JP2012207366A - 車両通行遮断機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遮断機本体11に開閉軸12を介して支持されたアーム21と、該アーム21にリリース軸26を介して支持された阻止棒30と、阻止棒30をリリース状態に保持する保持手段40とを備える遮断機10において、保持手段40を、アーム21に設けられた係止軸部80と、阻止棒30に設けられ、阻止棒30のリリース状態への回動によって係止軸部80に対して乗り越え可能に当接し、阻止棒30のリリース状態へのさらなる回動によって係止軸部80を乗り越えた後に該係止軸部80と係合する係合フック50から構成する。
【選択図】図2
Description
これに対して、例えば特許文献3には、阻止棒をリリース状態にて保持することが可能な車両通行遮断機が開示されている。この車両通行遮断機によれば、阻止棒がリリース状態となった際に、阻止棒のV字切欠にリバウンド防止フックが凹凸に係合することにより、阻止棒がリリース状態に保持される。
また、リバウンドを防止するためにはその係合力を強固にする必要があるが、これを行うことによって、そもそも係合するために大きな力が必要であったり、係合した後にそれを解除する際に、大きな力が必要であるなど、様々な懸念点が想定され得るものであった。
即ち、本発明に係る車両通行遮断機は、遮断機本体に開閉軸を介して支持され、車両の通行を阻止する阻止位置と車両の進行を許容する許可位置との間で開閉制御されるアームと、該アームにリリース軸を介して支持され、前記開閉軸の径方向に延在する通常状態と該通常状態から車両進行方向前方側に折れ曲がるリリース状態との間で回動可能とされる阻止棒と、前記阻止棒を前記リリース状態に保持する保持手段とを備え、該保持手段は、係止軸部と、前記阻止棒のリリース状態への回動によって前記係止軸部に対して乗り越え可能に当接し、前記阻止棒のリリース状態へのさらなる回動によって前記係止軸部を乗り越えた後に該係止軸部と係合する係合フックとを備え、前記係合フックは、前記リリース軸と平行な回動軸を介して前記阻止棒に対して相対回動可能に設けられていることを特徴とする。
また、阻止棒をリリース状態から通常状態に復帰させる際には、これに先立って係止軸部を回動軸回りに阻止棒に対して相対回動させることによって、容易に係止軸部と係止軸部との係合を解除することができる。
また、阻止棒がリリース状態に回動する際には、第一回動位置とされた係合フックが係止軸部に当接し、その後阻止棒がリリース状態へとさらに回動する際に係合フックが第二回動位置に回動することによって係止軸部を乗り越えることができる。
さらに、阻止棒がリリース状態とされている際には、第一回動位置の係合フックが係止軸部に係合することで阻止棒をリリース状態に保持することができる一方、係合フックを第二回動位置とすることによりこれら係合フックと係止軸部との係合を解除することができる。
また、阻止棒がリリース状態とされた際には、係合部材が付勢部材の付勢力に従って第一回動位置に回動することで該係合部材と係止軸部とを確実に係合させることができる。
車両通行遮断機10(以下、単に遮断機10と称する)は、図1〜図3に示すように、遮断機本体11と、該遮断機本体11に支持された支持アーム部20と、該支持アーム部20に支持された阻止棒30と、支持アーム部20及び阻止棒30にわたって設けられた保持手段40とを備えている。
この開閉軸12は遮断機本体11内に設けられた開閉用モータ(図示省略)によって車両進行方向Gに延びる水平軸回りに回転駆動可能とされている。開閉用モータは回転速度や回転角度を任意に制御可能ないわゆるサーボモータであって、車線サーバ(図示省略)からの信号に基づいて正逆回転するように構成されている。なお、遮断機本体11を設置する箇所は高速道路の料金所に限られず、例えば駐車場等の他の車両有料施設の料金所等であってもよい。
アーム21は開閉軸12の直径方向を長手方向とするように延在する部材であって該開閉軸12の先端に固定支持されている。このアーム21は開閉軸12の回転に伴って該アーム21の長手方向が水平方向に平行な阻止位置と鉛直方向に平行な許可位置との間で回動する。即ち、アーム21は開閉軸12の回転に伴って阻止位置と許可位置との間で90°の範囲を回動するように構成されている。
このリリース軸26はリリース軸支持部25に支持されることでアーム21の長手方向に直交し、かつ、鉛直面に沿って延びる軸線回りに回転可能とされている。即ち、リリース軸26はアーム21の開閉軸12回りの回転軌跡の接線方向に延びる軸線回りに回動可能とされている。これによって、アーム21が阻止状態とされている際にはリリース軸26は鉛直軸回りに回動可能とされる。
