JP2010262382A - 電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法 - Google Patents

電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適切な負荷分散処理を可能な限り低消費電力で実現すること。
【解決手段】電力供給制御装置106は、負荷分散制御装置101による実計算機の動作状況、仮想計算機制御装置102による仮想計算機VMiの動作状況により、実計算機Riへの電力供給を制御する。電源タップ制御装置105に対し、電力供給する実計算機Riや遮断する実計算機を指示する。仮想計算機群VMは常時動作とし停止しない。仮想計算機VMiは、常に電力供給を受けているマスタ計算機Mや実計算機Ri上で動作するため、ジョブ実行しない実計算機Riへの電力供給を停止して低消費電力化を図ることができる。実計算機群Rは、ジョブ実行がない仮想計算機VMiのみの状態において、仮想計算機VMiをマスタ計算機Mまたは他の実計算機Riに移動し、起動を停止する。
【選択図】図1

Description

本願は、電力供給を制御する電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法に関する。
従来、一般的な負荷分散制御装置では、待ちジョブを実行する条件に合う計算機を探し、見つけたら当該計算機にて待ち状態であったジョブを実行するように制御する。ジョブの実行条件の大前提として、計算機が動いていて、その実行条件を満たしている旨の情報が集められる状態に有る必要がある。
また、計算機ごとにCPU(Central Processing Unit)能力および台数が異なりしかも仮想計算機が混在していても、バッチジョブを実行する計算機を自動的に選択してジョブを配送し負荷分散を実行する負荷分散制御装置も開示されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開平9−212467号公報
しかしながら、上述した従来の負荷分散制御装置のジョブ投入は、各計算機の負荷をモニタリングしジョブが短時間で終わるようスケジューリングされて実行される。そのため、各計算機は、実行するジョブがない場合でも常時稼動状況(CPU負荷等)を負荷分散制御装置に通知しなければならない。したがって、常に通電し稼動させておく必要があり無駄な電力を消費しているという問題があった。
たとえば、各計算機に負荷が平坦化するように均等にジョブをばら撒くと、計算機ごとにリソースが余ってしまうが、ジョブを実行しているいずれの計算機に対しても電源を遮断することができない。
一方、予めある計算機に対し電力供給を停止しておくことも考えられる。予め停止している計算機は、ジョブ実行対象から外されるため、負荷分散制御装置では、どの計算機種の計算機が不足しているかがわからないこととなる。
たとえば、計算機種Aの計算機X,Yと計算機種Bの計算機Zのうち、計算機Y,Zの電力供給を停止しておいた状態で計算機種Aを要求するジョブを計算機Xに割当てたとする。そして、計算機Xがリソース不足に陥った場合、負荷分散制御装置では、停止している計算機Y,Zの計算機種を認識できないため、どちらの計算機に電力供給すればよいかわからないという事態が生じることとなる。
本願は、負荷分散処理を低消費電力で実現する電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するに当たって、前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出し、前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断し、検出結果と判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定し、決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる。
本電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法によれば、負荷分散処理を低消費電力で実現することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる負荷分散制御システムのシステム構成図である。 実施の形態にかかるコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 全仮想計算機種別名対応テーブルの記憶内容を示す説明図である。 全実計算機種別名対応テーブルの記憶内容を示す説明図である。 全仮想計算機ジョブ実行状況テーブルの記憶内容を示す説明図である。 全仮想計算機負荷テーブルの記憶内容を示す説明図である。 全仮想計算機配置テーブルの記憶内容を示す説明図である。 全実計算機負荷テーブルの記憶内容を示す説明図である。 電源管理テーブルの記憶内容を示す説明図である。 本実施の形態にかかる電力供給制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる電力供給制御装置による電力供給/停止指示処理手順を示すフローチャート(前半)である。 図11に示した電源遮断指示処理(ステップS1106)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 図11に示した電源投入指示処理(ステップS1107)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 仮想計算機移動要請キューを示す説明図である。 実計算機起動/停止要請キューを示す説明図である。 本実施の形態にかかる電力供給制御装置による電力供給/停止指示処理手順を示すフローチャート(後半)である。 図16に示した全実計算機負荷算出処理(ステップS1601)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 図16に示した実計算機探索処理(ステップS1606)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 仮想計算機移動・電源投入/遮断制御処理手順を示すフローチャートである。 最終要請となる移動指示情報の決定処理を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本開示技術にかかる電力供給制御プログラム、電力供給制御装置、および、電力供給制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、実施の形態にかかる負荷分散制御システムのシステム構成図である。負荷分散制御システム100は、負荷分散制御装置101、仮想計算機制御装置102、マスタ計算機M、実計算機群R、電源タップ103、電源タップ制御装置105、電力供給制御装置106を含む構成である。
負荷分散制御装置101は、外部からジョブが投入されるとマスタ計算機Mや実計算機群Rにジョブを供給するコンピュータである。負荷分散制御装置101は、ジョブを実行する計算機の負荷の分散制御を実行する。
仮想計算機制御装置102は、マスタ計算機M内に保存されている仮想計算機群VMの実計算機への割り当て指示を実行するコンピュータである。マスタ計算機Mは、実計算機群Rおよび仮想計算機群VMを統括するコンピュータである。マスタ計算機M自身も実計算機群R内の任意の実計算機Ri(iは番号)と同様、ジョブを実行することができる。また、マスタ計算機Mは、負荷分散制御装置101からの指示に従って、実計算機Riにジョブを投入したり、仮想計算機制御装置102からの指示に従って、ジョブが投入された任意の仮想計算機VMiを実計算機に移動させる。
実計算機群Rは、投入されたジョブを実行するコンピュータ群である。各実計算機R1〜R5は、電源タップ103を介して電源から電力供給を受けている。各実計算機R1〜R5は、マスタ計算機Mや他の実計算機Riから移動してきた仮想計算機VMiとして、当該仮想計算機VMiに割当てられたジョブを実行する。各実計算機R1〜R5は、マスタ計算機Mから直接投入されたジョブを実行することもできる。
仮想計算機群VMは、マスタ計算機Mや実計算機群Rで動作する仮想的なコンピュータ群である。仮想計算機は、具体的には、たとえば、プログラム(OS(Operating System)も含む)を実行させるハードウェア資源の集合(CPUやメモリなどの種類、数量)を目的に合わせて動作させるソフトウェアである。
すなわち、仮想計算機VMiの実体は、たとえば、プログラムやOSなどのソフトウェア、当該ソフトウェアに与えられる変数、および、当該ソフトウェアを実行させるためのCPUやメモリなどのハードウェア資源を指定する環境情報を含む。また、当該環境情報に従って実機(マスタ計算機Mまたは実計算機R1〜R5)を起動させるための起動ソフトウェアも含む。したがって、仮想計算機VMiの移動とは、環境情報と起動ソフトウェアの移動である。なお、起動ソフトウェアは予め実機に保持しておけば環境情報のみの移動としてもよい。
