JP2012186954A - キャビネット設置方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャビネットを従来よりも簡易に設置することができるキャビネット設置方法を提供する。
【解決手段】キャビネット1側に固定する掛止金具4に切り欠き6、6を設ける一方、コンクリート柱P側に固定する設置金具11に切り欠き6、6を掛止可能な被掛止部13、13を設けており、まず設置金具11及び架台12を固定し、次にキャビネット1を設置金具11に掛止し(仮止めし)た後、キャビネット1と設置金具11(及び架台12)とをネジ止めすることにより、キャビネット1をコンクリート柱Pに設置する。したがって、設置金具11とキャビネット1とを別々にコンクリート柱Pへ固定していけばよく設置作業が簡易であるし、キャビネット1の設置金具11へのネジ止めに際しては、キャビネット1を設置金具11へ掛止した状態で行うことができ、設置作業が非常に簡易となる。
【選択図】図8
【解決手段】キャビネット1側に固定する掛止金具4に切り欠き6、6を設ける一方、コンクリート柱P側に固定する設置金具11に切り欠き6、6を掛止可能な被掛止部13、13を設けており、まず設置金具11及び架台12を固定し、次にキャビネット1を設置金具11に掛止し(仮止めし)た後、キャビネット1と設置金具11(及び架台12)とをネジ止めすることにより、キャビネット1をコンクリート柱Pに設置する。したがって、設置金具11とキャビネット1とを別々にコンクリート柱Pへ固定していけばよく設置作業が簡易であるし、キャビネット1の設置金具11へのネジ止めに際しては、キャビネット1を設置金具11へ掛止した状態で行うことができ、設置作業が非常に簡易となる。
【選択図】図8
Description
本発明は、電気機器等を内蔵するキャビネットをコンクリート柱等へ設置するためのキャビネット設置方法に関するものである。
従来、コンクリート製の電柱等へキャビネットを設置する構造としては、たとえば特許文献1に開示されているような設置構造が知られている。つまり、キャビネットを柱体へ設置するに際し、キャビネットを直接柱体へ固定するのではなく、キャビネットと柱体との間に取付金具を介在させるように構成されている。
しかしながら、従来、上記設置構造によりキャビネットを設置するに際しては、まずキャビネットを地上で組み立てて、該キャビネットに取付金具を固定した後、キャビネットを吊り上げ、吊り上げ状態においてキャビネットと一体化された取付金具を柱体へ固定していた。したがって、取付金具を固定しただけ重量の増したキャビネットを吊り上げたり、当該吊り上げ状態にあるキャビネット及び取付金具を柱体へ固定したりしなければならず、ただでさえ困難な柱上での作業が一層困難になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、キャビネットを従来よりも簡易に設置することができるキャビネット設置方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、キャビネットを柱に設置するためのキャビネット設置方法であって、前記キャビネットを組み立てるとともに、前記キャビネットに掛止部を有するキャビネット側取付金具を固定する第1工程と、前記柱の所定位置に、前記掛止部が掛止可能な被掛止部を有する柱側取付金具を固定する第2工程と、前記掛止部を前記被掛止部へ掛止させ、前記キャビネットを前記柱側取付金具に仮止めする第3工程と、前記仮止め状態にある前記キャビネットを前記柱側取付金具に固定する第4工程とを実行することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、キャビネットを柱に設置するためのキャビネット設置方法であって、前記柱の所定位置に、被掛止部を有する柱側取付金具を固定する第1工程と、前記キャビネットを組み立てるとともに、前記被掛止部に掛止可能な掛止部を有するキャビネット側取付金具を前記キャビネットに固定する第2工程と、前記掛止部を前記被掛止部へ掛止させ、前記キャビネットを前記柱側取付金具