また、このような遮断機10においては阻止棒30が通常状態とされるとともにアーム21が阻止位置にある際に車両の進行を阻止する。これに対して、阻止棒30が通常状態とされるとともにアーム21が許可位置にある際に車両の通行を許可する。
ストッパ43は、一対の回動軸支持部41の間において連結部33からアーム21の先端側に向かって突出するように連結部33に一体に設けられている。
この係合フック50は阻止棒30が通常状態にある場合において車両進行方向G前方側に向かうに従って漸次阻止棒30の後端側に向かって延在している。換言すれば、この係合フック50は、回動軸42の径方向外側に向かうにしたがって該回動軸42におけるリリース回動方向T1と同様の回動方向(以下、第一回動方向T3と称する)に向かって傾斜するように延在している。
また、この当接面52における回動軸42の径方向内側の端部には、該当接面52に対して鋭角に交差して湾曲するフック面53が形成されている。
即ち、本実施形態では係合フック50が第一回動方向T3に回動する際の限界位置が第一回動位置とされており、係合フック50が第二回動方向T4に回動する際の限界位置が第二回動位置とされている。
なお、付勢部材70としては板バネ72に代えて例えばコイルスプリング等を採用してもよい。
車両通行路に車両が進入しておらず遮断機10が待機状態の際には、図1及び図2に示すように、アーム21が阻止位置とされるとともに阻止棒30が通常状態とされ、遮断機10は車両の通行を阻止した状態とされている。なお、この際、阻止棒30の基部32に設けられた凹部に付勢突起27がそれぞれ係合することにより、阻止棒30は通常状態に固定されている。
また、保持手段40においては、付勢部材70によって係合フック50が第一回動方向T3に付勢されることで第一凸部54がストッパ43に当接した状態となり、即ち、係合フック50は第一回動位置に位置している。
この結果、車線サーバ(図示省略)によって車両が正常車両と判定されると、車線サーバは開閉モータの出力軸を正回転させる信号を送出することにより、アーム21が阻止位置から許可位置へと回動させられる。これによって、遮断機10が車両の通行を許可した状態となる。
一方、車線サーバ(図示省略)によって当該車両が異常車両と判定された際には、アーム21は阻止位置に維持され、遮断機10は車両の通行を禁止した状態を維持する。
また、阻止棒30がリリース状態に回動する際には、第一回動位置とされた係合フック50が係止軸部80に当接し、その後阻止棒30がリリース状態へとさらに回動する際に係合フック50が第二回動位置に回動することによって係止軸部80を容易に乗り越えることができる。
例えば実施形態の構成に加えて、保持手段40の操作バー60を復帰回動方向T2に押圧可能な復帰機構を設けてもよい。これにより、例えば阻止棒30のリリース動作後に車線サーバからの信号によって復帰機構が操作バー60を復帰回動方向T2に押圧することで、係合フック50と係止軸部80との係合を解除すると同時に阻止棒30を通常状態まで回動させることができる。
Claims (4)
- 遮断機本体に開閉軸を介して支持され、車両の通行を阻止する阻止位置と車両の進行を許容する許可位置との間で開閉制御されるアームと、
該アームにリリース軸を介して支持され、前記開閉軸の径方向に延在する通常状態と該通常状態から車両進行方向前方側に折れ曲がるリリース状態との間で回動可能とされる阻止棒と、
前記阻止棒を前記リリース状態に保持する保持手段とを備え、
該保持手段は、
係止軸部と、
前記阻止棒のリリース状態への回動によって前記係止軸部に対して乗り越え可能に当接し、前記阻止棒のリリース状態へのさらなる回動によって前記係止軸部を乗り越えた後に該係止軸部と係合する係合フックとを備え、
前記係合フックは、前記リリース軸と平行な回動軸を介して前記阻止棒に対して相対回動可能に設けられていることを特徴とする車両通行遮断機。 - 前記保持手段は、
前記係合フックの前記阻止棒に対する相対回動範囲を、前記係止軸部に当接可能かつ係合可能とされた第一回動位置と、前記係止軸部に当接不能かつ係合不能とされた第二回動位置との間で規制するストッパをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の車両通行遮断機。 - 前記保持手段は、
前記係合フックを前記第二回動位置から前記第一回動位置に向かって付勢する付勢部材をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の車両通行遮断機。 - 前記保持手段は、
前記係合フックに一体に設けられ、前記回動軸の径方向外側に向かって延びる操作バーをさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両通行遮断機。
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