JP2012192577A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体の劣化を抑制しつつ、光源の数を減らすことができる光走査装置を提供する。
【解決手段】 偏向器前光学系Aは、カップリングレンズ2201A、開口板2202A、液晶位相変換素子2205、光束分割部材2203A、2つのシリンドリカルレンズ(2204a、2204b)などを有している。液晶位相変換素子は、電圧が印加されていないときは入射された直線偏光を円偏光に変換し、所定の電圧が印加されているときは入射された直線偏光をそのまま透過する。この場合は、カラーモードのときに液晶位相変換素子に電圧が印加されず、モノクロモードのときに液晶位相変換素子に所定の電圧が印加されるようにすることにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、マゼンタ用の感光体ドラムが光走査されるのを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光束により被走査面を走査する光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
レーザプリンタ、レーザプロッタ、デジタル複写機、普通紙ファクシミリ、あるいはこれらを含む複合機等で用いられる電子写真方式の画像形成装置では、近年、カラー化、高速化が進み、像担持体である感光体ドラムを複数(通常は4つ)有するタンデム方式の画像形成装置が普及している。
このタンデム方式の画像形成装置では、転写ベルト又は中間転写ベルトに沿って例えば4つの感光体ドラムが設けられている。そして、各感光体ドラムは、対応する帯電手段で帯電された後、光走査装置によって潜像が形成される。各感光体ドラム上の潜像は、対応する現像手段によって互いに色の異なる現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー)で現像され、顕像化される。顕像化された各像は、転写ベルト又は中間転写ベルトに転写され重ね合わされて多色のカラー画像となる。
なお、電子写真方式のカラー画像形成装置として、感光体ドラムを1つのみ有する画像形成装置も考えられる。この場合、4つの色を重ね合わせて多色のカラー画像を形成するとき、感光体ドラム上への潜像形成、顕像化、中間転写体への転写を、時系列的に4回行う必要があり、タンデム方式に比べて生産性が劣る。
このようにタンデム方式の画像形成装置は、多色のカラー画像形成の生産性を向上させることができるが、感光体ドラムの数に応じた複数の光源が必要となり、それに伴い、部品点数の増加、光源間の波長差に起因する色ずれ、コストアップ等の不都合があった。
また、光走査装置の故障の原因として、光源である半導体レーザの劣化が挙げられる。このため光源の数が増加すると、故障の発生確率が高くなり、リサイクル性が低下するという不都合があった。
そこで、タンデム方式の画像形成装置に用いられる光走査装置として、光源の数を感光体ドラムの数よりも少なくした光走査装置が考案された。
例えば、特許文献1には、変調駆動される光源と、共通の回転軸に多面の反射鏡を複数段有する偏向手段と、共通の光源からのビームを分割して偏向手段の相異なる段の反射鏡に分割されたビームを入射させる光束分割手段と、複数の被走査面と、偏向手段により走査されたビームを被走査面に導く走査光学系と、偏向手段により走査されたビームを検出する受光手段とを有し、共通の光源手段から分割したビームが相異なる被走査面を走査するようにした光走査装置が開示されている。
また、特許文献2には、光源と偏向手段の間に光路切り換え手段を具備し、該光路切り換え手段で切り換え可能なそれぞれのビームが互いに略π/2の開き角を有して偏向手段に入射し、かつ偏向手段が4面の反射面を有する光走査装置が開示されている。
発明者らは、光源の数を感光体ドラムの数よりも少なくした光走査装置を用いた画像形成装置について検討を行っていたところ、例えば、1つの光源から射出され分割された一方がブラック用の光束で、他方がマゼンタ用の光束のとき、モノクロモードでの画像形成が開始されると、一例として図34に示されるように、該開始タイミングからブラック用の同期検知センサで光が受光されるまでの間、停止中のマゼンタ用の感光体も光走査され、該マゼンタ用の感光体の劣化が促進されることが判明した。
本発明は、上述した発明者等の得た新規知見に基づいてなされたものであり、以下の構成を有する。
本発明は、第1の観点からすると、画像情報に応じて複数の被走査面を個別に主走査方向に光走査する光走査装置であって、光源と、前記光源からの光束の光路上に配置され、互いに異なる被走査面に向かう2つの光束を射出する第1モードと、該異なる被走査面の一の被走査面に向かう光束のみを射出する第2モードとを切り換えるための切り換え機構を有する光学系と、前記光学系からの光束を偏向する光偏向器と、前記画像情報に基づいて、前記光学系の切り換え機構を制御する制御装置と、を備える光走査装置である。
これによれば、被走査面における感光体の劣化を抑制しつつ、光源の数を減らすことができる。
本発明は、第2の観点からすると、複数の像担持体と、前記複数の像担持体を画像データに応じて変調された光束により走査する本発明の光走査装置と、を備える画像形成装置である。
