JP2012221625A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光の拡散性を向上させることができるカバーを備えたLED照明装置を提供する。
【解決手段】 所定の光を放射するLED素子8を実装する基板7と、該基板7を覆うカバー10と、を備えるLED照明装置1であって、カバー10は少なくとも基板7の上方を覆うとともに、該カバー10の周面に、所定の方向に線状に延びる凹状の複数の第1の溝11と該第1の溝11と交差する方向に線状に延びる凹状の複数の第2の溝12を設けて該溝間に凸部20を形成しカバー10の周面を凹凸状とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED照明装置に関し、特に、LED素子が実装された基板を覆うカバーの周面を凹凸状とするLED照明装置に関する。
近年、省エネルギおよび高寿命を背景にLED(発光ダイオード)素子を光源とするLED照明装置が広く普及してきているが、LED素子から放射される光は直進性が強く拡散性に劣るという問題がある。そこで、従来は例えば特許文献1に開示されるように、LED素子を設けた基板を覆うカバーの周面に溝を設けることにより、該溝間に凸部を形成し前記周面を凹凸状としてLED照明装置における光の拡散性を向上させていた。
特開2002−352610号公報
しかしながら、近年はLED照明装置における更なる光の拡散性の向上が要求されており、かかる要求を満たす新規なカバーの開発が要望されていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、光の拡散性を向上させることができるカバーを備えたLED照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、所定の光を放射するLED素子を実装する基板と、該基板を覆うカバーと、を備えるLED照明装置であって、カバーは少なくとも基板の上方を覆うとともに、該カバーの周面に、所定の方向に延びる凹状の複数の第1の溝と該第1の溝と交差する方向に延びる凹状の複数の第2の溝を設けて該溝間に凸部を形成しカバーの周面を凹凸状とすることを特徴とする。
本発明によれば、カバーは少なくとも基板の上方を覆うとともに、該カバーの周面に、所定の方向に延びる凹状の複数の第1の溝と該第1の溝と交差する方向に延びる凹状の複数の第2の溝を設けて該溝間に凸部を形成しカバーの周面を凹凸状とすることとしたので、カバーの周面に複数の凸部が形成され、LED素子から放射された光の拡散性を向上させることができる。しかも、カバーに拡散剤を用いずとも光を拡散させることが可能となり、透明なカバーを採用することができる等、照度の低下も防止することができる。
凸部の形成密度を、カバーの端縁側において大きくなるように設定することとすれば(請求項2)、より詳しくは、複数の第1の溝および複数の第2の溝において、溝間の間隔を、溝の始点から溝の中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、溝の中間点から溝の終点に至るまで漸次減少するように設定することにより、凸部の形成密度を、カバーの端縁側において大きくなるように設定することとすれば、更に詳しくは、カバーを半球形状に形成し、複数の第1の溝および複数の第2の溝において、それぞれカバーの円形をなす底面の周端における共通の一の位置を始点とするとともに、該始点と異なる底面の周端における共通の一の位置を終点とし、中心および半径をカバーの底面の中心および半径として半球形状に沿って半円形に延びるように設け、隣接する溝間の間隔を、始点から溝の中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、中間点から終点に至るまで漸次減少するように設定することにより、凸部の形成密度を、カバーの端縁側において大きくなるように設定することとすれば(請求項4)、側方側における光の拡散性を向上させることができ、光を広角に広げることができる。
カバーの周面に、複数の第1の溝を介して複数の第2の溝と対称な位置に設けられ第1の溝および第2の溝に交差する方向に延びる凹状の複数の第3の溝を更に設けて該溝間に凸部を形成することとすれば、凸部の形成密度を更に大きく設定することができ、LED素子から放射された光の拡散性を一層向上させることができる(請求項5)。
ここで、第1の溝乃至第3の溝は断面円弧状に形成することができる(請求項6)。
カバーは、基板の上方を覆う半球形状のカバーを天蓋部とするとともに、筒状に形成され基板の側方を覆う胴部を有し、該胴部の周面を凹凸状とすることとすれば、側方側における光の拡散性を一層向上させることができる(請求項7)。
なお、胴部の周面に、所定の方向に延びる凹状の複数の溝を設けて該溝間に凸部を形成し胴部の周面を凹凸状とし(請求項8)、または、胴部の周面を梨地状に加工し凹凸状とすることができる(請求項9)。
