JP2012194804A - スプレッドシートデータ生成装置およびプログラム - Google Patents

スプレッドシートデータ生成装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】微小セルの発生やセル構成の細分化を回避しつつ複数の表を混在させたスプレッドシートのデータを自動生成することのできるスプレッドシートデータ生成装置を提供する。
【解決手段】複数の表の各罫線および罫線位置を取得して表毎に分類し、これら取得した罫線の中から異なる表に属する2つの罫線の組を選択し、この2つの罫線の罫線位置が相違しかつその差分が所定の変更許容範囲内に収まる場合に、該2つの罫線のいずれか一方または双方の罫線位置を移動させて前記2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する統合処理を、1組以上について行い、統合処理終了後の罫線位置に従ってセルを設定したスプレッドシートデータを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、1枚のスプレッドシート上に複数の表を配置したスプレッドシート形式のデータを生成するスプレッドシートデータ生成装置およびプログラムに関する。
原稿をスキャナで読み取って電子化する技術において、読み取った画像データから表領域を抽出して対応するスプレッドシート形式のファイルを自動生成する機能の要請がある。
表を含む画像データをスプレッドシート形式のファイルに変換する際、その表を構成する罫線に合わせて、スプレッドシートのセル幅とセル高さを設定する必要がある。原稿に含まれる表には不定形のものも多く含まれるため、その対応が必要になる。
不定形の表に対応する技術としては、たとえば、原稿のイメージデータに含まれる表を分析し、該表で用いられている全てのセルを整数値で分割できるセル幅/セル高を有するセルの内、最も大きいセルを最小セルに設定する。そして、この最小セルを隙間無く配置したスプレッドシートを構成し、元の表で使用されていた各種サイズのセルを、最小セルを複数組み合わせて構成することで、スプレッドシート形式のデータを自動生成する技術がある(たとえば、特許文献1参照。)。
また、貼り付け元のスプレッドシートに、他のスプレッドシートを貼り付ける際に、貼り付けられる側の表の構成情報と貼り付ける側の表の構成情報とをそれぞれ取得し、どちらも同時に表現可能なセルの数と幅に分離してスプレッドシートを再設定する技術がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平10−134142号公報 特開2007−328514号公報
1枚の原稿に含まれる複数の表を1枚のスプレッドシートにまとめる、あるいは、複数枚の原稿から読み取った複数の表を1枚のスプレッドシートにまとめる、あるいは、複数のスプレッドシートを1枚にまとめるなどのように、1枚のスプレッドシート上に複数の表を混在させる場合、罫線の位置は各表で相違する場合が多く一致しない。そのため、特許文献1、2の技術では、スプレッドシート上に設定されるセル構成が細かくなって扱いにくくなる。
たとえば、特許文献1の技術では、図16に示すように、複数の表が含まれる1枚の原稿(同図左側)からスプレッドシート形式のデータ(同図右側)を生成すると、破線で示すように、スプレッドシート全体が最小セル単位に分割されてしまう。
特に、紙原稿を読み込んでスプレッドシート形式の電子データに変換する場合には、同じレイアウトの原稿を連続読み込みしたとしても搬送時の位置ずれにより各原稿の罫線位置が完全に一致することは望めない。また、向きや倍率の異なる混載原稿がスキャンされることもある。そのため、読み取り原稿から複数の表を混在させたスプレッドシートを自動生成すると、セルの構成が細かくなりやすい。
微小サイズのセル数の増大は、単にファイルを開き表示するのみであれば問題は少ない。しかし、紙原稿をスキャンし、スプレッドシート形式の電子データに変換する場合、該電子データの用途が後の編集にあることが多いので、セル構成が複雑になると、編集時の取り扱いが難しくなって影響が大きい。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、微小セルの発生やセル構成の細分化を回避しつつ複数の表を混在させたスプレッドシートのデータを自動生成することのできるスプレッドシートデータ生成装置およびプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表の各罫線および罫線位置を取得して表毎に分類し、
前記取得した罫線の中から異なる表に属する2つの罫線の組を選択し、この2つの罫線の罫線位置が相違しかつその差分が所定の変更許容範囲内に収まる場合に、該2つの罫線のいずれか一方または双方の罫線位置を移動させて前記2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する統合処理を、1組以上について行い、
前記統合処理終了後の罫線位置に従ってセルを設定したスプレッドシートデータを生成する
ことを特徴とするスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、異なる表に属する2つの罫線の罫線位置の差分が変更許容範囲内であれば、いずれか一方または双方の罫線の罫線位置を移動修正して2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する。これにより、セルの分割数が減少し、編集に適したスプレッドシートデータを生成することができる。
[2]複数の表が含まれる1ページの画像データもしくはそれぞれ表を含む複数ページの画像データから複数の表を検出し、該検出した複数の表を、前記1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表として処理する
ことを特徴とする[1]に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、複数の表が含まれる1ページの画像データ(イメージデータ)もしくはそれぞれ表を含む複数ページの画像データから複数の表を検出し、それら検出した複数の表を1枚スプレッドシート上に配置したスプレッドシートデータを生成する。
[3]基準とする表を決定し、
前記基準とする表に属する罫線と他の表に属する罫線とを、前記組にする
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、基準表に含まれる罫線(基準線)の位置に、他の表の罫線の位置が、変更許容範囲内において修正される。基準表を特定することで処理が容易になる。
[4]前記統合を列方向に行う場合は、列方向の罫線数が最多の表を前記基準の表に決定し、
前記統合を行方向に行う場合は、行方向の罫線数が最多の表を前記基準の表に決定する
ことを特徴とする[3]に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、罫線の数が多い表を基準表にすれば、他の表の罫線位置を基準表の罫線に合わせる場合の移動量が少なくて済む。また、基準線が多いので、変更許容範囲内に収まる可能性が高くなる。
[5]基準の表を変更して、前記統合処理を再度行う
