JP2012184081A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型軽量の部材によって簡易的な構造でありながら捩れの発生を防止可能なバッファのピット取付構造を有するエレベータ装置を提供する。
【解決手段】乗りかご用バッファ9は、1対の乗りかごガイドレール7間に敷設されると共に1対の乗りかごガイドレール7が立設された乗りかご用バッファ固定板材15に固定されて立設され、つり合いおもり用バッファ10は、1対のつり合いおもりガイドレール8間に敷設されると共に1対のつり合いおもりガイドレール8が立設されたつり合いおもり用バッファ固定板材16に固定されて立設され、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10間を板材26によって連結した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エレベータの乗りかご及びつり合いおもりを緩衝するバッファをピットに固定したエレベータ装置に関する。
一般に、エレベータ装置には乗りかご及びつり合いおもりが昇降する昇降路内底部に、非常時に乗りかごやつり合いおもりを緩衝するためのバッファが立設されている。バッファは、非常時に上部から移動してくるつり合いおもりや乗りかごを受け止めてなるべく緩やかに停止させるための装置であり、その動作方向を乗りかごやつり合いおもりの移動方向と一致させるように保持する必要がある。しかしバッファはその形状が長く、据え付け時や、据え付け後の地震の発生などの様々な要因により捩れが発生する可能性があった。このようなバッファを固定する技術としては従来から下記のようなものが知られていた。
特開2001−335254号公報 特開平11−171428号公報 特開平5−139654号公報 特開昭61−119567号公報
従来は一般的にバッファを固定するための土台となる部材として、H鋼などの重く大きな部材を使用することが多かった。そしてこのような部材にしっかりとバッファを固定することで捩れの発生を抑えるようにしていた。しかし、重く大きな部材を使用するため据え付けに建設機械等を使用する必要があり、据え付けに多大な労力がかかった。
また特許文献1によれば、微小な板材であるアンカープレートにアンカーボルトを打設し、これに板体を立設してバッファを嵌合状態に配置するように構成されている。しかし、特許文献1に記載されたバッファの固定方法では、バッファが傾こうとした時にその力がアンカーボルトに掛かるため、その強度がピットを形成するコンクリート強度に依存するという問題がある。
また特許文献2、3では乗りかご側のバッファ及びつり合いおもり側のバッファそれぞれ個別に取付板などのバッファ固定構造が必要となり、据え付け労力も大きくなると共に、コストアップを招くものとなっていた。
また、斜行エレベータの緩衝装置の据え付け効率をよくする技術として特許文献4も知られていたが、土台となる部材として、H鋼などの重く大きな部材が用いられていることは変わらない上、土台同士をその間隔を調整できるジャッキボルトで連結する構成としていたのでバッファの捩れの発生防止については何ら対処されたものではなかった。
本発明は、上記の問題点を考慮し、小型軽量の部材によって簡易的な構造でありながら捩れの発生を防止可能なバッファのピット取付構造を有するエレベータ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にかかるエレベータ装置は、昇降路内を昇降する乗りかご及びつり合いおもりと、前記乗りかご及び前記つり合いおもりを吊持するロープと、前記ロープが巻き掛けられたシーブを有する巻上機と、前記乗りかごの昇降をガイドする1対の乗りかごガイドレール及び前記つり合いおもりの昇降をガイドする1対のつり合いおもりガイドレールと、前記昇降路の前記乗りかご下方に設けられた乗りかご用バッファ及び前記昇降路の前記つり合いおもり下方に設けられたつり合いおもり用バッファとを備えたエレベータ装置において、前記乗りかご用バッファは、1対の前記乗りかごガイドレール間に敷設されると共に1対の前記乗りかごガイドレールが立設された乗りかご用バッファ固定板材に固定されて立設され、前記つり合いおもり用バッファは、1対の前記つり合いおもりガイドレール間に敷設されると共に1対の前記つり合いおもりガイドレールが立設されたつり合いおもり用バッファ固定板材に固定されて立設され、前記乗りかご用バッファ及び前記つり合いおもり用バッファ間を板材によって連結したことを特徴とする。
小型軽量の部材によって簡易的な構造でありながら捩れの発生を防止可能なバッファのピット取付構造を有するエレベータ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の全体概要を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置のバッファ設置状態を示す上面図である。 本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファの設置状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファへの固定部材取付け状態を示す上面図である。 本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファとつり合いおもり用バッファの連結状態を示す正面図である。