これによれば、像担持体の劣化を抑制しつつ、低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 光走査装置の偏向器光学系を説明するための図である。 偏向器光学系Aの構成を説明するための図である。 偏向器光学系Bの構成を説明するための図である。 液晶位相変換素子を説明するための図である。 光束分割部材の構成を説明するための図である。 カラーモードのときの偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの偏向器前光学系Aを説明するための図である。 偏向器前光学系Bを説明するための図である。 走査光学系A及び走査光学系Bを説明するための図である。 走査制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 カラーモードのときの各光源の発光状態を説明するための図である。 モノクロモードのときの各光源の発光状態を説明するための図である。 偏向器光学系Aの変形例1を説明するための図である。 カラーモードのときの変形例1の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの変形例1の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 偏向器光学系Aの変形例2を説明するための図である。 カラーモードのときの変形例2の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの変形例2の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 偏向器光学系Aの変形例3を説明するための図である。 変形例3の偏向器光学系Aにおける液晶シャッタを説明するための図である。 カラーモードのときの変形例3の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの変形例3の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 偏向器光学系Aの変形例4を説明するための図である。 カラーモードのときの変形例4の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの変形例4の偏向器前光学系Aを説明するための図である。 偏向器光学系Bの変形例を説明するための図である。 光走査装置の変形例を説明するための図である。 変形例の光走査装置における2つの光源の配置を説明するための図である。 変形例の光走査装置における光束分割部材を説明するための図である。 カラーモードのときの変形例の光走査装置における偏向器前光学系Aを説明するための図である。 モノクロモードのときの変形例の光走査装置における偏向器前光学系Aを説明するための図である。 変形例の光走査装置における偏向器前光学系Bを説明するための図である。 光束分割部材を用いた従来の光走査装置の不都合点を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つのクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、4つの帯電装置(2032a、2032b、2032c、2032d)、4つの現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4つのトナーカートリッジ(2034a、2034b、2034c、2034d)、転写ベルト2040、転写ローラ2042、定着ローラ2050、給紙コロ2054、レジストローラ対2056、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、CPU、該CPUにて解読可能なコードで記述されたプログラム及び該プログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、アナログデータをデジタルデータに変換するAD変換回路などを有している。そして、プリンタ制御装置2090は、上位装置からの画像情報を光走査装置2010に送る。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転するものとする。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、各感光体ドラムの長手方向(回転軸方向)に沿った方向をY軸方向、4つの感光体ドラムの配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010は、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を、対応する帯電された感光体ドラムの表面に照射する。これにより、該感光体ドラムの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。なお、この光走査装置2010の構成については後述する。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジからのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(以下では、「トナー画像」という)は、感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。
