JP2012213276A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】カセットヒューズブロックやカセットリレーブロックの取付部を設けた電気接続箱において、安全性および取付作業性等を高める。
【解決手段】電気接続箱のケース本体にカセットブロック装填用の中空部を上下貫通して設け、該カセットブロック装填用の中空部を囲む周壁の背面側に電源供給用バスバーを配置し、該カセットブロック装填用の中空部に下側開口から挿入して装填するカセットブロックを装填できるようにしている。
【選択図】図6
【解決手段】電気接続箱のケース本体にカセットブロック装填用の中空部を上下貫通して設け、該カセットブロック装填用の中空部を囲む周壁の背面側に電源供給用バスバーを配置し、該カセットブロック装填用の中空部に下側開口から挿入して装填するカセットブロックを装填できるようにしている。
【選択図】図6
Description
本発明は電気接続箱に関し、詳しくは、自動車に搭載してワイヤハーネスと接続する電気接続箱で、必要に応じてカセットヒューズブロックやカセットリレーブロックを付設できるものである。
従来、自動車に搭載する電気接続箱には多数のヒューズやリレーの収容部が設けられ、電気接続箱内に配置したバスバー等の回路材や電気接続箱に接続する電線とヒューズ、リレーを接続している。前記ヒューズ、リレーの搭載個数は、同一電気接続箱を用いても車両グレードによって相違するが、ハイグレード仕様に合わせてヒューズ収容部、リレー収容部が設けられている。すなわち、ローグレード仕様の場合もハイグレード仕様の電気接続箱を用いるため、コストアップの問題が生じる。
前記した問題に対して、電気接続箱をローグレード仕様で設けてコスト低下を図り、ハイグレード仕様とする場合には電気接続箱にカセットヒューズやカセットリレーを装着して対応する電気接続箱を本出願人は提案している。
例えば、特開2002−315156号公報では、図9に示すように、電気接続箱100のハウジングにヒューズ収容部101、リレー収容部102が設けられていると共にカバー板103を設け、該カバー板103に電源接続用バスバー105を取り付け、該電源接続用バスバー105に中継用バスバー106を取り付け、該中継用バスバー106に設けた端子106aをカセット式ヒューズまたはリレーと接続するものとしている。
前記中継用バスバー106は電源接続用バスバー105に対して上方から装着し、中継用バスバー106に下向きに設けた音叉端子部106bを縦バスバーの電源接続用バスバー105に上から嵌合接続し、該中継用バスバー106に上向きに設けた前記端子106aを上方から装着するカセット式ヒューズまたはリレーに接続している。
前記中継用バスバー106は電源接続用バスバー105に対して上方から装着し、中継用バスバー106に下向きに設けた音叉端子部106bを縦バスバーの電源接続用バスバー105に上から嵌合接続し、該中継用バスバー106に上向きに設けた前記端子106aを上方から装着するカセット式ヒューズまたはリレーに接続している。
前記特許文献1の構造であると、中継用バスバー106を電気接続箱のハウジングの上方から電源接続用バスバー105に差し込み接続する必要がある。其のため、電源接続用バスバー105は上方開口に露出する形態となり好ましい形態ではない。また、電源接続用バスバー105に中継用バスバー106を上方から差し込み接続するため、電気接続箱にワイヤハーネスを接続した後に中継用バスバー106を電源接続用バスバーに接続する作業はワイヤハーネスの電線群が邪魔をして作業性が悪くなる問題がある。さらに、電源接続用バスバー105に接続するヒューズやリレーに応じてそれぞれ中継用バスバー106を取り付ける必要があり、部品点数が増加すると共に作業手数がかかる。さらに、電源接続用バスバー105に端子を嵌合して接続した中継用バスバー106の端子とヒューズまたはリレー端子とを嵌合接続するため、該端子嵌合時の荷重付加で中継用バスバー106に変形が生じる恐れがあり、安定した電気接続にならない恐れがある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、電気接続箱にカセット式のヒューズやリレーを取り付けることで電気接続箱自体はローグレード仕様とし、電気接続箱にかかるコストを低下する場合において、カセットヒューズブロックやカセットリレーブロックに接続する電源用バスバーを外部に露出させない等、前記問題を解消することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、電気接続箱のケース本体にカセットブロック装填用の中空部を上下貫通して設け、該カセットブロック装填用の中空部を囲む周壁のうちの一方側周壁の背面に電源供給用のバスバーをケース本体に固定していると共に、前記一方側周壁と対向する他方側周壁の背面に絶縁樹脂材からなる荷重付加板部を固定する一方、
