JP2012183449A - 取り外し可能なレンズ組立体を備える外科用顕微鏡ドレープ - Google Patents

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Abstract

【課題】取り外し可能なレンズ組立体を備える真正で無菌の外科用顕微鏡ドレープを提供する。
【解決手段】本発明は、外科用顕微鏡との使用のための取り外し可能なレンズ組立体を備える外科用顕微鏡ドレープに関する。ドレープ組立体は、アクセス開口を定める第一端部と、孔及び4つの接眼鏡ポケットを定める第二端部とを有する、シート形態の材料の細長い中空囲壁を含む。アクセス開口は、4つの接眼鏡ポケットが顕微鏡の対応する接眼鏡ポートをそれぞれ覆いながらドレープ組立体が外科用顕微鏡の本体に被せられることを可能にする。孔で囲壁上に配置されるビューポータルが、対物レンズバレルのキャビティ内に配置されるよう構成される。ポータルは、窓を含む取り外し可能なレンズ組立体を収容する。複数のレンズ組立体が、キットを形成するよう顕微鏡ドレープと一体に包装され得る。
【選択図】図5

Description

(関連出願の参照)
この出願は、参照としてここに引用されるAndrew J. Balaによって2003年3月24日に出願された米国特許出願番号第10/395,757号の一部継続出願である。
本発明は、取り外し可能なレンズ窓カバーを提供する外科用顕微鏡ドレープ組立体に関する。
外科手術中に手術室内で顕微鏡がしばしば使用される。脊髄手術及び頭部手術のような多くのこれらの手術の間、外科医は例外的に小さな血管、神経束、筋肉、神経、及び、他の組織を巧みに処置しなければならない。これらの手術は、手術部位の精細な詳細が外科医によって明らかに見られ得るよう、外科用顕微鏡を通じて手術部位を見ることを必要とする。しかしながら、手術中、手術部位の周りの地域は無菌のままでなければならない。典型的な病院の手術室内に存在するような手術野は、バクテリアのような自然に発生する生体からの感染の危険性が最小限化される環境的に制御された地域である。環境の無菌性は、手術室内に存在する人員及び機器に対する厳格な管理を維持することによって感染を引き起こすバクテリア及び他の汚染物の導入を制限することによって制御される。
外科用顕微鏡を殺菌することは困難又は不可能なので、顕微鏡を無菌ドレープで覆うことが一般的に行われている。ドレープは、典型的には、顕微鏡ヘッドの接眼鏡ポート並びにヘッドを支持する構造を含む外科用顕微鏡の全ての構成部品を覆うシート形態の材料の可撓管を含む。ドレープは、典型的には、顕微鏡の対物レンズへの取付けのために、その中に透明窓も含む。ドレープが手術室内で開梱され顕微鏡上に配置されるときに、ドレープが顕微鏡及びその構成部品の周りに無菌野を創成するよう、ドレープは、典型的には、無菌状態で製造され且つ包装される。
しかしながら、無菌ドレープを外科用顕微鏡に適用することを試みるときに、様々な不利点が理解された。1つの不利点は、異なる種類の外科手術を遂行するために多くの病院が異なる構造の顕微鏡を利用する故に起こる。顕微鏡は、様々な場所に様々な接眼ビューポートを含むよう構成され得る。そのような構造は遂行されるべき外科手術に依存する。所与の顕微鏡の接眼ビューポートの数及び場所は、遂行される外科手術並びに手術中に存在する外科医及び/又は補助者の数に依存する。例えば、頭部手術中、典型的には、1人又はそれよりも多くの補助外科医の隣に指導外科医が立つ状態で、外科医は互いに隣り合って患者の頭に立つ。よって、頭部構造を用いるならば、顕微鏡は、顕微鏡の1つの側に互いにほぼ隣り合って配置される最大で3つまでの接眼鏡ポートを有し得る。
この接眼鏡ポート構造は、典型的には、指導外科医及び補助外科医が患者の両側に好ましくは互いに180度で立ち、最大で2人までの補助外科医が指導外科医の何れかの側に立つ状態で、外科医が所与の患者の両側に立つ脊髄手術のためには変化する。よって、脊髄構造を用いるならば、顕微鏡は、顕微鏡の1つの側に互いにほぼ隣り合って配置される最大で3つの接眼鏡ポート、並びに、好ましくは指導外科医の接眼鏡ポートから180度で顕微鏡の反対側に配置される第4接眼鏡ポートを有し得る。