これにより、仮想計算機VMiとして指定されたプログラムやハードウェア資源を用いてマスタ計算機Mや実計算機Riが動作することにより、あたかも仮想計算機VMiが動作しているかのように見せることができる。本実施の形態では、実計算機種ごとに仮想計算機種が割り当てられており、仮想計算機VMiの計算機種(環境情報)に対応する計算機種(性能)の実計算機Ri上で当該仮想計算機が動作することとなる。
電源タップ103は、各実計算機Riに電源104からの電源投入する中継器である。電源タップ制御装置105は、電源タップ103の実計算機群Rへの電源投入を実計算機RiごとにON/OFF制御する。ONを検知した実計算機Riは電力供給を受けて起動する。OFFを検知した実計算機Riは起動終了することで電力供給が停止される。
電力供給制御装置106は、負荷分散制御装置101による実計算機Riの動作状況、仮想計算機制御装置102による仮想計算機VMiの動作状況により、実計算機Riへの電力供給を制御する。具体的には、たとえば、電源タップ制御装置105に対し、電力供給する実計算機Riや遮断する実計算機Riを指示する。
負荷分散制御システム100では、仮想計算機群VMは常時動作とし停止しないこととする。仮想計算機VMiは、常に電力供給を受けているマスタ計算機Mや実計算機Ri上で動作するため、ジョブ実行しない実計算機Riへの電力供給を停止して低消費電力化を図ることができる。
また、実計算機群Rは、ジョブ実行がない仮想計算機VMiのみの状態において、仮想計算機VMiをマスタ計算機Mまたは他の実計算機Riに移動し、起動を停止する。ジョブ実行数が少ない仮想計算機VMiは実計算機Ri間を移動し実計算機台数を束ね、停止可能な実計算機Riを増加させる。このように、仮想計算機VMiを特定の実計算機Riに集約することで、ジョブ無実行な実計算機Riを増加させることができる。これにより、ジョブ実行しない実計算機Riへの電力供給を停止して低消費電力化を図ることができる。
(コンピュータのハードウェア構成)
図2は、実施の形態にかかるコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、コンピュータの全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、コンピュータ内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(各種テーブルの記憶内容)
つぎに、本実施の形態で利用する各種テーブルの記憶内容について説明する。本実施の形態では、全仮想計算機種別名対応テーブル、全実計算機種別名対応テーブル、全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル、全仮想計算機負荷テーブル、全仮想計算機配置テーブル、全実計算機負荷テーブル、電源管理テーブルを利用する。これらテーブルは、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205などの記憶装置によりその機能を実現する。
図3は、全仮想計算機種別名対応テーブルの記憶内容を示す説明図である。全仮想計算機種別名対応テーブル300は、仮想計算機を実計算機へ移動する際に必要な仮想計算機種別名を導くテーブルである。全仮想計算機種別名対応テーブル300は、マスタ計算機Mに保存されている。全仮想計算機種別名対応テーブル300は、仮想計算機名項目と仮想計算機種別名項目とを有し、仮想計算機ごとに仮想計算機名と仮想計算機種別名とがレコード化されている。
仮想計算機名とは、仮想計算機を一意に特定する識別情報である。仮想計算機種別名とは、仮想計算機の種別を一意に特定する識別情報である。なお、本例では、仮想計算機種別名により仮想計算機の環境を表現している。たとえば、「I2cpu4core32G」という仮想計算機種別名は、2個のCPU、4個のコア、32[GB]の記憶容量により仮想計算機を実現することを意味している。
図4は、全実計算機種別名対応テーブル400の記憶内容を示す説明図である。全実計算機種別名対応テーブル400は、仮想計算機を実計算機へ移動する際に必要な実計算機種別名を導くテーブルである。全実計算機種別名対応テーブル400は、マスタ計算機Mに保存されている。全実計算機種別名対応テーブル400は、実計算機種別名項目と実計算機名項目とを有し、実計算機ごとに実計算機種別名と実計算機名とがレコード化されている。
実計算機種別名とは、実計算機の種別を一意に特定する識別情報である。なお、本例では、実計算機種別名により実計算機の性能を表現している。たとえば、「I2cpu4core32G」という実計算機種別名は、その実計算機が、2個のCPU、4個のコア、32[GB]の記憶容量を有することを意味している。実計算機名とは、実計算機を一意に特定する識別情報である。なお、マスタ計算機Mの実計算機名は「M」とする。
また、仮想計算機は、その仮想計算機の環境と同一またはそれ以上の性能を持つ実計算機に割り当てられる。たとえば、仮想計算機VM2をマスタ計算機Mから実計算機群Rに移動する際、全仮想計算機種別名対応テーブル300から仮想計算機名「VM2」の仮想計算機種別名「I2cpu4core32G」を引く。
そして、全仮想計算機種別名対応テーブル300から引かれた仮想計算機種別名「I2cpu4core32G」と同一の実計算機種別名となる実計算機名「R3」,「R4」を全実計算機種別名対応テーブル400から引く。これにより、仮想計算機VM2を実計算機R3,R4のいずれか一方の実計算機に割当てることができる。
図5は、全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500の記憶内容を示す説明図である。全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500は、仮想計算機のジョブ実行の状況を示すテーブルである。全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500は、負荷分散制御装置101に保存されている。全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500は、仮想計算機名項目と、状態項目と、最大ジョブ数項目と、実行中ジョブ数項目とを有し、仮想計算機ごとに、仮想計算機名、状態、最大ジョブ数、実行中ジョブ数とがレコード化されている。
状態項目において、「ok」は、ジョブ投入が可能であることを示しており、「closed」は、これ以上ジョブ投入できないことを示している。一行目のレコードを例に挙げると、仮想計算機VM1の最大ジョブ数は4個で、そのうち実行中ジョブ数は2個であるため、あと2個のジョブ投入が可能(状態:ok)であることを示している。
仮想計算機群VMのジョブ実行状況は、常時負荷分散制御装置101に監視されているため、全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500は、負荷分散制御装置101により常時更新されることとなる。
図6は、全仮想計算機負荷テーブル600の記憶内容を示す説明図である。全仮想計算機負荷テーブル600は、仮想計算機の負荷の状況を示すテーブルである。全仮想計算機負荷テーブル600は、負荷分散制御装置101に保存されている。全仮想計算機負荷テーブル600は、仮想計算機名項目と、CPU負荷項目と、空き容量項目とを有し、仮想計算機ごとに、仮想計算機名、CPU負荷、空き容量とがレコード化されている。ここで、CPU負荷とは、仮想計算機が割当てられたマスタ計算機Mまたは実計算機のCPUの使用率である。空き容量とは、仮想計算機が割当てられたマスタ計算機Mまたは実計算機における未使用記憶容量である。
仮想計算機群VMの負荷は、常時負荷分散制御装置101に監視されているため、全仮想計算機負荷テーブル600は、負荷分散制御装置101により常時更新されることとなる。
図7は、全仮想計算機配置テーブル700の記憶内容を示す説明図である。全仮想計算機配置テーブル700は、仮想計算機の配置先を示すテーブルである。全仮想計算機配置テーブル700は、仮想計算機制御装置102に保存されている。全仮想計算機配置テーブル700は、仮想計算機名項目と、実計算機名項目と、CPU状態項目と、メモリ使用量項目とを有し、仮想計算機ごとに、仮想計算機名、実計算機名(仮想計算機の配置先)、CPU状態、メモリ使用量とがレコード化されている。
ここで、CPU状態とは、仮想計算機が割当てられたマスタ計算機Mまたは実計算機のCPUが使用可能か否かを示す情報(フラグ)である。「ok」である場合は使用可能である。「closed」である場合は使用不可である。ある仮想計算機について、他の実計算機またはマスタ計算機Mに移動すると、その仮想計算機のレコードの実計算機名項目の実計算機名が、移動先の計算機名に更新される。同様に、CPU状態、メモリ使用量も更新される。
