の印刷可能組成物とすることができる。1例では、印刷可能組成物122を、インクジェット印刷技術に適合する流体インクとすることができる。
弁140は、印刷可能組成物122の流体制御に関連する少なくとも1つの受動構成要素を含むことができる。したがって、コントローラ150は、たとえば、ポンプ130及び/又は第2の容器120の状態に基づいて、弁140の状態を間接的に推測することができる。弁140は、ポンプ130と第1の容器110のアセンブリ、及び、第2の容器120及び関連するメカトロニクス/アセンブリ(たとえばプリントヘッド及びキャリッジ)などの装置100の種々のシステム間の受動的な機械的絶縁ないし分離を提供することができる。代替の例では、弁140は、コントローラ150によって直接に監視/制御されることができる(1以上の)能動構成要素(能動部品など)を備えることができる。
弁140は、逆流を防止し及び選択的に流体を分離するための一方通行弁(たとえば逆止め弁)及び、過剰圧力状況を防止するためのリリーフ弁を含むことができる。これによって、弁140は、たとえばポンプ130(の動作)が遅くされ及び/又は停止されたときに、第2の容器120から第1の容器110への印刷可能組成物122の逆流を防止することができる。さらに、たとえば、ポンプ130の故障やライン/プリントヘッドの目詰まりなどに起因する過剰圧力を防止するために、弁140のリリーフ弁部分が開いて、印刷可能組成物122が制御可能に漏れ出る(たとえば、第1の容器110を密閉している捕捉用容器/タブ内へと下方に滴り落ちる)ことができるようにすることが可能である。
ポンプ130を、印刷可能組成物のポンピング(送り出しないし汲み出し)に適合したものとすることができる。いくつかの例では、ポンプ130を、偏心膜ポンプ(偏心ダイヤフラムポンプ)とすることができる。コントローラ150によって、デューティサイクル154にしたがって電力を選択的に供給することによってポンプ130を制御することができる。1例では、コントローラ150は、たとえば論理制御部に電力を供給するための電源電圧レール(たとえば3.3ボルト)とは対照的に、高電圧レール(たとえば12ボルトまたは24ボルト)を用いてポンプドライバ(具体的に図示されていないが、コントローラ150及び/又はポンプ130に組み込むことができる)に電力を供給することができる。コントローラ150によって生成されたパルス幅変調(PWM)信号を提供してデューティサイクル154によってポンプ130を制御するために、ポンプドライバは、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)及び/又は低電力トランジスタ(バイポーラ接合トランジスタ(BJT))などの2段スイッチを備えることができる。いくつかの例では、コントローラ150は、Vpump=デューティサイクル×V1という例示的な式に基づいてポンプ130にポンプ電圧を加えることができる。ここで、V1は高電圧レール値である。追加の回路(たとえた(1以上の)トランジスタ)を用いて、高電圧レールから電源電圧レールへと(及びこの逆へと)信号/電圧を適合させることができる。
コントローラ150は、たとえば、デューティサイクル154によってポンプ130を制御することによって、及び/又は、第2の容器120の状態152を識別することによって、第1の容器110から第2の容器120への印刷可能組成物122の制御された移送を提供することができる。コントローラ150は、ポンプ130及び/又は第2の容器120に対応する電圧、電流、及び圧力を含む、許容可能な状態152及びデューティサイクル154の値に対応ないし合致する格納値(格納されている値)のテーブルを含むことができ及び/又は該テーブルを参照することができる。したがって、コントローラ150は、既存の検出された値を識別して、それらを格納されている値/所望の値と比較し、及び、該比較結果に応じて、第2の容器120の制御された補充が確実に行われるようにすることができる。さらに、コントローラ150は、ポンプ130、弁140、または容器110、120に異常(故障)があるか否かを識別するなどの診断目的で値を特定ないし識別することができる。たとえば、コントローラ150は、高ポンプ電圧及び/又は電流であるが生じている圧力は低いといった互いに矛盾する値の組み合わせを識別することができる。
デューティサイクル154を、第2の容器120への補充を最適化するために変えることができる。たとえば、コントローラ150は、新しい/満杯の第1の容器110が接続されていること、及び、第2の容器120が空であることを検出することができる。したがって、コントローラ150は、最初に、第1のデューティサイクル154に基づく高いレートで(すなわち速い速度でまたは大きな流量で)第2の容器120へと印刷可能組成物122を汲み出して送り出すことができる。しばらくしてから、コントローラ150は、第2のデューティサイクル154にしたがって、ポンピングレート(ポンピング速度またはポンピング流量)を短時間だけ低い値に下げることができる。第2のデューティサイクル154にしたがって低下されたポンピングレートとされている間、弁140が閉じて、第2の液圧部分を分離することができ、これによって、コントローラ150は、第2の容器120の状態152をチェックする(調べる)ことができる。第2のデューティサイクル154に起因する弁による分離に伴って機械的及び/又は電気的ノイズが低減されるので、(たとえば、そうでない場合には大量のポンピングによって影響を受けうるノイズの多い及び/又は比較的遅い測定信号とは対照的に)コントローラ150は、クリーンな状態(たとえばノイズのない状態)152の測定値を迅速に得ることができる。