JP2012204625A - 電圧変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】線径の異なる複数の1次コイル及び2次コイルに対応することができる電圧変換装置を提供すること。
【解決手段】端子接続部4は、1次側端子111、112又は2次側端子121、122を保持する端子保持部41と、端子接続部41を第3フランジ部322に固定する固定部43と、端子保持部41を介して1次側端子111、112又は2次側端子121、122と接続し、外部と導通する導通部42とを備える。これにより、端子接続部4を第3フランジ部322に固定する固定部43と1次側端子111、112又は2次側端子121、122を保持する端子保持部41とを別箇所に配置することができる。
【選択図】図4

Description

本発明はトランスと、トランスを収容する筐体とを備えた電圧変換装置に関する。
電圧変換装置は、内燃機関と電気モータの両方を駆動源として有するハイブリッド車両や、電気モータを駆動源として備えた電気自動車等において、高圧の主バッテリから低圧の補機バッテリを充電するために用いられる。また、一般家庭等にある標準的なACコンセントから専用の充電ケーブルを介してハイブリッド車両や電気自動車等の高圧の主バッテリを充電するために用いられる。電圧変換装置として、例えば特許文献1に開示されているように、コアを挿入する空洞部と一対のフランジを有するボビンと、ボビンの一対のフランジ間に巻き回された第1巻線及び第2巻線と、第1巻線及び第2巻線の各引出線を保持するボビン端子とを備えているものがある。そして、ボビン端子はボビンのフランジに予め穿設された孔に圧入されたボビンに固定されている。これにより、第1巻線及び第2巻線の各引出線は電圧変換装置に固定されている。
特開平6−275446号公報
上記のような引出線を保持するボビン端子がボビンのフランジに固定されている構造を備える電圧変換装置は、第1巻線及び第2巻線の線径が変更された場合、線径に応じてボビン端子の大きさを変更する必要がある。そのため、ボビン端子をフランジに固定するための孔の大きさも変更する必要が生じる。従って、線径の異なる第1巻線及び第2巻線に対応するため、線径に応じたボビン端子及びボビン端子に応じた孔を備えるフランジが複数種類必要になるという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、線径の異なる複数の第1巻線及び第2巻線に対応することができる電圧変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、1次コイル及び2次コイルを巻き回すボビンと、前記ボビンを収容する磁性体からなるコアを備える電圧変換装置であって、前記1次コイルは、前記ボビンに巻き回された1次巻線部と、前記1次巻線部の両端から引き出された1次側端子とを備え、前記2次コイルは、前記ボビンに巻き回された2次巻線部と、前記2次巻線部の両端から引き出された2次側端子とを備え、前記ボビンは、前記1次コイル及び前記2次コイルを巻き回す巻回部と、前記巻回部から前記1次コイル及び前記2次コイルが脱落することを防止するフランジ部とを備え、前記1次側端子又は前記2次側端子は、端子接続部を介して外部と導通しており、前記端子接続部は、前記1次側端子又は前記2次側端子を保持する端子保持部と、前記端子接続部を前記フランジ部に固定する固定部と、前記端子保持部を介して前記1次側端子又は前記2次側端子と接続し、外部と導通する導通部とを備えることを特徴とする。
このように構成すれば、端子接続部をフランジに固定する固定部と1次側端子又は2次側端子を保持する端子保持部とを別箇所に配置することができる。これにより、1次側端子又は2次側端子の線径が変更したとしても、端子接続部をフランジ部に固定する固定部を変更する必要はない。従って、本発明によれば、1次側端子又は2次側端子を保持する端子保持部と端子接続部をフランジに固定する固定部を同一箇所に配置している構成と比較して、線径の異なる複数の1次コイル及び2次コイルに対応することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電圧変換装置であって、前記1次コイル及び前記2次コイルは、導線の外周に絶縁皮膜を備える素線が複数集合して構成されており、前記導通部の幅方向の長さより、前記1次側端子及び前記2次側端子の幅方向の長さが長いことを特徴とする。
