JP2012190264A - 電源装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源管理および仮想管理の信頼性を高める。
【解決手段】第1の電源装置1は、コンピュータに電力を供給する。電源装置1は、コンピュータで実行される仮想ホストでエミュレートされる仮想マシンまたは第4の仮想ホスト3dに、指示を送信する仮想マシン管理手段13を備える。ここで、この第4の仮想ホスト3dは、仮想ホスト2と異なる仮想ホスト6を備える仮想管理システム120を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータに電力を供給する電源装置およびプログラムに関する。
一般的に、物理コンピュータのリソースを有効に活用するため、仮想管理が用いられている。仮想管理では、物理コンピュータを仮想ホストとして適用し、仮想ホスト上で、複数の仮想マシンをエミュレートする。仮想管理において、仮想マシンの稼働状況に応じて、仮想マシンを他の仮想ホストに移行させる場合もある。仮想マシンを自由自在に任意の仮想ホストに移行する仕組みを用いることにより、物理コンピュータのリソースを有効に活用することができる。
また、物理コンピュータの消費電力を削減するために、電力制御装置を用いる方法もある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の方法では、電力制御装置が、システムの負荷状況を収集して、その負荷状況に基づいてシステムを任意の物理コンピュータに移行させるとともに、選択されなかった物理コンピュータの電源をオフする。このように電力制御装置が、仮想管理とともに電源を管理することにより、物理コンピュータの消費電力を削減することが期待されている。
一方、仮想ホストや仮想マシンを備える仮想システムが、仮想管理サーバを備える場合がある。仮想管理サーバは、仮想システムの仮想ホストや仮想マシンを制御する。この仮想管理サーバは、一般的に物理サーバであるので、仮想管理サーバのCPU数やメモリなどのリソースは、物理サーバのリソースと一致する。従って、仮想管理サーバのリソースの増減をするには、物理的にリソースを増減する必要があるところ、仮想管理サーバを仮想ホスト上で稼働させ、複数の物理サーバを用いて適宜リソースを変更させる方法もある(非特許文献1参照。)。
特開2008−269249号公報
vmware、"Running VirtualCenter in a Virtual Machine"、[online]、vmware、[平成23年1月7日検索]、インターネット<URL:http://www.vmware.com/pdf/vi3_vc_in_vm.pdf>
しかしながら、特許文献1に記載の方法において、電力制御装置に電力を供給する電源装置に電力障害があった場合、この電力制御装置は、電源管理のみならず、仮想管理もできなくなってしまう問題がある。
また、特許文献1に記載の方法において、電力制御装置と物理コンピュータとに、個別に電力供給されている場合、偶発的に停電が発生したり、計画停電の際、電力制御装置と物理コンピュータの両方を、安全にシャットダウンさせることが困難な場合がある。具体的には、シャットダウンの際、仮想システムがシャットダウンしたのを確認した後、仮想管理サーバをシャットダウンしなければならないので、この順序でシャットダウンできるように個々の構成要素について設定する必要がある。従って、大規模システムや中規模システムなど、ある程度の規模を有するシステムの全ての構成要素について、この設定を適用するのは困難であると考えられる。また、小規模システムの際には、このように設定することは可能とも考えられるが、その手間は繁雑なものとなってしまう。
さらに、物理コンピュータの電源のオンオフと、仮想管理とが同期されていない場合、電源がオフの物理コンピュータに仮想マシンを移行させようと試みるケースが考えられる。上述した特許文献1に記載の方法においても、偶発的な停電や、電源装置の手動のオンオフなど、電力制御装置の制御以外によって電源装置がオンオフされる可能性がある。従って、仮想管理が同期されていない場合と同様、電源がオフの物理コンピュータに仮想マシンを移行させようと試みることにより、エラーが発生する場合がある。
また、非特許文献1に記載の方法においては、仮想管理サーバが仮想ホスト上に実装されることにより、仮想管理サーバのための仮想管理を、仮想管理サーバ自身が行うこととなり適切ではない。具体的には、仮想マシンに実装されている仮想管理サーバの機能を停止する際、仮想管理サーバがその機能停止メッセージを送信するところ、仮想管理サーバは、機能停止に対する応答メッセージを送信することはできず、機能が停止していることを確認することができない。
このような状況を鑑み、仮想管理の信頼性を高める技術の開発が期待されている。
従って本発明の目的は、仮想管理の信頼性を高めることのできる電源装置およびプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、コンピュータに電力を供給する電源装置に関する。すなわち本発明の第1の特徴に係る電源装置は、コンピュータで実行される仮想ホストでエミュレートされる仮想マシンまたは仮想ホストに、指示を送信する仮想マシン管理手段を備える。ここで仮想マシンは、仮想ホストと異なる仮想ホストを備える仮想管理システムを制御する。
また、仮想マシン管理手段は、さらに、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、指示を送信しても良い。
第1の特徴に係る電源装置は、仮想管理システムがシャットダウンした後に、当該仮想管理システムを制御する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信し、その後、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信する制御手段をさらに備えても良い。
また第1の特徴に係る電源装置は、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、シャットダウンの指示を送信した後、仮想管理システムに電力を供給する電源装置に、シャットダウンの指示を送信する制御手段をさらに備えても良い。