たとえば、第2のデューティサイクル154にしたがうポンプ130の動作中に、コントローラ150は、どれだけの量の印刷可能組成物122が第2の容器120内にあるか(たとえば、第2の容器120の充填状態(たとえば満杯量に対する現在の格納量))を特定することができる。コントローラ150が、第2の容器120に比較的多くの空きスペース(空間)が残っていることを検出した場合には、コントローラ150は、しばらくの間、中間の(たとえば第3のデューティサイクル154の)レートまたは高い(たとえば第1のデューティサイクル154の)レートにポンピングレートを上げることができる。このアプローチを繰り返して、デューティサイクルにしたがってポンピングレートを調節して、必要に応じて充填(補充)速度を最大にし、及び、必要に応じて制御を最大にすることができる。たとえば、状態152が、第2の容器120が一杯になりつつあるために残っている空間が比較的小さいことを示している場合には、過剰圧力及び/又は弁140のリリーフ弁部分からのインク流出のリスクを回避するために、コントローラ150は、遅いデューティサイクル154にしたがってポンプ130を動作させることができる。いくつかの例では、コントローラ150は、第2の容器120からのインク消費(量)及び使用状況を追跡するために、液滴計数情報を用いて(該情報に基づいて)ポンプ130を制御し/作動させることができる。代替の例では、ポンプ130を、デューティサイクル154以外の、またはデューティサイクル154に加えて、振幅変調、周波数変調、パルス幅変調、及び他のアプローチ(たとえば、アナログ電圧及び/又は電流コントローラ)などの他の技術に基づいて制御することができる。
図2は、1例にしたがう、第1の容器210及び第2の容器220を備える装置200のブロック図である。第2の容器220は閾値充填状態224に関連付けられている。装置200はまた、検出器212、ポンプ230、弁240、コントローラ250、及びセンサー260を備えている。第1の容器210は、ポンプ230及び弁240を介して第2の容器220に流体結合している。検出器212は、第1の容器210が装置200に結合されているか否かを示すことができる。コントローラ250は、第2の容器220に関連付けられた圧力262(センサー260によって示された圧力)を識別し、及び、電圧256及び/又は電流258に基づいてポンプ状態(ポンプの状態)252を識別することができる。コントローラ250は、デューティサイクル254にしたがってポンプ230を選択的に動作させることができる。
検出器212は、第1の容器210の存在を検出することができる。1例では、検出器212を、検出器212のスイッチコントローラに組み込むことができる(及び/又は、コントローラ250に組み込むことができる)分圧器を含む機械式スイッチとして提供することができる。検出器212によって提供される存在の検出は、ハードウェア保護を可能にする、たとえば、第1の容器210が装置200に接続されていないときに、ポンプ230がインクチューブ内に空気を送り出すのを防ぐのを可能にすることができる。したがって、検出器212による存在の検出の欠如を用いて、ポンピング動作または他の(たとえば診断)動作を停止することができ、続行するために、第1の容器210を接続すべきことに関するメッセージを発することができる。
コントローラ250は、装置200の種々の構成要素/システムの状態を識別することができ、該状態には、それらの構成要素/システムが正常に動作しているか否か、第1の容器210が接続されているか否か、第1の容器210及び/又は第2の容器220がインクを有しているか否か、ポンプ230及び/又は弁240が故障しているか否かなどが含まれる。いくつかの例では、コントローラ250は、装置200に取り付けられたセンサー260に基づいて、ポンプ230がポンピングしているか否か及びそれらに対応する(互いに)異なる圧力センサー信号にしたがう圧力262を識別することができる。センサー260からのあるタイプの信号をポンプ状態252(たとえば、インクチューブ内の圧力や、ポンプ230が電圧及び/又は電流にしたがってどのように動作しているか)にしたがって予期することができ、その信号が識別された場合には、コントローラ250は、装置200が正常に動作していると判定することができる。しかしながら、センサー260からの信号が、種々の他のシステムの状態を考慮して予期されない場合には、コントローラ250は、問題が、コントローラ250によって直接監視されていない構成要素(たとえば弁240の受動構成要素)によって引き起こされたものであったとしても、該問題を特定することができる。
センサー260を用いて、第2の容器220に通じているラインに生じている圧力262に基づいて第2の容器220の状態を識別することができる。したがって、印刷可能媒体(たとえばインク)が第2の容器220中に送り出されるときは、それに応じて圧力262が生じる。さらに、装置200、センサー260、第1の容器210などに対する第2の容器220の高さを装置200によって定めることができる。該高さ(並びに、センサー260の相対的な位置)を、コントローラ250によって実行される状態識別において考慮することができる。たとえば、コントローラ250は、第2の容器220は空であって早急に補充されるべきか否か、または、第2の容器220は閾値充填状態224に近づきつつあってもっとゆっくり補充されるべきか否か、または、第2の容器220は閾値充填状態224に達していてこれ以上補充されるべきではないか否かを識別することができる。
