JP2012208860A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 数値入力に関する操作性に優れた情報処理装置を提供すること。
【解決手段】 一実施形態における情報処理装置は、複数の接触点を個別に認識するタッチパネルと、このタッチパネルによって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付ける関連付手段と、上記タッチパネル上での上記接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し上記関連付手段によって関連付けられた要素に関する入力数値を演算する演算手段と、この演算手段によって演算された入力数値を用いて作成されるデータを出力する出力手段と、を備えている。
【選択図】 図5
【解決手段】 一実施形態における情報処理装置は、複数の接触点を個別に認識するタッチパネルと、このタッチパネルによって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付ける関連付手段と、上記タッチパネル上での上記接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し上記関連付手段によって関連付けられた要素に関する入力数値を演算する演算手段と、この演算手段によって演算された入力数値を用いて作成されるデータを出力する出力手段と、を備えている。
【選択図】 図5
Description
本発明の実施形態は、タッチパネルを有する情報処理装置および同装置のプログラムに関する。
従来の情報処理においては、ジョイスティックあるいはマウス等のポインティングデバイスやキーボード等の入力デバイスを用いて演算に使用する各種の数値を入力している。
しかし、キーボード等を用いる場合には、ユーザが1つずつ数値を置数入力しなければならない。また、ポインティングデバイスを用いる場合には、2次元平面内での移動量に応じた数値、すなわち2つの数値を同時に入力できるが、より多数の数値を同時に入力することはできない。
このように、従来の入力デバイスを用いる場合には同時に入力できる数値の数が極めて少ない。したがって、同時に多数の数値を入力するためには、複数の入力デバイスを同時に使用するなどの工夫が必要であった。
1人のユーザが複数の入力デバイスを同時に使用する場合、そのユーザの両手が塞がれてしまう。また、入力デバイスを増やす分だけコストがかかるし、各入力デバイスからの入力を同時に処理するためのシステムを用意しなければならない。
さらに、マウスやジョイスティックのような立体的なデバイスを十分に使用できない環境で情報処理装置が使用されれば、数値の入力作業が滞ってしまう。この他にも、従来の入力デバイスによる数値入力には、種々の問題が存在する。
さらに、マウスやジョイスティックのような立体的なデバイスを十分に使用できない環境で情報処理装置が使用されれば、数値の入力作業が滞ってしまう。この他にも、従来の入力デバイスによる数値入力には、種々の問題が存在する。
以上のような事情から、数値入力に関する操作性に優れた情報処理装置を提供するための手段を講じる必要があった。
一実施形態における情報処理装置は、複数の接触点を個別に認識するタッチパネルと、このタッチパネルによって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付ける関連付手段と、上記タッチパネル上での上記接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し上記関連付手段によって関連付けられた要素に関する入力数値を演算する演算手段と、この演算手段によって演算された入力数値を用いて作成されるデータを出力する出力手段と、を備えている。
いくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する各実施形態においては、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複説明は必要な場合に限り行う。
なお、以下に説明する各実施形態においては、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複説明は必要な場合に限り行う。
(第1の実施形態)
第1の実施形態においては、X軸、Y軸、Z軸からなる仮想3次元空間内にある物体の2次元投影画像を表示する情報処理装置1を例示する。
なお、情報処理装置1は、デスクトップタイプやラップトップタイプなどの種々のコンピュータ、携帯電話装置、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、商品や役務の販売に使用されるPOS(Point of sales)端末やECR(Electric Cash Register)、あるいは代金の支払をカード決済に特化したカード決済端末等の種々の装置のいずれであってもよい。
第1の実施形態においては、X軸、Y軸、Z軸からなる仮想3次元空間内にある物体の2次元投影画像を表示する情報処理装置1を例示する。
なお、情報処理装置1は、デスクトップタイプやラップトップタイプなどの種々のコンピュータ、携帯電話装置、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、商品や役務の販売に使用されるPOS(Point of sales)端末やECR(Electric Cash Register)、あるいは代金の支払をカード決済に特化したカード決済端末等の種々の装置のいずれであってもよい。