仮想計算機群VMの配置先は、仮想計算機制御装置102に常時監視されている。全仮想計算機配置テーブル700は、仮想計算機の移動が実行される都度、仮想計算機制御装置102により更新されることとなる。
図8は、全実計算機負荷テーブル800の記憶内容を示す説明図である。全実計算機負荷テーブル800は、実計算機の負荷の状況を示すテーブルである。全実計算機負荷テーブル800は、電力供給制御装置106により作成される。全実計算機負荷テーブル800は、実計算機名項目と、実計算機種別名項目と、負荷率項目とを有し、実計算機ごとに、実計算機名と、実計算機種別名と、負荷率とがレコード化されている。ここで、負荷率とは、実計算機のCPU負荷や空き容量(またはメモリ使用量)により計算される値である。
図9は、電源管理テーブル900の記憶内容を示す説明図である。電源管理テーブル900は、実計算機の電源状態を示すテーブルである。電源管理テーブル900は、電力供給制御装置106に保存されている。電源管理テーブル900は、実計算機名項目と、電源状態項目とを有し、実計算機ごとに、実計算機名と、電源状態とがレコード化されている。ここで、電源状態とは、電源のON(投入)、OFF(遮断)のいずれかの状態を示す。
(電力供給制御装置106の機能的構成)
図10は、本実施の形態にかかる電力供給制御装置106の機能的構成を示すブロック図である。電力供給制御装置106は、検出部1001と、判断部1002と、決定部1003と、制御部1004と、取得部1005と、指定部1006と、判定部1007と、探索部1008と、を含む構成である。検出部1001〜探索部1008は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。
また、計算機制御装置1010は、負荷分散制御装置101および仮想計算機制御装置102を含み、マスタ計算機Mと実計算機群Rとの間の仮想計算機VMiの移動および実計算機Riの起動/起動停止を制御する。電源制御装置1020は、電源タップ制御装置105および電源タップ103を含み、各実計算機Riの電源投入/遮断をおこなう。
検出部1001は、仮想計算機群VMの中から選ばれた一の仮想計算機VMiがジョブを実行中であるか否かを検出する機能を有する。具体的には、たとえば、計算機制御装置1010にアクセスして、計算機制御装置1010に、マスタ計算機Mおよび実計算機群Rに配置されている仮想計算機群VM内の仮想計算機VMiについてジョブを実行中であるかを検出させる。そして、計算機制御装置1010が得た検出結果を受け取る。
判断部1002は、各仮想計算機VMiの配置先を特定するテーブルを参照することにより、一の仮想計算機VMiを配置する計算機がマスタ計算機Mであるか実計算機群R内の一の実計算機Riであるかを判断する機能を有する。ここで、各仮想計算機VMiの配置先を特定するテーブルとは、図7に示した全仮想計算機配置テーブル700である。判断部1002では、全仮想計算機配置テーブル700の仮想計算機VMiのレコードを参照し、実計算機名項目がマスタ計算機Mであるか実計算機Riであるかを判断する。
決定部1003は、検出部1001によって検出された検出結果と判断部1002によって判断された判断結果に基づいて、一の仮想計算機VMiの移動先の計算機を決定する機能を有する。具体的には、たとえば、後述するように仮想計算機移動要請キュー1400に移動指示情報を保存する。
また、決定部1003は、一の仮想計算機VMiを配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する機能を有する。具体的には、たとえば、後述するように仮想計算機起動/停止要請キュー1500に起動/停止指示情報を保存する。
ここで、検出結果と判断結果のパターン別の決定処理について説明する。まず、(A)仮想計算機VMiがジョブの実行中ではなく、かつ、仮想計算機VMiを配置する計算機が実計算機群R内の一の実計算機Riであると判断された場合、仮想計算機VMiの移動先をマスタ計算機Mに決定する。そして、実計算機Riの起動停止および電源遮断を決定する。
また、(B)仮想計算機VMiがジョブを実行中であり、かつ、仮想計算機VMiを配置する計算機がマスタ計算機Mである場合、仮想計算機VMiの移動先を実計算機群Rのうち電源遮断されている実計算機Riに決定する。そして、電源遮断されている実計算機Riへの電源投入および起動を決定する。それ以外のパターンでは、移動先や電源投入、電源遮断を決定しない。
制御部1004は、決定部1003によって決定された決定結果に応じた処理を計算機制御装置1010および電源制御装置1020に実行させる機能を有する。具体的には、上記(A)のパターンの場合、仮想計算機VMiを実計算機Riからマスタ計算機Mへ移動させる移動処理を計算機制御装置1010に実行させる。たとえば、計算機制御装置1010に仮想計算機VMiの移動指令を出すことで、計算機制御装置1010が移動処理を実行する。
また、移動処理により移動した場合、実計算機Riの起動停止処理を計算機制御装置1010に実行させる。たとえば、計算機制御装置1010に実計算機Riの起動停止指令を出すことで、計算機制御装置1010が起動停止処理を実行する。これにより実計算機Riの起動が停止されるが、電源は投入されたままである。
さらに、起動停止処理により起動停止した場合、実計算機Riへの電源を遮断する電源遮断処理を電源制御装置1020に実行させる。たとえば、計算機制御装置1010に実計算機Riの電源遮断指令を出すことで、計算機制御装置1010が電源遮断処理を実行する。これにより実計算機Riへの電力供給が遮断され、消費電力の低減化を図ることができる。
また、上記(B)のパターンの場合、電源遮断されている実計算機(Rxとする)へ電源投入する電源投入処理を電源制御装置1020に実行させる。たとえば、電源制御装置1020に実計算機Rxの電源投入指令を出すことで、電源制御装置1020が電源投入処理を実行する。
また、電源投入処理により電源投入された実計算機Rxを起動する起動処理を計算機制御装置1010に実行させる。たとえば、計算機制御装置1010に実計算機Rxの起動指令を出すことで、計算機制御装置1010が起動処理を実行する。
さらに、起動処理により起動された実計算機Rxに仮想計算機VMiを移動させる移動処理を計算機制御装置1010に実行させる。たとえば、計算機制御装置1010に仮想計算機VMiの移動指令を出すことで、計算機制御装置1010が移動処理を実行する。
また、取得部1005は、各実計算機Riの負荷を取得する機能を有する。具体的には、たとえば、図17で後述する全実計算機負荷算出処理(ステップS1601)により、各実計算機Riの負荷を取得することができる。
指定部1006は、実計算機群Rの中から一の実計算機Riを指定する機能を有する。具体的には、たとえば任意の実計算機Riを指定する。また、実計算機群Rの負荷のうち最小の負荷の実計算機(Rjとする)から順次指定するのが好ましい。
この場合、決定部1003では、指定部1006によって指定された実計算機Rjの負荷(Lrjとする)に基づいて、実計算機Rjに配置されている仮想計算機(VMxとする)の移動先の計算機を決定する。具体的には、判定部1007と探索部1008により、実計算機Rjに配置されている仮想計算機VMxの移動先の計算機を決定する。
すなわち、判定部1007は、実計算機Rjの負荷Lrjが第1のしきい値以下であるか否かを判定する機能を有する。第1のしきい値とは、実計算機Riが低負荷であるか高負荷であるかを評価する指標値である。たとえば、50%という評価値として設定してもよい。この場合、50%以下であれば、低負荷となり、50%より大きければ、高負荷となる。低負荷であれば、探索部1008による探索処理を実行することとなる。この場合、実計算機Rjに配置されている仮想計算機VMxは、探索された実計算機Rtに移動させられることとなる。
一方、高負荷である場合、判定部1007では、実計算機Rjの負荷Lrjが第2のしきい値以下であるか否かを判定する。第2のしきい値とは、実計算機Riが高負荷であるか過負荷であるかを評価する指標値である。たとえば、100%という評価値として設定してもよい。この場合、100%以下であれば、高負荷となり、100%より大きければ、過負荷となる。過負荷となった場合、決定部1003は、実計算機Rjに配置されている仮想計算機VMxのマスタ計算機Mへの移動を決定する。また、実計算機Rjの起動停止および電源遮断を決定する。
探索部1008は、判定部1007により実計算機Rjの負荷Lrjが第1のしきい値以下(低負荷)であると判定された場合、実計算機群Rのうち実計算機Rj以外の残余の実計算機群Rの中から、実計算機Rjの負荷Lrjとの総和が第2のしきい値以下となる負荷を有する他の実計算機Rtを探索する機能を有する。