センサー260を、印刷可能組成物によって生じた圧力を識別することに適合している種々のタイプの圧力センサーとして提供することができる。いくつかの例では、該センサーはまた、印刷可能組成物がインクチューブを通って移動しているか及び/又は流れているか否かを検出することができる。たとえば、センサー260を、差圧センサーとして提供することができ、コントローラ250は、該センサーの状態を、ポンプ状態及び検出器状態とは独立に読み取ることができる。センサー260を、弁240の動作に基づいてポンプ230から機械的に分離ないし絶縁することができる。弁240をある閾値ポンプ圧力に関連付けることができ、該閾値ポンプ圧力下で弁240は閉じる(または閉じることができる)。したがって、ポンプ230が、該閾値ポンプ圧力より低い圧力を生じるデューティサイクル254にしたがって動作するときには、弁240は閉じたままであることができる。弁240は、閉じているときには、第1の容器210から汲み出された印刷可能組成物が、弁240を越えてセンサー260及び/又は第2の容器220へと移動するのを阻止することができる。
コントローラ250は、ポンプ230を制御することができ、また、たとえば診断目的で、ポンプ230の種々の特性を識別することができる。1例では、コントローラ250は、電流258に基づいてポンプ状態252を識別することができる。たとえば分路抵抗器及び計測増幅器(不図示)を用いることによって、ポンプ230に関連付けられた電流258を、ポンプ巻き線の巻き線を流れる電流の指示として得ることができる。電流258を、ポンプモータードライバ(不図示。ポンプ230及び/又はコントローラ250に組み込むことができる)に直列に得ることができ、及び、検出器212及びセンサー260の測定値などの他の測定値とは独立に得ることができる。
したがって、該コントローラは、装置システムが良好(OK)で正常に動作しているか否かの診断及び検査を実行することができる。たとえば、印刷可能組成物が利用可能であり、ポンプ230が正常にポンピングを行っており、及び、圧力262を示す信号、検出器212の信号、及びポンプ状態252を示す信号が予期された範囲内である場合には、コントローラ250はまた、弁240などの機械的な側面も正常に動作(ないし機能)していると推測することができる。不適切な状態または動作を示すことができる1つの例示的な状況では、ポンプ状態252はポンプ230の動作(状態)を示すことができるが、センサー260は、圧力262の欠如を示す場合がある。そのような状況は、弁240の受動構成要素の少なくとも1つの部分ないし部品の状況と合致している場合がある(たとえば、リリーフ弁が開固着している(すなわち該弁が開いた状態で固着している)ために、汲み出された印刷可能組成物がこぼれる場合がある)。
図3のA〜Cは、デューティ1のポンピングデューティサイクル354に対応する期間A 304、デューティ2に対応する期間B305、デューティ3に対応する期間C 306を含む種々の例示的な状況を示している。図1及び図2を参照すると、図3のA及びBは、例示的な装置の2つの液圧部分の状況を示している。すなわち、図3のAは、弁と第2の容器との間の第2の液圧部分に対応し、図3のBは、ポンプと弁との間の第1の液圧部分に対応する。図3のAに示されている圧力を例示的な圧力センサー260によって得ることができるが、図3のBに示されている圧力は例示(実例)である(たとえば、第1の液圧部分の圧力センサーは図示されていない)。コントローラは、それらの液圧部分を介して第1の容器から第2の容器へと送り出される(すなわちポンピングされる)印刷可能組成物の量を変えるために、(パルス幅変調(PWM)ポンプに対する)種々のデューティサイクル354にしたがって該ポンプを選択的に駆動することができる。とりわけ、図3のAに示されているように、装置は、補充の間、第2の容器の圧力を上げることによって、該補充を行うために印刷処理を停止することも、生産を中断することも必要とはしない。したがって、生産性が向上する。
図3のAは、1例にしたがう、弁と第2の容器の間の圧力について、圧力362対時間302の関係を示すグラフ300Aである。したがって、図3のAは、該装置がポンピングしており、かつ弁240が動作しているときの図2の圧力センサー260の測定値(読み取り値)を示すことができる。期間A304の間、圧力は、デューティ1にしたがう高速ポンピングに対応して上昇する。たとえば、デューティ1を比較的高いデューティサイクル(たとえば100%)とし、これによって、ポンプに高速ポンビング能力を提供して、期間A304に示されている初期の低い圧力にしたがって最初は空でありうる第2の容器を満たすようにすることができる。ポンプは、デューティ1にしたがって動作し続けて、弁を開き、及び、該弁と第2の容器の間の圧力を上昇させる。
しばらくすると、ポンプは減少したデューティサイクル354(デューティ2)で動作させられる。ポンプは、ゆっくりとポンピングする動作を継続して、印刷可能組成物を流し、及び、(図3のBに示されているように)第1の液圧部分の弁の後方の圧力を上昇させることができる。しかしながら、デューティ2で動作しているポンプは、弁を作動させるために、生成された圧力をある閾値圧力未満に維持し、これによって、該弁が、期間B305の間閉じて、該弁の下流側の該装置の液圧部分(たとえば該センサーを含む液圧部分)を分離(隔離)できるようにすることができる。