図1は、本実施形態における情報処理装置1の要部構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)やチップセット等で構成される制御部2、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成されるメモリ3、表示部4、およびタッチパネル5等を備えている。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)やチップセット等で構成される制御部2、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成されるメモリ3、表示部4、およびタッチパネル5等を備えている。
メモリ3には、制御部2によって実行される各種のコンピュータプログラム31や、図5等を用いて後述する関連付処理にて使用される関連付ファイル32等が記憶されている。
表示部4は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、制御部2やメモリ3が収容された筐体に一体化されたものであってもよいし、同筐体と通信ケーブル等を介して接続されたものであってもよい。
タッチパネル5は、例えば静電容量方式を採用したタッチパネルであり、表示部4の表示画面上に設けられている。このタッチパネル5は、同時に形成される複数の接触点のそれぞれを認識し、各接触点に応じた検知信号を制御部2に出力する。
制御部2は、メモリ3に記憶されたコンピュータプログラム31を実行することにより、出力処理部21、関連付処理部22、演算処理部23、および画像処理部24等の機能を実現する。
出力処理部21は、表示部4に図2に示すような処理画面6を表示させる。図示した処理画面6には、処理結果表示エリア61,操作エリア62、および関連表示エリア63等が配置されている。
処理結果表示エリア61には、例えば図3に示すように、X軸、Y軸、Z軸からなる仮想3次元空間内にある物体(以下、単に3次元物体)の2次元投影画像が表示される。この画像は、例えばメモリ3に予め記憶された表示対象である物体のボリュームデータに基づき、画像処理部24によって作成される。なお、上記ボリュームデータは、例えばX軸、Y軸、Z軸の各座標データと、これら3軸の座標データで示される座標における表示色等に関するデータとで構成される。
操作エリア62は、ユーザが指先やタッチペンにて操作する領域である。操作エリア62に対する操作に従い、後述の入力演算処理等を経て、処理結果表示エリア61に表示された3次元物体が移動する。
関連表示エリア63は、操作エリア62の接触点と、複数の要素との関連付けの状況を示す領域である。本実施形態においては、処理結果表示エリア61に表示された3次元物体のX軸、Y軸、Z軸が、操作エリア62の接触点に関連付ける要素として設定されているものとする。
本実施形態における関連表示エリア63の構成例を図4に示している。図示したように、関連表示エリア63には、Z軸と接触点との関連付け状況を示す状況表示63z、Y軸と接触点との関連付け状況を示す状況表示63y、X軸と接触点との関連付け状況を示す状況表示63xが配置されている。各状況表示63z〜63xには、「Z軸:未接触」,「Y軸:未接触」,「X軸:未接触」のように接触点と各要素との関連付けの状況を示す文字列が表示される。なお、「未接触」は関連付けがなされていないことを示し、関連付けがなされた場合には「接触中」との文字列が表示される。また、各状況表示63z〜63xの左方には、関連付けの優先順位(「1」,「2」,「3」)が付されている。
[関連付処理]
次に、接触点と各要素とを関連付ける処理(以下、関連付処理)について説明する。この処理は、主に関連付処理部22によって実行される。
関連付処理部22は、処理画面6が表示された後、図5のフローチャートに従って動作する。すなわち関連付処理部22は、タッチパネル5からの出力を監視して、新たな接触点の形成および既に形成されている接触点の消滅を待つ(ステップS101のNo,ステップS102のNo)。
次に、接触点と各要素とを関連付ける処理(以下、関連付処理)について説明する。この処理は、主に関連付処理部22によって実行される。
関連付処理部22は、処理画面6が表示された後、図5のフローチャートに従って動作する。すなわち関連付処理部22は、タッチパネル5からの出力を監視して、新たな接触点の形成および既に形成されている接触点の消滅を待つ(ステップS101のNo,ステップS102のNo)。
このとき、ユーザが操作エリア62に触れて新たに接触点が形成されたならば(ステップS101のYes)、関連付処理部22は、上記した3つの要素のうち他の接触点と関連付けがなされていないものの中で優先順位が最上位の要素と、当該接触点とを関連付ける(ステップS103)。
その後、関連付処理部22は、当該関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む(ステップS104)。上記関連付けを示すデータは、例えば操作エリア62の接触点を識別するための情報と、その接触点に関連付けられた要素を示す情報とで構成される。なお、ステップS103の処理においては、このように関連付ファイル32に書き込まれたデータを参照することで、関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位の要素が特定される。ステップS104の処理の後、ステップS101,S102の処理に戻って再び接触点の形成および消滅が待たれる。
