JP2012218507A - 制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 モニタ信号を出力する第一センサ4aと、モニタ信号を出力する第二センサ14aと、制御信号が入力される第一駆動機構4bと、制御信号が入力される第二駆動機構14bと、第一駆動機構4bに制御信号を出力する第一CPU1と、第二駆動機構14bに制御信号を出力する第二CPU11とを備える制御システム30であって、第一CPU1には、第二CPU11から第二駆動機構に出力した制御信号が入力されるとともに、第二センサ14aからモニタ信号が入力され、第一CPU1は、第二CPU11が正常であるか否かを判定し、第二CPU11には、第一CPU1から第一駆動機構14bに出力した制御信号が入力されるとともに、第一センサ4aからモニタ信号が入力され、第二CPU11は、第一CPU1が正常であるか否かを判定するようにする。
【選択図】図1
Description
このような制御システム130は、モニタ信号を出力するセンサ4aと、制御信号が入力される駆動機構4bと、センサ4aからモニタ信号が入力されるとともに駆動機構4bに制御信号を出力する制御部10と、制御部10から制御信号に関する情報が入力されるとともにセンサ4aからモニタ信号が入力されるモニタ部120とを備える。
このような制御システム230は、モニタ信号を出力する第一センサ4aと、モニタ信号を出力する第二センサ14aと、制御信号が入力される第一駆動機構4bと、制御信号が入力される第二駆動機構14bと、第一センサ4aからモニタ信号が入力されるとともに第一駆動機構4bに制御信号を出力する第一制御部10と、第二センサ14aからモニタ信号が入力されるとともに第二駆動機構14bに制御信号を出力する第二制御部210と、第一制御部10から制御信号に関する情報が入力されるとともに第一センサ4aからモニタ信号が入力される第一モニタ部120と、第二制御部210から制御信号に関する情報が入力されるとともに第二センサ14aからモニタ信号が入力される第二モニタ部220とを備える。
また、第二制御部210のCPU201が、第二センサ14aのモニタ信号に基づいて、第二駆動機構14bに制御信号を出力する。このとき、第二制御部210のCPU201から制御信号に関する情報が入力されるとともに、第二センサ14aからモニタ信号が入力される第二モニタ部220のCPU221により、第二制御部210のCPU201に異常が発生したか否かを判定している。そして、第二モニタ部220のCPU221は、第二制御部210のCPU201に異常が発生したと判定した場合に、第二制御部210のCPU201を停止させる停止信号を出力する。
そこで、本発明は、コストを抑えることのできる制御システムを提供することを目的とする。
また、第二CPUが、第二センサのモニタ信号に基づいて、第二駆動機構に制御信号を出力する。このとき、第二CPUから制御信号に関する情報が入力されるとともに第二センサからのモニタ信号が入力される第一CPUにより、第二CPUに異常が発生したか否かを判定する。つまり、第二CPUに異常(暴走)を受けない第一CPUが、第二CPUに異常が発生したか否かを確実に判定する。そして、第一CPUは、第二CPUに異常が発生したと判定して、異常な第二CPUが第二駆動機構を制御することができない場合に、第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させることができる。すなわち、第一CPUは、第一駆動機構の制御機能とともに、第二CPUを監視するモニタ機能を備えている。
また、本発明の制御システムにおいては、前記第一CPUと第一駆動機構との間には、前記第一停止手段として第一スイッチが設けられ、かつ、前記第二CPUと第二駆動機構との間には、前記第二停止手段として第二スイッチが設けられ、前記第一CPUは、前記第二CPUが正常でないと判定した場合には、前記第二スイッチをOFFにすることで、前記第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させ、前記第二CPUは、前記第一CPUが正常でないと判定した場合には、前記第一スイッチをOFFにすることで、前記第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させるようにしてもよい。
そして、本発明の制御システムにおいては、航空機の高揚力システム、又は、スタビライザシステムに用いられるようにしてもよい。
制御システム30は、モニタ信号を出力する第一センサ4aと、モニタ信号を出力する第二センサ14aと、制御信号が入力される第一駆動機構4bと、制御信号が入力される第二駆動機構14bと、第一センサ4aからモニタ信号が入力されるとともに第一駆動機構4bに制御信号を出力する第一システム部50と、第二センサ14aからモニタ信号が入力されるとともに第二駆動機構14bに制御信号を出力する第二システム部40とを備える。
第一駆動機構4bにはドライバ5から制御信号が入力され、ドライバ5には第一CPU1からディスクリート(信号)が入力される。
第一センサ4aは、例えば、航空機のフラップ/スラット舵面等の角度を計測する角度センサ等である。
第一センサ4aはセンサI/F3にモニタ信号を出力し、モニタ信号が入力されたセンサI/F3はADコンバータ2にアナログ信号を出力し、アナログ信号が入力されたADコンバータ2はデジタル値を第一CPU1に出力する。
通信制御部1aは、シリアルI/F7を介して、第二CPU11にADコンバータ2から入力されたデジタル値と、制御演算処理部1bの演算処理結果(後述する)とを送信するとともに、シリアルI/F7を介して、ADコンバータ12の入力したデジタル値と、制御演算処理部11bの演算処理結果(後述する)とを第二CPU11から受信する制御を行う。