本発明によれば、光の拡散性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図である。 第1実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す分解側面図である。 第1実施形態に係るLED照明装置のカバーの構成を模式的に示す平面図である。 第1実施形態に係るカバーにおける第1の溝の形成方法を模式的に示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第1実施形態に係るカバーにおける第2の溝の形成方法を模式的に示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置のカバーの構成を模式的に示す平面図である。 第2実施形態に係るカバーにおける第2の溝の形成方法を模式的に示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第2実施形態に係るカバーにおける第3の溝の形成方法を模式的に示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 溝の始点および終点が実質的一致する場合を模式的に示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図である。 第3実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す分解側面図である。 第3実施形態に係るカバー胴部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。 カバー胴部に第4の溝乃至第6の溝を設けた構成を模式的に示す側面図で、(a)は第4の溝がカバー胴部の円筒軸方向に沿って延びる構成を示す側面図、(b)は第4の溝がカバー胴部の円筒軸方向に対し直交する方向に沿って延びる構成を示す側面図である。 図14(b)におけるカバー胴部に形成された凸部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は別の側面図である。 カバー胴部に第4の溝および第5の溝のみを設けた構成を模式的に示す側面図である。 図16におけるカバー胴部に形成された凸部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は別の側面図である。 カバー胴部に第4の溝のみを設けた構成を模式的に示す側面図で、(a)は第4の溝がカバー胴部の円筒軸方向に沿って延びる構成を示す側面図、(b)は第4の溝がカバー胴部の円筒軸方向に対し直交する方向に沿って延びる構成を示す側面図である。 図18(a)におけるカバー胴部に形成された凸部の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は別の側面図である。 カバー胴部を梨地状に加工した構成を模式的に示す側面図である。 変形例に係るカバーの構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図、図2は同LED照明装置の一部断面を含む分解側面図、図3は同LED照明装置のカバーの構成を模式的に示す平面図である。これらの図を参照してLED照明装置1の概要を説明すると、LED照明装置1は電球型に形成されており、一端側に口金2が設けられ、他端側の開口3に向けてラッパ状に広がるように形成された放熱フレーム4を有し、放熱フレーム4の内部空間には交流電流を直流電流に変換して供給する電源回路5が収納されている。
この放熱フレーム4のラッパ状端部には、開口3を閉塞するように、放熱板6を介して基板7が設けられており、基板7には所要に光を放射するLED素子8が実装されている。基板7は、立体的に形成、より詳しくは略正四角錘状に形成されており、LED素子8が実装される表面7a側に突出するように、つまり光の放射方向に突出するように形成されている。基板7の外側には、該基板7の上方および側方を覆うようにカバー10が備えられている。
カバー10は、正半球形状をなしており、透明な材料、より詳しくはポリカーボネートで形成されている。このカバー10の内周面側には、所定の方向に線状に延びる凹状で断面円弧状をなす複数の第1の溝11および第2の溝12が設けられており、該溝間には断面円弧状をなす凸部20が形成されている。つまり、カバー10の内周面側は凹凸状となっている。
ここで、第1の溝11および第2の溝12の形成方法を詳述すると次のようになる。すなわち、図4に示すように、複数の第1の溝11は、該溝11の始点A1および終点B1を一致させつつ、カバー10の正半球形状に沿って正半円形に延びるように設けられており、該溝11の中心および半径はカバー10の正半球形状の中心O(つまりカバー10の円形をなす底面の中心O)および半径に設定されている。