に仮止めする第3工程と、前記仮止め状態にある前記キャビネットを前記柱側取付金具に固定する第4工程とを実行することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記柱側取付金具が、第1取付金具と、前記第1取付金具よりも大きな第2取付金具とに分解可能であるとともに、前記第1取付金具に前記被掛止部を、前記第2取付金具に前記被掛止部に掛止可能な引掛部を夫々設けており、前記柱の所定位置に、前記柱側取付金具を固定する工程において、まず前記第1取付金具を前記柱に固定し、次に前記第2取付金具の引掛部を前記被掛止部に掛止させて、前記第2取付金具を前記第1取付金具に仮止めした後、前記第2取付金具を、前記第1取付金具に固定するとともに前記柱へ固定することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、キャビネットを柱に設置するためのキャビネット設置方法であって、前記柱の所定位置に、被掛止部を有する柱側取付金具を固定する第1工程と、前記キャビネットを組み立てるとともに、前記被掛止部に掛止可能な掛止部を有するキャビネット側取付金具を前記キャビネットに固定する第2工程と、前記掛止部を前記被掛止部へ掛止させ、前記キャビネットを前記柱側取付金具に仮止めする第3工程と、前記仮止め状態にある前記キャビネットを前記柱側取付金具に固定する第4工程とを実行することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記柱側取付金具が、第1取付金具と、前記第1取付金具よりも大きな第2取付金具とに分解可能であるとともに、前記第1取付金具に前記被掛止部を、前記第2取付金具に前記被掛止部に掛止可能な引掛部を夫々設けており、前記柱の所定位置に、前記柱側取付金具を固定する工程において、まず前記第1取付金具を前記柱に固定し、次に前記第2取付金具の引掛部を前記被掛止部に掛止させて、前記第2取付金具を前記第1取付金具に仮止めした後、前記第2取付金具を、前記第1取付金具に固定するとともに前記柱へ固定することを特徴とする。
本発明によれば、キャビネットを柱に設置するに際して、掛止部を被掛止部へ掛止させ、キャビネットを柱側取付金具に仮止めした後、仮止め状態にあるキャビネットを柱側取付金具に固定するため、柱側取付金具とキャビネットを順次柱へ固定していくことがよく、設置作業が簡易であるし、キャビネットの柱側取付金具への固定に際しては、キャビネットを柱側取付金具へ仮止めした状態で行うことができ、設置作業が非常に簡易となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、柱側取付金具が、第1取付金具と、第1取付金具よりも大きな第2取付金具とに分解可能であるとともに、第1取付金具に被掛止部を、第2取付金具に被掛止部に掛止可能な引掛部を夫々設けており、柱の所定位置に、柱側取付金具を固定する工程において、まず第1取付金具を柱に固定し、次に第2取付金具の引掛部を被掛止部に掛止させて、第2取付金具を第1取付金具に仮止めした後、第2取付金具を、第1取付金具に固定するとともに柱へ固定するため、比較的大きな第2取付金具の柱への固定が容易であり、ひいてはキャビネットの設置作業が極めて簡易となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、柱側取付金具が、第1取付金具と、第1取付金具よりも大きな第2取付金具とに分解可能であるとともに、第1取付金具に被掛止部を、第2取付金具に被掛止部に掛止可能な引掛部を夫々設けており、柱の所定位置に、柱側取付金具を固定する工程において、まず第1取付金具を柱に固定し、次に第2取付金具の引掛部を被掛止部に掛止させて、第2取付金具を第1取付金具に仮止めした後、第2取付金具を、第1取付金具に固定するとともに柱へ固定するため、比較的大きな第2取付金具の柱への固定が容易であり、ひいてはキャビネットの設置作業が極めて簡易となる。
