JP2016067137A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補機の動作用電圧を生成するコンバータに低耐圧の素子を用いることにより、電力変換効率の高い発電装置を提供する。【解決手段】パワーコンディショナ2が、燃料電池1の発電出力を昇圧する非絶縁型の昇圧コンバータ4と、昇圧コンバータ4の出力電圧を調整する絶縁型DC/DCコンバータ5と、絶縁型DC/DCコンバータ5の出力を電力系統3に系統連系可能な交流電力に変換するインバータ6とを備えた発電装置において、絶縁型DC/DCコンバータ5を絶縁トランス20を有する双方向型コンバータで構成し、絶縁トランス20の一次側に補助巻線29を巻装し、この補助巻線29の出力が、燃料電池1の補機の動作用電圧に近い電圧となるように、スイッチング素子21,25を制御して、補機電源部8のコンバータに供給する。【選択図】図1

Description

この発明は発電装置に関し、より詳細には、燃料電池で発電された直流電力を電力系統に連系可能な交流電力に変換するパワーコンディショナを備えた発電装置に関する。
従来、この種の発電装置では、燃料電池の補機を動作させる動作電源は、パワーコンディショナから供給するようになっている。具体的には、パワーコンディショナにおいて、燃料電池の発電出力を昇圧するコンバータと、コンバータで昇圧された直流電力を交流電力に変換するインバータとの間に介在するDCリンク部から直流電圧を取り出し、この直流電圧を絶縁型の降圧コンバータで降圧して補機に動作用電源として供給するように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011−50191号公報
しかしながら、このような従来の構成には以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、燃料電池の発電中、DCリンク部の電圧はDC380V程度の高電圧となることから、補機の動作電圧(たとえば、DC24V)を生成する降圧コンバータには高耐圧素子を使用する必要があり、このことがパワーコンディショナの電力変換効率の高効率化を妨げる要因となっていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、補機の動作用電圧を生成するコンバータに低耐圧の素子を使用することにより、電力変換効率の高い発電装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の発電装置は、燃料電池と、上記燃料電池の補機と、上記燃料電池の発電出力を電力系統に系統連系させるパワーコンディショナとを備え、上記パワーコンディショナが、上記燃料電池の発電出力を昇圧する昇圧コンバータと、上記昇圧コンバータの出力を系統連系に必要な電圧に調整する絶縁型DC/DCコンバータと、上記絶縁型DC/DCコンバータの出力を上記電力系統に系統連系可能な交流電力に変換するインバータとを備えた発電装置において、上記絶縁型DC/DCコンバータは、絶縁トランスを有する双方向型コンバータで構成されるとともに、上記絶縁トランスの一次側に補助巻線を備えてなり、上記補助巻線の出力を所定のスイッチング素子で電圧制御することによって、上記補機の動作用電力を上記補助巻線から取り出す構成を備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、絶縁型DC/DCコンバータの絶縁トランスの一次側に備えられた補助巻線から補機の動作用電圧に近い電圧を取り出すことができるので、補機の動作用電圧を生成するコンバータの素子として低耐圧の素子を用いることができる。
本発明の請求項2に記載の発電装置は、請求項1に記載の発電装置において、上記補助巻線には、該補助巻線の出力電圧を上記補機の動作用電圧に変換する非絶縁型のDC/DCコンバータが備えられていることを特徴とする。
本発明に係る発電装置では、補機の動作用電源となる補助巻線の出力は、燃料電池および電力系統の双方から絶縁されることから、補機の動作用電圧を生成する電源部(補機電源部)として非絶縁型のDC/DCコンバータを用いることができる。