より詳しくは、第1の溝11の始点A1は、カバー10の底面の周端10aにおける共通の一の位置とし、その終点B1は、該周端10aにおける始点A1と異なる共通の一の位置としている。つまり、終点B1は、始点A1と底面の中心Oとを通る直線11aと;周端10aと;の交点であって、始点A1と中心Oを介して180°反対側に設定される共通の一の位置となっている。
更に、複数の第1の溝11は、一の溝11bが、カバー10の頂点O´を通る中心溝11bとして設定され、他の第1の溝11cが、中心溝11bを介して対称な位置に設けられるように、直線11aを回転中心軸として相互に一定の角度間隔ずらして設けられている。
このように第1の溝11を設けることにより、隣接する溝間の間隔は、溝11の始点A1から中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、溝11の中間点から終点B1に至るまで漸次減少するように設定される。
複数の第2の溝12は、図5に示すように、第1の溝11を、中心Oを介して90°ずらすように設けられており、第1の溝11と交差する方向より詳しくは直交する方向に延びている。この第2の溝12も第1の溝11と同様に始点A2および終点B2を一致させつつ、該始点A2および終点B2を、第1の溝11の始点A1および終点B1と異なる位置に設定している。
つまり、第2の溝12も第1の溝11と同様に、カバー10の正半球形状に沿って正半円形に延びるように、かつ、該溝12の中心および半径がカバー10の円形をなす底面の中心Oおよび半径となるように設けられており、始点A2は、底面の周端10aにおける共通の一の位置とし、終点B2は、始点A2と底面の中心Oとを通る直線12aと;周端10aと;の交点(つまり始点A2と中心Oを介して180°反対側に設定され、周端10aにおける始点A2とは異なる共通の一の位置)としている。
更に、第2の溝12は、第1の溝11と同様に、一の溝12bがカバー10の頂点O´を通る中心溝12bとして設定され、他の第1の溝12cが、一の溝12bを介して対称な位置に設けられるように、直線12aを回転中心軸として相互に一定の角度間隔ずらして設けられており、隣接する溝間の間隔は、溝12の始点A2から中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、溝12の中間点から終点B2に至るまで漸次減少するように設定されている。
このように、第1の溝11および第2の溝12を交差するように設けることにより、該溝間に形成される凸部20はカバー10の中央部から周端部にいくにしたがって細かくなる。これにより、凸部20の形成密度は、カバー10の周端縁側において中央部よりも相対的に大きくなるように設定される。
以上説明したように、本第1実施形態にあっては、基板7の上方および側方を覆うカバー10の内周面に、所定の方向に線状に延びる凹状の複数の第1の溝11と該第1の溝11と交差する方向に線状に延びる凹状の複数の第2の溝12を設けて該溝間に凸部20を形成しカバー10の内周面を凹凸状とすることとしたので、カバー10の内周面に複数の凸部20が形成され、LED素子8から放射された光の拡散性を向上させることができる。しかも、カバー10に拡散剤を用いずとも光を拡散させることが可能となり、透明なカバー10を採用することができる等、照度の低下も防止することができる。
また、凸部20の形成密度を、カバー10の周端縁側において大きくなるように設定することとしたので、側方側における光の拡散性を向上させることができ、光を広角に広げることができる。
[第2実施形態]
図6は本発明の第2実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図、図7は同LED照明装置のカバーの構成を模式的に示す平面図である。これらの図に示すように、本第2実施形態のLED照明装置1´のカバー10´においては、上述した第1実施形態に対し第2の溝12の形成方向を変更するとともに、更に第3の溝13を設けて該溝間に凸部20´を形成した構成となっている。なお、図6および図7、後述する図8乃至図10において、図1乃至図5と同じ符号については上述した第1実施形態と同様の構成であるとしてその説明を省略する場合がある。
本第2実施形態においては、複数の第2の溝12は、図8に示すように、第1の溝11を、中心Oを介して反時計回りに60°ずらすように設けられている。
そして、複数の第3の溝は、図9に示すように、第1の溝11を、中心Oを介して時計回りに60°ずらすように、すなわち、第1の溝11を介して第2の溝12と対称な位置に設けられており、第1の溝11および第2の溝12と交差する方向に延びている。
