JP2012215510A - センサ装置 - Google Patents

センサ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012215510A
JP2012215510A JP2011081942A JP2011081942A JP2012215510A JP 2012215510 A JP2012215510 A JP 2012215510A JP 2011081942 A JP2011081942 A JP 2011081942A JP 2011081942 A JP2011081942 A JP 2011081942A JP 2012215510 A JP2012215510 A JP 2012215510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
output
relay
terminal member
relay terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011081942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5500112B2 (ja
Inventor
Kazufumi Serizawa
一史 芹澤
Atsushi Kondo
淳 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011081942A priority Critical patent/JP5500112B2/ja
Publication of JP2012215510A publication Critical patent/JP2012215510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5500112B2 publication Critical patent/JP5500112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】中継ターミナル部材と出力側ターミナル部材の、ターミナル平面方向の位置決めを、容易且つ正確に行えるようにする。
【解決手段】出力側ターミナル部材の出力側ターミナルは、短冊状で平行に配置されている。中継ターミナル部材20は、中継ターミナル200、201として、出力側ターミナルと電気的に接続される円弧状の接続部が同心円状に配置された複数の円弧状中継ターミナル200と、出力側ターミナル221と電気的に接続される中心接続部が円弧状中継ターミナル200の中心に配置された中心部中継ターミナル201とを備えている。中心部中継ターミナル201の中心接続部に突起部203を設け、出力側ターミナルにおける中心接続部に電気的に接続される部位に孔を設け、突起部203を孔に挿入することにより、中継ターミナル部材20と出力側ターミナル部材のターミナル平面方向の位置決めを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、物理量に応じた電気信号を出力するセンサ装置に関するものである。
内燃機関に噴射される燃料の圧力を検出するセンサ装置を、インジェクタのボデーに螺子締結するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようにセンサ装置を螺子締結する構造では、センサ装置を回転させて螺子締結が完了した時点において、インジェクタボデーに対するセンサ装置の回転方向位置は特定の位置に定まらない。そのため、モールドICから取り出された複数のセンサターミナルは回転方向位置が不特定となる。
一方、インジェクタボデーに取り付けられるコネクタは、インジェクタボデーのうち特定の所定位置に取り付けられることを要するので、インジェクタボデーに配置されたコネクタの複数のターミナル(以下、入出力ターミナルという)と、回転方向位置が不特定な複数のセンサターミナルとを電気接続することは困難となる。換言すれば、螺子締結完了時点でセンサターミナルが入出力ターミナルと対向するピンポイント位置となるよう螺子締結することは困難である。
そこで、特許文献1に示されたセンサ装置は、図7に示すように、インジェクタボデーに螺合されるハウジング90を備え、このハウジング90の一端側にモールドIC91を配置し、モールドIC91における反ハウジング側に中継ターミナル部材92を配置している。
この中継ターミナル部材92は、モールドIC91のセンサターミナル93と出力側ターミナル部材の出力側ターミナル94とを中継するための複数の中継ターミナル95をモールド成形して一体化したものである。複数の中継ターミナル95のうち1つを除いては円弧状の部分を有しており、それらの中継ターミナル95は同心円状に配置されている。
また、センサ装置は、短冊状の複数の出力側ターミナル94を平行に並べて配置してモールド成形により一体化した出力側ターミナル部材を備えている。
そして、ハウジング90、モールドIC91、および中継ターミナル部材92を一体化した後にそれらをインジェクタボデーに螺子締結する。続いて、中継ターミナル部材92における反ハウジング側に出力側ターミナル部材を配置し、中継ターミナル95と出力側ターミナル94とがハウジング90の回転軸方向に重なった部位でそれらを溶接する。
