JP2012207574A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012207574A
JP2012207574A JP2011073431A JP2011073431A JP2012207574A JP 2012207574 A JP2012207574 A JP 2012207574A JP 2011073431 A JP2011073431 A JP 2011073431A JP 2011073431 A JP2011073431 A JP 2011073431A JP 2012207574 A JP2012207574 A JP 2012207574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
engine
crankshaft
link member
cooling air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011073431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5938166B2 (ja
Inventor
Tomoji Iishima
智司 飯嶌
Makoto Kubota
良 久保田
Yoshimi Numazaki
芳美 沼崎
Takashi Koyama
貴史 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2011073431A priority Critical patent/JP5938166B2/ja
Publication of JP2012207574A publication Critical patent/JP2012207574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5938166B2 publication Critical patent/JP5938166B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/08Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor
    • B60K11/085Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor with adjustable shutters or blinds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/12Motorcycles, Trikes; Quads; Scooters
    • B60Y2200/126Scooters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/88Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses

Abstract

【課題】エンジンの小型化を達成できる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】冷却ファン49は、クランク軸65の端部(発電機82の回転部94)に設けられ、アクチュエータ91は、クランク軸65の下方に配置したオイルパン部92に設けられる。
【効果】冷却ファン49はクランク軸65の端部に設けられるため、冷却ファン49がクランク軸65の長さ内に収められる。アクチュエータ91は、オイルパン部92に設けられ、その大部分をオイルパン部92に収納することが可能となる。冷却ファン49、アクチュエータ91共にエンジンから張り出す心配がないので、エンジンの小型化が図れる。
【選択図】図4

Description

本発明は、冷却風取入口を介して冷却ファンで取込んだ空気で、エンジンを冷却するエンジンの冷却装置に関する。
各種の小型車両用エンジンの一つに、クランク軸に冷却ファンが取付けられているものがある。このようなエンジンでは、クランク軸が回転すると同時に冷却ファンが回転するため、エンジンに冷却風が送られる。
一方、エンジンの始動時等には、暖機性能を早めて燃料消費率を向上させることが求められる。つまり、エンジン始動時は、暖機を行うため冷却風の取込みを止めた方がよい。そこで、エンジン始動時では冷却風の取込みを止め、暖機後に冷却風を取込むことができる装置が必要となる。
エンジンの運転状況に応じて冷却風を取込むことができるエンジンの冷却装置が知られている(例えば、特許文献1(第1図、第3図)参照。)。
特許文献1の第1図に示すように、エンジン(1)(括弧付き番号は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ)の側部に、風量調節カバー(17)が設けられ、エンジン(1)の内部に、クランク軸(6)と一体に回転する冷却ファンが設けられる。
特許文献1の第3図に示すように、風量調節カバー(17)は、ファンカバー(9)と一体の円筒ケース(12)に移動可能に取付けられ、風量調節カバー(17)と円筒ケース(12)との間に、形状記憶合金で構成する感温部材(21)が設けられる。外気温度が高温になると、感温部材(21)が伸びて風量調節カバー(17)がエンジン外方へ移動し、円筒ケース(12)の窓孔(16)から冷却風を取込むことができる。一方、外気温度が低温になると、感温部材(21)が縮んで風量調節カバー(17)が初期状態の位置に戻り、窓孔(16)が円筒ケース(12)で塞がれて冷却風の取込みを止める。
しかし、特許文献1のエンジンでは、外気温度が高温になると、感温部材(21)が伸びて風量調節カバー(17)がエンジン幅方向に張り出す。風量調節カバー(17)は、低温時に比べて感温部材(21)の伸び量だけエンジン幅方向に張り出すことになり、エンジンの大型化に繋がる。
