JP2012203305A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常のキャリブレーションと通常のキャリブレーションより短時間で簡易的なキャリブレーションを選択可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】コントラスト検出手段(41)によるコントラスト検出値がピークとなるレンズ位置で位相差検出手段(22)による焦点検出を行い、該焦点検出結果の位相ずれ量から補正値を算出するAF補正手段(41)を有し、前記AF補正手段は、撮像光学系(10)を第1の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第1のキャリブレーションモード(S103)と、前記撮像光学系を前記第1の駆動幅よりも大きい第2の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第2のキャリブレーションモード(S104)と、を選択可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、位相差AFにより検出された合焦位置を補正する機能を有する撮像装置に関するものである。
従来から一眼レフカメラの多くに採用されている位相差AFによる合焦位置検出においては、撮影時の光源や被写体の色や種類などの影響により、正しい合焦位置を検出できない場合がある。
この様な問題が発生する場合は、使用する環境に応じて位相差AFにより検出された合焦位置を補正することが考えられる。
上記問題を解決するために、特許文献1では、位相差AFの合焦位置を補正する機能(以下、キャリブレーション)を有し、キャリブレーション時の環境、例えば光源、被写体の色や種類、使用レンズなどを検出して、その環境情報を含めて補正値を記憶する。撮影時は自動的に環境を検出し、その環境に合わせた補正値で合焦位置を決める。
また特許文献2では、キャリブレーションモードを有し、第1の波長範囲のデフォーカス情報と、それよりも狭い波長範囲のデフォーカス情報の2つを検出する。そして、該2つのデフォーカス情報によりフォーカス制御を行うことで、波長が違う光源の時にも適切な補正値で合焦させる。
特開2007−156304号公報 特開2008−275712号公報
しかしながら、特許文献1では、各環境で同じキャリブレーションモードで補正値を作成するので、時間がかかってしまう。
特許文献2では、光源の変化に対応した補正しかできないため、他の様々な要因が絡んできたときに正しい補正になるとは限らない。
このようなキャリブレーション時においては、ユーザーは位相差AFの合焦位置の補正の精度よりも時間を優先したい場合が存在する。このような場合、従来のキャリブレーションではユーザーの要望を満たすことができなかった。
そこで、本発明は、通常のキャリブレーションと通常のキャリブレーションより短時間で簡易的なキャリブレーションを選択可能な撮像装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての撮像装置は、撮像光学系により形成される像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子からの出力信号に基づいてコントラスト検出方式による前記撮像光学系の焦点調節状態を検出するコントラスト検出手段と、前記撮像光学系からの光束を用いて位相差検出方式により前記撮像光学系の焦点調節状態を検出する位相差検出手段と、前記コントラスト検出手段によるコントラスト検出値がピークとなるレンズ位置で前記位相差検出手段による焦点検出を行い、該焦点検出結果の位相ずれ量から補正値を算出するAF補正手段と、を有し、前記AF補正手段は、前記撮像光学系を第1の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第1のキャリブレーションモードと、前記撮像光学系を前記第1の駆動幅よりも大きい第2の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第2のキャリブレーションモードと、を選択可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、通常のキャリブレーションと通常のキャリブレーションより短時間で簡易的なキャリブレーションを選択可能な撮像装置を提供することができる。