顕微鏡を効果的に覆うために、顕微鏡の接眼鏡ポートを収容する1つ又はそれよりも多くの接眼ポケットを備える顕微鏡ドレープを形成することが普通必要である。従来技術ドレープは、所与の顕微鏡の接眼鏡ポートを収容する最大で3つまでの接眼鏡ポートを有する。そのようなドレープは、顕微鏡の1つの側に配置される最大で3つまでの接眼鏡ポートを収容する3つの接眼鏡ポケットを備えることで、頭部手術のために構成される顕微鏡と共に使用するためには十分であることが分かっているが、それらは4つの接眼鏡ポートの使用を必要とする頭部手術の間には不十分であることが分かる。さらに、互いに隣り合って配置される最大で3つまでの接眼鏡ポケットを有する従来技術ドレープは、互いに好ましくは180度に配置される、そのような手術中に使用されるわずか2つの接眼鏡ポートを備えることで、2つの接眼鏡ポートを利用する頭部手術の間の使用のためには不十分であることが分かる。
従来技術ドレープが頭部手術のために構成される(即ち、互いに好ましくは180度に配置される)2つの接眼鏡ポートを有する顕微鏡を収容するために、互いに隣り合って背馳される従来技術ドレープの接眼鏡ポケットは、2つの反対のポートを覆うために顕微鏡のヘッドを横断して引き伸ばされなければならない。そのような引き延ばしは、普通、ドレープの一部の部分、特に、主カバー部分と接眼鏡ポケットとの間の接合部で応力を引き起こし、よって、ドレープ材料を変形させ、引き裂き、或いは、破断させる。そのような破断はは、ドレープによって構築される無菌野を危うくし、ドレープ自体の交換を必要とする。
さらに、反対の接眼鏡ポートを収容するよう従来技術ドレープを顕微鏡上に位置付けるとき、典型的には顕微鏡の対物レンズバレルに取り付けられるドレープのレンズカバーの周りにドレープの裂けが起こり、無菌野を再び危うくし得る。そのような裂けは顕微鏡の対物レンズバレルについてのレンズカバーの回転を通じて回避され得るが、バレルについてのレンズカバーの回転調節は、対物レンズ及びドレープレンズカバーを通じて受け取られる画像の光学的品質と干渉し得る。よって、様々な外科手術中に一般的に使用される多様な構造の顕微鏡接眼鏡ポートを容易に収容し得る接眼鏡ポケットの量及び場所を有する顕微鏡ドレープの必要がある。
従来技術ドレープに関連付けられる他の不利点は、カバーのレンズ又は窓がバレル自体の下方端部より下に配置されるようそのようなドレープのレンズカバーが対物レンズバレルに取り付けられる場合に起こる。よって、そのようなドレープカバーは、外科手術中に顕微鏡ヘッドの作業距離の増大を招く。顕微鏡のこの増大された深さは、外科医のためにより長い作業距離を招き、よって、顕微鏡を通じて手術部位を見ている間に遂行される外科手術中に外科医が彼又は彼女の腕を伸ばすことを要求する。外科医の腕の伸張の増大は、外科的制御の減少、腕及び頭の疲労の増大、手及び指の器用さの減少を有する外科医をもたらす。
対物レンズバレルの下のドレープ窓の場所は、手術部位に向かって配置される窓をもたらし、よって、窓自体に接触する血液又は組織粒子に起因する窓の視界妨害の発生の可能性を増大する。所与の外科手術中、顕微鏡ヘッドは、手術部位に対して何度も再位置決めされ得る。よって、対物レンズバレルの下の窓場所は、彼又は彼女の手で窓に接触する外科医の可能性を増大し、そのような接触は再び窓上で起こる視野妨害を招く。よって、窓自体と接触する血液又は組織粒子に起因する或いは医療スタッフによる窓の不注意な接触に起因する、外科手術中の顕微鏡ヘッドの作業距離(深さ)の減少並びに窓上の視野妨害の発生の最小限化をもたらす窓場所を備えるレンズカバーを有する顕微鏡ドレープの必要がある。
レンズバレルの下のドレープ窓の配置が外科手術自体と干渉する望ましくない複雑さも生じ得る。例えば、外科医の手持ち器具の遠位端は、使用中に窓と接触し或いは衝突し、よって、窓上に起こる視野妨害を再び招き得る。器具の窓とのそのような衝突は、外科手術自体とも干渉し、よって、手術を遅くし或いは器具と手術部位内でそれによって接触される組織との間の相互作用に悪影響を及ぼす。よって、外科手術中に顕微鏡ヘッドの作業距離(深さ)の減少並びにドレープの窓と外科医の手持ち器具との間の衝突の形態の外科的干渉の最小限化をもたらす窓場所を備えるレンズカバーを有する顕微鏡ドレープの必要がある。