そこで、冷却装置を備えるにも拘らず、エンジンの小型化が図れることが望まれる。
実開昭62−185829号公報
本発明は、エンジンの小型化を達成できる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、冷却風取入口部を介して冷却ファンで取込んだ空気で、エンジンを冷却するエンジンの冷却装置において、前記冷却風取入口部の開口面積を変化させるアクチュエータを有する冷却風制御機構が備えられ、前記冷却ファンは、前記クランク軸の端部に設けられ、前記アクチュエータは、前記クランク軸の下方に配置したオイルパン部に設けられることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、冷却風取入口部に、クランク軸の軸方向に対して交差する方向に設けられ互いに平行に配置する複数の回転軸と、これら回転軸の各々に設けられる開閉ルーバーと、前記複数の回転軸を連結するリンク部材とが設けられ、アクチュエータの下端に、オイルパン部の内部に突出してエンジンを潤滑する潤滑オイルの温度上昇により内部の感温ワックスを膨張させる感温ワックス部が設けられ、前記リンク部材と前記アクチュエータとの間に、このアクチュエータの作動によって前記開閉ルーバーを開閉させるとき、前記アクチュエータのピストン部材の過大な押出しを吸収するオーバーストローク吸収機構が設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、アクチュエータは、作動軸線がオイルパン部に対して斜め上に向くように配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、エンジンは、車両後部に向けて延びる排気管を有し、クランク軸が車幅方向に沿って置かれるスクータ型車両のエンジンであり、アクチュエータは、前記排気管の車両内側方に配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、アクチュエータ及びリンク部材は、クランク軸の後方に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、アクチュエータ及びリンク部材は、制御機構カバーにより覆われることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、冷却風取入口部に、開閉ルーバーの周囲を覆うルーバーカバー部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、冷却ファンは、クランク軸の端部に設けられ、アクチュエータは、クランク軸の下方に配置したオイルパン部に設けられる。
冷却ファンはクランク軸の端部に設けられるため、冷却ファンがクランク軸の長さ内に収められる。
アクチュエータは、オイルパン部に設けられ、その大部分をオイルパン部に収納することが可能となる。
冷却ファン、アクチュエータ共にエンジンから張り出す心配がないので、エンジンの小型化が図れる。
請求項2に係る発明では、冷却風取入口部に、複数の回転軸と、各回転軸に設ける開閉ルーバーと、複数の回転軸を連結するリンク部材とが設けられる。リンク部材とアクチュエータとの間に、アクチュエータの作動によって開閉ルーバーを開閉させるとき、アクチュエータのピストン部材の過大な押出しを吸収するオーバーストローク吸収機構が設けられる。
アクチュエータは、感温ワックス部を備えるサーモ式アクチュエータであるが、リンク部材とアクチュエータとの間にオーバーストローク吸収機構を設けるので、このオーバーストローク吸収機構でアクチュエータのピストン部材の過大な押出しを吸収できる。アクチュエータのピストン部材の押出しが規制されると、リンク部材に掛かる荷重が減ってリンク部材が変形し難くなり、開閉ルーバーの作動に支障をきたすことを防止できる。
請求項3に係る発明では、アクチュエータは、作動軸線がオイルパン部に対して斜め上に向くように配置される。
アクチュエータの作動軸線を斜め上に向けると、作動軸線を水平方向に向けた場合に比べて、開閉ルーバーをオイルパン部に近づけて配置できるため、冷却風取入口部が外方へ張り出すことを低減できる。
請求項4に係る発明では、エンジンは、車両後部に向けて延びる排気管を有し、クランク軸が車幅方向に沿って置かれるスクータ型車両のエンジンであり、アクチュエータは、排気管の車両内側方に配置される。
アクチュエータを排気管よりも車両内側に配置すると、アクチュエータを排気管よりも車両外側に配置した場合に比べて、走行中に車両を傾斜させたときのバンク角を確保でき、乗り心地が向上する。
請求項5に係る発明では、アクチュエータ及びリンク部材は、クランク軸の後方に配置される。
アクチュエータ及びリンク部材をクランク軸の後方に配置すると、アクチュエータ及びリンク部材はエンジンの後輪側に配置されるため、車両が水溜まり路面を走行したとき、前輪で跳ねられた泥水がアクチュエータ及びリンク部材にかかりにくい車両を提供できる。
請求項6に係る発明では、アクチュエータ及びリンク部材は、制御機構カバーにより覆われる。
アクチュエータ及びリンク部材を制御機構カバーにより覆うと、車両が水溜まり路面を走行し、仮に前輪で跳ねられた泥水がエンジン後部に届いた場合でも、泥水を制御機構カバーで遮ることができる。したがって、前輪で跳ねられた泥水が、アクチュエータ及びリンク部材にかかることを防止できる。
請求項7に係る発明では、冷却風取入口部に、開閉ルーバーの周囲を覆うルーバーカバー部が設けられている。
開閉ルーバーの各々の冷却風取入口部側を除いて、開閉ルーバーをルーバーカバー部で覆うことにより、走行中に他の車両から跳ね飛ばされる泥が開閉ルーバーにかかることを防止できる。また、走行中に開閉ルーバーに異物(小石など)がかみ込むを防止できる。
