JP2012202229A - 車両の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給油キャップを利用して蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置であって、給油キャップを大型にすることなく蒸発燃料を処理するとともに燃料の流出も好適に防ぐことが可能な蒸発燃料処理装置を提供する。
【解決手段】給油キャップに形成された筒状部25Bに、燃料タンクの内圧が所定圧以上になったときに開く正圧調整弁27を設け、筒状部25Bの燃料タンク内部側に、燃料タンクが所定角度以上傾いたときに正圧調整弁27を閉塞する球体のロールオーバーバルブ50を配置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、給油キャップを利用して燃料タンク内部で発生した蒸発燃料を燃料タンク外部に導く車両の蒸発燃料処理装置に関する。
自動二輪車用の燃料タンクの給油キャップにおいてタンク内圧が所定圧以上になると開弁する正圧調整弁と燃料の流出を防ぐ液漏れ防止用弁とを設けたものが特許文献1に開示されている(同文献、図4等参照)。この給油キャップでは正圧調整弁がキャニスタに連通しており、正圧調整弁を開放することで、燃料タンクの内圧をキャニスタ側に送ることができる。
特開平5−246367号公報
上記特許文献1に係る給油キャップでは、正圧調整弁と液漏れ防止用弁がそれぞれ別に設けられ給油キャップの横方向で並ぶため、給油キャップが大型化してしまう課題がある。また、この給油キャップでは液漏れ防止用の弁として球状弁を用いているが、このような球状弁を用いる場合には球状体の弁座に対する固着防止構造を考慮する必要性がある。そして、正圧調整弁と液漏れ防止用弁とが横方向に並ぶ構成において、さらに固着防止構造をさらに構成しようとした場合には、給油キャップがさらに大型化・複雑化する課題もある。またさらに、上記給油キャップでは液漏れ防止用弁を設けているものの、燃料タンクが傾いた場合には正圧調整弁に燃料の液圧がかかり、正圧調整弁側からキャニスタに燃料が浸入し、キャニスタの吸着能力が低下してしまう虞があるという課題もある。
一方で、上記特許文献1に係る給油キャップでは正圧調整弁のみを設ける構成であるが、タンク内の蒸発燃料の外部拡散を低減させるためには、タンク内圧が所定圧以下になると開弁する負圧調整弁も設けることが好ましい。しかしながら、上記給油キャップにおいて正圧調整弁に加え、負圧調整弁を設けた場合には、給油キャップのさらなる大型化が課題となり、小型車両への適用が困難となると考えられる。
また、上記特許文献1に係る給油キャップでは液漏れ防止用弁が常時大気(キャニスタ)に連通するものであるが、過剰な蒸発燃料の流出を防ぎキャニスタの小型化を図るためには、この種の蒸発燃料処理装置では、燃料タンクを密封式とした方が好ましい場合もある。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、給油キャップを利用して所定の正圧又は負圧になったときにのみ燃料タンクをキャニスタ(蒸発燃料貯留器)に連通し蒸発燃料を処理する燃料タンクを密封式とした蒸発燃料処理装置であって、給油キャップを大型にすることなく蒸発燃料を処理し、燃料の流出も好適に防ぐことが可能な車両の蒸発燃料処理装置の提供を目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、燃料を貯留する燃料タンク(2)と、前記燃料タンク(2)の給油口(3)を開閉自在に閉塞する給油キャップ(4)と、吸着剤によって蒸発燃料を吸着して貯留する蒸発燃料貯留器(6)と、前記燃料タンク(2)と前記蒸発燃料貯留器(6)とを連通させるチャージ通路(5)と、前記蒸発燃料貯留器(6)と内燃機関の吸気系(7)とを連通させるパージ通路(8)と、を備える車両の蒸発燃料処理装置において、前記給油キャップ(4)には、前記チャージ通路(5)と前記燃料タンク(2)内部とを連通させる連通室(25)が形成され、該連通室(25)は、一端を前記チャージ通路(5)側に開放し、他端を前記燃料タンク(2)内に開放する一対の筒状部(25A,25B)からなり、前記筒状