導線の外周に絶縁皮膜を備える素線が複数集合して構成されている1次側端子及び2次側端子を端子保持部を介して導通部と導通させようとする場合、各素線の絶縁皮膜を剥離し端子保持部と接続する必要がある。そのため、1次側端子又は2次側端子と端子保持部とを大きな熱で加熱圧接する必要がある。ここで、上記構成によれば、端子保持部と端子接続部をフランジ部に固定する固定部とを別箇所に配置することができる。従って、本発明によれば、端子保持部に1次側端子又は2次側端子を固定する際、固定部とフランジ部に大きな熱が加わることを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電圧変換装置であって、前記端子接続部は、複数の前記固定部を備え、前記フランジ部に対して複数箇所固定されていることを特徴とする。
このように構成すれば、端子接続部は複数箇所でフランジ部に固定される。従って、本発明によれば、端子接続部をフランジに対して1箇所で固定する構成と比較して、端子接続部のフランジに対する固定性能を向上させることができる。
本実施例における電圧変換装置を示す回路図。 電圧変換装置の分解斜視図。 端子接続部の平面図。 1次側端子及び2次側端子の引出し状態を示す正面図。 図4の側面図。 図4の上面図。 他の実施例における電圧変換装置の正面図。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、図1以降の説明において同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図1に電圧変換装置1の回路図を示す。図1に示すごとく、電圧変換装置1は、入力した電圧を変換するトランスを構成する1次コイル11及び2次コイル12と、変圧した交流電流を整流するダイオード13a、13b、整流された直流電流に含まれるリップル電流を平滑する平滑コンデンサ14とを備えている。
1次コイル11は、第1巻線部113と1次側端子111、112とを備えている。2次コイル12は、第2巻線部123と2次側端子121、122とを備えている。第1巻線部113と第2巻線部123との巻数が異なるように形成されている。そして、第1巻線部113と第2巻線部123とからトランスTが構成されている。1次側端子111、112には、インバータ17によって交流電流に変換された電圧変換前の電流が入力される。1次コイル11の第1巻線部113に流れる交流電流によって1次コイル11と2次コイル12との間で電磁誘導が生じ、2次コイル12の第2巻線部123に電圧変換後の交流電流が流れる。2次コイル12の2次側端子121、122にはそれぞれダイオード13a、13bのアノードが接続されている。ダイオード13a、13bのカソードは、電圧変換装置1の正極の出力端子15に接続されている。また、2次コイル12の2次側端子122は電圧変換装置1の負極の出力端子16にも接続されている。これにより2次コイル12の第2巻線部123に流れた電圧変換後の交流電流をダイオード13a、13bにて整流し、直流電流を取り出している。また、電圧変換装置1の出力端子15、16との間に平滑用のコンデンサ14が接続され、整流された直流電流に含まれるリップル電流を吸収し、直流電流を安定化している
実施例1の電圧変換装置1は、ハイブリッド車両や電気自動車等の車両に用いることができる。インバータ17には、例えば300V程度の電流が印加される。印加された電流は電圧変換装置1によって14V程度に降圧される。そして、電圧変換装置1の出力端子15、16から取り出された電流によって、カーエアコン、ライト等の車載部品を駆動することができる。
図2は、電圧変換装置1の分解斜視図を示している。図3は、端子接続部4の平面図を示している。図4は、1次側端子111、112及び2次側端子121、122の引出し状態を示す正面図を示している。図5は、図4の側面図を示している。図6は、図4の上面図を示している。
図2〜図6に示すように電圧変換装置1は、コア2、ボビン3、1次コイル11、2次コイル12、及び端子接続部4とを備えている。
磁性体により形成されるコア2は、一対の上コア部材21及び下コア部材22により形成されている。上コア部材21及び下コア部材22は、それぞれ本体部23と、側脚部24と、中央磁脚部25とを備えている。具体的には、図2に示すように、平板状の本体部23の長手方向の両端から、本体部23の主面の法線方向に対してそれぞれ矩形状の側脚部24が突出して形成されている。ここで、本体部23の主面とは、面積の最も大きい対向する2つの面をいう。また、平板状の本体部23の長手方向における略中央部から、本体部23の主面の法線方向に対して円柱状の中央磁脚部25が突出して形成されている。また、側脚部24は中央磁脚部25よりわずかに突出量が大きく形成されている。そのため、上コア部材21及び下コア部材22の側脚部24及び中央磁脚部25を対向させ、上コア部材21と下コア部材22とを組み合わせた場合、上コア部材21及び下コア部材22の側脚部24の先端部がそれぞれ当接し、上コア部材21及び下コア部材22のそれぞれの中央磁脚部25の先端部間には、若干の隙間からなるエアギャップが形成されている。