本発明に係るスクータ型車両の右側面図である。 エンジンの右側面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4−4線断面図である。 ファンカバーと冷却風取入口部と制御機構カバーの分解斜視図である。 ファンカバーと開閉ルーバーとリンク部材とオーバーストローク吸収機構の分解斜視図である。 オーバーストローク吸収機構の構造を説明する図である。 オーバーストローク吸収機構の作用を説明する図である。 図4の変更例を示す図である。 図4の更なる変更例を示す図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。以下の説明で用いる前後、左右、上下は乗員シートに座った乗員を基準に定める。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、スクータ型車両10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前端部に回転自在に設けられ前輪12を支持する前輪懸架装置13と、車体フレーム11の中間部に揺動可能に設けられ後輪14を支持する後輪懸架装置15とを備えている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ16から下へ延ばされて更に後方へ延ばされているメインフレーム17と、このメインフレーム17から後上方へ延ばされているリヤフレーム18とからなる。リヤフレーム18の後端部に燃料タンク19が取付けられている。
前輪懸架装置13は、ヘッドパイプ16に操舵可能に設け前輪12が取付けられているフロントフォーク21と、このフロントフォーク21の上端に取付けられているハンドル22とからなる。
後輪懸架装置15は、メインフレーム17の後端に取付けたエンジンハンガ23に、ピボット軸24で揺動自在に留められているパワーユニット25と、このパワーユニット25の後端部とリヤフレーム18との間に取付けられているリヤクッション26とからなる。パワーユニット25は、リヤスイングアームを兼ねる装置である。また、パワーユニット25の出力軸27に後輪14が取付けられている。
さらに、ヘッドパイプ16はフロントカバー28で覆われ、フロントフォーク21はフロントフェンダ29で覆われ、メインフレーム17及びパワーユニット25の前端部はサイドカバー31で覆われている。また、収納ボックス32及び燃料タンク19の側方はボディカバー33で覆われ、燃料タンク19の上面はタンクカバー34で覆われ、収納ボックス32及びタンクカバー34はシート35で覆われている。そして、ボディカバー33の後端部に、リヤキャリア36が取付けられ、ボディカバー33後端の下部に、後輪14の後方を覆うリヤフェンダ37が取付けられている。
加えて、パワーユニット25は、エンジン30(詳細後述)と動力伝達装置39からなる。エンジン30の吸気側にエアクリーナ41が設けられ、エンジン30の排気ポートに排気管42を介してマフラ43が取付けられている。
エンジン30は、車両後部に向けて延びる排気管42を有し、クランク軸(後述)が車幅方向に沿って置かれるスクータ型車両のエンジンである。
エンジン30に備える冷却装置の構成を図2に基づいて説明する。
図2に示されるように、エンジン30に冷却装置40が取付けられている。冷却装置40は、シュラウド44(詳細後述)と、冷却ファン49(詳細後述)と、ファンカバー51(詳細後述)と、冷却風取入口部52(詳細後述)と、冷却風制御機構55A(詳細後述)とを備える。冷却装置40は、冷却風取入口部52を介して冷却ファン49で取込んだ空気で、エンジン30を冷却する装置である。
シリンダヘッド(後述)及びシリンダブロック(後述)がシュラウド44で覆われ、このシュラウド44は、車両前後方向に略平行な分割線45で上下に2分割されている。キャブレタ46側に配置されているシュラウドが吸気側シュラウド47で、排気管42側に配置されているシュラウドが排気側シュラウド48である。
加えて、吸気側シュラウド47及び排気側シュラウド48に、冷却ファン49を覆っているファンカバー51が取付けられている。このファンカバー51に、冷却風取入口部52(詳細後述)が取付けられ、この冷却風取入口部52に、10個の冷却風取入口53が設けられている。これらの冷却風取入口53に交差するように補強部材54が設けられている。
冷却風取入口部52の後方に、複数の開閉ルーバー(後述)を開閉させる冷却風制御機構55Aが設けられている。この冷却風制御機構55Aは、制御機構カバー56(詳細後述)で覆われている。エンジン30の後部に、マフラ43のマフラ取付部38を支持するマフラ支持部57が設けられている。
エンジン30の内部構造を図3に基づいて説明する。
図3に示されるように、エンジン30は、クランクケース58、シリンダブロック59、シリンダヘッド61、シリンダヘッドカバー62を組み立ててなる。クランクケース58の車幅方向左側に、左支持軸受63が設けられ、クランクケース58の車幅方向右側に、右支持軸受64が設けられている。左支持軸受63及び右支持軸受64で、クランク軸65が両端支持されている。
シリンダ66の内周面に、シリンダライナ67が設けられている。ピストン68とコンロッド69の小端部71にピストンピン72を嵌め、クランク軸65のクランクピン73にコンロッド69の大端部74を取付けることで、ピストン68とクランク軸65が連結されている。
シリンダブロック59の外側に、複数のブロック部冷却フィン75が設けられ、シリンダヘッド61の外側に、複数のヘッド部冷却フィン76が設けられている。また、シリンダヘッド61に、点火プラグ77が取付けられている。
クランク軸65の左端部に、チェーン駆動式のカムシャフト駆動部78が設けられている。カムシャフト駆動部78は、クランク軸65の動力を、駆動スプロケット79、駆動チェーン81、従動スプロケットを介して、シリンダヘッドカバー62内に収納されるカムシャフトに伝達する。したがって、エンジン30はOHC型のエンジンである。