ことを特徴とする[3]または[4のいずれか1つ]に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、ある基準表では変更許容範囲内に収まらずに位置修正されなかった罫線が、他の表を基準表とすることで変更許容範囲内に収まって位置修正される場合があり、セルの分割数を少なくすることができる。特に、全ての表が基準表になるように基準表を順次切り替えれば、位置修正されずに残る罫線の数をより少なくすることができる。
[6]前記組にされた2つの罫線のうち、前記基準とする表の罫線の罫線位置に、他の表の罫線の罫線位置を合わせる
ことを特徴とする[3]乃至[5]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
[7]前記組にされた2つの罫線の罫線位置をこれらの中間位置に統合する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、2つの罫線の位置が互いに歩み寄るので、罫線位置の修正により、一方のセルだけが小さくなってしまう、といったことが防止される。
[8]前記組にされた2つの罫線のうち、一方の罫線の罫線位置を他方の罫線の罫線位置に移動させた場合に該移動させた罫線を枠線に含むセルであってサイズが小さくなるセルの数が少なくなる方の罫線を、移動させる側の罫線にして前記統合を行う
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、罫線の位置修正によってセルサイズが小さくなり難くなる。セル内への文字の格納性に対する影響を少なくできる。
[9]差分の少ない組から優先して前記統合処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つ記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、より差分の少ない組の罫線が優先的に位置修正されるので、罫線位置の修正量を少なくすることができる。
[10]セル数が所定の上限数以下に収まるまで前記統合処理を繰り返すと共に、現在の変更許容範囲で前記統合処理を行ってもセル数が減少しなくなったときは前記変更許容範囲を広げる
ことを特徴とする[1]乃至[9]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、セル数が許容範囲に収まるまで、罫線位置の修正が行われる。すなわち、セル数優先で罫線位置が修正される。なお、セル数が減少しなくなったときに変更許容範囲を広げることで、位置修正される罫線が増加し、セル数を減少させることができる。
[11]行方向の統合処理で使用する変更許容範囲と、列方向の統合処理で使用する変更許容範囲とを個別に設定し得る
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、行方向と列方向のそれぞれに適した変更許容範囲を設定することができる。
[12]列方向、行方向の順に、または行方向、列方向の順に、両方向について前記統合処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[11]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
[13]列方向にのみ前記複数の表の存在する場合は、列方向にのみ前記統合処理を行い、
行方向にのみ前記複数の表が存在する場合は、行方向にのみ前記統合処理を行う
ことを特徴とする[1]乃至[11]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、統合不要な方向の統合処理は省略される。
[14]前記変更許容範囲を複数段階に分けて設定する
ことを特徴とする[1]乃至[13]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
[15]前記変更許容範囲を、移動させる罫線を枠線に含みかつ該罫線の前記移動させる側にあるセルのサイズに応じて、変更する
ことを特徴とする[1]乃至[14]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、罫線を移動させることでセルサイズが小さくなる場合、そのセルのセルサイズに応じて、変更許容範囲が変更される。大きいセルはより大きく罫線位置を修正してもその影響が文字の格納性などに及び難いことによる。
[16]列方向の罫線の統合処理では、列方向の境界線でスプレッドシートを複数のエリアに分割し、エリア毎に基準の表を設定し、
行方向の罫線の統合処理では、行方向の境界線でスプレッドシートを複数のエリアに分割し、エリア毎に基準の表を設定する
ことを特徴とする[3]乃至[5]のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
上記発明では、エリア毎に、そのエリアに適した基準表により罫線位置が修正される。
[17]情報処理装置を、
1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表の各罫線および罫線位置を取得して表毎に分類する機能と、
前記取得した罫線の中から異なる表に属する2つの罫線の組を選択し、この2つの罫線の罫線位置が相違しかつその差分が所定の変更許容範囲内に収まる場合に、該2つの罫線のいずれか一方または双方の罫線位置を移動させて前記2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する統合処理を、1組以上について行う機能と、
前記統合処理終了後の罫線位置に従ってセルを設定したスプレッドシートデータを生成する機能と、
を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
本発明に係るスプレッドシートデータ生成装置およびプログラムによれば、微小セルの発生やセル構成の細分化を回避しつつ複数の表を混在させたスプレッドシートのデータを自動生成することができる。
本発明のスプレッドシートデータ生成装置としての機能を有する画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。 罫線位置修正処理(1)の詳細を示す流れ図である。 第1の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示す説明図である。 第1の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置で生成されるスプレッドシートと、従来の方法により生成される細分化されたスプレッドシートとを対比して示す説明図である。 第2の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。 第2の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示す説明図である。 第3の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。 罫線位置修正処理(2)の詳細を示す流れ図である。 第3の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示す説明図である。 