モニタ処理部1cは、ADコンバータ12から入力されたデジタル値に基づいて、制御演算処理を行い、その演算処理結果と、制御演算処理部11bの演算処理結果(制御信号に関する情報)とに基づいて、第二スイッチ16に停止信号(スイッチOFF)を出力するか否かを判定する制御を行う。具体的には、制御演算処理部11bの演算処理結果が受信できなかったり、算出した制御演算処理の結果と、制御演算処理部11bの演算処理結果とが異なっている場合には、第二スイッチ16に停止信号を出力するともに第一スイッチ6に停止信号を出力する。一方、算出した制御演算処理の結果と、制御演算処理部11bの演算処理結果とが同じであれば、停止信号を出力しない。
第二駆動機構14bにはドライバ15から制御信号が入力され、ドライバ15には第二CPU11からディスクリート(信号)が入力される。
第二センサ14aは、例えば、航空機のフラップ/スラット舵面等の角度を計測する角度センサ等である。
第二センサ14aはセンサI/F13にモニタ信号を出力し、モニタ信号が入力されたセンサI/F13はADコンバータ12にアナログ信号を出力し、アナログ信号が入力されたADコンバータ12はデジタル値を第二CPU11に出力する。
通信制御部11aは、シリアルI/F17を介して、第一CPU1にADコンバータ12から入力されたデジタル値と、制御演算処理部11bの演算処理結果(後述する)とを送信するとともに、シリアルI/F17を介して、ADコンバータ2の入力したデジタル値と、制御演算処理部1bの演算処理結果とを第一CPU1から受信する制御を行う。
モニタ処理部11cは、ADコンバータ2から入力されたデジタル値に基づいて、制御演算処理を行い、その演算処理結果と、制御演算処理部1bの演算処理結果(制御信号に関する情報)とに基づいて、第一スイッチ6に停止信号(スイッチOFF)を出力するか否かを判定する制御を行う。具体的には、制御演算処理部1bの演算処理結果が受信できなかったり、算出した制御演算処理の結果と、制御演算処理部1bの演算処理結果とが異なっている場合には、第一スイッチ6に停止信号を出力するともに第二スイッチ16に停止信号を出力する。一方、算出した制御演算処理の結果と、制御演算処理部1bの演算処理結果とが同じであれば、停止信号を出力しない。
4a: 第一センサ
4b: 第一駆動機構
11: 第二CPU
14a: 第二センサ
14b: 第二駆動機構
10: 第一制御部
20: 第二制御部
30: 制御システム
Claims (4)
- モニタ信号を出力する第一センサと、
モニタ信号を出力する第二センサと、
制御信号が入力される第一駆動機構と、
制御信号が入力される第二駆動機構と、
前記第一センサからモニタ信号が入力されるとともに、前記第一駆動機構に制御信号を出力する第一CPUと、
前記第二センサからモニタ信号が入力されるとともに、前記第二駆動機構に制御信号を出力する第二CPUとを備える制御システムであって、
前記第一CPUによる第一駆動機構の制御を停止させる第一停止手段と、
前記第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させる第二停止手段とを備え、
前記第一CPUには、前記第二CPUから第二駆動機構に出力した制御信号に関する情報が入力されるとともに、前記第二センサからのモニタ信号が入力されることにより、前記第一CPUは、前記第二CPUが正常であるか否かを判定し、前記第二CPUが正常でないと判定した場合には、前記第二停止手段に停止信号を出力し、
前記第二CPUには、前記第一CPUから第一駆動機構に出力した制御信号に関する情報が入力されるとともに、前記第一センサからのモニタ信号が入力されることにより、前記第一CPUが正常であるか否かを判定し、前記第一CPUが正常でないと判定した場合には、前記第一停止手段に停止信号を出力することを特徴とする制御システム。 - 前記第一CPUと第一駆動機構との間には、前記第一停止手段として第一スイッチが設けられ、かつ、前記第二CPUと第二駆動機構との間には、前記第二停止手段として第二スイッチが設けられ、
前記第一CPUは、前記第二CPUが正常でないと判定した場合には、前記第二スイッチをOFFにすることで、前記第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させ、
前記第二CPUは、前記第一CPUが正常でないと判定した場合には、前記第一スイッチをOFFにすることで、前記第二CPUによる第二駆動機構の制御を停止させることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。 - 前記第一CPUは、前記第二CPUが正常でないと判定した場合には、前記第一スイッチと第二スイッチとをOFFにし、
前記第二CPUは、前記第一CPUが正常でないと判定した場合には、前記第一スイッチと第二スイッチとをOFFにすることを特徴とする請求項2に記載の制御システム。 - 航空機の高揚力システム、又は、スタビライザシステムに用いられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2011084064A Pending JP2012218507A (ja) | 2011-04-05 | 2011-04-05 | 制御システム |
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JP2006011687A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Hitachi Ltd | 相互監視システム |
JP2010204775A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 多重冗長系制御システム |
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