JP2012203236A - 金属薄膜パターンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記に示す感光性金属錯体を含む塗布液1を基板10に塗布し(A)マスク20を介して所定の部分のみを露光した(B)。露光によりエステル結合が切れて易溶化した可溶部1Aを(C)、TMAH水溶液により除去し(D)、不溶部1Bを金属化するまで加熱し(E)、Cu等の金属30でメッキする(F)。
【化9】
【選択図】図1
Description
式(1)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H)
式(1)及び式(2)におけるR1 〜R4 のうちの少なくとも1つは、式(3)〜式(6)のいずれかである。
(a1)H
(a2)C1〜C20の飽和または非飽和アルキル基であって、CnH2n+1またはCnH2n-1-2xで表され、n=1〜20、x=0〜n−1の範囲であるもの
(a3)アルキルアミン基
(a4)カルビノール基
(a5)アルデヒドまたはケトン
(a6)COORで表され、R=CmH2m+1またはCmH2m-1-2y(m=0〜20、y=0〜m−1の範囲)であるもの
(a7)F、Cl、Br、またはI
(a8)CNまたはNO2
(a9)ヒドロキシまたはエーテル類
(a10)アミン類
(a11)アミド類
(a12)チオまたはチオエーテル類
(a13)ホスフィン類またはリン酸類
(a14)環状基、ベンゾ、アゾル、オキサゾル、チアゾル、またはジオキソル
式(6)におけるYは、下記(b1)〜(b5)のうちのいずれかである。
(b1)F、Cl、Br、またはI
(b2)オキソカルボニル基またはCH3COO−
(b3)アミド基またはCH3CONH−
(b4)スルホニル基またはCH3SO3−
(b5)ホスホリルオキシ基またはPh2POO−
式(7)におけるR9 〜R10及び式(8)におけるR9 〜R12は、それぞれ、下記(c1)〜(c15)のうちのいずれかである。
(c1)H
(c2)C1〜C20の飽和または非飽和アルキル基であって、CnH2n+1またはCnH2n-1-2xで表され、n=1〜20、x=0〜n−1の範囲であるもの
(c3)カルビノール基
(c4)アルデヒドまたはケトン
(c5)COORで表され、R=CmH2m+1またはCmH2m-1-2y(m=0〜20、y=0〜m−1の範囲)であるもの
(c6)F、Cl、Br、またはI
(c7)CNまたはNO2
(c8)ヒドロキシまたはエーテル類
(c9)アミン類
(c10)アミド類
(c11)チオまたはチオエーテル類
(c12)ホスフィン類またはリン酸類
(c13)環状基、ベンゾ、アゾル、オキサゾル、チアゾル、またはジオキソル
(c14)アルキルアミン基
(c15)2−ニトロベンジル構造を含む基
本発明の金属薄膜パターンの製造方法では、例えば以下のように、金属薄膜パターンを製造することができる。すなわち、前記式(1)または式(2)で表される感光性金属錯体を含む塗布液を基体上に塗布して塗膜を形成し、所定のパターンに沿って、塗膜の一部を露光すると、露光した部分はアルカリ性現像液に対し易溶となる。なお、露光されていない部分はアルカリ性現像液に対し不溶である。よって、露光後、現像工程を行うことにより、露光した部分のみが除去され、パターンが形成される。
式(9)及び式(10)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H)
また、本発明の金属薄膜パターンの製造方法において、前記塗布液は、前記感光性金属錯体に加えて、式(11)で表される金属錯体を含んでもよい。この金属錯体は、感光性を有さず、前記アルカリ性現像液には易溶であるが、前記感光性金属錯体と混合されることにより、その感光性金属錯体によって溶解が抑制される。そして、前記感光性金属錯体が露光によって易溶化すると、この金属錯体もアルカリ性現像液に溶解する。従って、この場合、少ない露光量で効率的に金属薄膜パターンを製造することができる。
式(11)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H)
式(11)におけるR21〜R24は、それぞれ、下記(e1)〜(e11)のいずれかであり、X11、X12は、O,NH,CO2 ,S,CON2H2,N=N,及びHN−NHのうちいずれかである。
(e1)ClH2l+1で表される基(但し、前記lは、0〜4いずれかの整数)
(e2)CmH2mで表される基(但し、前記mは、2〜4いずれかの整数)
(e3)CnH2n-1で表される基(但し、前記nは、2〜4いずれかの整数)