第3の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置で生成されるスプレッドシートと、従来の方法により生成される細分化されたスプレッドシートとを対比して示す説明図である。 第4の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。 第4の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示す説明図である。 セルのサイズに応じて変更許容範囲を変更する場合の一例を示す説明図である。 エリア単位に基準表を設定する場合の一例を示す説明図である。 従来方法により生成されたスプレッドシートの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明のスプレッドシートデータ生成装置としての機能を含む画像処理装置10の概略構成を示している。画像処理装置10は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得し、この画像データに基づいて原稿の複製画像を記録紙に印刷するコピー機能、読み取った画像データを所定形式のファイルにして保存したり送信したりするスキャン機能、パーソナルコンピュータなどの外部端末から受信した印刷データに係る画像を記録紙上に形成して出力するPCプリント機能などを備えた、所謂、複合機として構成されている。
画像処理装置10は、当該画像処理装置10の動作を統括制御する制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11に、バス12を通じて画像読取部13と、画像形成部14と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、不揮発メモリ17と、表示部18と、操作部19と、画像処理部21と、ネットワークI/F部22と、ハードディスク装置23とを接続して構成される。
ROM15には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が処理を実行することにより画像処理装置10としての各機能が実現される。たとえば、CPU11は、ROM15に格納された所定のプログラムを実行することでスプレッドシートデータ生成装置としての機能を果たす。
RAM16はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ17は、電源をオフしてもその記憶内容が保持される書き換え可能なメモリであり、画像処理装置10に対して設定された各種の設定値やユーザの認証情報などが記憶される。
画像読取部13は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部13は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
画像形成部14は、入力される画像データに応じた画像を記録紙に印刷して出力する印刷部としての機能を果たす。画像形成部14は、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。他の画像形成方式のプリンタであっても構わない。
表示部18は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作部19は、ユーザからジョブの設定・投入操作など各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部19は、表示部18の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーや文字入力キー、スタートキーなどを備えて構成される。
画像処理部21は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
ネットワークI/F部22は、LANなどのネットワークと接続してネットワーク上の端末装置やサーバなどと各種のデータを送受信する機能を果たす。ハードディスク装置23は、大容量不揮発の記憶装置であり、たとえば、印刷データや画像データ、各種ファイルの保存に使用される。
以後、画像処理装置10が有するスプレッドシートデータ生成装置としての機能について説明する。なお、画像処理装置10のハードウェア構成は以後説明する各実施の形態に共通である。
スプレッドシートデータ生成装置としての機能では、複数の表を入力し、これらが混在する1枚のスプレッドシートを生成する。この際、異なる表に属する2つの罫線の罫線位置が所定の変更許容範囲内であれば、これらの一方または双方の罫線を移動させて1つの罫線位置に統合する。これにより、複数の表で互いの罫線位置がずれていても、微小セルの発生やセル構成の細分化を回避してスプレッドシートのデータを生成することができる。
<第1の実施の形態>
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。まず、ユーザから操作部19を通じて、行方向(横方向)の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS101)および列方向(縦方向)の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS102)を受ける。
次に、スプレッドシート形式のファイルへの変換対象となる元の画像データを取得する(ステップS103)。ステップS103で取得した画像データには複数の表が含まれるものとする。ここでは、画像読取部13で1または複数枚の原稿を光学的に読み取って、変換対象の画像データを取得する。
CPU11は、変換対象の画像データを公知の解析方向で解析して複数の表領域を抽出する(ステップS104)。次に、抽出した複数の表領域の中に行方向の同一範囲に複数の表領域が列方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS105)。複数の表領域が列方向に並んで存在していない場合は(ステップS105;No)、ステップS110へ移行する。
複数の表領域が列方向に並んで存在する場合は(ステップS105;Yes)、各表の列方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS106)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS107)。
次に、表毎に列方向の罫線の数を合計し、列方向の罫線数が最も多い表を基準の表(基準表)に設定する(ステップS108)。次に、ステップS102で指定された列方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、列方向について罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS109)。
図3は、ステップS109および後述するステップS115で行われる罫線位置修正処理(1)の詳細を示している。この処理の基本的な流れは列方向を処理する場合と行方向を処理する場合で共通である。なお本処理にける罫線は、列方向の処理を行う場合には列方向の罫線を意味し、行方向の処理を行う場合には列方向の罫線を意味する。