キャリブレーションモード選択フローチャートである。 通常キャリブレーションフローチャートである。 測距点選択画面の図である。 一時的キャリブレーションフローチャートである。 AF補正データユーザー選択フローチャートである。 AF補正データ自動選択フローチャートである。 AF補正データ適合判定フローチャートである。 図8(a)はAF補正データユーザー選択画面の図である。図8(b)は一時的キャリブレーションAF補正データ選択画面の図である。図8(c)は一時的キャリブレーションAF補正データの補正内容表示画面の図である。図8(d)はAF補正データがない時の警告表示画面の図である。図8(e)はAF補正データが撮影条件と適合しない時の警告表示画面の図である。 ミラーダウン時におけるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。 ミラーアップ時におけるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。 デジタル一眼レフカメラの前面上方向から見た斜視図である。 デジタル一眼レフカメラの背面図である。 実施形態2の一時的キャリブレーションフローチャートである。 実施形態2の一時的AF補正データ使用時のリセットフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
本発明の実施形態1として、コントラスト検出方式を用いた半自動、もしくは全自動での位相差AFの補正機能(以下、キャリブレーション)を有したレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラシステムについて説明する。
図9、図10は本実施形態におけるデジタル一眼レフカメラの概略断面図であり、図11はカメラ前面を上方向から見た斜視図、図12はカメラの背面図である。
撮影レンズ1内に収容された撮像光学系10は、1つ又は複数のレンズ群から構成され、その全てもしくは一部を移動させることで焦点距離やフォーカス位置を変化させることが可能とされている。
レンズ駆動手段11は、撮像光学系10を構成するレンズの全てもしくは一部を移動させて焦点状態(フォーカス位置)を調整する駆動手段である。
レンズ状態検出手段12は、撮像光学系10の焦点距離(ズーム位置)やフォーカス位置を検出する検出手段である。
また、レンズ制御手段13は、ROM等で構成されたレンズ記憶手段14を含む撮影レンズ1全体の制御を司る制御手段である。
接点15は、撮影レンズ1およびカメラ本体2に具備された接点であり、互いに装着された状態では接点15を介して各種の情報の通信や電源の供給が行われる。
カメラ本体2の上面にはカメラの電源スイッチ51と、撮影状況に応じて撮影モードを変更するためのモードダイヤル53とが同軸上に配置されている。また撮影に関する選択・設定時に回転させて使用する電子ダイヤル54が設けてある。更に52はレリーズスイッチであり2段スイッチとなっている。レリーズスイッチ52は、第一ストローク(SW1)のスイッチONでAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始を指示する。また、第二ストローク(SW2)のスイッチONで引き続き主ミラー20の退避、シャッター23の開閉、撮像処理、メモリへの画像記録といった、一連のレリーズ処理の動作開始を指示する。
55は撮影レンズ1をカメラ本体2から取り外す時に押して、カメラ本体2と撮影レンズ1のロックをメカ的に外すアンロックボタンである。
主ミラー20は、ハーフミラーで構成され、カメラの動作状態に応じて回動可能となっており、被写体をファインダーで観察する時は撮影光路へ斜設され、撮影レンズ1からの光束を折り曲げて後述のファインダー光学系へ導く(図9)。また、撮影時やライブビュー時は、撮影光路から退避して、撮影レンズ1からの光束を後述の撮像素子24へ導いている(図10)。
サブミラー21は、主ミラー20とともに回動し、主ミラー20が撮影光路へ斜設されている時に主ミラー20を透過した光束を折り曲げて後述のAFセンサ22へ導く(図9)。また、撮影時やライブビュー時は、主ミラー20とともに回動して撮影光路から退避する(図10)。
AFセンサ(位相差検出手段)22は、2次結像レンズや複数のCCDまたはCMOSからなるエリアセンサ等から構成されており、公知の位相差検出方式で撮像光学系の焦点調節状態を検出することが可能となっている。
シャッター23は、撮影レンズ1からの光束を後述の撮像素子24に入射制御するために設けられており、通常は閉じた状態(図9)で、撮影時やライブビュー時に開いた状態(図10)となる。
撮像素子24は、撮像光学系により形成される像を撮像するCMOSイメージセンサとその周辺回路で構成されている。
ピント板30は、撮影レンズ1の一次結像面に配置され、入射面にはフレネルレンズ(集光レンズ)が設けられ、射出面には被写体像(ファインダー像)が結像している。ペンタプリズム31は、ファインダー光路を変更するもので、ピント板30の射出面に結像した被写体像を正立正像に補正する。
接眼レンズ32は、ユーザーがファインダーをのぞいた時、ユーザーの目に合わせて視度を調節できるような構成になっている。56は視度調節ツマミで、回すことにより接眼レンズ32の一部のレンズをファインダー光軸に沿って移動させ、視度を変化させる。
ここでピント板30、ペンタプリズム31、接眼レンズ32により構成されている光学系を、ファインダー光学系と称する。
AEセンサ33は、多分割された撮像領域内の各領域に対応したフォトダイオードから構成されており、ピント板30の射出面に結像した被写体像の輝度を測定する。