つまり、第3の溝13も第1の溝11および第2の溝12と同様に、カバー10´の正半球形状に沿って正半円形に延びるように、かつ、該溝13の中心および半径がカバー10´の円形をなす底面の中心Oおよび半径となるように設けられており、第3の溝13も始点A3および終点B3を一致させつつ、始点A3は、底面の周端10aにおける共通の一の位置とし、終点B3は、始点A3と底面の中心Oとを通る直線13aと;周端10aと;の交点(つまり始点A3と中心Oを介して180°反対側に設定され、周端10aにおける始点A3とは異なる共通一の位置)としている。
そして、第3の溝13も一の溝13bがカバー10の頂点O´を通る中心溝13bとして設定され、他の第3の溝13cが、中心溝13bを介して対称な位置に設けられるように、直線13aを回転中心軸として相互に一定の角度間隔ずらして設けられており、隣接する溝間の間隔は、溝13の始点A3から中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、溝13の中間点から終点B3に至るまで漸次減少するように設定されている。
このように、第1の溝11乃至第3の溝13を交差するように設けることにより、該溝間に形成される凸部20´が更に細かくなる。これにより、凸部20´の形成密度を更に大きく設定することができ、LED素子8から放射された光の拡散性を一層向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態および第2実施形態において、「始点および終点が一致する」とは、カバーの周面上において始点および終点が一致しない場合にあっても、複数の溝を始点および終点から溝形状に沿って所要に延長した線分が一点で交差する場合を含む。
すなわち、例えば、図10に示すように、カバー100を正半球形状よりも小さい形状としカバー100の周端100aで溝11,12,13の始点および終点が異なる場合にあっても、溝11,12,13の中心および半径をカバー100の輪郭を含む正半球形状の中心Oおよび半径とした場合には、複数の溝を始点および終点から溝形状に沿って所要に延長した線分が前記正半球形状の周端100bの一点で交差するので、「始点および終点が一致する」場合に含まれるものとする。
[第3実施形態]
図11は本発明の第3実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す一部断面を含む側面図、図12は同LED照明装置の一部断面を含む分解側面図、図13はカバー胴部の構成を示す図である。これらの図に示すように、本第3実施形態のLED照明装置1´´においては、基板7の上方および側方を覆う正半球形状のカバー10または10´をカバー天蓋部10または10´と称しつつ、カバー天蓋部10または10´と基板7の間にカバー胴部30を設けた構成を示している。なお、カバー胴部30はカバー天蓋部10または10´と一体に形成されるが、以下においては、カバー胴部30はカバー天蓋部10または10´と分離した形態として説明する。また、図11乃至図13、後述する図14乃至図21において、図1乃至図10と同じ符号については上述した第1実施形態および第2実施形態と同様の構成としてその説明を省略するものとする。
本第3実施形態においては、カバー胴部30は、基板7の側方を覆うように短尺な円筒状に形成されている。そして、カバー胴部30の内周面側に、所定の方向に線状に延びる断面V字状で凹状の複数の第4の溝34乃至第6の溝36が設けられており、該溝間に断面山型状の凸部40が形成されてカバー胴部30の内周面側を凹凸状としている。
すなわち、図14に示すように、カバー胴部30の内周面側には、該カバー胴部30の円筒軸方向または該円筒軸方向に直交する方向に沿って延びる複数の第4の溝34または34´が一定の間隔を置いて設けられるとともに、該第4の溝34または34´に対し一の傾斜する方向に交差するように延びる第5の溝35、および第4の溝34または34´を介して第5の溝35と対称な位置に設けられ第4の溝34または34´に対し他の傾斜する方向に交差するように延びる第6の溝36をそれぞれ一定の間隔を置いて設け、図15に示すように、溝間に断面山型状より詳しくは三角錘状の凸部40を形成することとしており、側方側における光の拡散性を向上させることができる(なお、図15は第4の溝34´が円筒軸方向に直交する方向に沿って延びる場合の凸部40の形状を示している)。
ここで、図16および図17に示すように、カバー胴部30の円筒軸方向に沿って延びる第4の溝34および該第4の溝34に直交する方向に沿って交差するように延びる第5の溝35´のみを設けて該溝間に断面山型状より詳しくは四角錘状の凸部40を形成し、更には、図18および図19に示すように、カバー胴部30の円筒軸方向または該円筒軸方向に直交する方向に沿って延びる第4の溝34または34´のみを設けて該溝間に断面山型状より詳しくは横倒しの三角柱状の凸部40を形成することとしても、側方側における光の拡散性を所要に向上させることができる(なお、図19は第4の溝34が円筒軸方向に沿って延びる場合の凸部40の形状を示している)。