まず、基準表の罫線から基準線を選定する(ステップS141)。列方向を処理する場合には、基準表に含まれる列方向の罫線のうち、最も左側の罫線から1つずつ順に基準線に選択する。なお、行方向を処理する場合は、基準表に含まれる行方向の罫線のうち、最も上の罫線から1つずつ下方へ順に基準線に選択する。
基準表以外の表の罫線の中から、基準線の位置との差分が最小かつ未修正の罫線を抽出する(ステップS142)。基準線と抽出した罫線とを組にし、この組に含まれる2つの罫線の罫線位置の差分(基準線の罫線位置と該基準線と組みにされた他方の罫線の罫線位置との差分)が変更許容範囲内か否かを調べ(ステップS143)、変更許容範囲内でなければ(ステップS143;No)、罫線位置を修正せずにステップS145へ移行する。
差分が変更許容範囲内の場合は(ステップS143;Yes)、抽出した罫線の位置を基準線の位置に修正して(ステップS144)、罫線位置の統合を行う。なお、基準線と抽出した罫線の中間位置(平均位置)に、基準線と抽出した罫線の位置の双方を移動させるように位置修正してもよい。
ステップS145では、基準表の全ての罫線を基準線として処理終了したか否かを判断し、未終了ならば(ステップS145;No)、基準表の中で基準線に未選択のもの中から新たな基準線を選択し(ステップS146)、ステップS142に戻って処理を継続する。
全ての罫線を基準線として処理終了した場合は(ステップS145;Yes)、罫線位置修正処理を終了する。
図2に戻って説明を続ける。ステップS110では、列方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。なお、列方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS105;No)には、ステップS106を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
次に、ステップS104で抽出した複数の表領域の中に列方向の同一範囲に複数の表領域が行方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS111)。複数の表領域が行方向に並んで存在していない場合は(ステップS111;No)、ステップS116へ移行する。
複数の表領域が行方向に並んで存在する場合は(ステップS111;Yes)、各表の行方向の罫線およびその罫線位置を取得し(ステップS112)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS113)。
次に、表毎に行方向の罫線の数を合計し、行方向の罫線数が最も多い表を基準の表(基準表)に設定する(ステップS114)。次に、ステップS101で指定された行方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、行方向について図3の罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS115)。
ステップS116では、行方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および高さ)を設定する。なお、行方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS111;No)には、ステップS112を行って行方向の罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
その後、各表の罫線にあたるセルの枠を着色するように設定して(ステップS117)、本処理を終了する。
図4は、第1の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示している。図4の例では表40が、罫線数が多いため基準表になる。1回目の処理P1では、基準表40の左端の罫線41が基準線となり、表50の中で基準線41に最も近い罫線51が抽出される。基準線41と罫線51との差分は変更許容範囲内なので、罫線51の罫線位置が基準線41の位置に修正される。
2回目の処理P2では、基準表40の左端から2番目の罫線42が基準線となり、表50の中で基準線42に最も近い未処理の罫線52が抽出される。基準線42と罫線52との差分は変更許容範囲内なので、罫線52の罫線位置が基準線42の位置に修正される。
3回目の処理P3では、基準表40の左端から3番目の罫線43が基準線となり、表50の中で基準線43に最も近い未処理の罫線53が抽出される。基準線43と罫線53との差分は変更許容範囲を超えているので、罫線位置の修正は行われない。
4回目の処理P4では、基準表40の左端から4番目の罫線44が基準線となり、表50の中で基準線44に最も近い未処理の罫線53が抽出される。基準線44と罫線53との差分は変更許容範囲内なので、罫線53の罫線位置が基準線44の位置に修正される。これにて、処理は終了する。
図5は、罫線位置を修正しない従来の方法により生成されたスプレッドシート(図5上側のシート)と、本発明の第1の実施の形態で生成されるスプレッドシート(図5下側のシート)とを対比して示している。罫線位置を修正しないスプレッドシート(上側のシート)では、微小な幅のセルが必要となり、セルの分割数が多い。これに対し、第1の実施の形態で生成されたスプレッドシート(下側のシート)は、微小な幅のセルが不要となり、セルの分割数も少なく抑えられている。
<第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態に係わるスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。第1の実施の形態では、変更許容範囲を優先し、この変更許容範囲内に収まる場合だけ罫線位置を修正したが、第2の実施の形態では、設定された許容範囲にセル数が収まることを優先し、必要に応じて、変更許容範囲を拡大するようになっている。
まず、CPU11は、ユーザから操作部19を通じて、行方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS201)および列方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS202)を受ける。さらに、行方向のセル数の許容範囲(上限数)の指定(ステップS203)、列方向のセル数の許容範囲の指定(ステップS204)を受ける。
次に、スプレッドシート形式のファイルへの変換対象となる元の画像データを取得する(ステップS205)。CPU11は、変換対象の画像データを解析して複数の表領域を抽出する(ステップS206)。次に、抽出した複数の表領域の中に行方向の同一範囲に複数の表領域が列方向に並んで存在するか否かを判定し(ステップS207)、複数の表領域が列方向に並んで存在していない場合は(ステップS207;No)、ステップS214へ移行する。
複数の表領域が列方向に並んで存在する場合は(ステップS207;Yes)、各表の列方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS208)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS209)。
