JP2012213284A - 発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】専用のコンセントを設けることなく、発電部の補機に対して効率よく電力を供給できる発電システムを提供する。
【解決手段】発電部2として、補機を備えていない太陽電池2aと、補機20を備えている燃料電池2bとを備え、パワーコンディショナ4がこれらに対応する一対のコンバータ5a,5bと、これらに共用される1のインバータ6とを備える構成において、補機20に電力を供給する補機電源部8が、太陽電池2aが接続されたコンバータ5aと、燃料電池2bが接続されたコンバータ5bと、インバータ6とに接続され、これらのうちのいずれかより電力供給が受けられるようにされている。
【選択図】図1

Description

この発明は発電システムに関し、より詳細には、補機を備えた発電部を有する発電システムにおける補機への電力供給技術に関する。
近時、二酸化炭素排出量の削減やエネルギの有効利用などの観点から、燃料電池による発電(燃料電池発電)に太陽電池による発電(太陽光発電)を組み合わせて使用する家庭用の発電システムが提供されている。
これら燃料電池発電や太陽光発電の発電設備は、いずれも直流電力を生成するものであることから、これらの発電設備で発電された電力を家庭負荷(電力負荷)で使用するために、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置であるパワーコンディショナが用いられている。
ところで、このように太陽光発電と燃料電池発電とを併用する発電システムにおいては、従来、図4に示すように、太陽電池aと燃料電池bをそれぞれ別個のパワーコンディショナc,cに接続していることから、これら二つのパワーコンディショナc、cにおいて、ほぼ同様の機能を有するインバータeと表示部fとが重複するという無駄があった。
そのため、これら二つのパワーコンディショナc、cの重複部分をなくすものとして、図5(a)に示すような構成のパワーコンディショナgが提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
この図5(a)に示すパワーコンディショナgは、太陽電池aと燃料電池bのそれぞれに専用のコンバータ(DC−DCコンバータ)d、dを備える一方で、インバータeをこれら二つのコンバータd、dに共用させて1基だけとし、さらに、表示部fも太陽電池発電と燃料電池発電とに共通させて1つにしている。
特開2002−136112号公報 特開2005−151662号公報
しかしながら、このような従来の構成には以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、燃料電池bは、発電中はもとより発電を開始する前の起動準備中においても当該燃料電池bに備えられた補機hに電力を供給する必要があることから、この種の発電システムでは、燃料電池bが未発電の状態でも補機hに電力が供給できるように、系統3から電力供給を受ける専用のコンセントiが備えられている。しかし、このようなコンセントiを備える構成は部品点数の増加を招くという問題がある。
一方、燃料電池bが発電を開始した後は、図5(b)に示すように、燃料電池bで発電された電力をインバータeで一旦交流に変換した後に補機hに供給することになるが、インバータeには変換ロスがあることから、このようにインバータeを介して補機hに電力を供給していたのでは、発電した電力の有効な利用という観点から問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、専用のコンセントを設けることなく、発電部の補機に対して効率よく電力を供給できる発電システムを提供することにあった。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の発電システムは、複数の発電部と、これら発電部に対応して設けられる複数のコンバータが1のインバータに接続されているパワーコンディショナとを備え、上記発電部のうち少なくとも1の発電部が補機を備えている発電システムにおいて、上記補機に対して電力を供給する補機電源部が、上記補機を備えた発電部が接続されたコンバータと、他の発電部が接続されたコンバータと、系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位とに接続され、これらのうちのいずれかより電力供給が受けられるように構成されていることを特徴とする。
すなわち、この請求項1に係る発明では、補機に電力を供給する補機電源部が、補機を備えた発電部が接続されたコンバータと、他の発電部が接続されたコンバータと、系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能にとされている部位とに接続されており、これらのうちのいずれかより電力供給が受けられるように構成されているので、たとえば、補機を備えた発電部が発電をしている状態であれば、補機電源部は、当該補機を備えた発電部で発電された電力を、当該発電部が接続されたコンバータから受けることができる。つまり、この場合、補機電源部はインバータを介することなく発電部で発電された電力の供給を受ける。また、補機を備えた発電部が発電をしていない状態で補機への電力供給が必要な場合においては、補機電源部は、他の発電部が発電中であれば当該発電中の他の発電部で発電された電力を、当該他の発電部が接続されたコンバータから受けることができる。つまり、この場合も補機電源部はインバータを介することなく他の発電部で発電された電力の供給を受ける。そして、他の発電部も発電していない場合については、補機電源部は、系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能にとされている部位、たとえば、インバータを介して系統から電力供給を受ける。つまり、この場合に限り補機電源部はインバータから電力の供給を受けることになる。