更にまた、図20に示すように、カバー胴部30の内周面をショットブラストにより梨地状に加工し凹凸状とすることとしてもよい。この場合においても、側方側における光の拡散性を所要に向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態乃至第3実施形態においては、上述の如くカバー10または10´(カバー天蓋部10または10´)の溝11,12または溝11,12,13および凸部20または20´のいずれも断面円弧状とすることが好適であるが、図21に示すように、溝11,12または溝11,12,13のみを断面円弧状とし凸部20または20´の端部に角部を含むこととしても、光の拡散性を所要に向上させることができる。
本発明は、LED照明装置において、照度を低下させることなく光の拡散性を向上させることができ、更なる省エネルギも実現して照明業界の発展に大きく貢献する。
A1,A2,A3:始点
B1,B2,B3:終点
O:中心
O´:頂点
1:LED照明装置
1´:LED照明装置
1´´:LED照明装置
2:口金
3:開口
4:放熱フレーム
5:電源回路
6:放熱板
7:基板
7a:表面
8:LED素子
10,10´:カバー(カバー天蓋部)
10a:周端
11:第1の溝
11a:直線
11b:中心溝(一の溝)
11c:他の第1の溝
12:第2の溝
12a:直線
12b:中心溝(一の溝)
12c:他の第2の溝
13:第3の溝
13a:直線
13b:中心溝(一の溝)
13c:他の第3の溝
20:凸部
20´:凸部
30:カバー胴部
34:第4の溝
35:第5の溝
36:第6の溝
40:凸部
100:カバー
100a:周端
100b:周端

Claims (9)

  1. 所定の光を放射するLED素子を実装する基板と、該基板を覆うカバーと、を備えるLED照明装置であって、
    前記カバーは少なくとも前記基板の上方を覆うとともに、
    該カバーの周面に、所定の方向に延びる凹状の複数の第1の溝と該第1の溝と交差する方向に延びる凹状の複数の第2の溝を設けて該溝間に凸部を形成し前記カバーの周面を凹凸状とすることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記凸部の形成密度を、前記カバーの端縁側において大きくなるように設定することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記複数の第1の溝および前記複数の第2の溝において、前記溝間の間隔を、前記始点から前記溝の中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、前記中間点から前記終点に至るまで漸次減少するように設定することにより、前記凸部の形成密度を、前記カバーの端縁側において大きくなるように設定することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  4. 前記カバーを半球形状に形成し、
    前記複数の第1の溝および前記複数の第2の溝において、それぞれ前記カバーの円形をなす底面の周端における共通の一の位置を始点とするとともに、該始点と異なる前記底面の周端における共通の一の位置を終点とし、中心および半径を前記カバーの底面の中心および半径として前記半球形状に沿って半円形に延びるように設け、隣接する前記溝間の間隔を、前記始点から前記溝の中間点に至るまで漸次増加するように、かつ、前記中間点から前記終点に至るまで漸次減少するように設定することにより、前記凸部の形成密度を、前記カバーの端縁側において大きくなるように設定することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  5. 前記カバーの周面に、前記複数の第1の溝を介して前記複数の第2の溝と対称な位置に設けられ前記第1の溝および前記第2の溝に交差する方向に延びる凹状の複数の第3の溝を更に設けて該溝間に凸部を形成することを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置。
  6. 前記第1の溝乃至前記第3の溝は、断面円弧状に形成されることを特徴とする請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 前記カバーは、前記基板の上方を覆う半球形状のカバーを天蓋部とするとともに、筒状に形成され前記基板の側方を覆う胴部を有し、該胴部の周面を凹凸状とすることを特徴とする請求項6に記載のLED照明装置。
  8. 前記胴部の周面に、所定の方向に延びる凹状の複数の溝を設けて該溝間に凸部を形成し前記胴部の周面を凹凸状とすることを特徴とする請求項7に記載のLED照明装置。
  9. 前記胴部の周面を梨地状に加工し凹凸状とすることを特徴とする請求項7に記載のLED照明装置。
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