一方、クランク軸65の右側に、発電機82が配置されている。発電機82の静止部93がクランクケース58に取付けられ、発電機82の回転部94がクランク軸65の右端部95に取付けられている。加えて、回転部94に冷却ファン49が取付けられている。なお、冷却ファン49は、実施例では、発電機82の回転部94に取付けたが、クランク軸65の右端を更に右へ延ばして回転部94とは別にクランク軸65の右端延長部に取り付けてもよい。
クランク軸65と対向するように、ファンカバー51が配置されている。排気側シュラウド48の左端83は、クランクケース58にボルト84で留められ、排気側シュラウド48の右端85は、ファンカバー51にねじ86で留められている。さらに、ファンカバー51の後端87は、クランクケース58にボルト88で留められている。
開閉ルーバーを開状態にすると、冷却風取入口部52から空気を取入れることができる。開閉ルーバーを開状態にし、エンジン30を始動すると、クランク軸65と共に冷却ファン49が回転し、冷却風に遠心力が与えられることで、冷却風は冷却通路89を通じてブロック部冷却フィン75やヘッド部冷却フィン76に送られる。
冷却装置40の構造を図4に基づいて詳細に説明する。
図4に示すように、冷却風制御機構55Aは、上から下へ並ぶように配置される4本の第1回転軸99、第2回転軸101、第3回転軸102、第4回転軸103と、回転軸99、101、102、103の各々に設ける第1開閉ルーバー104、第2開閉ルーバー105、第3開閉ルーバー106、第4開閉ルーバー107と、回転軸99、101、102、103を連結するリンク部材108とを備える。回転軸の支持構造及び回転軸とリンク部材の連結構造は後述する。
加えて、冷却風制御機構55Aは、クランク軸65の下方に配置したオイルパン部92の右端部96に設けられるアクチュエータ91を有する。このアクチュエータ91の下端に、オイルパン部92の内部161に突出してエンジン(図3、符号30)を潤滑する潤滑オイルの温度上昇により内部の感温ワックスを膨張させる感温ワックス部111が設けられている。
アクチュエータ91は、オイル温度が上昇すると、感温ワックスが膨張してピストン部材112を押出し、オイル温度が低下すると、感温ワックスが収縮してピストン部材112を引くように機能する。つまり、アクチュエータ91は、サーモ式アクチュエータであると共に、オイル温度の変化に応じて上記開閉ルーバー104、105、106、107を開閉させることで、冷却風取入口部52の開口面積を変化させることができる。
加えて、アクチュエータ91は、冷却風取入口部52の下端とオイルパン部92の右端とを結ぶ直線109よりもエンジン内寄りに配置されている。アクチュエータ91の下部に雄ねじ部97が設けられ、この雄ねじ部97は、右端部96の雌ねじ部98にねじ込まれる。なお、アクチュエータ91の取付けは、ねじ込みが好適であるが、ボルト止めや溶接等を適用してもよい。
右端部96は、薄肉部194に比べて厚肉状に形成される厚肉部164を備える。厚肉部164は、雌ねじ部98を設けることにより生じる穴を補強する役割を果たすため、雌ねじ部98を備えているにもかかわらずオイルパン部92の剛性が向上する。
さらに、アクチュエータ91は、ピストン部材112の作動軸線113がオイルパン部92に対して右斜め上に向くように配置される。
アクチュエータ91の作動軸線113を右斜め上に向けると、作動軸線を水平方向に向けた場合に比べて、開閉ルーバー104、105、106、107をオイルパン部92に近づけて配置できるため、冷却風取入口部52が外方へ張り出すことを低減できる。
そして、アクチュエータ91は、排気管42の車両内側方に配置される。
アクチュエータ91を排気管42よりも車両内側に配置すると、アクチュエータ91を排気管42よりも車両外側に配置した場合に比べて、走行中に車両を傾斜させたときのバンク角を確保でき、乗り心地が向上する。
さらに、アクチュエータ91及びリンク部材108は、制御機構カバー56により覆われる。
アクチュエータ91及びリンク部材108を制御機構カバー56により覆うと、車両が水溜まり路面を走行し、仮に前輪で跳ねられた泥水がエンジン後部に届いた場合でも、泥水を制御機構カバー56で遮ることができる。したがって、前輪で跳ねられた泥水が、アクチュエータ91及びリンク部材108にかかることを防止できる。
加えて、リンク部材108とアクチュエータ91との間に、アクチュエータ91の作動によって開閉ルーバー104、105、106、107を開閉させるとき、アクチュエータ91のピストン部材112の過大な押出しを吸収するオーバーストローク吸収機構137(詳細後述)が設けられている。
ファンカバー51の内面に、複数の補強リブ165が設けられているので、ファンカバー51の剛性を向上させることができる。
また、ファンカバー51の右端に、右方に突出する嵌合突出部192が設けられ、冷却風取入口部52の左端に、ファンカバー51の嵌合突出部192に嵌合するように形成される嵌合穴部191が設けられている。冷却風取入口部52をファンカバー51に取付ける際、嵌合穴部191を嵌合突出部192に嵌合させればよいため、冷却風取入口部52の組立作業を円滑に行うことができる。
図3において、アクチュエータ91及びリンク部材108は、クランク軸65の後方に配置される。
アクチュエータ91及びリンク部材108をクランク軸65の後方に配置すると、アクチュエータ91及びリンク部材108はエンジン30の後輪側に配置されるため、車両が水溜まり路面を走行したとき、前輪で跳ねられた泥水がアクチュエータ91及びリンク部材108にかかりにくい車両を提供できる。