前記カセットブロック装填用の中空部に下側開口から挿入して装填するカセットヒューズブロックまたはカセットリレーブロックからなるカセットブロックを設け、該カセットブロックのハウジングの上部にヒューズ収容部またはリレー収容部を設けると共に、該ハウジング内部に中継用バスバーを固定し、該中継用バスバーは長手方向の一端から前記電源供給用のバスバーに設けた端子と嵌合接続する端子部を上向きに突設すると共に、他端から前記荷重付加板部と嵌合する端子部を上向きに突設し、中間位置からヒューズ収容部またはリレー収容部内に突出する端子部を上向きに突設していることを特徴とする電気接続箱を提供している。
前記カセットブロック装填用の中空部に下側開口から挿入して装填するカセットヒューズブロックまたはカセットリレーブロックからなるカセットブロックを設け、該カセットブロックのハウジングの上部にヒューズ収容部またはリレー収容部を設けると共に、該ハウジング内部に中継用バスバーを固定し、該中継用バスバーは長手方向の一端から前記電源供給用のバスバーに設けた端子と嵌合接続する端子部を上向きに突設すると共に、他端から前記荷重付加板部と嵌合する端子部を上向きに突設し、中間位置からヒューズ収容部またはリレー収容部内に突出する端子部を上向きに突設していることを特徴とする電気接続箱を提供している。
前記のように、本発明では、ケース本体に設けたカセットブロック装填用の中空部に下方からカセットヒューズブロックまたはカセットリレーブロックからなるカセットブロックを装着する構成としているため、ケース本体に収容する電源回路材のバスバーはカセットブロック装填用の中空部を囲む周壁の背面側に位置させている。このように、バスバーを外部に露出させないため安全性を高めることができる。
また、カセットブロック内に固定する中継用バスバーに電源接続用の端子部を突設すると共に、対向位置に負荷を均等とするための端子部を設けているため、該中継用バスバーに変形を発生させない。かつ、該中継用バスバーにカセットブロックのヒューズまたはリレーの端子と接続する複数の端子部を間隔をあけて突設しているため、ヒューズ毎(またはリレー毎)に中継用バスバーを取り付ける必要はなく、部品点数および作業手数の削減を図ることができる。
また、カセットブロック内に固定する中継用バスバーに電源接続用の端子部を突設すると共に、対向位置に負荷を均等とするための端子部を設けているため、該中継用バスバーに変形を発生させない。かつ、該中継用バスバーにカセットブロックのヒューズまたはリレーの端子と接続する複数の端子部を間隔をあけて突設しているため、ヒューズ毎(またはリレー毎)に中継用バスバーを取り付ける必要はなく、部品点数および作業手数の削減を図ることができる。
前記ケース本体に収容固定する電源供給用のバスバーは縦バスバーとし、該縦バスバーの垂直方向の帯部の下端から音叉状の端子部を突設する一方、前記カセットブロック内の中継用バスバーも縦バスバーとし、その長手方向の一端上面から音叉状の端子部を突設して前記ケース本体側の縦バスバーの端子部と嵌合させ、2接点接続とすることが好ましい。
前記ケース本体に設ける荷重負荷板部は、樹脂成形品からなるケース本体の上壁の下面から下向きに垂下してケース本体と一体的に設けることが好ましい。なお、ケース本体と別体の樹脂板部を設けて、ケース本体内に固定し、該樹脂板部を前記荷重負荷板部としてもよい。
前記のように、本発明のカセットヒューズブロックやカセットリレーブロックからなるカセットブロックを電気接続箱のケース本体に上下貫通して設けた中空状のカセットブロック装填部に下方から挿着するため、ケース本体側に予め設けておく電源供給用バスバーを外部に露出させずに遮蔽しておくことができ、安全性を高めることができる。
また、該カセットブロック内の中継用バスバーをケース本体側の電源供給用のバスバーと嵌合する時に同時に他端側を荷重付加板部と嵌合させるため、中継用バスバーに荷重を均等に与えることができ、該中継用バスバーに変形を発生させない等の種々の利点を有するものである。
また、該カセットブロック内の中継用バスバーをケース本体側の電源供給用のバスバーと嵌合する時に同時に他端側を荷重付加板部と嵌合させるため、中継用バスバーに荷重を均等に与えることができ、該中継用バスバーに変形を発生させない等の種々の利点を有するものである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