本発明の請求項3に記載の発電装置は、請求項1または2に記載の発電装置において、上記双方向型コンバータは、上記絶縁トランスの一次側および二次側の双方にスイッチング素子を有するフルブリッジ回路を備えて構成され、上記絶縁トランスの二次側のフルブリッジ回路をスイッチング動作させて、上記電力系統から供給される電力から上記補助巻線の出力を得る第1動作モードと、上記絶縁トランスの二次側のフルブリッジ回路のスイッチング動作を停止させて、上記燃料電池から供給される電力から上記補助巻線の出力を得る第2動作モードとを備えていることを特徴とする。
請求項3に係る発電装置は、補機の動作用電源を、電力系統から得る第1動作モードと、燃料電池から得る第2動作モードを備えているので、燃料電池の非発電時においても燃料電池の補機を動作可能な状態とすることができる。したがって、燃料電池が発電を停止しても電力系統から電力供給を受けて燃料電池を起動することができる。
本発明の請求項4に記載の発電装置は、請求項3に記載の発電装置において、上記昇圧コンバータは、入力コンデンサと出力ダイオードを備えた非絶縁型のコンバータ回路で構成されるとともに、上記出力ダイオードに並列接続された開閉器を備えてなり、上記第1動作モードから第2動作モードに移行する際に、上記インバータを逆動作させるとともに、上記開閉器によって出力ダイオードの両端を短絡させることで、上記入力コンデンサを充電することを特徴とする。
請求項4に係る発電装置は、パワーコンディショナが第1動作モードから第2動作モードに移行する際、すなわち、燃料電池の発電開始時に、昇圧コンバータの出力ダイオードの両端が開閉器によって短絡し、入力コンデンサが充電されるので、燃料電池の発電開始に伴って昇圧コンバータに燃料電池の出力が入力されても入力コンデンサに過大な突入電流が流れることがない。
本発明の請求項5に記載の発電装置は、請求項4に記載の発電装置において、上記インバータを逆動作させる際には、上記絶縁型DC/DCコンバータの出力電圧が、上記昇圧コンバータの入力電圧を超えないように上記インバータの昇圧動作を制御することを特徴とする。
請求項5に係る発電装置によれば、燃料電池の発電開始に伴うインバータの逆動作時に、絶縁型DC/DCコンバータの出力電圧が昇圧コンバータの入力電圧を超えないように、インバータの昇圧動作が制御されるので、突入電流の防止に必要な電圧を超える過大な電圧が昇圧コンバータの入力コンデンサに印加されることが防止される。
本発明によれば、絶縁型DC/DCコンバータの絶縁トランスの一次側の補助巻線から補機の動作用電圧に近い電圧を取り出すことができるので、補機の動作用電圧を生成するコンバータの素子として低耐圧の素子を用いることができ、電力変換効率の高い発電装置を提供することができる。
また、補機の動作用電圧を生成するDC/DCコンバータに非絶縁型のコンバータを採用することができるので、この点でも電力変換効率の高い発電装置を提供することができる。
また、燃料電池の発電開始時におけるインバータ逆動作時に、昇圧コンバータの出力ダイオードに並列接続された開閉器を短絡させて昇圧コンバータの入力コンデンサを充電することにより、燃料電池の発電出力が昇圧コンバータに入力される際の突入電流が抑制される。そのため、突入電流による燃料電池の劣化のおそれが少ない発電装置を提供することができる。
本発明に係る発電装置の概略構成を示す回路図であって、燃料電池の非発電時における補機への電力供給経路を模式的に示している。 同発電装置の回路図であって、燃料電池の発電時における補機への電力供給経路を模式的に示している。 本発明に係る発電装置の第2の実施態様の概略構成を示す回路図であって、燃料電池の非発電時における補機への電力供給経路を模式的に示している。 同発電装置の第2の実施態様の回路図であって、燃料電池の発電開始時における昇圧コンバータの入力コンデンサの充電経路を模式的に示している。 同発電装置の第2の実施態様の回路図であって、燃料電池の発電開始後における補機への電力供給経路を模式的に示している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
実施形態1
図1および図2は、本発明に係る発電装置の概略構成を示している。これらの図に示す発電装置は、発電部として燃料電池1を備えるとともに、燃料電池1で発電された直流電力を電力系統3に系統連系させるパワーコンディショナ2を備えている。