次に、表毎に列方向の罫線の数を合計し、列方向の罫線数が最も多い表を基準表に設定する(ステップS210)。ステップS202で指定された列方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、列方向について図3の罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS211)。そして、修正後の罫線位置に従ってセルを設定した場合の列方向のセル数がステップS204で指定された列方向のセル数の許容範囲内か否かを判定する(ステップS212)。
許容範囲内でなければ(ステップS212;No)、現在の列方向の変更許容範囲を所定量(たとえば、1ミリ)拡大して(ステップS213)、ステップS210へ移行し、再度、罫線位置の修正処理を行う。変更許容範囲を拡大することで、前回は範囲外として除外された罫線が位置修正される場合がある。
列方向のセル数が許容範囲内に収まる場合は(ステップS212;Yes)、列方向の修正後の罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する(ステップS214)。なお、列方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS207;No)には、ステップS208を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
次に、ステップS206で抽出した複数の表領域の中に列方向の同一範囲に複数の表領域が行方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS215)。複数の表領域が行方向に並んで存在しない場合は(ステップS215;No)、ステップS222へ移行する。
複数の表領域が行方向に並んで存在する場合は(ステップS215;Yes)、各表の行方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS216)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS217)。
次に、表毎に行方向の罫線の数を合計し、行方向の罫線数が最も多い表を基準表に設定する(ステップS218)。ステップS201で指定された行方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、行方向について図3の罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS219)。そして、行方向の修正後の罫線位置に従ってセルを設定した場合の行方向のセル数がステップS203で指定された行方向のセル数の許容範囲内か否かを判定する(ステップS220)。
許容範囲内でなければ(ステップS220;No)、現在の行方向の変更許容範囲を所定量(たとえば、1ミリ)拡大して(ステップS221)、ステップS218へ移行し、再度、罫線位置の修正処理を行う。
行方向のセル数の許容範囲内に収まる場合は(ステップS220;Yes)、行方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および高さ)を設定する(ステップS222)。なお、行方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS215;No)には、ステップS216を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および幅)を設定する。次に、各表の罫線にあたるセルの枠を着色するように設定して(ステップS223)、本処理を終了する。
図7は、罫線位置修正前の状態P11と、第2の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置が変更許容範囲Aで罫線位置を修正した状態P12と、変更許容範囲を変更許容範囲Bに拡張して罫線位置を修正した後の状態P13とを示している。罫線位置修正前の状態P11では、列方向のセル数は6になる。変更許容範囲Aで罫線位置を修正した場合、罫線64は基準線65との差分が変更許容範囲Aを超えるため位置修正されずに残る。
この状態で列方向のセル数が、設定された許容範囲内でなければ、列方向に対する変更許容範囲は変更許容範囲Bに拡大される。その結果、罫線64と基準線65との差分が変更許容範囲Bに収まり、修正後の状態P13に示すように、罫線64の罫線位置が修正される。列方向のセル数は3になって許容範囲内に収まって処理終了となる。
<第3の実施の形態>
第1、第2の実施の形態では、基準表を定め、基準表に含まれる各罫線を順に基準線に設定して罫線位置の修正を行ったが、第3の実施の形態では、異なる表から1つずつ選択した2つの罫線の組を設定し、選択した2つの罫線の罫線位置の差分が最も少ない組み合わせから優先して罫線位置の修正を行うようになっている。
図8は、第3の実施の形態に係わるスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。まず、ユーザから操作部19を通じて、行方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS301)および列方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS302)を受ける。
次に、ステップS103と同様に、スプレッドシート形式のファイルへの変換対象となる元の画像データを取得する(ステップS303)。CPU11は、変換対象の画像データを解析して複数の表領域を抽出する(ステップS304)。抽出した複数の表領域の中に行方向の同一範囲に複数の表領域が列方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS305)。複数の表領域が列方向に並んで存在していない場合は(ステップS305;No)、ステップS309へ移行する。
複数の表領域が列方向に並んで存在する場合は(ステップS305;Yes)、各表の列方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS306)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS307)。次に、ステップS302で指定された列方向の罫線に対する変更許容範囲に基づき、列方向について罫線位置修正処理(2)を行う(ステップS308)。
図9は、ステップS308および後述するステップS313で行われる罫線位置修正処理(2)の詳細を示している。この処理の基本的な流れは列方向を処理する場合と行方向を処理する場合とで共通である。なお本処理にける罫線は、列方向の処理を行う場合には列方向の罫線を意味し、行方向の処理を行う場合には列方向の罫線を意味する。
まず、下記条件に当てはまる罫線の組みの中で、罫線位置の差分が最小の組を抽出する(ステップS341)。
条件1:互いに異なる表に属する2つの罫線である。
条件2:少なくとも片方は罫線位置が未修正である。
該当する罫線の組が抽出されなかった場合は(ステップS342;No)、本処理を終了する。
該当する罫線の組が抽出された場合は(ステップS342;Yes)、その組に属する2つの罫線の罫線位置の差分が変更許容範囲内か否かを調べる(ステップS343)。変更許容範囲内でなければ(ステップS343;No)、本処理を終了する。すなわち、変更許容範囲内に無い場合は、罫線位置の差分がそれ以上小さい組は存在しないため、罫線位置修正処理をこの時点で終了する。