特開2010−242574号公報
しかしながら、従来のセンサ装置は、一般的には、構成部品であるハウジング90、モールドIC91、および中継ターミナル部材92の相互の相対的な位置決めをして接着剤で固定される。しかしながら、接着剤の硬化時の収縮により構成部品相互の位置がずれてしまい、ハウジング90の回転軸に対する円弧状の複数の中継ターミナル95の偏心量が大きくなってしまう。
そのため、ハウジング90の回転軸を基準にして出力側ターミナル部材の位置決めを行った場合に、中継ターミナル部材と出力側ターミナル部材の、ハウジングの回転軸に対して垂直方向(すなわち、ターミナル平面方向)の位置関係が大きくずれてしまい、ひいては中継ターミナル95と出力側ターミナル94との重なり部位が所定の範囲から外れてしまい、中継ターミナル95と出力側ターミナル94を溶接することができないという問題があった。
また、視覚装置等により中継ターミナル部材92の位置を特定し、それに合わせて出力側ターミナル部材を位置決めすることも可能であるが、その場合は、視覚装置等の大掛かりな設備が必要であると共に、中継ターミナル部材92の位置特定作業が容易ではないという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、中継ターミナル部材と出力側ターミナル部材の、ターミナル平面方向の位置決めを、容易且つ正確に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、被取り付け部材(10)に螺合されるハウジング(12)と、ハウジング(12)の一端側に配置され、信号処理用の電子部品(160)を樹脂にて封止したモールドIC(16)と、モールドIC(16)における反ハウジング側に配置され、モールドIC(16)と電気的に接続される複数の中継ターミナル(200、201)をモールド樹脂により一体化した中継ターミナル部材(20)と、中継ターミナル部材(20)における反ハウジング側に配置され、中継ターミナル(200、201)と電気的に接続される複数の出力側ターミナル(221)をモールド樹脂により一体化した出力側ターミナル部材(22)とを備え、物理量に応じた電気信号を出力するセンサ装置であって、中継ターミナル部材(20)は、中継ターミナル(200、201)として、出力側ターミナル(221)と電気的に接続される円弧状の接続部が同心円状に配置された複数の円弧状中継ターミナル(200)と、出力側ターミナル(221)と電気的に接続される中心接続部が円弧状中継ターミナル(200)の中心に配置された中心部中継ターミナル(201)とを備え、出力側ターミナル(221)は、短冊状で平行に配置されており、出力側ターミナル(221)における中心接続部に電気的に接続される部位および中心接続部のうち、いずれか一方に突起部(203、226)が設けられると共に他方に孔(204、225)が形成され、突起部(203、226)が孔(204、225)に挿入されていることを特徴とする。
これによると、突起部(203、226)が孔(204、225)に挿入されることにより、中継ターミナル部材(20)と出力側ターミナル部材(22)のターミナル平面方向の相対位置が決められるため、視覚装置等の設備を用いることなく、両ターミナル部材のターミナル平面方向の位置決めを容易且つ正確に行うことができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のセンサ装置において、突起部(203、226)と孔(204、225)は隙間嵌めであることを特徴とする。
これによると、突起部(203、226)を孔(204、225)に挿入後、中継ターミナル部材(20)と出力側ターミナル部材(22)を相対的に回転させることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のセンサ装置において、突起部(203、226)はプレス加工にて形成されることを特徴とする。
これによると、突起部(203、226)をターミナルの所定位置に精度よく形成することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のセンサ装置において、孔(204、225)はプレス加工にて形成されることを特徴とする。
これによると、孔(204、225)をターミナルの所定位置に精度よく形成することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係るセンサ装置を備えるインジェクタの要部を示す正面断面図である。 出力側第1ターミナル部材を組み付ける前の状態を示すインジェクタの平面図である。 出力側第1ターミナル部材を組み付けた後の状態を示すインジェクタの平面図である。 図1のセンサ装置を示す正面断面図である。 (a)は図1の出力側第1ターミナル部材単体を示す平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 一実施形態に係るセンサ装置の変型例を示す要部の断面図である。 (a)は従来のセンサ装置を示す平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