回転軸の支持構造と冷却風取入口部及び制御機構カバーの取付構造を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、ファンカバー51の前部及び後部に、4本の回転軸99、101、102、103を回転可能に支持する前支持部114及び後支持部115が設けられている。なお、回転軸99、101、102、103は、各開閉ルーバーの内部を貫通する軸である。
ファンカバー51と冷却風取入口部52は、3本のねじ123、124、125で組立てられる。なお、冷却風取入口部52に、貫通穴116、117、118が設けられ、ファンカバー51に、ねじ穴119、121、122が設けられている。
なお、回転軸99、101、102、103及び開閉ルーバー104、105、106、107及びリンク部材108は、実施例では、ファンカバー51に設けたが、冷却風取入口部52に設けるようにしてもよい。
加えて、冷却風取入口部52に、開閉ルーバー104、105、106、107の周囲を覆うルーバーカバー部138が設けられている。開閉ルーバー104、105、106、107の各々の右端を除いて、開閉ルーバー104、105、106、107をルーバーカバー部138で覆うことにより、走行中に他の車両から跳ね飛ばされる泥が開閉ルーバー104、105、106、107にかかることを防止できる。また、走行中に開閉ルーバー104、105、106、107に異物(小石など)がかみ込むを防止できる。
ファンカバー51と制御機構カバー56は、2本のねじ134、135と、制御機構カバー56の爪部材128及びファンカバー51の爪止め部材133の嵌合とで組立てられる。なお、制御機構カバー56に、貫通穴126、127が設けられ、ファンカバー51に、ねじ穴129、131が設けられている。また、爪止め部材133は、爪部材128が挿入される開口132を有する。
制御機構カバー56の後部に、後カバー部136が設けられる。この後カバー部136で、アクチュエータ91の後方を覆うことができるため、エンジン後方からの泥がアクチュエータ91にかかることを防止できる。
開閉ルーバー、リンク部材、オーバーストローク吸収機構の組立てを図6に基づいて説明する。
図6に示すように、第1回転軸99の後端に、第1中継リンク139が設けられ、この第1中継リンク139に車両前側に突出する第1ピン141が設けられている。同様に、第2回転軸101及び第3回転軸102の各々は、ピンを有する中継リンクを備える。
第4回転軸103の後端に、アクチュエータ(図5、符号91)のピストン部材(図5、符号112)が連結するフォーク部材146が設けられている。
オーバーストローク吸収機構137は、ねじりコイルばね152と、第4リンク153とからなる。
リンク部材108は、上下方向に延びる長手部材である。また、リンク部材108は、第1ピン141が挿入される第1穴部147と、第2ピン143が挿入される第2穴部148と、第3ピン145が挿入される第3穴部149と、第4リンク153に備える第4ピン154が挿入される第4穴部151とを有する。
リンク部材108と開閉ルーバー104、105、106、107とオーバーストローク吸収機構137をファンカバー51に組付けるとき、リンク部材108と開閉ルーバー104、105、106、107とオーバーストローク吸収機構137を組立てて、リンク部材108及びオーバーストローク吸収機構137をファンカバー51の後部空間155に配置し、開閉ルーバー104、105、106、107をファンカバー51の前部空間156に配置する。
オーバーストローク吸収機構137の構造を図7に基づいて説明する。
図7に示すように、フォーク部材146からフォーク部材146とは反対側に延長部162が延ばされ、この延長部162に設ける突出部158に、ねじりコイルばね152の第1腕157及び第2腕159が掛けられている。
第4リンク153の穴部193は、第4回転軸103に挿入され、第4リンク153の連結部163は、第1腕157と第2腕159の間に挿入される。
ねじりコイルばね152は、第1腕157で延長部162及び連結部163を矢印(1)のように押し、第2腕159で延長部162及び連結部163を矢印(2)のように押すように製作される。
フォーク部材146に、ピストン部材112の右端に回転可能に設けたローラ166が係合している。なお、ローラ166の係合対象は、実施例ではフォーク部材146としたが、フォーク部材146の替わりに長穴を有する部材を適用してもよい。長穴を有する部材を適用した場合、ローラ166は長穴に沿って移動する。
以上に述べた冷却装置の作用を次に述べる。
図8において、アクチュエータ91は、感温ワックス部(図4、符号111)で潤滑オイルの温度が所定温度になったことを検出すると、ピストン部材112を押出す。アクチュエータ91の押出力でフォーク部材146、第4回転軸103、第4ルーバー107が回転するが、アクチュエータ91の押出力は、一旦ねじりコイルばね152の第2腕159で吸収される。その後、第4リンク153の連結部163がねじりコイルばね152の第1腕157に押されると、第4リンク153は、フォーク部材146の回転に遅れて回転する。結果、第4ルーバー107が開状態になった後、第3ルーバー106が開状態になる。
冷却装置(図4、符号40)では、アクチュエータ91は、感温ワックス部(図4、符号111)を備えるサーモ式アクチュエータであるが、リンク部材108とアクチュエータ91との間にオーバーストローク吸収機構137を設けるので、このオーバーストローク吸収機構137でアクチュエータ91のピストン部材112の過大な押出しを吸収できる。アクチュエータ91のピストン部材112の押出しが規制されると、リンク部材108に掛かる荷重が減ってリンク部材108が変形し難くなり、開閉ルーバー106、107の作動に支障をきたすことを防止できる。