具体的には、実計算機Rjの負荷Lrjと実計算機Rtの負荷Lrtとの総和が、第2のしきい値(たとえば、100%)以下となるような実計算機Rtを探索する。実計算機Rjの負荷Lrjと実計算機Rtの負荷Lrtとの総和が、第2のしきい値に近ければ近いほど、実計算機群R内の稼働台数を極力低減することができる。また、このあと、決定部1003では実計算機Rjの起動停止および電源遮断を決定する。
(電力供給制御装置106による電力供給制御処理手順)
図11は、本実施の形態にかかる電力供給制御装置106による電力供給/停止指示処理手順を示すフローチャート(前半)である。まず、現在時刻が指示タイミングになるまで待ち受け(ステップS1101:No)、指示タイミングである場合(ステップS1101:Yes)、テーブル取得処理を実行する(ステップS1102)。具体的には、全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500と全仮想計算機負荷テーブル600を負荷分散制御装置101から取得し、全仮想計算機配置テーブル700を仮想計算機制御装置102から取得する。
つぎに、仮想計算機番号iをi=1とし(ステップS1103)、i>nであるか否かを判断する(ステップS1104)。nは仮想計算機VMiの総数(本例の場合はn=5)である。i>nでない場合(ステップS1104:No)、仮想計算機VMiはジョブ無実行な計算機であるか否かを判断する(ステップS1105)。仮想計算機VMiがジョブ無実行な計算機である場合(ステップS1105:Yes)、電源遮断指示処理を実行して(ステップS1106)、ステップS1108に移行する。
一方、仮想計算機VMiがジョブ無実行な計算機である場合(ステップS1105:No)、電源投入停止指示処理を実行して(ステップS1107)、ステップS1108に移行する。ステップS1108では、仮想計算機番号iをインクリメントし(ステップS1108)、ステップS1104に戻る。ステップS1104において、i>nである場合(ステップS1104:Yes)、図16の電力供給/停止指示処理手順を示すフローチャート(後半)に移行する。
図12は、図11に示した電源遮断指示処理(ステップS1106)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、全仮想計算機配置テーブル700を参照して、ジョブ無実行の仮想計算機VMiの実機配置はマスタ計算機Mであるか否かを判断する(ステップS1201)。マスタ計算機Mである場合(ステップS1201:Yes)、マスタ計算機Mに対しては電源を遮断しないため、ステップS1108に移行する。
一方、マスタ計算機Mでない場合(ステップS1201:No)、仮想計算機VMiは実計算機群R内の実計算機Rsに配置されていることとなる。この場合、マスタ計算機Mへの移動指示をおこない(ステップS1202)、ステップS1203に移行する。具体的には、仮想計算機移動要請キュー1400に当該移動指示情報を投入する。マスタ計算機Mへの移動指示をおこなうのは、移動元の実計算機Rsの電源を遮断するためである。
そして、移動元の実計算機Rsに他の仮想計算機VMj(i≠j)が配置されているか否かを判断する(ステップS1203)。配置されている場合(ステップS1203:Yes)、仮想計算機VMjによりジョブ実行中であるため、電源遮断指示を出さずにステップS1108に移行する。一方、仮想計算機VMjがない場合(ステップS1203:No)、移動元の実計算機Rsの電源遮断指示をおこない(ステップS1204)、ステップS1108に移行する。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500に、移動元の実計算機Rsの電源遮断指示情報を投入する。
このように、電源遮断指示処理(ステップS1106)を実行することにより、ジョブ無実行な仮想計算機VMiが配置されている実計算機Rsに対し、電源遮断指示をおこなうことができる。したがって、実計算機Rsの消費電力の低減化を図ることができる。
図13は、図11に示した電源投入指示処理(ステップS1107)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、全仮想計算機配置テーブル700を参照して、ジョブ実行中である仮想計算機VMiの実機配置はマスタ計算機Mであるか否かを判断する(ステップS1301)。マスタ計算機Mでない場合(ステップS1301:No)、実計算機Rs上でジョブを実行中であるため、電源を投入する必要はない。したがって、ステップS1108に移行する。
一方、マスタ計算機Mである場合(ステップS1301:Yes)、図6に示した全仮想計算機負荷テーブル600を参照して、仮想計算機VMiの負荷が所定のしきい値以上であるか否かを判断する(ステップS1302)。ここで、仮想計算機VMiの負荷は、全仮想計算機負荷テーブル600のCPU負荷をそのまま利用してもよい。
また、全仮想計算機負荷テーブル600の空き容量と全仮想計算機配置テーブル700のメモリ使用量からメモリ使用率を算出し、算出されたメモリ使用率を仮想計算機VMiの負荷として利用してもよい。また、仮想計算機VMiの負荷の所定時間(たとえば、15分)の統計値(たとえば、平均値)としてもよい。また、所定のしきい値は、仮想計算機VMiを対応する実計算機に移動してジョブ実行させるための値である。たとえば、0%に設定してもよい。
しきい値以上でない場合(ステップS1302:No)、仮想計算機VMiを移動する必要がないため、ステップS1108に移行する。一方、しきい値以上である場合(ステップS1302:Yes)、全仮想計算機種別名対応テーブル300および全実計算機種別名対応テーブル400を参照して、仮想計算機VMiと同一種別となる移動先の実計算機Rdを検索する(ステップS1303)。
具体的には、全仮想計算機種別名対応テーブル300により仮想計算機VMiの仮想計算機種別を特定し、特定された仮想計算機種別と同一種別の実計算機種別を持つ実計算機を、全実計算機種別名対応テーブル400から引き、移動先の実計算機Rdとする。移動先の実計算機Rdが複数候補ある場合でも1つだけにする。
このあと、移動先の実計算機Rdへの電源投入指示をおこなう(ステップS1304)。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500に移動先の実計算機Rdへの電源投入指示情報を投入する。そして、仮想計算機VMiの移動指示をおこなって(ステップS1305)、ステップS1108に移行する。具体的には、仮想計算機移動要請キュー1400に仮想計算機VMiの移動指示情報を投入する。
このように、電源投入指示処理(ステップS1107)を実行することにより、マスタ計算機M上でジョブ実行中の仮想計算機VMiを実計算機Rdに移動させることができる。したがって、ジョブ実行により電力供給が必要となった移動先の実計算機Rdに対してのみあらたに電源投入することができる。
図14は、仮想計算機移動要請キュー1400を示す説明図である。仮想計算機移動要請キュー1400は、仮想計算機VMiの移動指示情報が投入されるキューである。仮想計算機移動要請キュー1400は、たとえば、FIFO(First In First Out)メモリにより構成される。図14では、10個の移動指示情報m1〜m10が保持されている。図14では、右側の移動指示情報m1が最初に掃き出される情報である。移動指示情報m1〜m10は、移動対象となる仮想計算機VMiの仮想計算機名と移動先の実計算機Rdの実計算機名を含む。
図15は、実計算機起動/停止要請キュー1500を示す説明図である。実計算機起動/停止要請キュー1500は、移動元の実計算機Rsの電源起動/停止指示情報が投入されるキューである。実計算機起動/停止要請キュー1500も、たとえば、FIFOメモリにより構成される。図15では、10個の電源起動/停止指示情報s1〜s10が保持されている。図15では、右側の電源起動/停止指示情報s1が最初に掃き出される情報である。電源起動/停止指示情報s1〜s10は、要請種別と起動/停止の対象となる実計算機Rs/Rdの実計算機名を含む。
図16は、本実施の形態にかかる電力供給制御装置106による電力供給/停止指示処理手順を示すフローチャート(後半)である。本フローチャートでは、低負荷の仮想計算機をできる限り実計算機に集約するための処理手順である。
そのため、低負荷の仮想計算機と高負荷の実計算機とをマッチングさせることで実計算機の空きリソースをできる限り最小限にとどめる。これにより、起動に必要な実計算機を必要最小限にとどめることができる。同時に、過負荷な実計算機に対しては、当該実計算機に配置されている仮想計算機を他の余裕のある仮想計算機に移動させることで、リソース不足の解消を図る。
