JP2012196519A - 暖房便座用便蓋 - Google Patents

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Hirohisa Ishizuka
浩久 石塚
Hiroaki Watanabe
弘明 渡邊
Tsutomu Awata
努 粟田
Jun Shinoda
潤 篠田
Yasuyuki Furuya
保行 古谷
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Abstract

【課題】保温性をより向上させた暖房便座用便蓋を提供する。
【解決手段】暖房便座用便蓋は、内蓋10と、内蓋10の上面を覆う外蓋20とを有し、支持具に対して起倒回動可能に連結される。上面部と、この上面部の左右及び前側の端部から垂下した側面部とを有しており、上面部内であって、内蓋10と外蓋20との間に確保した空間内に収納し、前端から後端部に向けて徐々に厚くなり、後端部は後方に向けて徐々に薄くなるように連続的に徐々に厚さが変化した断熱材60を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は暖房便座用便蓋に関する。
特許文献1の図1〜図3に従来の便蓋が開示されている。この便蓋は、便器本体上に設けられた支持具に対して起倒回動可能に連結された便蓋本体と、便蓋本体の外周角部の全部又は一部に形成された凹形状部を覆う枠パネルとを有している。
このような構成である従来の便蓋は、便蓋本体の外周角部に形成された凹形状部を枠パネルで覆うため、この部分からの放熱が抑制され、保温性の高いものになっている。このため、便器本体の上面の暖房便座を覆うようにこの便蓋を取り付ければ、暖房便座の省エネ性を向上することができる。
特開2005−131093号公報
しかし、上記従来の便蓋では、便蓋本体と枠パネルとの境界部分が便蓋の表面に現われており、そこに汚れが溜まり易い。
また、便蓋本体が樹脂成形品である場合、便蓋本体に設けられた軸受部等の厚肉部分の表面側にくぼみ、いわゆる「ひけ」が生じることがある。この便蓋は、軸受部の表面側等を枠パネルで覆っていないため、この部分に「ひけ」が生じると見栄えが損なわれてしまう。
さらに、この便蓋は、上面の中央部分が便蓋本体のみの一重構造であるため、この部分から放熱し、保温性が不十分である。このため、便器本体の上面の暖房便座を覆うようにこの便蓋を取り付けても、暖房便座の省エネ性を十分に向上させることができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、保温性をより向上させた暖房便座用便蓋を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の暖房便座用便蓋は、内蓋と、該内蓋の上面を覆う外蓋とを有し、支持具に対して起倒回動可能に連結される暖房便座用便蓋において、
上面部と、この上面部の左右及び前側の端部から垂下した側面部とを有しており、
前記上面部内であって、前記内蓋と前記外蓋との間に確保した空間内に収納し、前端から後端部に向けて徐々に厚くなり、後端部は後方に向けて徐々に薄くなるように連続的に徐々に厚さが変化した断熱材を有していることを特徴とする。
このような構成である本発明の便蓋では、内蓋の上面及び外側面が外蓋に覆われているため、外蓋と内蓋との境界部分が表面に露出しない。このため、便蓋の表面に汚れが溜まり難い。
また、この便蓋では、内蓋を樹脂成形品にした場合、内蓋の軸受部等の厚肉部分の表面側に生じ得る「ひけ」を外蓋によって隠蔽することができる。
さらに、この便蓋では、便蓋の全体が内蓋及び外蓋の二重構造であるため、保温性がより向上する。このため、便器本体の上面の暖房便座を覆うようにこの便蓋を取り付ければ、暖房便座の省エネ性をより向上させることができる。
したがって、本発明の便蓋は、保温性をより向上させることができる。
本発明の便蓋は、外蓋の上面及び外側面を覆う表面材を有することが好ましい。この場合、便蓋が任意の表面材で装飾され、見栄えのよいものとなる。表面材としては、革製、布製又は樹脂製等の種々のものを採用することができる。