各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされる。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。該レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のトナー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここで定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次積み重ねられる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電装置に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置2010の構成について説明する。
光走査装置2010は、一例として図2に示されるように、2つの光源(2200A、2200B)、偏向器前光学系A、偏向器前光学系B、ポリゴンミラー2104、走査光学系A、走査光学系B、及び走査制御装置3022(図2では、図示省略。図11参照)などを備えている。
なお、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
各光源は、いずれも、同一基板上に複数の発光部が2次元的に配列されている面発光レーザアレイを有している。各発光部は、発振波長が780nm帯であり、Z軸に直交する方向に直線偏光を射出する。
ポリゴンミラー2104は、2段構造の4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。1段目(下段)の4面鏡と2段目(上段)の4面鏡とは、平面視において、回転軸まわりに46°ずれている。また、各4面鏡の内接円半径は7mmである。
偏向器前光学系Aは、一例として図3に示されるように、カップリングレンズ2201A、開口板2202A、液晶位相変換素子2205、光束分割部材2203A、2つのシリンドリカルレンズ(2204a、2204b)を有している。
偏向器前光学系Bは、一例として図4に示されるように、カップリングレンズ2201B、開口板2202B、1/4波長板2206、光束分割部材2203B、2つのシリンドリカルレンズ(2204c、2204d)を有している。
カップリングレンズ2201Aは、光源2200Aから射出された光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201Bは、光源2200Bから射出された光束を略平行光束とする。
開口板2202Aは、開口部を有し、カップリングレンズ2201Aを介した光束を整形する。開口板2202Bは、開口部を有し、カップリングレンズ2201Bを介した光束を整形する。
液晶位相変換素子2205は、開口板2202Aの開口部を通過した光束の光路上に配置されている。
液晶位相変換素子2205は、一例として図5に示されるように、一対の透明基板(11a、11b)と、各透明基板上に形成された透明電極(12a、12b)と、各透明電極の間に配向膜(13a、13b)を介して挟持されたネマティック液晶層14とから構成されている。各透明電極間には、走査制御装置3022から所定の電圧が印加される。
液晶位相変換素子2205は、電圧が印加されていないと、入射光束を円偏光に変換して射出し、所定の電圧が印加されていると、入射光束をそのままの偏光状態で透過させる。
1/4波長板2206は、開口板2202Bの開口部を通過した光束の光路上に配置され、該光束に1/4波長の光学的位相差を付与する。
光束分割部材2203Aは、液晶位相変換素子2205を介した光束の光路上に配置され、光束分割部材2203Bは、1/4波長板2206を介した光束の光路上に配置されている。
各光束分割部材は、図6に示されるように、入射光束に含まれる第1の偏光方向の直線偏光を透過させ、第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光を−Z方向に反射する偏光分離面と、該偏光分離面で反射された光束の光路上に偏光分離面に対して平行に配置されたミラー面とを有している。
本実施形態では、各光源から射出される光束は、対応する光束分割部材の偏光分離面に対してp偏光となる直線偏光である。また、各光束分割部材の偏光分離面は、p偏光を透過させ、s偏光を反射する偏光分離特性を有している。
そこで、液晶位相変換素子2205に電圧が印加されていないときには、一例として図7に示されるように、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、液晶位相変換素子2205で円偏光に変換され、光束分割部材2203Aで、p偏光成分とs偏光成分に分割される。該p偏光成分とs偏光成分は、Z軸方向に関して離間し、いずれもZ軸に直交する面に平行な2つの光束として光束分割部材2203Aから射出される。