実施形態の電気接続箱は自動車に配索するワイヤハーネスに接続して、自動車内部に搭載するものである。
前記電気接続箱1の樹脂成形品からなるケース本体2に、カセットブロック3を下方から挿入して装着する矩形状の中空部からなるカセットブロック装填部4を上下貫通して設けている。前記カセットブロック3はカセットヒューズブロックとしているが、カセットリレーブロック、ヒューズとリレーの両方を備えたブロックでもよい。
実施形態の電気接続箱は自動車に配索するワイヤハーネスに接続して、自動車内部に搭載するものである。
前記電気接続箱1の樹脂成形品からなるケース本体2に、カセットブロック3を下方から挿入して装着する矩形状の中空部からなるカセットブロック装填部4を上下貫通して設けている。前記カセットブロック3はカセットヒューズブロックとしているが、カセットリレーブロック、ヒューズとリレーの両方を備えたブロックでもよい。
図2に示すように、前記ケース本体2の上壁2aにカセットブロック装填部4の上側開口4aが位置し、該上側開口4aを囲む4辺より周壁4b、4c、4d、4eを下向きに突設して設け、これら周壁4b〜4eの下端に下側開口4fを設けている。
前記カセットブロック装填部4の短辺側で対向する左右両側の周壁4b、4cの一方の周壁4bの背面側に帯状の縦バスバーからなる電源供給用バスバー5をケース本体2の内部に固定している。該電源供給用バスバー5はケース本体2内に収容している電源回路のバスバー(図示せず)と接続または一体的に設け、電源回路を形成するものである。該電源供給用バスバー5は周壁4bの全長に沿った上側部5aと、該上側部5aの中央から下方へ突設した音叉状の端子部5bを設けた略T形状としている。
前記カセットブロック装填部4にカセットブロック3を装填した時、該カセットブロック3内において長手方向に沿って装填している中継用バスバー10の一端側に突設した音叉状の端子部10aと前記電源供給用バスバー5の音叉状の端子部5bとを嵌合接続するものとしている。
前記周壁4bと対向する他方の周壁4cの背面側には、上壁2aの下面から荷重付加板部6を下向きに突設している。よって、該荷重付加板部6は絶縁性樹脂からなる。該荷重付加板部6はカセットブロック3の中継用バスバー10の他端側の音叉状の端子部10bと嵌合するようにし、該中継用バスバー10の一端側と前記電源供給用バスバー5との嵌合時に一端側に付加される荷重との均等化を図るものである。
前記カセットブロック3は図3〜図5に示す形状で、ハウジング11は両側下部11a、11bに挟まれた中央部に段状に上部11cを設け、該段状上部11cの上面からヒューズ30を差し込むヒューズ収容部12を並列に突設している。前記両側下部11a、11bの上面に前記中継用バスバー10の両側に設けた端子部10a、10bをそれぞれ上向きに突出させる開口11d、11eを設けている。
図6に示すように、カセットブロック3はケース本体2のカセットブロック装填部4に下側開口より挿入して組みつけるものとしている。組みつけ状態で段状の上部11cの上面がケース本体2の上壁2aと同一面を形成し、ヒューズ収容部12が上壁2aより突出している。該カセットブロック3のハウジング11の両側下部11a、11bはケース本体2の周壁4b、4cの下部で且つ背面側に位置している。
カセットブロック3の並列した各ヒューズ収容部12は電源側キャビテイ12aと負荷側キャビテイ12bを備え、各ヒューズ収容部12に上方からヒューズ30をプラグインし、下方から電線40の端末に接続したメス端子41を各ヒューズ収容部12の負荷側キャビテイ12bに嵌合し、上方から装着するヒューズ30のヒューズ端子31の負荷側タブ31aと前記電線40の端末のメス端子41を嵌合できるようにしている。
また、各電源側キャビテイ12a内に前記中継用バスバー10に上向きに突設して並設した音叉状の電源側タブ10cをそれぞれ挿入し、前記ヒューズ端子31の電源側タブ31bと嵌合接続している。
また、各電源側キャビテイ12a内に前記中継用バスバー10に上向きに突設して並設した音叉状の電源側タブ10cをそれぞれ挿入し、前記ヒューズ端子31の電源側タブ31bと嵌合接続している。
前記のように、カセットブロック3のハウジング11内に装着する中継用バスバー10は図5に示すように、縦バスバーであり、下側に連続帯部10uを備え、長手方向の一端側の上側にケース本体2に固定している電源供給用バスバー5と嵌合する前記端子部10aを設け、他端側の上側に前記荷重付加板部6と嵌合する端子部10bを設け、その間の中間部にヒューズ端子31と嵌合する複数の電源側タブ10cを並設している。