本発明の便蓋において、表面材の端部は、外蓋の端面で折り返され、外蓋の内側面の端部と内蓋の外側面の端部との間に挟み込まれることが好ましい。この場合、表面材の端部が外部に露出しないため、便蓋の裏面側をすっきりとした外観にすることができる。また、表面材が外蓋から剥がされ難い。
本発明の便蓋は、外蓋の端面と内蓋の端面とを覆うモール部材を有することが好ましい。この場合、外蓋の端面と内蓋の端面との間から水等が外蓋と内蓋との間に入り込むことを効果的に防止することができる。また、外蓋の端面と内蓋の端面とを隠蔽することができ、この部分をすっきりとした外観にすることができる。
本発明の便蓋は、内蓋の上面と外蓋の下面との間に空間が確保されている。この場合、空間によって断熱が行なわれることから、便蓋からの放熱がより抑制され、便蓋の保温性をより向上させることができる。
本発明の便蓋は、空間に断熱材が収納されている。この場合、断熱材が断熱効果を高めることから、便蓋からの放熱がさらに抑制され、便蓋の保温性をさらに向上させることができる。
本発明の便蓋は、内蓋の下面に設けられ、支持具に対して起倒回動可能に連結される便座の上面に当接する弾性部材を有している。この場合、内蓋に弾性部材を取り付けるための凹部を設け、外蓋を単純な形状にすることができる。この場合、外蓋の肉厚を均一にすることができるため、外蓋を樹脂成形品にした場合であっても、外蓋の表面側に「ひけ」が生じ難く、見栄えの良い便蓋にすることができる。また、内蓋の上面と外蓋の下面との間に確保された空間を利用して弾性部材を取り付けるための凹部を形成することにより、内蓋の下面に弾性部材を必要最小限の大きさで突出させることができる。このようにすれば、内蓋の下面の凹凸を小さくすることができるため、便蓋の裏面側の汚れの拭き取りを容易にすることができる。また、便蓋の裏面側をすっきりとした見栄えにすることができる。
参考例1の便蓋の分解斜視図である。 参考例1の便蓋の一部を示す分解断面図である。 参考例1の便蓋の一部を示す断面図である。 実施例1の便蓋を便器に取り付けた状態の一部を示す断面図である。 実施例1の便蓋の断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1及び参考例1を図面を参照しつつ説明する。
<参考例1>
参考例1の便蓋は、便器本体上に設けられた支持具(図示せず)に対して起倒回動可能に連結される。図1〜図3に示すように、この便蓋は、支持具に起倒回動可能に連結される内蓋10と、内蓋10の上面11及び外側面12を覆う外蓋20とを有している。
内蓋10は、図1に示すように、支持具の回動軸に連結する軸受部18を有している。図2にも示すように、内蓋10の外側面12には横方向に延びる凸条部15が設けられ、外蓋の内側面24には内蓋10の凸条部15に嵌合する横方向に延びる凹条部26が設けられている。図3に示すように、内蓋10の凸条部15が外蓋20の凹条部26に嵌合して、内蓋10と外蓋20とが組み付けられる。
この便蓋は、外蓋20の上面21及び外側面22を覆う革製の表面材30も有している。表面材30は、図2に示すように、外蓋20に帖着され、その端部31は、外蓋20の端面23で折り返され、図3に示すように、外蓋20の内側面24の端部25と内蓋10の外側面12の端部13との間に挟み込まれる。内蓋10の外側面12の端部13は、外蓋20の内側面24の端部25との間に表面材30を挟み込むため、表面材30の厚さと略同じ厚さ分が切り欠かれている。
この便蓋は、外蓋20の端面23(表面材30が折り返されている)と内蓋10の端面14とを覆うモール部材40も有している。モール部材40は、表面材30の折返し端面と内蓋10の端面14とに接着剤により帖着されている。図示しないが、便蓋が表面材30を有さない場合には、逆T字状のモール部材を用意し、外蓋20の内側面24の端部25と内蓋10の外側面12の端部13との間にこのモール部材の垂直部分を挟み込んでモール部材を取り付けても良い。
このような構成である参考例1の便蓋では、内蓋10の上面11及び外側面12が外蓋20及び表面材30に覆われているため、外蓋20と内蓋10との境界部分が表面に露出しない。このため、便蓋の表面に汚れが溜まり難くい。
また、この便蓋では、内蓋10の軸受部18等の厚肉部分の表面側に生じ得る「ひけ」を外蓋20によって隠蔽することができる。