本発明の第2の特徴は、コンピュータに電力を供給する電源装置に用いられるプログラムに関する。すなわち本発明の第2の特徴に係る電源装置は、コンピュータで実行される仮想ホストでエミュレートされる仮想マシンまたは仮想ホストに、指示を送信する仮想マシン管理手段として、電源装置が内蔵するコンピュータを機能させる。ここで仮想マシンは、仮想ホストと異なる仮想ホストを備える仮想管理システムを制御する。
また、仮想マシン管理手段は、さらに、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、指示を送信しても良い。
第2の特徴に係るプログラムは、仮想管理システムがシャットダウンした後に、当該仮想管理システムを制御する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信し、その後、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信する制御手段として、さらに電源装置が内蔵するコンピュータを機能させても良い。
また第2の特徴に係るプログラムは、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、シャットダウンの指示を送信した後、仮想管理システムに電力を供給する電源装置に、シャットダウンの指示を送信する制御手段として、さらに電源装置が内蔵するコンピュータを機能させても良い。
本発明によれば、仮想管理の信頼性を高めることのできる電源装置およびプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムを説明するシステム構成図である。 図2は、情報処理システムを起動する際の処理を説明する図である。 図3は、アプリケーションシステムを起動する際の処理を説明する図である。 図4は、情報処理システムをシャットダウンする際の処理を説明する図である。 図5は、アプリケーションシステムをシャットダウンする際の処理を説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る電源装置の機能ブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る電源装置における管理対象データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る電源装置における電源管理データのうち、電源データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る電源装置における仮想マシン管理データのうちリソースデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る電源装置における仮想マシン管理データのうち任意指示データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
まず、本発明の実施の形態において、「物理コンピュータ」は、中央処理制御装置(CPU:Central Processing Unit)および記憶装置などを備えた一般的なコンピュータである。「物理コンピュータ」は、具体的には、パーソナルコンピュータ、サーバ、ブレード型サーバなどのコンピュータである。また「仮想ホスト」は、物理コンピュータ上でホストOSを実行することにより物理コンピュータに実装される。1台の仮想ホストは、1台以上の仮想マシンを動かすことができる。「仮想マシン」は、1台の仮想ホスト上で、別のコンピュータをソフトウェア的にエミュレートされた仮想的なコンピュータである。
「仮想システム」は、物理コンピュータ、物理ストレージ、物理ネットワークなどで構成され、仮想システム全体で1台以上の仮想マシンの役割を担う。「仮想管理」とは、仮想システムを構成する仮想インフラを管理するとともに、1台以上の仮想マシンの稼働を制御する。
「電源装置」とは、仮想インフラに電力を供給したり、測定したり、切断する装置である。具体的には「電源装置」とは、交流(AC:Alternating Current)電源、直流(DC:Direct Current)電源、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)、電力分配器(PDU:Power Distribution Unit)などである。
「電源管理」とは、インフラに、安定して電源を供給するための制御のことである。本発明の実施の形態において電源管理とは、主に4つの機能を指す。(1)電源設備の点検時や電源障害時に、電源が、コンピュータ、ストレージ、ネットワークなどのインフラを自動的にシャットダウンして、サービスおよびデータを保護する機能である。(2)所定のスケジュールに従ってインフラをシャットダウンして、電力使用量を削減する機能である。(3)インフラの障害などにより、ハードウェアリセットが必要な際、予め設定した手順に従って、リモート制御で電源を停止、起動、再起動、またはこれらの組み合わせを実行する機能である。(4)スケジュールに従って、またはリモート制御で、予め定められた電源のオンオフを伴わないコマンドを、実行する機能である。電源管理は、電源装置において実装され、環境に合わせて設定される。
「シャットダウン」とは、OSのシャットダウン、サスペンド、待機状態、および電源断のうち、いずれか一つ以上のことである。
(実施の形態)
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理システム100の概要を説明する。本発明の実施の形態に係る情報処理システム100は、基盤システム110およびアプリケーションシステム120を備える。基盤システム110およびアプリケーションシステム120は、それぞれ物理コンピュータを備えており、この物理コンピュータに電力を供給する電源装置を備える。基盤システム110およびアプリケーションシステム120の各装置は、通信ネットワーク4を介して相互に通信可能である。図1に示す例では、基盤システム110およびアプリケーションシステム120にそれぞれ一つの電源装置を備える場合について説明するが、複数の電源装置が接続されても良い。
基盤システム110は、第1の電源装置1の仮想管理機能により制御される仮想システムである。基盤システム110の各機能は、基盤システム110の仮想ホストコンピュータ2でエミュレートされる仮想マシン3で稼働する。基盤システム110は、第1の電源装置1、第1の仮想ホストコンピュータ2aおよび第2の仮想ホストコンピュータ2bを備える。基盤システム110が備える仮想ホストコンピュータ2の数は、一つでも良いし3つ以上でも良い。