メカ制御手段40は、カメラ制御における画像処理に係る制御以外の制御を行うマイクロコンピュータ(中央処理装置;MPU)である。
デジタル制御手段41は、画像データの各種制御を行うメモリコントローラ(ICU)である。このデジタル制御手段41は、撮像素子からの出力信号に基づいてコントラスト検出方式による撮像光学系の焦点調節状態を検出し合焦位置を判定するコントラスト方式の焦点検出手段を用いることができる。
カメラ記憶手段42は、各種制御を行うための設定、調整データ等を格納している。また、後述するようにキャリブレーション時に作成されたAF補正データ等も記憶可能に構成されている。
液晶モニタ43は、撮影した画像や各種の撮影情報を表示するものである。
液晶モニタ43の左側にはボタン45〜49が縦一列に設けられている。ボタン45は、撮影や再生等様々なカメラ機能を設定変更するためのMENUボタンである。ボタン46は、撮影中のカメラの設定状態を確認や再生中の撮影情報の表示を切り替えるためのINFO.ボタンであある。ボタン47は、再生中に画像を飛ばして表示するためのJUMPボタンである。ボタン48は、撮影した画像を液晶モニタ43に表示するための再生ボタンである。ボタン49は、再生中の画像を消去するための消去ボタンの機能を有している。またJUMPボタン47は、画像を再生していない時に押すと所謂ライブビューモードとなり、撮像素子24からの画像信号を順次再生して動画像を液晶モニタ43へ映し出す。
液晶モニタ43の右側には、撮影条件に関する選択・設定や、液晶モニタ43の表示内容の選択をするための十字キー(選択手段)50が設けられている。十字キー50には液晶モニタ43に表示されるカーソルの上下左右方向への移動を行う、上ボタン50a、下ボタン50b、左ボタン50c、右ボタン50dが設けられている。またそれぞれのボタンには、液晶モニタ43にカーソルが表示されていない時に、別の機能が割り当てられている。例えば、上ボタン50aは撮影時の光の敏感度を変更するためのISO感度設定が可能となっている。下ボタン50bは色温度を調整して、被写体に含まれる色の基準となる白を光源によって設定するためのホワイトバランス選択が可能となっている。左ボタン50cは評価、部分、中央部重点など、測光方式を変更するための測光モード選択が可能となっている。右ボタン50dは被写体の状態に応じてAFの作動特性を変更するためのAFモード選択が可能となっている。
十字キー50の中央にはカメラ機能を設定変更する際、内容を設定するためのSETボタン50eが設けられている。更にSETボタン50eは、ライブビュー中に押すと動画記録が開始され、再度押すと動画記録を中止するようになっている。またSETボタン50eは移動したカーソルの項目を決定する役割がある。例えば液晶モニタ43にSET表示がされている場合、SETボタン50eにてSET表示を選択することで、決定や選択等の操作ができる。また液晶モニタ43にキャンセル表示がされている場合、SETボタン50eにてキャンセル表示を選択することで、一つ前の状態に戻したり、特定のモードを終了させる等の操作ができる。
デジタル制御手段41は、コントラスト検出方式による出力と、AFセンサ22からの出力を制御するメカ制御手段40との差分値を算出する演算手段が設けられている。該演算手段により算出された差分量は、補正情報としてカメラ記憶手段42に記憶される。また本実施形態におけるカメラシステムは、前述した補正情報を算出し、記憶するためのキャリブレーションモードが設定可能に構成されている。ここでは補正情報の算出はデジタル制御手段41としたが、メカ制御手段40でも構わない。
以下、図1、図2、図3、図4を用いて、キャリブレーションを行う際のフローを説明する。
図1はキャリブレーションモードを選択するフローである。
まずMENUボタン45を操作し、液晶モニタ43にメニューを表示する。次にキャリブレーションモードを選択する(S101、S102)。ここでは、通常キャリブレーションモード(S103)と、一時的キャリブレーションモード(S104)があり、ユーザーが任意のモードを選択すると、そのキャリブレーションモードが実行される。
図2は通常キャリブレーションモード(第1のキャリブレーションモード)のフローである。
通常キャリブレーションモードがスタートすると、図3のような画面が液晶モニタ43に表示される(S105)。
図3において、61はユーザーへのメッセージ、62は測距点を動かす際に十字キー50の上下左右ボタン50a〜50dを使用することを示す表示、63は測距点を決定する際にSETボタン50eを使用することを示すSET表示である。また、64は選択可能な測距点の表示、65は現在選択されている測距点の表示であり色や形を強調表示している。
ユーザーはこの画面を見ながら十字キー50の上下左右ボタン50a〜50dを操作して測距点を選択し、SETボタン50eを押して測距点の選択を確定する(S106)。
測距点を決定すると、液晶モニタ43に選択した測距点を被写体に合わせるような指示と、ライブビュー表示が始まる(S107)。
ユーザーは指示に応じて、適当な被写体に測距点を合わせる(S108)。
