JP2012213119A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract


【課題】薄型化を図ることができる電子機器を提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係る電子機器は、遮光機能を有し、開口部が設けられた筐体と、前記筐体に収容され、前記開口部から露出された表示画面を有し、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを含む表示部と、前記表示部に重ねられ、光を拡散させる部材と、前記光を拡散させる部材に重ねられた導光部とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、テレビジョン受像機及び電子機器に関する。
いくつかの電子機器は、筐体と、液晶パネルと、バックライトとを備える。
特開2009−133936号公報
近年の電子機器の軽量化、薄型化に伴い、電子機器向けディスプレイも、さらなる軽量化及び薄型化が求められている。そこで本出願人は、現在の液晶ディスプレイよりも、さらに軽くて薄い次世代ディスプレイの開発を行っている。
本発明の目的は、薄型化を図ることができる電子機器及びテレビジョン受像機を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、遮光機能を有し、開口部が設けられた筐体と、前記筐体に収容され、前記開口部から露出された表示画面を有し、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを含む表示部と、前記表示部に重ねられ、光を拡散させる部材と、前記光を拡散させる部材に重ねられた導光部とを具備する。
第1の実施形態に係る電子機器の斜視図。 図1中に示された電子機器の表示ユニットを分解して示す斜視図。 図1中に示された電子機器の表示ユニットの内部を模式的に断面図。 図3中に示された表示モジュールの構成を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る電子機器の表示ユニットを分解して示す斜視図。 図5中に示された表示モジュールとバックプレートの組立を示す斜視図。 図5中に示された部品とマスク及びカバーとの組立を示す斜視図。 第2の実施形態に係る電子機器の表示ユニットを示す斜視図。 図5中に示されたバックプレートの平面図。 図5中に示されたカバーを模式的に示す図であり、図10(a)は、平面図、図10(b)は、F10−F10線に沿う断面図。 図5中に示されたバックプレートの固定方法の第1の例を示す平面図。 図5中に示されたバックプレートの固定方法の第2の例を示す平面図。 図5中に示されたバックプレートの固定方法の第3の例を示す平面図。 図5中に示されたバックプレートの固定方法の第4の例を示す図であり、図14(a)は、平面図、図14(b)は、F14−F14線に沿う断面図。 第2の実施形態に係る表示ユニットの一部の構成を模式的に示す図であり、図15(a)は、平面図、図15(b)は、F15b−F15b線に沿う断面図、図15(c)は、F15c−F15cに沿う断面図。 第2の実施形態に関連した表示ユニットの一部の構成を模式的に示す図であり、図16(a)は、平面図、図16(b)は、F16b−F16b線に沿う断面図、図16(c)は、F16c−F16c線に沿う断面図。 図5中に示されたバックプレートの一つの変形例の平面図。 第3の実施形態に係る電子機器の表示ユニットを分解して示す斜視図。 第4の実施形態に係る電子機器の表示ユニットを分解して示す斜視図。 第5の実施形態に係る電子機器の表示ユニットを分解して示す斜視図。 第6の実施形態に係る電子機器の平面図。 図21中に示された電子機器の一部を分解して示す斜視図。 図21中に示された電子機器の断面図。 第7の実施形態に係る電子機器の斜視図。 図24中に示された電子機器の別の状態の斜視図。 図24中に示された電子機器の断面図。 図24中に示された電子機器の一部の構成を示す断面図。 第8の実施形態に係る電子機器の斜視図。 第9の実施形態に係る電子機器の表示ユニットの断面図。 図29中に示された表示ユニットを分解して示す断面図。 第10の実施形態に係る電子機器の一部を模式的に示す断面図。 第11の実施形態に係るテレビジョン受像機の正面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図4は、第1の実施形態に係る電子機器1を開示している。電子機器1は、例えばノートブック型ポータブルコンピュータ(ノートPC)である。図1に示すように、電子機器1は、第1のユニット2と、第2のユニット3と、ヒンジ部4a,4bとを有する。
第1のユニット2は、例えば回路基板5が搭載された本体ユニットである。回路基板5の一例は、例えばCPUが実装されたメインボードである。第1のユニット2は、第1の筐体6を備えている。第1の筐体6は、上壁7、下壁8、及び周壁9を有し、扁平な箱状に形成されている。なお本明細書では、ユーザーから見て、上下左右を定義している。また、ユーザーに近い方を「前」、ユーザーから遠い方を「後」と定義している。
下壁8は、電子機器1を机の上に置いた時、その机上面Sに向かい合う。下壁8には、例えば机上面Sに接する複数の脚部10が設けられている。上壁7は、下壁8との間に空間を空けて、下壁8と略平行に広がる。
上壁7には、入力部11(入力受付部)が設けられている。入力部11の一例は、キーボードである。なお入力部11は、上記に限定されるものではなく、タッチパネル(タッチセンサー)やその他の入力装置であってもよい。周壁9は、下壁8及び上壁7と交差する方向に延び、下壁8の周縁部と上壁7の周縁部との間を繋いでいる。
第2のユニット3は、例えば表示ユニットであり、第2の筐体21と、この第2の筐体21に収容されたフレキシブルディスプレイ22とを備えている。フレキシブルディスプレイ22は、「表示モジュール」の一例である。
フレキシブルディスプレイ22は、表示画面27を有する。表示画面27には、例えば回路基板5に実装されたCPUの制御に従って画像が表示される。なお本明細書において「画像」とは、例えば文字、記号、数字、文章、イメージ、動画、及びウェブページのような、画面に映る種々の情報を含むものと定義され、イラストや写真のようなイメージに限定されない。なお、フレキシブルディスプレイ22の詳細については後述する。
第2の筐体21は、前壁23、背壁24(後壁)、及び周壁25を有し、扁平な箱状に形成されている。前壁23は、「第1の壁」の一例である。前壁23は、表示画面27と略平行に広がる。前壁23は、表示画面27が露出される開口部26が設けられている。なお、本明細書で「露出する」とは、表示画面が、例えば開口部に隣接し、開口部から直接に露出される場合に加え、開口部との間に例えばタッチセンサーのような透明部材(または半透明部材)が設けられ、この透明部材(または半透明部材)を通して外部に露出される場合も含む。すなわち、外部から視認可能な状態であれば、本明細書でいう「露出する」に該当する。
背壁24は、「第2の壁」の一例である。背壁24は、前壁23とは反対側に位置されている。背壁24は、前壁23との間に空間を空けて、前壁23と略平行に広がる。周壁25は、前壁23及び背壁24と交差する方向に延び、前壁23の周縁部と背壁24の周縁部との間を繋いでいる。