本発明の一実施形態について説明する。図1は一実施形態に係るセンサ装置を備えるインジェクタの要部を示す正面断面図、図2は出力側第1ターミナル部材を組み付ける前の状態を示すインジェクタの平面図、図3は出力側第1ターミナル部材を組み付けた後の状態を示すインジェクタの平面図、図4は図1のセンサ装置を示す正面断面図、図5(a)は図1の出力側第1ターミナル部材単体を示す平面図、図5(b)は図5(a)のA−A線に沿う断面図である。
図1、図4に示すように、インジェクタは、コモンレール(図示せず)から供給される高圧燃料をディーゼル内燃機関の気筒内に噴射するものであり、被取り付け部材としての金属製のインジェクタボデー10には、高圧燃料が流通する高圧通路100、および高圧通路100から分岐した分岐通路101が形成されている。
インジェクタボデー10の上端には、鍔付き円筒状の金属製のハウジング12が螺合されている。このハウジング12は、インジェクタボデー10に螺合するための雄ねじ部120、および分岐通路101を介して導かれる燃料の圧力に応じて変形する薄肉部121を備えている。
薄肉部121には、薄肉部121の変形に応じて(換言すると、高圧通路100の燃料圧力に応じて)抵抗値が変化するセンサ部14が貼付されている。
ハウジング12におけるハウジング回転軸X方向の一端側には、薄肉部121およびセンサ部14を囲むようにしてモールドIC16が配置されている。このモールドIC16は、センサ部14の抵抗値変化に基づいて圧力に応じた電気信号を出力する電子部品としての信号処理回路用IC160、信号処理回路用IC160と電気的に接続されたリードフレーム161等を備えている。そして、信号処理回路用IC160およびリードフレーム161は、電気絶縁性に富む樹脂よりなるモールド樹脂層162にて封止されている。また、リードフレーム161の一部であるセンサターミナル(図示せず)が、モールド樹脂層162の外周側面から突出している。なお、ハウジング12とモールドIC16は接着剤にて接合される。
モールドIC16における反ハウジング側には、円弧状中継ターミナル200および中心部中継ターミナル201を有する中継ターミナル部材20が配置されている。なお、モールドIC16と中継ターミナル部材20は接着剤にて接合される。
中継ターミナル部材20における反ハウジング側には、複数の第1ターミナルを有する出力側第1ターミナル部材22が配置され、出力側第1ターミナル部材22における反ハウジング側には、複数の第2ターミナルを有する出力側第2ターミナル部材24が配置され、さらに、出力側第2ターミナル部材24における反ハウジング側には、電気絶縁性に富む樹脂よりなる略円筒状の絶縁部材26が配置されている。また、絶縁部材26の貫通孔260内を複数のリード線28が貫通している。さらに、貫通孔260とリード線28との間は、ゴムにて円筒状に形成された防水部材29にてシールされている。
インジェクタボデー10の一端には、円筒状のカバー30が螺合されており、カバー30の開口端部に円板状のキャップ32が圧入固定されている。そして、インジェクタボデー10、カバー30およびキャップ32にて囲まれた空間に、ハウジング12やモールドIC16等が収容されている。
図2、図4に示すように、中継ターミナル部材20は、モールド樹脂よりなるモールド樹脂層202を備え、導電性金属をプレス成形した4つの中継ターミナル200、201をモールド成形して一体化したものであり、板状になっている。4つの中継ターミナル200、201は、一端部がモールド樹脂層202の外周側面から突出しており、それらの一端部がモールドIC16のセンサターミナルと溶接されている。
4つの中継ターミナル200、201のうちの3つは円弧状中継ターミナル200であり、この円弧状中継ターミナル200は、同心円状に配置された円弧状の接続部を備え、その円弧状接続部がモールド樹脂層202の一端面側に露出している。そして、後述するように、円弧状接続部に出力側第1ターミナル部材22のターミナルが電気的に接続される。
4つの中継ターミナル200、201のうちの1つは、中心部中継ターミナル201であり、この中心部中継ターミナル201は、円弧状中継ターミナル200の中心に配置された略矩形状の中心接続部を備え、その中心接続部には、円柱で且つハウジング回転軸X方向に延びる突起部203がプレス加工にて形成されている。また、その中心接続部がモールド樹脂層202の一端面側に露出し、中心接続部に出力側第1ターミナル部材22のターミナルが電気的に接続される。
図3、図5に示すように、出力側第1ターミナル部材22は、モールド樹脂よりなるモールド樹脂層220を備え、導電性金属よりなる4つの出力側第1ターミナル221をモールド成形して一体化したものである。モールド樹脂層220は、板状であり、中央部には矩形状の開口部222が形成されている。
4つの出力側第1ターミナル221は、細長い薄板をプレス成形した短冊状で、平行に配置されている。出力側第1ターミナル221における長手方向の中間部が開口部222内に位置しており、その中間部には、円弧状中継ターミナル200における円弧状接続部や中心部中継ターミナル201における中心接続部に向けて突出した凸部223が成形されている。そして、この凸部223が、円弧状中継ターミナル200における円弧状接続部や中心部中継ターミナル201における中心接続部と溶接されている。