また、この便蓋では、便蓋の全体が内蓋10、外蓋20及び表面材30の三重構造であるため、保温性がより向上する。このため、便器本体の上面の暖房便座を覆うようにこの便蓋を取り付ければ、暖房便座の省エネ性をより向上させることができる。
したがって、参考例1の便蓋は、汚れが溜まり難く、見栄えがよく、かつ保温性をより向上させることができる。
また、参考例1の便蓋は、革製の表面材30で装飾され、見栄えのよいものとなる。また、表面材30の端部31が外部に露出しないため、便蓋の裏面側をすっきりとした外観にすることができる。また、表面材30が外蓋20から剥がされ難い。
また、参考例1の便蓋は、モール部材40により、外蓋20の端面23と内蓋10の端面14との間から水等が外蓋20と内蓋10との間に入り込むことを効果的に防止することができる。また、外蓋20の端面23と内蓋10の端面14とを隠蔽することができ、この部分をすっきりとした外観にすることができる。
<実施例1>
図4及び図5に示すように、実施例1の便蓋は、内蓋10の上面11と外蓋20の下面27との間に空間50が確保され、この空間50に断熱材60が収納されている。
この便蓋は、便器本体90上に設けられた支持具(図示せず)に対して起倒回動可能に連結される。この便蓋は、内蓋10の下面に設けられ、支持具に対して起倒回動可能に連結される便座80の上面81に当接する弾性部材70を有する。弾性部材70を取り付けるための凹部17が内蓋10に形成されている。凹部17は内蓋10の上面11と外蓋20の下面27との間に確保された空間50を利用して設けられている。弾性部材70は、基部が凹部17に挿入され、内蓋10の下面16から必要最小限の大きさで突出している。他の構成は参考例1と同様である。このため、同一の構成については、同一の符号を付し詳細な説明は省略する。
このような構成である実施例1の便蓋では、参考例1の便蓋と同様の作用効果を奏することができる。
特に、この便蓋では、内蓋10の上面11と外蓋20の下面27との間に空間50が確保され、この空間50に断熱材60が収納されているため、便蓋の保温性がさらに向上する。
また、この便蓋では、内蓋10に弾性部材70を取り付けるための凹部17を設けているため、外蓋20を単純な形状にし、肉厚を均一にすることができる。このため、外蓋20の表面側に「ひけ」が生じ難く、見栄えの良い便蓋にすることができる。
また、この便蓋では、内蓋10の下面16に弾性部材70を必要最小限の大きさで突出させることができ、内蓋10の下面16の凹凸を小さくすることができるため、便蓋の裏面側の汚れの拭き取りを容易にすることができる。また、便蓋の裏面側をすっきりとした見栄えにすることができる。
本発明は暖房便座付き洋風水洗式便器等に利用可能である。
10…内蓋
11…(内蓋の)上面
12…(内蓋の)外側面
13…(内蓋の外側面の)端部
14…(内蓋の)端面
20…外蓋
21…(外蓋の)上面
22…(外蓋の)外側面
23…(外蓋の)端面
24…(外蓋の)内側面
27…(外蓋の)下面
30…表面材
31…(表面材の)端部
40…モール部材
50…空間
60…断熱材
70…弾性部材
80…便座

Claims (1)

  1. 内蓋と、該内蓋の上面を覆う外蓋とを有し、支持具に対して起倒回動可能に連結される暖房便座用便蓋において、
    上面部と、この上面部の左右及び前側の端部から垂下した側面部とを有しており、
    前記上面部内であって、前記内蓋と前記外蓋との間に確保した空間内に収納し、前端から後端部に向けて徐々に厚くなり、後端部は後方に向けて徐々に薄くなるように連続的に徐々に厚さが変化した断熱材を有していることを特徴とする暖房便座用便蓋。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1189753A (ja) * 1997-09-24 1999-04-06 Toto Ltd 暖房便座装置
JP2000083862A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 便座装置

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