JP2008103236A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池システムにおいて、待機時の消費電力を低減する。
【解決手段】 燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池11と、交流の系統電源12と、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する第1機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第2機能と、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第3機能と、を有するインバータシステム15と、電源ライン13と補機14との間にインバータシステム15に並列に設けられかつ整流素子から構成され、当該燃料電池システムの待機時に、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機に供給可能である整流回路16と、を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池11と、交流の系統電源12と、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する第1機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第2機能と、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第3機能と、を有するインバータシステム15と、電源ライン13と補機14との間にインバータシステム15に並列に設けられかつ整流素子から構成され、当該燃料電池システムの待機時に、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機に供給可能である整流回路16と、を備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、燃料電池システムに関し、特に、燃料電池システムの待機電力の低減に関する。
燃料電池システムの一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図2に示されているように、燃料電池発電システム40は、燃料ガス19と酸化剤ガス14との電気化学的反応により発電する燃料電池12と、燃料電池12から出力される、例えば約50Vの直流電圧を約300Vの所定の直流電圧に変圧するDC/DCコンバータ20と、DC/DCコンバータ20の出力側に接続され、系統電源36と連系するために、DC/DCコンバータ20で変圧された約300Vの直流電圧を200V/50Hz又は200V/60Hzの交流電圧に変換するDC/ACインバータ22としての系統連系インバータと、燃料電池12用の補機30と、DC/DCコンバータ26付き補機31と、DC/DCコンバータ28付き補機32に電力を供給する補機動力端子25と、補機動力端子25を、燃料電池12の出力側とDC/ACインバータ22としての系統連系インバータの出力側との間で補機用電力を切り換える切換回路44と、DC/ACインバータ22の出力側と切換回路44との間に配置されるAC/DC安定化電源回路24と、メインコントロール部42とを備えている。
このように構成すると、燃料電池システムを起動させる時点では系統電源36側からAC/DC安定化電源回路24を経由して補機30、31、32用の電力を安定して供給することができ、その後、燃料電池12の発電開始に伴い、燃料電池12の出力ラインから補機30、31、32用の電力を供給することができる。
また、特許文献1には燃料電池システムの待機時に関する記載はないが、待機時には系統電源36側からAC/DC安定化電源回路24を経由して補機30、31、32用の電力を供給していると考えられる。この場合、AC/DC安定化電源回路24を作動させるための電力を供給する必要がある。また、AC/DC安定化電源回路24は高調波の発生を防止するため力率改善回路が設けられているのが一般的であり、この場合、さらに電力が必要となる。
また、燃料電池システムの他の一形式として、特許文献2に示されているものが知られている。特許文献2の図1に示されているように、燃料電池システムAにおいて、起動運転時には、第1および第2切換スイッチ18,19をAC/DCコンバータ16が補機13および制御装置14に接続されるように切り換えて(図1の破線)、補機13および制御装置14にはAC/DCコンバータ16から直流電圧が供給されるようになっている。
また、特許文献2には燃料電池システムの待機時に関する記載はないが、待機時には商用電源ライン15側から一つのAC/DCコンバータ16を経由して各補機13および制御装置14用の電力を供給していると考えられる。この場合、待機中に電圧の不要な補機に電力が供給されている。
特開2003−243011号公報
特開2004−87403号公報
上述した特許文献1に記載されている燃料電池システムにおいては、燃料電池システムの待機時において、消費電力の低減が望まれていた。また、上述した特許文献2に記載されている燃料電池システムにおいては、燃料電池システムの待機時において、更なる消費電力の低減が望まれていた。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、燃料電池システムにおいて、待機時の消費電力を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、交流の系統電源と、燃料電池から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源に接続されている電源ラインに出力する第1機能と、電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する第2機能と、燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する第3機能と、を有するインバータシステムと、電源ラインと補機との間にインバータシステムに並列に設けられかつ整流素子から構成され、当該燃料電池システムの待機時に、電