また、各出力側第1ターミナル221における長手方向のいずれか一方の端部は、モールド樹脂層220から突出している。この長手方向に突出した側の端部224を、以下、突出端部224という。
さらに、4つの出力側第1ターミナル221のうち中心部中継ターミナル201と電気的に接続される出力側第1ターミナル221には、中心部中継ターミナル201における中心接続部と電気的に接続される部位である凸部223に円形の貫通した孔225がプレス加工にて形成されている。
そして、中心部中継ターミナル201の突起部203が出力側第1ターミナル221の孔225に挿入されることにより、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の相対位置が決められるようになっている。なお、突起部203と孔225は、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22とが相対的に回転可能なように、隙間嵌めになっている。
図1に示すように、出力側第2ターミナル部材24は、モールド樹脂よりなるモールド樹脂層240を備え、導電性金属よりなる4つの出力側第2ターミナル241をモールド成形して一体化したものである。
出力側第2ターミナル241は、L字状になっており、両端部がモールド樹脂層240から突出している。そして、出力側第2ターミナル241の一端側は、出力側第1ターミナル221の突出端部224と溶接され、出力側第2ターミナル241の他端側は、リード線28と電気的に接続されている。
すなわち、信号処理回路用IC160は、中継ターミナル部材20、出力側第1ターミナル部材22、および出力側第2ターミナル部材24を介して、複数のリード線28と電気的に接続されている。これらのリード線28は、信号処理回路用IC160の電源用、接地用、センサ信号をエンジン制御用ECUに出力するセンサ信号出力用等に利用される。
次に、ハウジング12やモールドIC16等のインジェクタボデー10への組み付け手順について説明する。
まず、センササブアッシーを準備する。具体的には、ハウジング12の薄肉部121にセンサ部14を貼付する。続いて、モールドIC16をハウジング12に接着剤にて固定した後に、センサ部14とモールドIC16の信号処理回路用IC160とをボンディングワイヤにて接続する。
続いて、中継ターミナル部材20をモールドIC16に接着剤にて固定した後に、中継ターミナル200、201とモールドIC16のセンサターミナルとを溶接して、センササブアッシーが完成する。
また、リード線サブアッシーを準備する。具体的には、出力側第2ターミナル部材24、リード線28および防水部材29を一体化し、キャップ32と絶縁部材26を一体化する。そして、リード線28をカバー30に通し、さらに、リード線28を絶縁部材26の貫通孔260に通したものが、リード線サブアッシーである。
次に、センササブアッシーにおけるハウジング12の雄ねじ部120をインジェクタボデー10に螺合して、センササブアッシーをインジェクタボデー10に取り付ける。
続いて、センササブアッシーにおける中継ターミナル部材20の上に出力側第1ターミナル部材22を重ねる。そして、中心部中継ターミナル201の突起部203を出力側第1ターミナル221の孔225に挿入して、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の位置決めを行う。また、出力側第1ターミナル部材22を回転させて、インジェクタボデー10に対する出力側第1ターミナル部材22の回転方向の位置決めを行う。この後、円弧状中継ターミナル200における円弧状接続部や中心部中継ターミナル201における中心接続部と出力側第1ターミナル221の凸部223を溶接する。
ここで、中心部中継ターミナル201の突起部203を出力側第1ターミナル221の孔225に挿入することにより、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の相対位置が決められるため、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の位置決めを容易且つ正確に行うことができる。その結果、出力側第1ターミナル221の凸部223を、円弧状中継ターミナル200における円弧状接続部や中心部中継ターミナル201における中心接続部に確実に対向させることができる。
続いて、出力側第1ターミナル221の上にリード線サブアッシーにおける出力側第2ターミナル部材24を重ね、出力側第1ターミナル221と出力側第2ターミナル241とを溶接する。
続いて、センササブアッシー、出力側第1ターミナル部材22、およびリード線サブアッシーを、インジェクタボデー10に取り付けた状態のまま、樹脂にて二次成形する。
続いて、カバー30をインジェクタボデー10に螺合して、カバー30をインジェクタボデー10に取り付ける。
続いて、絶縁部材26をカバー30に圧入して、キャップ32と絶縁部材26をカバー30に組み付けるとともに、絶縁部材26の貫通孔260に防水部材29を挿入する。以上により、ハウジング12やモールドIC16等のインジェクタボデー10への組み付けが完了する。