まず、図11のステップS1104:Yesのあと、全実計算機負荷算出処理を実行する(ステップS1601)。全実計算機負荷算出処理(ステップS1601)の詳細については、図17で説明する。全実計算機負荷算出処理(ステップS1601)により、図8に示した全実計算機負荷テーブル800が作成される。全実計算機負荷テーブル800では、負荷の昇順にソートされている。
つぎに、実計算機のソート番号jをj=1とし(ステップS1602)、j>mであるか否かを判断する(ステップS1603)。mは、実計算機Rjの総数(本例ではm=5)である。j>mでない場合(ステップS1603:No)、実計算機Rjの負荷Lrjを、全実計算機負荷テーブル800から取得する(ステップS1604)。そして、取得した負荷LrjがLrj≦50%であるか否かを判断する(ステップS1605)。50%(この数値には限定されない)は、その実計算機Rjが高負荷であるか低負荷であるかの目安となる指標値である。
Lrj≦50%である場合(ステップS1605:Yes)、実計算機Rjは高負荷であると判断され、Lrj≦50%でない場合(ステップS1605:No)、実計算機Rjは低負荷であると判断される。したがって、以降のステップS1606〜S1611の処理は、実計算機Rj上の仮想計算機を他の実計算機に集約させる処理を示す。
具体的には、Lrj≦50%である場合(ステップS1605:Yes)、実計算機探索処理を実行する(ステップS1606)。実計算機探索処理(ステップS1606)の詳細は、図18で説明する。実計算機探索処理(ステップS1606)では、負荷Lrjとできる限りマッチする高負荷の実計算機を探索する。たとえば、負荷Lrjが20%である場合、負荷80%を上限としてできる限り高負荷な実計算機を探索する。
そして、探索できたか否かを判断する(ステップS1607)。探索できなかった場合(ステップS1607:No)、ソート番号jをインクリメントして(ステップS1608)、ステップS1603に移行する。一方、探索できた場合(ステップS1607:Yes)、実計算機Rjで動いている全仮想計算機VMrを、実計算機探索処理(ステップS1606)で探索された探索実計算機Rtへ移動させる移動指示をおこなう(ステップS1609)。具体的には、探索実計算機Rtへの移動指示情報を仮想計算機移動要請キュー1400に投入する。
そして、実計算機Rjの電源遮断指示をおこなう(ステップS1610)。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500に、実計算機Rjの電源遮断指示情報を投入する。このあと、ソート番号jをインクリメントして(ステップS1611)、ステップS1603に戻る。
また、ステップS1605において、Lrj≦50%でない場合(ステップS1605:No)、以降のステップS1612〜S1616の処理で、過負荷な実計算機に対しては、当該実計算機に配置されている仮想計算機を他の余裕のある仮想計算機に移動させることで、リソース不足の解消を図る。
具体的には、Lrj≦50%でない場合(ステップS1605:No)、Lrj>100%であるか否かを判断する(ステップS1612)。100%(この数値には限定されないが、ステップS1605の指標値よりも大きい)は、その実計算機Rjが過負荷であるか単に高負荷であるかの目安となる指標値である。
Lrj>100%でない場合(ステップS1612:No)、実計算機Rjは過負荷でないため、ステップS1616に移行する。一方、Lrj>100%である場合(ステップS1612:Yes)、実計算機Rjは過負荷であるため、実計算機Rjでの仮想計算機台数が1台であるか否かを判断する(ステップS1613)。
1台である場合(ステップS1613:Yes)、その仮想計算機を他の実計算機に移しても100%以上の負荷となるため、移動処理しても意味がない。そのため、ステップS1616に移行する。一方、複数台である場合(ステップS1613:No)、実計算機Rjで動いている全仮想計算機VMrを、マスタ計算機Mへ移動させる移動指示をおこなう(ステップS1614)。具体的には、マスタ計算機Mへの移動指示情報を仮想計算機移動要請キュー1400に投入する。
そして、実計算機Rjの電源遮断指示をおこなう(ステップS1615)。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500に、実計算機Rjの電源遮断指示情報を投入する。このあと、ソート番号jをインクリメントして(ステップS1616)、ステップS1603に戻る。ステップS1603において、j>mである場合(ステップS1603:Yes)、図11のステップS1101に戻る。
このように、図16に示した処理手順によれば、低負荷の仮想計算機と高負荷の実計算機とをマッチングさせることで実計算機の空きリソースをできる限り最小限にとどめることができる。これにより、起動に必要な実計算機を必要最小限にとどめることができ、低消費電力化を図ることができる。同時に、過負荷な実計算機に対しては、当該実計算機に配置されている仮想計算機を他の余裕のある仮想計算機に移動させることで、リソース不足の解消を図ることができる。
図17は、図16に示した全実計算機負荷算出処理(ステップS1601)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。本フローチャートでは、図6に示した全実計算機負荷テーブル800を作成する。
まず、実計算機番号hをh=1とし(ステップS1701)、全仮想計算機配置テーブル700を参照して、実計算機Rhを指定する(ステップS1702)。そして、h>mであるか否かを判断する(ステップS1703)。mは実計算機Rhの総数(本例ではm=5)である。h>mでない場合(ステップS1703:No)、実計算機Rh内での仮想計算機番号kをk=1とする(ステップS1704)。つぎに、実計算機Rhを指定した全仮想計算機配置テーブル700のレコードから実計算機Rhに配置されている仮想計算機VMkを指定する(ステップS1705)。
そして、k>Nhであるか否かを判断する(ステップS1706)。Nhは、実計算機Rh内での仮想計算機VMkの総数である。k>Nhでない場合(ステップS1706:No)、仮想計算機VMkの負荷率Lvkを算出する(ステップS1707)。負荷率Lvkは、たとえば、CPU負荷率とメモリ負荷率を算出する。そして、算出されたCPU負荷率とメモリ負荷率のうち大きい方の負荷率を仮想計算機VMkの負荷率Lvkとする。
ここで、CPU負荷率とは、実負荷率と予定負荷率のうち大きい方の負荷率とする。実負荷率とは、全仮想計算機負荷テーブル600から引かれた仮想計算機VMkのCPU負荷率である。また、予定負荷率とは、全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル500から引かれた仮想計算機VMkの実行中ジョブ数/最大ジョブ数である。
また、メモリ負荷率とは、メモリ使用量/最大メモリ容量である。仮想計算機VMkのメモリ使用量は、全仮想計算機配置テーブル700から引くことができる。最大メモリ容量は、メモリ使用量+空き容量である。仮想計算機VMkの空き容量は、全仮想計算機負荷テーブル600から引くことができる。
このあと、kをインクリメントして(ステップS1708)、ステップS1706に戻る。ステップS1706において、k>Nhである場合(ステップS1706:Yes)、実計算機Rhに配置されているすべての仮想計算機VMkの負荷率Lvkが算出されたこととなる。したがって、実計算機Rhの負荷率Rhを算出する(ステップS1709)。実計算機Rhの負荷率Rhは、実計算機Rhに配置されているすべての仮想計算機VMkの負荷率Lvkの総和をとることで算出される。
このあと、hをインクリメントして(ステップS1710)、ステップS1703に戻る。ステップS1703において、h>mである場合(ステップS1703:Yes)、すべての実計算機Rhについて負荷率Lhが算出されたこととなる。したがって、全実計算機負荷テーブル800を作成する(ステップS1711)。全実計算機負荷テーブル800には、実計算機種別名も記録する。
なお、実計算機Rhの負荷率Lhを25%区切りで、0〜25%、25.01〜50%、50.01〜75%、75.01〜100%、100%オーバーの5種に分け、25%,50%,75%,100%,125%とした負荷率に丸めることとしてもよい。また、刻みの単位は幾つでもよく、たとえば、12.5%刻みにしてもよい。
このあと、全実計算機負荷テーブル800を負荷率Lhの昇順にソートする(ステップS1712)。これにより、図8に示した全実計算機負荷テーブル800となる。そして、ステップS1602に移行する。
図18は、図16に示した実計算機探索処理(ステップS1606)の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、全実計算機負荷テーブル800から負荷率が最大の実計算機Rmxを特定する(ステップS1801)。つぎに、全実計算機負荷テーブル800を参照して、実計算機Rmxの実計算機種別がステップS1604で負荷Lrjが取得された実計算機Rjと同一種別であるか否かを判断する(ステップS1802)。同一種別でない場合(ステップS1802:No)、実計算機Rjに配置されている仮想計算機を集約できないため、ステップS1607に移行する。