一方、液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加されているときには、一例として図8に示されるように、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、液晶位相変換素子2205をそのまま透過し、光束分割部材2203Aの偏光分離面も透過する。すなわち、光束分割部材2203Aに入射した光束は、分割されることなく、光束分割部材2203Aをそのまま透過する。
光源2200Bから射出された光束(p偏光)は、一例として図9に示されるように、1/4波長板2206で円偏光に変換され、光束分割部材2203Bで、p偏光成分とs偏光成分に分割される。該p偏光成分とs偏光成分は、Z軸方向に関して離間し、いずれもZ軸に直交する面に平行な2つの光束として光束分割部材2203Bから射出される。
シリンドリカルレンズ2204aは、光束分割部材2203Aの偏光分離面を透過した光束の光路上に配置され、該光束を、ポリゴンミラー2104の2段目の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
シリンドリカルレンズ2204bは、光束分割部材2203Aのミラー面で反射された光束の光路上に配置され、該光束を、ポリゴンミラー2104の1段目の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
シリンドリカルレンズ2204cは、光束分割部材2203Bのミラー面で反射された光束の光路上に配置され、該光束を、ポリゴンミラー2104の1段目の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
シリンドリカルレンズ2204dは、光束分割部材2203Bの偏光分離面を透過した光束の光路上に配置され、該光束を、ポリゴンミラー2104の2段目の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
走査光学系Aは、一例として図10に示されるように、2つの第1走査レンズ(2105a、2105b)、2つの第2走査レンズ(2106a、2106b)、6枚の折り返しミラー(2107a、2107b、2108a、2108b、2109a、2109b)、2つの同期検知用センサ(2111a、2111b)を有している。
走査光学系Bは、一例として図10に示されるように、2つの第1走査レンズ(2105c、2105d)、2つの第2走査レンズ(2106c、2106d)、6枚の折り返しミラー(2107c、2107d、2108c、2108d、2109c、2109d)、2つの同期検知用センサ(2111c、2111d)を有している。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204aからの光束は、第1走査レンズ2105a、第2走査レンズ2106a、折り返しミラー2107a、折り返しミラー2108a、及び折り返しミラー2109aを介して、感光体ドラム2030aに照射される。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204bからの光束は、第1走査レンズ2105b、折り返しミラー2107b、折り返しミラー2108b、第2走査レンズ2106b、及び折り返しミラー2109bを介して、感光体ドラム2030bに照射される。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204cからの光束は、第1走査レンズ2105c、折り返しミラー2107c、折り返しミラー2108c、第2走査レンズ2106c、及び折り返しミラー2109cを介して、感光体ドラム2030cに照射される。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204dからの光束は、第1走査レンズ2105d、第2走査レンズ2106d、折り返しミラー2107d、折り返しミラー2108d、及び折り返しミラー2109dを介して、感光体ドラム2030dに照射される。
各感光体ドラム上の光スポットは、対応するポリゴンミラーの回転に伴って感光体ドラムの長手方向に移動する。この光スポットの移動方向が「主走査方向」であり、感光体ドラムの回転方向に沿った方向が「副走査方向」である。また、各感光体ドラムにおける画像情報が書き込まれる領域は「有効走査領域」、「画像形成領域」、あるいは「有効画像領域」などと呼ばれている。
各同期検知用センサは、ポリゴンミラー2104で偏向され、対応する感光体ドラムの有効走査領域を走査する前の光束を受光し、受光光量に応じた信号を走査制御装置3022に出力する。なお、各同期検知センサの出力信号は、「先端同期信号」とも呼ばれている。
走査制御装置3022は、一例として図11に示されるように、CPU3210、フラッシュメモリ3211、RAM3212、液晶素子駆動回路3213、IF(インターフェース)3214、画素クロック生成回路3215、画像処理回路3216、書込制御回路3219、光源駆動回路3221などを有している。なお、図11における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