本実施形態によると、中心部中継ターミナル201の突起部203を出力側第1ターミナル221の孔225に挿入することにより、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の相対位置が決められるため、視覚装置等の設備を用いることなく、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の位置決めを容易且つ正確に行うことができる。
また、突起部203と孔225は隙間嵌めになっているため、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22とが相対的に回転可能である。したがって、突起部203を孔225に挿入後、出力側第1ターミナル部材22を回転させて、インジェクタボデー10に対する出力側第1ターミナル部材22の回転方向の位置決めを容易に行うことができる。
さらに、突起部203および孔225はプレス加工にて形成されるため、突起部203および孔225をターミナルの所定位置に精度よく形成することができる。
なお、上記実施形態では、中心部中継ターミナル201に突起部203を形成するとともに、出力側第1ターミナル221に孔225を形成したが、図6に示す変型例のように、中心部中継ターミナル201に孔204を形成するとともに、出力側第1ターミナル221に突起部226を形成し、その突起部226を孔204に挿入して、中継ターミナル部材20と出力側第1ターミナル部材22のターミナル平面方向の位置決めを行うように
してもよい。
上記実施形態では、本発明をインジェクタに適用したが、本発明はインジェクタ以外にも適用することができる。
また、上記実施形態では、圧力を検出するセンサ装置を示したが、本発明は圧力以外の物理量を検出するセンサ装置にも適用することができる。
10 インジェクタボデー(被取り付け部材)
12 ハウジング
16 モールドIC
20 中継ターミナル部材
22 出力側ターミナル部材
160 信号処理回路用IC(電子部品)
200 円弧状中継ターミナル
201 中心部中継ターミナル
203 突起部
204 孔
221 出力側第1ターミナル
225 孔
226 突起部

Claims (6)

  1. 被取り付け部材(10)に螺合されるハウジング(12)と、
    前記ハウジング(12)の一端側に配置され、信号処理用の電子部品(160)を樹脂にて封止したモールドIC(16)と、
    前記モールドIC(16)における反ハウジング側に配置され、前記モールドIC(16)と電気的に接続される複数の中継ターミナル(200、201)をモールド樹脂により一体化した中継ターミナル部材(20)と、
    前記中継ターミナル部材(20)における反ハウジング側に配置され、前記中継ターミナル(200、201)と電気的に接続される複数の出力側ターミナル(221)をモールド樹脂により一体化した出力側ターミナル部材(22)とを備え、
    物理量に応じた電気信号を出力するセンサ装置であって、
    前記中継ターミナル部材(20)は、前記中継ターミナル(200、201)として、前記出力側ターミナル(221)と電気的に接続される円弧状の接続部が同心円状に配置された複数の円弧状中継ターミナル(200)と、前記出力側ターミナル(221)と電気的に接続される中心接続部が前記円弧状中継ターミナル(200)の中心に配置された中心部中継ターミナル(201)とを備え、
    前記出力側ターミナル(221)は、短冊状で平行に配置されており、
    前記出力側ターミナル(221)における前記中心接続部に電気的に接続される部位および前記中心接続部のうち、いずれか一方に突起部(203、226)が設けられると共に他方に孔(204、225)が形成され、前記突起部(203、226)が前記孔(204、225)に挿入されていることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記突起部(203、226)と前記孔(204、225)は隙間嵌めであることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記突起部(203、226)は、円柱で且つ前記ハウジング(12)の回転軸(X)方向に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
  4. 前記突起部(203、226)はプレス加工にて形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のセンサ装置。
  5. 前記孔(204、225)はプレス加工にて形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のセンサ装置。
  6. 前記被取り付け部材(10)は、内燃機関に燃料を噴射するインジェクタのボデーであり、
    前記物理量は、前記ボデー(10)内を流通する燃料の圧力であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のセンサ装置。