多くの外科用顕微鏡において、対物レンズは、手術部位を照明するために、光源からの光を手術部位に透過し、対物レンズは、手術部位の画像も顕微鏡の光路に透過する。よって、レンズカバーがドレープレンズの窓からの並びに顕微鏡の対物レンズに向かう顕微鏡の光源からの光の反射に起因する視聴される画像の光学的品質の劣化を招き、その結果、グレアを招く場合に、従来技術ドレープに関連付けられる他の不利点が起こる。この望ましくない光反射及びグレアを改善する試みから、従来技術ドレープは、光反射を対物レンズから離れる方向に向けるよう、凸状、凹状、その他の湾曲したレンズカバー又は窓を利用する。
しかしながら、そのようなレンズは手術野の視野の歪みを引き起こし、所与の外科手術中にドレープレンズカバーのレンズ又は窓を廃棄する一部の外科医を生み、よって、顕微鏡の周りの無菌野を危うくする。ドレープ窓が取り除かれると、顕微鏡自体の対物レンズ上に存在するバクテリア又は他の汚染物が手術部位に入り込み、よって、感染の発生の可能性を増大し得る。ドレープ窓の除去は、外科用顕微鏡の対物レンズを血液及び他の流体に晒させるので、頻繁な洗浄が必要とされ、よって、外科用顕微鏡の高額な構成部品である対物レンズを引っ掻き或いは傷付ける可能性が増大する。最終的に、湾曲ドレープレンズ又は窓は、画像誘導手術中にレンズを通じて投射されるレンズビームの望ましくない屈折を引き起こす。よって、手術野内の真正の無菌性を維持し、且つ、手術手続中のグレア、画像歪み、及び、レーザ屈折の発生を最小限化する対物レンズカバーの必要がある。
骨の上の動力穿孔のような特定の外科手術中に起こる他の問題は、レンズが外科的破片によって妨害され或いは損傷され得ることである。レンズを覆う窓が顕微鏡の高額な対物レンズを物理的損害から保護するが、使い捨てレンズカバー自体の光学特性は、血液、骨、又は、組織破片に起因する視野妨害から劣化され得る。それらの大量生産性及び使い捨て性の故に、外科用ドレープ組立体で包装されるレンズカバーは、望ましい光学的品質よりも低い品質をしばしば有する。使い捨てレンズカバーによって引き起こされる光線の追加的な屈折は、イメージガイド測定のような精密な処置において許容し得ない光学収差をもたらす。外科医が一時的にレンズカバーを取り除き得ること或いは欠陥のある或いは汚れたレンズカバーを正常な無菌レンズカバーと交換し得ることが、これらの状況において望ましい。
従って、取り外し可能なレンズ組立体を備える真正で無菌の外科用顕微鏡ドレープの必要が依然としてある。取り外し可能なレンズ組立体は、損傷した或いは破片で妨害されたレンズカバーを清浄な無菌のものと容易に置換することを許容する。取り外し可能なレンズカバーは、繊細な外科的仕事を遂行するときの光学収差を回避するために、一時的に取り外され得る。本発明はこれらの必要を満足する。
本発明は、一般的に、外科用顕微鏡との使用のためのドレープ組立体に関する。例示的な外科用顕微鏡は、少なくとも第一及び第二の接眼鏡ポートと、対物レンズバレルと、顕微鏡を通じて見える手術野を照明するための照明源(図示せず)とを含み得る。本発明の1つの実施態様において、ドレープ組立体は、アクセス開口を定める第一端部と、孔と少なくとも4つの接眼鏡ポケットとを定める第二端部とを有するシート形態の材料の細長い中空の囲壁を含む。本発明の好適実施態様において、シート形態の材料は、所定の厚さのポリエチレン、ポリプロピレン、又は、何らかの他の類似のポリマ又はコポリマ膜から成る透明で可撓な材料である。
囲壁のアクセス開口は、ドレープ組立体が外科用顕微鏡の本体に被らされるのを可能にするよう、囲壁の内部へのアクセスを許容する。よって、アクセス開口は、顕微鏡のヘッドを越えてヘッド及び手術野から離れた顕微鏡上の場所に被せられる。囲壁の第二端部内に定められる少なくとも4つの接眼鏡ポケットは、ドレープ組立体が上述のように顕微鏡に被せられるときに、顕微鏡の対応する接眼鏡ポートをそれぞれ覆う。少なくとも4つの接眼鏡ポケットは、ドレープ組立体が、多様な場所に配置される多様な接眼鏡ポートを有する多様な顕微鏡ヘッド上で使用されることを可能にし、所与の顕微鏡の接眼鏡ポートの数及び場所は、行われる外科手術並びに手術中に存在する外科医及び補助者の場所及び数に依存する。