基盤システム110の第1の電源装置1は、仮想管理機能を備える。第1の電源装置1は、第1のタップ1aを介して第1の仮想ホストコンピュータ2aに電力を供給するとともに、第2のタップ1bを介して第2の仮想ホストコンピュータ2bに電力を供給する。また、第1の電源装置1は、通信制御装置を介して通信ネットワーク4に接続され、第1の仮想ホストコンピュータ2aおよび第2の仮想ホストコンピュータ2bと相互に通信可能に接続する。また第1の電源装置1は、アプリケーションシステム120の各装置と相互に通信可能に接続する。
仮想ホストコンピュータ2には、1以上の仮想マシン3がエミュレートされている。図1に示す例では、第1の仮想ホストコンピュータ2aに、3つの仮想マシン3a、3bおよび3c(第1、第2および第3の仮想マシン3a、3bおよび3c)が、エミュレートされ、第2の仮想ホストコンピュータ2bに、一つの仮想マシン3d(第4の仮想マシン3d)が、エミュレートされる。これらの仮想マシン3は、第1の電源装置1の仮想管理機能により制御される。
基盤システム110は、アプリケーションシステム120の各機能を稼働するための前提となる機能を実現するシステムである。基盤システム110は、仮想マシン3によって、DNSサーバ、DHCPサーバ、ディレクトリサーバなどの各種機能を実現する。本発明の実施の形態において、アプリケーションシステム120が仮想システムで実現されるところ、基盤システム110において、アプリケーションシステムの仮想管理を制御する仮想管理サーバの機能も実現される。図1に示す例では、第4の仮想マシン3dが、アプリケーションシステム120の仮想管理を制御する。
このように、第4の仮想マシン3dは、アプリケーションシステム120を仮想管理する。従って第4の仮想マシン3dがエミュレートされている第2の仮想ホストコンピュータ2bをシャットダウンする際、第4の仮想マシン3dが、アプリケーションシステム120の各機能をシャットダウンしてから、第2の仮想ホストコンピュータ2bがシャットダウンされる。
基盤システム110の各種機能は、アプリケーションシステム120の起動時に必要となるので、アプリケーションシステム120の各装置の起動前に実装されていなければならない。具体的には、基盤システム110の各機能が立ち上がった後に、アプリケーションシステム120の各装置が起動する。その際、アプリケーションシステム120の各装置は、基盤システム110のDHCPサーバからIPアドレスを割り当てられたり、ディレクトリサーバによって管理されたりする。アプリケーションシステム120の各装置の起動により、アプリケーションシステム120の各機能が仮想マシンに実装される。このとき、アプリケーションシステム120の各仮想マシンは、基盤システム110の仮想管理サーバによって制御される。
アプリケーションシステム120は、基盤システム110の仮想ホスト2でエミュレートされる仮想管理機能により制御される仮想システムである。アプリケーションシステム120の各機能は、アプリケーションシステム120の仮想ホストコンピュータ6でエミュレートされる仮想マシン7で稼働する。アプリケーションシステム120は、第2の電源装置5、第3の仮想ホストコンピュータ6aおよび第4の仮想ホストコンピュータ6bを備える。アプリケーションシステム120が備える仮想ホストコンピュータ6の数は、一つでも良いし3つ以上でも良い。
アプリケーションシステム120の第2の電源装置5は、基盤システム110の第1の電源装置1とは異なり、仮想管理機能を備えない、一般的な電源装置でも良い。第2の電源装置5は、第1のタップ5aを介して第3の仮想ホストコンピュータ6aに電力を供給するとともに、第2のタップ5bを介して第4の仮想ホストコンピュータ6bに電力を供給する。また、第2の電源装置5は、通信制御装置を介して通信ネットワーク4に接続され、第3の仮想ホストコンピュータ6aおよび第4の仮想ホストコンピュータ6bと相互に通信可能に接続する。
図1に示す例では、アプリケーションシステム120の各コンピュータに第2の電源装置5が電力を供給する場合について説明するが、第1の電源装置1が電力を供給しても良い。ただし、アプリケーションシステム120は、第1の電源装置1ではなく、第1の電源装置1が仮想管理する第4の仮想マシン3dによって、仮想管理される。
仮想ホストコンピュータ6には、1以上の仮想マシン7がエミュレートされている。図1に示す例では、第3の仮想ホストコンピュータ6aに、3つの仮想マシン7a、7bおよび7cがエミュレートされ、第4の仮想ホストコンピュータ6bに、3つの仮想マシン7d、7eおよび7fがエミュレートされる。これらの仮想マシン7は、基盤システム110の第4の仮想マシン3dにおける仮想管理機能により制御される。
アプリケーションシステム120は、基盤システム110の仮想管理サーバの仮想管理機能により制御される仮想システムである。アプリケーションシステム120の各機能は、アプリケーションシステム120の仮想ホストコンピュータ6でエミュレートされる仮想マシン7で稼働する。
アプリケーションシステム120は、例えば、業務システムやオンラインショッピングシステムなどである。アプリケーションシステム120は、基盤システム110で実現されるインフラ系システムを用いて実現される。アプリケーションシステム120の仮想ホストコンピュータ6、仮想マシン7などが起動する際、基盤システム110の機能を利用する。具体的には、アプリケーションシステム120の仮想ホストコンピュータ6が、通信ネットワーク4に接続する際、基盤システム110のDNSサーバ、DHCP、ディレクトリサーバなどの各種機能を利用する。また、仮想ホストコンピュータ6上で仮想マシン7をエミュレートする際、基盤システム110の仮想管理サーバの機能によって制御される。
図2を参照して本発明の実施の形態に係る情報処理システム100の起動時の処理を説明する。図2では、情報処理システム100のいずれの装置も、電源オフの状態から、各装置が起動する処理を説明する。主に第1の電源装置1の制御により、情報処理システム100は起動する。ここで、第1の電源装置1は、例えば作業者が電源ボタンを押下するなどにより、予め起動されている。