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機に供給可能である整流回路と、を備えたことである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、当該燃料電池システムの待機時には、インバータシステムの電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する機能を停止させることである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、インバータシステムは、燃料電池から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータから出力される直流電圧を交流電圧に変換して電源ラインに出力するか、または電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/ACインバータと、を備えていることである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、当該燃料電池システムの待機時に通電される第1の電力負荷と、当該燃料電池システムの運転時のみに通電され待機時には通電されない第2の電力負荷と、第1の電力負荷に電力を供給する第1の電力変換器と、第2の電力負荷に電力を供給する第2の電力変換器と、待機時に第2の電力変換器を停止させる制御装置と、を備えたことである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、交流の系統電源と、燃料電池から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源に接続されている電源ラインに出力する第1機能と、電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に出力する第2機能と、燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に出力する第3機能と、を有するインバータシステムと、電源ラインと第1および第2の電力変換器との間にインバータシステムに並列に設けられ、当該燃料電池システムの待機時に、電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に供給可能である電力変換回路と、をさらに備え、制御装置は、待機時に、インバータシステムの電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して第2の電力変換器に出力する機能を停止させることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、当該燃料電池システムの待機時において、交流の系統電源に接続されている電源ラインと補機との間にインバータシステムに並列に設けられかつ整流素子から構成された整流回路が、電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機に供給する。このとき、整流回路は自らを作動させるための電力は必要ないので、燃料電池システムの待機時の消費電力を低減することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、請求項1に係る発明において、当該燃料電池システムの待機時には、インバータシステムの電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する機能を停止させるので、燃料電池システムの待機時の消費電力をより確実に低減することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2に係る発明において、インバータシステムは、燃料電池から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータから出力される直流電圧を交流電圧に変換して電源ラインに出力するか、または電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/ACインバータと、を備えているので、簡単な構成でインバータシステムを構成し、システムを小型化・低コスト化することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要ない第2の電力負荷(補機)への電力供給を停止し、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要である第1の電力負荷(補機)にのみ電力を供給する。これにより、燃料電池システムの待機時に不要な電力を消費するのを防ぐことにより、待機時の消費電力を低減することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項4に係る発明において、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、交流の系統電源と、燃料電池から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源に接続されている電源ラインに出力する第1機能と、電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に出力する第2機能と、燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に出力する第3機能と、を有するインバータシステムと、電源ラインと第1および第2の電力変換器との間にインバータシステムに並列に設けられ、当該燃料電池システムの待機時に、電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して第1および第2の電力変換器に供給可能である電力変換回路と、をさらに備え、制御装置は、待機時に、インバータシステムの電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して第2の電力変換器に出力する機能を停止させる。これにより、燃料電池システムの待機時の消費電力をより確実に低減することができる。
1)第1実施形態
以下、本発明による燃料電池システムの第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、補機14、インバータシステム15、整流回路16、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18から構成されている。
以下、本発明による燃料電池システムの第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、補機14、インバータシステム15、整流回路16、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18から構成されている。
燃料電池11は、燃料ガス(水素ガスを含む)および酸化剤ガス(酸素を含む空気)が供給されて水素と酸素の化学反応により発電して直流電圧(例えば40V)を出力するものである。
改質器21は、燃料(改質用燃料)を水蒸気改質し、水素リッチな改質ガス(燃料ガス)を燃料電池11に供給するものであり、バーナ(燃焼部)、改質部、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という)および一酸化炭素選択酸化反応部(以下、CO選択酸化部という)から構成されている。燃料としては天然ガス、LPG、灯油、ガソリン、メタノールなどがある。
バーナは、起動運転時に外部から燃焼用燃料および燃焼用空気が供給され、または定常運転時に燃料電池11の燃料極からアノードオフガス(燃料電池に供給され使用されずに排出された改質ガス)が供給され、供給された各可燃性ガスを燃焼して燃焼ガスを改質部に導出するものである。
改質部は、外部から供給された燃料に蒸発器からの水蒸気(改質水)を混合した混合ガスを改質部に充填された触媒により改質して水素ガスと一酸化炭素ガスを生成している(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気を水素ガスと二酸化炭素とに変成している(いわゆる一酸化炭素シフト反応)。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)はCOシフト部に導出される。
COシフト部は、この改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気をその内部に充填された触媒により反応させて水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度が低減されてCO選択酸化部に導出される。
CO選択酸化部は、改質ガスに残留している一酸化炭素と外部からさらに供給されたCO浄化用の空気とをその内部に充填された触媒により反応させて二酸化炭素を生成している。これにより、改質ガスは一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)燃料電池11の燃料極に導出される。
系統電源(または商用電源)12は、該系統電源12に接続された電源ライン13を介して電力負荷19に電力を供給するものである。燃料電池11はインバータシステム15を介して電源ライン13に接続されている。
補機14は、改質器21に燃料、水、空気を供給するためのモータ駆動のポンプおよび電磁式バルブ、燃料電池11に改質ガス、空気(酸素)を供給するための電磁式バルブなどから構成されている。この補機14は直流電圧にて駆動されるものであり、その駆動電圧は補機用DC/DCコンバータ18から供給されるようになっている。
インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する第1機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第2機能と、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力する第3機能と、を有している。
すなわち、インバータシステム15は、DC/DCコンバータ15a、DC/ACインバータ15b、系統連結インバータ制御装置15c、およびインバータ用電源DC/DCコンバータ15dを備えている。
DC/DCコンバータ15aは、燃料電池11から出力される直流電圧(例えば40V)を所定の直流電圧(例えば350V)に変換するものである。DC/ACインバータ15bは、DC/DCコンバータ15aから出力される直流電圧を交流電圧(例えば200V)に変換して電源ライン13に出力するか、または電源ライン13からの交流電圧(例えば200V)を所定の直流電圧(例えば350V)に変換するものである。
系統連結インバータ制御装置15cは、DC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bの駆動を制御するものである。この系統連結インバータ制御装置15cは、燃料電池システム制御装置17と互いに通信可能に接続されており、燃料電池システム制御装置17の指示にしたがってDC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bの駆動を制御する。
インバータ用電源DC/DCコンバータ15dは、DC/DCコンバータ15aまたはDC/ACインバータからの直流電圧を入力して所定の直流電圧に変換して、DC/DCコンバータ15aとDC/ACインバータ15bと系統連結インバータ制御装置15cに電源電圧(駆動電圧)として供給するものである。
整流回路16は、電源ライン13と補機14との間にインバータシステム15に並列に設けられかつ整流素子から構成され、当該燃料電池システムの待機時に、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機14に供給可能なものである。例えば、整流回路16は、整流素子である4つのダイオードから構成され、ダイオードブリッジ回路から構成されている。トランスと組み合わせてもよく、平滑化のため抵抗、コンデンサ、コイルなどと組み合わせてもよい。待機時は、燃料電池システムの発電停止状態のことであり、発電指示(スタートスイッチのオンなど)を待っている状態のことである。
燃料電池システム制御装置17は、燃料電池システムの全体的な制御を一括集中して行うものであり、燃料電池11や改質器21を制御したり、補機14の駆動を制御したり、インバータシステム15の駆動を制御したり、補機用DC/DCコンバータ18を制御したりする。燃料電池システム制御装置17には、待機時でも運転時でも常に電圧が供給されている。
補機用DC/DCコンバータ18は、DC/DCコンバータ15a、DC/ACインバータまたは整流回路16からの直流電圧を入力して所定の直流電圧(例えば24V)に変換して、補機14に電源電圧として供給するものである。
このように構成された燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの待機時(起動運転でも発電運転でもない状態)には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/ACインバータ15bおよびDC/DCコンバータ15aの駆動を停止する。すなわち、電源ライン13(系統電源12)からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機14に出力するインバータシステム15の機能が停止される。一方、整流回路16は電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機用DC/DCコンバータ18に供給し、補機用DC/DCコンバータ18はその供給された直流電圧を変換して補機14に供給する。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、インバータシステム15を介さないで、整流回路16を経て補機用DC/DCコンバータ18ひいては補機14に供給される。なお、燃料電池システム制御装置17にも電力が供給される。
燃料電池システムの発電準備時(起動運転時)には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/ACインバータ15bを駆動するとともにDC/DCコンバータ15aの駆動を停止する。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、DC/ACインバータ15bでスイッチングされ電圧と電流の位相が整えられ力率改善されて補機用DC/DCコンバータひいては補機14に供給される。この供給される電力によって補機14は駆動する。なお、燃料電池システム制御装置17にも電力が供給される。
このとき、整流回路16で整流された電圧は約DC280Vである。DC/ACインバータ15bで整流された電圧は約DC350Vで、DC280Vより高い電圧となるため、DC/ACインバータ15bの力率改善した整流機能が動作し、整流回路16は停止した状態となり電力は消費しない。インバータシステム15に異常があった場合は、整流回路16が動作し電力を供給する。
燃料電池システムの発電運転時には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを駆動する。これにより、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aで昇圧されて補機用DC/DCコンバータひいては補機14に供給される。この供給される電力によって補機14は駆動する。なお、燃料電池システム制御装置17にも電力が供給される。また、燃料電池11からの電力が、DC/ACインバータ15bを経て電力負荷19に供給される。
このとき、整流回路16で整流された電圧は約DC280Vである。DC/ACインバータ15bで整流された電圧は約DC350Vで、DC280Vより高い電圧となるため、DC/ACインバータ15bの力率改善した整流機能が動作し、整流回路16は停止した状態となり電力は消費しない。インバータシステム15に異常があった場合は、整流回路16が動作し電力を供給する。
上述した説明から明らかなように、本第1実施形態においては、当該燃料電池システムの待機時において、交流の系統電源12に接続されている電源ライン13と補機14との間にインバータシステム15に並列に設けられかつ整流素子から構成された整流回路16が、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して補機14に供給する。このとき、整流回路16は自らを作動させるための電力は必要ないので、燃料電池システムの待機時の消費電力を低減することができる。
また、待機時には、燃料電池システム制御装置17や補機14などで消費される電力は数Wである。一方、一般的に整流装置の出力が数Wである場合には、電流波形の歪が小さく周囲に対する高調波の影響が少ないので、力率改善回路を含まない単純なダイオードブリッジ整流回路を整流装置として使用することが可能である。発電準備時には、燃料電池システム制御装置17や補機14などで消費される電力は約100Wである。この場合、単純なダイオードブリッジ整流回路では、力率が悪くなり電流波形が歪み高調波が大きくなり周囲に悪影響を及ぼす。したがって、発電準備時にはDC/ACインバータ15bのみを駆動させ、歪みのない電流波形を形成し力率改善機能が可能となる。これらのことから、燃料電池システムの待機時には消費電力を低減し、発電準備時には力率改善機能を発揮させる2つの作用を両立することができる。
また、当該燃料電池システムの待機時には、インバータの電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する機能を停止させるので、燃料電池システムの待機時の消費電力をより確実に低減することができる。
また、インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/DCコンバータ15aと、DC/DCコンバータ15aから出力される直流電圧を交流電圧に変換して電源ライン13に出力するか、または電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/ACインバータ15bと、を備えているので、簡単な構成でインバータシステム15を構成し、燃料電池システムを小型化・低コスト化することができる。
2)第2実施形態
以下、本発明による燃料電池システムの第2実施形態について図面を参照して説明する。図2は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、インバータシステム15、整流回路16、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18、待機時稼動用DC/DCコンバータ25、補機(ガスセンサ等)26、待機時停止補機用DC/DCコンバータ27、補機(マイコン付き)28から構成されている。なお、第1実施形態と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。
以下、本発明による燃料電池システムの第2実施形態について図面を参照して説明する。図2は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、インバータシステム15、整流回路16、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18、待機時稼動用DC/DCコンバータ25、補機(ガスセンサ等)26、待機時停止補機用DC/DCコンバータ27、補機(マイコン付き)28から構成されている。なお、第1実施形態と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。
第1補機26は、当該燃料電池システムの待機時にも通電される第1の電力負荷である。第1補機26は、待機時にも駆動の必要があるものであり、天然ガスなど燃料の漏れを検出するガスセンサ等である。第1補機26は、待機時にも監視が必要なものである。
第1の電力変換器である待機時稼動用DC/DCコンバータ25は、DC/DCコンバータ15a、DC/ACインバータまたは整流回路16からの直流電圧を入力して所定の直流電圧(例えば24V)に変換して、燃料電池システム制御装置17や第1補機26に電源電圧として供給するものである。待機時稼動用DC/DCコンバータ25は常時駆動用電力が供給され駆動されている。
第2補機28は、当該燃料電池システムの運転時のみに通電され待機時には通電されない第2の電力負荷である。第2補機28は、例えば、圧力センサ、ポンプ、流量制御弁など、運転時に駆動されるものである。第2補機28は、マイコン付のものを使用することが好ましい。
第2の電力変換器である待機時停止補機用DC/DCコンバータ27は、DC/DCコンバータ15a、DC/ACインバータまたは整流回路16からの直流電圧を入力して所定の直流電圧(例えば24V)に変換して、第2補機28に電源電圧として供給するものである。待機時停止補機用DC/DCコンバータ27は、燃料電池システム制御装置17の指示にしたがって駆動が制御されるものであり、燃料電池システムの待機時に駆動が停止される。
なお、インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力する機能と、燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力する機能と、を有する。
また、整流回路16は、電源ライン13と待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27との間にインバータシステム15に並列に設けられ、当該燃料電池システムの待機時に、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に供給可能である電力変換回路である。
このように構成された燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの待機時には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/ACインバータ15bおよびDC/DCコンバータ15aの駆動を停止する。すなわち、燃料電池システム制御装置17は、電源ライン13(系統電源12)からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力するインバータシステム15の機能が停止される。
一方、整流回路16は電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に供給する。燃料電池システム制御装置17からの指令によって待機時停止補機用DC/DCコンバータ27の駆動が停止される。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、インバータシステム15を介さないで、整流回路16を経て待機時停止補機用DC/DCコンバータ27までは供給されるが、第2補機28には供給されない。
また、待機時稼動用DC/DCコンバータ25は常に駆動しているので、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、インバータシステム15を介さないで、整流回路16を経て待機時稼動用DC/DCコンバータ25を経て、燃料電池システム制御装置17および第1補機26に供給される。
燃料電池システムの発電準備時(起動運転時)には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/ACインバータ15bを駆動するとともにDC/DCコンバータ15aの駆動を停止する。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、DC/ACインバータ15bでスイッチングされ電圧と電流の位相が整えられ力率改善されて待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に供給され、ひいては燃料電池システム制御装置17、第1補機26,28に供給される。
このとき、整流回路16で整流された電圧は約DC280Vである。DC/ACインバータ15bで整流された電圧は約DC350Vで、DC280Vより高い電圧となるため、DC/ACインバータ15bの力率改善した整流機能が動作し、整流回路16は停止した状態となり電力は消費しない。インバータシステム15に異常があった場合は、整流回路16が動作し電力を供給する。
燃料電池システムの発電運転時には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを駆動する。これにより、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aおよび待機時稼動用DC/DCコンバータ25を経て燃料電池システム制御装置17および第1補機26に供給されるとともに、DC/DCコンバータ15aおよび待機時停止補機用DC/DCコンバータ27を経て第2補機28に供給される。また、燃料電池11からの電力が、DC/ACインバータ15bを経て電力負荷19に供給される。
このとき、整流回路16で整流された電圧は約DC280Vである。DC/ACインバータ15bで整流された電圧は約DC350Vで、DC280Vより高い電圧となるため、DC/ACインバータ15bの力率改善した整流機能が動作し、整流回路16は停止した状態となり電力は消費しない。インバータシステム15に異常があった場合は、整流回路16が動作し電力を供給する。
上述した説明から明らかなように、本第2実施形態においては、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要ない第2の電力負荷(第2補機28)への電力供給を停止し、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要である第1の電力負荷(燃料電池システム制御装置17や第1補機26)にのみ電力を供給する。これにより、燃料電池システムの待機時に不要な電力を消費するのを防ぐことにより、待機時の消費電力を低減することができる。
また、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池11と、交流の系統電源12と、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力する機能と、燃料電池11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力する機能と、を有するインバータシステム15と、電源ライン13と待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27との間にインバータシステム15に並列に設けられ、当該燃料電池システムの待機時に、電源ライン13からの交流電圧を整流して直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に供給可能である整流回路16と、をさらに備え、燃料電池システム制御装置17は、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換して待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27に出力するインバータシステム15の機能を停止させる。これにより、燃料電池システムの待機時の消費電力をより確実に低減することができる。
なお、上述した第2実施形態においては、整流回路16の代わりに他の電力変換回路例えばDC/ACインバータを設置するようにしてもよい。
3)第3実施形態
以下、本発明による燃料電池システムの第3実施形態について図面を参照して説明する。図3は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18、待機時稼動用DC/DCコンバータ25、補機(ガスセンサ等)26、待機時停止補機用DC/DCコンバータ27、補機(マイコン付き)28、切換回路29、AC/DCコンバータ31から構成されている。なお、第1および第2実施形態と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。
以下、本発明による燃料電池システムの第3実施形態について図面を参照して説明する。図3は燃料電池システムの構成を示す構成ブロック図である。この燃料電池システムは、燃料電池11、系統電源12、電源ライン13、インバータシステム15、燃料電池システム制御装置17、補機用DC/DCコンバータ18、待機時稼動用DC/DCコンバータ25、補機(ガスセンサ等)26、待機時停止補機用DC/DCコンバータ27、補機(マイコン付き)28、切換回路29、AC/DCコンバータ31から構成されている。なお、第1および第2実施形態と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。
インバータシステム15は、燃料電池11から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して系統電源12に接続されている電源ライン13に出力する機能と、電源ライン13からの交流電圧を所定の直流電圧に変換してインバータ用電源DC/DCコンバータ15dに出力する機能と、を有する。
切換回路29は、燃料電池11と電源ライン13との間にインバータシステム15に並列に設けられている。切換回路29は、燃料電池11と待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27との接続(図3にて破線で示す)と、電源ライン13と待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27との接続(図3にて実線で示す)とを、燃料電池システム制御装置17の指示にしたがって切り換えるものである。
AC/DCコンバータ31は、切換回路29と電源ライン13との間に配設されている。AC/DCコンバータ31は、電源ライン13からの交流電圧(例えば200V)を所定の直流電圧(例えば24V)に変換するものである。
このように構成された燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの待機時には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって切換回路29が図3の実線に示すように切り換えられる。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力が、インバータシステム15を介さないで、AC/DCコンバータ31および切換回路29を経て、待機時稼動用DC/DCコンバータ25および待機時停止補機用DC/DCコンバータ27までは供給される。
また、燃料電池システム制御装置17からの指令によって待機時停止補機用DC/DCコンバータ27の駆動が停止される。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力は、第2補機28には供給されない。また、待機時稼動用DC/DCコンバータ25は常に駆動しているので、電源ライン13(系統電源12)からの電力は、燃料電池システム制御装置17および第1補機26に供給される。