したがって、期間B 305の間、ポンビングを停止することなく、ポンプが該システムに提供する印刷可能媒体の量を減らすことができる。したがって、弁と第2の容器の間の圧力に対応する該装置の液圧部分を、閉じた弁によって、(機械的及び/又は電気的)ポンピングノイズから分離することができる。したがって、装置のコントローラは、該装置がポンビングを継続している間、ノイズ(の影響)/妨害を受けることなく、種々の読み取り値/測定値を識別して、種々のシステムパラメータをチェック(検査)することができる。したがって、第2の容器に補充するための補充処理を、より効率的に行い、かつより早く終了することができる。なぜなら、該装置は、ポンピングを停止する必要なく動作し続けることができるからである。期間B305の間、該装置は、検出された圧力が、第2の容器はまだ閾値充填状態に達しておらず、かつ、より速い速度で(第2の容器に)補充できることを示しているということを識別することができる。
期間C 306の間、該装置は、増加したデューティサイクル354(デューティ3)にしたがってポンプを動作させることができる。デューティ3は閾値デューティサイクルよりも大きいので、弁は、期間C306において開き、これによって、印刷可能組成物が第2の容器内に流れることができるようにすることができる。とりわけ、デューティ3は、該閾値デューティサイクルを満たすかまたはそれを上回るのに十分大きいが、具体的に、デューティ1より大きくなければならないというものでも、デューティ1に等しくなければならないというものでも、デューティ1より小さくなければならないというものでもない。該装置/コントローラは、どれだけの量の空間が第2の容器に残っているかを考慮して、第2の容器を効率的に満たすのに適切なデューティ3を決定することができる。たとえば、第2の容器が満杯状態に近づいているときには、過剰圧力状態を回避するために、デューティ3をさらに小さくすることができる。
図3のBは、1例にしたがう、ポンプと弁の間の圧力について、圧力362対時間302の関係を示すグラフ300Bである。図3のBは、装置がポンピングしており、そのため時間と共に圧力が上昇しているときの圧力の変化を示している。
ポンピングは多くのノイズを発生しうる。圧力は、なめらかな直線経路として図示されているが、該ノイズに応じて(たとえば、ポンプ及び関連する電子回路の機械的性質に起因して)変動しうる。これによって、ポンプが動作している間の所与の時刻に圧力を特定することを試みるときに該特定が困難になりうる。しかしながら、ポンピングを完全に停止する必要はない。なぜなら、弁の動作は、期間B305中に、第1の液圧部分におけるポンプノイズを、第2の液圧部分におけるセンサーから分離(隔離)することを可能にするからである。したがって、図3のBは、同図に示されているように、弁の上流側の第1の液圧部分における圧力が(デューティ2に対応する相対的に低い速度で)上昇し続けることを示しており、一方、弁の下流側の第2の液圧部分における圧力は、図3のAに示されているように、分離されて平坦なまま(すなわち一定)である。したがって、本明細書及び/又は図面に記載されている例は、弁の下流側のセンサーを含む第2の液圧部分におけるノイズのない/正しい圧力(及びその他の値/測定値)を検出するための時間を節約し、及び、該検出のためにポンピングを停止する必要をなくすことができる。さらに、図3のBにおける期間B305中の圧力の上昇を捕捉して、弁が開いている期間C 306中に第2の液圧部分に伝え、これによって、補充時間をさらに短くすることができる。したがって、圧力が、期間B305中にポンプと弁の間の第1の液圧部分において上昇し、及び印刷可能組成物が流れ続けているときに、コントローラは、第2の液圧部分においてノイズのない測定を行って、第2の容器の充填状態を識別することができる。たとえば、コントローラは、補充に必要な時間を最適化するために、より速くまたはより遅くポンピングすべきかを決定することができる。なぜなら、期間B305は、図3のBに示されているように、ポンピングを停止するのではなく、該システムに印刷可能媒体を提供するのを継続すること(ないし該継続する期間)に対応するからである。
図3のCは、1例にしたがう、ポンピングデューティサイクルについて、デューティサイクル354対時間302の関係を示すグラフ300Cである。デューティ2は、デューティ1及び/又はデューティ3よりも小さいものとして図示されている。デューティ3は、デューティ1より大きくてもよく、デューティ1と等しくてもよく、デューティ1より小さくてもよい。デューティサイクルを、ポンプのモーターを駆動するPWMに対応付けることができ、該PWMを、該ポンプが該システムに供給する立方センチメートル単位の(体積の)量に対応付けることができる。印刷可能組成物の量の管理のために、デューティサイクル354をコントローラによって使用することができる。
図3のCに示されているデューティは例示であり、種々の例において異なりうる。デューティ1はデューティ3よりも大きくても(すなわち速くても)小さくても(すなわち遅くても)よく、デューティ2を、弁を開状態と閉状態との間で移行させる(切り替える)閾値デューティよりも小さいものとすることができる。デューティ2を、ポンプを開/閉移行閾値圧力未満にとどまらせることに対応する弁の機能として表すことができる。同様に、デューティ2を、所与のデューティサイクルに対する該閾値圧力より低い圧力を生成するためのポンプの機能として表すことができる。
図3のA〜Cに示されているグラフを、弁または他の構成要素が正常に機能しているときに補充するために使用することができる。しかしながら、弁または他の構成要素が故障している可能性がある。したがって、例示的な装置は、診断手法を用いて装置の状態を識別することができる。
