JP2012205973A - セラミックスフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力損失を低く保つことが可能でありかつ機械的強度が高いセラミックスフィルタを提供する。
【解決手段】セラミックスを主成分とする多孔質の隔壁3と、複数のセル5とを備えるハニカム構造部を有し、ハニカム構造部11は目封止セル部11を有するとともに、セル5が通じる方向Zに垂直なハニカム構造部の断面においては、セル5の断面形状が方向Xに延びる隔壁3と方向Yに延びる隔壁3とに区画される四角形を有し、さらに、目封止セル部11の断面が、方向Xに対して15〜45度の角度でハニカム構造部の断面を帯状に横切る第一の帯状領域13と、第一の帯状領域13に垂直に交差しつつハニカム構造部の断面を帯状に横切る第二の帯状領域15とを有するセラミックスフィルタ1。
【選択図】図1

Description

本発明は、排ガス浄化用のフィルタとして使用することができるセラミックスフィルタに関する。
内燃機関から生じる排ガスには粒子状物質が含まれており、この粒子状物質を一定の濃度以下まで除去した上で、排ガスを環境に放出しなければならない。この要求に応えるべく、セラミックスフィルタを使用して粒子状物質を除去することが一般的になっている。セラミックスフィルタでは、セラミックスを主成分とする多孔質の隔壁によって複数のセルが区画形成されて、蜂の巣形状(ハニカム構造)が形作られている。そして、このセラミックスフィルタでは、セルが一方の端部から他方の端部まで貫いており、さらに、一方の端部のみが目封止されたセルと、他方の端部のみが目封止されたセルとが交互に並んでいる。セラミックスフィルタに対して、一方の端部を開口しているセル内に排ガスを流入させると、このセルでは反対側の他方の端部が目封止されているので、排ガスを多孔質の隔壁に通り抜けさせることが可能になる。ここで、排ガスを多孔質の隔壁に通り抜けさせる時には、隔壁によって排ガス中の粒子状物質を捕捉し、排ガス中から粒子状物質を減らしていく。このように、セラミックスフィルタを用いると、排ガス中の粒子状物質の濃度を低減することができる(例えば、特許文献1)。
また、一般に、ハニカム構造は、セルが貫通している方向に対して垂直な方向からつぶす力に弱い。この点、セラミックスフィルタでは、セルが目封止されて塞がれており、このようにセルを塞いでいることにより、機械的強度が高められ、その結果、振動や衝撃に耐えられるようなっている。
近年、エンジンの性能が向上し、内燃機関から排出された時点で、排ガス中の粒子状物質の濃度が少なくなり、排ガスの全てを隔壁に通り抜けさせなくても排ガス中の粒子状物質を目的の濃度以下にできる場合が多い。このような状況の下、セラミックスフィルタ内を排ガスに通過させる際に圧力損失が大きくなるという問題を改善する観点からは、どこにも目封止されていないセルを含ませておくことが必要になってきている。
特開平6−182204号公報
ところが、セラミックスフィルタにおいては、どこにも目封止されていないセルが含まれている場合には、セラミックスフィルタの機械的強度が低下してしまい、セラミックスフィルタが振動や衝撃を受けると破損しやすくなってしまう。とはいうものの、全てのセルを目封止してしまうと、圧力損失が大きくなるという問題を抱えたままになってしまう。
上記の問題に鑑みて、本発明の目的は、圧力損失を低く保つことが可能でありかつ機械的強度が高いセラミックスフィルタを提供することにある。
本発明は上述した目的を達成するものである。具体的には、以下に示すセラミックスフィルタが提供される。
