JP2012220052A - 熱交換器用扁平チューブ - Google Patents

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由和 高松
Takashi Otsuka
隆 大塚
Noriyuki Okawa
則行 大川
Masayuki Nakamura
将之 中村
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Abstract

【課題】熱交換器の長さの変更自由度を向上させることを目的とする。
【解決手段】扁平チューブ1は、一方の端部側にタンク部33を有するとともにタンク部33から他方の端部まで延びる二本の媒体通路11の一部をなす凹溝24を表面に有する一対のチューブシート13を凹溝24側が向かい合わせになるように重ね合わせて構成され、内部に二本の媒体通路11を有するチューブ本体21と、二本の媒体通路11を接続する折り返し通路12を内部に有し、チューブ本体21の開放側端部に装着されるキャップ部材22と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換器、特に片タンク積層型の熱交換器に用いられる扁平チューブに関する。
特許文献1に開示される積層型の熱交換器は、内部に媒体通路を有する扁平チューブと、コルゲートフィンとを交互に積層し、これらをロウ付けによって一体化することで形成される。
特開平9−145289号公報
熱交換器に要求される熱交換能力は熱交換器の用途によって相違し、要求される熱交換能力に応じて熱交換器の寸法が決定される。
しかしながら、熱交換器の寸法は、積層方向に関しては扁平チューブ及びコルゲートフィンの積層数を変更することで自由に変更することができるのに対し、外気流入方向の寸法(奥行き)、及び、積層方向及び外気流入方向に直角な方向の寸法(長さ)については、扁平チューブの形状を変更する必要、すなわち、扁平チューブを構成するチューブシートを成形するための金型を変更する必要があり、容易に変更することができなかった。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、熱交換器の長さの変更自由度を向上させることを目的とする。
本発明のある態様によれば、片タンク積層型熱交換器に用いられる扁平チューブであって、一方の端部側にタンク部を有するとともに前記タンク部から他方の端部まで延びる二本の媒体通路の一部をなす凹溝を表面に有する一対のチューブシートを前記凹溝側が向かい合わせになるように重ね合わせて構成され、内部に前記二本の媒体通路を有するチューブ本体と、前記二本の媒体通路を接続する折り返し通路を内部に有し、前記チューブ本体の前記開放側端部に装着されて接合されるキャップ部材と、を備えたことを特徴とする扁平チューブが提供される。
本発明の別の態様によれば、片タンク積層型熱交換器に用いられる扁平チューブの製造方法であって、一方の端部側にタンク部を有するとともに前記タンク部から他方の端部まで延びる二本の媒体通路の一部をなす凹溝を表面に有する一対のチューブシートを加工する工程と、前記一対のチューブシートの前記タンク部からみて反対側の端部をそれぞれカットする工程と、カットした前記一対の前記チューブシートを前記凹溝側が向かい合わせになるように重ね合わせ、内部に前記二本の媒体通路を有するチューブ本体とする工程と、前記チューブ本体の前記カットした側の端部に、前記二本の媒体通路を接続する折り返し通路を内部に有するキャップ部材を装着し、前記チューブ本体と前記キャップ部材とを接合する工程と、を含むことを特徴とする扁平チューブの製造方法が提供される。
これらの態様によれば、チューブシートの端部をカットするだけで扁平チューブの長さを変更することができ、熱交換器の長さの変更自由度が向上する。
本発明の実施形態に係る熱交換器の斜視図である。 扁平チューブ単体の斜視図である。 扁平チューブの製造工程を説明するための図である。 扁平チューブの製造工程を説明するための図である。 扁平チューブの製造工程を説明するための図である。 扁平チューブの製造工程を説明するための図である。 扁平チューブの製造工程を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に用いられるキャップアレイの斜視図である。 キャップアレイの断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る扁平チューブ1を備えた片タンク積層型熱交換器10の斜視図である。なお、以下の説明において、積層方向(図中z方向)及び外気流入方向(図中x方向)に対して垂直な方向(図中y方向)の寸法を「長さ」と表現する。