図4のA及びBは、例示的な装置が、閉じた状態(閉状態)で固着(すなわち閉固着)している弁を診断できるようにするための、予期された弁の挙動と固着した弁の挙動との違いを示している。開いた状態(開状態)で固着(すなわち開固着)しているリリーフ弁(ポンプと弁の間の圧力は一定のままである)、または、故障しているポンプ(両方の圧力が一定のままである)などの他の状況に対して類似のアプローチを用いることもできる。図示されているように、破線は、例示的な装置の第1の液圧部分(ポンピング中のポンプと弁の間)における圧力についての、時間に対する圧力の変化に対応する。実線は、例示的な装置の第2の液圧部分(弁と第2の容器の間)における圧力についての、時間に対する圧力の変化に対応する。したがって、実線を、図2の圧力センサー260からの信号に対応付けることができる。コントローラは、ポンプ/デューティサイクルを選択的に制御することに基づいて、破線に対応する、第1の圧力464の予測された圧力に影響を与えることができる。したがって、コントローラは、破線の第1の圧力464の予期された圧力と検出された実線の第2の圧力466の挙動を比較することによって、受動構成要素(たとえば弁)の状態を推測することができる。
図4のAは、1例にしたがう、予期された弁の挙動についての、圧力462対時間402のグラフ400Aである。最初は、第1の圧力464及び第2の圧力466は、ポンプが始動するまで一定(平坦)である。ポンプと弁の間(たとえば第1の液圧部分)の第1の圧力464は、破線で示されているように、徐々に上昇する。しかしながら、弁と第2の容器の間(たとえば第2の液圧部分)の第2の圧力466は、閉じた弁によって分離(隔離)されており、それゆえ、弁が開く前には、上昇せず、関連する機械的信号ノイズ(の影響)も受けない。その後しばらくして、弁が開いて、第1の圧力464を低下させ、及び第2の圧力466を上昇させる。コントローラは、図3のCに示されているデューティ3のような減少したデューティサイクルを使用して、弁が開いた状態で(該ポンプ用の低いPWMを用いて)ゆっくりと圧力を加えて、弁と第2の容器の間の第2の液圧回路における(圧力センサーによって示される)圧力を徐々に高めることができる。また、図4のAに示されている挙動は、圧力をどのようにして、該装置の一方の液圧部分から他方の液圧部分に伝えることができるかを説明している。したがって、本明細書及び/又は図面で提供されている例は、補充中に、または、ポンプは完全には停止していないが弁は閉じている診断期間中に、第1の液圧部分において蓄積することができる圧力を利用することができる。なぜなら、第2の容器への補充に寄与するために、弁が開いているときに、該圧力を、最終的に、第2の液圧部分に伝えることができるからである。
図4のBは、1例にしたがう、固着した弁の挙動についての、圧力462対時間402のグラフ400Bである。固着した弁の場合には、破線で示されている第1の圧力464は上昇し続け、一方、実線で示されている第2の圧力466は一定(平坦)のままである。より具体的には、固着した弁は、印刷可能組成物が、第1の液圧部分から第2の液圧部分に移動するのを阻止する。コントローラは、直接に監視されているポンプ状態のおかげで(たとえば、電圧及び/又は電流に基づいて)該ポンプが動作していること、及び、センサーの測定値に基づいて第2の圧力466が一定のままであることを識別することができる。コントローラはまた、印刷可能組成物のソース(たとえば第1の容器)が、検出されて、該装置に正しく接続されていることを確認することができる。したがって、コントローラは、観察された状態を考慮して、該受動弁が固着していることを推測することができ、及び、この問題を解決するためのアクションを取る(たとえば、ポンプを停止させ及び/又は必要なサービス(修理や点検など)のための通知を発する)ことができる。
図5〜図7は、本開示の種々の例にしたがう流れ図である。それらの流れ図は、これまでの図に関連して説明した種々のシステム及び装置と共に使用することができる処理を表している。流れ図は特定の順番で示されているが、本開示は、そのような順番に限定されない。種々の処理は、図示の順番とは異なる順番で起こり得ること、及び/又は、図示の処理以外の処理と同時に起こり得ることが明示的に考慮されている。
図5は、1例にしたがう、容器状態を識別することに基づくフローチャート500である。ブロック510において、コントローラは、第1のデューティサイクルにしたがって、印刷可能組成物の第1の容器から印刷可能組成物の第2の容器へと印刷可能組成物を送り出す(ポンピングする)ようにポンプを作動させる。たとえば、第1の容器から第2の容器へとインクを送り出すことによって最初は空の第2の容器に急速に補充するために、該第1デューティサイクルを比較的大きなものとすることができる。ブロック520において、第2の容器からポンプへの逆流を防止するために、第2の容器が、閾値ポンプ圧力にしたがって閉じることができる弁に基づいて該ポンプから選択的に分離(隔離)される。たとえば、コントローラは、小さくされたデューティサイクルにしたがってポンプを動作させることができ、これによって、該小さくされたデューティサイクルにしたがって生じるポンプ圧力を超える弁の閉じ強度に基づいて該弁が閉じることができるようにすることができる。ブロック530において、コントローラは、該閾値ポンプ圧力に対応する閾値デューティサイクルより小さい第2のデューティサイクルにしたがってポンプを動作させる。たとえば、該第2のデューティサイクルを、弁を閉じることができる程に十分小さいが、該装置の第1の液圧部分に圧力を生成し続けるのには十分大きなものとすることができる。ブロック540において、コントローラは、第2の容器が該弁によって該ポンプから分離(隔離)されているときに、該ポンプの動作を停止させることなく、該第2の容器の状態を識別する。たとえば、該ポンプは、第2の容器の充填状態を識別するために使用されるセンサーを含む第2の液圧部分にノイズを発生させることなく、第1の液圧部分に圧力を生成し続けることができる。第2の容器が満杯になるまでこの処理を繰り返すことができ、第2の容器が満杯状態(完全に補充された状態)に近づいているときに過剰圧力のリスクを回避するために、種々のデューティサイクルを変更することができる。