IF(インターフェース)3214は、プリンタ制御装置2090との双方向の通信を制御する通信インターフェースである。上位装置からの画像データは、IF(インターフェース)3214を介して供給される。
フラッシュメモリ3211には、CPU3210にて解読可能なコードで記述された各種プログラム、及びプログラムの実行に必要な各種データが格納されている。
RAM3212は、作業用のメモリである。
CPU3210は、フラッシュメモリ3211に格納されているプログラムに従って動作し、光走査装置2010の全体を制御する。
画素クロック生成回路3215は、画素クロック信号を生成する。なお、画素クロック信号は、1/8クロックの分解能で位相変調が可能である。
画像処理回路3216は、CPU3210によって色毎にラスター展開された画像データに所定の中間調処理などを行った後、各光源の発光部毎のドットデータを作成する。
書込制御回路3219は、ステーション毎に、先端同期信号に基づいて書き込み開始のタイミングを求める。そして、書き込み開始のタイミングに合わせて、各発光部のドットデータを画素クロック生成回路3215からの画素クロック信号に重畳させるとともに、発光部毎にそれぞれ独立した変調データを生成する。
光源駆動回路3221は、書込制御回路3219からの各変調データに応じて、各光源に各発光部の駆動信号を出力する。
液晶素子駆動回路3213は、CPU210の指示に基づいて、所定の電圧を液晶位相変換素子2205に印加する。
CPU3210は、画像形成の要求があると、要求された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかを画像情報に基づいて判断する。
そして、CPU3210は、要求された画像がカラー画像のときは、カラーモードとして液晶位相変換素子2205に電圧が印加されないように液晶素子駆動回路3213に指示する。一方、CPU3210は、要求された画像がモノクロ画像のときは、モノクロモードとして液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加されるように電圧印加回路15に指示する。
さらに、カラーモードのときは、プリンタ制御装置2090によって4つの感光体ドラムが回転駆動される。そして、書込制御回路3219は、感光体ドラム2030aに対する書き込み開始タイミングに合わせて、光源2200Aから射出される光束をブラック画像情報に基づいて変調し、感光体ドラム2030bに対する書き込み開始タイミングに合わせて、光源2200Aから射出される光束をマゼンタ画像情報に基づいて変調し、感光体ドラム2030cに対する書き込み開始タイミングに合わせて、光源2200Bから射出される光束をシアン画像情報に基づいて変調し、感光体ドラム2030dに対する書き込み開始タイミングに合わせて、光源2200Bから射出される光束をイエロー画像情報に基づいて変調する(図12参照)。
一方、モノクロモードのときは、プリンタ制御装置2090によって感光体ドラム2030aのみが回転駆動される。そして、書込制御回路3219は、感光体ドラム2030aに対する書き込み開始タイミングに合わせて、光源2200Aから射出される光束をブラック画像情報に基づいて変調する(図13参照)。このとき、画像形成の要求があってから、同期検知用センサ2111aが光を受光するまでの間、感光体ドラム2030bは光走査されない。すなわち、モノクロモードでの画像形成が繰り返し要求されても、感光体ドラム2030bが劣化することはない。
ところで、光源駆動回路3221は、光源2200Aの発光パワーを、モノクロモードが選択されたときに、カラーモードが選択されたときよりも小さくなるように制御する。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置2010によると、2つの光源(2200A、2200B)、偏向器前光学系A、偏向器前光学系B、ポリゴンミラー2104、走査光学系A、走査光学系B、及び走査制御装置3022などを備えている。
偏向器前光学系Aは、カップリングレンズ2201A、開口板2202A、液晶位相変換素子2205、光束分割部材2203A、2つのシリンドリカルレンズ(2204a、2204b)などを有している。液晶位相変換素子2205は、光源2200Aと光束分割部材2203Aとの間の光路上に配置され、電圧が印加されていないときは入射された直線偏光を円偏光に変換し、所定の電圧が印加されているときは入射された直線偏光をそのまま透過する。
この場合は、カラーモードのときに液晶位相変換素子2205に電圧が印加されず、モノクロモードのときに液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加されるようにすることにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、感光体ドラム2030bが光走査されるのを防止することができる。すなわち、感光体ドラム2030bの劣化を抑制しつつ、光源の数を減らすことができる。
また、本実施形態に係るカラープリンタ2000によると、光走査装置2010を備えているため、感光体ドラム2030bの劣化を抑制しつつ、低コスト化を図ることができる。