まずステップS1において第1の電源装置1は、第2の電源装置5を起動する指示を送信するとともに、ステップS2において第1の電源装置1は、基盤システム110の仮想管理を開始する。ステップS3において第2の電源装置5は、ステップS1における第1の電源装置1からの起動指示に従って起動する。ここで、第2の電源装置5は、第1の電源装置1と同様に、作業者が電源ボタンを押下することにより起動されても良い。
ステップS4ないしステップS7において第1の電源装置1は、基盤システム110の各装置を起動する。
図2に示す例では、例えば、ステップS4およびステップS5において第1の電源装置1が、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2b以外の第1の仮想ホスト2aに起動する指示を送信すると、第1の仮想ホスト2aが起動する。次にステップS6およびステップS7において第1の電源装置1が、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bに起動する指示を送信すると、第2の仮想ホスト2bが起動する。
ここで、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bが起動され、第1の電源装置1による基盤システム110の仮想管理が開始されると、ステップS8において、第2の仮想ホスト2bでエミュレートされる第4の仮想マシン3dは、アプリケーションシステム120の仮想管理を開始する。この第4の仮想マシン3dは、アプリケーションシステム120の仮想管理を制御する。
ステップS9およびステップS10において第2の仮想ホスト2bは、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6を起動する指示を送信すると、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6は起動する。
図2の例においては、基盤システムの第1の仮想ホスト2aを起動した後、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bを起動しているが、この順番に限られない。また、アプリケーションシステム120で稼働するソフトウェアや、アプリケーションシステム120でエミュレートされる仮想管理サーバのソフトウェアによって、起動の順番が定められても良い。本発明の実施の形態に係る情報処理システム100において、仮想管理機能つきの第1の電源装置1が、仮想管理サーバがエミュレートされる第2の仮想ホストコンピュータ2bに電源を供給するとともに仮想管理し、第2の仮想ホストコンピュータ2bの仮想管理機能がアプリケーションシステム120を仮想管理できれば良い。
また図2の例において第1の電源装置1は、ステップS2の基盤システム110の仮想管理が開始されたことを確認した後に、ステップS4の処理を進めても良い。また、第1の電源装置1は、ステップS1において第2の電源装置5に起動指示を送信するとともに、ステップS4において基盤システム110の第2の仮想ホスト2b以外の第1の仮想ホスト2aに起動指示を送信した後、第2の電源装置5および第1の仮想ホスト2aの起動が完了したかをそれぞれ逐次問い合わせても良い。第1の電源装置1は、第2の電源装置5および第1の仮想ホスト2aの起動が完了した後に、ステップS7の処理を進めても良い。同様に、第2の仮想ホスト2bは、ステップS8のアプリケーションシステム120の仮想管理が開始されたことを確認した後に、ステップS9の処理を進めても良い。
このように、図2おいては、第1の電源装置1が基盤システム110を起動するとともに、第1の電源装置1の制御により、第2の仮想ホスト2bがアプリケーションシステム120を起動する場合について説明した。図3を参照して、基盤システム110が既に起動されている状態で、第1の電源装置1の制御により、第2の仮想ホスト2bがアプリケーションシステム120を起動する場合について説明する。ここで、基盤システム110の第1の仮想ホストコンピュータ2aは起動しており、第1の電源装置1は、基盤システム110の仮想管理を開始している。
まずステップS21において第1の電源装置1は、第2の電源装置5を起動する指示を送信すると、ステップS22において第2の電源装置5は、ステップS21における第1の電源装置1からの起動指示に従って起動する。ここで、第2の電源装置5は、第1の電源装置1と同様に、作業者が電源ボタンを押下することにより起動されても良い。
次にステップS23およびステップS24において第1の電源装置1が、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bに起動する指示を送信すると、第2の仮想ホスト2bが起動する。
ここで、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bが起動され、第1の電源装置1による基盤システム110の仮想管理が開始されると、ステップS25において、第2の仮想ホスト2bでエミュレートされる第4の仮想マシン3dは、アプリケーションシステム120の仮想管理を開始する。この第4の仮想マシン3dは、アプリケーションシステム120の仮想管理を制御する。
ステップS26およびステップS27において第2の仮想ホスト2bは、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6を起動する指示を送信すると、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6は起動する。
図3の例においては、アプリケーションシステム120の各サーバに電力を供給する第2の電源装置5を起動した後、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bを起動しているが、この順番に限られない。また、アプリケーションシステム120で稼働するソフトウェアや、アプリケーションシステム120でエミュレートされる仮想管理サーバのソフトウェアによって、起動の順番が定められても良い。本発明の実施の形態に係る情報処理システム100において、仮想管理機能つきの第1の電源装置1が、仮想管理サーバがエミュレートされる第2の仮想ホストコンピュータ2bに電源を供給するとともに仮想管理し、第2の仮想ホストコンピュータ2bの仮想管理機能がアプリケーションシステム120を仮想管理できれば良い。