(e4)COORで表される基(但し、前記Rは、CpH2p+1(但し、前記pは、0〜4のいずれかの整数)または、R=C6H5で表される基)
(e5)アルデヒド、ケトン類、COCqH2q+1で表される基(但し、前記qは、0〜4のいずれかの整数)またはベンゾフェノン
(e6)ヒドロキシ(OH)またはエーテル類
(e7)アミン(NH2)またはアルキルアミン
(e8)アミド
(e9)ハロゲン類
(e10)ニトリル(CN)
(e11)ニトロ(NO2)
また、本発明の金属薄膜パターンの製造方法において、前記メッキは無電解メッキ法でなされてもよい。その場合、他のメッキ法に比べて、一層正確な金属薄膜パターンを製造することができる。
<塗布液1>
乳酸エチル−アセトン−水を9:9:2の体積比で混合した溶媒10mLに、前記公報に記載の方法で製造した2−ニトロベンジル・プロトカテク酸(725mg,2.50mmol)と、酢酸パラジウム(560mg,2.50mmol)と、2−メトキシエトキシ酢酸(335mg,2.50mmol)と、2−アミノエタンチオール(120mg,1.56mmol)とを混合する。溶解するまで撹拌して出来た溶液を塗布液として使用する。この塗布液には、式(12)に示す感光性金属錯体(以下、Pd−Bという)が含まれる。すなわち、2−ニトロベンジル・プロトカテク酸は、感光性配位子としてパラジウムに配位している。また、塗布液の濃度は、0.25mol/Lである。なお、この濃度は、金属錯体に含まれる金属の濃度である。
塗布液1の2−ニトロベンジル・プロトカテク酸(725mg,2.50mmol)を、前記公報に記載の方法で製造した3,4−ジメトキシ−6−ニトロベンジル・プロトカテク酸(875mg,2.50mmol)に変えた。それ以外は塗布液1と同様の方法で出来た溶液を塗布液として使用する。この塗布液には、式(13)に示す感光性金属錯体が含まれる(以下、Pd−Vという)。すなわち、3,4−ジメトキシ−6−ニトロベンジル・プロトカテク酸は、感光性配位子としてパラジウムに配位している。また、塗布液の濃度は、0.25mol/Lである。なお、この濃度は、金属錯体に含まれる金属の濃度である。
塗布液1の2−ニトロベンジル・プロトカテク酸(725mg,2.50mmol)を、エチル・プロトカテク酸(455mg,2.50mmol)に変えた。それ以外は塗布液1と同様の方法で出来た溶液を塗布液として使用する。この塗布液には、式(14)に示す金属錯体が含まれる(以下、Pd−Vという)。なお、この金属錯体は感光性ではない。また、塗布液の濃度は、0.25mol/Lである。なお、この濃度は、金属錯体に含まれる金属の濃度である。
溶媒としての2−メトキシエタノール10mLに、前記公報に記載の方法で製造した3,4−ジメトキシ−6−ニトロベンジル・プロトカテク酸(875mg,2.50mmol)と、酢酸コバルト4水和物(622mg,2.50mmol)と、2−メトキシエトキシ酢酸(335mg,2.50mmol)とを混合する。溶解するまで撹拌して出来た溶液を塗布液として使用する。この塗布液には、式(15)に示す感光性金属錯体(以下、Co−Vという)が含まれる。すなわち、3,4−ジメトキシ−6−ニトロベンジル・プロトカテク酸は、感光性配位子としてコバルトに配位している。また、塗布液の濃度は、0.25mol/Lである。なお、この濃度は、金属錯体に含まれる金属の濃度である。
乳酸エチル−γ−ブチロラクトンアセトン−N,Nジメチルアセトアミドを4:1:1の体積比で混合した溶媒10mLに、前記公報に記載の方法で製造した2−ニトロベンジル・プロトカテク酸(725mg,2.50mmol)と、ニッケル・アセチルアセトネート(578mg,2.25mmol)と、酢酸パラジウム(56mg,0.25mmol)と、2−メトキシエトキシ酢酸(33.5mg,0.25mmol)とを混合する。溶解するまで撹拌して出来た溶液を塗布液として使用する。この塗布液には、2−ニトロベンジル・プロトカテク酸が感光性配位子としてニッケル及びパラジウムに配位した感光性金属錯体(以下、NiPdという)が含まれる。また、塗布液の濃度は、0.25mol/Lである。なお、この濃度は、金属錯体に含まれる金属の濃度である。
続いて、前述のように製造した塗布液を用いて、次のように金属薄膜パターンを製造した。図1は、塗布液1を用いた金属薄膜パターンの製造方法(実施例1)の各工程を表す模式図である。
次に、前記Hg−Xe光源による露光時間と、塗膜の可溶化の効果との関係を調べた。結果を図2に示す。なお、実験では、前述の塗布液1(Pd−B)、塗布液2(Pd−V)、塗布液4(Co−V)の他に、塗布液1と塗布液3とを1:1の比で混ぜた塗布液(Pd−B+Pd−E)や、塗布液2と塗布液3とを1:1の比で混ぜた塗布液(Pd−V+Pd−E)についても同様に評価した。