また、冷却装置(図4、符号40)では、アクチュエータ91を作動させると、アクチュエータ91の押出力は、一旦オーバーストローク吸収機構137で吸収された後にリンク部材108に伝達されるので、リンク部材とアクチュエータを直接繋ぐ場合に比べて、リンク部材に連結される回転軸に作用する荷重が減って回転軸の径を小径にすることができる。また、リンク部材108とアクチュエータ91との間にオーバーストローク吸収機構137を設けるため、オーバーストローク吸収機構137がエンジン(図3、符号30)の外側に張り出すことがなくなる。したがって、冷却風取入口部(図3、符号52)近傍にオーバーストローク吸収機構137を配置しても、エンジンの小型化を達成できる。
図4において、冷却ファン49は、クランク軸65の端部(発電機82の回転部94)に設けられ、アクチュエータ91は、クランク軸65の下方に配置したオイルパン部92に設けられる。
冷却ファン49はクランク軸65の端部に設けられるため、冷却ファン49がクランク軸65の長さ内に収められる。
アクチュエータ91は、オイルパン部92に設けられ、その大部分をオイルパン部92に収納することが可能となる。
冷却ファン49、アクチュエータ91共にエンジン(図3、符号30)から張り出す心配がないので、エンジンの小型化が図れる。
これまでに説明した冷却装置では、サーモ式アクチュエータを採用したが、ルーバーの開閉には、他の駆動源を用いることも可能である。
ルーバー開閉の駆動源にダイヤフラムを用いた例を図9に基づいて説明する。
図9において、図4と共通の構造は符号を流用して詳細な説明を省略する。主たる変更点は、ルーバー開閉の駆動源をサーモアクチュエータからダイヤフラム式駆動装置に変更したことである。
冷却風制御機構55Bは、ダイヤフラム式駆動装置167を有する。ダイヤフラム式駆動装置167は、ケース168の内部に設けられ、ばね169に付勢されるダイヤフラム171を備える。このダイヤフラム171に、連結部172を介してリンク部材108が連結されている。
ケース168が配管173を介してエンジン(図1、符号30)の吸気系に接続されている。
暖機運転後、オイルパン部92の潤滑オイル温度センサ174が、所定温度になったことを検出すると、バルブ175が開状態になる。バルブ175が開状態になると、吸気系の負圧でダイヤフラム171が引かれて、リンク部材108が下降する。結果、開閉ルーバー104、105、106、107が開状態になる。
ダイヤフラム式駆動装置167は、オイルパン部92の右外壁面176に支持部材177を介して取付けられている。冷却風制御機構55Bとオイルパン部92の間の距離が大きくても、ルーバーを開閉させる駆動源を設けることができる。
次にルーバー開閉の駆動源にサーボモータを用いた例を図10に基づいて説明する。
図10において、図4と共通の構造は符号を流用して詳細な説明を省略する。主たる変更点は、ルーバー開閉の駆動源をサーモアクチュエータからサーボモータに変更したことである。
冷却風制御機構55Cは、サーボモータ178を有する。サーボモータ178は、オイルパン部92の右外壁面179に支持部材181を介して取付けられている。サーボモータ178の出力軸に巻取り部材182が連結され、この巻取り部材182と、回転軸103と一体の駆動板183がケーブル184で繋がれている。加えて、駆動板183とリンク部材108が回転可能に連結されている。
サーボモータ178を回転させると、ケーブル184が巻取り部材182で巻かれるので、駆動板183が回転してリンク部材108が下降する。結果、開閉ルーバー104、105、106、107が開状態になる。
なお、サーボモータ178の始動タイミングは、以下のとおりである。暖機運転後、オイルパン部92の潤滑オイル温度センサ185が、所定温度になったことを検出し、センサ185の信号がエンジンコントロールユニット(以下、ECUと記す)186に入力される。ECU186から始動指令がサーボモータ178に入力されると、サーボモータ178が回転する。サーボモータ178を用いると、頻繁に始動や停止ができるので、冷却風取入口の開口面積を微妙に調節できる。
尚、本発明に係るオーバーストローク吸収機構は、実施の形態では、ねじりコイルばねを採用したが、引張りばねや圧縮ばね等を採用できるため、一般のばねを採用することは差し支えない。
加えて、本発明に係る車両は、実施の形態では、スクータ型車両を適用して説明したが、その他、クランク軸に冷却ファンが取付けられているエンジンを備える車両であれば、車種は問わない。
本発明のエンジンの冷却装置は、スクータ型車両に好適である。
10…スクータ型車両、30…エンジン、40…冷却装置、42…排気管、49…冷却ファン、52…冷却風取入口部、55A…冷却風制御機構、56…制御機構カバー、65…クランク軸、91…アクチュエータ、92…オイルパン部、95…端部、99、101、102、103…回転軸、104、105、106、107…開閉ルーバー、108…リンク部材、111…感温ワックス部、112…ピストン部材、113…作動軸線、137…オーバーストローク吸収機構、138…ルーバーカバー部、161…内部。

Claims (7)

  1. 冷却風取入口部(52)を介して冷却ファン(49)で取込んだ空気で、エンジン(30)を冷却するエンジン(30)の冷却装置(40)において、
    前記冷却風取入口部(52)の開口面積を変化させるアクチュエータ(91)を有する冷却風制御機構(55A)が備えられ、
    前記冷却ファン(49)は、前記クランク軸(65)の端部(95)に設けられ、前記アクチュエータ(91)は、前記クランク軸(65)の下方に配置したオイルパン部(92)に設けられることを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 前記冷却風取入口部(52)に、前記クランク軸(65)の軸方向に対して交差する方向に設けられ互いに平行に配置する複数の回転軸(99〜103)と、これら回転軸(99〜103)の各々に設けられる開閉ルーバー(104〜107)と、前記複数の回転軸(99〜103)を連結するリンク部材(108)とが設けられ、