また図3の例において第1の電源装置1は、ステップS21において第2の電源装置5に起動指示を送信した後、第2の電源装置5の起動が完了したかを逐次問い合わせても良い。第1の電源装置1は、第2の電源装置5の起動が完了した後に、ステップS23の処理を進めても良い。同様に、第2の仮想ホスト2bは、ステップS25のアプリケーションシステム120の仮想管理が開始されたことを確認した後に、ステップS26の処理を進めても良い。
ここで、図3に示す例において、第2の電源装置5がシャットダウンしている状態で、第4の仮想マシン3dが起動している場合、ステップS24およびステップS25の処理が省略されても良い。
図4を参照して本発明の実施の形態に係る情報処理システム100のシャットダウン時の処理を説明する。図4では、情報処理システム100のいずれの装置も起動している状態から、各装置がシャットダウンする処理を説明する。
まずステップS51において、第1の電源装置1は、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bに、シャットダウンする指示を送信する。第2の仮想ホスト2bは、ステップS52において自身が仮想管理するアプリケーションシステム120の仮想ホスト6に、シャットダウンの指示を送信し、ステップS53において仮想ホスト6はシャットダウンの処理を開始する。
その後、ステップS54において第2の仮想ホスト2bは、仮想ホスト6に逐次問い合わせ、ステップS55において、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6がシャットダウンしたか否かを判定する。アプリケーションシステム120がシャットダウンしていない場合、ステップS54に戻り、アプリケーションシステム120のシャットダウンを確認するための問い合わせを送信する。一方、アプリケーションシステム120のシャットダウンが確認されると、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bは、ステップS56において、第2の仮想ホスト2b自身のシャットダウン処理を開始する。
ステップS51において仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bにシャットダウン指示を送信した後、ステップS57において第1の電源装置1は、第2の仮想ホスト2bに逐次問い合わせ、ステップS58において、第2の仮想ホスト2bがシャットダウンしたか否かを判定する。第2の仮想ホスト2bがシャットダウンしていない場合、ステップS57に戻り、第2の仮想ホスト2bのシャットダウンを確認するための問い合わせを送信する。一方、第2の仮想ホスト2bのシャットダウンが確認されると、第1の電源装置1は、ステップS59において、第2の仮想ホスト2b以外の第1の仮想ホスト2aにシャットダウンの指示を送信し、ステップS60において第1の仮想ホスト2aは、第1の仮想ホスト2a自身のシャットダウン処理を開始する。
ステップS59において第1の仮想ホスト2aにシャットダウン指示を送信した後、ステップS61において第1の電源装置1は、第1の仮想ホスト2aに逐次問い合わせ、ステップS62において、第1の仮想ホスト2aがシャットダウンしたか否かを判定する。第1の仮想ホスト2aがシャットダウンしていない場合、ステップS61に戻り、第1の仮想ホスト2aのシャットダウンを確認するための問い合わせを送信する。一方、第1の仮想ホスト2aのシャットダウンが確認されると、第1の電源装置1は、ステップS63において、アプリケーションシステム120に電力を供給している第2の電源装置5にシャットダウンの指示を送信するとともに、ステップS64において、第1の電源装置1自身のシャットダウン処理を開始する。第1の電源装置1からシャットダウンの指示を受信すると、ステップS65において第2の電源装置5は、第2の電源装置5自身のシャットダウン処理を開始する。
図4の例においては、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6をシャットダウンした後、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bをシャットダウンし、基盤システムの第1の仮想ホスト2aをシャットダウンしているが、この順番に限られない。また、アプリケーションシステム120で稼働するソフトウェアや、アプリケーションシステム120でエミュレートされる仮想管理サーバのソフトウェアによって、シャットダウンの順番が定められても良い。本発明の実施の形態に係る情報処理システム100において、仮想管理機能つきの第1の電源装置1が、仮想管理サーバがエミュレートされる第2の仮想ホストコンピュータ2bに電源を供給するとともに仮想管理し、第2の仮想管理サーバ2bがアプリケーションシステム120を仮想管理できれば良い。
図5を参照して本発明の実施の形態に係るアプリケーションシステム120のシャットダウン時の処理を説明する。図5では、情報処理システム100のいずれの装置も起動している状態から、アプリケーションシステム120の各装置がシャットダウンする処理を説明する。
まずステップS71において、第1の電源装置1は、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bに、シャットダウンする指示を送信する。第2の仮想ホスト2bは、ステップS72において自身が仮想管理するアプリケーションシステム120の仮想ホスト6に、シャットダウンの指示を送信し、ステップS73において仮想ホスト6はシャットダウンの処理を開始する。
その後、ステップS74において第2の仮想ホスト2bは、仮想ホスト6に逐次問い合わせ、ステップS75において、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6がシャットダウンしたか否かを判定する。アプリケーションシステム120がシャットダウンしていない場合、ステップS74に戻り、アプリケーションシステム120のシャットダウンを確認するための問い合わせを送信する。一方、アプリケーションシステム120のシャットダウンが確認されると、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bは、ステップS76において、第2の仮想ホスト2b自身のシャットダウン処理を開始する。