燃料電池1は、周知のとおり、水素(水素リッチガス)と酸素(空気)の電気化学反応によって得られる電気エネルギを直流電力として取り出す装置であって、電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタック(図示せず)と、燃料電池スタックを動作させるための補機(図示せず)とを備えている。なお、本実施形態では、燃料電池1として、固体酸化物型燃料電池(SOFC)を用いるが、固体高分子型燃料電池(PEFC)など他の形式の燃料電池を用いてもよい。
補機は、燃料電池スタックを動作させるための周辺機器で構成される。たとえば、燃料電池スタックに供給する空気を昇圧する空気ブロワ、燃料改質器に供給する原燃料(都市ガスやLPガスなど)を昇圧する燃料昇圧ブロワ、燃料改質器に改質用水蒸気生成用の水を供給する改質水ポンプ、燃料電池スタックに冷却水を供給する冷却水ポンプなどの電気負荷で構成されている。本実施形態では、これらの補機は、いずれもDC24Vで動作する電気負荷で構成されている。
パワーコンディショナ2は、燃料電池1で発電された直流電力を電力系統3に系統連系可能な交流電力(たとえば、単相3線式AC100V/200V)に変換する電力変換装置であって、燃料電池1の発電出力を昇圧する昇圧コンバータ4と、昇圧コンバータ4の出力電圧を調整する絶縁型DC/DCコンバータ5と、絶縁型DC/DCコンバータ5の出力を交流電力に変換するインバータ6と、電力系統3から供給される交流電力を整流して直流電力を得る整流回路7と、補機の動作用電力を生成する補機電源部8と、パワーコンディショナ2の各部を制御する制御部9とを主要部として備えている。
昇圧コンバータ4は、燃料電池1の発電出力を所定の電圧(図示例では、DC140V)に昇圧するためのDC/DCコンバータであって、本実施形態では、この昇圧コンバータ4として、非絶縁型の昇圧チョッパ回路が用いられている。すなわち、この昇圧コンバータ4は、入力コンデンサ10と、チョークコイル11と、FETなどのスイッチング素子12と、出力ダイオード13と、出力コンデンサ14とを備えており、スイッチング素子12のスイッチング動作が制御部9によって制御されるように構成されている。
なお、この昇圧コンバータ4の入力側(燃料電池1側)には、昇圧コンバータ4への入力電圧を検出する入力電圧センサ15と、昇圧コンバータ4への入力電流を検出する入力電流センサ16とが備えられており、これら両センサ15,16の検出値は制御部9に入力されるように構成されている。また、昇圧コンバータ4の入力側には、制御部9の制御を受けて電路を短絡/開放する入力開閉器17が備えられている。
これに対し、昇圧コンバータ4の出力側、すなわち、昇圧コンバータ4と絶縁型DC/DCコンバータ5との間には、昇圧コンバータ4の出力側の電圧を検出する出力電圧センサ18が備えられており、この出力電圧センサ18の検出値も制御部9に入力されるように構成されている。
絶縁型DC/DCコンバータ5は、昇圧コンバータ4の出力電圧をインバータ6による系統連系に必要な電圧(たとえば、DC380V程度)に昇圧・調整するDC/DCコンバータ回路で構成されている。この絶縁型DC/DCコンバータ5は、絶縁トランス20を有する双方向型コンバータで構成されている。具体的には、絶縁トランス20の一次側および二次側(昇圧コンバータ4側を「一次側」、インバータ6側を「二次側」と称する。)の双方に、スイッチング素子21,25を有するフルブリッジ回路を左右対称に備えた絶縁型双方向DC/DCコンバータ回路で構成されている。
すなわち、この絶縁型DC/DCコンバータ5は、Hブリッジ形に接続された4個のスイッチング素子(図示例ではFET)21と、各スイッチング素子21にそれぞれ並列接続(逆並列接続)された帰還ダイオード22とで絶縁トランス20の一次側のフルブリッジ回路が構成されており、この回路がコンデンサ23およびリアクトル24を介して絶縁トランス20の一次側主巻線27に接続されている。一方、絶縁トランス20の二次側のフルブリッジ回路は、Hブリッジ形に接続された4個のスイッチング素子25と、各スイッチング素子25にそれぞれ並列接続(逆並列接続)された帰還ダイオード26とで構成されており、この回路が絶縁トランス20の二次側主巻線28に接続されている。