測距点を被写体に合わせたら、SETボタン50eを押して次に進む(S109)。そうでなければS108に戻り、測距点を被写体に合わせるまで繰り返す。
SETボタン50eが押されると、TVAFが実行され被写体にピントを合わせる(S110)。
その位置から、撮像光学系10をレンズ駆動手段11によって駆動させ、合焦位置を至近側へ一定量ずらす(S111)。
その位置から、撮像光学系10をレンズ駆動手段11によって無限側へ微小駆動させる(S112)。この微小駆動により、僅かなピントずれも補正できるようにしている。
撮像光学系10が駆動した後、デジタル制御手段41によってコントラスト検出値のピークを検出する(S113)。この時、コントラストAFの特性上、コントラストのピーク位置を計算するためには一度ピーク位置を越えなければならない。ピーク位置を超えていないと判断された場合は、再び撮像光学系10を無限側へ微小駆動させる。
コントラストのピーク位置を超えたと判断された場合、撮像光学系10の駆動を停止させる(S114)。この時、計算によって微小駆動中に得たコントラストのデータから、コントラストのピーク位置が計算される。
このコントラストのピーク位置を越した状態でのレンズ位置で、AFセンサ22によって位相差AFでの測距を行う(S115)。
S115の位相差AFで測距されたジャストピント位置と、TVAFで検出したコントラストのピーク位置とのピントずれ量をAF補正データとして算出する(S116)。
AF補正データの算出方法を以下に説明する。まず、S115でAFセンサ22によって測距されたデータ(AFセンサ22の焦点検出結果)から、位相差AFのジャストピント位置を計算する。次に、S114で計算されたコントラストのピーク位置との差分を出す。その差分をAF補正データとする。
AF補正データが算出できたら、その補正量を液晶モニタ43にアシスト表示する(S117)。
ユーザーはこの補正量を参考にして、実際のAF補正データを決定する(S118)。
決定されたAF補正データは、通常キャリブレーションでのAF補正データとしてカメラ記憶手段42に記憶される(S119)。以上で通常キャリブレーションモードが終了する。
次に図4を用いて一時的キャリブレーションモード(第2のキャリブレーションモード)について説明する。図1のキャリブレーションのモード選択時に、一時的キャリブレーションモードが選択されて(S104)一時的キャリブレーションモードがスタートすると、液晶モニタ43に中央測距点を被写体に合わせるような指示と、ライブビュー表示が始まる(S120)。
ユーザーは表示画面の指示通りに、まず、適当な被写体に中央測距点を合わせ(S12
1)、SETボタン50eを押して次に進む(S122)。合わせていなければS121に戻り、測距点を被写体に合わせるまで繰り返す。
SETボタン50eが押されると、TVAFが実行され被写体にピントを合わせる(S123)。通常キャリブレーションではこの後撮像光学系10の微小駆動を行っているが、一時的キャリブレーションでは機能の性格上、時間をかけずに手早くキャリブレーションを行うため、通常ピント調整しか行わない。ここで、通常キャリブレーションで行う微小駆動は、第1の駆動幅で撮像光学系10を駆動しているのに対し、通常ピント調整では第1の駆動幅よりも大きい第2の駆動幅で撮像光学系10を駆動している。したがって、一時的キャリブレーションは通常キャリブレーションよりも短時間でかつ簡易的なキャリブレーションを行うことができる。なお、本実施例においては、許容錯乱円δを0.010[mm]として、第1の駆動幅の値はFδ、第2の駆動幅の値は2Fδであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
TVAFでの合焦位置で位相差AFでの測距を行う(S124)。
先に実行したTVAFでの合焦位置と、後に実行した位相差AFでの測距合焦位置の差分をAF補正データとして算出する(S125)。
算出結果から、他の測距点(ここでは中央以外の測距点)の補正値を算出する(S126)。他の測距点のAF補正データは、測距点の像高や使用している撮影レンズ1の収差情報などから求める。
一時的キャリブレーションのAF補正データとして保存するため、任意の名称付けを行うように、液晶モニタ43に表示される(S127)。
ユーザーがAF補正データの名称付けを行うと、補足情報として、一時的キャリブレーションの補正値を算出した条件などをAF補正データと関連付けて、カメラ記憶手段42に保存する(S128)。以上で一時的キャリブレーションが終了する。
上記キャリブレーションを実行している際、液晶モニタ43には、現在の状態や次の手段等が表示されるため、ユーザーは迷うことなく操作できる。
また上記の一時的キャリブレーションは中央測距点で実施する説明としたが、通常キャリブレーションのS105、S106同様に、予めユーザーが測距点を選択してもよい。
以下、図5、図6、図7、図8(a)〜(e)を用いて、実際に設定されたAF補正データをどのように使用するかを説明する。