第2の筐体21は、ヒンジ部4a,4bによって、第1の筐体6に回動可能(開閉可能)に連結されている。これにより第1のユニット2と第2のユニット3とが重ねられる第1の位置と、第1のユニット2と第2のユニット3とが開かれる第2の位置との間で、電子機器1は開かれたり閉じられたりすることができる。上記第2の位置では、第1のユニット2の入力部11と、第2のユニット3の表示画面27とが電子機器1の外部に露出される。
次に、フレキシブルディスプレイ22とその実装構造について詳しく述べる。
図2及び図3に示すように、第2の筐体21(以下、単に筐体21)は、マスク28(LCDマスク)と、カバー29(LCDカバー)とに大きく分かれている。マスク28は、「第1の部材」の一例であり、前壁23を含む。カバー29は、「第2の部材」の一例であり、背壁24と周壁25とを含む。なお周壁25の一部は、マスク28に設けられてもよい。マスク28とカバー29とが合わされることで、筐体21が構成されている。なお、マスク28及びカバー29は、金属製でも良く、プラスチック製でも良い。
カバー29は、例えば遮光性(遮光機能)を有し、外部からの光の透過を抑制可能に構成されている。すなわち、カバー29は、例えば所定の厚さ、所定の材料、または所定の色などを有することで、筐体21の外部からの光が筐体21の内部に入りにくいように、または入らないように構成されている。光の透過を抑制可能にする構造は、種々のものが適用可能であるが、例えば、カバー29を透明または半透明でない材料で(すなわち光を通さない材料)で形成することが考えられる。なお、マスク28も、例えばカバー29と同様に、遮光機能を有し、外部からの光の透過を抑制可能に構成されている。
図2乃至図4は、フレキシブルディスプレイ22の一例を模式的に示す。フレキシブルディスプレイ22は、シートディスプレイとも呼ばれ、軽量で例えば紙のように薄いとともに、柔軟性(可撓性)を有し、例えば曲げたり、丸めたりすることができる。
ここで、このようなフレキシブルディスプレイを開発するためには、一般的な液晶ディスプレイの基板材料をガラスからプラスチックに単に置き換えるだけでは不可能であり、種々の技術的な課題を解決する必要がある。
その具体的な技術的課題についていくつか述べると、例えば、(1)薄膜トランジスタ(TFT)の形成温度を下げる必要がある。すなわち、プラスチック基板は、ガラス基板に比べて熱に弱く、耐熱性が低い。耐熱性に関しては、比較的耐熱性に優れたポリイミド(PI)で350℃以下、ポリエチレンテレフタレート(PET)では150℃以下である。これら温度を超えた高温でTFTを形成すると、例えば基板に反りが生じたり、液晶と駆動回路の特性が変化してしまい、画面にムラが生じる可能性がある。そのためプラスチック基板に対しては、TFTを低温で形成しなければならない。
しかしながら、TFT材料である低温ポリシリコンの形成温度は、約600℃以下、アモルファスシリコンの形成温度は、約350℃以下である。これら材料によるTFTを、プラスチック基板が許容する低温プロセスで形成することは容易ではない。
また、一般的に温度を下げるほど、結晶性が下がり、電子の移動度が低くなり、高精細な映像が実現できなくなるという課題がある。高精細な画像が実現できる、電子の移動度が高い多結晶シリコンでは、TFTの形成温度が高いという問題があり、低温形成が可能なアモルファスシリコンでは、電子の移動度が低いという問題がある。
さらに、(2)プラスチック基板は、柔軟性を有し、機械的な形状安定性がよくない。またプラスチック基板は、熱膨張係数や吸水率などに起因する寸法安定性や、耐溶剤性に課題を有するものも多い。このようなプラスチック基板の上に、TFTを形成することは容易でない。
さらに、(3)パネルが折り曲げられることによって、2枚のプラスチック基板の間に挟まれた液晶が、引っ張り力または圧縮力を受けて厚みを一定に保てなくなる。液晶の厚みが不安定になると、液晶分子の配列不良やその他の不具合が生じる可能性がある。
しかしながら、本出願人は、種々の研究を実施し、以下に示すフレキシブルディスプレイ22の開発を行なっている。以下、そのフレキシブルディスプレイ22について詳しく説明する。
図4に示すように、フレキシブルディスプレイ22は、フレキシブルパネル31と、フレキシブルバックライト32とを有する。フレキシブルパネル31は、「パネル部」の一例であるとともに、「表示部」の一例である。フレキシブルパネル31は、第1の偏光板33、第1のプラスチック基板34、液晶層35、第2のプラスチック基板36、及び第2の偏光板37を備えている。
第1のプラスチック基板34は、「第1のフレキシブル基板」の一例であるとともに、「第1のプラスチックフィルム」の一例である。第1のプラスチック基板34は、いわゆるカラーフィルタ基板であり、例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を透過させるマイクロカラーフィルター41や、ブラック・マトリックス42が設けられている。マイクロカラーフィルター41は、肉眼で識別できない微細な3原色画素を混色するフィルターである。また、第1のプラスチック基板34には、透明電極43及び配向膜44が設けられている。
第2のプラスチック基板36は、「第2のフレキシブル基板」の一例であるとともに、「第2のプラスチックフィルム」の一例である。第2のプラスチック基板36は、いわゆるアレイ基板であり、画素を駆動する駆動素子(アクティブ素子)としてのTFT45と、透明電極46(画素電極)と、配向膜47とが設けられている。
本実施形態に係る第2のプラスチック基板36は、TFT45して酸化物半導体TFTを備えている。酸化物半導体TFTは、比較的低温(例えば室温)で形成することができるとともに、素子の伝導路が球状の電子軌道から構成されているため、アモルファス状態ではシリコン半導体に比べて、移動度が約10倍高いという特長を有する。酸化物半導体TFTの一例は、チャネル材料にアモルファスIGZO(In-Ga-Zn-O)を用いたものである。なお、酸化物半導体TFTの材料は、これに限定されるものではなく、例えば多結晶ZnOを用いたものやその他のものであってもよい。
一方で、酸化物半導体TFTは、アモルファスシリコンと同様に、駆動により閾値電圧が変動するため、駆動信頼性を高めることが課題となる。
この課題を解決するために、本出願人は、酸化物半導体TFTの駆動信頼性と膜中の水素の動きに相関関係があることを見出した。これにより、酸化物半導体の成膜条件及びアニール温度を最適化するとともに、絶縁膜中の水素濃度を制御することで、酸化物半導体TFTを高い信頼性のもとで形成することが可能になった。このような方法で作製されたTFTの駆動信頼性は、本出願人によるBTS(Bias Temperature Stress)試験の結果、アモルファスシリコンの約100倍で、高性能な多結晶シリコンとほぼ同等の信頼性が得られることが確認されている。
上述した第1及び第2のプラスチック基板34,36の材料としては、例えば、耐熱温度に優れたポリエーテルスルフォン(PES)や、熱膨張係数と吸水率が小さいポリエチレンナフタレート(PEN)やポリエチレンテレフタレート(PET)、またはポリカーボネート(PC)やポリイミド(PI)などが挙げられる。なお、第1及び第2のプラスチック基板34,36は、これら材料に限定されるものではなく、種々の材料が適宜適用可能である。フレキシブルパネル31は、第1及び第2のプラスチック基板34,36を備えることで、樹脂材料を含む。
第1及び第2のプラスチック基板34,36は、柔軟性(可撓性)を有する。一般的な液晶ディスプレイのガラス基板の厚さは、例えば数百μmである。これに対し、第1及び第2のプラスチック基板34,36の厚さは、それぞれ例えば数十μm〜100μmである。