ビューポータルは、好ましくは、第二端部に隣接する囲壁上の孔に配置される。ビューポータルは、中心軸を定める円筒形フレームと、フレームをバレル上に取り付けるために対物レンズバレルの内周壁と係合可能な外表面とを含む。円筒形フレームは、フレームの第一端部に配置される窓支持体に取り付けられる窓を含み、窓支持体は、円筒形フレームの外表面が内周壁と係合するときに、対物レンズバレルのキャビティ内に配置されるよう構成される。円筒形振れ無の第二端部に隣接して配置され且つフレームの外表面から外向きに延びるフランジが、2つの間の気密な封止接続を形成するために、囲壁の孔についてドレープ組立体のシート形態の材料への取付けのために構成される。
よって、窓支持体上に配置される窓は、フレームの外表面がバレルの内周壁と係合するときに、対物レンズバレルのキャビティ内に配置される。キャビティ内の窓の場所は有利である。何故ならば、その結果、外科手術中の作業距離(深さ)の減少、並びに、窓自体の上で外科干渉及び視野妨害が起こることの最小限化がもたらされるからである。ビューポータルの窓は、顕微鏡の接眼鏡ポートによって定められる一対の目視軸、並びに、フレームがバレル上に取り付けられるときに顕微鏡内の照明源によって定められる照明軸と交差する。
ビューポータルの窓は平坦であり、照明源からのグレアを最小限化するために鋭利に傾斜され、窓は、フレームの中心軸に対して或いは顕微鏡の照明軸に対して鋭利に傾斜される平面を定め、窓の上方表面は、照明源からの照明軸を受ける。本発明の他の実施態様において、傾斜窓のグレア防止特性は、照明源からの照明軸を受ける窓の少なくとも上方表面への少なくとも1つの層の反射防止塗膜の追加を通じて強化される。
窓を通じる最適な可視性は、ビュー軸が傾斜窓の共通の高さにあるときに起こり、対物レンズバレル上に取り付けられるビューポータルは、そのような最適な可視性を保証するために、好ましくは顕微鏡の第一接眼鏡ポート及び第二接眼鏡ポートに向かう窓の回転的な向きを有する。取付け時に、ドレープ組立体のビューポータルを顕微鏡の対物レンズバレルに対して回転的に向けるために、好ましくは、位置決め体が円筒形フレーム上に配置される。
本発明の特に好適な特徴は、ビューポータルの円筒形フレーム内に取り外し可能に取り付け可能なレンズ組立体をもたらす。レンズ組立体は、ビューポータルから容易に取り外され且つ新しい窓支持体及び窓と置換され得る窓支持体に固定される窓を含む。
例示的な外科用顕微鏡を示す斜視図である。 ドレープ組立体を示す平面図である。 顕微鏡の対物レンズバレル及びドレープ組立体のビューポータルを示す一部断面図である。 窓の上方表面を示すドレープ組立体のビューポータルを示す平面図である。 顕微鏡の対物レンズバレル、ドレープ組立体のビューポータル、及び、取り外し可能なレンズ組立体を示す一部断面立面図である。 窓の一部断面図と共に取り外し可能なレンズ組立体を示す斜視図である。 顕微鏡ドレープ組立体と幾つかの取り外し可能なレンズ組立体を含むボックスキッとを示す斜視図である。
本発明は、一般的に、外科用顕微鏡と共に使用するためのドレープ組立体に関する。図1は、図2のドレープ組立体の1つの実施態様によって覆われるべき例示的な外科用顕微鏡10の基本的な構成部品を例証する斜視図である。顕微鏡10は、フロア、壁、又は、顕微鏡ヘッド30を支持する関節式支持アーム20を備える天井取付構造(図示せず)に対して調節可能に取り付けられる。支持アーム20の自由端部に取り付けられる顕微鏡ヘッド30は、少なくとも第一及び第二の接眼鏡ポート40,50と、対物レンズバレル60と、顕微鏡を通じて見られる手術野を照明するための照明源(図示せず)とを含む。