以下、図面を用いて本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置を例に挙げて、本発明を詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の全体概要を示す断面図である。同図に示すエレベータ装置1は、昇降路2内を昇降する乗りかご3及びつり合いおもり4と、乗りかご3及びつり合いおもり4を吊持するロープ5と、ロープ5が巻き掛けられたシーブ6を有する巻上機(図示せず)と、乗りかご3の昇降をガイドする1対の乗りかごガイドレール7及びつり合いおもり4の昇降をガイドする1対のつり合いおもりガイドレール8と、昇降路2の乗りかご3下方に設けられた乗りかご用バッファ9及び昇降路2のつり合いおもり4下方に設けられたつり合いおもり用バッファ10とを備えている。
本実施形態ではロープ5は昇降路2の上部に設けられた機械室11内に設置された巻上機に取り付けられたシーブ6と、昇降路2内での乗りかご3とつり合いおもり4間の距離を調整するそらせ車12とに巻き掛けられている。このような構成により、巻上機のシーブ6が動作するとロープ5が駆動され、昇降路2内で乗りかご3及びつり合いおもり4がそれぞれ乗りかごガイドレール7及びつり合いおもりガイドレール8に案内されながら、互いに上下逆方向に駆動される。
なお、図1には模式的に途中階の記載を省略し、最上階フロア13と最下階フロア14のみを記載しているが、本発明のエレベータ装置としてはこの例に限られず、2階床のみのエレベータ装置であってもよいし、3階床以上の多数の階床を備えたエレベータ装置であってもよい。
図2は本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置のバッファ設置状態を示す上面図である。同図に示すように、乗りかご用バッファ9は、1対の乗りかごガイドレール7間に敷設されると共に1対の乗りかごガイドレール7が立設された乗りかご用バッファ固定板材15に固定されて立設されている。
同様に、つり合いおもり用バッファ10は、1対のつり合いおもりガイドレール8間に敷設されると共に1対のつり合いおもりガイドレール8が立設されたつり合いおもり用バッファ固定板材16に固定されて立設されている。
乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16はそれぞれ、昇降路2の底部であるピット上に敷設されて、2対のばねクリップ17と、ボルト18によって固定されている。すなわち、乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16はそれぞれ、2対のばねクリップ17で挟持され、位置が固定されている。
乗りかご用バッファ9は下部に固定足19を有しており、この固定足19と乗りかご用バッファ固定板材15は一般的に知られている方向、例えば溶接やボルト締め、これらの併用などの方法で固定することができ、本実施形態では図示しないボルトによってボルト締めで固定されている。同様に、つり合いおもり用バッファ10も下部に固定足20を有しており、この固定足20とつり合いおもり用バッファ固定板材16は一般的に知られている方法で固定できる。そしてこちらについても固定足20とつり合いおもり用バッファ固定板材16を図示しないボルトによってボルト締めにより固定されている。
図3は発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファの設置状態を示す正面図である。同図に示すように、本実施形態における乗りかご用バッファ固定板材15は、乗りかごガイドレール7が立設される位置、本実施形態では乗りかご用バッファ固定板材15の両端にL鋼21が溶接されている。このL鋼21は、昇降路の壁面や建屋の梁などに設置されているファスナに例えばボルトや溶接等の固定方法で固定されている。なお、つり合いおもり用バッファ固定板材16についても同様の構成を採っており、本実施形態ではつり合いおもりガイドレール8が立設される位置、本実施形態ではつり合いおもり用バッファ固定板材16の両端にL鋼22が溶接され、このL鋼22は、昇降路の壁面や建屋の梁などに設置されているファスナに例えばボルトや溶接等の固定方法で固定されている。
本実施形態によれば、乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16を1対の乗りかごガイドレール7間及びつり合いおもりガイドレール8間に敷設し、乗りかごガイドレール7間及びつり合いおもりガイドレール8間に乗りかご用バッファ9やつり合いおもり用バッファ10を取り付けて、さらに1対の乗りかごガイドレール7及びつり合いおもりガイドレール8を乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16に立設させたので、乗りかご用バッファ9やつり合いおもり用バッファ10が傾こうとする力は、そのまま乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16に伝わり、乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16が傾こうとする力は、昇降路2に立設された1対の乗りかごガイドレール7及びつり合いおもりガイドレール8で受けることができるので、コンクリートの強度に左右されない構造とすることが可能となる。
また、乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16は作業員が持ち運び可能な板材であるので据え付けに建設機械などを使用しなくてもよく、据え付け効率を向上できる。