以下、本発明の一実施形態となるキャビネット設置方法について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1〜図10は、キャビネット1をコンクリート柱Pへ設置するまでの設置作業を示した説明図である。
キャビネット1は、図1に示す如く、所定の一面、ここでは右側面が開口する角箱状の本体2と、本体2の開口を開閉する扉体3とを備えてなり、後面をコンクリート柱P側へ向けた姿勢で設置されるようになっている。そして、このキャビネット1には、コンクリート柱Pへ設置するためのキャビネット側取付金具として掛止金具4と、支持金具5、5とが固定される。掛止金具4は、左右方向へ長い金属板を前後方向に折り曲げてなるものであって、該掛止金具4の上部は、本体2の後面上部へネジ止めされるネジ止め片4aとなっている。また、ネジ止め片4aの下端から後方へ曲げ起こされた後に下方へ垂設されてなる下部には、左右両端に下方へ開口する一対の切り欠き6、6が設けられており、後述する設置金具11の被掛止部13、13に掛止可能な掛止片4bとして機能する。一方、支持金具5は、コ字状に折り曲げられてなる金属板であって、本体2の下面の前縁と後縁とに開放側を対向させた姿勢で固定される。尚、7は、支持金具5を本体2にネジ止めするためのネジ孔であり、8は、支持金具5を後述する架台12にネジ止めするためのネジ孔である。また、9は、本体2の上面に取り付けられ、キャビネット1を吊り上げるためのアンカー部材である。
キャビネット1は、図1に示す如く、所定の一面、ここでは右側面が開口する角箱状の本体2と、本体2の開口を開閉する扉体3とを備えてなり、後面をコンクリート柱P側へ向けた姿勢で設置されるようになっている。そして、このキャビネット1には、コンクリート柱Pへ設置するためのキャビネット側取付金具として掛止金具4と、支持金具5、5とが固定される。掛止金具4は、左右方向へ長い金属板を前後方向に折り曲げてなるものであって、該掛止金具4の上部は、本体2の後面上部へネジ止めされるネジ止め片4aとなっている。また、ネジ止め片4aの下端から後方へ曲げ起こされた後に下方へ垂設されてなる下部には、左右両端に下方へ開口する一対の切り欠き6、6が設けられており、後述する設置金具11の被掛止部13、13に掛止可能な掛止片4bとして機能する。一方、支持金具5は、コ字状に折り曲げられてなる金属板であって、本体2の下面の前縁と後縁とに開放側を対向させた姿勢で固定される。尚、7は、支持金具5を本体2にネジ止めするためのネジ孔であり、8は、支持金具5を後述する架台12にネジ止めするためのネジ孔である。また、9は、本体2の上面に取り付けられ、キャビネット1を吊り上げるためのアンカー部材である。
また、キャビネット1をコンクリート柱Pへ設置するための取付金具であって、コンクリート柱P側へ固定される柱側取付金具は、図2及び図3に示す設置金具11と架台12とからなる。設置金具11は、金属板を折り曲げて左右方向へ長い筒状に成形してなるものであって、その前面の左右両端部には架台12や掛止金具4を掛止して仮止めするための被掛止部13、13が設けられている。各被掛止部13は、四角形状のボルト頭13aを有する4角ボルトと、該ボルト頭13aに固着された板状の被掛止片13cとからなる。また、設置金具11の後面には、表面が円弧凹状に形成されてコンクリート柱Pの周面に当接可能とされた当接部14が設けられている。そして、当該設置金具11は、当接部14をコンクリート柱Pの周面に当接させた状態で、バンド21によりコンクリート柱Pに固定可能となっている。一方、架台12は、設置金具11よりも大きな部材であって、前面側からみると四角形枠状に組み付けられた枠体15と、枠体15の左右両下部からフォーク状に前方へ突出された一対の支持部16、16とを一体的に備えてなる。枠体15の上辺部には、下方へ開口する切り欠き凹部17、17が設けられており、切り欠き凹部17、17と被掛止部13(具体的には4角ボルトの軸部13b)との掛止により、架台12を設置金具11に仮止め可能となっている。また、枠体15の下辺部の後面には、上記当接部14同様に構成された当接部18が設けられており、該当接部18をコンクリート柱Pの周面に当接させた状態で、バンド22により架台12をコンクリート柱Pに固定可能となっている。尚、19は、支持部16上にキャビネット1の支持金具5をネジ止めするためのネジ孔である。