図5は設定された通常キャリブレーションのAF補正データや、一時的キャリブレーションのAF補正データを、ユーザーがどのように選択するかを説明するためのフローチャートである。
まずユーザーがAF補正データを使用するか否かを選択する(S701)。
AF補正データを使用する場合で、AF補正データがすでに作成されている場合は(S702)、AF補正データの選択をユーザーが行う(S703、図8(a))。
図8(a)は液晶モニタ43に表示されたAF補正データのユーザー選択画面である。
601はAF補正データを選択する画面であることを表示するタイトル表示である。602はカメラに装着されている撮影レンズ1を表示して、そのレンズでどのAF補正データを使用するかの選択画面であることを表示している。
603、604、605はそれぞれデータを選択するタブで、図8(a)では一時的キャリブレーションデータ(画面表示では、一時的CALデータと略して表示)のタブ枠が強調表示されて、選択されていることを示している。SETボタン50eを押すことにより選択が確定され、図8(b)の画面へ遷移する。
またここで、通常キャリブレーションデータと一時的キャリブレーションデータの内、AF補正データが設定されていないものが有る場合は、表示がグレーアウトして選択できないようにしてある。データの選択は上ボタン50a、下ボタン50bを押していずれかの選択項目を選択し、SETボタン50eを押して選択を確定する。
図8(b)はユーザーが図8(a)のAF補正データユーザー選択画面にて、一時的キャリブレーションデータを選択したときの、液晶モニタ43の画面表示である。
606は一時的キャリブレーションデータを選択する画面であることを表示するタイトル表示である。この例では4個の一時的キャリブレーションAF補正データが登録されていることを示している。
607〜610は4個のAF補正データのタイトルを表示している。表示例では、609の「Yスタジアム マウンド」というタイトルの一時的キャリブレーションAF補正データのタブ枠が強調表示されて、選択されていることを示している。この状態でSETボタン50eを押すことにより選択が確定され、図8(c)の画面へ遷移する。
図8(c)は選択された一時的キャリブレーションAF補正データの補正内容を表示する画面である。
611は選択された一時的キャリブレーションAF補正データのタイトル表示である。612は補正対象のレンズ名称である。613は一時的キャリブレーションAF補正データが作成された時の撮影条件が表示されており、レンズの焦点距離、光源の種類、明るさ、補正する測距点、補正するフォーカス位置、設定された位置情報などが表示される。
614は実際の補正量がスケール表示されており、図8(c)の例では、フォーカス無限端位置での位相差AF合焦後に、撮像面上で後ピン方向に6マイクロメーター分、ピント補正を行うことを示している。
615はキャンセル表示で、SETボタン50e操作で選択を確定することで、一つ前の画面(図8(b))に戻すことができる。
616はSET表示で、SETボタン50e操作で選択を確定することで、液晶モニタ43に表示されている内容で設定を完了することができる。
続いてS702にてAF補正データが無い場合は、警告表示を行い(S712)、AF補正データの作成を行うか、AF補正データ無しでの撮影を行うかユーザーに選択させる(図8(d))。
図8(d)はユーザーがS701にてAF補正データを使用するように設定したにも関わらず、カメラに該当するAF補正データが無い場合の警告表示である。
617はAF補正データが無いことを表示し、618、619、620の各タブを選択すると、618ではAF補正データを使用しないAFシーケンス、所謂位相差AFのみの合焦動作を行う。また、619が選択されたなら、新たに通常キャリブレーションデータを作成するモードに移る。さらに620が選択されたなら、新たに一時的キャリブレーションデータを作成するモードに移る。図8(d)では618のタブ枠が強調表示されて、選択されていることを示している。
続いて、AF補正データの自動選択が選択された場合は(S704)、後述するAF補正データ自動選択のルーチンに入る(S720)。また、自動選択が選択されない場合は、レリーズスイッチ52のSW1がONされるまで待機し(S705)、ONされれば後述するAF補正データ適合判定ルーチンに入る(S730)。
AF補正データ自動選択ルーチンの詳細は後述するが、カメラに撮影条件に最適なAF補正データが有る場合は、カメラが自動的に最適なAF補正データを選択するものである。
AF補正データ適合判定ルーチンの詳細は後述するが、ユーザーが選択したAF補正データが、実際の撮影条件と適合しているかを判定するものである。
続いて、位相差AFによる測距を開始し(S706)、測距情報を基に撮影レンズ1のフォーカスレンズを所定量駆動する(S707)。ここで液晶モニタ43や、接眼レンズ32の内部にあるファインダー内表示に、現在設定されているAF補正データの情報を表示しておいてもよい。
合焦と判定されたら(S708)、合焦位置から選択されたAF補正データ分、撮影レンズ1のフォーカスレンズを駆動させて(S709)、レリーズスイッチ52のSW2がONされるまで待機する(S710)。