なお、これら両フルブリッジ回路のスイッチング素子21,25のスイッチング動作は、いずれも制御部9によって制御されるように構成されている。そして、これら絶縁トランス20の1次側および2次側に備えられたフルブリッジ回路は、一次側から二次側に電力伝達を行う際には、一次側のスイッチング素子21がスイッチング回路として、二次側の帰還ダイオード26が全波整流回路として動作し、二次側から一次側に電力伝達を行う際には、二次側のスイッチング素子25がスイッチング回路として、一次側の帰還ダイオード22が全波整流回路として動作するようになっている。
インバータ6は、絶縁型DC/DCコンバータ5の出力を電力系統3に系統連系可能な交流電力に変換するDC/ACインバータ回路であって、本実施形態では、このインバータ6には、単相フルブリッジインバータ回路が用いられている。すなわち、Hブリッジ形に接続された4個のスイッチング素子(図示例ではFET)30と、各スイッチング素子30にそれぞれ並列接続された帰還ダイオード31と、連系リアクトル32と、相間コンデンサ33とで構成されている。なお、インバータ6のスイッチング素子30のスイッチング動作も制御部9によって制御される。
そして、インバータ6の入力側、すなわち、絶縁型DC/DCコンバータ5とインバータ6との間には、DCリンクコンデンサ34が接続されている。また、インバータ6の出力側、すなわち、インバータ6と電力系統3との間には系統連系スイッチ35が備えられている。系統連系スイッチ35は、電力系統3をインバータ6または整流回路7に接続するスイッチであって、このスイッチ35をインバータ6に接続することによって、燃料電池1と電力系統3が系統連系可能になる一方、整流回路7に接続することによって、整流回路7に対して電力系統3から交流電力が供給されるようになっている。なお、この系統連系スイッチ35のスイッチ接点をインバータ6または整流回路7のいずれに接続するかは制御部9によって制御される。
整流回路7は、電力系統3から供給される交流電力を直流電力に変換してDCリンク部(絶縁型DC/DCコンバータ5とインバータ6との間)に供給するための回路であって、本実施形態では、この整流回路7としてダイオードブリッジ回路が用いられている。
補機電源部8は、補機の動作用電力を生成する電源回路であって、この補機電源部8は、絶縁トランス20の一次側補助巻線29から電力供給を受けて補機の動作用電力を生成するように構成されている。すなわち、図1および図2に示すように、絶縁トランス20の一次側には、上述した一次側主巻線27に加えて、一次側補助巻線29が巻装されており、補機電源部8は、この一次側補助巻線29から電力供給を受けるように構成されている。
ここで、絶縁トランス20の一次側補助巻線29の巻き数は、その出力電圧が補機の動作用電圧(本実施形態ではDC24V)に近い電圧となるように設定されている。すなわち、本実施形態では、一次側補助巻線29の出力電圧がDC30V〜DC40V程度となるように設定されている。このため、一次側補助巻線29の出力から補機の動作用電圧を生成する補機電源部8には降圧型DC/DCコンバータが用いられている。
そして、本実施形態では、補機電源部8を構成する降圧型DC/DCコンバータとして、非絶縁型の降圧チョッパ回路が用いられている。すなわち、補機電源部8は、入力コンデンサ40と、チョークコイル41と、FETなどのスイッチング素子42と、出力ダイオード43と、出力コンデンサ44とで構成されている。なお、45は、スイッチング素子42のドライバICを示している。
なお、本実施形態では、一次側補助巻線29の出力電圧が補機の動作用電圧よりも高くなるように設定した場合を示しているが、一次側補助巻線29の出力電圧は補機の動作用電圧よりも低くなる(たとえば、DC15V程度となる)ように設定することも可能である。その場合、補機電源部8には、昇圧型のDC/DCコンバータ(たとえば、非絶縁型の昇圧チョッパ回路)が用いられる。つまり、補機電源部8は、絶縁トランス20の一次側補助巻線29の出力電圧に応じて、降圧型または昇圧型の絶縁型DC/DCコンバータが適宜採用される。換言すれば、補機電源部8は、絶縁トランス20の一次側補助巻線29の出力電圧を補機の動作用電圧に変換可能な非絶縁型のコンバータで構成される。