変更許容範囲内であれば(ステップS343;Yes)、その2つの罫線の双方が罫線位置未修正(修正履歴がない)か否かを調べる(ステップS344)。両方とも罫線位置未修正であれば(ステップS344;Yes)、罫線位置を修正した場合にセルサイズが小さくなるセルの数が最小となる罫線を選択し、該罫線の位置を、他方の罫線の罫線位置に修正する(ステップS345)。そして、両罫線の修正履歴を修正済み(修正あり)に設定して(ステップS346)、ステップS341へ戻り処理を継続するする。移動させる罫線をセルサイズが小さくなるセル数が少なくなるように選択して罫線位置を修正することで、セル内へ表示する文字への影響を最小にすることができる。
片方のみ罫線位置未修正であれば(ステップS344;No)、修正履歴のない罫線の罫線位置を、他方の罫線の罫線位置に修正し(ステップS347)、その修正した罫線の修正履歴を修正済みに設定して(ステップS348)、ステップS341へ戻り処理を継続する。
図8に戻って説明を続ける。ステップS309では、列方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。なお、列方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS305;No)には、ステップS306を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
次に、ステップS304で抽出した複数の表領域の中に列方向の同一範囲に複数の表領域が行方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS310)。複数の表領域が行方向に並んで存在していない場合は(ステップS310;No)、ステップS314へ移行する。
複数の表領域が行方向に並んで存在する場合は(ステップS310;Yes)、各表の行方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS311)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS312)。
次にステップS301で指定された行方向の罫線に対する変更許容範囲に基づき、行方向について罫線位置修正処理(2)を行う(ステップS313)。
ステップS314では、行方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および高さ)を設定する。なお、行方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS310;No)には、ステップS311を行って行方向の罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
その後、各表の罫線にあたるセルの枠を着色するように設定して(ステップS315)、本処理を終了する。
図10は、第3の実施の形態のスプレッドシートデータ生成装置による罫線位置の修正例を示している。1回目の処理P21では、表70の罫線72と下側の表80の罫線82との組が、図9のステップS341において抽出される。罫線72と罫線82は共に修正履歴なしとする。この場合、罫線72を罫線82の位置に修正した方が、セルサイズが小さくなるセル数が少ない(3個になる)ため、罫線72が罫線82の位置に修正される。そして罫線72、82共に修正履歴ありに設定する。
2回目の処理P22では、表70の罫線71と下側の表80の罫線81との組が、図9のステップS341において抽出される。罫線71と罫線81は共に修正履歴なしとする。この場合、罫線81を罫線71の位置に修正した方が、セルサイズが小さくなるセル数が少ない(0個)ため、罫線81が罫線71の位置に修正される。そして罫線71、81共に修正履歴ありに設定する。
3回目の処理P23では、表70の罫線74と下側の表80の罫線83との組が、図9のステップS341において抽出される。罫線74と罫線83は共に修正履歴なしとする。この場合、罫線83を罫線74の位置に修正した方が、セルサイズが小さくなるセル数が少ない(0個)ため、罫線83が罫線74の位置に修正される。そして罫線74、83共に修正履歴ありに設定する。
4回目の処理P24では、表70の罫線73と下側の表80の罫線82との組が、図9のステップS341において抽出される。罫線82は修正履歴あり、罫線73は修正履歴なしである。この場合、罫線82と罫線73の差分が変更許容範囲を超えるので、修正しない。そして、変更許容範囲内の組み合わせはこれ以上無いため処理を終了する。
図11は、罫線位置を修正しない従来の方法により生成されたスプレッドシート(図11上側のシート)と、本発明の第3の実施の形態で生成されるスプレッドシート(図11下側のシート)とを対比して示す説明図である。罫線位置を修正しないスプレッドシート(上側のシート)では、微小の幅のセルが必要となりセルの分割数が多い。これに対し、第3の実施の形態で生成されたスプレッドシート(下側のシート)、微小の幅のセルが不要となり、セルの分割数も少なく抑えられている。また、修正によりセルサイズが小さくなるセルの数は少なく(表70の罫線72と罫線73の間の3個のセルのみに)抑えられている。
<第4の実施の形態>
図12は、第4の実施の形態に係わるスプレッドシートデータ生成装置が行うスプレッドシートデータ生成処理を示す流れ図である。第4の実施の形態では、基準表を順次入れ替えるようになっている。
まず、ユーザから操作部19を通じて、行方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS401)および列方向の罫線に対する変更許容範囲の指定(ステップS402)を受ける。
次に、スプレッドシート形式のファイルへの変換対象となる元の画像データを取得する(ステップS403)。CPU11は、変換対象の画像データを解析して複数の表領域を抽出する(ステップS404)。次に、抽出した複数の表領域の中に行方向の同一範囲に複数の表領域が列方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS405)。複数の表領域が列方向に並んで存在していない場合は(ステップS405;No)、ステップS412へ移行する。
複数の表領域が列方向に並んで存在する場合は(ステップS405;Yes)、各表の列方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS406)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS407)。
次に、表毎に列方向の罫線の数を合計し、列方向の罫線数が最も多い表を基準表に設定する(ステップS408)。ステップS402で指定された列方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、列方向について図3と同じ罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS409)。