[1] セラミックスを主成分とする多孔質の隔壁と、前記隔壁により区画形成されて一方の端面から他方の端面まで通じる複数のセルとを備えるハニカム構造部を有し、前記ハニカム構造部は、前記一方の端面のみを目封止された前記セルと、前記他方の端面のみを目封止された前記セルとが交互に並ぶ目封止セル部を有するとともに、前記セルが通じる方向に垂直な前記ハニカム構造部の断面においては、前記セルの断面形状が、一の方向に延びる前記隔壁と前記一の方向に略垂直な方向に延びる前記隔壁とに区画される四角形を有し、さらに、前記目封止セル部の断面が、前記ハニカム構造部の前記断面の重心を通りかつ前記一の方向に対して15〜45度の角度で前記ハニカム構造部の前記断面を帯状に横切る第一の帯状領域と、前記重心で前記第一の帯状領域に垂直に交差しつつ前記ハニカム構造部の前記断面を帯状に横切る第二の帯状領域とを有するセラミックスフィルタ。
[2] 前記ハニカム構造部の前記断面においては、前記第一の帯状領域の幅および前記第二の帯状領域の幅が、前記ハニカム構造部の前記断面の最大幅の15%以下である前記[1]に記載のセラミックスフィルタ。
[3] 前記ハニカム構造部の前記断面においては、前記目封止セル部の断面が、前記第一の帯状領域と、前記第二の帯状領域と、さらに、前記第一の帯状領域および前記第二の帯状領域に一部を重ねる前記ハニカム構造部の前記断面の中心部分の領域とを有する前記[1]または[2]に記載のセラミックスフィルタ。
本発明のセラミックスフィルタは、圧力損失を低く保つことが可能でありかつ機械的強度が高い。
本発明のセラミックスフィルタの一実施形態の斜視図である。 図1中のA−A’断面図である。 排ガス浄化装置の断面図である。 図1に示したセラミックスフィルタの端面の一部分の拡大図である。 本発明のセラミックスフィルタの他の一実施形態の斜視図である。 帯状領域が延びていく方向と隔壁が延びる方向との間の角度と、スス付圧損や捕集効率やアイソスタティック強度との関係を示したグラフである。 セラミックスフィルタの最大幅(外径)に対する帯状領域の幅の比とスス付圧損や捕集効率との関係を示したグラフである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
本発明のセラミックスフィルタは、セラミックスを主成分とする多孔質の隔壁と、隔壁により区画形成されて一方の端面から他方の端面まで通じる複数のセルとを備えるハニカム構造部を有し、ハニカム構造部は、一方の端面のみを目封止されたセルと、他方の端面のみを目封止されたセルとが交互に並ぶ目封止セル部を有するとともに、セルが通じる方向に垂直なハニカム構造部の断面においては、セルの断面形状が、一の方向に延びる隔壁と一の方向に略垂直な方向に延びる隔壁とに区画される四角形を有し、さらに、目封止セル部の断面が、ハニカム構造部の断面の重心を通りかつ一の方向に対して15〜45度の角度でハニカム構造部の断面を帯状に横切る第一の帯状領域と、重心で第一の帯状領域に垂直に交差しつつハニカム構造部の断面を帯状に横切る第二の帯状領域とを有する。
本発明のセラミックスフィルタでは、ハニカム構造部が、目封止セル部と、残余の部分とから構成されている。この目封止セル部では、一方の端面のみを目封止されたセルと、他方の端面のみを目封止されたセルとが交互に並んでいる。ガスを一方の端面から目封止セル部に当てると、他方の端面のみを目封止されたセルの内部にガスを流入させることができる。そして、このセルでは反対側の他方の端面で目封止されているので、ガスを多孔質の隔壁に通り抜けさせて隣のセルに送り込み、最終的に他方の端面からガスを排出する。ここで、ガスを多孔質の隔壁に通り抜けさせる際に、隔壁を通り抜けることができない粒子状物質を捕捉することができる。そのため、目封止セル部の他方の端面からは、粒子状物質の濃度を減らしたガスを排出することができる。
本明細書にいうセラミックスを主成分とする多孔質の隔壁とは、隔壁がセラミックスを50質量%以上含んでいることをいう。本発明のセラミックスフィルタでは、多孔質の隔壁については、コージェライトやSiCを主成分とすることができる。また、セルの目封止については、例えば、セラミックスを主成分とする目封止材によってセルの端部を塞ぐことにより行うことができる。このとき、目封止材の主成分となるセラミックスの種類については、隔壁の主成分となるセラミックスの種類と同じものを用いることができる。