一方、接触点が消滅したならば(ステップS102のYes)、関連付処理部22は、当該消滅した接触点の関連付けを示すデータを関連付ファイル32から削除する(ステップS105)。これを以って、当該接触点と要素との関連付けが解除される。なお、このようにしてある接触点と要素との関連付けが解除された場合であっても、他の接触点と要素との関連付けに関するデータは削除されない。すなわち、当該他の接触点に係る関連付けは維持される。ステップS105の処理の後、ステップS101,S102の処理に戻って再び接触点の形成および消滅が待たれる。
上記のような流れの関連付処理の具体例について説明する。
図6は、ユーザの指と操作エリア62との接触状況を示す模式図である。ここでは3本の指71,72,73による接触点P1,P2,P3を図示している。指71,72,73は、この順で操作エリア62に接触し、接触点P1,P2,P3がこの順で形成されたものとする。
図6は、ユーザの指と操作エリア62との接触状況を示す模式図である。ここでは3本の指71,72,73による接触点P1,P2,P3を図示している。指71,72,73は、この順で操作エリア62に接触し、接触点P1,P2,P3がこの順で形成されたものとする。
接触点P1が形成されたとき、関連付処理部22は、いずれの接触点とも関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位である要素、すなわちZ軸と接触点P1とを関連付け、この関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む。
接触点P1が維持された状態で接触点P2が形成されたとき、関連付処理部22は、いずれの接触点とも関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位である要素、すなわちY軸と接触点P2とを関連付け、この関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む。
接触点P1,P2が維持された状態で接触点P3が形成されたとき、関連付処理部22は、いずれの接触点とも関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位である要素、すなわちX軸と接触点P3とを関連付け、この関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む。
このような関連付けは、それぞれの接触点が消滅するまで維持される。
接触点P1が維持された状態で接触点P2が形成されたとき、関連付処理部22は、いずれの接触点とも関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位である要素、すなわちY軸と接触点P2とを関連付け、この関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む。
接触点P1,P2が維持された状態で接触点P3が形成されたとき、関連付処理部22は、いずれの接触点とも関連付けがなされていない要素の中で優先順位が最上位である要素、すなわちX軸と接触点P3とを関連付け、この関連付けを示すデータを関連付ファイル32に書き込む。
このような関連付けは、それぞれの接触点が消滅するまで維持される。
次に、関連付処理に同期して出力処理部21が実行する処理について説明する。
ステップS104の処理にてデータが関連付ファイル32に書き込まれたとき、および、ステップS105の処理にてデータが関連付ファイル32から削除されたとき、出力処理部21は、当該追加あるいは削除されたデータに基づき、関連表示エリア63を更新する。
ステップS104の処理にてデータが関連付ファイル32に書き込まれたとき、および、ステップS105の処理にてデータが関連付ファイル32から削除されたとき、出力処理部21は、当該追加あるいは削除されたデータに基づき、関連表示エリア63を更新する。
すなわち、出力処理部21は、関連付ファイル32にデータが追加されたならば当該データで示される要素の状況表示を「未接触」から「接触中」に変更し、関連付ファイル32からデータが削除されたならば当該データで示されていた要素の状況表示を「接触中」から「未接触」に変更する。
また、出力処理部21は、関連付ファイル32に書き込まれたデータに基づき、操作エリア62に接触点の位置を示す識別情報を表示する。操作エリア62への識別情報の表示例を図7に示している。この表示例は、図6に示したように接触点P1,P2,P3がこの順で形成された状態において、識別情報として各接触点に関連付けられた要素の優先順位を付したものである。接触点P1に関連付けられた要素はZ軸であり、その優先順位は「1」であるため、接触点P1には「1」の文字が表示される。また、接触点P2に関連付けられた要素はY軸であり、その優先順位は「2」であるため、接触点P2には「2」の文字が表示される。また、接触点P3に関連付けられた要素はX軸であり、その優先順位は「3」であるため、接触点P3には「3」の文字が表示される。
[入力演算処理]
次に、接触点の移動量に基づき、各要素に対応する入力数値を演算する入力演算処理について説明する。
演算処理部23は、接触点が1つでも形成されているとき、図8のフローチャートに従って動作する。すなわち演算処理部23は、タッチパネル5からの出力を監視して、接触点の移動を待つ(ステップS201のNo)。やがて接触点の移動を検出すると(ステップS201のYes)、演算処理部23は、当該移動した接触点の移動量を算出する(ステップS202)。
次に、接触点の移動量に基づき、各要素に対応する入力数値を演算する入力演算処理について説明する。
演算処理部23は、接触点が1つでも形成されているとき、図8のフローチャートに従って動作する。すなわち演算処理部23は、タッチパネル5からの出力を監視して、接触点の移動を待つ(ステップS201のNo)。やがて接触点の移動を検出すると(ステップS201のYes)、演算処理部23は、当該移動した接触点の移動量を算出する(ステップS202)。
移動量の算出方法の一例につき、図9を用いて説明する。なお、ここでは図6を用いて説明したように接触点P1,P2,P3がこの順で形成された場合を想定する。
ユーザが指を動かした結果、図示したように接触点P1がP1´に移動し、接触点P2がP2´に移動し、接触点P3がP3´に移動したとする。このとき、操作エリア62の所定位置を原点としたx−y座標を定義し、各接触点の座標をP1(xp1,yp1)、P1´(xp1´,yp1´)、P2(xp2,yp2)、P2´(xp2´,yp2´)、P3(xp3,yp3)、P3´(xp3´,yp3´)とすると、接触点P1の移動量MP1は(xp1´−xp1,yp1´−yp1)、接触点P2の移動量MP2は(xp2´−xp2,yp2´−yp2)、接触点P3の移動量MP3は(xp3´−xp3,yp3´−yp3)となる。ステップS202の処理においては、このようなベクトル値である移動量MP1〜MP3を算出する。但し、移動量MP1〜MP3の算出方法はこれに限られるものではなく、他の方法を採用してもよい。
ユーザが指を動かした結果、図示したように接触点P1がP1´に移動し、接触点P2がP2´に移動し、接触点P3がP3´に移動したとする。このとき、操作エリア62の所定位置を原点としたx−y座標を定義し、各接触点の座標をP1(xp1,yp1)、P1´(xp1´,yp1´)、P2(xp2,yp2)、P2´(xp2´,yp2´)、P3(xp3,yp3)、P3´(xp3´,yp3´)とすると、接触点P1の移動量MP1は(xp1´−xp1,yp1´−yp1)、接触点P2の移動量MP2は(xp2´−xp2,yp2´−yp2)、接触点P3の移動量MP3は(xp3´−xp3,yp3´−yp3)となる。ステップS202の処理においては、このようなベクトル値である移動量MP1〜MP3を算出する。但し、移動量MP1〜MP3の算出方法はこれに限られるものではなく、他の方法を採用してもよい。
このようにして移動量MP1〜MP3を算出した後、演算処理部23は、これら移動量MP1〜MP3をZ軸、Y軸、X軸に関する移動量である入力数値IP1〜IP3に変換する(ステップS203)。本実施形態においては、例えば移動量MP1〜MP3を予め定められた定数を乗じることで増大あるいは減少させ、処理結果表示エリア61に表示された画像の仮想3次元空間における座標のオーダーに対応するよう調整することで、入力数値IP1〜IP3に変換する。
その後、演算処理部23は、変換後の入力数値IP1〜IP3をメモリ3に記憶し(ステップS204)、ステップS201の処理に戻って再び接触点の移動を待つ。
ステップS204の処理にてメモリ3に入力数値IP1〜IP3が記憶されたとき、画像処理部24がこれら入力数値IP1〜IP3を用いて処理結果表示エリア61に表示すべき画像データを作成する。
画像データの作成方法の一例について説明する。
図10は、画像データの作成方法を説明するための模式図である。図示した破線の座標系は、処理結果表示エリア61に表示中の仮想3次元空間の座標系であり、図示した実線の座標系は、破線で示す座標系を上記のようにして得られる入力数値IP1〜IP3を用いて移動させたものである。
図10は、画像データの作成方法を説明するための模式図である。図示した破線の座標系は、処理結果表示エリア61に表示中の仮想3次元空間の座標系であり、図示した実線の座標系は、破線で示す座標系を上記のようにして得られる入力数値IP1〜IP3を用いて移動させたものである。
当該仮想3次元空間の各座標軸上には、基準点Sx,Sy,Szが予め設定されている。画像処理部24は、先ず基準点SzがZ軸に関連付けられた接触点による入力数値、すなわち入力数値IP1で示される量(距離および方向)だけ移動し、基準点SyがY軸に関連付けられた接触点による入力数値、すなわち入力数値IP2で示される量だけ移動し、基準点SxがX軸に関連付けられた接触点による入力数値、すなわち入力数値IP3で示される量だけ移動するよう、移動後の原点の表示位置を計算する。そして、計算した結果得られる原点の表示位置と、移動後の各基準点Sx,Sy,Szとを結ぶ直線をそれぞれ移動後の仮想3次元空間のX軸,Y軸,Z軸とし、表示中の3次元物体のボリュームデータに基づき、当該移動後の仮想3次元空間内で同3次元物体を再描画した画像データを作成する。但し、画像データの作成方法はこれに限られるものではなく、例えば常に原点の位置を固定するなど、他の方法を採用してもよい。
このようにして作成された画像データは、メモリ3に記憶される。メモリ3に画像データが記憶されると、出力処理部21が当該画像データに基づく画像を処理結果表示エリア61に表示する。
画像処理部24は、入力演算処理にてメモリ3に入力数値IP1〜IP3の少なくとも1つが記憶される度に上記のような方法等で画像データを作成し、出力処理部21が同画像データに基づく画像を処理結果表示エリア61に表示する。
以上のような処理の結果、操作エリア62に対するユーザの操作に連動して処理結果表示エリア61に表示される3次元物体が移動することになる。すなわち、ユーザはタッチパネル5への簡単な接触操作により、処理結果表示エリア61に表示された3次元物体を自由に移動させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、操作エリア62の接触点に対し、処理結果表示エリア61に表示された3次元物体のX軸,Y軸,Z軸を関連付けるのではなく、処理結果表示エリア61に表示された対象物の彩色を決定するための要素を関連付ける点で、第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と重複する部分についてはその説明を省略する。
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、操作エリア62の接触点に対し、処理結果表示エリア61に表示された3次元物体のX軸,Y軸,Z軸を関連付けるのではなく、処理結果表示エリア61に表示された対象物の彩色を決定するための要素を関連付ける点で、第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と重複する部分についてはその説明を省略する。
本実施形態において処理結果表示エリア61に表示される対象物は、3次元物体に限られず2次元のものであってもよい。対象物が2次元の場合には、2軸の座標データとこの座標データで示される座標における表示色等に関するデータとで構成される画像データを、第1の実施形態にて説明したボリュームデータに代えてメモリ3等に予め記憶しておけばよい。
上記彩色を決定するための要素としては、例えばRGBカラーモデルにおける3要素、すなわちR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の値や、CMYカラーモデルにおける3要素、すなわちC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の値などを採用し得る。
以下の説明においては、上記彩色を決定するための要素としてRGBカラーモデルにおけるR〜B値を採用した場合について述べる。この場合の関連表示エリア63の構成例を図11に示す。
ここでは、R値と接触点との関連付け状況を示す状況表示63r、G値と接触点との関連付け状況を示す状況表示63g、B値と接触点との関連付け状況を示す状況表示63bが配置されている。各状況表示63r〜63bには、「R:未接触」,「G:未接触」,「B:未接触」のように接触点と各要素との関連付けの状況を示す文字列が表示される。なお、第1の実施形態と同様に「未接触」は関連付けがなされていないことを示し、関連付けがなされた場合には「接触中」との文字列が表示される。また、各状況表示63r〜63bの左方には、関連付けの優先順位(「1」,「2」,「3」)が付されている。すなわち、本実施形態においてはR値,G値,B値の順で優先順位が設定されており、この優先順位を用いて図5のフローチャートを用いて説明した関連付処理が実行される。
ここで、本実施形態における入力演算処理について説明する。
R〜B値をそれぞれ8ビットで表す場合、R〜B値はそれぞれ「0」〜「255」の範囲内で変化することになる。本実施形態における入力演算処理では、この範囲内において各値を変動させる。
R〜B値をそれぞれ8ビットで表す場合、R〜B値はそれぞれ「0」〜「255」の範囲内で変化することになる。本実施形態における入力演算処理では、この範囲内において各値を変動させる。
なお、図12に示すような各値の状態表示64を処理画面6内に配置してもよい。この状態表示64は、「0」〜「255」の範囲内で現在のR値を示すポインタ64r、現在のG値を示すポインタ64g、現在のB値を示すポインタ64bを有しており、各ポインタ64r〜64bの上方には「80」「126」「109」のようにR〜B値の具体値が示されている。
本実施形態における入力演算処理において、演算処理部23は、第1の実施形態と同様に図8のフローチャートに沿って動作する。但し、ステップS203の処理においては、移動量MP1〜MP3を、それぞれR〜B値の変動量を示す入力数値IP1〜IP3に変換する。
ここでの入力数値IP1〜IP3は、変動方向(増加/減少)と、変動量(絶対値)とを含むものである。変動方向は、例えば操作エリア62の所定位置を原点とした上記x−y座標において、ステップS202にて算出した移動量がy軸正方向への移動であるならば増加方向とし、y軸負方向への移動であるならば減少方向とする。また、変動量は、例えば移動量の絶対値に予め定められた定数を乗じることで求める。但し、変動量は整数となるように算出する。上記定数は、例えば操作エリア62内で接触点が最大限移動した場合に、R〜B値のうちその接触点に関連付けられた値の変動量が「255」を超えない程度に設定する。但し、その具体的な値は操作性等を考慮し、実施段階において好適な値に設定すればよい。
このように算出された入力数値IP1〜IP3がステップS204の処理においてメモリ3に記憶されると、画像処理部24は、現在処理結果表示エリア61に表示されている対象物の表示色のR〜B値をこれら入力数値IP1〜IP3に従って増減させた画像データを作成し、メモリ3に記憶する。そして、出力処理部21が当該画像データに基づく画像を処理結果表示エリア61に表示する。
以上のような処理の結果、操作エリア62に対するユーザの操作に連動して処理結果表示エリア61に表示される対象物の表示色が変動することになる。すなわち、ユーザはタッチパネル5への簡単な接触操作により、処理結果表示エリア61に表示された対象物の彩色を自由に変更することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態では、処理結果表示エリア61に商品画像を表示し、操作エリア62の接触点に対し、この商品画像にて示される商品の種別、サイズ、および彩色を決定するための要素を関連付ける点で、上記各実施形態と異なる。以下、上記各実施形態との相違点について説明し、上記各実施形態と重複する部分についてはその説明を省略する。
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態では、処理結果表示エリア61に商品画像を表示し、操作エリア62の接触点に対し、この商品画像にて示される商品の種別、サイズ、および彩色を決定するための要素を関連付ける点で、上記各実施形態と異なる。以下、上記各実施形態との相違点について説明し、上記各実施形態と重複する部分についてはその説明を省略する。
本実施形態においては、図13に示すようなデータ構造の商品マスタ7が情報処理装置1に通信接続されたサーバ等から配信され、メモリ3に記憶されているものとする。この商品マスタ7は、例えば商品名で示される商品種別(商品A1,A2,A3…)、各商品に対して用意されたサイズ(サイズS1,S2,S3…)、各サイズに対して用意された彩色(彩色C1,C2,C3…)の順で階層化されており、商品種別、サイズ、および彩色で特定される商品画像の画像データを含んでいる。なお、商品種別、サイズ、彩色にはそれぞれ異なるナンバ(No.)が付されている。
図14は、本実施形態における処理結果表示エリア61の構成例を示す模式図である。処理結果表示エリア61には、例えば衣服等の商品画像65、この商品画像65が示す商品の種別を表示するためのエリア66、同商品のサイズを表示するためのエリア67、同商品の色を表示するためのエリア68、および購入ボタン69等が配置されている。
商品画像65は、上記商品マスタ7に含まれる画像データに基づいて表示されるものであり、2次元で商品を示すものであってもよいし、3次元で商品を示すものであってもよい。
エリア66には商品画像65に対応する商品種別(商品名)が、エリア67には商品画像65に対応するサイズが、エリア68には商品画像65に対応する彩色が、それぞれ表示される。これら商品種別、サイズ、および彩色は、いずれも商品マスタ7にて特定されるものである。
購入ボタン69が操作されると、現在表示中の商品画像65に対応する商品が購入商品として指定される。購入商品として指定された商品は、例えば情報処理装置1に通信接続されたサーバとの間で行われる周知のオンラインショッピングの手続きにて購入される。あるいはこれに代えて、現金、クレジットカード、および電子マネー等を用いて代金を精算する機能を情報処理装置1に設け、サーバとの通信を行わずにこの機能にて商品が購入されるようにしてもよい。
本実施形態における関連表示エリア63の構成例を図15に示す。ここでは、商品種別と接触点との関連付け状況を示す状況表示63a、サイズと接触点との関連付け状況を示す状況表示63s、彩色と接触点との関連付け状況を示す状況表示63cが配置されている。各状況表示63a,63s,63cには、「商品:未接触」,「サイズ:未接触」,「色:未接触」のように接触点と各要素との関連付けの状況を示す文字列が表示される。なお、第1の実施形態と同様に「未接触」は関連付けがなされていないことを示し、関連付けがなされた場合には「接触中」との文字列が表示される。また、各状況表示63a〜63cの左方には、関連付けの優先順位(「1」,「2」,「3」)が付されている。すなわち、本実施形態においては商品種別,サイズ,彩色の順で優先順位が設定されており、この優先順位を用いて図5のフローチャートを用いて説明した関連付処理が実行される。
ここで、本実施形態における入力演算処理について説明する。
本実施形態における入力演算処理において、演算処理部23は、第1の実施形態と同様に図8のフローチャートに沿って動作する。但し、ステップS203の処理においては、移動量MP1〜MP3を、それぞれ商品種別、サイズ、彩色に関する変動量を示す入力数値IP1〜IP3に変換する。
本実施形態における入力演算処理において、演算処理部23は、第1の実施形態と同様に図8のフローチャートに沿って動作する。但し、ステップS203の処理においては、移動量MP1〜MP3を、それぞれ商品種別、サイズ、彩色に関する変動量を示す入力数値IP1〜IP3に変換する。
ここでの入力数値IP1〜IP3は、第2の実施形態と同様に変動方向(増加/減少)と、変動量(絶対値)とを含むものである。但し、変動量は、整数となるように算出する。