前記両側の端子部10aと10bは中央のヒューズと接続する電源側タブ10cより一段低く設けている。
前記両側の端子部10aと10bは中央のヒューズと接続する電源側タブ10cより一段低く設けている。
なお、前記カセットブロック3のハウジング11の外面とケース本体2のカセットブロック装填部4を囲む周壁4b〜4eの内面に、図示していないが、互いにロック結合するロック部と被ロック部を設けている。
次に、電気接続箱1にカセットブロック3を取り付ける工程について説明する。
図6に示すように、電気接続箱1のケース本体2内には電源回路となる縦バスバーからなる電源供給用バスバー5は予め固定されている。また、カセットブロック3ではハウジング11内に中継用バスバー10を収容固定し、ヒューズ収容部12の電源側キャビテイ12aに電源側タブ10cをそれぞれ上向きに収容し、かつ、ハウジング11の両側下部に設けた開口11e、11dから端子部10a、10bを突出させている。
図6に示すように、電気接続箱1のケース本体2内には電源回路となる縦バスバーからなる電源供給用バスバー5は予め固定されている。また、カセットブロック3ではハウジング11内に中継用バスバー10を収容固定し、ヒューズ収容部12の電源側キャビテイ12aに電源側タブ10cをそれぞれ上向きに収容し、かつ、ハウジング11の両側下部に設けた開口11e、11dから端子部10a、10bを突出させている。
電気接続箱1のカセットブロック装填部4の下側開口4fからカセットブロック3を挿入し、ヒューズ収容部12をケース本体2の上壁2aより突出した状態で装填し、カセットブロック3とケース本体2とをロック結合する。
前記のように、カセットブロック3をカセットブロック装填部4に装填すると、カセットブロック3内に収容している中継用バスバー10の一端側の上向き端子部10aがケース本体2内に固定している電源供給用バスバー5の下向きの端子部5bと嵌合接続する。その際、互いに嵌合する上向きの端子部10aと下向きの端子部5bとの両方を音叉状の端子としていることで、端子部10aと端子部5bが直交した状態で嵌合し、各端子部10a、5bの接点部10a−p、5b−pが相手方端子に当接して2接点接続がなされ、電源回路の電気接続信頼性を高めることができる。
かつ、該端子部10aが上側の端子部5bと嵌合接続することで中継用バスバー10の一端側に下向き荷重が付加される。
かつ、該端子部10aが上側の端子部5bと嵌合接続することで中継用バスバー10の一端側に下向き荷重が付加される。
一方、中継用バスバー10の他端側の上向き端子部10bはケース本体2と一体的に設けて突設したタブ形状の荷重付加板部6と嵌合し、中継用バスバー10の他端側に下向き荷重が付加される。これにより、中継用バスバー10の前記一端側に付加される荷重と均等とすることで、中継用バスバー10の下部は水平に保持され、上部中央に突設したヒューズ用の電源側タブ10cがヒューズ収容部12内で斜め変形するのを確実に防止している。
前記カセットブロック3に対して、電線40の先端に接続したメス端子41を各ヒューズ収容部12の負荷側キャビテイ12bに下方から嵌合接続する。これにより、各ヒューズ収容部の負荷側キャビテイ12bに電線端末のメス端子41が装着され、電源側キャビテイ12aに電源側タブ10cが装着される。
ついで、ヒューズ収容部12に上方からヒューズ30を差し込み接続する。該ヒューズ30のヒューズ端子31のタブ状の電源側タブ31bは音叉状の前記電源側タブ10cと嵌合し、タブ状の負荷側タブ31aは電線端末のメス端子41と嵌合する。これにより、ケース本体2内の電源回路と電線とはそれぞれヒューズ30を介して電気接続される。
前記構成からなるカセットヒューズ装着部を設けた電気接続箱では、電気接続箱のケース本体2内に収容する電源供給用バスバー5はカセットブロック装填部4の周壁4bの背面側に配置しているため、カセットブロック3が未装着であっても、開口となるカセットブロック装填部4に露出せず、安全性を確保できる。
また、カセットブロック3はケース本体2に対して、上方からではなく、下方から装着できるため、ケース本体2に他のワイヤハーネスを接続した後も、これらワイヤハーネスと干渉することなくカセットブロック3を取り付けることができる。
さらに、カセットブロック3の中継用バスバー10の一端側をケース本体2の電源供給用バスバー5と嵌合した時に、他端側に荷重付加板部を嵌合しているため、中継用バスバー10には長さ方向に均等に荷重を付加して中継用バスバー10に傾斜が発生するのを防止できる。その結果ヒューズ収容部に収容する電源側タブに変形を発生させないため、ヒューズ30との嵌合を容易にできる等の種々の利点を有するものである。