図6は、1例にしたがう、所望の圧力を識別することに基づくフローチャート600である。フローはブロック610から開始する。ブロック620において、システム検査が実行されて、該システムが良好(OK)であるか否かを識別する。たとえば、該システムは、圧力センサーの出力、ポンプ状態、及び、第1の容器の検出などの種々のデフォルトの読み取り値(測定値)を検証することができる。該システムが良好(OK)でない場合には、フローはブロック630に進む。ブロック630において、フローは、システムエラー/故障状態で停止する。たとえば、該システムは、該装置に表示されるメッセージを生成すること、及び/又は、サービス(修理や点検など)を求める呼び出しを生成することができる。ブロック620において該システムが良好(OK)である場合には、フローはブロック640に進む。ブロック640において、該システムは、デューティサイクル1またはデューティサイクル3でポンピングを行う。たとえば、該システムは、デューティ1に対応する大きくされたレート(速度ないし流量)でポンピングすることができるが、これは、該圧力センサーに、該ポンピングに起因する多量のノイズを記録(ないし検知)させる場合がある。ブロック650において、該システムは、ある待ち時間の間ポンピングを継続する。たとえば、ポンピング待ち時間を、特定のシステム要件及び容器(の容量)/ポンプ能力にしたがって、所定の期間や種々のインターバル(時間間隔)などとすることができる。しばらくの間ポンピングした後で、該システムは、どれだけの量のインクが第2の容器に送り出されたか(ポンピングされたか)をチェックする(調べる)ことができる。インクの量を検出された圧力に対応付けることができる。ブロック660において、該システムは該圧力をチェックする。たとえば、該システムのコントローラは、圧力センサーの読み取り値(測定値)を識別(特定)して、圧力を充填状態に関連付けているルックアップテーブルにしたがって、第2の容器の充填状態を調べる(ないし特定する)ことができる。ブロック670において、該システムは、デューティサイクル2を設定してデューティサイクル2でポンピングする。たとえば、デューティサイクル2を、弁が開いている状態に関連付けられた閾値圧力より低い圧力でポンプを動作させるように選択することができる。したがって、該ポンプは、動作を継続して、対応する第1の液圧部分に圧力を生成し続けることができ、その間、該弁は、第2の液圧部分を機械的なポンピングノイズから分離(隔離)し、これによって、圧力センサーの異常な測定値が回避される。ブロック680において、該システムは、検出された圧力が目標圧力(たとえば、第2の容器の満杯状態に関連付けられた目標圧力)から遠く離れているか否かを識別する。たとえば、該システムは、第2の容器の半分だけが充填されていることを示す圧力を検出することができ、その場合、全速力のポンピングを使用するための大きな余地が残っていることをコントローラが決定できるようにすることができる。圧力が目標から遠く離れている場合には、フローはブロック640に戻って、デューティサイクル1またはデューティサイクル3に関連付けられたより大きなデューティサイクルでポンピングを続行する。第2の容器がどれだけ充填されたか、及び、該容器が満杯になる(完全に充填される)までにどれだけのマージン(余裕)が残っているかに依存して、該システムは、再度デューティ1を使用することを選択することができ、あるいは、おそらくは、満杯状態に近づいているときに過剰圧力のリスクを冒すことなく補充速度を最適化するために、異なる及び/又は小さくされたデューティ(たとえばデューティ3)を使用することを選択することができる。ブロック680において、圧力が目標からそれほど離れていない(すなわち目標に近い)(と識別された)場合には、フローはブロック690に進む。ブロック690において、該システムは、所望の圧力(たとえば満杯状態)に達したか否かを識別する。たとえば、コントローラは、圧力センサーの読み取り値(測定値)を第2の容器の満杯状態に対応する圧力を含むセンサー読み取り値(測定値)のテーブルと比較することができる。所望の圧力に達していない場合には、フローはブロック670に進み、そこで、ポンピングは、(たとえば、満杯状態に近いことを考慮して)ゆっくりとしたデューティ2のレートで続行する。ブロック690において所望の圧力に到達している場合には、フローはブロック695で終了する。
図7は、1例にしたがう、システム状態の識別に基づくフローチャート700である。フローはブロック705から開始する。ブロック710において、第1の容器が接続されているか否かが判定される。たとえば、コントローラは、第1の容器に対するインターフェースにおける機械的検出器の状態を識別することができる。(第1の容器が)接続されていない場合には、フローはブロック715に進む。ブロック715において、第1の容器を接続すべきとの指示が出される。たとえば、該装置は、プリンターにメッセージを表示することができ、または、ネットワークなどに通知を送ることができる。ブロック710において、第1の容器が接続されている場合には、フローはブロック720に進む。ブロック720において、第1の容器が空であるか否かが判定される。たとえば、コントローラは、所与のデューティサイクルでポンプを動作させることができ、ポンプの状態、及び、該ポンプが負荷を受けているか(インクが存在しているか)否か(インクが空か)をチェックする(調べる)ことができる。(第1の容器が)空の場合には、フローはブロック725に進む。ブロック725において、新たな第1の容器を設けるべきとの指示が出される。