図4は本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファへの固定部材取付け状態を示す上面図である。同図に示すように、乗りかご用バッファ9には、固定部材であるバッファ固定ブラケット23を固定ボルト24及びナット25を用いて締結する。バッファ固定ブラケット23は2つ合わせたときに乗りかご用バッファ9の外形とほぼ同じ形状となるように、本実施形態では半円弧部分とその両端に円弧外方に伸びた平面部を有する形状となっている。そして、2つのバッファ固定ブラケット23の平面部を合わせた状態で平面部に設けられた貫通孔に固定ボルト24を通してナット25で締結している。
なお、本構造と同様にしてつり合いおもり用バッファ10にも固定部材であるバッファ固定ブラケット23を固定ボルト24及びナット25を用いて締結している。
図5は発明の一実施形態にかかるエレベータ装置の乗りかご用バッファとつり合いおもり用バッファの連結状態を示す正面図である。同図に示すように本実施形態においては、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10間を板材である連結プレート26によって連結している。
本実施形態によれば、地震などの影響によりバッファに捩れを生じさせる力がかかった場合であっても、図1における乗りかご用バッファ固定板材15やつり合いおもり用固定板材16と平行な方向(図1における横方向)成分の力(以下、X軸方向の力という)は、乗りかご用バッファ9は乗りかご用バッファ固定板材15が、つり合いおもり用バッファ10はつり合いおもり用バッファ固定板材16がそれぞれ負担し、乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16にかかった力は乗りかごガイドレール7及びつり合いおもりガイドレール8で受けて乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16を押さえるので、コンクリートの強度に左右されない構造とすることが可能となる。
そして、図1における乗りかご用バッファ固定板材15やつり合いおもり用バッファ固定板材16と直交する方向(図1における縦方向)成分の力(以下、Y軸方向の力という)は、連結プレート26によって受けるので、やはり乗りかご用バッファ固定板材15及びつり合いおもり用バッファ固定板材16が固定されたピット底部のコンクリートの強度に左右されない構造とすることができる。
さらに、連結プレート26は作業員が持ち運び可能な板材であるので据え付けに建設機械などを使用しなくてもよく、据え付け効率を向上できる。また、乗りかご用バッファ9とつり合いおもり用バッファ10を連結すると言う単純な方法によってY軸方向の力を受けることができるので、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10それぞれに捩れの発生を防止する機構を取付ける構造と比較しても格段に据え付け効率を向上させることが可能となっている。
さらに本実施形態では、図4に示すように、2つのバッファ固定ブラケット23の平面部を合わせた状態で平面部に設けられた貫通孔に固定ボルト24を通してナット25で締結する際に、乗りかご用バッファ9とつり合いおもり用バッファ10が互いに向かい合う位置に2つのバッファ固定ブラケット23の平面部の一方をそれぞれ位置させるようにして、2つのバッファ固定ブラケット23と共に、連結プレート26も固定ボルト24とナット25で締結する構成と採っている。これにより更なる据え付けの簡易化、据え付け効率の向上を図ることが可能である。
なお、本実施形態においては、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10に連結プレート26を固定するためのバッファ固定ブラケット23を設け、バッファ固定ブラケット23の平面部が乗りかご用バッファ固定板材15の設置平面及びつり合いおもり用バッファ固定板材16の設置平面と直交する平面(乗りかご用バッファ9やつり合いおもりバッファ10の高さ方向と平行な平面、以下Z軸と平行な平面という)を構成し、この平面部に連結プレート26が固定される。そのため、連結プレート26は板材としての最も広い面がZ軸に平行な平面に沿ってバッファ固定ブラケット23に固定されることになる。
このような構成であると、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10にY軸方向の力がかかった際に、連結プレート26にはZ軸方向の力が作用することになる。しかし、連結プレートは縦長方向の向きに固定されているため、作業員が持ち運べる程度の軽量な板材であっても、Z軸方向の力への強度を向上させることができる。
なお、このような強度の向上と、乗りかご用バッファ9及びつり合いおもり用バッファ10にかかった力を十分受けることができるように、連結プレート26をバッファ固定ブラケット23の平面部にボルトによって固定する場合、一端側につき2か所以上で固定するのがよい。1点で固定した場合、固定点を中心に回転力が発生し、強度が十分発揮されない可能性があり、さらに連結プレート26のZ軸方向の長さも十分に確保できない可能性もあるが、2点以上で固定するようにすることで、このような問題を避けることができる。
また、このような構成は、エレベータ装置の大小や設置する環境などにより変わるため、一義的にサイズ等を規定することはできないが、一般的な標準サイズのエレベータで有れば、バッファ固定ブラケット23の平面部のZ軸方向の長さ、及び、連結プレート26のZ軸方向の幅は64mm以上であるのがよい。