塗布液1(0.5mL)をパイレックス(登録商標)からなるガラス基板(50x50x0.7t mm)にスピンコート(1000RPM)し、120℃、10分で乾燥した。形成された塗膜をL−線かメッシュ型フォトマスクを透してHg−Xe光源(〜15mW at 310nm)で40分露光し、露光部と未露光部との前記金属錯体に係る吸光スペクトル(UV−vis)を測定した。0.25wt%のTMAH水溶液に30s現像し、現像した膜の露光部と未露光部との前記金属錯体に係る吸光スペクトル(UV−vis)を測定することによって未露光部の膜厚を推定した。金属化するまでホットプレートの上で200℃で加熱し、未露光の部分の膜厚とXRDスペクトルを測定した。このようにして得られた金属薄膜パターンをレーザ顕微鏡で撮影した写真を図3に示す。図3に示すように、本実施例によれば、2μm未満の微細な構造を有する金属薄膜パターンも容易に製造することができた。この金属薄膜パターンをCu等でメッキすれば、微細で精巧な配線パターン等が得られる。
塗布液1を塗布液2と塗布液3とを1:1の比率で混合した溶液(Pd−V+Pd−E)に変え、露光時間を20分に変えた点を除いて、実施例2と同じ方法で金属薄膜パターンを製造した。また、本実施例では、L/S=1.5/100mmメッシュ型フォトマスクを使用した金属薄膜パターンも製造した。このようにして得られた金属薄膜パターンをレーザ顕微鏡で撮影した写真を図4に示す。図4に示すように、本実施例でも、2μm未満の微細な構造を有する金属薄膜パターンも容易に製造することができた。この金属薄膜パターンをCu等でメッキすれば、微細で精巧な配線パターン等が得られる。
塗布液4(Co−V)を用い、露光時間を25分に変えた点を除いて、実施例2と同じ方法で金属薄膜パターンを製造した。このようにして得られた金属薄膜パターンをレーザ顕微鏡で撮影した写真を図5に示す。図5に示すように、本実施例でも、2μm未満の微細な構造を有する金属薄膜パターンも容易に製造することができた。この金属薄膜パターンをCu等でメッキすれば、微細で精巧な配線パターン等が得られる。
塗布液2と塗布液3とを1:1の比率で混合し、同じ溶媒で[Pd]=0.1mol/Lになるように希釈した溶液(0.5mL)をPEN基板(50x50x0.7t mm)にスピンコート(1000RPM)し、120℃、10分で乾燥した。形成された塗膜をL/S=5/100mmメッシュ型フォトマスクを透してHg−Xe光源(〜15mW at 310nm)で20分露光した。0.25wt%のTMAH水溶液に30s現像した。金属化するまでホットプレートの上で200℃で加熱した。得られたパターン化パラジウム着PEN基板を下記の表2に示すような30℃無電解銅メッキ溶液で1分銅を析出させた。4端子法でシート抵抗の測定結果は0.5〜1.0Ω/□であった。透明テープを塗膜に貼り付けて剥がしたときに塗膜が基板に残るか調べる透明テープ密着力の試験で、密着力は十分と示した。また、このようにして得られた金属薄膜パターンをレーザ顕微鏡で撮影した写真を図6に示す。図6に示すように、本実施例でも、2μm未満の微細な構造を有する金属薄膜パターンも容易に製造することができた。
塗布液5(0.5mL)をパイレックス(登録商標)からなるガラス基板(50x50x0.7t mm)にスピンコート(1000RPM)し、120℃、10分で乾燥した。形成された膜をL−線フォトマスクを透してHg−Xe光源(〜15mW at 310nm)で20分露光した。0.25wt%のTMAH水溶液に30s現像した。金属化/酸化するまでホットプレートの上で500℃で加熱した。得られたパターン化酸化ニッケル・パラジウム着基板を実施例4と同様の無電解銅メッキ溶液で同様に銅を析出させた。4端子法でシート抵抗の測定結果は1.0Ω/□未満であった。前記透明テープ密着力の試験で密着力は十分と示した。また、このようにして得られた金属薄膜パターンをレーザ顕微鏡で撮影した写真を図7に示す。図7に示すように、本実施例でも、2μm未満の微細な構造を有する金属薄膜パターンも容易に製造することができた。なお、本実施例では、塗布液中のパラジウムにニッケルの酸化物が付着し、密着力が向上しているものと推測することができる。
10…基板 20…マスク 30…金属
Claims (4)
- 式(1)または式(2)で表される感光性金属錯体を含む塗布液を基体上に塗布して塗膜を形成する工程と、
前記塗膜の一部を露光する工程と、
前記塗膜のうち、露光された部分を除去する現像工程と、
前記塗膜に含まれる前記感光性金属錯体を金属に変化させる工程と、
前記金属を同じ金属または他の金属でメッキする工程と、
を有することを特徴とする金属薄膜パターンの製造方法。