JP2011081942A 2011-04-01 2011-04-01 センサ装置 Active JP5500112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011081942A JP5500112B2 (ja) 2011-04-01 2011-04-01 センサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011081942A JP5500112B2 (ja) 2011-04-01 2011-04-01 センサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012215510A true JP2012215510A (ja) 2012-11-08
JP5500112B2 JP5500112B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=47268388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011081942A Active JP5500112B2 (ja) 2011-04-01 2011-04-01 センサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5500112B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016104109A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 ボッシュ株式会社 圧力センサ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242572A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 燃料噴射装置
JP2010242574A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 燃料噴射弁及び燃料噴射弁の内部電気接続方法
JP2010256213A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Denso Corp 圧力センサ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242572A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 燃料噴射装置
JP2010242574A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 燃料噴射弁及び燃料噴射弁の内部電気接続方法
JP2010256213A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Denso Corp 圧力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5500112B2 (ja) 2014-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6032224B2 (ja) 電気コネクタおよびその製造方法
JP3752444B2 (ja) 圧力検出装置
US20100109654A1 (en) Method for Manufacturing a Mounting Element with an Angle Sensor
JP5522108B2 (ja) センサ装置
US20130068978A1 (en) Inductive rotation angle sensor and method of mounting the same
US10117341B2 (en) Controller and manufacturing method thereof
JP5703912B2 (ja) 電子部品装置
JP5500112B2 (ja) センサ装置
JP5672138B2 (ja) 燃料噴射装置
JP5413397B2 (ja) センサ装置を備える製品
JP5569454B2 (ja) センサ装置
KR101791050B1 (ko) 아날로그 배터리 센서 유닛 및 그 제조방법
JP5257441B2 (ja) 電気接続構造
JP2008267953A (ja) 圧力センサおよび圧力センサの取付構造
JP5500110B2 (ja) センサ装置
JP5500111B2 (ja) センサ装置
JP2008185334A (ja) 圧力センサ
JP5652318B2 (ja) センサモジュール
JP2012215153A (ja) 電子部品装置
JP5510380B2 (ja) 電子部品装置
JP7472280B2 (ja) 電流センサ
CN211982224U (zh) 电子膨胀阀电路板固定及密封结构
JP5488437B2 (ja) 電気接続構造体
JP2012251898A (ja) センサおよびその製造方法
JP2012216467A (ja) 電子部品装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5500112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250