たとえば、該装置は、プリンターにメッセージを表示することができ、または、ネットワークなどに通知を送ることができる。ブロック720において、第1の容器が空ではない場合には、フローはブロック730に進む。ブロック730において、ポンプが良好(OK)であるか否かが判定される。たとえば、コントローラは、該ポンプに既知のデューティサイクルを与えて、ポンプ状態に基づく該ポンプの応答をチェックすることができる。(ポンプが)良好(OK)ではない場合には、フローはブロック735に進む。ブロック735において、ポンプのサービス(修理や点検など)が必要であるという指示が出される。たとえば、該装置は、プリンターにメッセージを表示することができ、または、ネットワークなどに通知を送ることができる。ブロック730において、ポンプが良好(OK)であると判定された場合には、フローはブロック740に進む。ブロック740において、デューティ設定及びポンピングが決定される。たとえば、コントローラは、上記の種々の例にしたがって、デューティ1またはデューティ2またはデューティ3を使用すべきか否かを決定することができる。ブロック745において、圧力、電流、及び/又は電圧の値が測定される。たとえば、コントローラは、ポンプ状態を直接監視して該電流/電圧値を得ることができ、及び、圧力センサーを直接監視して該圧力値を得ることができる。ブロック750において、それらの値が妥当(OK)であるか否かが判定される。たとえば、コントローラは、異常な値または矛盾する値であるか(たとえば、最大限のデューティサイクルでポンピングしているが、圧力ゼロを検出しているか)どうかをチェックすることができ、または、上記の固着した構成要素があるかどうかをチェックすることができる。(それらの値が)妥当(OK)ではない場合には、フローはブロック755に進む。ブロック755において、弁のサービス(修理や点検など)が必要であるという指示が出される。たとえば、該装置は、プリンターにメッセージを表示することができ、または、ネットワークなどに通知を送ることができる。ブロック750において、それらの値が妥当(OK)である場合には、フローはブロック760で終了する。
したがって、例示的な装置は、能動構成要素/監視されている構成要素を評価することができ、及び、受動構成要素の状態(弁の故障など)を推測することができる。例示的なプリンターは、予期しない挙動の有無について試験をして、受動サブアセンブリ/システムに関するフィードバックを提供することができる。事前の明確な故障/問題メッセージを提供する例示的な装置を考慮すれば、問題が検出されるとすぐに事前の警告を提供することによって、技術サポートのコストを最小限にすることができると共に、時間と費用を節約する能力を向上させることができる。
本明細書及び/又は図面で提供されている例を、ハードウェアまたはソフトウェアまたはそれら両方の組み合わせで実施することができる。例示のシステムは、非一時的な有形の媒体(たとえば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及び/又はコンピューター可読媒体)に格納されている命令を実行するためのプロセッサ及びメモリ資源を備えることができる。非一時的なコンピューター可読媒体を有形のものとすることができ、該コンピューター可読媒体は、本開示にしたがう例を実施するためにプロセッサによって実行可能なコンピューター可読命令を格納することができる。
例示のシステム(たとえばコンピューティング装置)は、一組のコンピューター可読命令(たとえばソフトウェア)を格納している非一時的な有形のコンピューター可読媒体を備えることができ及び/又は収容することができる。本明細書で使用されている「プロセッサ」は、並列処理システムなどにおける1または複数のプロセッサを備えることができる。該メモリ(記憶装置)は、コンピューター可読命令の実行のための、プロセッサによってアドレス指定可能なメモリを含むことができる。該コンピューター可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクなどの磁気メモリ、フロッピーディスク、及び/又はテープメモリ、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ、相変化メモリなどの揮発性及び/又は不揮発性メモリを含むことができる。

Claims (15)

  1. 印刷可能組成物のソースとして機能する第1の容器と、
    前記第1の容器から第2の容器に前記印刷可能組成物を送り出すために、前記第1の容器及び前記第2の容器に流体結合したポンプであって、前記第2の容器は前記印刷可能組成物を格納することができる、ポンプと、
    前記ポンプ及び前記第2の容器に流体結合した弁であって、前記第2の容器から前記ポンプへの逆流を防止し、及び、閾値ポンプ圧力に基づいて、前記第2の容器を前記ポンプから選択的に分離するための弁と、
    コントローラ
    を備える装置であって、
    前記弁は、前記閾値ポンプ圧力下で閉じるようになっており、
    前記コントローラは、前記閾値ポンプ圧力に対応する閾値デューティサイクルよりも小さいデューティサイクルで前記ポンプを動作させ、及び、前記第2の容器が、前記弁によって前記ポンプから分離されているときに、前記ポンプの動作を停止させることなく、前記第2の容器の状態を識別することからなる、装置。
  2. 前記印刷可能組成物に関連付けられた圧力を識別するためのセンサーをさらに備え、前記コントローラは、該圧力に基づいて、前記第2の容器の状態を識別することからなる、請求項1の装置。
  3. 前記第2の容器は、前記弁及び前記第1の容器よりも高い位置に配置され、