なお、上記実施形態において、前記偏向器前光学系Aは、一例として図14に示されるように、光源2200Aと液晶位相変換素子2205との間の光路上に配置された1/4波長板QAを有していても良い。この場合は、カラーモードのときに液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加され(図15参照)、モノクロモードのときに液晶位相変換素子2205に電圧が印加されないように(図16参照)することにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、感光体ドラム2030bが光走査されるのを防止することができる。
また、上記実施形態において、前記偏向器前光学系Aは、図17に示されるように、光源2200Aと液晶位相変換素子2205との間の光路上に配置された1/2波長板HAを有していても良い。この場合は、カラーモードのときに液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加され(図18参照)、モノクロモードのときに液晶位相変換素子2205に電圧が印加されないように(図19参照)することにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、感光体ドラム2030bが光走査されるのを防止することができる。
また、上記実施形態において、前記偏向器前光学系Aは、図20に示されるように、前記液晶位相変換素子2205に代えて、光源2200Aと光束分割部材2203Aとの間の光路上に配置された1/4波長板QAと、光束分割部材2203Aのミラーで反射された光束の光路上に配置された液晶シャッタ2207を用いても良い。
この液晶シャッタ2207は、一例として図21に示されるように、前記液晶位相変換素子2205が2つの偏光フィルタ(16a、16b)で挟まれた構造を有している。偏光フィルタ16aと偏光フィルタ16bは、透過できる光の偏光方向が互いに直交している。各透明電極間には、走査制御装置3022から所定の電圧が印加される。
この場合、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、1/4波長板QAで円偏光に変換され、光束分割部材2203Aで、p偏光成分とs偏光成分に分割される。そして、該s偏光成分は、液晶シャッタ2207に電圧が印加されていないときには、液晶シャッタ2207を透過し(図22参照)、液晶シャッタ2207に所定の電圧が印加されているときには、液晶シャッタ2207で遮光される(図23参照)。すなわち、カラーモードのときに液晶シャッタ2207に電圧が印加されず、モノクロモードのときに液晶シャッタ2207に所定の電圧が印加されるようにすることにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、感光体ドラム2030bが光走査されるのを防止することができる。
また、上記実施形態において、前記偏向器前光学系Aは、図24に示されるように、前記液晶位相変換素子2205に代えて、光源2200Aと光束分割部材2203Aとの間の光路上に配置された1/2波長板HAと、光束分割部材2203Aのミラーで反射された光束の光路上に配置された液晶シャッタ2207を用いても良い。
この場合、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、1/2波長板HAで偏光方向が略45°回転され、光束分割部材2203Aで、p偏光成分とs偏光成分に分割される。そして、該s偏光成分は、液晶シャッタ2207に電圧が印加されていないときには、液晶シャッタ2207を透過し(図25参照)、液晶シャッタ2207に所定の電圧が印加されているときには、液晶シャッタ2207で遮光される(図26参照)。
また、上記実施形態において、前記偏向器前光学系Bは、図27に示されるように、前記1/4波長板2206に代えて、1/2波長板2208を用いても良い。この場合は、光源2200Bから射出された光束(p偏光)は、1/2波長板2208で偏光方向が略45°回転され、光束分割部材2203Bで、p偏光成分とs偏光成分に分割される。
また、上記実施形態では、光束分割部材が入射光束をZ軸方向に関して2つの光束に分割する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、一例として図28に示される光束分割部材2209のように、入射光束をXY面内において2つの光束に分割しても良い。
この場合、2つの光源は、一例として図29に示されるように、Z軸方向に離れて配置されている。そして、光束分割部材2209の偏光分離面は、一例として図30に示されるように、s偏光成分を透過させ、p偏光成分を反射する偏光分離特性を有している。
そこで、液晶位相変換素子2205に電圧が印加されていないときには、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、液晶位相変換素子2205で円偏光に変換され、光束分割部材2209で、p偏光成分とs偏光成分に分割される(図31参照)。
このとき、光束分割部材2209の偏光分離面で反射された光束(p偏光)は、シリンドリカルレンズ2204a及びミラーM1を介してポリゴンミラー2104の上段の偏向反射面に入射し、感光体ドラム2030aに向かう。