熱交換器10は、エアコン用のエバポレータであり、熱交換部20と、タンク30と、入口パイプ40と、出口パイプ50とを有する。
熱交換部20及びタンク30は、図2に示す扁平チューブ1と、コルゲートフィン2とを交互に積層し、両側をエンドプレート3で挟持し、これらをロウ付けによって一体化することによって構成される。タンク30の内部は入口タンク31と出口タンク32とに区画されており、入口タンク31には入口パイプ40、出口タンク32には出口パイプ50がそれぞれ接続される。
入口パイプ40から導入された熱交換用の媒体は、入口タンク31に流入し、そこから各扁平チューブ1へと分配される。扁平チューブ1は、図2に示すように、内部に長さ方向に延びる二本の媒体通路11と、タンク30からみて反対側の端部において二本の媒体通路11を接続する折り返し通路12を有する。扁平チューブ1に流入した媒体は、入口タンク31に接続する媒体通路11、折り帰り通路12、出口タンク32に接続する媒体通路11の順に流れ、出口タンク32へと排出される。各扁平チューブ1から排出された媒体は出口タンク32内で集合され、出口パイプ50から排出される。図中矢印は媒体の流れを示している。
扁平チューブ1は、二枚のチューブシート13(図5)を重ね合わせてチューブ本体21とし、このチューブ本体21の開放側端部に、これと同一形状の開口を有するキャップ部材22を装着し、ロウ付けによってチューブ本体21とキャップ部材22とを接合することよって製造される。
扁平チューブ1は以下の工程を経て製造される。
まず、図3に示される、一方の端部に入口タンク31及び出口タンク32の一部をなすタンク部33を有し、媒体通路11の一部をなす凹溝24を表面に二本平行に有するチューブシート13を、プレス成形によって加工する。
次に、図4に示すように、チューブシート13のタンク部33からみて反対側の端部13eをカットする。扁平チューブ1(熱交換器10)の長さが長くなるほど、カット後のチューブシート13の長さが長くなるように、チューブシート13の端部13eをより短くカットする。また、カットは、カットされた側の端部両側に段部13s(切欠き)が形成されるように行われる。
次に、図5に示すように、上記カット後のチューブシート13二枚を凹溝24側が向い合せになるように重ね合わせる。これにより、一方の端部にタンク部33を有し、内部にタンク部33に接続する平行な二本の媒体通路11を有し、他方の端部が開放端であるチューブ本体21が得られる。
キャップ部材22は、図6に示すように、折り返し通路12の一部をなすU字形の凹溝25を有する端部プレート26をプレス成形によって加工し、二枚の端部プレート26を凹溝25側が向い合せになるように重ね合わせることによって得られる。
次に、図7に示すように、チューブ本体21の開放側端部にキャップ部材22の開放側端部を外嵌し装着する。キャップ部材22の外嵌量(被着部分長さ)は、キャップ部材22の開放側端部が段部13sに接触することで規制される。これにより、チューブ本体21の開放側端部の開口をキャップ部材22によって閉じるとともに、チューブ本体21内の二本の媒体通路11をキャップ部材22内の折り返し通路12によって接続する。そして、チューブ本体21及びキャップ部材22の全体(チューブシート13同士、端部プレート26同士、及び、キャップ部材22の被着部分)をロウ付けによって接合し、扁平チューブ1を得る。
続いて、上記構成の扁平チューブ1、及び、上記製造方法を採用することによる作用効果について説明する。
上記構成及び製造方法によれば、チューブシート13をカットする位置を変更するだけで、様々な長さの扁平チューブ1を製造することができ、要求される熱交換能力によって熱交換器10の長さを自由かつ容易に変更することができる。チューブシート13を成形するための金型の変更は不要であり、低コストで様々な長さ(熱交換能力)の熱交換器10を製造することができる。