また、ハニカム構造部の残余の部分は、どこにも目封止されていないセルが含まれている。このようなセルにガスを流入させると、そのままセルを通り抜けさせて、反対側からガスを排出させることになる。このように一方の端面から他方の端面まで、ガスに同一セル内を通過させるだけなので、圧力損失が大きくなりにくい。そのため、ハニカム構造部全体で考えても、ハニカム構造部の内部を一方の端面から他方の端面に向かってガスを流す際には、圧力損失が過度に大きくならない。
また、本発明のセラミックスフィルタでは、目封止セル部の断面がハニカム構造部の断面を帯状に横切っているので、ハニカム構造部の一方の端面および他方の端面では、複数の目封止されたセルの端部がちょうど端面を横切るように連なる。このように目封止されたセルの端部が連なっていると、隔壁と目封止によって塞がれた部分(目封止材)とが絶え間なく交互に繋がっていく状態になる。その結果、目封止されたセルの端部が連なる方向では機械的強度が強くなる。すなわち、セラミックスフィルタを押しつぶす力が目封止されたセルの端部が連なる方向から加わった場合でも、セラミックスフィルタが破損しにくくなる。
本発明のセラミックスフィルタでは、セルの断面形状が一の方向に延びる隔壁と一の方向に略垂直な方向に延びる隔壁とに区画される四角形を有しており、この四角形の対角方向、具体的には隔壁が延びる一の方向に対して15〜45度の傾いた方向については隔壁によって強度を高めることができない。ここで、本発明のセラミックスフィルタでは、目封止されたセルの端部が連なる方向は、隔壁が延びる一の方向に対して15〜45度の角度をなしている。その結果、ちょうど隔壁によって強度を高めることができない方向に対しては、目封止されたセルの端部が連なることにより、機械的強度を高めている。そのため、本発明のセラミックスフィルタでは、隔壁の延びる方向と隔壁が延びるに対して15〜45度の方向とがともに機械的強度を高められているので、セラミックスフィルタの外周を締め付けて把持した場合にも、この締め付ける力によってセラミックスフィルタを破損させてしまうことを抑えることができる。
また、本発明のセラミックスフィルタでは、圧力損失を低くできる観点からは、ハニカム構造部の断面においては、第一の帯状領域の幅および第二の帯状領域の幅がハニカム構造部の断面の最大幅の15%以下であることが好ましく、さらに、第一の帯状領域の幅および第二の帯状領域の幅がハニカム構造部の断面の最大幅の2.5〜15%であることがより好ましい。
また、本発明のセラミックスフィルタでは、捕集効率を高める観点からは、ハニカム構造部の断面においては、目封止セル部の断面が、第一の帯状領域と、第二の帯状領域と、さらに、第一の帯状領域および第二の帯状領域に一部を重ねるハニカム構造部の断面の中心部分の領域とを有することが好ましい。ここで、中心部分の領域が第一の帯状領域および第二の帯状領域に一部を重ねるとは、中心部分の領域が第一の帯状領域と第二の帯状領域とが交差しているハニカム構造部の断面の重心を含みつつ、さらに第一の帯状領域および第二の帯状領域のいずれにも重複しない部分をも範囲内とするように拡がっていることを意味する。すなわち、目封止セル部の断面が中心部分の領域を有することにより、第一の帯状領域および第二の帯状領域のみを有するときと比べて、目封止セル部が拡張することになる。このように本発明のセラミックスフィルタにおいて目封止セル部の断面が中心部分の領域をも有する場合には、目封止セル部が拡張したことにより、粒子状物質を捕集する能力が高まる。
以下、本発明のセラミックスフィルタの実施形態を参照しつつ、その内容を詳しく説明する。
図1は、本発明のセラミックスフィルタの一実施形態の斜視図である。図示されるように、本セラミックスフィルタ1は、円筒状の外周壁2を有し、この外周壁2の筒の内部が隔壁3によって区画されてハニカム構造になっている。これにより本セラミックスフィルタ1は、外周壁2の筒が抜ける方向(Z方向)に対して垂直な断面においてみると、X方向に延びる隔壁3と、X方向に垂直なY方向に延びる隔壁3とによって、外周壁3に囲まれた内側の部分が方眼紙のます目のように四角形に区画されている。これらの各区画にはセル5が形成されている。そして、セル5は、外周壁2に囲まれた内部を端面7aから端面7bまでZ方向に貫いている。