図2は、図1の外科用顕微鏡10を覆う顕微鏡ドレープ組立体70の1つの実施態様を例証しているのに対し、図3及び4は、組立体のビューポータルのより詳細な図面を例証している。図2に示される実施態様において、ドレープ組立体70は、アクセス開口100を定める第一端部90と孔120及び少なくとも4つの接眼鏡ポケット130,140,150,160を定める第二端部110とを有するシート形態材料の細長い中空囲壁80を含む。ビューポータル170が、好ましくは、第二端部110に近接する囲壁上の孔120に配置される。図3及び4を参照すると、ビューポータル170は、中心軸190を定める円筒形フレーム180と、フレームをバレル上に取り付けるために、対物レンズバレル60の内周壁62と係合可能な外表面200とを含む。
円筒形フレーム180は、フレームの第一端部182に配置される窓支持部220に取り付けられる平坦な窓210を含み、窓支持体は、円筒形フレーム外表面200が内周壁62と係合するときに、対物レンズバレルの内周壁62によって定められるキャビティ64内に配置されるよう構成される。ビューポータル170の窓210は、フレーム180がバレル60上に取り付けられるときに、顕微鏡10の接眼鏡ポートによって定められる一対の目視(viewing)軸260,270及び顕微鏡10内の照明源(図示せず)によって定められる照明軸280と交差する。ビューポータル170の窓は、照明源からのグレアを最小限化するために実際には傾斜し、ビューポータルは、ポータルを通じての最適な可視性を可能にするようレンズバレルとの回転向きを有する。取付時にドレープ組立体70のビューポータル170を顕微鏡10の対物レンズバレル60に対して回転的に位置付けるために、位置決め体250が、好ましくは、円筒形フレーム180上に配置される。
再び図2を参照すると、ドレープ組立体70は、実質的に管状の細長い中空のシート形態材料から成る囲壁80(enclosure)を含む本体を有する。本発明の好適実施態様において、シート形態材料は、所定の厚さのポリエチレン、ポリプロピレン、又は、ある他の類似のポリマ又はコポリマ膜から成る透明の可撓な材料である。囲壁80の第一端部90は、アクセス開口100を定めるのに対し、第二の或いは反対の端部110は、少なくとも4つの接眼鏡ポケット130,140,150,160及び孔120を定める。
第一端部90で管状の囲壁80の円周によって定められる囲壁80のアクセス開口100は、ドレープ組立体70が外科用顕微鏡10の本体に被らされるのを可能にするよう、囲壁80の内部へのアクセスを許容する。よって、アクセス開口100は被らされ、顕微鏡のヘッド30(図1)を越え、ヘッド及び手術野から離れて顕微鏡上の場所(即ち、支持アームがフロア、壁、又は、手術室の天井と会う場所)に移される。囲壁80の第二端部110内に定められる少なくとも4つの接眼鏡ポケット130,140,150,160は、ドレープ組立体70が上記のように顕微鏡に被らされるときに、顕微鏡10の(存在するならば各ポケットのための)対応する接眼鏡ポートをそれぞれ覆う。
少なくとも4つの接眼鏡ポケット130,140,150,160は、ドレープ組立体70が様々な場所に配置される様々な接眼鏡ポートを有する様々な顕微鏡ヘッド上で使用されることを可能にする。所与の顕微鏡の接眼鏡ポートの数及び場所は、行われる外科手術、手術中に存在する外科医及び/又は補助者の数に依存する。例えば、脊髄手術中、外科医は、典型的には、指導外科医が補助外科医の隣に立つ状態で、患者の頭に互いに隣り合って立つ。この構造を用いるならば、顕微鏡ヘッド30は、典型的には、指導外科医によって使用され且つ図1に例証されるように顕微鏡ヘッド30上に中心的に配置される第一接眼鏡ポート40と、補助外科医によって使用され且つ第一接眼鏡ポート40の右又は左に配置される第二接眼鏡ポート(図示せず)とを有する。所与の頭部手術中に、第二接眼鏡ポートと反対側で第一接眼鏡ポート40の隣に配置された状態で、第三接眼鏡ポート(図示せず)も利用され得ることが付記される。よって、頭部手術中、3つのポートが顕微鏡のヘッド30の1つの側に互いにほぼ隣り合って配置された状態で、最大で3つまでの接眼鏡ポートが所与の手術中に使用され得る。
