JP2015133871A - 電力変換装置、発電装置及び電力変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長性を低減し、より高度に複数の分散電源を統合することができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る電力変換装置(10)は、需要家に設けられる複数の発電装置(25、30、40)と組み合わせて用いられる電力変換装置(10)であって、各発電装置に接続される複数のDC/DCコンバータ(11)と、複数のDC/DCコンバータ(11)を介して供給される各発電装置からの電力を一括して変換可能なインバータ(12)と、を備え、複数のDC/DCコンバータ(11)の少なくとも一つは双方向のDC/DCコンバータ(11−1)である。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の分散電源と組み合わせて用いられる電力変換装置、該電力変換装置と組み合わせて用いられる発電装置、及び、これらの装置を含む電力変換システムに関するものである。
近年、需要家に分散電源を設け、系統と連系させて分散電源からも電力を供給する方式が普及しつつある。分散電源としては、燃料電池装置、太陽光発電装置及び蓄電池などが用いられている。
従来、分散電源は、内部にインバータを有する構成が一般的であり、インバータによりDC(直流)電圧をAC(交流)電圧に変換する。例えば、特許文献1には、インバータを有する燃料電池装置の構成が記載されている。
図4は、従来の燃料電池装置の構成の一例を示す図である。図4に示す燃料電池装置90は、AC/DCコンバータ91と、補機部92と、発電部93と、DC/DCコンバータ94と、インバータ95とを備える。
AC/DCコンバータ91は、系統からAC電圧の供給を受けてDC電圧に変換し、補機部92にDC電圧を供給する。補機部92は、発電部93に発電を実行させるために必要な装置、例えば、水素や酸素などのガスを供給するためのブロワ、水素や酸素を暖めるためのヒータなどを備えている。発電部93は、水素と酸素から電気化学反応によって直流電力を発生させるセルスタックを備えており、補機部92が動作を開始し発電条件が整うと発電を開始する。DC/DCコンバータ94は、発電部93から入力されるDC電圧を適切なDC電圧に変換する。インバータ95は、DC電圧をAC電圧に変換して分電盤に供給する。
特開平7−123609号公報
上記のように、各分散電源がインバータを有することにより、各分散電源の出力を、それぞれ分電盤に直接接続することができる。しかしながら、需要家に複数の分散電源が設けられている場合、各分散電源がインバータを有する上記構成は冗長であることから、冗長性を低減し、より高度に複数の分散電源を統合することが望まれている。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、冗長性を低減し、より高度に複数の分散電源を統合することができる電力変換装置、該電力変換装置と組み合わせて用いられる発電装置、及び、これらの装置を含む電力変換システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換装置は、需要家に設けられる複数の発電装置と組み合わせて用いられる電力変換装置であって、各発電装置に接続される複数のDC/DCコンバータと、前記複数のDC/DCコンバータを介して供給される各発電装置からの電力を一括して変換可能なインバータと、を備え、前記複数のDC/DCコンバータの少なくとも一つは双方向のDC/DCコンバータであることを特徴とする。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータには起動時に電源の供給を必要とする所定の発電装置が接続されることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記所定の発電装置は燃料電池装置であることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータは、前記燃料電池装置が備える補機部と接続されることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記燃料電池装置が起動されるとき、前記双方向のDC/DCコンバータから前記補機部に対して第1の電圧の電力供給が行われ、前記燃料電池装置による発電が行われると、前記第1の電圧より高い第2の電圧の電力供給が前記燃料電池装置から前記双方向のDC/DCコンバータに対して行われることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータには蓄電池が接続されることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記複数のDC/DCコンバータのうち、双方向ではないDC/DCコンバータには太陽光発電装置が接続されることが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る発電装置は、それぞれ異なる発電装置を接続可能な複数のDC/DCコンバータを備え、各DC/DCコンバータから入力される電力を一括して変換可能な電力変換装置と組み合わせて用いられる発電装置であって、発電部と、前記発電部を起動し、前記発電部が発電するために必要な処理を実行する補機部とを備え、前記補機部は、前記電力変換装置に対し、前記複数のDC/DCコンバータのうち双方向のDC/DCコンバータに接続されていることを特徴とする。