また、本セラミックスフィルタ1では、Z方向の両端は、上述したように方眼紙のます目のように区画している隔壁3の縁によって平面状になっており、端面7aと端面7bとを形作っている。また、本セラミックスフィルタ1では、端面7aおよび端面7bがZ方向に垂直な面になっている。
図1に示されるように、本セラミックスフィルタ1の端面7aには、X方向に対して時計回りで45度に傾いたV方向に延びる第一の帯状領域13と、V方向に対して垂直な方向(X方向に対しては反時計回りで45度に傾いた方向)に延びる第二の帯状領域15とが存在する。第一の帯状領域13および第二の帯状領域15は、端面7aの重心10を通る。第一の帯状領域13は、Y方向の沿った各位置でX方向に4個のセル5が並んでおり、Y方向にセル5にして1個分だけ隣の位置にゆくと、この4個のセル5の集まりがX方向にセル5にして1個分だけずれていく(X、Y方向で共にセル5にして1個分ずつずれいく)。このようにして、第一の帯状領域13は、本セラミックスフィルタ1の端面7a上をX方向に対して時計回りで45度に傾いたV方向に延びていく。第二の帯状領域15おいても、Y方向の沿った各位置でX方向に4個のセル5が並んでおり、Y方向にセル5にして1個分だけ隣の位置にゆくと、この4個のセル5の集まりがX方向にセル5にして1個分だけずれていく(X、Y方向で共にセル5にして1個分ずつずれいく)。このようにして、第二の帯状領域15は、本セラミックスフィルタ1の端面7a上をX方向に対して反時計回りで45度に傾いた方向(V方向に対して垂直な方向)に延びていく。
そして、端面7aにおける第一の帯状領域13内と第二の帯状領域15内では、目封止材9によって目封止されたセル5の端部と、目封止されていないセル5の端部とがX方向に沿って互い違いに2個ずつ並んでいる。先に、図1を参照しつつ、第一の帯状領域13ではY方向の沿った各位置でX方向に4個のセル5が並んでいることを述べたが、これらの4個のセル5の集まりの中では、X方向に沿って、端面7aに目封止材を充填したセル5、端面7aに目封止材を充填していないセル5、端面7aに目封止材を充填したセル5、端面7aに目封止材を充填していないセル5、という順に並んでいる。また、第二の帯状領域15おいてもY方向の沿った各位置でX方向に4個のセル5が並んでいることを述べたが、これらの4個のセル5の集まりの中では、X方向に沿って、端面7aに目封止材を充填していないセル5、端面7aに目封止材を充填したセル5、端面7aに目封止材を充填していないセル5、端面7aに目封止材を充填したセル5、という順に並んでいる。なお、第一の帯状領域13内または第二の帯状領域15内に存在するセル5おいては、端面7aの第一の帯状領域13内または第二の帯状領域15内において目封止されているセル5は、反対側の端面7bでは目封止されておらず、また、この端面7aの第一の帯状領域13内および第二の帯状領域15内のいずれにおいても目封止されていないセル5は、反対側の端面7bでは目封止されている。すなわち、この端面7aの第一の帯状領域13内と第二の帯状領域15内は、一方の端面のみを目封止されたセル5と、他方の端面のみを目封止されたセル5とが交互に並んでいる。いわゆる、目封止セル部11となっている。
図2は、図1中のA−A’断面の図である。図示されるように、複数のセル5は、外周壁2に囲まれた内部を端面7aから端面7bまでZ方向に貫いている。上述したように、目封止セル部11では、端面7aのみを目封止材9によって目封止したセル5と、端面7bのみを目封止材9によって目封止したセル5とが交互に並んでいる。そして、残余の部分には、目封止されていないセル5が存在し、これらのセル5については端面aから端面bまでが完全に貫通している。ここで、排ガスGを端面7aに当てると、目封止セル部11では、端面7aで開口するセル5内に排ガスGを流入させることができる。しかし、このセル5では端面7bを目封止材9によって目封止されているので、排ガスGを隔壁3に通り抜けさせ、隣のセル5へと送り込むことになる。このとき、排ガスG中の粒子状物質を隔壁3に捕捉させ、浄化された排ガスGを隣のセル5に送り、この排ガスGをそのまま端面7bから排出する。したがって、目封止セル部11では、排ガスG1を端面7aから流入させると、反対側の端面7bからは浄化された排ガスGを排出する。対して、残余の部分では、排ガスGを端面7aから流入させると、反対側の端面7bからはそのまま排ガスGを排出する。