このように算出された入力数値IP1〜IP3がステップS204の処理においてメモリ3に記憶されると、画像処理部24は、入力数値IP1〜IP3に従ってエリア66〜68に表示された商品種別、サイズ、彩色、および商品画像65や価格を変更した画像データを作成する。この処理は、例えば現在表示されている商品種別、サイズ、彩色のナンバを入力数値IP1〜IP3に従って増減させ、増減後のナンバで商品マスタ7から特定される商品種別、サイズ、彩色を各エリア66〜68に配置するとともに、これら商品種別、サイズ、彩色で商品マスタ7から特定される商品画像を現在表示中の商品画像65に代えて配置することで実現すればよい。また、商品の価格は、例えば商品マスタ7に商品種別、サイズ、彩色にて特定される価格情報を含ませておき、これを参照して得るようにしてもよいし、情報処理装置1に通信接続されたサーバ等と通信して得るようにしてもよい。
画像処理部24が作成した画像データをメモリ3に記憶すると、出力処理部21が当該画像データに基づく画像を処理結果表示エリア61に表示する。
以上のような処理の結果、操作エリア62に対するユーザの操作に連動して処理結果表示エリア61に表示される商品画像65やエリア66〜68に表示される商品種別、サイズ、彩色等が変動することになる。すなわち、ユーザはタッチパネル5への簡単な接触操作により、処理結果表示エリア61に表示される商品を自由に変更させ、購入する商品を選定することができる。
以上説明したように、第1〜第3の実施形態における情報処理装置1は、タッチパネル5によって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付け、タッチパネル5上での接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し関連付けられた要素に関する入力数値を演算し、演算した入力数値を用いて画像を作成して表示部4に表示する。このような構成であれば、複数の要素に関する数値を容易に同時入力できるので、情報処理装置1の操作性が格段に向上する。
また、例えば片方の手の指で複数の接触点を形成すれば、両手を使わずとも複数の要素に関する数値を同時入力することもできる。
また、このような数値入力が一面の連続した操作面を有するタッチパネル5を用いて行えるので、複数の入力デバイスを用いる場合に比べて製造コストを安価に抑えられる。
また、マウスやジョイスティックのような立体的なデバイスを用いないため、情報処理装置1の使用場所による制限を受けずに良好な操作性を維持できる。
また、接触点と各要素との関連付けは、接触点が形成された順および各要素の優先順位に従って行われる。このように関連付けが行われれば、ユーザに関連付けのルールを理解させ易い。このような効果は、関連表示エリア63によってさらに増強されることは言うまでもない。
また、接触点と要素との関連付けは、その接触点を消滅させることで解除される。すなわち、ユーザはタッチパネル5に接触するだけで要素との関連付けおよびその解除を行うことができる。
以上述べた他にも、上記各実施形態にて開示した構成からは、種々の好適な効果が得られる。
以上述べた他にも、上記各実施形態にて開示した構成からは、種々の好適な効果が得られる。
(変形例)
上記各実施形態にて開示した構成は、種々変形実施可能である。具体的な変形例としては、例えば次のようなものがある。
上記各実施形態にて開示した構成は、種々変形実施可能である。具体的な変形例としては、例えば次のようなものがある。
(1)上記各実施形態では、いずれも3つの要素と接触点とを関連付ける場合を例示した。しかしながら、接触点と関連付ける要素の数は3つに限られず、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
(2)上記各実施形態では、接触点をその形成順および各要素に設定された優先順位に従って各要素に関連付ける場合を例示した。しかしながら、ランダムに接触点と各要素とを関連付けたり、接触点が形成された操作エリア62上の領域に応じてその接触点と特定の要素とを関連付けるなど、他の手法を採用してもよい。
(3)上記各実施形態では、接触点の移動量に基づいて演算された入力数値を用いて画像データを作成し、作成した画像データを表示部4により表示出力する構成を例示した。しかしながら、接触点の移動量に基づいて演算される入力数値は、画像データの作成に用いられるものに限られず、他のデータの作成に用いられるものであってもよい。
例えば、接触点と関連付ける要素として音階やリズムを採用し、接触点の移動量に基づいて演算される入力数値を用いて上記音階やリズムに関するデータを作成して、情報処理装置1に内蔵あるいは接続されたスピーカから出力する構成としてもよい。
例えば、接触点と関連付ける要素として音階やリズムを採用し、接触点の移動量に基づいて演算される入力数値を用いて上記音階やリズムに関するデータを作成して、情報処理装置1に内蔵あるいは接続されたスピーカから出力する構成としてもよい。
また、接触点と関連付ける要素として各種の機器が備える複数の稼働部を採用し、接触点の移動量に基づいて演算される入力数値を用いて上記各稼働部の移動量や回転量等に関するデータを作成し、これを上記機器に出力して各稼動部を動作させる構成としてもよい。