また、本発明に係る発電装置において、前記補機部は、前記双方向のDC/DCコンバータから第1の電圧の供給を受けて前記発電部を起動し、前記発電部は、前記補機部によって起動されて発電を開始すると、前記第1の電圧より高い第2の電圧を前記双方向のDC/DCコンバータに供給することが好ましい。
また、本発明に係る発電装置において、発電が行われると、前記補機部の電力供給元が前記双方向のDC/DCコンバータから前記発電部に変更されることが好ましい。
また、本発明に係る発電装置において、該発電装置は燃料電池装置であることが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換システムは、需要家に設けられる発電装置と、当該発電装置と組み合わせて用いられる電力変換装置とを備える電力変換システムであって、前記電力変換装置は、複数のDC/DCコンバータと、前記複数のDC/DCコンバータに接続される発電装置からの供給電力を一括して変換可能なインバータと、を備え、前記発電装置は、発電部と、前記発電部を起動し、前記発電部が発電するために必要な処理を実行する補機部と、を備え、前記複数のDC/DCコンバータのうち、少なくとも一つは双方向のDC/DCコンバータであり、当該双方向のDC/DCコンバータに前記補機部が接続される、ことを特徴とする。
本発明によれば、冗長性を低減し、より高度に複数の分散電源を統合することができるができる。
複数のDC/DCコンバータを有する電力変換装置を備える電力変換システムの一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電力変換システムの概略構成を示すブロック図である。 図2に示す電力変換システムにおける燃料電池装置の起動時の様子を示す図である。 従来の燃料電池装置の構成の一例を示す図である。
[マルチDCシステム]
最初に、各分散電源装置はDC/DCコンバータ及びインバータを有さず、電力変換装置が複数のDC/DCコンバータ及び1つのインバータを有する構成とした電力変換システム(マルチDCシステム)について説明する。
図1は、複数のDC/DCコンバータを有する電力変換装置を備える電力変換システムの一例の概略構成を示すブロック図である。図1に示す電力変換システム100は、電力変換装置10と、燃料電池装置20と、太陽光発電装置30と、蓄電池40とを備える。
電力変換装置10は、複数のDC/DCコンバータ11と、インバータ12とを備える。
各DC/DCコンバータ11は、それぞれ、分散電源から入力されるDC電圧を適切なDC電圧に変換して、インバータ12に供給する。図1に示す例においては、DC/DCコンバータ11−1、11−2及び11−3は、それぞれ、燃料電池装置20、太陽光発電装置30及び蓄電池40と接続している。
インバータ12は、複数のDC/DCコンバータ11の出力を一括して入力し、DC電圧をAC電圧に変換する。インバータ12は、通常時には系統60と連系して、配電盤50を介して負荷機器70に交流電力を供給する。また、停電時などにおいては、インバータ12は、系統60から解列して自立運転を行って、負荷機器70に電力を供給することもできる。
図1に示すように、電力変換装置10は、DC電圧を入力する構成であるため、燃料電池装置20、太陽光発電装置30及び蓄電池40は、それぞれ、AC電圧ではなくDC電圧を出力する構成である。
例えば、燃料電池装置20は、発電部21と、補機部22と、AC/DCコンバータ23とを備える構成であるが、図4に示す燃料電池装置90のように、DC/DCコンバータ94及びインバータ95は備えない。すなわち、発電部21により発電されたDC電力を、そのまま電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−1に供給する。
太陽光発電装置30及び蓄電池40も同様に、従来の太陽光発電装置や蓄電池とは異なり、DC/DCコンバータ及びインバータを含まず、DC電力をそのまま電力変換装置10のDC/DCコンバータ11に供給する構成である。
このように、各分散電源はDC/DCコンバータ及びインバータを含まない構成とし、複数のDC/DCコンバータ11と、インバータ12とを備える電力変換装置10に、各分散電源が出力するDC電力が供給される構成とすることにより、冗長性を低減し、より高度に複数の分散電源を統合した電力変換システム100を構成することができる。