また、本セラミックスフィルタ1を筒型の缶体の中に設けることにより、排ガス浄化装置を製造することができる。図3は、図1に示すセラミックスフィルタ1を備えた排ガス浄化装置の断面図である。この図では、セラミックスフィルタ1については、図1中のB−B’断面が現れている。本排ガス浄化装置21は、セラミックスフィルタ1と、両端が開口している筒形状で内部にセラミックスフィルタ1を設ける缶体23とを備えている。本排ガス浄化装置21では、セラミックスフィルタ1の端面7a、7bは缶体23の開口している部分(缶体入口25、缶体出口27)に向けられている。そのため、排ガスGを缶体入口25から缶体23の内部に入れると、排ガスGをセラミックスフィルタ1内に端面7aから流入させることができ、続いて、上述したように、隔壁3を通り抜けて浄化された排ガスGと、同一セル内をそのまま通過した排ガスGとを端面7bに送り、最終的には、これらの排ガスGや排ガスGを缶体出口27から排出する。
また、図示されるように、本排ガス浄化装置21では、セラミックスフィルタ1は外周壁2をクッション材29で覆った状態で缶体23内に設置されている。このとき、クッション材29は、セラミックスフィルタ1の外周壁2と、缶体23の内壁面とに挟まれ収縮した状態になっている。そのため、クッション材29には、収縮に対する反発力が生じており、この反発力により、セラミックスフィルタ1が締め付けられて缶体23内に固定されている。このように締め付けて固定した場合でも、上述したようにセラミックスフィルタ1には十分な強度があるので破損しにくい。
図3の断面図のセラミックスフィルタ1の端面7bにおいては、隔壁3と目封止材9とが交互に絶え間なく連なることにより、外周壁2に挟まれた間を埋めている。また、ここでは図示しないが、図3に示した断面からセル5にして1個分だけずれた断面(図3の断面図に向かった状態で、セル5にして1個分だけ手前側あるいは奥側にずれた断面)でみると、端面7aについても、図3に示した端面7bのように隔壁3と目封止材9とが交互に絶え間なく連なっている。このように隔壁3と目封止材9とが交互に絶え間なく連なった構造は、筋交いのような役割を果す。そのため、本排ガス浄化装置21が振動や衝撃を受けた場合でも、セラミックスフィルタ1は破損を免れやすくなる。
図4は、図1に示したセラミックスフィルタ1の端面7aの第一の帯状領域とその近傍を拡大した図である。図4に示した端面7aの拡大図では、目封止材9をハッチングして示し、端面7aでは目封止材9を充填されていないものの反対側の端面7bで目封止材9を充填されているセル5の端部を網点で示す。したがって、図4では、ハッチングで示されたセル5の端部および網点で示されたセル5の端部が集まって作られた領域の輪郭が第一の帯状領域13の輪郭(図4では一点鎖線で示す)となる。なお、本セラミックスフィルタ1では、第一の帯状領域13とセル5間の境界(図4では実線で示す)とは本来重なっているが、図4では、第一の帯状領域13の輪郭を示す一点鎖線については、これを明瞭に示すためにセル5間の境界(実線で示す)から若干ずらして描いている。図示されるように、第一の帯状領域13の幅Wとは、セラミックスフィルタ1のセル5が貫いている方向(Z方向)に垂直な断面(本セラミックスフィルタ1では端面7a,7bも含まれる)において、第一の帯状領域13を両側から2本の直線または滑らかな曲線で挟み込んだときの、これら2つの線の距離(これら2つの線と第一の帯状領域13が延びる方向Vに対する垂線との交点の距離)のことをいう。