しかしながら、脊髄手術中、外科医は、典型的には、指導外科医が患者の1つの側に立ち、補助外科医が、好ましくは指導外科医から或いは面して180度で、患者の反対側に立つ状態で、所与の患者の両側に立つ。この構造を用いることで、図1の顕微鏡に例証されるように、顕微鏡ヘッド30は、典型的には、指導外科医によって使用される中心的に配置される第一接眼鏡ポート40を有し、補助外科医によって使用される第二接眼鏡ポート50は、第一接眼鏡ポートから好ましくは180度で中心的に配置される。指導及び補助外科医の接眼鏡ポートは顕微鏡の好適実施態様では互いに180度に配置されるが、互いからの接眼鏡ポートの場所は、外科医が患者の両側に立つことを可能にする如何なる角度であってもよい。
例証されていないが、追加的な補助者又は観察者が、指導外科医又は補助外科医の各側に立ち得る。よって、1つ又はそれよりも多くの追加的な接眼鏡ポートの使用が必要となり、1つ又はそれよりも多くの追加的な接眼鏡ポートは、指導外科医又は補助外科医のそれぞれの第一又は第二の接眼鏡ポート40又は50の各側にそれぞれ配置される。よって、この構造を用いるならば、3つの接眼鏡ポートは、顕微鏡ヘッド30の1つの側に(中心的に配置される第一又は第二の接眼鏡ポート40又は50の各側に1つ)配置され、第一及び第二の接眼鏡ポート40及び50は、好ましくは互いから180度に配置される。よって、頭部手術中、3つの接眼鏡ポートが顕微鏡ヘッド30及び患者の1つの側に配置された状態で、最大で4つまでの接眼鏡ポートが、所与の手術中に使用され得る。
よって、図2のドレープ組立体は、頭部手術及び脊髄手術の両方の構造に必須な顕微鏡構造を収容するために、少なくとも4つの接眼鏡ポケット130,140,150,160を含む。指導外科医及び補助外科医及び2人の補助者又は観察者(3つの隣り合う接眼鏡ポート並びに第一ポートから好ましくは180度に配置される1つの接眼鏡ポート)を利用する頭部手術のためには、ドレープ組立体は、第一の中心的に配置される接眼鏡ポケット130を含み、第二の中心的に配置される接眼鏡ポケット140は第一ポケットから好ましくは180度に配置される。図2に例証される本発明の実施態様では、第三及び第四の接眼鏡ポケット150及び160は、第一ポケット130の両側に配置されている。よって、接眼鏡ポケットのこの構造は、ドレープ組立体が、上述のように、4つの接眼鏡ポートのうちの3つが顕微鏡のヘッドの1つの側に配置された状態で、4つの接眼鏡ポートを有する外科用顕微鏡を収容することを可能にする。しかしながら、頭部手術のためには、第一、第三、及び、第四の接眼鏡ポケット130,150,160は、顕微鏡ヘッド30の1つの側に配置される3つの接眼鏡ビューポートを収容し得る。第一ポケット130から好ましくは180度に配置される第二接眼鏡ポケット140は、この手術中、使用されないで進む。
よって、顕微鏡ドレープ組立体を備える接眼鏡ポケット130,140,150,160の使用は、単一のドレープ組立体が、各手術が異なる接眼鏡ポート構造を有する様々な外科手術に適合することを可能にするという利点を有する。4つの接眼鏡ポケットの使用は、頭部手術中、ドレープ組立体囲壁80(即ち、4つ未満の接眼鏡ポケットを有する組立体)が第一ポートから180度に配置される接眼鏡ポートを収容するよう引っ張られたり或いはビューポータル170が対物レンズバレル60について回転されることを必要としない利点も有する。囲壁80のそのような伸張は、顕微鏡の周りのドレープ組立体によって達成される無菌野を危うくし得るのに対し、ビューポータル170の回転は、顕微鏡の対物レンズによって受け取られる画像の品質を危うくし得る。
囲壁の第二端部110で接眼鏡ポートに近接して囲壁80に配置されているのは孔120である。そこにビューポータル170を収容する所定の寸法の直径を有する孔は、ビューポータルが顕微鏡ヘッド30の下方表面に配置される対物レンズバレル60に取り付けられるのを可能にするよう、好ましくは、囲壁80の下方表面に配置される。顕微鏡の対物レンズバレル60に取り付けられるよう構成されるビューポータル170は、ドレープ組立体70がビューポータル170の周りに封止されるよう、孔120について囲壁80のシート形態の材料に取り付けられる。