しかしながら、図1に示す構成は、停電などにより系統60から燃料電池装置20のAC/DCコンバータ23にAC電圧が供給されなくなった場合に、燃料電池装置20による発電ができなくなるという問題がある。なぜなら、AC/DCコンバータ23にAC電圧が供給されなくなると、補機部22が動作せず、補機部22が動作しないと、ブロワにより水素や酸素を発電部21に供給したり、ヒータにより水素や酸素を暖めたりすることができないため、発電部21が発電を開始することができなくなってしまうからである。
たとえ停電時であっても、同時にガスの供給も停止してしまうとは限らない。したがって、停電時においても、燃料電池装置が起動可能であることが望ましい。本発明は、特に、停電時においても、燃料電池装置を起動可能とすることを目的とするものである。
[本発明の一実施形態]
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る電力変換システムの概略構成を示すブロック図である。以下、主に図1と相違する点について説明し、共通する内容については適宜説明を省略する。図2に示すように、電力変換システム200は、電力変換装置10と、燃料電池装置25と、太陽光発電装置30と、蓄電池40とを備える。燃料電池装置25、太陽光発電装置30及び蓄電池40は、需要家に設けられる分散電源である。なお、本実施形態においては、電力変換装置10に、燃料電池装置、太陽光発電装置及び蓄電池が1つずつ組み合わされている構成を例に挙げて説明するが、これはあくまでも一例である。これらの分散電源の個数は、それぞれ任意の個数とすることができる。また、発電装置の種類は、燃料電池装置や太陽光発電装置に限定されるものではなく各種の発電装置とすることができる。
電力変換装置10は、複数のDC/DCコンバータ11と、インバータ12とを備える。
各DC/DCコンバータ11は、それぞれ、分散電源から入力されるDC電圧を適切なDC電圧に変換して、インバータ12又は他のDCコンバータ11に供給する。図2に示す例においては、DC/DCコンバータ11−1、11−2及び11−3は、それぞれ、燃料電池装置25、太陽光発電装置30及び蓄電池40と接続している。なお、本実施形態においてはDC/DCコンバータ11の個数が3個である場合を例に挙げて説明しているが、これは一例であり、任意の複数の個数であってよい。
また、図2に示す例においては、燃料電池装置25と接続するDC/DCコンバータ11−1、及び、蓄電池40と接続するDC/DCコンバータ11−3は、双方向のDC/DCコンバータである。
したがって、DC/DCコンバータ11−1は、太陽光発電装置30や蓄電池40などから供給されるDC電圧を、燃料電池装置25に供給することができる。
また、DC/DCコンバータ11−3は、燃料電池装置25や太陽光発電装置30などから供給されるDC電圧を、蓄電池40に供給し、蓄電池40を充電することができる。
インバータ12は、複数のDC/DCコンバータ11の出力を一括して入力し、DC電圧をAC電圧に変換して、配電盤50に供給する。インバータ12は、通常時には系統60と連系して、配電盤50を介して負荷機器70に交流電力を供給する。また、停電時などにおいては、インバータ12は、系統60から解列して自立運転を行って、負荷機器70に電力を供給することもできる。
燃料電池装置25は、発電部21及び補機部22を備える。図1に示した燃料電池装置20と異なり、本実施形態に係る燃料電池装置25は、系統60からAC電圧の供給を受けてDC電圧に変換し、DC電圧を補機部22に供給するAC/DCコンバータを含まない。
燃料電池装置25は、例えば、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)とすることができるが、他の種類の燃料電池装置であってもよい。
発電部21は、水素と酸素から電気化学反応によって直流電力を発生させるセルスタックを備えており、補機部22のブロワによって水素や酸素を供給され、補機部22のヒータによって発電可能な温度まで暖められることにより発電を実行する。
発電部21は、発電したDC電力を電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−1に供給する。また、発電部21の出力は補機部22にも接続されており、発電部21は、発電したDC電力を補機部22にも供給する。
補機部22は、発電部21に発電を実行させるために必要な処理を実行する装置、例えば、水素や酸素を供給するためのブロワ、水素や酸素を暖めるためのヒータ、補機部22全体を制御及び管理する制御部などを備えている。燃料電池装置25は起動時に電源の供給を必要とし、補機部22は、燃料電池装置25の起動時においては、DC/DCコンバータ11−1からDC電圧の供給を受けてブロワやヒータなどを動作させて、発電部21に発電を開始させる。また、補機部22は、発電部21による発電が開始され、発電部21がDC電圧を出力するようになると、発電部21からDC電圧の供給を受けて、ブロワやヒータなどを動作させる。このように、燃料電池装置25は、一旦発電が開始すると、外部からの電力供給を受けなくても、自立して発電を継続することができる。