なお、本実施形態では、連結プレート26は乗りかご用バッファ9の下部及びつり合いおもり用バッファ10の下部を連結するように設けている。このように構成することで昇降路2内での他機器や他部材と干渉する可能性を抑え、また、保守員が保守する際にピット等に入っても、保守作業の妨げになることが防止される。このような観点から見れば、やはり一義的にサイズ等を規定することはできないが、一般的な標準サイズのエレベータで有れば、バッファ固定ブラケット23の平面部のZ軸方向の長さ、及び、連結プレート26のZ軸方向の幅は100mm以下程度であるのがよい。
しかし、連結プレート26の連結位置はバッファに対して高い位置に設けるほどより大きな力に耐えることができることから、他機器や他部材との干渉を避けることが可能な設計が可能で、保守作業の効率よりも、より大きな力に耐えることが可能な構成を採用したいと言うことであれば、バッファのプランジャが動作した時にプランジャと干渉しないよう、シリンダ部の上端から出ない範囲でバッファのシリンダ上部に設けることも可能である。
なお、本実施形態においては、連結プレート26をY軸方向に延伸するように設けた例を挙げて説明したが、本発明はこのような形態のみに限られるものではなく、X軸やY軸に対して傾いて延伸するように設けても同様の効果を発揮することができる。従って、昇降路2内での乗りかご3とつり合いおもり4のレイアウトにより、連結プレート26をX軸やY軸に対して傾いて延伸するように設けなければならないエレベータ装置であっても適用することが可能である。
従って、つり合いおもり4の配置が、乗りかご3に対して後落ちや横落ちなどの相違があっても構造が簡易で、据え付け効率の良い、十分な強度を有したバッファ固定を行ったエレベータ装置を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態におけるバッファ固定構造は、
(1)ガイドレールを連結させる板材をピットに搬入する工程。
(2)貫通穴を設けたばねクリップ及びアンカーボルト用いて板材を固定させる工程。
(3)板材中央に支持台を固定する工程。
(4)乗りかご側バッファ及びつり合いおもり側バッファを連結させる工程。
で据え付けることが可能である。そしてピットを形成するコンクリート強度に依存しない、乗りかご側バッファ及びつり合いおもり側バッファそれぞれに取付板などの煩雑な据え付けが必要なバッファ固定構造を必要としない、つり合いおもり配置が横落ちである場合も連結部の構造が複雑にならない、等の有効な効果を奏することが可能である。
そして本実施形態のバッファ固定構造によれば、ガイドレールを連結する板体の重量は、作業員が持ち運べるようなものとし、この板体の固定に使用するアンカーボルトは仮固定のみの使用とし、強度を求めないものとできる。また、つり合いおもりが後落ち及び横落ちの場合でも連結に必要な構造を同一のものとできる。
1 エレベータ装置
2 昇降路
3 乗りかご
4 つり合いおもり
5 ロープ
6 シーブ
7 乗りかごガイドレール
8 つり合いおもりガイドレール
9 乗りかご用バッファ
10 つり合いおもり用バッファ
11 機械室
12 そらせ車
13 最上階フロア
14 最下階フロア
15 乗りかご用バッファ固定板材
16 つり合いおもり用バッファ固定板材
17 ばねクリップ
18 ボルト
19,20 固定足
21,22 L鋼
23 バッファ固定ブラケット
24 固定ボルト
25 ナット
26 連結プレート

Claims (3)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかご及びつり合いおもりと、前記乗りかご及び前記つり合いおもりを吊持するロープと、前記ロープが巻き掛けられたシーブを有する巻上機と、前記乗りかごの昇降をガイドする1対の乗りかごガイドレール及び前記つり合いおもりの昇降をガイドする1対のつり合いおもりガイドレールと、前記昇降路の前記乗りかご下方に設けられた乗りかご用バッファ及び前記昇降路の前記つり合いおもり下方に設けられたつり合いおもり用バッファとを備えたエレベータ装置において、
    前記乗りかご用バッファは、1対の前記乗りかごガイドレール間に敷設されると共に1対の前記乗りかごガイドレールが立設された乗りかご用バッファ固定板材に固定されて立設され、
    前記つり合いおもり用バッファは、1対の前記つり合いおもりガイドレール間に敷設されると共に1対の前記つり合いおもりガイドレールが立設されたつり合いおもり用バッファ固定板材に固定されて立設され、
    前記乗りかご用バッファ及び前記つり合いおもり用バッファ間を板材によって連結したことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 請求項1において、前記板材は前記乗りかご用バッファの下部及び前記つり合いおもり用バッファの下部を連結するように設けたことを特徴とするエレベータ装置。
  3. 請求項1又は2のいずれかにおいて、前記乗りかご用バッファ及び前記つり合いおもり用バッファに前記板材を固定するための固定部材を設け、前記板材は前記乗りかご用バッファ固定板材の設置平面及び前記つり合いおもり用バッファ固定板材の設置平面と直交する平面に沿ってそれぞれの前記固定部材に固定されたことを特徴とするエレベータ装置。
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