図3及び4は、ビューポータル170の好適実施態様の側断面図及び平面図をそれぞれ示している。ビューポータル170は、第一端部182と、第二端部184と、中心軸190とを定める円筒形のフレーム180を含む。円筒形フレーム180は、フレームをバレルに取り付けるために、対物レンズバレル60の内周壁62と係合可能な外表面200を有する。本発明の1つの実施態様において、フレーム180の外表面200は、対物レンズバレル60の内周壁62と係合可能な少なくとも1つの隆起弾性表面202を含み得る。図3及び4に示される実施態様では、少なくとも1つの隆起弾性表面は、フレーム180の外表面200に配置される少なくとも1つのバンプ又は小塊(nodule)で構成される。
本発明の他の実施態様では、フレーム180の外表面200は、対物レンズバレル60の内周壁62内に配置される少なくとも1つの凹部66と係合可能な少なくとも1つのタブ204を含み得る。そのような構成を用いることで、フレーム180の少なくとも1つのタブ204は、バレルの内周壁62の底部に配置される少なくとも1つの凹部開口69と整列され、少なくとも1つのタブは開口内に挿入され、フレーム180は少なくとも1つのタブが少なくとも1つの凹部66内に位置するまで上昇され且つ回転される。少なくとも1つの弾性表面202及び少なくとも1つのタブ204は、フレーム180を内周壁に係合するよう互いに組み合わされて図3及び4中に例証されていることが付記される。しかしながら、フレーム180を顕微鏡の対物レンズバレル60の内周壁に係合するために、代替的に2つも使用され得ることが理解されよう。
窓支持体220が、円筒形フレーム180の第一端部182に近接して配置され、フレームの外表面200がバレルの内周面62と係合するときに、対物レンズバレル60のキャビティ64内に配置されるよう構成される。窓支持体220は、好ましくは、フレーム180内に配置されるときに窓210の外周縁が載り得る棚である。よって、窓支持体220上に配置される窓210は、フレーム180の外表面200がバレル60の内周壁62と係合するときに対物レンズバレル60のキャビティ64内に配置される。
キャビティ64内の窓210の場所は有利である。何故ならば、その結果、手術中の顕微鏡ヘッドの作業距離(深さ)の減少をもたらす。顕微鏡の深さの減少は、より短い外科医の作業距離をもたらし、よって、外科医が顕微鏡を通じて手術野を見ながら遂行される外科手術中に彼又は彼女の腕を伸ばすことは必要でない。よって、外科医の腕の伸張の減少は、外科医がより良好な手術制御、より少ない腕及び手の疲労、及び、手及び指の器用さの向上を有することを可能にする。キャビティ64内の窓210の場所も有利である。何故ならば、窓は上に移動され手術野から離され、よって、血液又は組織粒子が窓自体に接触することに起因して手術干渉及び視野妨害が窓に起こるのを最小限化するからである。キャビティ64内の窓210の場所も、外科医が彼又は彼女の手で窓に接触する可能性を最小限化し、そのような接触は再び窓に起こる視野妨害をもたらす。
再び図3及び4に目を向けると、窓210は、窓が顕微鏡の一対の目視軸260及び270、並びに、もし照明源がその中に使用されるならば、照明軸280と交差するよう、窓支持体220上に配置されている。一対の目視軸260,270は、各接眼鏡ポートの離間した接眼鏡によって定められ、よって、顕微鏡の対物レンズバレル60及びビューポータル窓210を通じる目視軸の経路を介して手術野の各ポートを通じる手術野の立体的な目視を可能にする。照明軸280は、もし存在するならば、好ましくは顕微鏡の対物レンズバレル60を通じて並びにビューポータル170の窓を通じて照明軸を伝える顕微鏡ヘッド30内に配置される照明源(即ち、図示されないキセノン光源)によって定められ、窓は、手術野を照明するために、照明源から照明軸を受ける上方表面212を有する。