一方、同一種別である場合(ステップS1802:Yes)、実計算機Rmxの負荷率Lrmxおよび実計算機Rhの負荷率Lrhを全実計算機負荷テーブル800から取得する(ステップS1803)。そして、負荷率Lrmxと負荷率Lrjの総和が100%以下であるか否かを判断する(ステップS1804)。負荷率Lrmxと負荷率Lrjの総和が100%以下でない場合(ステップS1804:No)、集約できないため、ステップS1607に移行する。
一方、負荷率Lrmxと負荷率Lrjの総和が100%以下である場合(ステップS1804:Yes)、実計算機Rmxを探索実計算機Rtに決定する(ステップS1805)。そして、実計算機Rmxのレコードを全実計算機負荷テーブル800から削除して(ステップS1806)、ステップS1607に移行する。
このように、図18に示した処理手順によれば、低負荷の仮想計算機と高負荷の実計算機とをマッチングさせることで実計算機の空きリソースをできる限り最小限にとどめることができる。
図19は、仮想計算機移動・電源投入/遮断制御処理手順を示すフローチャートである。まず、移動タイミングが来るまで待ち受け(ステップS1901:No)、移動タイミングがきた場合(ステップS1901:Yes)、仮想計算機移動要請キュー1400に移動要請(仮想計算機VMiの移動指示情報)が残存しているか否かを判断する(ステップS1902)。残存していない場合(ステップS1902:No)、ステップS1901に戻る。
一方、残存している場合(ステップS1902:Yes)、仮想計算機移動要請キュー1400から移動対象仮想計算機を特定する(ステップS1903)。ここでは、移動対象仮想計算機をVMaとする。つぎに、同一の移動対象仮想計算機VMaである移動指示情報を仮想計算機移動要請キュー1400から抽出する(ステップS1904)。そして、同一の移動対象仮想計算機VMaを移動対象とする移動指示情報から、最終要請となる移動指示情報を決定する(ステップS1905)。
図20は、最終要請となる移動指示情報の決定処理を示す説明図である。仮想計算機移動要請キュー1400からは、先頭(図20中、右側)の移動指示情報から取り出されることとなるが、移動対象仮想計算機VMaが同一の移動指示情報が複数存在する場合、先頭側の移動が後続の移動要請により無駄となる。たとえば、図20のように、移動指示情報m1、m5、m10では、移動対象仮想計算機VMaがいずれも仮想計算機VM1である。したがって、このような場合には、移動指示情報m1、m5、m10のうち最後に出力される移動指示情報m10が最終要請に決定される。
このあと、最終要請に決定された移動指示情報の移動対象仮想計算機VMaの移動方向を、その移動指示情報から検出する(ステップS1906)。移動方向が、マスタ計算機Mから実計算機である場合(ステップS1906:マスタ⇒実)、ステップS1907〜S1911により電源投入処理を実行する。
一方、移動方向が実計算機からマスタ計算機M、または実計算機から実計算機である場合(ステップS1906:実⇒マスタ/実⇒実)、ステップS1912〜S1916により電源遮断処理を実行する。
図20の例では、最終要請が移動指示情報m10に決定される。移動指示情報m10の移動先実計算機は実計算機R2である。したがって、移送対象仮想計算機VMaである仮想計算機VM1がマスタ計算機Mに配置されていれば、電源投入処理となり、実計算機に配置されていれば、電源遮断処理となる。
電源投入処理では、移動方向が、マスタ計算機Mから実計算機である場合(ステップS1906:マスタ⇒実)、移動先実計算機Rdの投入指令をおこなう(ステップS1907)。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500の先頭の起動/停止指示情報を取り出して、電源タップ制御装置105に移動先実計算機Rdの投入指令として起動/停止指示情報を送信する。
電源タップ制御装置105は、起動/停止支指示情報に従って、電源タップ103をON/OFF制御する。この場合は、投入指令であるため、移動先実計算機Rdへの電源投入を電源タップ103に指示することとなる。
そして、電源管理テーブル900を更新する(ステップS1908)。このあと、仮想計算機制御装置102に対し、移動対象仮想計算機VMaの移動先実計算機Rdの起動確認指令を送信する(ステップS1909)。また、仮想計算機制御装置102に対し、移動対象仮想計算機VMaの移動指令を送信する(ステップS1910)。
仮想計算機制御装置102では、起動確認指令を受けると、移動先実計算機Rdからの起動完了を待ち受ける。そして、起動完了の通知を受けた場合、移動対象仮想計算機VMaを起動確認された移動先実計算機Rdに移動させる。そして、移動完了通知を電力供給制御装置106に返す。電力供給制御装置106は、仮想計算機制御装置102から移動対象仮想計算機VMaの移動完了通知を待ち受け(ステップS1911:No)、移動完了通知を受けた場合(ステップS1911:Yes)、ステップS1902に戻る。
なお、仮想計算機制御装置102では、移動対象仮想計算機VMaの移動が完了すると、全仮想計算機配置テーブル700を更新することとなる。
また、電源遮断処理では、移動方向が実計算機からマスタ計算機M、または実計算機から実計算機である場合(ステップS1906:実⇒マスタ/実⇒実)、移動対象仮想計算機VMaの移動指令をおこなう(ステップS1912)。具体的には、仮想計算機移動要請キュー1400の先頭の移動指示情報を取り出して、仮想計算機制御装置102に移動対象仮想計算機VMaの移動指令として移動指示情報を送信する。
仮想計算機制御装置102は、移動指令を受けると、移動対象仮想計算機VMaを、移動指示情報で指定された移動先実計算機Rdに移動させる。移動が完了した場合、仮想計算機制御装置102は、電力供給制御装置106に対し、移動完了通知を返す。
電力供給制御装置106は、仮想計算機制御装置102から移動完了通知を待ち受け(ステップS1913:No)、移動完了通知を受けた場合(ステップS1913:Yes)、配置元実計算機Rcの停止指令をおこなう(ステップS1914)。具体的には、実計算機起動/停止要請キュー1500の先頭の起動/停止指示情報を取り出して、仮想計算機制御装置102に対し配置元実計算機Rcの停止指令として、取り出した起動/停止指示情報を送信する。
なお、仮想計算機制御装置102では、移動対象仮想計算機VMaの移動が完了すると、全仮想計算機配置テーブル800を更新することとなる。
仮想計算機制御装置102では、起動/停止指示情報を受けると、その停止指令にしたがって、配置元実計算機Rcの起動を停止させる。また、電力供給制御装置106は、配置元実計算機Rcの電源遮断指令をおこなう(ステップS1915)。具体的には、電源タップ制御装置105に配置元実計算機Rcの電源遮断指令として起動/停止指示情報を送信する。
電源タップ制御装置105は、起動/停止支指示情報に従って、電源タップ103をON/OFF制御する。この場合は、停止指令であるため、配置元実計算機Rcの電源遮断を電源タップ103に指示することとなる。そして、電源管理テーブル900を更新して(ステップS1916)、ステップS1902に戻ることとなる。
このように、仮想計算機移動・電源投入/遮断制御処理手順では、移動先となる実計算機Rdに対してのみあらたに電源投入する。また、仮想計算機VMiが配置されていない実計算機Rhの起動を停止させ電源遮断をおこなう。これにより、実計算機群Rに対する消費電力の低減化を図ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、仮想計算機によるジョブ実行の状況に応じて、仮想計算機の移動先、仮想計算機が動作している実計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定するため、適切な負荷分散処理を可能な限り低消費電力で実現することができる。
また、実計算機の起動停止および遮断を決定することにより、必要最低限の実計算機に電力供給をおこなうことができる。これにより、実計算機群の消費電力の低減化を図ることができる。
また、実計算機で仮想計算機によりジョブを実行させたい場合、電源遮断されている実計算機に電源投入することで、あらたに電源投入および起動された実計算機で仮想計算機によるジョブを実行することができる。したがって、必要な場合にのみ実計算機の稼動台数を増加することができるため、実計算機群の消費電力の低減化を図ることができる。
また、仮想計算機の環境に適した実計算機を選択することができる。これにより、実計算機が電源遮断されていても、仮想計算機の環境と実計算機の性能を比較するだけで、適切な実計算機を起動させることができ、負荷分散の最適化を図ることができる。