図示されるように、本セラミックスフィルタ1では、第一の帯状領域13が平行な直線によって挟み込まれているので、第一の帯状領域13の延びる方向Vに沿ったどの位置においても、第一の帯状領域13を挟む2つの線の距離は同じである。ここでは図示しないが、第一の帯状領域の幅(第一の帯状領域を挟む2つの線の距離)が第一の帯状領域の延びる方向に沿った位置によって異なる実施形態もある(例えば、第一の帯状領域13が弓状の曲線に挟まれている場合など)。このような場合、「第一の帯状領域の幅がハニカム構造部の断面の最大幅の15%以下である」とは、第一の帯状領域を挟む2つの線の距離の最大値がハニカム構造部の断面の最大幅の15%以下であることを意味する。
図5は、本発明のセラミックスフィルタの他の一実施形態の斜視図である。本セラミックスフィルタ31は、外周壁2と隔壁3とから形成されるハニカム構造や、端面7a上にある第一の帯状領域13および第二の帯状領域15については、上述したセラミックスフィルタ1(図1を参照)と同じである。図示されるように、本セラミックスフィルタ31では、端面7a上の中心部分の領域17内に端部を有するセルについても、一方の端面のみを目封止材9によって目封止されたセル5と、他方の端面のみを目封止材9によって目封止されたセル5とが交互に並んでいる。すなわち、本セラミックスフィルタ31では、この中心部分の領域17内まで目封止セル部11が拡がっている。本セラミックスフィルタ31では、このように目封止セル部11が拡張したことにより、上述したセラミックスフィルタ1と比べて、粒子状物質を捕集する能力が高くなっている。特に、図3に示された形態と同じようにセラミックスフィルタを缶体の内部に設けて使用する場合には、排ガスの流量はセラミックスフィルタの中心部分で多く、外周部分で少なくなる傾向がある。本セラミックスフィルタ31のように中心部分の領域17内も目封止セル部11とする場合には、粒子状物質をより効率的に捕集することができるので好適である。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜7および比較例1〜3)
焼成後にコージェライト組成となるようにアルミナ、カオリン、タルク、およびシリカを配合した無機粉末に対し、有機バインダ、水を適量混ぜ合わせ、次いで混練して、坏土を作製した。この坏土を押出成形によって円柱状の外観を備えたハニカム形状に成形して成形体を作製し、この成形体を乾燥、次いで焼成することにより、ハニカム構造体を製造した。このハニカム製造体は、円筒状の外周壁(厚さ3.0mm)に囲まれた内部が直交する隔壁によって区画されたものであり、直径203.2mm、長さ304.8mm、隔壁厚さ0.3mm、セル密度31セル/cmであった。また、このハニカム構造体の長さ方向(セルが通じる方向)に垂直な断面からみると、外周壁に込まれた内部が隔壁によって方眼紙のます目のように正方形に区画されている。
上述したハニカム構造体の両端面については、中心で直交する2つの帯状領域内のセルの開口部を互い違いに目封止材を充填することにより目封止を施した。目封止材には、ハニカム構造体と同じくコージェライトを主成分とするものを用いた。また、これら2つの帯状領域の幅は、いずれも35.6mmであった。実施例1〜7および比較例1〜3における一方の帯状領域が延びていく方向と隔壁が延びる方向との間の角度については表1に示す。目封止の深さ(セラミックスフィルタの長さ方向での目封止材の長さ)は、10mmとした。以上のようにして、実施例1〜7および比較例1〜3のセラミックスフィルタを製造した。