列方向の全ての表を基準表として罫線位置修正処理が完了しているかを判断し(ステップS410)、完了していない場合は(ステップS410;No)、未だ基準表に設定していない別の表を基準表に設定して(ステップS411)、ステップS409へ戻り罫線位置修正処理(1)を行う。
列方向の全ての表を基準表として罫線位置修正処理が完了した場合は(ステップS410;Yes)、列方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する(ステップS412)。ステップS409では、列方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。なお、列方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS405;No)には、ステップS406を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(行方向の各セルの位置および幅)を設定する。
次に、ステップS404で抽出した複数の表領域の中に列方向の同一範囲に複数の表領域が行方向に並んで存在するか否かを判定する(ステップS413)。複数の表領域が行方向に並んで存在していない場合は(ステップS413;No)、ステップS420へ移行する。
複数の表領域が行方向に並んで存在する場合は(ステップS413;Yes)、各表の行方向の各罫線および罫線位置を取得し(ステップS414)、これらの罫線を表毎に分類する(ステップS415)。
次に、表毎に行方向の罫線の数を合計し、行方向の罫線数が最も多い表を基準表に設定する(ステップS416)。ステップS401で指定された行方向の罫線に対する変更許容範囲と基準表とに基づき、行方向について図3の罫線位置修正処理(1)を行う(ステップS417)。
行方向の全ての表を基準表として罫線位置修正処理が完了しているかを判断し(ステップS418)、完了していない場合は(ステップS418;No)、行方向の処理において未だ基準表に設定していない別の表を基準表に設定して(ステップS419)、ステップS417へ戻り罫線位置修正処理(1)を行う。
行方向の全ての表を基準表として罫線位置修正処理が完了した場合は(ステップS418;Yes)、行方向の修正後の罫線位置に従い、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および高さ)を設定する(ステップS420)。なお、行方向に複数の表が並ぶ状態でない場合(ステップS413;No)には、ステップS414を行って罫線位置を認識し、その罫線位置に従って、生成中のスプレッドシートのセル(列方向の各セルの位置および幅)を設定する。
次に、各表の罫線にあたるセルの枠を着色するように設定して(ステップS421)、本処理を終了する。
図13は、基準表を変更することで、罫線位置の修正がより進行する様子を示している。図13の状態P31では、表90が基準表であり、表100の罫線101は、表90の罫線91を基準線とする場合も罫線92を基準線とする場合も罫線間の差分が変更許容範囲を超えるため罫線位置が修正されずに残る。同様に表110の罫線111についても、表90の罫線91と罫線92のいずれを基準線とする場合も罫線間の差分が変更許容範囲を超えるため罫線位置が修正されずに残る。
次に、表100を基準表に選択した状態P32では、表100の罫線101を基準線としたとき、表110の罫線111は、基準線101との差分が変更許容範囲となり、罫線101の位置に修正される。このように、基準表を切り替えることで、修正されないまま残ってしまう罫線を少なくすることができる。
このように本発明によれば、使用用途に適したセル設定のスプレッドシートデータ(スプレッドシート形式ファイル)を作成することができる。特に編集を想定しているような使用用途の場合には、元原稿の表のサイズやレイアウトの忠実な再現性の優先度を下げ、元原稿との微小のずれを許容することで、再利用性を重視したスプレッドシート形式ファイルを作成することができる。一方、使用用途によってオリジナル原稿を忠実に表現する必要があり、位置変更の許容が不可の場合は、変更許容範囲を小さく設定することでセルを細かく分離して忠実に表現することができる。すなわち、設定する変更許容範囲の大きさ次第で、編集に適するものでも厳密さを優先するものでも柔軟に対応でき、使用用途に適したスプレッドシートデータを生成することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、画像処理装置10を例に説明したが、これに限定されず、各実施の形態で示したスプレッドシートデータ生成装置としての機能を備える装置であればよい。また、本発明は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置を各実施の形態で示したスプレッドシートデータ生成装置として機能させるためのプログラムであってもよい。
実施の形態では、組にした2つの罫線の一方を他方の罫線の位置に移動させることで罫線位置を修正する、もしくは、2つの罫線の中間(平均)位置に両罫線を移動させる場合を例示したが、罫線の移動はこれに限定されるものではない。たとえば、表が多数あり、1つの基準線に対して、差分が変更許容範囲内となる罫線の組が複数存在する場合、これら複数組に係るすべての罫線位置の平均を修正後の罫線位置としてもよい。
実施の形態では、画像読取部13で原稿を読み取って得た画像データ(イメージデータ)に含まれる表からスプレッドシートデータを生成したが、たとえば、ファイル形式で既に存在する2つのスプレッドシートを1つに纏めるような場合にも本発明は適用される。
また、変更許容範囲は複数段階に分けて設定されてもよい。たとえば、画像読取部13で同じレイアウトの表原稿を複数枚読み取る場合には、読み取ったイメージデータ上では表の位置が僅かにずれる場合がある。このような場合、この微小なズレに対応した変更許容範囲(たとえば、1mm)を設定して罫線位置の修正を行い、次に、実際のセルのズレを補うための変更許容範囲(たとえば5mm)を設定して罫線位置の修正を行う。このとき、たとえば、位置修正する罫線の数に制限を設ける。このようにすれば、微小なズレはすべて解消しつつ、大きく罫線位置の修正が行われる箇所を所定数以下に制限する、といったことができる。
また、変更許容範囲は、セルの大きさやセル数に応じて変更されてもよい。たとえば、移動対象の罫線を枠線に含みかつ該罫線の移動方向側にあるセルのサイズに応じて、変更許容範囲を変更するようにしてもよい。たとえば、ある罫線を右方向に移動させる場合には、その罫線を枠線の1つに含むセルであって該罫線の右側にあるセルのサイズに応じて変更許容範囲の大きさを変更する。上記セルが大きいほど、変更許容範囲を大きくするようにすればよい。つまり、罫線を移動させることで小さくなるセルのサイズ(罫線移動方向にあるセルのサイズ)が大きいほど変更許容範囲を大きくし、罫線を移動させることで小さくなるセルのサイズが小さいほど変更許容範囲を小さくする。
図14(a)の例では、表120の罫線122と表130の罫線132との差分は変更許容範囲Aを超えるので罫線位置を修正できないが、同図(b)のように、罫線132の移動方向(本例では左側)のセルが大きい場合には、該セルのサイズに応じて変更許容範囲が変更許容範囲Bのように拡大する。これにより、罫線132と罫線122との位置の差分が変更許容範囲Bに収まり、罫線132の位置が罫線122の位置に修正される。