太陽光発電装置30は、太陽光を利用して発電することができる。太陽光発電装置30は太陽電池を備えており、太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する。太陽光発電装置30は、従来の太陽光発電装置とは異なり、DC/DCコンバータ及びインバータを含まず、太陽光により発電したDC電力をそのまま電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−2に供給する。
蓄電池40は、充電された電力を放電することにより、電力を供給することができる。また、蓄電池40は、系統60、燃料電池装置25又は太陽光発電装置30等から供給される電力を充電することもできる。蓄電池40は、従来の蓄電池とは異なり、DC/DCコンバータ及びインバータを含まず、放電によるDC電力をそのまま電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−3に供給する。また、DC/DCコンバータ11−3は双方向のDC/DCコンバータであり、蓄電池40は、DC/DCコンバータ11−3からのDC電圧の供給を受けて充電することができる。
以下、電力変換システム200の起動時の動作について、図3を参照して説明する。図3は、図2に示す電力変換システム200における燃料電池装置25の起動時の様子を示す図である。
図3において矢印付きの太線で示すように、燃料電池装置25の起動時には、太陽光発電装置30の出力するDC電圧が、DC/DCコンバータ11−2及び11−1によって電圧変換されて燃料電池装置25に供給される。また、蓄電池40の出力するDC電圧が、DC/DCコンバータ11−3及び11−1によって電圧変換されて燃料電池装置25に供給される。なお、太陽光発電装置30及び蓄電池40の双方によって燃料電池装置25にDC電圧を供給することは必須ではなく、太陽光発電装置30及び蓄電池40のいずれか一方から燃料電池装置25にDC電圧を供給してもよい。
燃料電池装置25の補機部22は、電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−1から第1の電圧のDC電圧の供給を受けると、ブロワやヒータなどの動作を開始する。
発電部21は、補機部22の動作により発電可能な条件に達すると発電を開始する。この際、発電部21が発電するするDC電力の電圧値(第2の電圧)は、第1の電圧よりも高い電圧になるように設定されている。
電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−1は、燃料電池装置25に供給しているDC電圧(第1の電圧)よりも、燃料電池装置25の発電部21が発電して出力するDC電圧(第2の電圧)の方が高くなると、燃料電池装置25へDC電圧を供給する動作から、燃料電池装置25の発電部21からDC電圧の供給を受ける動作に切り替わる。
燃料電池装置25の補機部22は、発電部21が発電を開始すると、電力変換装置10のDC/DCコンバータ11−1からでなく、発電部21からDC電圧の供給を受けるようになり、その結果、燃料電池装置25は、外部から電源供給を受ける必要のない自立運転の状態に移行する。
このように、本実施形態によれば、電力変換装置10が、複数のDC/DCコンバータ11を備える構成であることから、各分散電源がインバータを有する必要がなく、より高度に複数の分散電源を統合することができる。また、起動時に電源の供給を必要とする燃料電池装置25と接続するDC/DCコンバータ11−1が双方向であり、複数のDC/DCコンバータ11が相互に接続されていることにより、太陽光発電装置30や蓄電池40から燃料電池装置25に電源を供給することができる。これにより、たとえ系統60が停電している状況であっても、燃料電池装置25は、太陽光発電装置30や蓄電池40から電源の供給を受けて起動することができ、自立運転に移行することができる。
また、本実施形態によれば、燃料電池装置25が、双方向のDC/DCコンバータ11−1と接続していることにより、系統60からのAC電圧をDC電圧に変換するAC/DCコンバータを備える必要がないため、AC/DCコンバータを含まない構成とすることができ、AC/DCコンバータの分のコストを低減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、本実施形態においては、双方向のDC/DCコンバータ11−1と組み合わせる発電装置として、燃料電池装置25を組み合わせる場合を例に挙げて説明したが、これは燃料電池装置に限定するものではなく、起動時に電源の供給を必要とする他の種類の発電装置であっても、本発明を適用できる。