部の一方(25B)には、前記燃料タンク(2)の内圧が所定圧以上になったときに開き、前記燃料タンク(2)内に生じた蒸発燃料を前記筒状部(25B)及び前記チャージ通路(5)を介して前記蒸発燃料貯留器(6)へ送る正圧調整弁(27)が設けられ、前記筒状部の他方(25A)には、前記燃料タンク(2)の内圧が所定圧以下になったときに開き、前記筒状部(25A)及び前記チャージ通路(5)を介して前記蒸発燃料貯留器(6)から大気を前記燃料タンク(2)へ送る負圧調整弁(26)が設けられ、前記正圧調整弁(27)が設けられる前記筒状部(25B)の前記燃料タンク(2)内部側には、前記燃料タンク(2)が所定角度以上傾いたときに前記正圧調整弁(27)を閉塞する球体のロールオーバーバルブ(50)が配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の蒸発燃料処理装置において、前記正圧調整弁(27)は、前記筒状部(25B)の内周面から内径方向に突出する環状の弁座(33)と、前記弁座(33)の端面に付勢されて当接する傘部(35)と、該傘部(35)に結合し前記弁座(33)の内周側に嵌合する軸部(34)とからなり、前記正圧調整弁(27)は、前記傘部(35)を前記弁座(33)に当接させた閉塞時に前記軸部(34)が前記弁座(33)から突出するように前記筒状部(25B)内に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両の蒸発燃料処理装置において、前記ロールオーバーバルブ(50)の径は、前記筒状部(25B)の径に対して蒸発燃料を通過可能な程度にわずかに小さいことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の蒸発燃料処理装置において、前記給油キャップ(4)は、キーシリンダ(20)とヒンジ(13)とを有し、前記ヒンジ(13)によって前記燃料タンク(2)に連結されて開閉自在であり、前記正圧調整弁(27)及び前記負圧調整弁(26)は隣接して配置され、前記キーシリンダ(20)に対し前記ヒンジ(13)と反対側に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の車両の蒸発燃料処理装置において、前記傘部(35)に対する付勢力と、前記傘部(35)及び前記軸部(34)の荷重とを加算した荷重を、前記ロールオーバーバルブ(50)の荷重よりも大きく設定し、前記傘部(35)に対する付勢力を、前記ロールオーバーバルブ(50)の荷重よりも小さく設定し、前記燃料タンク(2)の正立時には、前記軸部(34)を前記弁座(33)から突出させることで、前記ロールオーバーバルブ(50)の前記弁座(33)に対する固着を防止し、前記燃料タンク(2)が所定角以上傾いた際は、前記ロールオーバーバルブ(50)が自重及び前記筒状部(25B)内に浸入する燃料から受ける荷重により前記軸部(34)を押し上げることで、前記正圧調整弁(27)を押し開き、前記弁座(33)を閉塞することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、正圧調整弁と液漏れ防止用のロールオーバーバルブとを給油キャップの縦方向(閉塞する給油口の軸方向)に並べて配置することで、給油キャップをコンパクトとしながら蒸発燃料を処理可能であるとともに燃料タンク内の燃料の流出も好適に防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、燃料タンクが傾いていない状態では軸部が弁座から突出しているので、ロールオーバーバルブが弁座に固着するのを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、液体燃料の重量がロールオーバーバルブに乗るため、弁座を緊密に閉塞できる。
請求項4に記載の発明によれば、比較的大型なキーシリンダをヒンジに近い部位に配置することで、開閉時に給油口に干渉しない小型な給油キャップを容易に設計できる。
本発明の第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップの断面図である。 第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップの上面図である。 第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップの断面図である。 第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップに設けられた正圧調整弁の周辺部位の断面図であり、(a)は燃料タンクの正立時の状態を示す図であり、(b)は燃料タンクの傾斜時であってロールオーバーバルブが正圧調整弁を閉塞した状態を示す図である。 第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置の操作方法を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップの断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る蒸発燃料処理装置に係る給油キャップの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明で用いる図面においてUPは上方を示し、FRは前方を示すものとし、説明の便宜上、下記実施形態ではこれらの方向を基準に説明を行うものとする。
<第1の実施形態>
図1は自動二輪車用の燃料タンクに適用された第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1の概略構成を示しており、この蒸発燃料処理装置1は、燃料タンク2と、燃料タンク2の給油口3に開閉可能に取り付けられた給油キャップ4と、燃料タンク2を貫通して給油キャップ4に接続するチャージ配管5と、燃料タンク2外部でチャージ配管5に接続する蒸発燃料貯留器6と、蒸発燃料貯留器6と吸気系を構成する一部材であるコネクティングチューブ7とを連通させるパージ配管8とを備え、蒸発燃料貯留器6には大気を吸入するドレン管6Aが設けられている。
図2に示すように燃料タンク2には、上部外壁から屈曲して凹んだ断面視で凹状の座部9が形成され、給油口3は平面視(上面視)で円形を呈し、座部9の略中央領域に形成されている。チャージ配管5は、給油キャップ4を介して燃料タンク2内部に連通し、蒸発燃料貯留器6に燃料タンク2内部で生じた蒸発燃料を送る。蒸発燃料貯留器6は内部に吸着剤を有し、チャージ配管5から送給された蒸発燃料を吸着させて貯留する。
給油キャップ4は、座部9に固定される円環状の外枠部10と外枠部10の内側に配置されたキャップ本体11とを備えており、外枠部10には複数の座ぐり孔12が形成されている。給油キャップ4は外枠部10の座ぐり孔12にボルトを挿通されて座部9に固定されている。キャップ本体11は外枠部10にヒンジ13によって連結され、図中回転矢印A方向に開閉可能とされている。
キャップ本体11の下面には円筒状のタンブラ14が設けられ、タンブラ14は上端縁にフランジ部15を一体に有し、フランジ部15に貫通される複数のネジ15Aによってキャップ本体11の下面に固定されている。タンブラ14には給油口3の内周面に圧接される樹脂材料からなるシール材16が嵌め込まれている。シール材16はタンブラ14のフランジ部15の内周側に一端を当接したスプリング17によって下方に付勢されている。
シール材16は上端部を外周方向に屈曲させ、この屈曲部をタンブラ14のフランジ部15の外周側から垂下する規制部材18Aに当接させることで位置規制される。なお、図中18Bは規制部材18Aを固定する固定部材を示している。
キャップ本体11の上部には、図中回転矢印B方向に開閉するキーカバー19がヒンジ19Aによって連結され、キーカバー19はキーシリンダ20を外部に露出させる。キーシリンダ20はタンブラ14内に形成されたシリンダ室21に収容され、その鍵穴を上方に臨ませる。キーシリンダ20は下部側でシリンダ室21に設けられた樹脂材料からなるマウント部材23に当接し、挿し込まれたキーの挿し込みによってマウント部材23の圧縮分だけ押し込み可能になっている。
キーシリンダ20は、キーを挿し込まれて下方に変位され回転されることで、キャップ本体11のロック状態を解除する。具体的には、キーシリンダ20にはキーの回転に応じてキーシリンダ20の径方向に進退する図示しない係止片が設けられており、この係止片を燃料タンク2に設けられた図示しない制止部に係止することでキャップ本体11の開放を規制する構成になっている。
タンブラ14のシリンダ室21の側方には、シリンダ室21に平行に延出する連通室25が形成され、この連通室25の下端部は燃料タンク2内部に開口し、蒸発燃料及び液状の燃料を通過可能な例えばメッシュ状のフィルタ部材24で覆われている。また連通室25の上端部はキャップ本体11の下面で閉塞されている。
図3を参照し、連通室25はタンブラ14に穿設されるように形成された隣接した一対の筒状部25A,25Bからなり、筒状部25Aには負圧調整弁26が設けられ、筒状部25Bには正圧調整弁27が設けられている。負圧調整弁26及び正圧調整弁27によって連通室25は、下方の燃料タンク2内部側と上方の燃料タンク2外部側とに分離されている。負圧調整弁26は、燃料タンク2内部側から所定の付勢力で付勢され、燃料タンク2の内圧が所定圧以下になったときに開き、正圧調整弁27は、燃料タンク2外部側から所定の付勢力で付勢され、燃料タンク2の内圧が所定圧以上になったときに開く。ここで、負圧調整弁26及び正圧調整弁27は、キーシリンダ20に対しヒンジ13と反対側に配置されている。
図2に示すように負圧調整弁26は、筒状部25Aの内周面から内径方向に突出して形成された孔部28Aを有する弁座28と、弁座28の孔部28Aに嵌合挿通される軸部29及び軸部29の下端に結合されて弁座28に燃料タンク2の内側から当接する傘部30を有する弁体31と、フィルタ部材24に一端を当接するとともに他端を弁体31の傘部30に当接して付勢するスプリング32とで構成されている。スプリング32はフィルタ部材24と弁体31との間に縮めて設けられており、弁体31に所定の付勢力を付与している。
一方、図4、図5に示すように正圧調整弁27は、筒状部25Bの内周面から内径方向に突出して形成された孔部33Aを有する弁座33と、弁座33の孔部33Aに挿通される軸部34及び軸部34の上端に結合されて弁座33に燃料タンク2外側から当接する傘部35を有する弁体36と、キャップ本体11の下面に一端を当接し、他端を弁体36の傘部35に当接して付勢するスプリング37とで構成され、傘部35を弁座33に当接した閉塞時には、軸部34が図5(A)に示すように正圧調整弁27の弁座33から下方に突出している。スプリング37はキャップ本体11と弁体36との間に縮めて設けられており、弁体36に所定の付勢力を付与している。
弁座33の下部には下方に向かうほど孔部33Aの内径を拡径する(大きくする)傾斜部38が一体に形成されており、筒状部25Bにおいて弁座33の下方には、弁座33とフィルタ部材24との間で遊動自在な球体のロールオーバーバルブ50が収容されている。ロールオーバーバルブ50は、その径(直径)が筒状部25Bの径に対して蒸発燃料を通過可能な程度にわずかに小さく設定されており、図5(B)に示すように燃料タンク2が所定角度以上傾いたときに浸入してきた燃料にも押され正圧調整弁27の軸部34を押し上げ弁座33(傾斜部38)を閉塞して燃料の流出を防ぐ。ここでロールオーバーバルブ50が傾斜部38に当接することで両者の密着性が向上する。
図2を参照し、筒状部25A,25Bの上端部はキャップ本体11の下面で閉塞される一方、負圧調整弁26及び正圧調整弁27によって燃料タンク2内側と分離された筒状部25A,25Bの上部側空間は互いに連通し、筒状部25Aの上部内周面からはフランジ部15の径方向に延出するキャップ内チャージ通路39が形成されている。キャップ内チャージ通路39は、フランジ部15の内部を貫通し、キャップ本体11と座部9との間に形成される空間において下方に開口している。
キャップ内チャージ通路39の下方に向いた開口には円筒状の円筒弾性部材40が気密に結合されている。円筒弾性部材40の下端部は、キャップ本体11の閉じた状態で座部9に密接し、座部9に形成された連通開口41を覆う。連通開口41は座部9から燃料タンク2内部に貫通する孔であり、燃料タンク2の内部に配されたチャージ配管5に気密に接続されている。これにより、燃料タンク2内部から蒸発燃料貯留器6までの経路が形成される。
また、図2に示すようにタンブラ14にはシリンダ室21上部と筒状部25A上部とを連通させる貫通孔42が設けられており、貫通孔42には押圧片43が挿通されている。また、タンブラ14には、シリンダ室21下部と連通室25下部とを連通させるダイヤフラム室44が形成されている。
貫通孔42は、負圧調整弁26によって仕切られる筒状部25Aの燃料タンク2外部側に開口し、押圧片43は、一端をキーシリンダ20に固定するとともに、他端を連通室25内に臨ませて負圧調整弁26の弁体31の軸部29上端に当接させるように配置されている。この押圧片43は、キーシリンダ20の下方への移動に連動して下方に変位することで、弁体31を下方に押し下げ負圧調整弁26を強制的に開放させる。
一方、ダイヤフラム室44は、負圧調整弁26によって仕切られる筒状部25Aの燃料タンク2内部側からキーシリンダ20側に凹むように形成され、シリンダ室21に貫通する連通路44Aを有してシリンダ室21に連通する。ダイヤフラム室44内にはダイヤフラム45が設けられ、ダイヤフラム45を挟んでダイヤフラム室44のシリンダ室21側は燃料タンク2内部から気相分離されている。
連通路44Aの延長上においてシリンダ室21内のキーシリンダ20の外周面には凹状の係合溝46が形成され、ダイヤフラム45には係合溝46に係合可能な係合ピン47が結合されている。ダイヤフラム室44内の連通路44A側には、燃料タンク2の内圧に抗して係合ピン47を係合溝46に係合させない方向にダイヤフラム45を付勢する付勢部材48が収容されている。これにより、係合ピン47は、燃料タンク2の内圧が高い場合にダイヤフラム45が付勢部材48を圧縮することで係合溝46に係合しキーシリンダ20の回転を規制する。また燃料タンク2の内圧が大気と平準化された場合に係合ピン47は、ダイヤフラム45が付勢部材48に付勢されることで係合溝46との係合を解除し、キーシリンダ20の回転を許容する。
以上の構成の蒸発燃料処理装置1では、燃料タンク2の内圧が所定圧以下になり負圧調整弁26が開放した場合には、燃料タンク2とチャージ配管5とが給油キャップ4を経由して連通するので、チャージ配管5を介して蒸発燃料貯留器6から大気を燃料タンク2へ送ることが可能となる。また、燃料タンク2の内圧が所定圧以上になった場合には、正圧調整弁27が開放することで燃料タンク2とチャージ配管5とが給油キャップ4を経由して連通するので、燃料タンク2内に生じた蒸発燃料をチャージ配管5を介して蒸発燃料貯留器6へ送ることが可能となる。
また、図6を参照し、キーシリンダ20に挿し込んだキー49によってキーシリンダ20を押し下げた場合には、押圧片43が負圧調整弁26の弁体31を押し下げ、負圧調整弁26が開放される。このように負圧調整弁26が開放されると、図中矢印に参照されるように、燃料タンク2内の内圧が、筒状部25A、キャップ内チャージ通路39、円筒弾性部材40、及びチャージ配管5を経由して蒸発燃料貯留器6側に抜ける。そして燃料タンク2の内圧が下がると、係合ピン47が図中矢印方向に移動し係合溝46との係合を解除し、キーシリンダ20の回転が許容され、給油キャップ4を開くことが可能となる。
以上に記載した本実施形態に係る蒸発燃料処理装置1では、正圧調整弁27が設けられる筒状部25Bの燃料タンク2内部側に、燃料タンク2が所定角度以上傾いたときに正圧調整弁27を閉塞する球体のロールオーバーバルブ50が配置されている。このような構造によれば、正圧調整弁27と液漏れ防止用のロールオーバーバルブ50とを給油キャップ4の縦方向(閉塞する給油口3の軸方向)に並べて配置することで、給油キャップ4をコンパクトとしながら蒸発燃料を処理可能であるとともに、燃料タンク2内の燃料の流出も好適に防ぐことができる。
また、正圧調整弁27は、筒状部25Bの内周面から内径方向に突出する環状の弁座33と、弁座33の端面に付勢されて当接する傘部35と、弁座33の内周側に嵌合する軸部34とからなり、正圧調整弁27の閉塞時に軸部34が弁座33から突出するように配置されている。このような構造によれば、燃料タンク2が傾いていない状態では軸部34が弁座33から突出しているので、ロールオーバーバルブ50が弁座28に固着するのを防ぐことができる。
ここで、弁体36(傘部35及び軸部34)とスプリング37との関係においては、スプリング37の傘部35に対する付勢力と、傘部35及び軸部34の荷重とを加算した荷重を、ロールオーバーバルブ50の荷重よりも大きく設定し、スプリング37の傘部35に対する付勢力を、ロールオーバーバルブ50の荷重よりも小さく設定することが好ましい。このような荷重の関係した場合には、確実性をもって、燃料タンク2の正立時に、軸部34を弁座33から突出させることで、ロールオーバーバルブ50の弁座33に対する固着を防止することができ、また燃料タンク2が所定角以上傾いた際は、ロールオーバーバルブ50が自重及び筒状部25B内に浸入する燃料から受ける荷重により軸部34を押し上げることで、正圧調整弁27を開放することができる。
また上記実施形態では、ロールオーバーバルブ50の径は、筒状部25Bの径に対して蒸発燃料を通過可能な程度にわずかに小さく設定されている。この場合、燃料タンク2が傾き液体燃料が筒状部25Bに到達すると液体燃料の流れによってロールオーバーバルブ50が押され、その後、ロールオーバーバルブ50が正圧調整弁27が押し上げ弁座28を閉塞させるが、ロールオーバーバルブ50の径が筒状部25Bの径に対してわずかに小さく比較的大型のものとなるため、液体燃料の重量がロールオーバーバルブ50に乗り、弁座28を緊密に閉塞できる。
さらに、給油キャップ4は、キーシリンダ20とヒンジ13とを有し、ヒンジ13によって燃料タンク2に連結されて開閉自在であり、正圧調整弁27及び負圧調整弁26は隣接して配置され、キーシリンダ20に対しヒンジ13と反対側に配置されている。このような構造では、比較的大型なキーシリンダ20をヒンジ13に近い部位に配置することで、開閉時に給油口3に干渉しない小型な給油キャップ2を容易に設計できる。
<第2の実施形態>
次に本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態における第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号で示し説明を省略する。
図7に示すように本実施形態では、タンブラ14においてシリンダ室21と筒状部25Aとの間に貫通孔60が設けられ、貫通孔60は負圧調整弁26(弁座28)によって仕切られる筒状部25Aの燃料タンク2内部側に開口する。貫通孔60に挿通された押圧片61は、一端をキーシリンダ20に固定するとともに、他端を筒状部25A内に臨ませて弁体31の傘部30に上方から当接する。押圧片61の当該他端は弁座28と弁体31の傘部30に挟み込まれ、この状態で気密性が保持され、押圧片61はキーシリンダ20の下方への移動に連動して下方に変位する。この実施形態の構成では、タンブラ14のシリンダ室21の軸方向長さの短縮化を図れる。
<第3の実施形態>
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態ではダイヤフラム45の構成が第1の実施形態と異なる。本実施形態における第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号で示し説明を省略する。
図8に示すように本実施形態では、タンブラ14に、第1の実施形態と同様にキーシリンダ20と筒状部25Aに跨るダイヤフラム室64が形成されている。ダイヤフラム室64は、負圧調整弁26によって仕切られる筒状部25Aの燃料タンク2内部側からキーシリンダ20側に凹むように形成され、シリンダ室21に貫通する連通路64Aを有してシリンダ室21に連通する。ダイヤフラム室64内の燃料タンク2側には、連通路44A側の気圧に抗して係合ピン47を係合溝46に係合させる方向にダイヤフラム45を付勢する付勢部材65が設けられている。付勢部材65はダイヤフラム室64の燃料タンク2側の縁部に形成された凸片66に一端を支持されている。
本実施形態に係る構成では、燃料タンク2の内圧が高い場合に、ダイヤフラム45がタンク内圧を受けるとともに、付勢部材48に付勢されて、係合ピン47が係合溝46に係合し、キーシリンダ20の回転を規制する。そして、燃料タンク2の内圧が低くなり、連通路44A側の気圧を下回った場合に、ダイヤフラム45が付勢部材48の付勢力に抗して変位して、係合ピン47と係合溝46との係合が解除させることで、キーシリンダ20の回転が許容される。
1 蒸発燃料処理装置
2 燃料タンク
5 チャージ通路
6 蒸発燃料貯留器
8 パージ通路
20 キーシリンダ
25 連通室
25A,25B 筒状部
26 負圧調整弁
27 正圧調整弁
50 ロールオーバーバルブ

Claims (5)

  1. 燃料を貯留する燃料タンク(2)と、前記燃料タンク(2)の給油口(3)を開閉自在に閉塞する給油キャップ(4)と、吸着剤によって蒸発燃料を吸着して貯留する蒸発燃料貯留器(6)と、前記燃料タンク(2)と前記蒸発燃料貯留器(6)とを連通させるチャージ通路(5)と、前記蒸発燃料貯留器(6)と内燃機関の吸気系(7)とを連通させるパージ通路(8)と、を備える車両の蒸発燃料処理装置において、
    前記給油キャップ(4)には、前記チャージ通路(5)と前記燃料タンク(2)内部とを連通させる連通室(25)が形成され、
    該連通室(25)は、一端を前記チャージ通路(5)側に開放し、他端を前記燃料タンク(2)内に開放する一対の筒状部(25A,25B)からなり、
    前記筒状部の一方(25B)には、前記燃料タンク(2)の内圧が所定圧以上になったときに開き、前記燃料タンク(2)内に生じた蒸発燃料を前記筒状部(25B)及び前記チャージ通路(5)を介して前記蒸発燃料貯留器(6)へ送る正圧調整弁(27)が設けられ、
    前記筒状部の他方(25A)には、前記燃料タンク(2)の内圧が所定圧以下になったときに開き、前記筒状部(25A)及び前記チャージ通路(5)を介して前記蒸発燃料貯留器(6)から大気を前記燃料タンク(2)へ送る負圧調整弁(26)が設けられ、
    前記正圧調整弁(27)が設けられる前記筒状部(25B)の前記燃料タンク(2)内部側には、前記燃料タンク(2)が所定角度以上傾いたときに前記正圧調整弁(27)を閉塞する球体のロールオーバーバルブ(50)が配置されていることを特徴とする車両の蒸発燃料処理装置。
  2. 前記正圧調整弁(27)は、前記筒状部(25B)の内周面から内径方向に突出する環状の弁座(33)と、前記弁座(33)の端面に付勢されて当接する傘部(35)と、該傘部(35)に結合し前記弁座(33)の内周側に嵌合する軸部(34)とからなり、
    前記正圧調整弁(27)は、前記傘部(35)を前記弁座(33)に当接させた閉塞時に前記軸部(34)が前記弁座(33)から突出するように前記筒状部(25B)内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記ロールオーバーバルブ(50)の径は、前記筒状部(25B)の径に対して蒸発燃料を通過可能な程度にわずかに小さいことを特徴とする請求項2に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記給油キャップ(4)は、キーシリンダ(20)とヒンジ(13)とを有し、前記ヒンジ(13)によって前記燃料タンク(2)に連結されて開閉自在であり、
    前記正圧調整弁(27)及び前記負圧調整弁(26)は隣接して配置され、前記キーシリンダ(20)に対し前記ヒンジ(13)と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記傘部(35)に対する付勢力と、前記傘部(35)及び前記軸部(34)の荷重とを加算した荷重を、前記ロールオーバーバルブ(50)の荷重よりも大きく設定し、
    前記傘部(35)に対する付勢力を、前記ロールオーバーバルブ(50)の荷重よりも小さく設定し、
    前記燃料タンク(2)の正立時には、前記軸部(34)を前記弁座(33)から突出させることで、前記ロールオーバーバルブ(50)の前記弁座(33)に対する固着を防止し、
    前記燃料タンク(2)が所定角以上傾いた際は、前記ロールオーバーバルブ(50)が自重及び前記筒状部(25B)内に浸入する燃料から受ける荷重により前記軸部(34)を押し上げることで、前記正圧調整弁(27)を押し開き、前記弁座(33)を閉塞することを特徴とする請求項2に記載の車両の蒸発燃料処理装置。
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