このほか、変更許容範囲はセルサイズに対するセル内の文字数や余白サイズに応じて変更するようにしてもよい。すなわち、セル内の文字に対してセルサイズの余裕(余白)が大きいほど変更許容範囲を大きくする。また文字をセル内に収めることのできる範囲に、変更許容範囲を制限するようにしてよい。
実施の形態では、スプレッドシートの全範囲に対して基準表を1つ設定するようにしたが、エリア別に基準表を設けてもよい。たとえば、図15に示すように、表140と表150が列方向に並ぶエリアAでは表140を基準表とし、表160と表150とが列方向に並ぶエリアBでは表160を基準表とする、などとしてもよい。最も罫線の多い表を基準表とする場合には、エリア毎の罫線数によって、エリア毎に基準表を決定すればよい。
10…画像処理装置
11…CPU
12…バス
13…画像読取部
14…画像形成部
15…ROM
16…RAM
17…不揮発メモリ
18…表示部
19…操作部
21…画像処理部
22…ネットワークI/F部
23…ハードディスク装置
40、50、70、80…表
41、42、43、44…罫線
51、52、53、…罫線
64、65…罫線
71、72、73、74…罫線
81、82、83…罫線
90、100、110、120、130…表
91、92、101、111、121、122、131、132…罫線
140、150、160…表

Claims (17)

  1. 1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表の各罫線および罫線位置を取得して表毎に分類し、
    前記取得した罫線の中から異なる表に属する2つの罫線の組を選択し、この2つの罫線の罫線位置が相違しかつその差分が所定の変更許容範囲内に収まる場合に、該2つの罫線のいずれか一方または双方の罫線位置を移動させて前記2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する統合処理を、1組以上について行い、
    前記統合処理終了後の罫線位置に従ってセルを設定したスプレッドシートデータを生成する
    ことを特徴とするスプレッドシートデータ生成装置。
  2. 複数の表が含まれる1ページの画像データもしくはそれぞれ表を含む複数ページの画像データから複数の表を検出し、該検出した複数の表を、前記1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表として処理する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  3. 基準とする表を決定し、
    前記基準とする表に属する罫線と他の表に属する罫線とを、前記組にする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  4. 前記統合を列方向に行う場合は、列方向の罫線数が最多の表を前記基準の表に決定し、
    前記統合を行方向に行う場合は、行方向の罫線数が最多の表を前記基準の表に決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  5. 基準の表を変更して、前記統合処理を再度行う
    ことを特徴とする請求項3または4のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  6. 前記組にされた2つの罫線のうち、前記基準とする表の罫線の罫線位置に、他の表の罫線の罫線位置を合わせる
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  7. 前記組にされた2つの罫線の罫線位置をこれらの中間位置に統合する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  8. 前記組にされた2つの罫線のうち、一方の罫線の罫線位置を他方の罫線の罫線位置に移動させた場合に該移動させた罫線を枠線に含むセルであってサイズが小さくなるセルの数が少なくなる方の罫線を、移動させる側の罫線にして前記統合を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  9. 差分の少ない組から優先して前記統合処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つ記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  10. セル数が所定の上限数以下に収まるまで前記統合処理を繰り返すと共に、現在の変更許容範囲で前記統合処理を行ってもセル数が減少しなくなったときは前記変更許容範囲を広げる
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  11. 行方向の統合処理で使用する変更許容範囲と、列方向の統合処理で使用する変更許容範囲とを個別に設定し得る
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  12. 列方向、行方向の順に、または行方向、列方向の順に、両方向について前記統合処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  13. 列方向にのみ前記複数の表の存在する場合は、列方向にのみ前記統合処理を行い、
    行方向にのみ前記複数の表が存在する場合は、行方向にのみ前記統合処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  14. 前記変更許容範囲を複数段階に分けて設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  15. 前記変更許容範囲を、移動させる罫線を枠線に含みかつ該罫線の前記移動させる側にあるセルのサイズに応じて、変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  16. 列方向の罫線の統合処理では、列方向の境界線でスプレッドシートを複数のエリアに分割し、エリア毎に基準の表を設定し、
    行方向の罫線の統合処理では、行方向の境界線でスプレッドシートを複数のエリアに分割し、エリア毎に基準の表を設定する
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載のスプレッドシートデータ生成装置。
  17. 情報処理装置を、
    1枚のスプレッドシート上に配置する複数の表の各罫線および罫線位置を取得して表毎に分類する機能と、
    前記取得した罫線の中から異なる表に属する2つの罫線の組を選択し、この2つの罫線の罫線位置が相違しかつその差分が所定の変更許容範囲内に収まる場合に、該2つの罫線のいずれか一方または双方の罫線位置を移動させて前記2つの罫線の罫線位置を1つの罫線位置に統合する統合処理を、1組以上について行う機能と、
    前記統合処理終了後の罫線位置に従ってセルを設定したスプレッドシートデータを生成する機能と、
    を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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