また、カセットブロック3はケース本体2に対して、上方からではなく、下方から装着できるため、ケース本体2に他のワイヤハーネスを接続した後も、これらワイヤハーネスと干渉することなくカセットブロック3を取り付けることができる。
さらに、カセットブロック3の中継用バスバー10の一端側をケース本体2の電源供給用バスバー5と嵌合した時に、他端側に荷重付加板部を嵌合しているため、中継用バスバー10には長さ方向に均等に荷重を付加して中継用バスバー10に傾斜が発生するのを防止できる。その結果ヒューズ収容部に収容する電源側タブに変形を発生させないため、ヒューズ30との嵌合を容易にできる等の種々の利点を有するものである。
本発明は前記実施形態に限定されず、カセットヒューズに代えてカセットリレーを用いる場合も同様に構成することができる。また、電気接続箱に設けるカセットブロック装填部は1カ所に限定されず、複数箇所に設けてもよい。
1 電気接続箱
2 ケース本体
3 カセットブロック
4 カセットブロック装填部
4b〜4e 周壁
5 電源供給用バスバー
6 荷重付加板部
10 中継用バスバー
11 ハウジング
12 ヒューズ収容部
2 ケース本体
3 カセットブロック
4 カセットブロック装填部
4b〜4e 周壁
5 電源供給用バスバー
6 荷重付加板部
10 中継用バスバー
11 ハウジング
12 ヒューズ収容部
Claims (3)
- 電気接続箱のケース本体にカセットブロック装填用の中空部を上下貫通して設け、該カセットブロック装填用の中空部を囲む周壁のうちの一方側周壁の背面に電源供給用バスバーをケース本体に固定していると共に、前記一方側周壁と対向する他方側周壁の背面に絶縁樹脂材からなる荷重付加板部を固定する一方、
前記カセットブロック装填用の中空部に下側開口から挿入して装填するカセットヒューズブロックまたはカセットリレーブロックからなるカセットブロックを設け、該カセットブロックのハウジングの上部にヒューズ収容部またはリレー収容部を設けると共に、該ハウジング内部に中継用バスバーを固定し、該中継用バスバーは長手方向の一端から前記電源供給用バスバーに設けた端子と嵌合接続する端子部を上向きに突設すると共に、他端から前記荷重付加板部と嵌合する端子部を上向きに突設し、中間位置からヒューズ収容部またはリレー収容部内に突出する端子部を上向きに突設していることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ケース本体に収容固定する電源供給用バスバーは縦バスバーとし、該縦バスバーの垂直方向の帯部の下端から音叉状の端子部を突設する一方、前記カセットブロック内の中継用バスバーも縦バスバーとし、その長手方向の一端上面から音叉状の端子部を突設して前記ケース本体側の縦バスバーの端子部と嵌合させ、2接点接続としている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記ケース本体に設ける荷重負荷板部は、樹脂成形品からなるケース本体の上壁の下面から下向きに垂下してケース本体と一体的に設けている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023120134A1 (ja) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | 住友電装株式会社 | 電気接続ユニット |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011077600A patent/JP2012213276A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023120134A1 (ja) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | 住友電装株式会社 | 電気接続ユニット |
JP2023093974A (ja) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | 住友電装株式会社 | 電気接続ユニット |
JP7410113B2 (ja) | 2021-12-23 | 2024-01-09 | 住友電装株式会社 | 電気接続ユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140603 |