実施例1〜7および比較例1〜3のセラミックスフィルタについては、隔壁にススが付着した時に生じる圧力損失(表1中では「スス付圧損」と表記)、ススの捕集効率(表1中では「捕集効率」と表記)、およびアイソスタティック破壊強度(表1中では「アイソ強度」と表記)を測定した。結果を表1に示す。なお、表1中のスス付圧損については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態で空気がセラミックスフィルタを通過する際の、セラミックスフィルタ両端面部での空気圧力差を各比較例及び実施例で測定し、比較例1の値を100としたときの比」を示し、捕集効率については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態のセラミックスフィルタへ、一定濃度のススを一定流量の空気と共に導入した際の、セラミックスフィルタ両端面部でのスス濃度比を各比較例及び実施例で測定し、比較例1の値を100としたときの比」を示し、アイソスタティック破壊強度については、「セラミックスフィルタに負荷した等方的圧力を上昇させて際、セラミックスフィルタが破壊する圧力を各比較例及び実施例で測定し、比較例1の値を100としたときの比」を示す。また、図6には、一方の帯状領域が延びていく方向と隔壁が延びる方向との間の角度と、スス付圧損、捕集効率、アイソスタティック破壊強度[いずれも角度0度のもの(比較例1)を100(%)としたときの比]との関係をグラフに示す。
Figure 2012205973
(実施例8〜15)
上述したハニカム構造体の両端面に、中心で直交する2つの帯状領域内のセルの開口部に互い違いに目封止材を充填することにより目封止を施した。また、一方の帯状領域が延びていく方向と隔壁が延びる方向との間の角度については45度、帯状領域の幅の端面の直径に対する百分率比(%)については表2に示す。
(比較例4)
上述したハニカム構造体の両端面には目封止を施さずそのままセラミックスフィルタとした(よって、帯状領域の幅は0mm)。
実施例8〜15および比較例4のセラミックスフィルタについては、隔壁にススが付着した時に生じる圧力損失(表2中では「スス付圧損」と表記)、ススの捕集効率(表2中では「捕集効率」と表記)を測定した。結果を表2に示す。なお、表2中のスス付圧損については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態で空気がセラミックスフィルタを通過する際の、セラミックスフィルタ両端面部での空気圧力差を各比較例及び実施例で測定し、比較例4の値を100としたときの比」を示し、捕集効率については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態のセラミックスフィルタへ、一定濃度のススを一定流量の空気と共に導入した際の、セラミックスフィルタ両端面部でのスス濃度比を各比較例及び実施例で測定し、比較例4の値を100としたときの比」を示す。また、図7には、横軸を帯状領域の幅の端面の直径に対する百分率比(%)、縦軸を比較例4を基準としたスス付圧損および捕集効率の割合(%)としてグラフに示す。
Figure 2012205973
(実施例16〜22および比較例5〜7)
実施例16〜22および比較例5〜7のそれぞれについては、ハニカム構造体の両端面に、さらに端面の中心から半径50mm以内の領域にあるセルの開口部に互い違いに目封止材を充填することにより目封止を施した以外は、実施例1〜7および比較例1〜3のそれぞれと同じ方法によってセラミックスフィルタを製造した(表3)。
実施例16〜22および比較例5〜7のセラミックスフィルタについては、隔壁にススが付着した時に生じる圧力損失(表3中では「スス付圧損」と表記)、ススの捕集効率(表3中では「捕集効率」と表記)、およびアイソスタティック破壊強度(表3中では「アイソ強度」と表記)を測定した。結果を表3に示す。なお、表3中のスス付圧損については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態で空気がセラミックスフィルタを通過する際の、セラミックスフィルタ両端面部での空気圧力差を各比較例及び実施例で測定し、比較例5の値を100としたときの比」を示し、捕集効率については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態のセラミックスフィルタへ、一定濃度のススを一定流量の空気と共に導入した際の、セラミックスフィルタ両端面部でのスス濃度比を各比較例及び実施例で測定し、比較例5の値を100としたときの比」を示す。アイソスタティック破壊強度については、「セラミックスフィルタに負荷した等方的圧力を上昇させて際、セラミックスフィルタが破壊する圧力を各比較例及び実施例で測定し、比較例5の値を100としたときの比」を示す。