    前記アクチュエータ(91)の下端に、前記オイルパン部(92)の内部(161)に突出して前記エンジン(30)を潤滑する潤滑オイルの温度上昇により内部の感温ワックスを膨張させる感温ワックス部(111)が設けられ、
    前記リンク部材(108)と前記アクチュエータ(91)との間に、このアクチュエータ(91)の作動によって前記開閉ルーバー(104〜107)を開閉させるとき、前記アクチュエータ(91)のピストン部材(112)の過大な押出しを吸収するオーバーストローク吸収機構(137)が設けられることを特徴とする請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  3. 前記アクチュエータ(91)は、作動軸線(113)が前記オイルパン部(92)に対して斜め上に向くように配置されることを特徴とする請求項2記載のエンジンの冷却装置。
  4. 前記エンジン(30)は、車両後部に向けて延びる排気管(42)を有し、前記クランク軸(65)が車幅方向に沿って置かれるスクータ型車両(10)のエンジン(30)であり、前記アクチュエータ(91)は、前記排気管(42)の車両内側方に配置されることを特徴とする請求項3記載のエンジンの冷却装置。
  5. 前記アクチュエータ(91)及び前記リンク部材(108)は、前記クランク軸(65)の後方に配置されることを特徴とする請求項4記載のエンジンの冷却装置。
  6. 前記アクチュエータ(91)及び前記リンク部材(108)は、制御機構カバー(56)により覆われることを特徴とする請求項5記載のエンジンの冷却装置。
  7. 前記冷却風取入口部(52)に、前記開閉ルーバー(104〜107)の周囲を覆うルーバーカバー部(138)が設けられていることを特徴とする請求項6項記載のエンジンの冷却装置。
JP2011073431A 2011-03-29 2011-03-29 エンジンの冷却装置 Expired - Fee Related JP5938166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011073431A JP5938166B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 エンジンの冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011073431A JP5938166B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 エンジンの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012207574A true JP2012207574A (ja) 2012-10-25
JP5938166B2 JP5938166B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=47187517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011073431A Expired - Fee Related JP5938166B2 (ja) 2011-03-29 2011-03-29 エンジンの冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5938166B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015183663A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JP2015183664A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JP2016166554A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 本田技研工業株式会社 ユニットスイング式内燃機関の冷却装置
JP2017115711A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 本田技研工業株式会社 ユニットスイング式内燃機関の冷却装置
WO2017168605A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置
IT201600122659A1 (it) * 2016-12-02 2018-06-02 Piaggio & C Spa Sistema di raffreddamento per motori

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5994017B2 (ja) * 2015-12-22 2016-09-21 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135622U (ja) * 1979-03-20 1980-09-26
JPS62185829U (ja) * 1986-05-17 1987-11-26
JP2002326520A (ja) * 2001-05-02 2002-11-12 Komatsu Ltd エンジンルーム
JP2004037031A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd 冷却器の開口部調整装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135622U (ja) * 1979-03-20 1980-09-26
JPS62185829U (ja) * 1986-05-17 1987-11-26
JP2002326520A (ja) * 2001-05-02 2002-11-12 Komatsu Ltd エンジンルーム