ボビン3は、1次コイル11を巻き回す第1ボビン31と、2次コイル12を巻き回す第2ボビン32とから構成されている。第1ボビン31は、1次コイル11を巻き回す1次巻回部311と、1次巻回部311から1次コイル11が脱落することを防止する第1フランジ部312、第2フランジ部313とを備えている。第2ボビン32は、2次コイル12を巻き回す2次巻回部321と、2次巻回部321から2次コイル12が脱落することを防止する第3フランジ部322、第4フランジ部323とを備えている。また、第1ボビン31及び第2ボビン32は、樹脂により形成されている。
図2に示すように、1次巻回部311及び2次巻回部321は円筒形状を備えている。円筒形状の1次巻回部311及び2次巻回部321は、1次巻回部311の軸方向(以下、軸方向という)の一方の端部から他方の端部まで貫通する中空孔33が形成されている。また、円筒形状の1次巻回部311及び2次巻回部312の外周面には螺旋状のねじ山が形成されている。実施例1において1次コイル11及び2次コイル12は、1次巻回部311及び2次巻回部312に形成されたねじ山のねじ山間に巻き回されている。
第1フランジ312及び第2フランジ部313は、軸方向における両端部の周縁において軸方向と直交する方向に対して突出するように形成されている。第3フランジ322及び第4フランジ部323は、軸方向における両端部の周縁において軸方向と直交する方向に対して突出するように形成されている。
軸方向から見た場合、第1フランジ部312、第2フランジ部313、第4フランジ部323の外形は円形状に形成されている。第3フランジ部322の外形は、半円形状と矩形形状とを組合わせた形状を備えている。また、第1フランジ部312、第2フランジ部313、第4フランジ部323より第3フランジ部322の矩形形状側の突出量が大きくなるように形成されている。
第3フランジ部322の矩形形状側には後述する端子接続部4を固定する切欠部34が複数形成されている。具体的には、1次コイル11から引出される1次側端子111、112及び2次コイル12から引出される2次側端子121、122の数、つまり、4個の切欠部34が形成されている。4個の切欠部34は、第3フランジ部322のうち、矩形形状側の周縁に直線状に形成されている。
1次コイル11は、1次巻回部311を介して中央磁脚部25に巻き回される1次巻線部113と、1次巻線部113の両端から引き出された1次側端子111、112とを備えている。2次コイル12も同様に、2次巻回部321を介して中央磁脚部25に巻き回される2次巻線部123と、2次巻線部123の両端から引き出された2次側端子121、122とを備えている。
1次コイル11及び2次コイル12は導線の外周にポリアミドイミド等の絶縁皮膜を備える素線が複数集合してなる、いわゆるリッツ線である。また、軸方向から見た場合、1次コイル11と2次コイル12は重なるように配置されている。なお、図2は、1次巻線部311に1次コイル11が、2次巻線部321に2次コイル12がそれぞれ巻き回された様子を示している。また、1次コイル11の1次側端子111、112及び、2次コイル12の2次側端子121、122は省略している。
図3に示すように、端子接続部4と、端子保持部41と、導通部42と、固定部43とを備えている。
端子保持部41は、後述する接続線116を載置する載置部411と、接続線116を固定する挟持部412とを備えている。挟持部412は、載置部411の幅方向の両側から突出するように形成されている。載置部411と挟持部412とは一体に形成され、全体として平板状の形状を備えている。
導通部42は、電圧変換装置1の外部と接続する端子であり、端子保持部41から突出して形成されている。実施例1において、挟持部412が配置されている方向における載置部411の幅は、導通部42の幅より長くなるように形成されている。
固定部43は、第1突出部431と第2突出部432とから形成されている。第1突出部431と第2突出部432とは、挟持部412と並設するように導通部42に形成されている。第1突出部431と第2突出部432との間には隙間が形成されている。実施例1においては、第1突出部431と第2突出部432との間の隙間の長さは第3フランジ部322の厚さよりわずかに大きく形成されている。
図3に示すように端子接続部4は、後述する接続線116から見て、端子保持部41、固定部43、導通部42の順に並んで位置している。言い換えると、端子保持部41、固定部43、導通部42は直線状に位置している。