Figure 2012205973
(実施例23〜30)
実施例23〜30のそれぞれについては、ハニカム構造体の両端面に、さらに端面の中心から半径50mm以内の領域にあるセルの開口部に互い違いに目封止材を充填することにより目封止を施した以外は、実施例8〜15のそれぞれと同じ方法によってセラミックスフィルタを製造した(表4)。
(比較例8)
ハニカム構造体の両端面に、端面の中心から半径50mm以内の領域にあるセルの開口部に互い違いに目封材を充填することにより目封止を施した以外は、比較例4と同じ方法によってセラミックスフィルタを製造した(表4)。
Figure 2012205973
実施例23〜30および比較例8のセラミックスフィルタについては、隔壁にススが付着した時に生じる圧力損失(表4中では「スス付圧損」と表記)、ススの捕集効率(表4中では「捕集効率」と表記)を測定した。結果を表4に示す。なお、表4中のスス付圧損については、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態で空気がセラミックスフィルタを通過する際の、セラミックスフィルタ両端面部での空気圧力差を各比較例及び実施例で測定し、比較例8の値を100としたときの比」を示し、捕集効率ついては、「単位体積あたり2g/Lのスス量が堆積した状態のセラミックスフィルタへ、一定濃度のススを一定流量の空気と共に導入した際の、セラミックスフィルタ両端面部でのスス濃度比を各比較例及び実施例で測定し、比較例8の値を100としたときの比」を示す。
本発明は、排ガス浄化用のフィルタとして使用可能なセラミックスフィルタとして利用できる。
1:セラミックスフィルタ、2:外周壁、3:隔壁、5:セル、7,7a,7b:端面、9:目封止材、10:重心、11:目封止セル部、13:第一の帯状領域、15:第二の帯状領域、17:中心部分の領域、21:排ガス浄化装置、23:缶体、25:缶体入口、27:缶体出口、29:クッション材、31:セラミックスフィルタ。

Claims (3)

  1. セラミックスを主成分とする多孔質の隔壁と、前記隔壁により区画形成されて一方の端面から他方の端面まで通じる複数のセルとを備えるハニカム構造部を有し、
    前記ハニカム構造部は、前記一方の端面のみを目封止された前記セルと、前記他方の端面のみを目封止された前記セルとが交互に並ぶ目封止セル部を有するとともに、
    前記セルが通じる方向に垂直な前記ハニカム構造部の断面においては、
    前記セルの断面形状が、一の方向に延びる前記隔壁と前記一の方向に略垂直な方向に延びる前記隔壁とに区画される四角形を有し、
    さらに、前記目封止セル部の断面が、前記ハニカム構造部の前記断面の重心を通りかつ前記一の方向に対して15〜45度の角度で前記ハニカム構造部の前記断面を帯状に横切る第一の帯状領域と、前記重心で前記第一の帯状領域に垂直に交差しつつ前記ハニカム構造部の前記断面を帯状に横切る第二の帯状領域とを有するセラミックスフィルタ。
  2. 前記ハニカム構造部の前記断面においては、
    前記第一の帯状領域の幅および前記第二の帯状領域の幅が、前記ハニカム構造部の前記断面の最大幅の15%以下である請求項1に記載のセラミックスフィルタ。
  3. 前記ハニカム構造部の前記断面においては、
    前記目封止セル部の断面が、前記第一の帯状領域と、前記第二の帯状領域と、さらに、前記第一の帯状領域および前記第二の帯状領域に一部を重ねる前記ハニカム構造部の前記断面の中心部分の領域とを有する請求項1または2に記載のセラミックスフィルタ。
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