制御部9は、パワーコンディショナ2の各部を制御する制御装置であって、本実施形態では、この制御部9は、昇圧コンバータ4、絶縁型DC/DCコンバータ5およびインバータ6の各スイッチング素子12,21,25,30のスイッチング動作制御並びに系統連系スイッチ35の接点制御などを行うマイコンで構成されている。
なお、この制御部9は、制御部9に動作用の電力(図示例では、DC5V)を供給する制御電源部50から電力供給を受けて動作するように構成されている。この制御電源部50は、絶縁型の降圧コンバータで構成されており、本実施形態では、フライバックコンバータが採用されている。すなわち、この制御電源部50は、絶縁トランス51と、該絶縁トランス51の一次側に備えられるスイッチング素子52と、絶縁トランス51の二次側に備えられる出力ダイオード53および出力コンデンサ54とで構成され、DCリンク部の電圧が絶縁トランス51の一次側に供給されるようになっている。なお、55は、スイッチング素子52のドライバICである。
次に、このように構成された発電装置の動作について説明する。
A:燃料電池1の非発電時(第1動作モード)
燃料電池1が発電を行っていないとき(燃料電池1の非発電時)、図1に示すように、入力開閉器17は接点を開放し、系統連系スイッチ35は整流回路7側に接続される。これにより、電力系統3から供給される交流電力が整流回路7で直流電力に変換されて、DCリンクコンデンサ34(DCリンク部)に供給される。たとえば、電力系統3からAC200Vが供給される場合、DCリンクコンデンサ34にはDC280Vが印加される。
このようにして、DCリンク部に直流電力が供給されると、その一部がDCリンク部から制御電源部50に供給され、制御電源部50において、制御部9の動作用電圧(DC5V)が生成されて、制御部9に供給される(図1の矢符A参照)。これにより、制御部9によるパワーコンディショナ2の制御が可能になる。
制御部9によるパワーコンディショナ2の制御が可能になると、制御部9は、絶縁型DC/DCコンバータ5の二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25をあらかじめ設定された所定のデューティ比(たとえば、50%)でスイッチング動作させる。これにより、絶縁トランス20の一次側補助巻線29に出力電圧(DC30〜40V程度)が発生する(図1の矢符A参照)。なお、このとき、制御部9は、絶縁型DC/DCコンバータの一次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子21のスイッチング動作は停止させている。
そして、絶縁トランス20の一次側補助巻線29から出力される直流電力は、補機電源部8に供給され、補機電源部8の降圧型DC/DCコンバータにおいて補機の動作用電圧(DC24V)が生成され、補機に供給される(図1の矢符A参照)。これにより、燃料電池1の補機が動作可能な状態、すなわち、燃料電池1が発電可能な状態となる。
B:燃料電池1の発電時(第2動作モード)
燃料電池1が発電可能な状態になると、制御部9は、燃料電池1の補機を動作させて、燃料電池1による発電を開始させる。燃料電池1が発電を開始し、電圧出力が可能になると、図2に示すように、制御部9は、入力開閉器17の接点を短絡させ、燃料電池1で発電された直流電力を昇圧コンバータ4に供給する(図2の矢符B参照)。
そして、絶縁型DC/DCコンバータ5の一次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子21をあらかじめ設定された所定のデューティ比(たとえば、50%)でスイッチング動作させるとともに、系統連系スイッチ35をインバータ6に接続する。また、制御部9は、二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25のスイッチング動作を停止させて、帰還ダイオード26を整流ダイオードとして動作させる。
これにより、燃料電池1で発電された直流電力が、昇圧コンバータ4および絶縁型DC/DCコンバータ5によって所定の電圧(インバータ6が電力系統3に系統連系可能な交流電力を出力できる電圧、具体的には、DC380V程度)に昇圧されて、DCリンクコンデンサ34を介して、インバータ6に供給され、インバータ6の出力が電力系統3に系統連系される。