また、本発明の請求項2に記載の発電システムは、請求項1に記載の発電システムにおいて、上記補機電源部が、上記他の発電部が接続されたコンバータから電力供給を受けているときは、上記系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位から補機電源部への電力供給は停止される制御構成を備えていることを特徴とする。
すなわち、この請求項2に係る発明では、他の発電部が接続されたコンバータから補機電源部に電力が供給されているときには、インバータや整流器など、系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位から補機電源部への電力供給は停止される。つまり、この請求項2に係る発明では、補機電源部に対する電力供給元として、AC/DC変換に伴う電力ロスが大きいインバータや整流器などによる系統電力供給よりも電力ロスの少ないコンバータを優先するように構成されているので、補機電源部へ電力供給するにあたり、無駄が少なく電力の有効利用が図られる。
また、本発明の請求項3に記載の発電システムでは、上記補機電源部は、上記補機を備えた発電部が収容されるユニット内に配設されていることを特徴とする。
すなわち、この請求項3に係る発明では、補機に対して電力を供給する補機電源部が、当該補機を備えた発電部と同じユニット内に収容されるので、パワーコンディショナに補機電源部を設けなくてすみ、パワーコンディショナの小型化が図られる。
本発明によれば、パワーコンディショナと接続される発電部のうちの少なくとも1の発電部に補機が備えられている発電システムにおいて、補機に対して電力を供給する補機電源部が、補機を備えた発電部が接続されたコンバータ、他の発電部が接続されたコンバータおよびインバータなどの系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされる部位とに接続され、これらのうちのいずれかより電力供給が受けられるように構成されているので、たとえば、当該補機が備えられた発電部が発電していない場合には、補機電源部には他の発電部が接続されたコンバータまたはインバータなどから電力を供給することができるので、補機電源部用に系統と接続されたコンセントを用意する必要がない。
そして、本発明は、補機電源部に対して補機が備えられた発電部以外の発電部のコンバータから電力が供給されているときにはインバータからの電力供給を停止するように構成されることで、補機電源部への電力供給にあたり、電力ロスが少ない供給元を優先させることができ、電力を有効に利用することができる。
しかも、補機電源部を補機が備えられた発電部のユニットに収容することで、小型のパワーコンディショナを提供することができる。
本発明に係る発電システムの一実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。 同発電システムにおける補機への電力供給の一例を示す説明図である。 同発電システムの他の実施形態の概略構成を示す回路ブロック図である。 従来の発電システムの概略構成を示す回路ブロック図である。 従来の発電システムの他の一例を示しており、図5(a)は同発電システムの概略構成を示す回路ブロック図を、図5(b)は同発電システムにおける補機への電力供給の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
図1は、本発明を適用した発電システムの概略構成を示している。この発電システム1は、家庭用の発電システムであって、図1に示すように、複数の発電部(発電設備)2と、これら発電部2で発電された直流電力を系統(商用電力系統)3に連系可能な交流電力に変換するパワーコンディショナ4とを主要部として備えている。
発電部2は、家庭に設置される発電設備であって、発電部の起動・運転時などに電力を消費する周辺機器である補機を備えていない発電部と、このような補機を備えている発電部とを含んで構成されており、図示の実施形態では、補機を備えていない発電部として太陽電池2aが用いられ、また、補機を備えている発電部として燃料電池2bが用いられている。
上記太陽電池2aは、太陽光のエネルギを直流電力に変換する発電装置であって、複数の太陽電池セルを接続してなる太陽電池パネルを主要部として備えている。一方、燃料電池2bは、天然ガスなどの水素を含む燃料ガスと、空気などの酸素を含む酸化剤ガスとを供給し、水素と酸素を化学反応させて直流電力を得る発電装置であって、この燃料電池2bには、当該燃料電池の起動準備中や発電運転時に電力を消費するブロワやポンプなどで構成された補機20が備えられている。なお、これら太陽電池2aおよび燃料電池2bの構造はいずれも公知であるのでここでは詳細な説明は省略するが、燃料電池2bは発電を行うスタックと上記補機20などが同一の筐体(図示せず)に収容されており、燃料電池ユニットとして一つのユニットを構成している。
パワーコンディショナ4は、上記太陽電池2aと燃料電池2bとに共用されるインバータ装置であって、図1に示すように、上記各発電部2a,2bに対応して設けられる複数のコンバータ5(5a,5b)と、これらコンバータ5a,5bに共用される1のインバータ6と、パワーコンディショナ4の各部を制御する制御部7と、上記燃料電池2bの補機20に電力を供給する補機電源部8とを主要部として備えている。