ステップS71において仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bにシャットダウン指示を送信した後、ステップS77において第1の電源装置1は、第2の仮想ホスト2bに逐次問い合わせ、ステップS78において、第2の仮想ホスト2bがシャットダウンしたか否かを判定する。第2の仮想ホスト2bがシャットダウンしていない場合、ステップS77に戻り、第2の仮想ホスト2bのシャットダウンを確認するための問い合わせを送信する。一方、第2の仮想ホスト2bのシャットダウンが確認されると、第1の電源装置1は、ステップS79において、アプリケーションシステム120に電力を供給している第2の電源装置5にシャットダウンの指示を送信する。第1の電源装置1からシャットダウンの指示を受信すると、ステップS80において第2の電源装置5は、第2の電源装置5自身のシャットダウン処理を開始する。
図5の例においては、アプリケーションシステム120の仮想ホスト6をシャットダウンした後、仮想管理サーバをエミュレートする第2の仮想ホスト2bをシャットダウンしているが、この順番に限られない。また、アプリケーションシステム120で稼働するソフトウェアや、アプリケーションシステム120でエミュレートされる仮想管理サーバのソフトウェアによって、シャットダウンの順番が定められても良い。
ここで、図5に示す例において、アプリケーションシステム120のシャットダウンが確認された後に、第2の仮想ホスト2bをシャットダウンしない場合、ステップS76、ステップS77およびステップS78の処理が省略されても良い。
本発明の実施の形態に係る情報処理システム100において、仮想管理機能つきの第1の電源装置1が、仮想管理サーバがエミュレートされる第2の仮想ホストコンピュータ2bに電源を供給するとともに仮想管理し、第2の仮想管理サーバ2bがアプリケーションシステム120を仮想管理できれば良い。
図6ないし図10を参照して、本発明の実施の形態に係る第1の電源装置1を説明する。第1の電源装置1は、従来の電源装置と比べると、図1に示すように仮想管理機能を備えている点が異なる。第1の電源装置1は、コントローラ10、メモリ20、電力供給部30および通信制御装置40を備える。
電力供給部30は、第1の電源装置1が接続されたコンピュータに、電力を供給する。電力供給部30は、複数のタップを備え、複数のコンピュータに電力を供給することができる。通信制御装置40は、他の電源装置やコンピュータなどと通信するための装置であって、例えばLANアダプタである。
メモリ20は、第1の電源装置1で実行するファームウェアプログラムなどのプログラムデータ、およびコントローラ10で処理されるデータなどを蓄積する記憶装置である。メモリ20は、プログラムデータの記憶領域を備えるとともに、管理対象データ記憶部21、電源管理データ記憶部22および仮想マシン管理データ記憶部23を備える。本発明の実施の形態において、第1の電源装置1のメモリ20が、管理対象データ記憶部21、電源管理データ記憶部22および仮想マシン管理データ記憶部23を備える場合について説明するが、これらのデータは、第1の電源装置1に内蔵されたメモリ20に記憶されていなくても良い。例えば、第1の電源装置1が読み出し可能なコンピュータのハードディスクや、半導体メモリなど、外部の記憶手段において記憶されていても良い。
管理対象データ記憶部21は、メモリ20のうち、管理対象データが記憶された記憶領域である。管理対象データは、第1の電源装置1が現在供給している電力に関連する配線データ21aと、第1の電源装置1の現在の管理対象の仮想マシンに関する仮想マシンデータ21bと、を含む。
管理対象データにおいて、電源管理の情報は、第1の電源装置1のタップごとに設けられる。仮想管理の情報は、仮想マシンごとに設けられる。仮想管理の情報は、さらに仮想マシンがエミュレートされた仮想ホストコンピュータの情報も含んでも良い。
ここで、本発明の実施の形態において「管理対象の仮想マシン」とは、第1の電源装置1の電力供給先のコンピュータでエミュレートされる仮想マシンであって、第1の電源装置1の仮想管理機能により制御される仮想マシンのことである。例えば、図1で示す例では、第1の電源装置1の管理対象の仮想マシンは、第1の仮想マシン3a、第2の仮想マシン3b、第3の仮想マシン3cおよび第4の仮想マシン3dである。また、第1の電源装置1の管理対象の仮想ホストとは、第1の電源装置1の管理対象の仮想マシンをエミュレートする仮想ホストコンピュータのことである。図1において第1の電源装置1の管理対象の仮想ホストは、第1の仮想ホストコンピュータ2aおよび第2の仮想ホストコンピュータ2bである。また、第1の電源装置1は、この管理対象の仮想ホストに電力を供給する。
管理対象データは、例えば、図7に示すデータおよびデータ構造を備える。図7(a)に、電源管理の情報としての配線データ21aを示している。配線データ21aは、タップ識別子をキーに、そのタップの接続先の仮想ホストの識別子を対応づけている。図7(a)に示すように、配線データ21aには、第1の電源装置1の識別子が含まれても良い。
図7(b)に、仮想管理の情報としての仮想マシンデータ21bを示している。仮想マシンデータ21bは、仮想マシンの識別子をキーに、その仮想マシンのOS、アドレス、ネットマスク、ユーザおよびパスワードが関連づけられている。またこれらの情報の他、必要な情報が各仮想マシンの識別子に関連づけられても良い。
電源管理データ記憶部22は、メモリ20のうち、電源管理データが記憶された記憶領域である。電源管理データは、図8に示す電源データ22aを含む。
電源データ22aは、現在の電力供給を制御するためのデータである。電源データ22aは、例えば図8に示すようなデータ構造を備える。本発明の実施の形態に係る電源データ22aは、電源識別子、電源オンオフの別、タップ識別子、仮想ホスト、タイプ、入力電圧、入力周波数、出力電圧および出力周波数の項目を備える。
電源識別子および電源オンオフの各項目には、現在の各電源のオンオフを示すデータが設定される。さらに、タップ識別子および仮想ホストの各項目には、現在の電源の各タップの接続先の仮想ホストコンピュータ2のデータが設定される。タイプ、入力電圧、入力周波数、出力電圧および出力周波数の各項目において、その電源装置の稼働条件のデータが設定される。