また、移動要請が複数種類ある場合は、最新のものを優先して適用することにより、仮想計算機の移動処理の効率化を図ることができる。したがって、移動処理回数が削減できるため、省電力化および負荷分散の最適化を図ることができる。
また、仮想計算機が配置されている実計算機の負荷のレベルに応じて移動先の計算機を決定することにより、ジョブ実行中の仮想計算機を最小限の実計算機台数で集約することができる。
特に、実計算機が低負荷である場合、低負荷との総和が過負荷にならない程度の高負荷な実計算機を探索することで、実計算機の集約率の向上を図ることができる。これにより、実計算機の稼働台数を削減できるため、仮想計算機のない実計算機の電源を遮断することができる。したがって、実計算機群の消費電力の低減化を図ることができる。
一方、実計算機が過負荷である場合、その実計算機に配置されている仮想計算機をすべてマスタ計算機に戻すことで、戻された仮想計算機を再度他の実計算機に分配することができる。これにより、負荷分散の最適化を図ることができる。また、仮想計算機がマスタ計算機に戻された実計算機を電源遮断することで、実計算機群の消費電力の低減化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した電力供給制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータを、
前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出手段、
前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断手段、
前記検出手段によって検出された検出結果と前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定手段、
前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段、
として機能させることを特徴とする電力供給制御プログラム。
(付記2)前記決定手段は、
前記検出手段によって前記一の仮想計算機がジョブの実行中ではないと検出され、かつ、前記判断手段によって前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記実計算機群内の一の実計算機であると判断された場合、前記一の仮想計算機の移動先を前記マスタ計算機に決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定し、
前記制御手段は、
前記一の仮想計算機を前記一の実計算機から前記マスタ計算機へ移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記移動処理により移動した場合、前記一の実計算機の起動停止処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動停止処理により起動停止した場合、前記一の実計算機への電源を遮断する電源遮断処理を前記電源制御装置に実行させることを特徴とする付記1に記載の電力供給制御プログラム。
(付記3)前記決定手段は、
前記検出手段によって前記一の仮想計算機がジョブを実行中と検出され、かつ、前記判断手段によって前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であると判断された場合、前記一の仮想計算機の移動先を前記実計算機群のうち電源遮断されている実計算機に決定するとともに、前記電源遮断されている実計算機への電源投入および起動を決定し、
前記制御手段は、
前記電源遮断されている実計算機へ電源投入する電源投入処理を前記電源制御装置に実行させ、前記電源投入処理により電源投入された実計算機を起動する起動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動処理により起動された実計算機に前記一の仮想計算機を移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させることを特徴とする付記1に記載の電力供給制御プログラム。
(付記4)前記決定手段は、
前記仮想計算機群の環境と前記実計算機群の性能との対応関係を示すテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機の移動先を前記実計算機群のうち電源遮断されており、かつ、前記一の仮想計算機の環境を設定可能な性能を有する実計算機に決定することを特徴とする付記3に記載の電力供給制御プログラム。
(付記5)前記決定手段は、
前記一の仮想計算機の移動先の計算機が複数種類存在する場合、前記複数種類の移動先の計算機のうち最新に決定された計算機を移動先の計算機に決定することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の電力供給制御プログラム。
(付記6)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータを、
前記各実計算機の負荷を取得する取得手段、
前記実計算機群の中から一の実計算機を指定する指定手段、
前記指定手段によって指定された一の実計算機の負荷に基づいて、前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定する決定手段、
前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段、
として機能させることを特徴とする電力供給制御プログラム。
(付記7)前記コンピュータを、
前記一の実計算機の負荷が第1のしきい値以下であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段によって前記一の実計算機の負荷が第1のしきい値以下であると判定された場合、前記実計算機群のうち前記一の実計算機以外の残余の実計算機群の中から、前記一の実計算機の負荷との総和が前記第1のしきい値より大きい第2のしきい値以下となる負荷を有する他の実計算機を探索する探索手段として機能させ、
前記決定手段は、
前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を前記探索手段によって探索された他の実計算機に決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定し、
前記制御手段は、
前記一の実計算機に配置されている仮想計算機を前記一の実計算機から前記他の実計算機へ移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記移動処理により移動した場合、前記一の実計算機の起動停止処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動停止処理により起動停止した場合、前記一の実計算機への電源を遮断する電源遮断処理を前記電源制御装置に実行させることを特徴とする付記6に記載の電力供給制御プログラム。
(付記8)前記指定手段は、
前記実計算機群の中から最小負荷の前記一の実計算機を指定し、
前記探索手段は、
前記一の実計算機の負荷との総和が前記第1のしきい値より大きい第2のしきい値以下となる最大の負荷を有する他の実計算機を探索することを特徴とする付記7に記載の電源制御プログラム。
(付記9)前記判定手段は、
前記一の実計算機の負荷が前記第1のしきい値以下でないと判定された場合、さらに、前記一の実計算機の負荷が前記第2のしきい値以下であるか否かを判定し、
前記決定手段は、
前記第2のしきい値以下でないと判定された場合、前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を前記マスタ計算機に決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定し、
前記制御手段は、
前記一の実計算機に配置されている仮想計算機を前記一の実計算機から前記マスタ計算機へ移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記移動処理により移動した場合、前記一の実計算機の起動停止処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動停止処理により起動停止した場合、前記一の実計算機への電源を遮断する電源遮断処理を前記電源制御装置に実行させることを特徴とする付記7または8に記載の電力供給制御プログラム。
(付記10)前記決定手段は、
前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機が複数種類存在する場合、前記複数種類の移動先の計算機のうち最新に決定された計算機を移動先の計算機に決定することを特徴とする付記6〜9のいずれか一つに記載の電力供給制御プログラム。