上記コンバータ5は、上記インバータ6が系統3に供給可能な電圧(たとえば、AC200V)の交流電力を生成できるように、発電部2から供給される直流電力を昇圧するDC−DCコンバータで構成されている。各コンバータ5a,5bの具体的な構成・制御については、各コンバータ5a,5bに接続される発電部2の特性に応じて決定されており、本実施形態では、太陽電池2aが接続されるコンバータ5aには非絶縁型で最大電力点追従制御(MPPT制御)のコンバータが用いられる。また、燃料電池2bが接続されるコンバータ5bには絶縁型で入力電流制御のコンバータが用いられている。
そして、これらコンバータ5a,5bは、昇圧した直流電力が合成されてインバータ6に供給されるように、各コンバータ5a,5bの出力が接続点Xで接続され、この接続点Xがインバータ6のDCリンク部(図示せず)に接続されている。
上記インバータ6は、上記コンバータ5a,5bで昇圧された直流電力を系統3に連系可能な電圧・周波数の交流電力(たとえば、単相三線式100V)に変換するDC−ACインバータで構成される。そして、このインバータ6は、コンバータ5から供給される直流電力を交流電力に変換して系統3に供給する正動作(DC/AC変換動作)と、系統3から供給される交流電力を直流電力に変換してDCリンク部に供給する逆動作(AC/DC変換動作)とが行えるように構成されている。
上記制御部7は、図示しないマイコンを制御中枢として備える制御装置であって、パワーコンディショナ4の各部に備えられる各種のセンサ類で得られる情報に基づいて、パワーコンディショナ4の各部の動作を制御するように構成されている。具体的には、この制御部7は、コンバータ5a,5bの運転/停止や、インバータ6の運転/停止ならびに正動作/逆動作の制御などの各種制御を行うようになっている。
上記補機電源部8は、燃料電池2bの補機20に電力を供給するための電源装置であって、この補機電源部8は入力部から直流電力の供給を受けて出力部から補機20で必要とされている所望の電圧(たとえば、DC24V)の直流電力を出力する絶縁型のDC−DCコンバータが用いられている。そして、その入力部は、上記コンバータ5a,5bの接続点Xと上記インバータ6のDCリンク部との間に接続されており(図1の接続点Yの位置を参照)、その出力部は配電線9を介して燃料電池2bの補機20に接続されている。つまり、この補機電源部8は、太陽電池2aが接続されるコンバータ5aと、燃料電池(他の発電部)2bが接続されるコンバータ5bと、インバータ6とに接続されており、これらコンバータ5a、5bおよびインバータ6のいずれかより直流電力の供給が受けられるように構成されている。
しかして、このように構成された発電システム1においては、太陽電池2aまたは燃料電池2bの少なくともいずれか一方が発電を開始する場合には、上記制御部7は、発電を開始した発電部2が接続されているコンバータ5を運転させるとともに、インバータ6を正動作させて、コンバータ5から出力される直流電力をインバータ6で交流電力に変換し、系統3に連系させるためのその他の処理(たとえば、図示しない系統連系用のリレーの接続処理など)を実行する。
そして、本実施形態の発電システムでは、燃料電池2bの補機20に対する電力供給は、太陽電池2aや燃料電池2bの発電の有無に応じて、その電力供給元を以下のように切り替えて行っている。
(1)太陽電池2aおよび燃料電池2bの双方とも発電していない場合
太陽電池2aおよび燃料電池2bの双方ともに発電をしていない場合、制御部7は、インバータ6を逆動作させて、系統3から供給される交流電力をインバータ6で直流電力に変換してDCリンク部から出力する。このとき、太陽電池2aおよび燃料電池2bは双方ともに発電していないので、制御部7はコンバータ5a、5bの運転を停止させており、インバータ6から出力される直流電力が補機電源部8に供給され、補機電源部8から補機20に電力が供給される。したがって、この場合、燃料電池2bの起動に必要な補機20の電力は系統3から供給される(図2の矢符A参照)。
(2)太陽電池2aが発電中で、燃料電池2bは発電していない場合
太陽電池2aが発電中である場合、制御部7は、太陽電池2aの発電開始に伴ってコンバータ5aを運転させるとともに、インバータ6を正動作させるので、太陽電池2aで発電された電力はコンバータ5aを介してインバータ6と補機電源部8に供給される。そのため、この場合には、補機電源部8に太陽電池2aで発電された電力が供給される(図2の矢符B参照)。なお、このときインバータ6は正動作しているため、インバータ6から補機電源部8に対しての電力は供給されない。また、この場合、燃料電池2bは発電していないので、コンバータ5bからも補機電源部8に電力は供給されない。
(3)燃料電池2bが発電中である場合
燃料電池2bが発電中である場合、制御部7は、燃料電池2bの発電開始に伴ってコンバータ5bを運転させており、インバータ6は正動作をしているので、燃料電池2bで発電された電力はコンバータ5bを介してインバータ6と補機電源部8に供給される。そのため、この場合、補機電源部8には太陽電池2aで発電された電力が供給される(図2の矢符C参照)。なお、このとき太陽電池2aも発電中であれば、補機電源部8には太陽電池2aで発電された電力と燃料電池2bで発電された電力の双方が供給される。
このように、本実施形態の発電システム1では、補機電源部8が太陽電池2aのコンバータ5aと、燃料電池2bのコンバータ5bと、インバータ6とに接続されているので、補機電源部8にはこれらのうちのいずれかより電力が供給されるので、太陽電池2aや燃料電池2bの発電の有無を問わず、補機20に対して常に電力が供給され得る。