仮想マシン管理データ記憶部23は、メモリ20のうち、仮想マシン管理データが記憶された記憶領域である。仮想マシン管理データは、仮想マシンの識別子と、当該仮想マシンに割り当てたリソースの情報と、を対応づけたデータである。仮想マシン管理データは、図9に示すリソースデータ23aおよび図10に示す任意指示データ23bを含む。ここで、仮想ホストの識別子および仮想マシンの識別子は、例えばIPアドレスである。
リソースデータ23aは、各タップに接続された仮想ホストコンピュータで実装される各仮想マシンに、割り当てるリソースのデータである。リソースデータ23aは、図10に示すように、仮想ホストおよび仮想マシンの識別子に、各仮想マシンに割り当てるリソースの情報が対応づけられている。またこれらの情報の他にも必要な情報が、各仮想ホストの識別子に関連づけられても良い。
任意指示データ23bは、電源装置から仮想ホストまたは仮想マシンに、任意のタイミングで任意のコマンドを実行させるための指示データである。任意指示データ23bは、指示対象、指示対象識別子および実行タイミングをキーに、実行するコマンドの内容が対応づけられている。
図6に示すコントローラ10は、ファームウェアプログラムなどのプログラムに従って、所定の処理を実行する処理制御プロセッサである。ファームウェアプログラムが実行されることにより、本発明の実施の形態においてコントローラ10に、制御手段11、電源管理手段12および仮想マシン管理手段13が実装される。
制御手段11は、情報処理システム100の電源管理を制御するとともに、基盤システム110の仮想管理を制御する手段である。制御手段11は、必要に応じて、メモリ20から電源管理データおよび仮想マシン管理データを読み出し、電源管理データおよび仮想マシン管理データに従って制御しても良い。本発明の実施の形態において制御手段11は、仮想ホストコンピュータ2および仮想マシン3の制御、仮想ホストコンピュータ2および仮想マシン3へ実行コマンドの送信の制御など、様々な場面で制御する。制御手段11は、電源管理手段12および仮想マシン管理手段13のうちいずれか一つ以上に指示を入力し、電源管理手段12および仮想マシン管理手段13のうちいずれか一つ以上がその指示を実行する。また、制御手段11が、他の電源装置などへの指示を、通信制御装置40を介して入力する場合もある。
また制御手段11は、電源管理および仮想管理において変更が生じると、その変更に応じて管理対象データを生成して、管理対象データ記憶部21に記憶する。管理対象データは、第1の電源装置1が現在供給している電力に関連する電源管理の情報である配線データ21aと、第1の電源装置1の電力供給先の物理コンピュータでエミュレートされる仮想マシンに関する仮想管理の情報である仮想マシンデータ21bとを含む。
制御手段11は、第1の電源装置1の処理を制御する。特に制御手段11は、図2および図5で説明したように、情報処理システム100の起動やシャットダウンにおいて、第2の電源装置5、基盤システム110の各装置およびアプリケーションシステム120の各装置に所定のタイミングで起動またはシャットダウンできるように制御する。制御手段11は、アプリケーションシステム120がシャットダウンした後に、アプリケーションシステム120を制御する第4の仮想マシン3dをエミュレートする仮想ホスト2bをシャットダウンする指示を送信し、その後、アプリケーションシステム120の稼働に必要な機能を実行する仮想マシン3a、3b、3c…をエミュレートする仮想ホスト2aをシャットダウンする指示を送信するよう制御する。ここで、「アプリケーションシステム120の稼働に必要な機能」とは、アプリケーションシステム120の電源の起動、電源のシャットダウン、待機状態への遷移や待機状態からの回復などの機能を含む。
また制御手段11は、アプリケーションシステム120の稼働に必要な機能を実行する第4の仮想マシン3dまたは第2の仮想マシン3bに、アプリケーションシステム120のシャットダウンの指示を送信した後、アプリケーションシステム120に電力を供給する第2の電源装置5に、シャットダウンの指示を送信しても良い。
制御手段11は、具体的には、仮想マシン管理手段13に、第1の電源装置1が仮想管理する仮想マシン3を起動させるとともに起動状況を取得させ、さらに、その仮想マシン3をシャットダウンさせるとともにシャットダウン状況を取得させる。制御手段11は、各装置の状況に応じて、起動、シャットダウンの指示を送信したり、状況を取得したりする。
ここで制御手段11は、第1の電源装置1の電源管理について指示を送信する場合、第1の電源装置1の電源管理手段12にその指示を入力する。第1の電源装置1が仮想管理する第4の仮想マシン3dまたは仮想ホスト2bに指示を送信する場合、第1の電源装置1の仮想マシン管理手段13にその指示を入力する。一方、それ以外の装置に指示を入力する場合、制御手段11は、通信制御装置40を介して、その装置に指示を入力する。第1の電源装置1の制御手段11が通信制御装置40を介して指示を入力する場合、その指示の送信先は、図1に示す例において、アプリケーションシステム120の各装置である。
また、仮想ホストコンピュータ2または仮想マシン3に対して、任意のタイミングで任意のコマンドを実行させたいとき、制御手段11は、その旨を仮想マシン管理手段13に入力しても良い。
電源管理手段12は、コンピュータに供給する電力の設定情報を記憶した電源管理データに基づいて、コンピュータへの電力供給を制御する。電源管理手段12は、制御手段11からの指示に従って、電力供給部30を制御する手段である。電源管理手段12は、電源管理データに基づいて、基盤システム110の仮想ホストコンピュータ2への電力供給を制御する。例えば、制御手段11から第1の電源装置1をシャットダウンする指示が入力されると、電源管理手段12は、第1の電源装置1が電力を供給している基盤システム110の仮想ホストコンピュータ2への電力供給を遮断し、シャットダウンに関する電力供給部30の処理を制御する。
仮想マシン管理手段13は、基盤システム110の仮想管理を制御する。仮想マシン管理手段13は、通信制御装置40を介して、仮想ホスト2でエミュレートされる仮想マシン3または仮想ホスト2に、指示を送信する。本発明の実施の形態においては特に、仮想マシン管理手段13の指示送信先の仮想マシン3は、仮想ホスト2と異なる仮想ホスト6を備える仮想管理システムを制御する。この仮想管理システムは、図1に示す例においてアプリケーションシステム120である。また、図1に示す例において指示送信先の仮想マシンは、第2の仮想ホストコンピュータ2bでエミュレートされる第4の仮想マシン3dである。