ここで、本発明の要部となる上記取付金具を用いたキャビネット1のコンクリート柱Pへの設置方法について説明する。
まず、地上でキャビネット1を組み立てるとともに、ネジ止め片4aが上方、掛止片4bが下方となる姿勢で掛止金具4をキャビネット1の後面上部にネジ止めする。また、キャビネット1の下面の前縁及び後縁に、支持金具5、5を開放側が対向する姿勢でネジ止めする(図1)。
次に、コンクリート柱Pの所定の高さ位置に、被掛止部13、13が前面を向く姿勢で設置金具11をバンド21により固定する(図2)。また、架台12を吊り上げ(図3)、切り欠き凹部17、17を被掛止部13、13へ上方から掛止させ(図4)、架台12を設置金具11へ仮止めする(図5)。その後、図示しない金具やネジ等を用いて設置金具11と架台12とを一体化するとともに、バンド22を用いて架台12をコンクリート柱Pに固定する(図6(a)、(b))。
まず、地上でキャビネット1を組み立てるとともに、ネジ止め片4aが上方、掛止片4bが下方となる姿勢で掛止金具4をキャビネット1の後面上部にネジ止めする。また、キャビネット1の下面の前縁及び後縁に、支持金具5、5を開放側が対向する姿勢でネジ止めする(図1)。
次に、コンクリート柱Pの所定の高さ位置に、被掛止部13、13が前面を向く姿勢で設置金具11をバンド21により固定する(図2)。また、架台12を吊り上げ(図3)、切り欠き凹部17、17を被掛止部13、13へ上方から掛止させ(図4)、架台12を設置金具11へ仮止めする(図5)。その後、図示しない金具やネジ等を用いて設置金具11と架台12とを一体化するとともに、バンド22を用いて架台12をコンクリート柱Pに固定する(図6(a)、(b))。
さらに、キャビネット1を吊り上げ(図7、図8)、掛止金具4の切り欠き6、6を被掛止部13、13へ上方から掛止させ(図9)、キャビネット1を架台12上に仮止めする。最後に、支持金具5、5と架台12とをネジ止めするとともに、掛止金具4と設置金具11とを図示しないネジ等により一体化すれば、キャビネット1のコンクリート柱Pへの設置作業は完了となる。
以上のようなキャビネット1の設置方法によれば、キャビネット1側に固定する掛止金具4に切り欠き6、6を設ける一方、コンクリート柱P側に固定する設置金具11に切り欠き6、6を掛止可能な被掛止部13、13を設けており、まず設置金具11及び架台12を固定し、次にキャビネット1を設置金具11に掛止し(仮止めし)た後、キャビネット1と設置金具11(及び架台12)とをネジ止めすることにより、キャビネット1をコンクリート柱Pに設置する。したがって、設置金具11とキャビネット1とを別々にコンクリート柱Pへ固定していけばよく設置作業が簡易であるし、キャビネット1の設置金具11へのネジ止めに際しては、キャビネット1を設置金具11へ掛止した状態で行うことができ、設置作業が非常に簡易となる。
また、コンクリート柱P側へ固定する柱側取付金具が設置金具11と設置金具11よりも大きな架台12とに分解可能となっているとともに、該柱側取付金具のコンクリート柱Pへの固定に関しても、まず設置金具11を固定し、次に架台12を設置金具11に掛止し(仮止めし)た後、設置金具11と架台12とをネジ止めするとともに、架台12をコンクリート柱Pへ固定することになる。したがって、架台12のコンクリート柱Pへの固定が容易であり、ひいてはキャビネット1の設置作業が極めて簡易となる。
なお、本発明に係るキャビネット設置方法は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、設置金具等の各取付金具やキャビネットの構成は勿論、設置作業の順序についても必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、まずキャビネット1を組み立てた後に設置金具11及び架台12をコンクリート柱Pに固定しているが、設置金具11及び架台12をコンクリート柱Pに固定した後、キャビネット1を組み立てても何ら問題はない。