また、光束分割部材2209の偏光分離面を透過した光束(p偏光)は、シリンドリカルレンズ2204d及びミラーM2を介してポリゴンミラー2104の上段の偏向反射面に入射し、感光体ドラム2030dに向かう。
一方、液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加されているときには、光源2200Aから射出された光束(p偏光)は、液晶位相変換素子2205をそのまま透過し、光束分割部材2209の偏光分離面で反射される(図32参照)。
そこで、カラーモードのときに液晶位相変換素子2205に電圧が印加されず、モノクロモードのときに液晶位相変換素子2205に所定の電圧が印加されるようにすることにより、モノクロモードでの画像形成が要求されたときに、感光体ドラム2030dが光走査されるのを防止することができる。すなわち、モノクロモードでの画像形成が繰り返さし要求されても、感光体ドラム2030dが劣化することはない。
この場合、光源2200Bから射出された光束(p偏光)は、1/4波長板2206で円偏光に変換され、光束分割部材2203Bで、p偏光成分とs偏光成分に分割される(図33参照)。
このとき、光束分割部材2209の偏光分離面で反射された光束(p偏光)は、シリンドリカルレンズ2204b及びミラーM1を介してポリゴンミラー2104の下段の偏向反射面に入射し、感光体ドラム2030bに向かう。
また、光束分割部材2209の偏光分離面を透過した光束(p偏光)は、シリンドリカルレンズ2204c及びミラーM2を介してポリゴンミラー2104の下段の偏向反射面に入射し、感光体ドラム2030cに向かう。
この場合、ポリゴンミラーにおける1段目の回転多面鏡と2段目の回転多面鏡の回転軸まわりのずれ角φ、各回転多面鏡における鏡面の数M、画角α、有効走査領域を走査する光束の回転多面鏡への平均入射角φを用いて、θ/2<2π/M−φ、かつ、θ/2<φかつ、θ/2<2α、の関係が満足されている。
また、この場合、回転多面鏡は、4つの鏡面を有し、一の回転多面鏡の互いに異なる鏡面に入射する2つの光束のなす角は、平面視において、略90°である。このとき、2つの光源からの光束で、4つの感光体ドラムに個別に潜像を形成することができる。
また、上記実施形態では、各光源から射出される光束が、光束分割部材に対してp偏光である場合について説明したが、これに限定されるものではない。各光源から射出される光束が、光束分割部材の偏光分離面に対してs偏光であっても良い。但し、この場合は、光束分割部材の偏光分離面として、s偏光を透過させ、p偏光を反射する偏光分離面が用いられる。
また、上記実施形態では、各光源が面発光レーザアレイに代えて、1つの発光部を有する半導体レーザ(LD)を有していても良い。
また、上記実施形態では、位相変換素子として液晶位相変換素子が用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、位相変換素子として、光束の屈折率の振動方向依存性を利用して、偏光の振動方向を変えたり、円偏光と直線偏光間の変換を行う素子であれば良い。
また、上記実施形態において、走査制御装置は、画像情報がモノクロの画像情報のとき、画像形成が終了するまで、モノクロモードを選択していても良いし、感光体ドラム2030aの最初の書き込み開始タイミングが検知されるまではモノクロモードを選択し、その後はカラーモードを選択しても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置として、トナー像が感光体ドラムから転写ベルトを介して記録紙に転写されるカラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではなく、記録紙に直接転写されるカラープリンタであっても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、光プロッタやデジタル複写装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で転写対象物としての印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、像担持体としてビームスポットの熱エネルギにより発色する発色媒体(ポジの印画紙)を用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により可視画像を直接、像担持体に形成することができる。
要するに、上記光走査装置2010を備えた画像形成装置であれば、結果として、感光体ドラムの劣化を抑制しつつ、低コスト化を図ることができる。
以上説明したように、本発明の光走査装置によれば、感光体ドラムの劣化を抑制しつつ、光源の数を減らすのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、感光体ドラムの劣化を抑制しつつ、低コスト化を図るのに適している。