ここで仮想マシン管理手段13は、さらに、仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、指示を送信する。図1に示す例において、アプリケーションシステム120は、第2の仮想ホストコンピュータ2bでエミュレートされる第4の仮想マシン3dで仮想管理される。従って、仮想マシン管理手段13は、制御手段11の制御によりアプリケーションシステム120の稼働に必要な機能を実行する指示を送信する際、第2の仮想ホストコンピュータ2bまたは第4の仮想マシン3dに、指示を送信する。
このような本発明の実施の形態に係る情報処理システムによれば、アプリケーションシステム120の仮想管理を仮想マシンで実装する場合、その仮想マシンを、その仮想マシンがエミュレートされた仮想ホストコンピュータに電源を供給する電源装置が仮想管理する。このように仮想管理をするための仮想管理サーバを、電源装置が仮想管理することにより、仮想管理をするための仮想管理サーバを、適切に仮想管理することができる。また、電源装置が仮想管理サーバを仮想管理することにより、仮想管理サーバの負担に伴って、仮想管理サーバに割り当てるリソースを増減するなど、仮想管理サーバを円滑に運用することができる。
また本発明の実施の形態に係る電源装置は、アプリケーションシステム120を仮想管理する仮想管理サーバやネットワーク管理に係るサーバなど、アプリケーションシステム120のインフラに係る装置に電源を供給するとともに仮想管理する。このように、アプリケーションシステム120における業務システムの運用と、インフラ系システムの運用とを切り分けることにより、アプリケーションシステム120を適切に起動およびシャットダウンさせることができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置によれば、既存のアプリケーションシステム120に容易に導入することができる。具体的には、そのアプリケーションシステム120の仮想管理を制御する仮想管理サーバに電力を供給する電源装置を、本発明の実施の形態に係る電源装置に変更することにより、仮想管理サーバは別系統で仮想管理されることができる。
このように、電源装置が仮想管理することにより、電源供給と仮想管理を併せて円滑に運用し、仮想管理の信頼性を高めることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1、5 電源装置
2、6 仮想ホストコンピュータ(仮想ホスト)
3、7 仮想マシン
4 通信ネットワーク
10 コントローラ
11 制御手段
12 電源管理手段
13 仮想マシン管理手段
20 メモリ
21 管理対象データ記憶部
22 電源管理データ記憶部
23 仮想マシン管理データ記憶部
30 電力制御部
40 通信制御装置
100 情報処理システム
110 基盤システム
120 アプリケーションシステム

Claims (8)

  1. コンピュータに電力を供給する電源装置であって、
    前記コンピュータで実行される仮想ホストでエミュレートされる仮想マシンまたは前記仮想ホストに、指示を送信する仮想マシン管理手段を備え、
    前記仮想マシンは、前記仮想ホストと異なる仮想ホストを備える仮想管理システムを制御する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記仮想マシン管理手段は、さらに、前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、指示を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記仮想管理システムがシャットダウンした後に、当該仮想管理システムを制御する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信し、その後、前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信する制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、シャットダウンの指示を送信した後、前記仮想管理システムに電力を供給する電源装置に、シャットダウンの指示を送信する制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  5. コンピュータに電力を供給する電源装置に用いられるプログラムであって、
    前記コンピュータで実行される仮想ホストでエミュレートされる仮想マシンまたは前記仮想ホストに、指示を送信する仮想マシン管理手段
    として、前記電源装置が内蔵するコンピュータを機能させ、
    前記仮想マシンは、前記仮想ホストと異なる仮想ホストを備える仮想管理システムを制御する
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 前記仮想マシン管理手段は、さらに、前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、指示を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記仮想管理システムがシャットダウンした後に、当該仮想管理システムを制御する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信し、その後、前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンをエミュレートする仮想ホストをシャットダウンする指示を送信する制御手段
    として、さらに前記電源装置が内蔵するコンピュータを機能させることを特徴とする請求項5または6に記載のプログラム。
  8. 前記仮想管理システムの稼働に必要な機能を実行する仮想マシンまたは当該仮想マシンをエミュレートする仮想ホストに、シャットダウンの指示を送信した後、前記仮想管理システムに電力を供給する電源装置に、シャットダウンの指示を送信する制御手段
    として、さらに前記電源装置が内蔵するコンピュータを機能させることを特徴とする請求項5または6に記載のプログラム。
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