図4に示すように、液晶層35は、第1及び第2のプラスチック基板34,36の間に位置されている。液晶層35は、電圧可変の光学材料である液晶分子を含む。これら液晶分子の配列は、第1及び第2のプラスチック基板34,36に塗布された配向膜44,47によって制御されている。液晶層35に電圧が印加されると、液晶分子の配列が変わり屈折率が変化する。
第1及び第2のプラスチック基板34,36との間には、スペーサ48が設けられている。スペーサ48は、第1及び第2のプラスチック基板36の間の隙間、すなわち液晶層35の厚みを一定に保つ。
スペーサ48の一例は、例えば光加工技術(フォトリソグラフィー)で作成された柱状スペーサまたは球状スペーサである。これらスペーサは、例えば第1及び第2のプラスチック基板34,36のいずれか一方に固定されている。
ここで、フレキシブルディスプレイ22は、一般的な液晶ディスプレイと異なり、曲げられる可能性がある。フレキシブルディスプレイ22が曲げられた場合、その曲げられた中心部分では、2枚のプラスチック基板34,36の間隔を狭める力が作用し、周縁部では、2枚のプラスチック基板34,36の間隔を拡張する力が作用する。このような場合、上述のような第1及び第2のプラスチック基板34,36のいずれか一方に固定されたスペーサでは、拡張方向の力が作用する領域で、2枚のプラスチック基板34,36の間隔を維持することが難しい。
そこで本実施例では、フレキシブルディスプレイ22に適したスペーサ48(接着スペーサ)を用いる。本実施形態のスペーサ48の一例は、第1及び第2のプラスチック基板34,36の両方に固定されている。これにより、フレキシブルディスプレイ22が曲げられた時でも、スペーサ48は、2枚のプラスチック基板34,36の間隔を維持し、液晶層35の厚みを一定に保つ。このため、液晶分子の配列不良などの不具合が抑制される。
なお、スペーサ48を2枚のプラスチック基板34,36の両方に接続する方法として、例えば、熱軟化性のポリマーの構造物を一方の基板に形成した後、他方の基板に熱圧着する方法がある。また他の方法として、フォトリソグラフィーや高精細印刷法であるナノインプリント法で作製されたスペーサの端部を、光硬化性の接着剤で基板にはり付けてもよい。
図3及び図4に示すように、第1のプラスチック基板34には、第1の偏光板33(第1の偏光フィルタ)が重ねられている。第1の偏光板33は、筐体21の開口部26に向かい合い、開口部26から筐体21の外部に露出されている。第2のプラスチック基板36には、第2の偏光板37(第2の偏光フィルタ)が重ねられている。
図3及び図4に示すように、フレキシブルバックライト32は、拡散板51、導光板52、及びLED53を備えている。導光板52は、「導光部」の一例であり、LED53からの光をフレキシブルパネル31に向けて放出する。導光板52は、フレキシブルパネル31と、筐体21の背壁24との間に位置されている。導光板52の一例は、薄型プラスチック導光板である。この薄型プラスチック導光板は、薄いプラスチックフィルムで、その中にLED光を通し、前面に光を散乱させて表示光Lを放出する。LED53は、光源の一例であり、例えば導光板52の側方に配置されている。
拡散板51は、フレキシブルパネル31と導光板52との間に位置され、導光板52に重ねられている。換言すれば、フレキシブルパネル31に拡散板51が重ねられ、さらに拡散板51に導光板52が重ねられている。拡散板51は、「光を拡散させる部材」の一例である。拡散板51は、導光板52からの表示光Lを拡散させ、より均一な面光源とする。なお、「光を拡散させる部材」は、光拡散フィルムでもよい。また、例えば偏光シートなど別の部材で十分な光拡散機能を得ることができる場合は、拡散板51は省略可能である。
図3に示すように、フレキシブルパネル31は、筐体21の前壁23と背壁24との間に位置されている。フレキシブルバックライト32は、フレキシブルパネル31と、筐体21の背壁24との間に位置されている。フレキシブルバックライト32は、フレキシブルパネル31に向けて表示光Lを照射する。
図3に示すように、フレキシブルバックライト32と筐体21の背壁24との間には、遮光部材55が設けられている。遮光部材55は、例えば板状(シート状)に形成されている。遮光部材55は、フレキシブルディスプレイ22の外形と略同じ、またはそれよりも一回り大きく、フレキシブルディスプレイ22の背後を覆っている。遮光部材55は、背壁24側からユーザー側に向かう光を遮る。
このような構成によれば、電子機器の薄型化を図ることができる。すなわち、本実施形態に係る電子機器1は、フレキシブルディスプレイ22を備える。このフレキシブルディスプレイ22は、例えば一般の液晶ディスプレイに比べて薄いため、例えば背後が透けて見えるものがある。すなわち、フレキシブルディスプレイ22は、例えば背面側から前面側に光を透過させるものがある。このため、例えばある程度光を通す材料で背壁24が形成されていると、その光がフレキシブルディスプレイ22を透過し、表示画面27にムラなどの不具合を与える可能性がある。
一方で、本実施形態では、フレキシブルディスプレイ22が収容される筐体21が遮光機能を有する。このため、筐体21の外部からフレキシブルディスプレイ22の背後に光が入りにくく、表示画面27のムラなどの不具合を抑制することができる。このため、画面の見やすさの向上を図ることができる。つまり、このような構成によれば、フレキシブルディスプレイ22を採用することで生じる可能性がある新たな課題が解決可能になり、フレキシブルディスプレイ22に好適な実装構造を提供することができる。これにより、フレキシブルディスプレイ22を搭載し、電子機器1の薄型化を図ることができる。
さらに本実施形態では、このフレキシブルディスプレイ22と筐体21の背壁24との間にさらに遮光部材55を備えている。このような遮光部材55が設けられていると、フレキシブルディスプレイ22の背面側から前面側に光が透過することを、さらに抑制することができる。このため、画面の見やすさの向上をさらに図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る電子機器1について、図5乃至図17を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図5に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、バックプレート61を備える。バックプレート61は、「補強部材」の一例である。バックプレート61は、フレキシブルディスプレイ22と筐体21の背壁24との間に位置されている。
フレキシブルパネル31と、フレキシブルバックライト32とは、例えば両面テープや接着剤、またはその他の方法で互いに固定され、フレキシブルディスプレイ22として一体になっている。フレキシブルディスプレイ22は、筐体21の開口部26から露出され、表示画面27を含む第1の面22aと、この反対側に位置された第2の面22bとを有する。
バックプレート61は、例えば両面テープや接着剤、またはその他の方法で、フレキシブルディスプレイ22の第2の面22bに取り付けられ、フレキシブルディスプレイ22を支持している。すなわち、バックプレート61は、フレキシブルパネル31及びフレキシブルバックライト32を支持している。なお、本明細書で「支持する」とは、対象部材に直接的に取り付けられ、対象部材を直接的に支持する場合に加えて、対象部材との間に別部材が存在し、その別部材を介して対象部材を間接的に支持する場合も含む。
バックプレート61は、例えば金属製またはプラスチック製である。バックプレート61は、フレキシブルディスプレイ22よりも強度が大きい。バックプレート61が取り付けられることで、フレキシブルディスプレイ22が補強される。
またバックプレート61は、フレキシブルディスプレイ22よりも剛性が大きく、簡単に撓みにくい。バックプレート61が取り付けられることで、フレキシブルディスプレイ22は単体の場合に比べて撓みにくくなる。
図5及び図9に示すように、バックプレート61の一例は、フレーム部62(第1の部分)と、梁部63(第2の部分)とを有する。なお、説明の便宜上、いくつかの図では、バックプレート61にハッチングを施している。フレーム部62は、例えば4つの辺部64を有した矩形枠状に形成されている。フレーム部62は、フレキシブルディスプレイ22の周縁部65に対応し、フレキシブルディスプレイ22の周縁部65に取り付けられる。これにより、フレーム部62は、フレキシブルディスプレイ22の周縁部65を支持する。
梁部63は、フレーム部62の2つの長辺の辺部64の間に延びている。梁部63は、フレキシブルディスプレイ22の中央部66に対応し、フレキシブルディスプレイ22の中央部66に取り付けられる。これにより、梁部63は、フレキシブルディスプレイ22の中央部66を支持する。
バックプレート61は、フレーム部62及び梁部63を外れた領域に、開口領域67を有する。開口領域67は、フレーム部62の内側に設けられた開口部68と、フレーム部62の外側に設けられた切欠き部69とを含む。開口部68及び切欠き部69は、それぞれフレーム部62と梁部63とによって規定されている。例えば開口部68は、フレーム部62と梁部63との間に設けられている。このような開口領域67が設けられることで、バックプレート61は、軽量化が図られている。
図5及び図10に示すように、筐体21の背壁24は、段差構造71を有する。段差構造71は、複数の溝72と、この溝72を外れて設けられた支持部73とを有する。溝72は、バックプレート61の形状に対応して設けられている。すなわち、溝72は、フレーム部62及び梁部63に対応した位置に設けられている。溝72の深さは、バックプレート61の厚さと略同じである。このため、溝72に取り付けられたバックプレート61は、その溝72に収容される。
図5及び図15に示すように、バックプレート61は、溝72に取り付けられる。バックプレート61は、溝72に取り付けられることで位置決めされる。バックプレート61が背壁24に固定されることで、筐体21が補強される。バックプレート61の固定は、種々の方法で可能である。例えば、図11に示すように、溝72の底面に両面テープ75または接着剤75を設け、それらを介してバックプレート61を取り付けてもよい。また、図12に示すように、溝72に例えばねじ穴のような係合部76を設け、そのねじ穴にバックプレート61をねじ止めしてもよい。また、溝72に例えば突起または穴のような係合部76を設け、その係合部76にバックプレート61を例えば圧着など係合固定してもよい。
また、図13に示すように、溝72にバックプレート61を嵌め込むことで、バックプレート61を嵌合固定してもよい。また、図14に示すように、背壁24に例えばツメのような係合部77を設け、その係合部77でバックプレート61を係合固定してもよい。図14に示すように、バックプレート61の一例は、一方の係合部77とカバー29との間に差し込まれ、他方の係合部77に押し込むことで固定される。
図10及び図15に示すように、支持部73は、溝72と溝72との間に設けられ、平面状に形成されている。支持部73は、溝72よりも、フレキシブルディスプレイ22側に位置されている。
図15に示すように、フレキシブルディスプレイ22は、第1の領域81(第1の部分)と、第2の領域82(第2の部分)とを有する。第1の領域81は、フレーム部62及び梁部63に向かい合い、フレーム部62及び梁部63に支持されている。第2の領域82は、開口領域67に向かい合い、フレーム部62及び梁部63から外れている。
支持部73は、バックプレート61の開口領域67に通され、開口領域67に位置されている。支持部73は、フレキシブルディスプレイ22の第2の領域82に向かい合い、第2の領域82を支持する。
図15に示すように、バックプレート61は、フレキシブルディスプレイ22を支持した第1の面61aと、この第1の面61aとは反対側に位置され、溝72に向かい合う第2の面61bとを有する。支持部73の表面73aは、バックプレート61の第1の面61aと略同一平面上に位置される。支持部73の表面73aは、バックプレート61の第1の面61aと協働して、フレキシブルディスプレイ22の略全面に向かい合う一つの大きな平面部84を形成する。フレキシブルパネル31は、この平面部84によって支持され、平面状に保持される。
次に、電子機器1の組立方法について説明する。
図6に示すように、まず、フレキシブルディスプレイ22とバックプレート61とを、例えば両面テープや接着剤などで固定する。これにより、フレキシブルディスプレイ22とバックプレート61とが一体になる。
次に、図7に示すように、フレキシブルディスプレイ22が一体になったバックプレート61を、筐体21の溝72に上述の方法などで固定する。これにより、フレキシブルディスプレイが、バックプレート61を介して筐体21に固定される。すなわち、バックプレート61が筐体21に取り付けられることで、フレキシブルディスプレイ22が筐体21に支持される。次に、図8に示すように、マスク28とカバー29とを合わせる。これにより、表示ユニット3が組みあがる。
次に、筐体21の段差構造71の作用について説明する。
ここで比較のため、段差構造71を有しないカバー89を図16に示す。段差構造71を有しないカバー89では、図16に示すように、フレキシブルディスプレイ22と背壁24との間に隙間がある。このため、バックプレート61に支持されていないフレキシブルディスプレイ22の一部が、背壁24側に撓む可能性がある。このため、フレキシブルディスプレイ22の表面が撓み、液晶表示が歪曲したり、色のにじみが生じる可能性がある。また、バックプレート61を設けた分だけ、表示ユニット3が厚くなる。
一方で、段差構造71を有したカバー29を図15に示す。段差構造71を有したカバー29では、図15に示すように、フレキシブルディスプレイ22と背壁24との間に実質的な隙間がない。バックプレート61に支持されていないフレキシブルディスプレイ22の一部は、カバー29の支持部73によって支持される。このため、フレキシブルディスプレイ22が撓みにくく、フレキシブルディスプレイ22の平面度が向上する。また、バックプレート61の厚みが溝72によって吸収されるため、表示ユニット3が厚くなりにくい。
このような構成によれば、フレキシブルディスプレイ22に好適な実装構造を提供することができる。これにより、フレキシブルディスプレイ22を搭載し、電子機器1の薄型化を図ることができる。さらに本実施形態の構成によれば、フレキシブルディスプレイ22の平面度が向上するので、画面の見やすさが向上するとともに、電子機器1の組立性及び保守性の向上を図ることができる。
ここで比較のため、フレキシブルディスプレイ22を両面テープや接着剤で筐体に直接固定する方法を考える。この方法によれば、フレキシブルディスプレイ22を、薄く軽く実装することができる。
しかしながら、フレキシブルディスプレイ22は、従来のディスプレイと異なり、柔軟で撓みやすいという特性を有する。このような特性を有したフレキシブルディスプレイ22は、両面テープや接着剤で筐体に直接貼り付けられた場合、取り外しに繊細な作業が必要となる。そのため、組立時に位置がすれるなど失敗が生じると、その回復が容易でない。また修理時においても、フレキシブルディスプレイ22を筐体21から剥がす作業が容易でない。このため、組立性及び保守性が良好とは言えない。
一方で、本実施形態では、電子機器1は、フレキシブルディスプレイ22を支持したバックプレート61を備えている。このため、フレキシブルディスプレイ22は、バックプレート61に支持された状態で、筐体21に取り付けられる。すなわち、フレキシブルディスプレイ22は、ある程度撓みにくくなった状態で、筐体21に取り付けられる。このため、フレキシブルディスプレイ22が単体で筐体に直接貼り付けられる場合に比べて、フレキシブルディスプレイ22を筐体21から取り外しやすくなる。このため、電子機器1の組立性や保守性が向上する。
さらに本実施形態では、フレキシブルディスプレイ22を支持したバックプレート61が筐体21に取り付けられ、フレキシブルディスプレイ22自体は、筐体21に直接固定されない。このため、ある程度の剛性を有したバックプレート61を筐体21に取り付け/取り外す作業を通じて、フレキシブルディスプレイ22の固定や保守を行うことができる。このような構成によれば、電子機器1の組立性や保守性がさらに向上する。
また、バックプレート61が設けられることで、筐体21との固定方法は、両面テープや接着剤以外にも、ねじや嵌め込みといった手法が適用可能になる。このため、組立性や保守性がさらに向上する。また、バックプレート61が設けられることで、筐体21全体の強度も向上する。
また、薄く柔軟性のあるフレキシブルディスプレイ22に通常の固定方法を適用すると、取付時に、フレキシブルディスプレイ22の表面が撓んでしまう可能性がある。フレキシブルディスプレイ22の表面が撓んでしまうと、液晶表示が歪曲したり、色のにじみが生じる可能性がある。
本実施形態では、フレキシブルディスプレイ22がバックプレート61に支持された状態で、筐体21に取り付けられる。すなわち、フレキシブルディスプレイ22は、バックプレート61の上に張られ、撓みにくい状態で筐体21に取り付けられる。これにより、フレキシブルディスプレイ22の平面度を向上させることができ、画像の不具合を抑制することができる。
本実施形態では、バックプレート61は、フレキシブルディスプレイ22の中央部を支持した梁部63を有する。このような梁部63によってフレキシブルディスプレイ22の中央部が支持されると、フレキシブルディスプレイ22がさらに撓みにくくなる。
一方で、上記のようなバックプレート61を設けると、その分だけ筐体21が厚くなる。そこで本実施形態では、バックプレート61の形状に対応した溝72がカバー29に設けられ、バックプレート61は、カバー29の溝72に取り付けられる。このような構成によれば、バックプレート61の厚みをカバー29の厚みで吸収することができる。このため、筐体21の薄型化を図ることができる。
なお、カバー29に溝72を設けても、バックプレート61によってカバー29が補強されるため、カバー29の強度は実質的に低下しない。このため、カバー29に溝72を設けても、カバー29の厚さを薄く維持することができる。
本実施形態では、バックプレート61は、溝72に取り付けられることで位置決めされる。このような構成によれば、バックプレート61及びフレキシブルディスプレイ22の位置決めが容易になり、組立性や保守性がさらに向上する。
本実施形態では、カバー29は、バックプレート61の開口領域67に位置され、フレキシブルディスプレイ22を支持した支持部73を有する。このような構成によれば、バックプレート61と筐体21とによってフレキシブルディスプレイ22を支持することができる。すなわち、フレキシブルディスプレイ22の接触面積が増加し、フレキシブルディスプレイ22の平面度がさらに向上する。
なお、図27は、バックプレート61の一つの変形例を示す。バックプレート61は、フレーム部62と、このフレーム部62内にX字状に設けられた2つの梁部63を有する。梁部63は、フレキシブルディスプレイ22の略中央部を支持する。このような構成のバックプレート61でも、上記と同様の効果を得ることができる。なお、バックプレート61の形状は、上述した形態に限定されるものではなく、種々の形状が適用可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る電子機器1について、図18を参照して説明する。なお上記第1及び第2の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第2の実施形態と同じである。
図18に示すように、本実施形態では、フレキシブルディスプレイ22とバックプレート61との間に、遮光部材55が設けられている。遮光部材55は、フレキシブルディスプレイ22の第2の面22bに例えば両面テープや接着剤、またはその他の方法で取り付けられ、フレキシブルディスプレイ22と一体になっている。
バックプレート61は、遮光部材55に取り付けられ、遮光部材55を支持している。またバックプレート61は、遮光部材55を介してフレキシブルディスプレイ22を支持している。本実施形態では、バックプレート61が筐体21に取り付けられることで、フレキシブルディスプレイ22及び遮光部材55が筐体21に支持される。筐体21の支持部73は、バックプレート61の開口領域67に位置するとともに、遮光部材55に当接し、遮光部材55を介してフレキシブルディスプレイ22を支持する。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図るとともに、画面の見やすさの向上を図ることができる。さらに上記第2の実施形態と同様に、電子機器1の組立性及び保守性の向上、フレキシブルディスプレイ22の平面度の向上、並びに筐体21の薄型化及び軽量化を図ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る電子機器1について、図19を参照して説明する。なお上記第1乃至第3の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第3の実施形態と同じである。
図19に示すように、本実施形態では、バックプレート61と筐体21の背壁24との間に、遮光部材55が設けられている。本実施形態の背壁24は、段差構造71が設けられておらず、平面状に形成されている。本実施形態では、溝72及び支持部73を含む段差構造71が遮光部材55に設けられている。
バックプレート61は、上記第2の実施形態と同様に、フレキシブルディスプレイ22に取り付けられる。遮光部材55は、筐体21の背壁24に取り付けられる。バックプレート61は、遮光部材55の溝72に取り付けられる。遮光部材55の支持部73は、バックプレート61の開口領域67に位置するとともに、フレキシブルディスプレイ22に当接し、フレキシブルディスプレイ22を支持する。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図るとともに、画面の見やすさの向上を図ることができる。さらに上記第2の実施形態と同様に、電子機器1の組立性及び保守性の向上、フレキシブルディスプレイ22の平面度の向上、並びに筐体21の薄型化及び軽量化を図ることができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態に係る電子機器1について、図20を参照して説明する。なお上記第1乃至第4の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第3の実施形態と同じである。
本実施形態に係るバックプレート61は、遮光性を有する材料で形成され、遮光機能を有し、遮光部材の一つとなる。そのため本実施形態では、遮光部材55は、バックプレート61を外れた領域にだけ設けられている。すなわち、遮光部材55は、バックプレート61の開口領域67に対応して設けられ、開口領域67に位置されている。遮光部材55は、筐体21の背壁24またはフレキシブルディスプレイ22に取り付けられる。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図るとともに、画面の見やすさの向上を図ることができる。さらに上記第2の実施形態と同様に、電子機器1の組立性及び保守性の向上、フレキシブルディスプレイ22の平面度の向上、並びに筐体21の薄型化及び軽量化を図ることができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態に係る電子機器1について、図21乃至図23を参照して説明する。なお上記第1乃至第5の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図21に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、例えばタブレット端末である。図22に示すように、電子機器1は、フレキシブルディスプレイ22に重ねられたタッチセンサー91を有する。タッチセンサー91は、指などで表面をタッチすることで、例えば表示画面27に表示された項目をユーザーに選択させるユーザーインターフェイスである。
図22に示すように、タッチセンサー91は、センサー本体であるフィルムセンサー92、回路基板93、スペーサ94、及び固定枠95を有する。フィルムセンサー92は、例えば矩形状のビニールフィルムにマトリックス状のXYパターンが形成され、各パターンの端部がフィルム端辺まで引き出されている。フィルムセンサー92の一例は、ピエゾフィルムセンサーである。
回路基板93及びスペーサ94は、フィルムセンサー92と固定枠95との間に位置されている。回路基板93は、フィルムセンサー92の隣り合う1組の長辺及び短辺に沿うL字形に形成されている。スペーサ94は、回路基板93が対向しないフィルムセンサー92の残りの2辺に沿うL字形に形成されている。回路基板93及びスペーサ94、例えばフレキシブルディスプレイ22よりも強度及び剛性が大きい。回路基板93は、例えばガラスエポキシで形成されている。このため、タッチセンサー91は、フレキシブルディスプレイ22よりも強度及び剛性が大きい。
図23に示すように、タッチセンサー91は、フレキシブルディスプレイ22に重ねられている。タッチセンサー91は、例えば両面テープ、接着剤、またはその他の方法でフレキシブルディスプレイ22に固定されており、タッチパネルとして一体になっている。
比較的強度及び剛性があるタッチセンサー91は、フレキシブルディスプレイ22に取り付けられ、フレキシブルディスプレイ22を補強している。本実施形態では、タッチセンサー91は、「補強部材」の一例である。本実施形態では、バックプレート61は省略可能である。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図ることができる。また本実施形態の構成によれば、フレキシブルディスプレイ22にタッチセンサー91が取り付けられ、フレキシブルディスプレイ22が撓みにくくなっている。このため、上記第2の実施形態と同様に、電子機器1の組立性及び保守性の向上、及びフレキシブルディスプレイ22の平面度の向上を図ることができる。
本実施形態によれば、タッチセンサー91によりフレキシブルディスプレイ22が補強されているので、例えばバックプレート61が省略可能になる。このため、電子機器1の薄型化、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
なおタッチセンサー91は、上記構成に代えて、ガラス基板を含むセンサーを備えてもよい。ガラス基板を含むセンサーは、強度及び剛性が大きく、フレキシブルディスプレイ22をさらに強固に補強することができる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態に係る電子機器1について、図24乃至図27を参照して説明する。なお上記第1乃至第6の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図24乃至図26に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、例えばノートブック型ポータブルコンピュータ(ノートPC)であり、例えば縦にして本のように左右に開いて使用することもできる。電子機器1は、第1のユニット2と、第2のユニット3と、ヒンジ部4a,4bとを有する。第1のユニット2は、第1の表示部101を有する。第2のユニット3は、第2の表示部102を有する。
本実施形態では、一つのフレキシブルディスプレイ22が、第1のユニット2と第2のユニット3とに亘って設けられている。すなわち、フレキシブルディスプレイ22は、第1のユニット2に位置された第1の部分103と、第2のユニット3に位置された第2の部分104とを有する。第1の部分103は、第1の表示部101を構成する。第2の部分104は、第2の表示部102を構成する。
フレキシブルディスプレイ22は、電子機器1の展開/折り畳みに合わせて、ヒンジ部4a,4bを中心として第1の部分103と第2の部分104とが折り畳まれて互いに重なる第1の位置と、第1の部分103と第2の部分104とが開かれる第2の位置との間で変形可能である。
図27に示すように、第1の部分103と第2の部分104との間には、伸ばされたり、折り曲げられたりする部分105(以下、折曲部105)が設けられている。電子機器1は、折曲部105を外側から支持する受け部106を有する。受け部106は、折曲部105に当接し、折曲部105が必要以上の鋭角で折れ曲がらないように、折曲部105を受ける。これにより、折曲部105は、一定の曲率を維持することができる。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図ることができる。また本実施形態の構成によれば、第1及び第2のユニット2,3に亘るひと繋がりの大きな表示画面27を備えた電子機器を提供することができる。すなわち、第1及び第2のユニット2,3の間に表示画面27の切れ目がない。このため、画像の表示態様の自由度が大きく、また大きな画像も表示可能になるため、見やすくなる。
(第8の実施形態)
次に、第8の実施形態に係る電子機器1について、図28を参照して説明する。なお上記第1乃至第7の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
本実施形態に係る電子機器1は、上記第7の実施形態と同様に、例えばノートブック型ポータブルコンピュータ(ノートPC)であり、例えば縦にして本のように左右に開いて使用することもできる。
本実施形態に係る電子機器1は、第1及び第2のユニット2,3に、それぞれフレキシブルディスプレイ22を備えている。すなわち、第1のユニット2は、第1の筐体6に収容された第1のフレキシブルディスプレイ22を有する。第2のユニット3は、第2の筐体21に収容された第2のフレキシブルディスプレイ22を有する。第1のフレキシブルディスプレイ22は、第1の表示部101を構成する。第2のフレキシブルディスプレイ22は、第2の表示部102を構成する。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図ることができる。また本実施形態の構成によれば、上記第7の実施形態と異なり、フレキシブルディスプレイ22の鋭角で折れ曲がる部分(折曲部105)の保護を考慮しなくて済む。このため、電子機器1のさらなる薄型化や軽量化、低コスト化を図ることができる。
(第9の実施形態)
次に、第9の実施形態に係る電子機器1について、図29及び図30を参照して説明する。なお上記第1乃至第8の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図29に示すように、本実施形態では、筐体21の背壁24は、該背壁24の中央部に設けられた平面部111と、該背壁24の端部に設けられ、平面部111から円弧状に湾曲した曲面部112とを有する。フレキシブルディスプレイ22は、平面部111から曲面部112に亘って設けられている。
図30に示すように、背壁24は、フレキシブルディスプレイ22が取り付けられる部分に、支持部113(台座部)を有する。支持部113は、平面部111から曲面部112に亘って設けられている。支持部113は、例えば筐体21の内面に設けられた複数のリブ114で形成されている。リブ114は、例えばハニカムリブである。
リブ114の先端は、略同じ高さに揃っており、筐体21内に支持面113aを形成している。なお、支持面113aとは、リブ114の先端を結んだ仮想的な面のことである。フレキシブルディスプレイ22は、支持面113aに取り付けられ、平面状に支持される。すなわち、フレキシブルディスプレイ22は、リブ114の先端部によって平面状に支持される。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図ることができる。また本実施形態の構成によれば、筐体21に曲面部112が設けられた電子機器1において、フレキシブルディスプレイ22の平面度を向上させることができる。
(第10の実施形態)
次に、第10の実施形態に係る電子機器1について、図31を参照して説明する。なお上記第1乃至第9の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図31に示すように、筐体21は、平面部111と、曲面部112とを有する。フレキシブルディスプレイ22は、平面部111と曲面部112とに亘って設けられている。フレキシブルディスプレイ22は、平面部111に設けられた第1の部分121(第1の領域)と、曲面部112に設けられた第2の部分122(第2の領域)とを有する。第1の部分121は、筐体21の平面部111に沿って平面状に形成された平面部である。第2の部分122は、筐体21の曲面部112に沿って円弧状に湾曲した曲面部である。
本実施形態では、第1の部分121と、第2の部分122とで異なる処理が成された画像が表示される。第1の部分121は、通常の処理が成された第1の画像が表示される。なお「通常の処理」とは、例えば従来の表示装置と同じ処理である。第1の画像は、この第1の部分121に略直交する方向(図31中、矢印Aの方向)から見たときに歪みがない画像である。
第2の部分122は、予め補正処理された第2の画像が表示される。第2の画像は、この第2の部分122とは交差する方向(図31中、矢印Aの方向)から見たときに歪みがない画像となるように、予め逆方向に歪ませた画像である。このため、図31中の矢印A方向から見たとき、第1の画像と第2の画像は違和感なく連続する。なお、第1の画像及び第2の画像の処理を行うのは、例えばメインボードである回路基板5である。回路基板5は、「制御部」の一例である。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、薄型化を図ることができる。また本実施形態の構成によれば、筐体21に曲面部112が設けられた電子機器1において、フレキシブルディスプレイ22の特性を活用して、大きな表示画面27を提供することができる。なお、曲面部112は、「傾斜部」の一例である。筐体21は、円弧状に曲がった曲面部112に代えて、直線状に傾斜した傾斜部を備えてもよい。フレキシブルディスプレイ22は、筐体21の平面部に対応した第1の部分121と、筐体21の傾斜部に対応した第2の部分122とを有してもよい。
(第11の実施形態)
次に、第11の実施形態に係る電子機器1について、図32を参照して説明する。なお上記第1乃至第10の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
本実施形態に係る電子機器1は、例えばテレビジョン受像機131である。テレビジョン受像機131は、上記第1乃至第10の実施形態に係る構造のいずれか一つが適宜設けられる。このようなテレビジョン受像機131によれば、上記第1乃至第10の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記第1乃至第11の実施形態によれば、フレキシブルディスプレイ(フレキシブルパネル)の実装構造の好適化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、本明細書でいう「フレキシブルディスプレイ」(または「フレキシブルパネル」)は、液晶を用いたものに限定されず、例えば有機EL(Electroluminescence)やその他の方式を用いたものも含む。なお、フレキシブルディスプレイ22は、プラスチック基板を2枚設けたものに限られない。例えば有機ELディスプレイの場合、フレキシブルディスプレイ22は、1枚のプラスチック基板と、封止フィルムと、これらの間に位置された有機EL素子などで構成されてもよい。
TFT45の材料は、酸化物半導体に限定されるものではなく、低温ポリシリコンやアモルファスシリコン、有機半導体、またはその他の材料でもよい。また第1及び第2のフレキシブル基板は、プラスチック基板に限定されるものではなく、他の材料で形成されてもよい。上記第1乃至第11の実施形態の構造は、それぞれ、例えばテレビジョン受像機や、タブレット端末、携帯電話、スマートフォンなどを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
1…電子機器、21…筐体、22…フレキシブルディスプレイ、23…前壁(第1の壁)、24…背壁(第2の壁)、26…開口部、31…フレキシブルパネル、32…フレキシブルバックライト、34…第1のプラスチック基板、35…液晶層、36…第2のプラスチック基板、45…TFT、48…スペーサ、51…拡散板、52…導光板、55…遮光部材、61…バックプレート、62…フレーム部、63…梁部、68…開口部、72…溝、73…支持部、81…第1の領域、82…第2の領域。
実施形態によれば、電子機器は、開口部が設けられた筐体と、前記筐体に収容され、柔軟性を有した表示画面を含むフレキシブルディスプレイと、前記フレキシブルディスプレイが平面状に取り付けられ、前記表示画面の平面度を維持した状態で前記筐体に着脱される補強部材とを具備する。前記フレキシブルディスプレイは、前記補強部材によって前記筐体に固定され、前記補強部材を前記筐体から取り外すことで前記表示画面の平面度を維持した状態で前記筐体から取り外し可能である。
TFT45の材料は、酸化物半導体に限定されるものではなく、低温ポリシリコンやアモルファスシリコン、有機半導体、またはその他の材料でもよい。また第1及び第2のフレキシブル基板は、プラスチック基板に限定されるものではなく、他の材料で形成されてもよい。上記第1乃至第11の実施形態の構造は、それぞれ、例えばテレビジョン受像機や、タブレット端末、携帯電話、スマートフォンなどを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
以下に、いくつかのテレビジョン受像機及び電子機器を付記する。
[1]、(i)開口部が設けられた第1の壁と、この第1の壁とは反対側に位置された第2の壁とを有した筐体と、(ii)第1のプラスチック基板と、駆動素子として酸化物半導体薄膜トランジスタが設けられた第2のプラスチック基板と、前記第1のプラスチック基板と前記第2のプラスチック基板との間に位置された液晶層と、前記第1のプラスチック基板と前記第2のプラスチック基板との間に位置されたスペーサとを有し、前記第1の壁と前記第2の壁との間に位置されたフレキシブルパネルと、(iii)導光板と、この導光板に重ねられ、光が拡散する部材とを有し、前記フレキシブルパネルと前記第2の壁との間に位置されたフレキシブルバックライトと、(iv)前記フレキシブルバックライトと前記第2の壁との間に位置された遮光部材と、(v)前記遮光部材と前記第2の壁との間に位置され、前記フレキシブルパネル及び前記フレキシブルバックライトを支持した補強部材と、を具備したテレビジョン受像機。
[2]、[1]の記載において、前記フレキシブルパネル、前記フレキシブルバックライト、及び前記遮光部材は、前記補強部材に支持され、前記補強部材が前記筐体に取り付けられることで前記筐体に支持されたテレビジョン受像機。
[3]、[1]または[2]の記載において、前記補強部材は、フレーム部と、このフレーム部の間に延びた梁部とを有し、前記フレーム部と前記梁部との間に開口部が設けられたテレビジョン受像機。
[4]、[3]の記載において、前記梁部は、前記フレキシブルパネルの中央部を支持したテレビジョン受像機。
[5]、[3]または[4]の記載において、前記第2の壁は、前記フレーム部及び前記梁部に対応した溝が設けられ、前記補強部材は、前記溝に取り付けられたテレビジョン受像機。
[6]、[5]の記載において、前記溝の深さは、前記補強部材の厚さと略同じであり、前記補強部材は、前記溝に収容されたテレビジョン受像機。
[7]、[5]または[6]の記載において、前記補強部材は、前記溝に取り付けられることで位置決めされたテレビジョン受像機。
[8]、[3]または[7]の記載において、前記フレキシブルパネルは、前記フレーム部または前記梁部に支持された第1の領域と、前記フレーム部及び前記梁部を外れた第2の領域とを有し、前記第2の壁は、前記補強部材の開口部に位置され、前記フレキシブルパネルの第2の領域を支持した支持部を有したテレビジョン受像機。
[9]、(i)開口部が設けられた第1の壁と、この第1の壁とは反対側に位置されて外部からの光の透過を抑制可能な第2の壁とを有した筐体と、(ii)樹脂材料を含み、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを有し、前記第1の壁と前記第2の壁との間に位置されたパネル部と、(iii)前記パネル部と前記第2の壁との間に位置された導光板と、(iv)前記パネル部と前記導光板との間に位置され、光が拡散する部材と、(v)前記導光板と前記第2の壁との間に位置された補強部材と、を具備した電子機器。
[10]、(i)遮光機能を有し、開口部が設けられた筐体と、(ii)前記筐体に収容され、前記開口部から露出された表示画面を有し、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを含む表示部と、(iii)前記表示部に重ねられ、光を拡散させる部材と、(iv)前記光を拡散させる部材に重ねられた導光部と、を具備した電子機器。

Claims (10)

  1. 開口部が設けられた第1の壁と、この第1の壁とは反対側に位置された第2の壁とを有した筐体と、
    第1のプラスチック基板と、駆動素子として酸化物半導体薄膜トランジスタが設けられた第2のプラスチック基板と、前記第1のプラスチック基板と前記第2のプラスチック基板との間に位置された液晶層と、前記第1のプラスチック基板と前記第2のプラスチック基板との間に位置されたスペーサとを有し、前記第1の壁と前記第2の壁との間に位置されたフレキシブルパネルと、
    導光板と、この導光板に重ねられ、光が拡散する部材とを有し、前記フレキシブルパネルと前記第2の壁との間に位置されたフレキシブルバックライトと、
    前記フレキシブルバックライトと前記第2の壁との間に位置された遮光部材と、
    前記遮光部材と前記第2の壁との間に位置され、前記フレキシブルパネル及び前記フレキシブルバックライトを支持した補強部材と、
    を具備したテレビジョン受像機。
  2. 請求項1の記載において、
    前記フレキシブルパネル、前記フレキシブルバックライト、及び前記遮光部材は、前記補強部材に支持され、前記補強部材が前記筐体に取り付けられることで前記筐体に支持されたテレビジョン受像機。
  3. 請求項1または請求項2の記載において、
    前記補強部材は、フレーム部と、このフレーム部の間に延びた梁部とを有し、前記フレーム部と前記梁部との間に開口部が設けられたテレビジョン受像機。
  4. 請求項3の記載において、
    前記梁部は、前記フレキシブルパネルの中央部を支持したテレビジョン受像機。
  5. 請求項3または請求項4の記載において、
    前記第2の壁は、前記フレーム部及び前記梁部に対応した溝が設けられ、前記補強部材は、前記溝に取り付けられたテレビジョン受像機。
  6. 請求項5の記載において、
    前記溝の深さは、前記補強部材の厚さと略同じであり、前記補強部材は、前記溝に収容されたテレビジョン受像機。
  7. 請求項5または請求項6の記載において、
    前記補強部材は、前記溝に取り付けられることで位置決めされたテレビジョン受像機。
  8. 請求項3または請求項7の記載において、
    前記フレキシブルパネルは、前記フレーム部または前記梁部に支持された第1の領域と、前記フレーム部及び前記梁部を外れた第2の領域とを有し、
    前記第2の壁は、前記補強部材の開口部に位置され、前記フレキシブルパネルの第2の領域を支持した支持部を有したテレビジョン受像機。
  9. 開口部が設けられた第1の壁と、この第1の壁とは反対側に位置されて外部からの光の透過を抑制可能な第2の壁とを有した筐体と、
    樹脂材料を含み、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを有し、前記第1の壁と前記第2の壁との間に位置されたパネル部と、
    前記パネル部と前記第2の壁との間に位置された導光板と、
    前記パネル部と前記導光板との間に位置され、光が拡散する部材と、
    前記導光板と前記第2の壁との間に位置された補強部材と、
    を具備した電子機器。
  10. 遮光機能を有し、開口部が設けられた筐体と、
    前記筐体に収容され、前記開口部から露出された表示画面を有し、第1のフレキシブル基板と、第2のフレキシブル基板と、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板との間に位置された液晶層とを含む表示部と、
    前記表示部に重ねられ、光を拡散させる部材と、
    前記光を拡散させる部材に重ねられた導光部と、
    を具備した電子機器。
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