また、本実施形態においては、燃料電池装置25は、図1で説明したAC/DCコンバータ23を含まないものとして説明したが、燃料電池装置25にAC/DCコンバータを含め、系統60からのAC電力によっても補機部22を起動できるようにしてもよい。
10 電力変換装置
11 DC/DCコンバータ
12 インバータ
20 燃料電池装置
21 発電部
22 補機部
23 AC/DCコンバータ
25 燃料電池装置
30 太陽光発電装置
40 蓄電池
50 配電盤
60 系統
70 負荷機器
100 電力変換システム
200 電力変換システム

Claims (12)

  1. 需要家に設けられる複数の発電装置と組み合わせて用いられる電力変換装置であって、
    各発電装置に接続される複数のDC/DCコンバータと、
    前記複数のDC/DCコンバータを介して供給される各発電装置からの電力を一括して変換可能なインバータと、を備え、
    前記複数のDC/DCコンバータの少なくとも一つは双方向のDC/DCコンバータであることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータには起動時に電源の供給を必要とする所定の発電装置が接続されることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2に記載の電力変換装置において、前記所定の発電装置は燃料電池装置であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項3に記載の電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータは、前記燃料電池装置が備える補機部と接続されることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項4に記載の発電装置において、
    前記燃料電池装置が起動されるとき、前記双方向のDC/DCコンバータから前記補機部に対して第1の電圧の電力供給が行われ、
    前記燃料電池装置による発電が行われると、前記第1の電圧より高い第2の電圧の電力供給が前記燃料電池装置から前記双方向のDC/DCコンバータに対して行われることを特徴とする発電装置。
  6. 請求項1に記載の電力変換装置において、前記双方向のDC/DCコンバータには蓄電池が接続されることを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電力変換装置において、前記複数のDC/DCコンバータのうち、双方向ではないDC/DCコンバータには太陽光発電装置が接続されることを特徴とする電力変換装置。
  8. それぞれ異なる発電装置を接続可能な複数のDC/DCコンバータを備え、各DC/DCコンバータから入力される電力を一括して変換可能な電力変換装置と組み合わせて用いられる発電装置であって、
    発電部と、
    前記発電部を起動し、前記発電部が発電するために必要な処理を実行する補機部とを備え、
    前記補機部は、前記電力変換装置に対し、前記複数のDC/DCコンバータのうち双方向のDC/DCコンバータに接続されていることを特徴とする発電装置。
  9. 請求項8に記載の発電装置において、
    前記補機部は、前記双方向のDC/DCコンバータから第1の電圧の供給を受けて前記発電部を起動し、
    前記発電部は、前記補機部によって起動されて発電を開始すると、前記第1の電圧より高い第2の電圧を前記双方向のDC/DCコンバータに供給することを特徴とする発電装置。
  10. 請求項8又は9に記載の発電装置において、発電が行われると、前記補機部の電力供給元が前記双方向のDC/DCコンバータから前記発電部に変更されることを特徴とする発電装置。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載の発電装置において、該発電装置は燃料電池装置であることを特徴とする発電装置。
  12. 需要家に設けられる発電装置と、当該発電装置と組み合わせて用いられる電力変換装置とを備える電力変換システムであって、
    前記電力変換装置は、
    複数のDC/DCコンバータと、
    前記複数のDC/DCコンバータに接続される発電装置からの供給電力を一括して変換可能なインバータと、を備え、
    前記発電装置は、
    発電部と、
    前記発電部を起動し、前記発電部が発電するために必要な処理を実行する補機部と、を備え、
    前記複数のDC/DCコンバータのうち、少なくとも一つは双方向のDC/DCコンバータであり、当該双方向のDC/DCコンバータに前記補機部が接続される、ことを特徴とする電力変換システム。
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