また、キャップ部材22は、チューブ本体21の開放側端部の外側にキャップ部材22の開放側端部を外嵌してチューブ本体21に装着するようにした。これにより、流路断面積がキャップ部材22内で減少しないようにし、扁平チューブ1内の媒体の流れを良くすることができる。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、熱交換器10を構成する複数の扁平チューブ1に用いられる複数のキャップ部材22を互いに連結し、一体のキャップアレイ60とした点が第1実施形態と相違する。
図8は、第2実施形態に係るキャップアレイ60を示している。図9は、図8に示すキャップアレイ60を平面Aで切断した場合の断面図である。
キャップアレイ60は、板材61から第1実施形態のキャップ部材22と同じ開口形状を有する異形筒部62を扁平チューブ1の積層方向に整列して複数成形し、板材61の背面に封止プレート63を貼り付けて各異形筒部62の後端開口を封止することによって製造される。
かかる複数の異形筒部62を有する板材61は、板状素材に対してプレス加工を段階的に施すことによって成形される。
図1に示した熱交換器10を製造するにあたり、複数のキャップ部材22に代えてこのようなキャップアレイ60を用いれば、キャップ部材22を個別に製造する必要がなくなり、第1実施形態に比べて製造工程を簡略化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的に限定する趣旨ではない。
上記実施形態は、熱交換器10がエアコンのエバポレータであるとして説明したが、本発明は他の片タンク積層型熱交換器に対しても適用可能である。
1 扁平チューブ
10 熱交換器
11 媒体通路
12 折り返し通路
13 チューブシート
21 チューブ本体
22 キャップ部材
24 凹溝
33 タンク部
60 キャップアレイ

Claims (5)

  1. 片タンク積層型熱交換器に用いられる扁平チューブであって、
    一方の端部側にタンク部を有するとともに前記タンク部から他方の端部まで延びる二本の媒体通路の一部をなす凹溝を表面に有する一対のチューブシートを前記凹溝側が向かい合わせになるように重ね合わせて構成され、内部に前記二本の媒体通路を有するチューブ本体と、
    前記二本の媒体通路を接続する折り返し通路を内部に有し、前記チューブ本体の前記開放側端部に装着されて接合されるキャップ部材と、
    を備えたことを特徴とする扁平チューブ。
  2. 請求項1に記載の扁平チューブであって、
    前記キャップ部材は、前記チューブ本体の前記開放側端部に前記キャップ部材の開放側端部を外嵌して装着される、
    ことを特徴とする扁平チューブ。
  3. 請求項1又は2に記載の扁平チューブであって、
    前記扁平チューブに装着される前記キャップ部材が、他の扁平チューブに装着されるキャップ部材と連結され一体化されている、
    ことを特徴とする扁平チューブ。
  4. 片タンク積層型熱交換器に用いられる扁平チューブの製造方法であって、
    一方の端部側にタンク部を有するとともに前記タンク部から他方の端部まで延びる二本の媒体通路の一部をなす凹溝を表面に有する一対のチューブシートを加工する工程と、
    前記一対のチューブシートの前記タンク部からみて反対側の端部をそれぞれカットする工程と、
    カットした前記一対の前記チューブシートを前記凹溝側が向かい合わせになるように重ね合わせ、内部に前記二本の媒体通路を有するチューブ本体とする工程と、
    前記チューブ本体の前記カットした側の端部に、前記二本の媒体通路を接続する折り返し通路を内部に有するキャップ部材を装着し、前記チューブ本体と前記キャップ部材とを接合する工程と、
    を含むことを特徴とする扁平チューブの製造方法。
  5. 請求項4に記載の扁平チューブの製造方法であって、
    前記チューブ本体と前記キャップ本体とを接合する工程では、前記チューブ本体の前記開放側端部に前記キャップ部材の開放側端部を外嵌して装着される、
    ことを特徴とする扁平チューブの製造方法。
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