(付記11)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御する電力供給制御装置であって、
前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出手段と、
前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断手段と、
前記検出手段によって検出された検出結果と前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定手段、
前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段と、
を備えることを特徴とする電力供給制御装置。
(付記12)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御する電力供給制御装置であって、
前記各実計算機の負荷を取得する取得手段と、
前記実計算機群の中から一の実計算機を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された一の実計算機の負荷に基づいて、前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段と、
を備えることを特徴とする電力供給制御装置。
(付記13)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータが、
前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出工程と、
前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断工程と、
前記検出工程によって検出された検出結果と前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御工程と、
を実行することを特徴とする電力供給制御方法。
(付記14)実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータが、
前記各実計算機の負荷を取得する取得工程と、
前記実計算機群の中から一の実計算機を指定する指定工程と、
前記指定工程によって指定された一の実計算機の負荷に基づいて、前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御工程と、
を実行することを特徴とする電力供給制御方法。
100 負荷分散制御システム
101 負荷分散制御装置
102 仮想計算機制御装置
103 電源タップ
104 電源
105 電源タップ制御装置
106 電力供給制御装置
300 全仮想計算機種別名対応テーブル
400 全実計算機種別名対応テーブル
500 全仮想計算機ジョブ実行状況テーブル
600 全仮想計算機負荷テーブル
700 全仮想計算機配置テーブル
800 全実計算機負荷テーブル
900 電源管理テーブル
1001 検出部
1002 判断部
1003 決定部
1004 制御部
1005 取得部
1006 指定部
1007 判定部
1008 探索部
1010 計算機制御装置
1020 電源制御装置

Claims (6)

  1. 実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータを、
    前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出手段、
    前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断手段、
    前記検出手段によって検出された検出結果と前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段、
    として機能させることを特徴とする電力供給制御プログラム。
  2. 前記決定手段は、
    前記検出手段によって前記一の仮想計算機がジョブの実行中ではないと検出され、かつ、前記判断手段によって前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記実計算機群内の一の実計算機であると判断された場合、前記一の仮想計算機の移動先を前記マスタ計算機に決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定し、
    前記制御手段は、
    前記一の仮想計算機を前記一の実計算機から前記マスタ計算機へ移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記移動処理により移動した場合、前記一の実計算機の起動停止処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動停止処理により起動停止した場合、前記一の実計算機への電源を遮断する電源遮断処理を前記電源制御装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御プログラム。
  3. 前記決定手段は、
    前記検出手段によって前記一の仮想計算機がジョブを実行中と検出され、かつ、前記判断手段によって前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であると判断された場合、前記一の仮想計算機の移動先を前記実計算機群のうち電源遮断されている実計算機に決定するとともに、前記電源遮断されている実計算機への電源投入および起動を決定し、
    前記制御手段は、
    前記電源遮断されている実計算機へ電源投入する電源投入処理を前記電源制御装置に実行させ、前記電源投入処理により電源投入された実計算機を起動する起動処理を前記計算機制御装置に実行させ、前記起動処理により起動された実計算機に前記一の仮想計算機を移動させる移動処理を前記計算機制御装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御プログラム。
  4. 実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータを、
    前記各実計算機の負荷を取得する取得手段、
    前記実計算機群の中から一の実計算機を指定する指定手段、
    前記指定手段によって指定された一の実計算機の負荷に基づいて、前記一の実計算機に配置されている仮想計算機の移動先の計算機を決定するとともに、前記一の実計算機の起動停止および電源遮断を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段、
    として機能させることを特徴とする電力供給制御プログラム。
  5. 実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御する電力供給制御装置であって、
    前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出手段と、
    前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断手段と、
    前記検出手段によって検出された検出結果と前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする電力供給制御装置。
  6. 実計算機群と、当該実計算機群に設定可能な仮想計算機群が常駐するマスタ計算機と、前記各実計算機の電源投入/遮断をおこなう電源制御装置と、前記マスタ計算機と前記実計算機群との間の前記仮想計算機の移動および前記実計算機の起動/起動停止を制御する計算機制御装置と、を備える負荷分散制御システムを制御するコンピュータが、
    前記仮想計算機群の中から選ばれた一の仮想計算機がジョブを実行中であるか否かを検出する検出工程と、
    前記各仮想計算機の配置先を特定するテーブルを参照することにより、前記一の仮想計算機を配置する計算機が前記マスタ計算機であるか前記実計算機群内の一の実計算機であるかを判断する判断工程と、
    前記検出工程によって検出された検出結果と前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記一の仮想計算機の移動先の計算機を決定し、前記一の仮想計算機を配置する計算機の起動/起動停止および電源投入/遮断を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された決定結果に応じた処理を前記計算機制御装置および前記電源制御装置に実行させる制御工程と、
    を実行することを特徴とする電力供給制御方法。
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