レリーズスイッチ52のSW2がONされたら、主ミラー20の退避、シャッター23の開閉、撮像処理、メモリへの画像記録といった、一連の撮影動作を行う(S711)。
この画像記録する際に、画像のEXIFのメーカーノート領域に、使用したAF補正データを書き込んでもよい。
S701にてユーザーがAF補正データを使用しないことを選択した場合は、位相差AFを使用した通常撮影動作を行う。
まずレリーズスイッチ52のSW1がONされたか否かを判定し(S713)、ONされれば位相差AFによる測距を開始し(S714)、ONされなければONされるまで待つ。
位相差AFによる測距情報を基に、撮影レンズ1のフォーカスレンズを所定量駆動する(S715)。
合焦と判定されたら(S716)、レリーズスイッチ52のSW2がONされるまで待機する(S710)。
図6はAF補正データが自動選択に設定された場合(S720)のフローチャートである。
まずレリーズスイッチ52のSW1がONされたか否かを判定し(S721)、ONされたなら、カメラに保存されているAF補正データが現在のカメラの撮影状態に適合しているかどうか判定を行う(S722)。判定項目としては、焦点距離、フォーカス位置、光源の種類、光源の明るさ、選択されている測距点、撮影場所、時間などであり、これらを単独、あるいは複合的に判断して、最も適合しているAF補正データが保存されているかを判定する。
適合するAF補正データがあるか否かを判定し(S723)、ある場合は適合するAF補正データを選択し(S724)、図5のS706へ戻る。
適合するAF補正データが無い場合は、AF補正データを選択せず(S725)、適合する補正データが無いことを表示して(S726)、通常の位相差AFを行うことを自動的に選択し、図5の丸囲みの1へ移行する。
または、S726で後述の図8(e)のような警告表示を行って、ユーザーがAF補正データを新たに作成できるように選択させてもよい。この場合、キャリブレーションの時間短縮を目的として、予め一時的キャリブレーションモードでAF補正データが作成されるようにしてもよい。
図7はS730にて、ユーザーが選択したAF補正データが、実際の撮影条件と適合しているかを判定するフローチャートである。
まずユーザーに選択されたAF補正データが、現在のカメラの撮影状態に適合しているかどうかの判定を行う(S731)。判定項目としてはS722のAF補正データ自動選択ルーチンと同様に、焦点距離、フォーカス位置、光源の種類、光源の明るさ、選択されている測距点、撮影場所、時間などであり、これらを単独、あるいは複合的に判断する。
AF補正データが適合していると判断されたなら(S732)、図5のS706へ進む。
適合していないと判断されたなら警告表示(S733、図8(e))を行う。ここでは警告は液晶モニタ43への表示としたが、音や光による警告でも構わない。
図8(e)はAF補正データが適合していない場合の警告表示である。
621はAF補正データが適合していないことを表示し、ユーザーに622、623、624の何れかのタブを選択させ、続きの動作を決定する。
622を選択すると、AF補正データを使用しないAFシーケンス、所謂位相差AFのみの合焦動作(図5の丸囲みの1)へ移行する。
623を選択すると、新たに通常キャリブレーションデータの作成(図1のS103)へ移行する。
624を選択すると、新たに一時的キャリブレーションデータの作成(図1のS104)へ移行する。図8(e)では一時的キャリブレーションデータの作成タブが選択されており(タブ枠が強調表示されている)、SETボタン50eを押すことで、一時的キャリブレーションデータの作成へ移行する。
ここでこの選択画面から、保存されている他のAF補正データを再選択するルーチン(図5のS703)へ移行するようにしたり、適合していないと判断された現在のAF補正データをそのまま使用するように選択できるようにしてもよい。
ここまでの説明においては、手動でAF補正データを選択・作成するようになっている。しかし、一定時間経過したり、ユーザーからの明確な選択が行われなかった場合、自動で通常キャリブレーションAF補正データもしくは一時的キャリブレーションAF補正データに設定されるようにしてもよい。例えば、ユーザーがいる場所の撮影条件(撮影環境)に適したAF補正データが記憶手段42に記憶されていれば、そのAF補正データを自動的に設定するなどである。また、撮影条件が変更された場合に、該変更された撮影条件に適したAF補正データが記憶手段42に記憶されていれば、AF補正データを自動的にそのAF補正データに変更するようにしてもよい。また一定時間経過後のAF補正データの変更・設定は、ユーザーが事前に何のAF補正データに自動で設定されるかを選択できるようにしてもよい。