2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a〜2030d…感光体ドラム(像担持体)、2104…ポリゴンミラー(光偏向器)、2105a〜2105d…第1走査レンズ、2106a〜2106d…第2走査レンズ、2107a〜2107d…折り返しミラー、2108a〜2108d…折り返しミラー、2109a〜2109d…折り返しミラー、2200A,2200B…光源、2201A,2201B…カップリングレンズ、2203A,2203B…光束分割部材(偏光ビームスプリッタ)、2205…液晶位相変換素子(位相変換素子)、2206…1/4波長板、2207…液晶シャッタ、2209…光束分割部材、3022…走査制御装置(制御装置)、3213…液晶素子駆動回路(電圧制御回路)、HA…1/2波長板、QA…1/4波長板。
特開2006−284822号公報 特開2009−139639号公報

Claims (15)

  1. 画像情報に応じて複数の被走査面を個別に主走査方向に光走査する光走査装置であって、
    光源と、
    前記光源からの光束の光路上に配置され、互いに異なる被走査面に向かう2つの光束を射出する第1モードと、該異なる被走査面の一の被走査面に向かう光束のみを射出する第2モードとを切り換えるための切り換え機構を有する光学系と、
    前記光学系からの光束を偏向する光偏向器と、
    前記画像情報に基づいて、前記光学系の切り換え機構を制御する制御装置と、を備える光走査装置。
  2. 前記切り換え機構は、印加された電圧に応じて、前記光源からの光束の偏光状態を変更して射出する位相変換素子と、該位相変換素子から射出される光束の光路上に配置された偏光ビームスプリッタとを含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記切り換え機構は、前記光源と前記位相変換素子との間の光路上に配置された1/4波長板を含むことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記切り換え機構は、前記光源と前記位相変換素子との間の光路上に配置された1/2波長板を含むことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  5. 前記制御装置は、前記位相変換素子に印加される電圧を制御する電圧制御回路を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記位相変換素子は、印加電圧に応じて液晶分子の配列状態が変化する液晶素子であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記切り換え機構は、前記光源からの光束の光路上に配置された偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタから射出される一方の光束の光路上に配置され、該光束を射出し、あるいは該光束を遮光する液晶シャッタと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  8. 前記切り換え機構は、前記光源と前記偏光ビームスプリッタとの間の光路上に配置された1/4波長板を含むことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記切り換え機構は、前記光源と前記偏光ビームスプリッタとの間の光路上に配置された1/2波長板を含むことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  10. 前記制御装置は、前記液晶シャッタに印加される電圧を制御する電圧制御回路を有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の光走査装置。
  11. 前記第2モードが選択されたときの前記光源の発光パワーは、前記第1モードが選択されたときの前記光源の発光パワーよりも小さいことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光走査装置。
  12. 前記制御装置は、前記画像情報が単色の画像情報のとき、最初の書き込み開始タイミングが検知されるまでは前記第2モードを選択し、その後は前記第1モードを選択することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の光走査装置。
  13. 前記光偏向器は、前記主走査方向に直交する副走査方向に関して2段構造の回転多面鏡を有し、平面視において、前記1段目の回転多面鏡と前記2段目の回転多面鏡は、回転軸まわりに互いにずれていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の光走査装置。
  14. 前記光偏向器は回転4面鏡を有し、該回転4面鏡の互いに異なる鏡面に入射する2つの光束のなす角は、平面視において略90°であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の光走査装置。
  15. 複数の像担持体と、
    前記複数の像担持体を画像データに応じて変調された光束により走査する請求項1〜14のいずれか一項に記載の光走査装置と、を備える画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017072854A (ja) * 2016-12-21 2017-04-13 カシオ計算機株式会社 撮影装置、撮影方法及びプログラム

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