    前記第2の容器が、前記弁によって前記ポンプから分離されているときに、前記センサーによって識別された前記圧力は、前記第2の容器内の印刷可能組成物の充填状態に対応する、請求項2の装置。
  4. 前記コントローラは、前記圧力及びポンプ状態に基づいて前記弁を診断することができ、
    前記ポンプ状態は、ポンプ電圧とポンプ電流の少なくとも一方に基づくことからなる、請求項2の装置。
  5. 前記コントローラは、前記状態を識別することができ、前記第2の容器の第1の状態に基づく第1のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させることができ、及び、前記第2の容器の第2の状態に基づく第2のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させることができ、
    前記第1のデューティサイクルは前記第2のデューティサイクルよりも大きく、前記第2の状態は、前記第1の状態に関連付けられた第1の充填状態よりも大きい、前記第2の容器の第2の充填状態を示すことからなる、請求項1の装置。
  6. 前記第2のデューティサイクルは、前記閾値デューティサイクルよりも小さく、
    前記コントローラは、閾値充填状態に近づきつつある前記第2の容器に対応する状態を識別したことに応答して、前記第2のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させることからなる、請求項5の装置。
  7. 前記コントローラは、前記第2の容器の状態と前記閾値充填状態の違いに基づいて、第1の期間及び第2の期間を決定し、
    前記第1の期間は、前記第1のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させる期間であり、
    前記第2の期間は、前記第2のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させる期間であることからなる、請求項6の装置。
  8. 前記第1の容器が前記ポンプに結合されていることを前記コントローラに示すための検出器をさらに備える、請求項1の装置。
  9. 装置であって、
    印刷可能組成物のソースとして機能する第1の容器と、
    前記印刷可能組成物を格納するための第2の容器であって、前記第1の容器よりも高い位置に配置された第2の容器と、
    前記第1の容器から前記第2の容器に前記印刷可能組成物を送り出すために、前記第1の容器及び前記第2の容器に流体結合したポンプと、
    前記ポンプ及び前記第2の容器に流体結合した弁であって、前記第2の容器から前記ポンプへの逆流を防止し、及び、閾値ポンプ圧力に基づいて、前記第2の容器を前記ポンプから選択的に分離するための弁と、
    コントローラ
    を備え、
    前記弁は、前記閾値ポンプ圧力下で閉じるようになっており、
    前記コントローラは、前記閾値ポンプ圧力に対応する閾値デューティサイクルよりも小さいデューティサイクルで前記ポンプを動作させ、及び、前記第2の容器が、前記弁によって前記ポンプから分離されているときに、前記ポンプの動作を停止させることなく、前記第2の容器の状態を識別することからなる、装置。
  10. 前記第2の容器に関連付けられた圧力を識別するためのセンサーをさらに備え、前記コントローラは、該圧力に基づいて、前記第2の容器の状態を識別することからなる、請求項9の装置。
  11. コントローラによって、第1のデューティサイクルにしたがって、印刷可能組成物の第1の容器から前記印刷可能組成物の第2の容器へと前記印刷可能組成物を送り出すようにポンプを動作させるステップと、
    前記第2の容器から前記ポンプへの逆流を防止するために、閾値ポンプ圧力にしたがって閉じることができる弁に基づいて前記第2の容器を前記ポンプから選択的に分離するステップと、
    前記コントローラによって、前記閾値ポンプ圧力に対応する閾値デューティサイクルより小さい第2のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させるステップと、
    前記コントローラによって、前記第2の容器が、前記弁によって前記ポンプから分離されているときに、前記ポンプの動作を停止させることなく、前記第2の容器の状態を識別するステップ
    を含む方法。
  12. 前記第2の容器の前記状態と閾値充填状態との差を識別するステップと、
    前記識別された差の減少にしたがって小さくなる複数のデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させるステップ
    をさらに含む、請求項11の方法。
  13. 前記第2の容器の前記状態と閾値充填状態との差を識別するステップと、
    複数の期間及び対応するデューティサイクルにしたがって前記ポンプを動作させるステップ
    をさらに含み、
    前記複数の期間は、前記複数の対応するデューティサイクルに反比例する、請求項11の方法。
  14. 前記状態が前記第2の容器の閾値充填状態と一致することを識別したことに応答して、前記ポンプの動作を停止するステップをさらに含む、請求項11の方法。
  15. ポンプ電圧とポンプ電流の少なくとも一方にしたがってポンプ状態に基づいて、前記ソースは前記印刷可能組成物を提供することができないということを診断するステップと、
    前記ソースを修理すべきとの通知を提供するステップ
    をさらに含む、請求項11の方法。
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