また、ここまでの説明においては、キャリブレーションを行う場合に、手動で通常キャリブレーションモードと一時的キャリブレーションモードを選択するようになっている。しかし、メカ制御手段40が、例えば、光源の明るさが所定値よりも大きく輝度が高い場所では、一時的キャリブレーションモードを自動的に選択し、所定値以下の場所では、通常キャリブレーションモードを自動的に選択するように構成されていてもよい。輝度が高い場所では、通常キャリブレーションの精度と一時的キャリブレーションの精度がほとんど変わらないため、一時的キャリブレーションを使用することで時間短縮を図ることができる。
他にも、アクセサリとして現在位置を取得できるGPS機能(現在位置検出手段)を付けた場合に、現在位置が所定の範囲内の場合に通常キャリブレーションモードを自動的に選択するように構成されてもよい。また、現在位置が所定の範囲外(ある任意の範囲から離れた場所でキャリブレーションを行う)の場合に一時的キャリブレーションモードを自動的に選択するように構成されていてもよい。
また、光源の種類が所定の波長の場合は通常キャリブレーションモードを自動的に選択し、所定の波長以外では一時的キャリブレーションモードを自動的に選択するように構成されていてもよい。
また、外気温が所定の温度内であれば通常キャリブレーションモードを自動的に選択し、所定の温度以外であれば一時的キャリブレーションを自動的に選択するように構成されてもよい。
また例えば、図9のAEセンサ33を、撮像素子24のように画像を認識することが可能なセンサとすることにより、位相差AFでの測距時に撮影対象である被写体の検出(被写体検知機能)が可能になる。それによりこれまで説明した一時的キャリブレーションモードにおいて、撮影環境毎のAF補正データの他に、被写体毎(被写体の色や形など)のAF補正データを作成することも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[実施形態2]
本発明の実施形態2として、コントラスト検出方式を用いた半自動、もしくは全自動での位相差AFの補正機能(以下、キャリブレーション)を有したレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラシステムについて説明する。
以下、図13、14を用いて実施形態1とは異なる一時的キャリブレーションを説明する。なお本実施形態におけるデジタル一眼レフカメラの概略は、実施形態1とほぼ同様なので、異なる部分のみを説明する。また実施形態1の図4の一時的キャリブレーションフローチャートのS120〜S126までは同様に行われ、それ以降の処理が図13に示すフローチャートとなる。
図4のS126でAF補正データを算出したら、今直ぐに保存の動作を行うかどうか判断する(S201)。
今直ぐに保存するならば、任意のデータ名を入力し(S202)、その名称でAF補正データをカメラ記憶手段42に保存する(S203)。
その後、今現在のAF補正データは保存が完了していることを表すフラグiに1を設定し(S204)、一時的キャリブレーションを終了する。
S201で、今直ぐ保存はしないと判断した場合、フラグiを0に設定し、AF補正データを不図示のRAM(一時記憶手段)に保存し(S205)、一時的キャリブレーションを終了する。このRAMに保存されたAF補正データは、カメラの電源がONしている限り保存されているが、電源をOFFすると消去される。従って、引き続き図14のフローチャートを実行する必要がある。
S204またはS205の後、撮影を行い、撮影が終了あるいはAF補正データを変更・リセットする場合に、図14に示す一時的AF補正データ使用時のリセットフローチャートが実行される。
まずAF補正データをリセット・変更する警告が液晶モニタ43に表示される(S211)。
次にAF補正データの保存完了フラグiが0であるかどうかを判断する(S212)。このフラグiが0であれば、保存が完了していないので次のステップ(S213)へ進み、フラグiが1で保存が完了している場合はそのままAF補正データのリセット・変更が終了する。AF補正データがリセット・変更された場合、フラグiは1のままで、再度保存のステップを行う事がないようにする。
フラグiが0だと判断された場合、今のAF補正データを保存するかを判断する(S213)。
ユーザーが保存すると判断した場合、任意のデータ名を入力し(S214)、一時的キャリブレーションのAF補正データとしてカメラ記憶手段42に保存する(S215)。
保存が完了したらフラグiを0から1に設定し(S216)、保存完了を示してから補正値のリセット・変更を終了する。
S213で今の補正値をユーザーが保存しないと判断した場合、一時的AF補正データをRAMから消去し(S217)、AF補正データのリセット・変更が終了する。
以上のフローを実施することで、急いでいる時にAF補正データを作成して使用したい場合や、作成したAF補正データを試しに数枚使用してから保存するか判断したい場合などに有効である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以上の実施形態により、以下の様な効果が得られる。