式(1)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H)
式(1)及び式(2)におけるR1 〜R4 のうちの少なくとも1つは、式(3)〜式(6)のいずれかである。
式(3)〜式(5)におけるR13は、式(7)または式(8)である。
(a1)H
(a2)C1〜C20の飽和または非飽和アルキル基であって、CnH2n+1またはCnH2n-1-2xで表され、n=1〜20、x=0〜n−1の範囲であるもの
(a3)アルキルアミン基
(a4)カルビノール基
(a5)アルデヒドまたはケトン
(a6)COORで表され、R=CmH2m+1またはCmH2m-1-2y(m=0〜20、y=0〜m−1の範囲)であるもの
(a7)F、Cl、Br、またはI
(a8)CNまたはNO2
(a9)ヒドロキシまたはエーテル類
(a10)アミン類
(a11)アミド類
(a12)チオまたはチオエーテル類
(a13)ホスフィン類またはリン酸類
(a14)環状基、ベンゾ、アゾル、オキサゾル、チアゾル、またはジオキソル
式(6)におけるYは、下記(b1)〜(b5)のうちのいずれかである。
(b1)F、Cl、Br、またはI
(b2)オキソカルボニル基またはCH3COO−
(b3)アミド基またはCH3CONH−
(b4)スルホニル基またはCH3SO3−
(b5)ホスホリルオキシ基またはPh2POO−
式(7)におけるR9 〜R10及び式(8)におけるR9 〜R12は、それぞれ、下記(c1)〜(c15)のうちのいずれかである。
(c1)H
(c2)C1〜C20の飽和または非飽和アルキル基であって、CnH2n+1またはCnH2n-1-2xで表され、n=1〜20、x=0〜n−1の範囲であるもの
(c3)カルビノール基
(c4)アルデヒドまたはケトン
(c5)COORで表され、R=CmH2m+1またはCmH2m-1-2y(m=0〜20、y=0〜m−1の範囲)であるもの
(c6)F、Cl、Br、またはI
(c7)CNまたはNO2
(c8)ヒドロキシまたはエーテル類
(c9)アミン類
(c10)アミド類
(c11)チオまたはチオエーテル類
(c12)ホスフィン類またはリン酸類
(c13)環状基、ベンゾ、アゾル、オキサゾル、チアゾル、またはジオキソル
(c14)アルキルアミン基
(c15)2−ニトロベンジル構造を含む基 - 前記感光性金属錯体は、式(9)または式(10)で表されることを特徴とする請求項1に記載の金属薄膜パターンの製造方法。
式(9)及び式(10)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H) - 前記塗布液は、前記感光性金属錯体に加えて、式(11)で表される金属錯体を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の金属薄膜パターンの製造方法。
式(11)におけるXは、下記(d1)〜(d13)のうちのいずれかである。
(d1)ヒドロキシドまたはアルコキシド
(d2)カルボキシレート
(d3)β‐ケトネート(アセチルアセトナート)
(d4)金属と共有結合した有機部分
(d5)フッ酸塩、塩酸塩、臭酸塩、ヨウ酸塩
(d6)硝酸塩または亜硝酸塩
(d7)硫酸塩または亜硫酸塩
(d8)過塩素酸塩または次亜塩素酸塩
(d9)リン酸塩
(d10)ホウ酸塩
(d11)炭酸塩(−CO3 )
(d12)炭酸水素塩(−CO3H)
(d13)水素(−H)
式(11)におけるR21〜R24は、それぞれ、下記(e1)〜(e11)のいずれかであり、X11、X12は、O,NH,CO2 ,S,CON2H2,N=N,及びHN−NHのうちいずれかである。
(e1)ClH2l+1で表される基(但し、前記lは、0〜4いずれかの整数)
(e2)CmH2mで表される基(但し、前記mは、2〜4いずれかの整数)
(e3)CnH2n-1で表される基(但し、前記nは、2〜4いずれかの整数)
(e4)COORで表される基(但し、前記Rは、CpH2p+1(但し、前記pは、0〜4のいずれかの整数)または、R=C6H5で表される基)
(e5)アルデヒド、ケトン類、COCqH2q+1で表される基(但し、前記qは、0〜4のいずれかの整数)またはベンゾフェノン
(e6)ヒドロキシ(OH)またはエーテル類
(e7)アミン(NH2)またはアルキルアミン
(e8)アミド
(e9)ハロゲン類
(e10)ニトリル(CN)
(e11)ニトロ(NO2) - 前記メッキは無電解メッキ法でなされることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属薄膜パターンの製造方法。
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