しかもこの場合、補機電源部8が、補機20を備えた燃料電池2b以外の発電部である太陽電池2aから電力供給を受けているときには、制御部7は,インバータ6から補機電源部8への電力供給を停止させているので、補機電源部8への電力供給にあたり、AC/DC変換時の電力ロスが多いインバータ6からの電力供給に優先して、かかるロスの少ないコンバータ5からの電力供給が選択されることとなり、無駄な電力の消費を抑えて電力を有効に利用することができる。
実施形態2
次に、本発明の第2の実施形態について図3に基づいて説明する。
この第2の実施形態は、図3に示すように、上述した実施形態1における補機電源部8の配設位置を改変したものであって、本実施形態では、補機電源部8は燃料電池2b側に設けられている。なお、その他の基本構成は上述した実施形態1と共通するので、構成が共通する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
具体的には、本実施形態の発電システム1では、補機電源部8は燃料電池2bのスタックなどを収容するユニット内に配設されている。つまり、補機電源部8は燃料電池2bを収容する同一筐体内に配設されている。そして、この改変に伴って、補機発電部8と上記パワーコンディショナ4における上記接続点Yとの間には配線10が設けられる。
しかして、このように構成された発電システム1における補機電源部8への電力供給の方法は、上述した実施形態1と同様であり、したがって、この実施形態に示す発電システム1でも実施形態1と同様の効果が得られる。そして、本実施形態の発電システム1では、補機電源部8を燃料電池2b側のユニットに収容したことから、パワーコンディショナ4の部品点数が少なくてすむので、パワーコンディショナ4の小型化を図ることができる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、補機20を備えていない発電部として太陽電池2aを、また、補機20を備えている発電部として燃料電池2bを用いた場合を示したが、これらは太陽電池や燃料電池に限られず他の発電設備で構成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、上記コンバータ5aとして非絶縁型で最大電力点追従制御(MPPT制御)のコンバータを用いた場合を示したが、このコンバータ5aには絶縁型のコンバータを用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、補機電源部8は、その入力部が太陽電池2aが接続されるコンバータ5aと、燃料電池(他の発電部)2bが接続されるコンバータ5bと、系統連系用のインバータ6とに接続されている場合を示したが、補機電源部8の入力部の接続先として、上記インバータ6に代えて、または、上記インバータ6とともに、系統3から供給される交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位、たとえば、制御部7で開閉制御可能な制御スイッチのような開閉器を介して、系統3から供給される交流電力をダイオードブリッジなどの整流器で整流して直流電力として取り出せるように構成されている部位を接続するなどの構成を採用することができる。
また、上述した実施形態では、補機電源部8の入力部に接続されるコンバータ5が、太陽電池2aが接続されるコンバータ5aと燃料電池2bが接続されるコンバータ5bの2つである場合を示したが、これら以外にも発電部2と接続されるコンバータ5が設けられている場合には、当該コンバータも補機電源部8の入力部と接続しておくことができる。
さらに、上述した実施形態では、補機電源部8が太陽電池2aから電力供給を受けているときには、インバータ6から補機電源部8への電力供給を停止させる構成を示したが、補機電源部8が太陽電池2aから電力供給を受けている場合であっても、必要であれば、一時的にインバータ6や上記整流器などを通じて系統3からも補機電源部8に電力を供給するように構成してもよい。
1 発電システム
2 発電部
2a 太陽電池
2b 燃料電池
3 系統
4 パワーコンディショナ
5,5a,5b コンバータ
6 インバータ
7 制御部
8 補機電源部
20 補機

Claims (3)

  1. 複数の発電部と、これら発電部に対応して設けられる複数のコンバータが1のインバータに接続されているパワーコンディショナとを備え、前記発電部のうち少なくとも1の発電部が補機を備えている発電システムにおいて、
    前記補機に対して電力を供給する補機電源部が、前記補機を備えた発電部が接続されたコンバータと、他の発電部が接続されたコンバータと、系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位とに接続され、これらのうちのいずれかより電力供給が受けられるように構成されていることを特徴とする発電システム。
  2. 前記補機電源部が、前記他の発電部が接続されたコンバータから電力供給を受けているときは、前記系統からの交流電力を直流電力に変換して出力可能とされている部位から補機電源部への電力供給は停止される制御構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記補機電源部は、前記補機を備えた発電部が収容されるユニット内に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発電システム。
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