また、コンクリート柱Pへ固定する柱側取付金具に関して、設置金具11と架台12とに分解できないような予め一体化された金具を採用したとしても、キャビネット1の設置作業の簡易化を図ることは可能である。
また、コンクリート柱Pへ固定する柱側取付金具に関して、設置金具11と架台12とに分解できないような予め一体化された金具を採用したとしても、キャビネット1の設置作業の簡易化を図ることは可能である。
さらに、キャビネット1を設置金具11に仮止めするに際して、キャビネット1側の切り欠き6、6を設置金具11の被掛止部13、13へ掛止させるという構成を採用しているが、キャビネット1側に突起を、設置金具11側に突起が嵌入可能な筒状部を夫々設け、突起を筒状部内へ嵌入させて掛止させる等の構成を採用してもよく、掛止機構に関しても適宜設計変更可能である。
加えて、設置金具11や架台12のコンクリート柱Pへの固定に関しても、ネジ止め等、バンド21、22以外の部材を用いて固定しても何ら問題はないし、本発明に係るキャビネット設置方法は、コンクリート柱ではなく木製の柱等、他の柱への設置作業としても好適に採用することができる。
加えて、設置金具11や架台12のコンクリート柱Pへの固定に関しても、ネジ止め等、バンド21、22以外の部材を用いて固定しても何ら問題はないし、本発明に係るキャビネット設置方法は、コンクリート柱ではなく木製の柱等、他の柱への設置作業としても好適に採用することができる。
1・・キャビネット、2・・本体、3・・扉体、4・・掛止金具(キャビネット側取付金具)、5・・支持金具、6・・切り欠き(掛止部)、11・・設置金具(柱側取付金具、第1取付金具)、12・・架台(柱側取付金具、第2取付金具)、13・・被掛止部、14・・当接部、15・・枠体、16・・支持部、17・・切り欠き凹部(引掛部)、18・・当接部、19・・ネジ孔、21、22・・バンド。
Claims (3)
- キャビネットを柱に設置するためのキャビネット設置方法であって、
前記キャビネットを組み立てるとともに、前記キャビネットに掛止部を有するキャビネット側取付金具を固定する第1工程と、
前記柱の所定位置に、前記掛止部が掛止可能な被掛止部を有する柱側取付金具を固定する第2工程と、
前記掛止部を前記被掛止部へ掛止させ、前記キャビネットを前記柱側取付金具に仮止めする第3工程と、
前記仮止め状態にある前記キャビネットを前記柱側取付金具に固定する第4工程と
を実行することを特徴とするキャビネット設置方法。 - キャビネットを柱に設置するためのキャビネット設置方法であって、
前記柱の所定位置に、被掛止部を有する柱側取付金具を固定する第1工程と、
前記キャビネットを組み立てるとともに、前記被掛止部に掛止可能な掛止部を有するキャビネット側取付金具を前記キャビネットに固定する第2工程と、
前記掛止部を前記被掛止部へ掛止させ、前記キャビネットを前記柱側取付金具に仮止めする第3工程と、
前記仮止め状態にある前記キャビネットを前記柱側取付金具に固定する第4工程と
を実行することを特徴とするキャビネット設置方法。 - 前記柱側取付金具が、第1取付金具と、前記第1取付金具よりも大きな第2取付金具とに分解可能であるとともに、前記第1取付金具に前記被掛止部を、前記第2取付金具に前記被掛止部に掛止可能な引掛部を夫々設けており、
前記柱の所定位置に、前記柱側取付金具を固定する工程において、まず前記第1取付金具を前記柱に固定し、次に前記第2取付金具の引掛部を前記被掛止部に掛止させて、前記第2取付金具を前記第1取付金具に仮止めした後、前記第2取付金具を、前記第1取付金具に固定するとともに前記柱へ固定することを特徴とする請求項1又は2に記載のキャビネット設置方法。
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2011
- 2011-03-07 JP JP2011049318A patent/JP2012186954A/ja active Pending
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