コア2、ボビン3、1次コイル11、2次コイル12、及び端子接続部4を組み合わせる場合、第1ボビン31の第1フランジ部312と第2ボビン部32の第4フランジ部323とが当接する。これにより、第1ボビン31と第2ボビン32の中空孔33が接続され、軸方向における一方の端部から他方の端部、つまり、第1ボビン部31の第2フランジ部313から第2ボビン部32の第3フランジ部322まで貫通した孔が形成される。
上コア部材21及び下コア部材22の側脚部24及び中央磁脚部25を対向させ、上コア部材21及び下コア部材22を組み合わせた場合、第2ボビン32の第3フランジ部322が上コア部材21の本体部23の主面と当接するように配置される。同様に、第1ボビン31の第2フランジ部313が下コア部材22の本体部23の主面と当接するように配置される。また、上コア部材21の中央磁脚部25が第2ボビン32の中空孔33に挿入されるように配置される。同様に、下コア部材22の中央磁脚部25が第1ボビン31の中空孔33に挿入されるように配置される。また、上コア部材21及び下コア部材22の側脚部24の先端同士が当接する。これにより、上コア部材21及び下コア部材22の本体部23と側脚部24により形成される空間に、1次コイル11及び2次コイル12が巻き回されたボビン3が位置することになる。
次に、実施例1の要部について説明する。
図4は、1次コイル11の1次側端子111、112及び2次コイル12の2次側端子121、122の引出し状態を示す正面図を示している。図5は、図4の側面図を示している。図6は、図4の上面図を示している。なお、図5は1次コイル11から引出された1次側端子112、2次コイル12から引出された2次側端子121、122は省略している。
1次コイル11から引出された1次側端子111について説明する。なお、1次側端子112は同一形状のため説明を省略する。
図4、図5に示すように、1次側端子111は、1次巻線部113の両端から軸方向と直交する方向に対して引出された引出部114と、引出部114から軸方向に対して屈曲する屈曲部115と、屈曲部115から軸方向と並行に配置される接続線116とを備えている。
具体的に、1次側端子111の引出線114は、第1フランジ部312と第2フランジ部313との間から引出されている。引出部114は軸方向から見た場合、第1フランジ部312、第2フランジ部313、第4フランジ部323の外形より外側、かつ第3フランジ部322の外形より内側に位置するように形成されている。
屈曲部115から軸方向と並行に配置された接続線116の先端部は、端子保持部41の載置部411に配置される。その後、一対の挟持部412が接続線116を包み込むようにC型に折り曲げられる。そして、一対の挟持部412が接続線116を包み込んだ状態で挟持部412を加熱圧接し、リッツ線を構成する各素線の絶縁皮膜を剥離しながら熱かしめしている。これにより、端子保持部41と接続線116とが導通し、固定されている。従って、端子保持部41から突出して形成されている導通部42と接続線116とが導通し、電圧変換装置1は導通部42を介して外部と接続することができる。そして、端子接続部4と切欠部34とを組合せ、第1突出部431と第2突出部432との間に第3フランジ部322の矩形形状側を挟み込み両者を固定し、1次側端子111の位置決めをしている。
また、2次コイル12から引出された2次側端子121、122は、第3フランジ部322と第4フランジ部323との間から引出されている点が1次コイル11の1次側端子111と異なるだけで、他の構造は同一である。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
実施例1における端子接続部4は、第1フランジ部312に固定する固定部43と、1次側端子111、112又は2次側端子121、122を保持する端子保持部41とを別箇所に配置している。これにより、1次側端子111、112又は2次側端子121、122の線径が変更したとしても、端子接続部4を第3フランジ部322に固定する固定部43を変更する必要がない。従って、1次側端子111、112又は2次側端子121、122を保持する端子保持部41と端子接続部4を第3フランジ部322に固定する固定部43を同一箇所に配置している構成と比較して、線径の異なる複数の第1コイル11及び2次コイル12に対応することができる。