(4)上記各実施形態では、制御部2がメモリ3に記憶されたプログラムを実行することにより、情報処理装置1の動作が実現されるとした。しかしながら、これに限らずプログラムを所定のネットワークから情報処理装置1にダウンロードしてもよいし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを情報処理装置1にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等を利用でき、かつ情報処理装置1が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であってもよい。また、このように予めインストールやダウンロードにより得る機能は情報処理装置1内部のOS等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理装置、2…制御部、3…メモリ、4…表示部、5…タッチパネル、6…処理画面、21…出力処理部、22…関連付処理部、23…演算処理部、24…画像処理部、31…コンピュータプログラム、32…関連付ファイル、61…処理結果表示エリア、62…操作エリア、63…関連表示エリア
Claims (6)
- 複数の接触点を個別に認識するタッチパネルと、
このタッチパネルによって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付ける関連付手段と、
前記タッチパネル上での前記接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し前記関連付手段によって関連付けられた要素に関する入力数値を演算する演算手段と、
この演算手段によって演算された入力数値を用いて作成されるデータを出力する出力手段と、
を備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 前記タッチパネルは、一面の連続した操作面を有し、この操作面上の接触点を個別に認識することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記各要素には優先順位が設定されており、
前記関連付手段は、前記タッチパネルによって認識される接触点を、前記各要素のうち他の接触点との関連付けがなされておらず、かつ優先順位が高いものから順に関連付けていくことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記関連付手段は、前記各要素のいずれかと関連付けられた前記接触点が消滅したとき、他の接触点と他の要素との関連付けは維持したまま、当該接触点に関連付けられた要素と当該接触点との関連付けを解除することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1に記載の情報処理装置。
- 前記関連付手段により前記接触点と関連付けられている要素と、そうでない要素とを識別可能に表示する表示手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置に、
複数の接触点を個別に認識するタッチパネルによって認識された複数の接触点を、予め定められた複数の異なる要素に対して個々に関連付ける関連付機能と、
前記タッチパネル上での前記接触点の移動量に基づいて当該接触点に対し前記関連付機能により関連付けられた要素に関する入力数値を演算する演算機能と、
この演算機能によって演算された入力数値を用いて作成されるデータを所定のデバイスに出力する出力機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075476A JP2012208860A (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 情報処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011075476A JP2012208860A (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 情報処理装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012208860A true JP2012208860A (ja) | 2012-10-25 |
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ID=47188502
Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000222130A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-11 | Toshiba Corp | 入力装置および方法および記憶媒体 |
JP2009140390A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Mega Chips Corp | 指示デバイスおよび指紋認証半導体回路 |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011075476A patent/JP2012208860A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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