実施形態1では、通常のキャリブレーションよりも簡単に短時間でAF補正データを取得できる一時的キャリブレーション機能を搭載することで、光源などの撮影環境の変化によるピントずれ量に対する補正が、煩わしい作業を必要とせず、速やかに行える。さらに、そのAF補正データを名称、補正値、撮影環境などの情報とともに保存でき、必要に応じて再度呼び出すことができる。また保存されているAF補正データは、カメラが撮影環境を検知し、自動で適切なAF補正データを呼び出すことができる。
また被写体検知を用いて被写体毎のAF補正データを設定することで、被写体の色や形などによるピントずれを補正することができる。
実施形態2では、一時的なAF補正データを速やかに使用したい場合、試しに使用してから判断したい場合、撮影後など、AF補正データを変更・リセットするタイミングでAF補正データの保存ができる。
本発明により、ユーザーの要望に応じてキャリブレーション機能を切換え可能な撮像装置を提供することが可能である。
1 撮影レンズ
2 カメラ本体
10 撮像光学系
22 AFセンサ
24 撮像装置
42 カメラ記憶手段
64 AF測距点
65 選択されている測距点
604 通常キャリブレーションデータ
605 一時的キャリブレーションデータ
609 AF補正データの名称
S103 通常キャリブレーションモード
S104 一時的キャリブレーションモード

Claims (9)

  1. 撮像光学系により形成される像を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子からの出力信号に基づいてコントラスト検出方式による前記撮像光学系の焦点調節状態を検出するコントラスト検出手段と、
    前記撮像光学系からの光束を用いて位相差検出方式により前記撮像光学系の焦点調節状態を検出する位相差検出手段と、
    前記コントラスト検出手段によるコントラスト検出値がピークとなるレンズ位置で前記位相差検出手段による焦点検出を行い、該焦点検出結果の位相ずれ量から補正値を算出するAF補正手段と、を有し、
    前記AF補正手段は、
    前記撮像光学系を第1の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第1のキャリブレーションモードと、
    前記撮像光学系を前記第1の駆動幅よりも大きい第2の駆動幅で駆動させて前記ピークを算出する第2のキャリブレーションモードと、
    を選択可能に構成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正値と該補正値が算出された撮影条件とを関連付けて記憶可能な記憶手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記AF補正手段は、撮影条件が変更された際に、該変更された撮影条件に適した補正値が前記記憶手段に記憶されている場合には、前記補正値を変更することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 被写体検知機能を有するセンサを更に有し、
    前記記憶手段は、撮影対象である被写体と前記補正値とを関連付けて記憶可能であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記第2のキャリブレーションモードで前記補正値を算出した場合に、該補正値を撮影する前に保存するか否か選択可能な選択手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに記載の撮像装置。
  6. 光源の明るさが所定値以下の場合に前記第1のキャリブレーションモードを自動的に選択し、該光源の明るさが所定値よりも大きい場合に前記第2のキャリブレーションモードを自動的に選択する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれかに記載の撮像装置。
  7. 現在位置を取得できる現在位置検出手段を有し、
    前記現在位置が所定の範囲内の場合に前記第1のキャリブレーションモードを自動的に選択し、前記現在位置が所定の範囲外の場合に前記第2のキャリブレーションモードを自動的に選択する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれかに記載の撮像装置。
  8. 光源の波長が所定の波長の場合に前記第1のキャリブレーションモードを自動的に選択し、該光源の波長が所定の波長以外の場合に前記第2のキャリブレーションモードを自動的に選択する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれかに記載の撮像装置。
  9. 外気温が所定の温度内の場合に前記第1のキャリブレーションモードを自動的に選択し、外気温が所定の温度以外の場合に前記第2のキャリブレーションモードを自動的に選択する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれかに記載の撮像装置。
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