また、1次コイル11及び2次コイル12は、導線の外周に絶縁皮膜を備える素線が複数集合してなる、いわゆるリッツ線で構成されている。また、幅方向の長さは導通部42の幅方向の長さより長く形成されている。ここで、1次側端子111、112及び2次側端子121、122を端子保持部41を介して導通部42と導通させようとする場合、各素線の絶縁皮膜を剥離し端子保持部41と接続する必要がある。そのため、1次側端子111、112又は2次側端子121、122と端子保持部41とを大きな熱で加熱圧接する必要がある。上記構成によれば、端子保持部41と端子接続部4を第3フランジ部322に固定する固定部43とを別箇所に配置することができるため、端子保持部41に1次側端子又111、112は2次側端子121、122を固定する際、固定部43と第3フランジ部322に大きな熱が加わることを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されることはなく、本発明の技術的範囲に存在する限り、以下のように変形させてもよい。
・上記実施例においては、上コア部21と下コア部22の中央磁脚部25間にエアギャップが形成されているが、中央磁脚部25間にエアギャップを形成せず、中央磁脚部25同士を当接させてもよい。
・上記実施例においては、端子接続部4を第3フランジ部322に固定しているが、第1フランジ部312、第2フランジ部313、又は第4フランジ部323に固定してもよい。また、図7に示すように、端子接続部4を第1フランジ部312、第2フランジ部313、第3フランジ部322、又は第4フランジ部323の複数個所に固定してもよい。
・上記実施例においては、1次側端子111、112及び2次側端子121、122は同一方向に引出されているが、1次側端子111、112と2次側端子121、122を異なる方向に引出してもよい。
1 電圧変換装置
11 1次コイル
111、112 1次側端子
113 1次巻線部
114 引出部
115 屈曲部
116 接続線
12 2次コイル
121、122 2次側端子
123 2次巻線部
2 コア
21 上コア部材
22 下コア部材
23 本体部
24 側脚部
25 中央磁脚部
3 ボビン
31 第1ボビン
311 1次巻回部
312 第1フランジ部
313 第2フランジ部
32 第2ボビン
321 2次巻回部
322 第3フランジ部
323 第4フランジ部
33 中空孔
34 切欠部
4 端子接続部
41 端子保持部
411 載置部
412 挟持部
42 導通部
43 固定部
431 第1突出部
432 第2突出部

Claims (3)

  1. 1次コイル(11)及び2次コイル(12)を巻き回すボビン(3)と、
    前記ボビン(3)を収容する磁性体からなるコア(2)を備える電圧変換装置(1)であって、
    前記1次コイル(11)は、前記ボビン(3)に巻き回された1次巻線部(113)と、前記1次巻線部(113)の両端から引き出された1次側端子(111、112)とを備え、
    前記2次コイル(12)は、前記ボビン(3)に巻き回された2次巻線部(123)と、前記2次巻線部(123)の両端から引き出された2次側端子(121、122)とを備え、
    前記ボビン(3)は、前記1次コイル(11)及び前記2次コイル(12)を巻き回す巻回部(311、321)と、前記巻回部(311、321)から前記1次コイル(11)及び前記2次コイル(12)が脱落することを防止するフランジ部(312、313、322、323)とを備え、
    前記1次側端子(111、112)又は前記2次側端子(121、122)は、端子接続部(4)を介して外部と導通しており、
    前記端子接続部(4)は、前記1次側端子(111、112)又は前記2次側端子(121、122)を保持する端子保持部(41)と、前記端子接続部(41)を前記フランジ部(312、313、322、323)に固定する固定部(43)と、前記端子保持部(41)を介して前記1次側端子(111、112)又は前記2次側端子(121、122)と接続し、外部と導通する導通部(42)とを備えること、
    を特徴とする電圧変換装置(1)。
  2. 前記1次コイル(11)及び前記2次コイル(12)は、導線の外周に絶縁皮膜を備える素線が複数集合して構成されており、
    前記導通部(42)の幅方向の長さより、前記1次側端子(111、112)及び前記2次側端子(121、122)の幅方向の長さが長いこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電圧変換装置(1)。
  3. 前記端子接続部(4)は、複数の前記固定部(43)を備え、前記フランジ部(312、313、322、323)に対して複数箇所固定されていること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電圧変換装置(1)。
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