なお、本実施形態では、燃料電池1の出力を電力系統3に系統連系させる際に、絶縁型DC/DCコンバータ5の二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25のスイッチング動作を停止させる構成を示したが、スイッチング素子25にオン抵抗の低い素子を使用して、スイッチング動作を継続させて同期整流による高効率化を図るように構成することも可能である。
そして、このように燃料電池1が発電を行っているとき、燃料電池1の補機には、図2の矢符Bに示すように、燃料電池1で発電された電力が絶縁トランス20の一次側補助巻線29を介して補機電源部8に供給されており、燃料電池1の補機は、燃料電池1で発電された電力によって動作する。
このように、本実施形態に示す発電装置によれば、燃料電池1の補機の動作用電力を生成する補機電源部8の動作電力を、絶縁トランス20の一次側補助巻線29から取り出すように構成しているので、補機の動作用電圧に近い電圧を補機電源部8に供給することができる。そのため、補機電源部8のDC/DCコンバータに低耐圧素子を用いることができ、電力変換効率の高い発電装置を提供することができる。
しかも、補機電源部8は、絶縁トランス20によって燃料電池1および電力系統3と絶縁されているので、補機電源部8のDC/DCコンバータには非絶縁型のコンバータを使用することができる。そのため、この点でも補機電源部8の電力変換効率の効率化を図ることができ、パワーコンディショナ2全体の効率を向上させることができる。
実施形態2
次に、本発明の第2の実施形態を図3乃至図5に基づいて説明する。
この第2の実施形態に係る発電装置は、上述した実施形態1に示す発電装置を改変した発電装置であって、昇圧コンバータ4の出力ダイオード13に開閉器60を並列接続している。その他の構成は、上述した実施形態1に示す発電装置と共通するので、構成が共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
すなわち、上述した実施形態1に示す発電装置では、燃料電池1の発電出力が、非絶縁型の昇圧チョッパ回路(昇圧コンバータ4)に入力されるので、入力開閉器17の接点が短絡した瞬間に入力コンデンサ10に大きな突入電流が流れるおそれがある。本実施形態に示す発電装置では、このような突入電流を防止するために、昇圧コンバータ4の出力ダイオード13に、制御部9によって接点の短絡/開放の切り替えが行われる開閉器60が並列に接続される。
次に、この第2の実施形態に係る発電装置の動作を説明する。
C:燃料電池1の非発電時
燃料電池1の非発電時における回路動作を図3に示す。図3に示すように、燃料電池1の非発電時には、開閉器60の接点は開放状態とされる。その他の点は、上述した実施形態1と同様である。すなわち、入力開閉器17の接点は開放状態とされ、系統連系スイッチ35は整流回路7側に接続される。これにより、電力系統3から供給される交流電力が整流回路7で直流電力に変換され、DCリンク部に供給される。
そして、DCリンク部に供給された直流電力の一部が、DCリンク部から制御電源部50に供給され、制御部9に動作用電圧(DC5V)が供給され、制御部9によるパワーコンディショナ2の制御が可能になる(図3の矢符A参照)。
パワーコンディショナ2の制御が可能になると、制御部9は、絶縁型DC/DCコンバータ5の二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25をあらかじめ設定された所定のデューティ比(たとえば、50%)でスイッチング動作させ、絶縁トランス20の一次側補助巻線29に出力電圧(DC30〜40V程度)を発生させて、補機電源部8に電力を供給し、補機に動作用の電力を供給する(図3の矢符A参照)。なお、このとき、絶縁型DC/DCコンバータ5の一次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子21のスイッチング動作は停止していることから、一次側主巻線27の出力は、一次側のフルブリッジ回路の帰還ダイオード22による全波整流回路を介して昇圧コンバータ4の出力コンデンサ14に印加される。
D:燃料電池1の発電開始時
そして、燃料電池1が発電を開始し、電圧出力が可能になると、制御部9は、図4に示すように、系統連系スイッチ35をインバータ6に接続して、インバータ6を逆動作(PFC昇圧動作)させるとともに、絶縁型DC/DCコンバータ5の二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25をスイッチング動作させる。また、入力開閉器17の接点を短絡させる前に開閉器60の接点を短絡させて、インバータ6から絶縁型DC/DCコンバータ5を介して昇圧コンバータ4に入力される電圧を入力コンデンサ10に印加する(図4の矢符C参照)。このときスイッチング素子25のスイッチングのデューティ比はあらかじめ設定された所定値(たとえば、50%)に固定されている。
そして、制御部9は、この状態で、昇圧コンバータ4の入力電圧センサ15と出力電圧センサ18の検出値に基づいて、入力コンデンサ10に印加される電圧が燃料電池1の出力電圧を超えないように、インバータ6のPFC昇圧動作を制御する。具体的には、制御部9は、入力電圧センサ15の検出値をVfcとし、出力電圧センサ18の検出値をVconとすると、出力電圧センサ18の検出値Vconが、Vfc−α(αは、たとえば10V程度)となるようにインバータ6のPFC昇圧動作を制御し、出力電圧センサ18の検出値VconがVfc−αとなったところで、入力開閉器17の接点を短絡させ、燃料電池1の出力電圧を入力コンデンサ10に印加する。つまり、燃料電池1の発電出力が入力コンデンサ10に印加される前に入力コンデンサ10を充電しておく。
E:燃料電池1の発電開始後
そして、入力コンデンサ10を充電すると、次に制御部9は、図5に示すように、開閉器60の接点を開放し、入力開閉器17の接点を短絡させたまま、昇圧コンバータ4のスイッチング素子12および絶縁型DC/DCコンバータ5のスイッチング素子21のスイッチング動作を開始させる。その際、制御部9は、絶縁型DC/DCコンバータ5の二次側のフルブリッジ回路のスイッチング素子25のスイッチングを停止させるとともに、インバータ6の逆動作も停止させる。
これにより、燃料電池1の発電出力が、昇圧コンバータ4および絶縁型DC/DCコンバータ5によって昇圧され、インバータ6に供給される。インバータ6に供給された直流電力は、インバータ6において電力系統3に連系可能な交流電力に変換され、系統連系スイッチ35を介して、電力系統3に系統連系される。
なお、このようにして燃料電池1での発電が開始されると、燃料電池1の補機には、図5の矢符Bに示すように、燃料電池1で発電された電力が絶縁トランス20の一次側補助巻線29を介して補機電源部8に供給され、燃料電池1の補機は、燃料電池1で発電された電力によって動作する。
このように、本実施形態の発電装置では、燃料電池1の発電開始時において、燃料電池1の発電出力を昇圧コンバータ4に入力する際に、あらかじめ入力コンデンサ10を充電しておくので、入力開閉器17の接点を短絡させても入力コンデンサ10に大きな突入電流が流れるおそれがなく、突入電流による燃料電池1の劣化が防止される。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、絶縁トランス20の一次側補助巻線29の出力を補機電源部8に供給する構成を示したが、補機電源部8に代えて、または、補機電源部8と並列に他の電気負荷用の電源部を設けることも可能である。たとえば、本発明に係る発電装置がコージェネレーションシステムに適用される場合、燃料電池1で発生する排熱を利用して生成した温水を貯湯する貯湯タンクに用いられるポンプの電源部を設け、この電源部が絶縁トランス20の一次側補助巻線29から電力供給を受けるように構成することも可能である。
また、上述した実施形態では、燃料電池1の補機の動作用電圧がDC24Vである場合を示したが、補機の動作用電圧はDC24Vに限らず、動作用電圧がDC15Vなどの補機を用いてもよい。なお、その場合、補機の動作用電圧に応じて、絶縁トランス20の一次側補助巻線29の巻き数が変更され、それに伴って、補機電源部8のDC/DCコンバータとして降圧型あるいは昇圧型のコンバータが適宜選択される。