燃料電池システムの発電準備時(起動運転時)には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって待機時停止補機用DC/DCコンバータ27が駆動される。これにより、電源ライン13(系統電源12)からの電力は、第2補機28にも供給される。
燃料電池システムの発電運転時には、燃料電池システム制御装置17からの指令によって切換回路29が図3の破線に示すように切り換えられる。これにより、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aおよび待機時稼動用DC/DCコンバータ25を経て燃料電池システム制御装置17および第1補機26に供給されるとともに、DC/DCコンバータ15aおよび待機時停止補機用DC/DCコンバータ27を経て第2補機28に供給される。また、燃料電池システム制御装置17からの指令によって系統連系インバータ制御装置15cがDC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを駆動する。これにより、燃料電池11からの電力が、DC/DCコンバータ15aおよびDC/ACインバータ15bを経て電力負荷19に供給される。
本第3実施形態によれば、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要ない第2の電力負荷(第2補機28)への電力供給を停止し、当該燃料電池システムの待機時に通電が必要である第1の電力負荷(燃料電池システム制御装置17や第1補機26)にのみ電力を供給する。これにより、燃料電池システムの待機時に不要な電力を消費するのを防ぐことにより、待機時の消費電力を低減することができる。
11…燃料電池、12…系統電源、13…電源ライン、14…補機、15…インバータシステム、15a…DC/DCコンバータ、15b…DC/ACインバータ、15c…系統連系インバータ制御装置、15d…インバータ用電源DC/DCコンバータ、16…整流回路、17…燃料電池システム制御装置、18補機用DC/DCコンバータ、19…電力負荷、21…改質器、25…待機時稼動用DC/DCコンバータ(第1の電力変換器)、26…第1補機(第1の電力負荷)、27…待機時停止補機用DC/DCコンバータ(第2の電力変換器)、28…第2補機(第2の電力負荷)、29…切換回路、31…AC/DCインバータ。
Claims (5)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、
交流の系統電源と、
前記燃料電池から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して前記系統電源に接続されている電源ラインに出力する第1機能と、前記電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する第2機能と、前記燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する第3機能と、を有するインバータシステムと、
前記電源ラインと前記補機との間に前記インバータシステムに並列に設けられかつ整流素子から構成され、当該燃料電池システムの待機時に、前記電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して前記補機に供給可能である整流回路と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1において、当該燃料電池システムの待機時には、前記インバータシステムの前記電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して補機に出力する機能を停止させることを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項1または請求項2において、前記インバータシステムは、
前記燃料電池から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/DCコンバータと、
前記DC/DCコンバータから出力される直流電圧を交流電圧に変換して前記電源ラインに出力するか、または前記電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換するDC/ACインバータと、を備えていることを特徴とする燃料電池システム。 - 燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
当該燃料電池システムの待機時に通電される第1の電力負荷と、
当該燃料電池システムの運転時のみに通電され前記待機時には通電されない第2の電力負荷と、
前記第1の電力負荷に電力を供給する第1の電力変換器と、
前記第2の電力負荷に電力を供給する第2の電力変換器と、
前記待機時に前記第2の電力変換器を停止させる制御装置と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項4において、
交流の系統電源と、
前記燃料電池から出力される直流電圧を所定の交流電圧に変換して前記系統電源に接続されている電源ラインに出力する第1機能と、前記電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して前記第1および第2の電力変換器に出力する第2機能と、前記燃料電池からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して前記第1および第2の電力変換器に出力する第3機能と、を有するインバータシステムと、
前記電源ラインと前記第1および第2の電力変換器との間に前記インバータシステムに並列に設けられ、当該燃料電池システムの待機時に、前記電源ラインからの交流電圧を整流して直流電圧に変換して前記第1および第2の電力変換器に供給可能である電力変換回路と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記待機時に、前記インバータシステムの前記電源ラインからの交流電圧を所定の直流電圧に変換して前記第2の電力変換器に出力する機能を停止させることを特徴とする燃料電池システム。
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