JP2004037031A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd 冷却器の開口部調整装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015183664A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JP2015183663A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 本田技研工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JP2016166554A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 本田技研工業株式会社 ユニットスイング式内燃機関の冷却装置
JP2017115711A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 本田技研工業株式会社 ユニットスイング式内燃機関の冷却装置
JPWO2017168605A1 (ja) * 2016-03-30 2018-11-29 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置
WO2017168605A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置
CN108884748B (zh) * 2016-03-30 2021-03-16 本田技研工业株式会社 鞍乘型车辆用内燃机的冷却装置
CN108884748A (zh) * 2016-03-30 2018-11-23 本田技研工业株式会社 鞍乘型车辆用内燃机的冷却装置
WO2018100182A1 (en) * 2016-12-02 2018-06-07 Piaggio & C. S.P.A Cooling system for engines
CN110431032A (zh) * 2016-12-02 2019-11-08 比亚乔股份有限公司 用于发动机的冷却系统
JP2020513501A (ja) * 2016-12-02 2020-05-14 ピアッジオ エ チ.ソシエタ ペル アチオニ エンジン用冷却システム
IT201600122659A1 (it) * 2016-12-02 2018-06-02 Piaggio & C Spa Sistema di raffreddamento per motori
TWI742209B (zh) * 2016-12-02 2021-10-11 義大利商比雅久股份有限公司 氣冷式內燃機之冷卻系統及具有此冷卻系統的機車

Also Published As

Publication number Publication date
JP5938166B2 (ja) 2016-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5938166B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP5519302B2 (ja) 鞍乗型車両
US7610987B2 (en) Power unit and saddle-ride type vehicle provided with the power unit
US6505581B2 (en) Cooling system for vehicular engine
JP5184503B2 (ja) 鞍乗型車両
JP3812754B2 (ja) 小型車両用水冷式内燃機関の冷却水ポンプ取付け構造
JP4602235B2 (ja) 内燃機関と自動二輪車
JP5203739B2 (ja) ベルト式無段変速機の冷却構造
JP6196179B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JP4414362B2 (ja) 空冷式エンジンの暖機制御装置
JP4785726B2 (ja) 車両用パワーユニット
JP4776561B2 (ja) 強制空冷式内燃機関
JP5856215B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5869611B2 (ja) 鞍乗型車両
JP4999582B2 (ja) 自動二輪車用パワーユニットの変速機ケース冷却構造
JP6313740B2 (ja) ユニットスイング式内燃機関の冷却装置
JP4662469B2 (ja) 小型車両のラジエータカバー構造
JP3613368B2 (ja) ユニットスイング内燃機関のスタータモータ取付構造
JP2002021562A (ja) 水冷エンジンの冷却装置
JP2000344168A (ja) 自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造
JP4735402B2 (ja) 船外機の吸気装置
JP2013180644A (ja) 鞍乗型車両用空冷式内燃機関の冷却構造
JP6268150B2 (ja) 鞍乗り型車両のユニットスイング式内燃機関の冷却装置
JP5625574B2 (ja) 自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造
JP3460448B2 (ja) スクータ型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151217

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5938166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees