JP2012201268A - スライドレール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造によりスライドレール内の摺動部分や電気的接続部に水等の液体が浸入することを防止できるスライドレール構造を提供する。
【解決手段】本スライドレール構造1は、長手方向に沿って上面に開口部24を有するスライドレール2と、開口部24に沿って移動可能な移動部材3と、移動部材3に取り付けられ、開口部全体を遮蔽し且つ移動部材の移動に伴って移動可能な遮蔽部材4と、を備え、遮蔽部材4は、幅方向の両端側に、スライドレール2の幅方向の壁面23の内側又は外側に水を落下させる防水部5を具備する。防水部5は、遮蔽部材4の下面に垂下するように設けられ、遮蔽部材4の長手方向の一端から他端まで連続して形成されている。これにより摺動部分や電気的接続部に水等が落下することを防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】本スライドレール構造1は、長手方向に沿って上面に開口部24を有するスライドレール2と、開口部24に沿って移動可能な移動部材3と、移動部材3に取り付けられ、開口部全体を遮蔽し且つ移動部材の移動に伴って移動可能な遮蔽部材4と、を備え、遮蔽部材4は、幅方向の両端側に、スライドレール2の幅方向の壁面23の内側又は外側に水を落下させる防水部5を具備する。防水部5は、遮蔽部材4の下面に垂下するように設けられ、遮蔽部材4の長手方向の一端から他端まで連続して形成されている。これにより摺動部分や電気的接続部に水等が落下することを防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明はスライドレール構造に関し、詳しくは、スライドレール内の摺動部分や電気的接続部に水等が浸入することを防止するスライドレール構造に関する。
自動車用シート等の移動物を取り付けたり、移動物に給電を行ったりするために、床に固定されたレールに沿って移動物を前後に移動させるスライドレールが用いられている。そのようなスライドレールの多くにおいては、レールの上面部に長手方向に沿って開口部が形成され、移動物の支持部や移動物への給電部をその開口部に沿って移動させる構造が採用されている。しかし、この開口部からレール内部にゴミや小石等が侵入し、スライドレール上の円滑な前後移動に支障をきたすという問題があった。これを解決するため、シートを載せたスライダに開口部よりも幅が広くかつレール端部で巻き取られるコイルスプリングを取り付けた車両用シートの取付構造が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、自動車用電動シートでは、車体フロア側の電源からの配線と、シート本体側の電装品への配線とを連結する必要がある。このため、ケーブル配索レールをスライドレールに隣接して設け、シャッターをケーブル配索レールの長手方向に向けて回込み走行可能に組み付け、ケーブル配索レールのスリットをシャッターの上面部分で覆い、給電ケーブルをシート本体の位置移動に伴うシャッターの走行移動に従動するように備え付ける自動車用スライドシートの給電設備が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。これによって、給電ケーブルが足回りの邪魔とならず、傘の先端等が入り込むのを防ぐことができるとされている。
また、自動車用電動シートでは、車体フロア側の電源からの配線と、シート本体側の電装品への配線とを連結する必要がある。このため、ケーブル配索レールをスライドレールに隣接して設け、シャッターをケーブル配索レールの長手方向に向けて回込み走行可能に組み付け、ケーブル配索レールのスリットをシャッターの上面部分で覆い、給電ケーブルをシート本体の位置移動に伴うシャッターの走行移動に従動するように備え付ける自動車用スライドシートの給電設備が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。これによって、給電ケーブルが足回りの邪魔とならず、傘の先端等が入り込むのを防ぐことができるとされている。
移動部材をレールに沿って移動可能とするスライドレールでは、その開口部から異物が内部へ浸入することによって移動部材の円滑な移動が困難になる。従来、前記のとおり、コイルスプリングやシャッター等の遮蔽部材を設けてスライドレールの開口部を塞ぐことによって、スライドレール内にゴミ等異物が進入しないようにしていた。
しかし、遮蔽部材によりゴミ等異物が直接開口部から内部へ侵入することを防ぐことができるとしても、水等の液体は遮蔽部材とスライドレールとの隙間を伝うことで開口部に到達し、開口部から内部へ浸入するという問題があった。水等のスライドレール内への侵入によって、移動部材の円滑な移動に支障が生じるばかりでなく、移動物に給電するためにスライドレール内に電気的接続部を設けた給電機能付きのスライドレールでは、液体が電気的接続部に達して電極間がショートしたり、接触不良を起したりするという問題があった。このため、液体が内部に侵入するのを防止する手段が望まれていた。
しかし、遮蔽部材によりゴミ等異物が直接開口部から内部へ侵入することを防ぐことができるとしても、水等の液体は遮蔽部材とスライドレールとの隙間を伝うことで開口部に到達し、開口部から内部へ浸入するという問題があった。水等のスライドレール内への侵入によって、移動部材の円滑な移動に支障が生じるばかりでなく、移動物に給電するためにスライドレール内に電気的接続部を設けた給電機能付きのスライドレールでは、液体が電気的接続部に達して電極間がショートしたり、接触不良を起したりするという問題があった。このため、液体が内部に侵入するのを防止する手段が望まれていた。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、簡単な構造によりスライドレール内の摺動部分や電気的接続部に水等の液体が浸入することを防止できるスライドレール構造を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本第1発明のスライドレール構造は、長手方向に沿って上面に開口部を有するスライドレールと、該開口部に沿って移動可能な移動部材と、該移動部材に取り付けられ、該開口部全体を遮蔽し且つ該移動部材の移動に伴って移動可能な遮蔽部材と、を備えるスライドレール構造であって、前記遮蔽部材は、該遮蔽部材の幅方向の両端側に、前記スライドレールの幅方向の壁面の内側又は外側に水を落下させる防水部を具備することを要旨とする。
本第2発明は、前記第1発明において、前記スライドレールの底面の幅方向の両端側に排水孔が形成されており、前記防水部は、前記排水孔に向けて垂下するように前記遮蔽部材の下面に設けられ、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されていることを要旨とする。
本第3発明は、前記第1発明において、前記遮蔽部材は前記スライドレールの上面を覆い、前記防水部は、前記遮蔽部材の幅方向の両端に該遮蔽部材と一体に、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されており、前記スライドレールの幅方向の外壁側に垂下していることを要旨とする。
本第4発明は、前記第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記防水部は前記遮蔽部材と共に前記スライドレールの長手方向の端部側で巻き取られることを要旨とする。
本第5発明は、前記第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記スライドレールは、該スライドレール内の底面の幅方向中央に設けられ前記移動部材を長手方向に摺動させる案内溝と、該案内溝に設けられた1又は2以上の給電レールとを備え、前記移動部材は、前記給電レールと接触する1又は2以上の電極と、該電極と接続され前記遮蔽部材を挿通して突出するコネクタ部とを備え、前記移動部材に備えられた前記コネクタ部を介して移動物に給電を行うことを要旨とする。
本第2発明は、前記第1発明において、前記スライドレールの底面の幅方向の両端側に排水孔が形成されており、前記防水部は、前記排水孔に向けて垂下するように前記遮蔽部材の下面に設けられ、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されていることを要旨とする。
本第3発明は、前記第1発明において、前記遮蔽部材は前記スライドレールの上面を覆い、前記防水部は、前記遮蔽部材の幅方向の両端に該遮蔽部材と一体に、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されており、前記スライドレールの幅方向の外壁側に垂下していることを要旨とする。
本第4発明は、前記第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記防水部は前記遮蔽部材と共に前記スライドレールの長手方向の端部側で巻き取られることを要旨とする。
本第5発明は、前記第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記スライドレールは、該スライドレール内の底面の幅方向中央に設けられ前記移動部材を長手方向に摺動させる案内溝と、該案内溝に設けられた1又は2以上の給電レールとを備え、前記移動部材は、前記給電レールと接触する1又は2以上の電極と、該電極と接続され前記遮蔽部材を挿通して突出するコネクタ部とを備え、前記移動部材に備えられた前記コネクタ部を介して移動物に給電を行うことを要旨とする。
本発明のスライドレール構造によれば、長手方向に沿って上面に開口部を有するスライドレールと、その開口部に沿って移動可能な移動部材と、移動部材に取り付けられ、開口部全体を遮蔽し且つ移動部材の移動に伴って移動可能な遮蔽部材と、を備え、遮蔽部材は、遮蔽部材の幅方向、即ち、スライドレールの短手側である幅方向の両端側に、スライドレールの幅方向の壁面の内側、又は壁面の外側に水を落下させる防水部を具備するため、遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入した水等の液体を、スライドレールの壁面の内側近傍に落下させるか、又は遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入しようとする液体を、スライドレールの壁面の外側に落下させることができる。これによって、水等の液体がスライドレール内の中央部に落下することを防止して、開口部の下方にある摺動部分や電気的接続部に水等の液体が侵入しないようにすることができる。また、本スライドレール構造は、極めて簡単な構造と少ない部品数によって実現することができる。
スライドレールの底面の幅方向の両端側に排水孔が形成されており、防水部は、その排水孔に向けて垂下するように遮蔽部材の下面に設けられ、且つ遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されている場合は、遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入した水等の液体を、スライドレールの幅方向の壁面の内側に落下させ、排水孔から排出することができる。これによって、極めて簡単な構造と少ない部品数により、開口部の下方にある摺動部分や電気的接続部に水等の液体が侵入しないようにすることができる。
遮蔽部材がスライドレールの上面を覆い、防水部が遮蔽部材の幅方向の両端に遮蔽部材と一体に、且つ遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されており、スライドレールの幅方向の外壁側に垂下している場合は、遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入しようとする水等を、スライドレールの壁面の外側に落下させることができる。これにより、水等が開口部からスライドレール内に侵入することを防止することができる。また、遮蔽部材上に水等が滞留するのを防ぐことができる。これによって、極めて簡単な構造と少ない部品数により、開口部の下方にある摺動部分や電気的接続部に水等の液体が侵入しないようにすることができる。
防水部は遮蔽部材と共にスライドレールの長手方向の端部側で巻き取られる場合は、遮蔽部材及び防水部が移動部材と共に開口部に沿って移動しても、スライドレールの両端から余った遮蔽部材及び防水部が丸められるため、嵩張ることなく収納することができる。また、特に巻き取り機構を設ける必要もない。
スライドレールが、スライドレール内の底面の幅方向中央に設けられ移動部材を長手方向に摺動させる案内溝と、その案内溝に設けられた給電レールとを備え、移動部材は、給電レールと接触する電極と、その電極と接続され遮蔽部材を挿通して突出するコネクタ部とを備える場合は、スライドレールを固定した床側の電源から移動部材のコネクタ部と接続された移動物側の電装品に、電源や信号を供給することができる。また、防水部により給電レールに水等の液体が付着することなく、ショートや接触不良等の障害を抑制することができる。
スライドレールが、スライドレール内の底面の幅方向中央に設けられ移動部材を長手方向に摺動させる案内溝と、その案内溝に設けられた給電レールとを備え、移動部材は、給電レールと接触する電極と、その電極と接続され遮蔽部材を挿通して突出するコネクタ部とを備える場合は、スライドレールを固定した床側の電源から移動部材のコネクタ部と接続された移動物側の電装品に、電源や信号を供給することができる。また、防水部により給電レールに水等の液体が付着することなく、ショートや接触不良等の障害を抑制することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述によって更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
スライドレール構造に係る実施形態を示す斜視図である。
スライドレール構造に係る実施形態を示す長手方向の断面図である。
スライドレール構造に係る実施形態を示す幅方向の断面図である。
防水部を備えた遮蔽部材の巻取り部の断面図である。
スライドレール構造に係る別の実施形態を示す幅方向の断面図である。
以下、図1〜5を参照しながら本発明のスライドレール構造を詳しく説明する。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
図1に例示する実施形態のスライドレール構造1は、長手方向に沿って上面21に開口部24を有するスライドレール2と、開口部24に沿って移動可能な移動部材3と、移動部材3に取り付けられ、開口部24全体を遮蔽し且つ移動部材3の移動に伴って移動可能な遮蔽部材4と、を備える。そして、図2及び図3に例示するように、前記遮蔽部材4は、遮蔽部材4の幅方向の両端側に、スライドレール2の幅方向の壁面23の内側と支持部27との間に水を落下させる、又は壁面23の外側に水を落下させる防水部5を具備することを特徴とする。
前記スライドレール2は、図1に例示するように、長尺物であって断面の主要な形状が略凹形状に形成されており、底面22と、底面22の幅方向の両端部から立ち上がる壁面23と、底面22と対向する上面21の開口部24と、を少なくとも備える。ここで、スライドレールの長尺の方向を長手方向、壁面23に垂直な方向を幅方向とする。また、スライドレールの上面に上壁面を設け、開口部24は、その上壁面の幅方向中央に所定の幅で形成されてもよい。開口部24は、スライドレールの長手方向に貫通される。このようなスライドレールの具体的な形状、材質、寸法は特に問わない。
また、スライドレール内部の底面上に、移動部材3を開口部24に沿って長手方向に移動可能に支持するための支持部27を設けることができる。支持部27の幅方向の中央には、スライドレールの長手方向に貫通した案内溝28を設け、移動部材3が案内溝28に沿って摺動可能な構造とすることができる。
また、スライドレール内部の底面上に、移動部材3を開口部24に沿って長手方向に移動可能に支持するための支持部27を設けることができる。支持部27の幅方向の中央には、スライドレールの長手方向に貫通した案内溝28を設け、移動部材3が案内溝28に沿って摺動可能な構造とすることができる。
前記移動部材3は、スライドレール2の開口部24に沿って、スライドレール2の長手方向に移動可能な部材である。移動部材の用途、形状、材質、寸法は特に問わない。例えば、スライドレールの長手方向に沿って移動する外部部材(移動物)を支持したり、移動する外部部材に従動したりさせる用途に用いることができる。また、そのような外部部材側に、固定されたスライドレール側の電源を接続して給電するために用いることができる。
移動部材3のスライドレール2に沿った移動の方法は適宜に選択することができる。例えば、上記スライドレール2に設けられた支持部27に形成された案内溝28内を、移動部材3が摺動するようにすることができる。また、移動部材3は、ローラや車輪等を利用して、案内溝28に沿って移動するようにされてもよい。
移動部材3のスライドレール2に沿った移動の方法は適宜に選択することができる。例えば、上記スライドレール2に設けられた支持部27に形成された案内溝28内を、移動部材3が摺動するようにすることができる。また、移動部材3は、ローラや車輪等を利用して、案内溝28に沿って移動するようにされてもよい。
前記遮蔽部材4は、移動部材3に取り付けられて移動部材3の移動に伴って移動可能とされ、スライドレール2の開口部24全体を覆う部材である。この遮蔽部材4により、スライドレール2の開口部24が外部から遮蔽されるため、内部へのゴミ等異物の侵入が防止され、移動部材3を円滑に移動可能とすることができる。
この遮蔽部材4は、長尺の部材であって、幅はスライドレールの開口部24の幅以上である。遮蔽部材4の長手側の長さは、開口部24の長手方向の長さの約2倍以上とすることができる。遮蔽部材4は移動部材3と共にスライドレール上を移動するため、移動部材3がスライドレール2のいずれの端部に移動したときでも、開口部24の全体を遮蔽する必要があるからである。
遮蔽部材4の材質は、樹脂や金属等の任意の材質を選択することができる。ゴム等のエラストマや樹脂等、可撓性に優れる材質を好適とすることができる。スライドレールとの密着度を高めて異物が侵入しにくくでき、且つ、開口部24上に位置していない過剰部分を巻き取ったり、折り畳んだりすることで小さく収容することができるからである。
この遮蔽部材4は、長尺の部材であって、幅はスライドレールの開口部24の幅以上である。遮蔽部材4の長手側の長さは、開口部24の長手方向の長さの約2倍以上とすることができる。遮蔽部材4は移動部材3と共にスライドレール上を移動するため、移動部材3がスライドレール2のいずれの端部に移動したときでも、開口部24の全体を遮蔽する必要があるからである。
遮蔽部材4の材質は、樹脂や金属等の任意の材質を選択することができる。ゴム等のエラストマや樹脂等、可撓性に優れる材質を好適とすることができる。スライドレールとの密着度を高めて異物が侵入しにくくでき、且つ、開口部24上に位置していない過剰部分を巻き取ったり、折り畳んだりすることで小さく収容することができるからである。
遮蔽部材4の具体的な形状や配設方法は、スライドレールや開口部の形状に合わせて適宜選択することができる。例えば、図1〜図3に示すように、スライドレール2の両側壁面23の内側に溝部26を設け、その溝部26に遮蔽部材4の幅方向の両端が嵌め込まれた状態で移動する形態とすることができる。
また、図5に示すように、スライドレール2の上面を、開口部24を含めて幅方向に覆う形態としてもよい。その場合、例えば、遮蔽部材4の下面に、スライドレール2の両側壁面23の内側に摺動するように凸状部52を設け、遮蔽部材4が開口部24に沿って移動するようにすることができる。
更に、遮蔽部材4は、図2に例示するようにスライドレール1の長手方向の端部側で巻き取ることができる。遮蔽部材4は移動部材3の移動と共にスライドレール2からはみ出る端部の長さが変化するからである。この巻き取り方法は任意に選択することができ、例えば、図2に例示するようにスライドレール1の長手側の両端部に巻き取った遮蔽部材4を収納する容器である遮蔽部材収納部6を設け、遮蔽部材収納部6に遮蔽部材4を押し込むことで、巻き取ることができる。また、遮蔽部材収納部6内で折りたたんだ状態で収納しても良い。
また、図5に示すように、スライドレール2の上面を、開口部24を含めて幅方向に覆う形態としてもよい。その場合、例えば、遮蔽部材4の下面に、スライドレール2の両側壁面23の内側に摺動するように凸状部52を設け、遮蔽部材4が開口部24に沿って移動するようにすることができる。
更に、遮蔽部材4は、図2に例示するようにスライドレール1の長手方向の端部側で巻き取ることができる。遮蔽部材4は移動部材3の移動と共にスライドレール2からはみ出る端部の長さが変化するからである。この巻き取り方法は任意に選択することができ、例えば、図2に例示するようにスライドレール1の長手側の両端部に巻き取った遮蔽部材4を収納する容器である遮蔽部材収納部6を設け、遮蔽部材収納部6に遮蔽部材4を押し込むことで、巻き取ることができる。また、遮蔽部材収納部6内で折りたたんだ状態で収納しても良い。
スライドレール内部への侵入を防止すべき異物には、埃やごみ、小石等の固形物の他、水、油等の液体が含まれる。上記のような遮蔽部材4のみでは、遮蔽部材4とスライドレールの上面21や壁面23との隙間から水等の液体が侵入し、侵入した水等が遮蔽部材の下面等を伝って落下する場合がある。このため、スライドレール内の幅方向の中央部に設けられた移動部材の摺動部分が被水することとなる。特に、前記のように、その摺動部分に給電レールを設ける等して給電レールと移動部材側の電極との間の電気的接続をしている場合には、ショートや接触不良の原因となった。この問題を解決するため、本スライドレール構造においては、遮蔽部材4は防水部を備えている。防水部により、遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入した水を、スライドレールの壁面の内側(即ち、スライドレール内部における壁面側)に落下させて、底面中央に水が落下しないようにすることができる。また、遮蔽部材を伝ってスライドレール内に侵入しようとする液体を、スライドレールの壁面の外側に落下させることができる。
尚、防水部は、水が摺動部分や電気的接続部に侵入しないようにするに限られず、油等の液体の浸入を妨げることができる。
尚、防水部は、水が摺動部分や電気的接続部に侵入しないようにするに限られず、油等の液体の浸入を妨げることができる。
防水部の形状は、その防水部の幅方向の両端部がスライドレールの壁面の内側又は外側において垂下していればよい。
例えば、図3に示すように、防水部5は遮蔽部材4の下面に設けられ、防水部5の幅方向の両端部51が下方向に垂れ下がった形状とすることができる。これによって、遮蔽部材4とスライドレール2の壁面23との間から侵入した水等を、スライドレールの壁面23側に落下させることができる。
また、図5に示すように、防水部5がスライドレール2の上面を覆う遮蔽部材4’の幅方向の両端部51に設けられ、その先端がスライドレールの壁面23の外側に垂れ下がった形状とすることができる。これによって、遮蔽部材4’を伝ってスライドレール2内に侵入しようとする液体を、スライドレールの壁面の外側に落下させることができる。
例えば、図3に示すように、防水部5は遮蔽部材4の下面に設けられ、防水部5の幅方向の両端部51が下方向に垂れ下がった形状とすることができる。これによって、遮蔽部材4とスライドレール2の壁面23との間から侵入した水等を、スライドレールの壁面23側に落下させることができる。
また、図5に示すように、防水部5がスライドレール2の上面を覆う遮蔽部材4’の幅方向の両端部51に設けられ、その先端がスライドレールの壁面23の外側に垂れ下がった形状とすることができる。これによって、遮蔽部材4’を伝ってスライドレール2内に侵入しようとする液体を、スライドレールの壁面の外側に落下させることができる。
上記いずれの形状の場合も、防水部5の長手方向の長さは遮蔽部材と略同じ長さとすることができる。このような防水部は、遮蔽部材と一体に形成されていてもよいし、遮蔽部材と別体に形成され、遮蔽部材と貼り合わせる等して一体化されてもよい。防水部材の材質は任意に選択することができ、遮蔽部材と同じ材質としてもよい。ゴム等のエラストマや樹脂等、可撓性に優れる材質を好適とすることができる。防水部を遮蔽部材と共に丸めたり、折り畳んだりして収容することができるからである。
図1には、本スライドレール構造を適用した具体例を示している。このスライドレール構造1は、電動シートのシート内の電装部品に対して電力及び制御信号を伝達させるための給電レール構造であって、移動部材3が電動シートの移動に伴ってスライドレール2の開口部24に沿って移動するようにされる。スライドレール2は、樹脂又は絶縁材で被覆されている金属からなる。そのスライドレール2内部の底面中央に、移動部材3を開口部24に沿って長手方向に移動可能に支持するための支持部27が設けられている。支持部27の幅方向の中央には、スライドレール2の長手方向に貫通した摺動部分である案内溝28が形成されており、移動部材3はこの案内溝28に沿って摺動可能とされている。更に、案内溝28の幅方向の内壁面に底面と平行な溝部281が設けられており、その溝部281に移動部材3側へ給電を行うための給電レール29が設けられている。給電レール29は、幅方向両側に形成された溝部281の上面及び下面に、それぞれ1つずつ備えることができる。また、溝部281と同様の溝部を更に設けることにより、給電レールの数を増すことが可能である。
移動部材3は、遮蔽部材4に設けられた穴部41から上方に突出するコネクタ部32と、前記案内溝28の形状に対応した脚部31とから構成されている。脚部31には、スライドレール2の幅方向の両側に突出し、前記溝部281に対応する形状の突出部311が設けられている。その突出部311の上面及び下面に、各前記給電レール29と接触する電極33を備えることができる。また、コネクタ部32には、シート内の電装部品に配線される電線を接続するためのコネクタピン(図示せず)を備えることができる。移動部材3は、例えば樹脂等により成形することができ、金属製の上記電極33及びコネクタピンと、それらを相互に接続する電線(図示せず)を配設することができる。
この移動部材3は、スライドレールの案内溝28と摺動して長手方向に移動するとともに、電気的接続部である給電レール29とシート内電装部品に配線される電線との間を、電極33及び上記コネクタピンを介して電気的に接続することができる。
この移動部材3は、スライドレールの案内溝28と摺動して長手方向に移動するとともに、電気的接続部である給電レール29とシート内電装部品に配線される電線との間を、電極33及び上記コネクタピンを介して電気的に接続することができる。
移動部材3のコネクタ部32は、遮蔽部材4に設けられた穴部41から上方に突出される。移動部材3の貫通部には、移動部材3と遮蔽部材4との間を防水するシール部材34を備えることができる。
遮蔽部材4は、スライドレール2の2倍以上の長さであり、幅方向の両端が溝部26に挿入された状態で移動部材3と共に摺動して移動する。スライドレール2の長手方向の両端には遮蔽部材収納部6が備えられている。図2に示すように、移動によってスライドレールの開口部24から離れて長手方向に余った遮蔽部材4は、遮蔽部材収納部6内に引き込まれ、遮蔽部材収納部6の内壁に沿って丸まることで収納される。また、移動部材3の移動により、移動部材3が離れていく側の遮蔽部材収納部6に収納されていた遮蔽部材4は引き出される。
図4は、図2に示した遮蔽部材収納部6のAA断面を表わす図である。図示するように、遮蔽部材4に備えられた防水部5は可撓性を備えているため、遮蔽部材4と共に丸まって遮蔽部材収納部6内に収納することができる。防水部5の両端部51は、遮蔽部材収納部6内で丸まったり折り畳まれたりするときに遮蔽部材4の平面側に倒れ、平坦となるように変形する。また、遮蔽部材収納部6から引き出されるときは、両端部51が元の形状に復元される。
遮蔽部材4は、スライドレール2の2倍以上の長さであり、幅方向の両端が溝部26に挿入された状態で移動部材3と共に摺動して移動する。スライドレール2の長手方向の両端には遮蔽部材収納部6が備えられている。図2に示すように、移動によってスライドレールの開口部24から離れて長手方向に余った遮蔽部材4は、遮蔽部材収納部6内に引き込まれ、遮蔽部材収納部6の内壁に沿って丸まることで収納される。また、移動部材3の移動により、移動部材3が離れていく側の遮蔽部材収納部6に収納されていた遮蔽部材4は引き出される。
図4は、図2に示した遮蔽部材収納部6のAA断面を表わす図である。図示するように、遮蔽部材4に備えられた防水部5は可撓性を備えているため、遮蔽部材4と共に丸まって遮蔽部材収納部6内に収納することができる。防水部5の両端部51は、遮蔽部材収納部6内で丸まったり折り畳まれたりするときに遮蔽部材4の平面側に倒れ、平坦となるように変形する。また、遮蔽部材収納部6から引き出されるときは、両端部51が元の形状に復元される。
更に、スライドレール2の底面22の幅方向の両端側に、底面22を貫通する複数の排水孔25を設けておくことができる。排水孔25の数や大きさは適宜とすることができる。この排水孔25は、例えば、図3に示すようにスライドレール2の壁面23と支持部27との間の底面に設けることができる。そして、遮蔽部材4の下面に防水部5を備え、その幅方向の両端部51が排水孔25に向けて垂下するように設けることができる。これにより、スライドレール2と遮蔽部材4との隙間から侵入した水等を排水孔25のある底面に落下させることができ、移動部材3が摺動する案内溝28の部分には水等が侵入しないようにすることができる。スライドレール2の底面22に落下した水等は、排水孔25からスライドレール外に排出される。また、排水孔25は支持部27の開口部よりも下方に位置するため、スライドレール2の底面22に落下した水等が再び支持部27の開口部へ移動することはない。
本スライドレール構造の開口部24は、移動部材3がスライドレール2のどの位置にあっても、前記のとおり遮蔽部材4により全体が遮蔽されているので、埃やごみ等の固形物、水や油等の液状物の直接的な浸入を防止することができる。また、液状物が遮蔽部材4とスライドレール2との隙間から侵入した場合や、侵入しようとした場合にも、遮蔽部材4に備えられた防水部5によって、移動部材3が摺動する部分に到達することが防止される。遮蔽部材4の表面を伝う液状物は、防水部の両端部51に達して自重で排水孔25に向けて落下し、その後排水孔25からスライドレール外に排出される。以上のような極めて簡単な構造により、スライドレールの機能を保つことが可能になる。
尚、本発明においては、以上に示した実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。
尚、本発明においては、以上に示した実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。
1;スライドレール構造、2;スライドレール、21;上面、22;底面、23;壁面、24;開口部、25;排水孔、26;溝部、27;支持部、28;案内溝、29;給電レール、3;移動部材、31;脚部、32;コネクタ部、33;電極、4;遮蔽部材、5;防水部、51;両端部、6;遮蔽部材収納部。
Claims (5)
- 長手方向に沿って上面に開口部を有するスライドレールと、該開口部に沿って移動可能な移動部材と、該移動部材に取り付けられ、該開口部全体を遮蔽し且つ該移動部材の移動に伴って移動可能な遮蔽部材と、を備えるスライドレール構造であって、
前記遮蔽部材は、該遮蔽部材の幅方向の両端側に、前記スライドレールの幅方向の壁面の内側又は外側に水を落下させる防水部を具備することを特徴とするスライドレール構造。 - 前記スライドレールの底面の幅方向の両端側に排水孔が形成されており、
前記防水部は、前記排水孔に向けて垂下するように前記遮蔽部材の下面に設けられ、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されている請求項1記載のスライドレール構造。 - 前記遮蔽部材は前記スライドレールの上面を覆い、
前記防水部は、前記遮蔽部材の幅方向の両端に該遮蔽部材と一体に、且つ該遮蔽部材の長手方向の一端から他端まで連続して形成されており、前記スライドレールの幅方向の外壁側に垂下している請求項1記載のスライドレール構造。 - 前記防水部は前記遮蔽部材と共に前記スライドレールの長手方向の端部側で巻き取られる請求項1乃至3のいずれかに記載のスライドレール構造。
- 前記スライドレールは、該スライドレール内の底面の幅方向中央に設けられ前記移動部材を長手方向に摺動させる案内溝と、該案内溝に設けられた1又は2以上の給電レールとを備え、
前記移動部材は、前記給電レールと接触する1又は2以上の電極と、該電極と接続され前記遮蔽部材を挿通して突出するコネクタ部とを備え、
前記移動部材に備えられた前記コネクタ部を介して移動物に給電を行う請求項1乃至4のいずれかに記載のスライドレール構造。
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