また、上述した実施形態2では、昇圧コンバータ4の出力ダイオード13に開閉器60を並列接続した場合を示したが、昇圧コンバータ4が同期整流方式でダイオード13に代えてFETを使用する場合には、開閉器60に代えて、このFETをオンさせることにより、入力コンデンサ10を充電するように構成することもできる。
また、上述した実施形態2では、燃料電池1の発電開始時に、制御部9が、入力電圧センサ15の検出値をVfcを検出しながら、入力コンデンサ10に印加される電圧が燃料電池1の出力電圧を超えないようにインバータ6のPFC昇圧動作を制御する構成を示したが、燃料電池1の発電電圧の開放端電圧があらかじめ特定されている場合には、制御部9は、入力電圧センサ15の検出値を用いずに、燃料電池1の開放端電圧をVfcとして、インバータ6のPFC昇圧動作を制御するように構成することも可能である。
1 燃料電池
2 パワーコンディショナ
3 電力系統
4 昇圧コンバータ
5 絶縁型DC/DCコンバータ
6 インバータ
7 整流回路
8 補機電源部
9 制御部
10 昇圧コンバータの入力コンデンサ
13 昇圧コンバータの出力ダイオード
15 入力電圧センサ
16 入力電流センサ
17 入力開閉器
18 出力電圧センサ
20 絶縁トランス
21,25 フルブリッジ回路のスイッチング素子
22,26 帰還ダイオード
27 絶縁トランスの一次側主巻線
28 絶縁トランスの二次側主巻線
29 絶縁トランスの一次側補助巻線
30 インバータのスイッチング素子
34 DCリンクコンデンサ(DCリンク部)
35 系統連系スイッチ
50 制御電源部
60 開閉器

Claims (5)

  1. 燃料電池と、前記燃料電池の補機と、前記燃料電池の発電出力を電力系統に系統連系させるパワーコンディショナとを備え、
    前記パワーコンディショナが、前記燃料電池の発電出力を昇圧する昇圧コンバータと、前記昇圧コンバータの出力を系統連系に必要な電圧に調整する絶縁型DC/DCコンバータと、前記絶縁型DC/DCコンバータの出力を前記電力系統に系統連系可能な交流電力に変換するインバータとを備えた発電装置において、
    前記絶縁型DC/DCコンバータは、絶縁トランスを有する双方向型コンバータで構成されるとともに、前記絶縁トランスの一次側に補助巻線を備えてなり、
    前記補助巻線の出力を所定のスイッチング素子で電圧制御することによって、前記補機の動作用電力を前記補助巻線から取り出す構成を備えている
    ことを特徴とする発電装置。
  2. 前記補助巻線には、該補助巻線の出力電圧を前記補機の動作用電圧に変換する非絶縁型のDC/DCコンバータが備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記双方向型コンバータは、前記絶縁トランスの一次側および二次側の双方にスイッチング素子を有するフルブリッジ回路を備えて構成され、
    前記絶縁トランスの二次側のフルブリッジ回路をスイッチング動作させて、前記電力系統から供給される電力から前記補助巻線の出力を得る第1動作モードと、
    前記絶縁トランスの二次側のフルブリッジ回路のスイッチング動作を停止させて、前記燃料電池から供給される電力から前記補助巻線の出力を得る第2動作モードとを備えている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の発電装置。
  4. 前記昇圧コンバータは、入力コンデンサと出力ダイオードを備えた非絶縁型のコンバータ回路で構成されるとともに、前記出力ダイオードに並列接続された開閉器を備えてなり、
    前記第1動作モードから第2動作モードに移行する際に、前記インバータを逆動作させるとともに、前記開閉器によって出力ダイオードの両端を短絡させることで、前記入力コンデンサを充電する
    ことを特徴とする請求項3に記載の発電装置。
  5. 前記インバータを逆動作させる際には、前記絶縁型DC/DCコンバータの出力電圧が、前記昇圧コンバータの入力電圧を超えないように前記インバータの昇圧動作を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の発電装置。
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