図3を参照すると、ビューポータル170の窓210からの照明軸280上の反射に起因する目視軸260,270内で対物レンズ上に起こり得る如何なるグレアをも最小限化するために、本発明の1つの実施態様では、窓210は、フレーム180の中心軸190に対して鋭利に傾斜する平面を定め、窓は照明源から照明軸を受ける上方表面212を有する平面を定める。フレーム中心軸190に対する窓210傾斜を利用する本発明の好適実施態様において、フレーム中心軸に対する窓の鋭利な傾斜の角度αは、約81度〜約85度であり、好ましくは、約81度〜約83度であり、最適には、約82度である。
有利に、窓210は、顕微鏡の照明軸280に対して鋭利に傾斜する平面を定め、窓210の上方表面212は、照明源から照明軸を受ける平面を定める。照明軸280に対する窓210傾斜を利用する本発明の好適実施態様において、照明軸に対する窓の傾斜の角度βは、約77度〜約83度のであり、好ましくは、約77度〜約81度であり、最適には、約79度である。照明軸280に対する窓210の角度は、図示される種類の顕微鏡の照明軸280がフレーム180の中心軸190に対して約2度〜約4度の角度を有し得ることを考慮に入れる。窓の傾斜は、フレーム180の中心軸190に対してであれ、或いは、顕微鏡の照明軸280に対してであれ、照明軸からの如何なるグレア又は反射をも最小限化する。何故ならば、窓からの照明軸の如何なる反射も、目視軸260,270から離れるよう偏向されるからである。
本発明のさらに他の実施態様では、傾斜窓210のグレア防止特性が、照明源から照明軸280を受ける窓の少なくとも上方表面212への反射防止塗膜214の少なくとも1つの層の追加を通じて強化される。塗膜214は、少なくとも窓の下方表面にも塗布され得る。反射防止塗膜を利用する本発明の好適実施態様において、塗膜は、約40%のジルコニア(ZrO2)から成り、約60%のフッ化物(MgF2)が、機械(例えば、Optorum Model No. OTFC−1100DB)によって、約0.0045mmの塗膜厚さを形成するよう約3層で傾斜窓に塗布される。
約480nm〜約550nmの赤色波長を吸収する親和力を有するジルコニア−フッ化物塗膜は、約1.6の屈折率を有する窓上で約2.1の屈折率を有する。塗膜は、約0.8%未満の迷光を生む約2%未満の反射を伴う約0〜約15の傾斜角も有する。ジルコニア−フッ化物塗膜が、照明源から照明軸280を受ける窓210の上方表面212に塗布されるとき、約1.6の屈折率を有する傾斜窓、及び、約2.1の屈折率を有するジルコニア−フッ化物塗膜は、グレアの発生の減少の強化を有する。
接眼鏡ポートは手術野の立体的視野を可能にする一対の照明軸260及び270を定めるので、対の各軸が傾斜窓の共通の高さにあるとき、窓210を通じた最適の可視性が起こる。今や図4を参照すると、目視軸260及び270が傾斜窓210の共通の高さにあることを可能にするために、ビューポータル170は、レンズバレルに対して回転的な向きを有するよう対物レンズバレル60上に取り付けられ、それは、フレーム中心軸190と交差する仮想線に対して実質的に直角であり且つ中心軸190自体に対して垂直な交差軸300を構築するよう、目視軸が傾斜窓210によって定められる平面と交差することを保証する。よって、もし交差軸300によって定められる窓の鋭利な傾斜が図1の顕微鏡の第一接眼鏡ポート40に向かう方向に或いは第一接眼鏡ポートから離れ且つ好ましくは第一接眼鏡ポートから180度に配置される第二接眼鏡ポートに向かう方向に向けられるならば、ビューポータル170の窓210を通じる最適な可視性が保証される。そのような回転的な向きは、画像誘導手術中にコンピュータ内にプログラムされ得る一定のレーザ拡散(divergence)をもたらすという利点も有する。
対物レンズバレル内周壁62の凹部66と係合するために、そのフレーム外表面220上の少なくとも1つのタブ204を利用するビューポータル170のために、フレームのタブがバレルの凹部と係合するときに、傾斜の方向が第一又は第二の接眼鏡ポート40又は40のいずれかに向かうことを保証するよう、窓210の鋭利な傾斜の向きは、少なくとも1つのタブと回転的に向けられ得るし、凹部はレンズバレル内に同様に回転的に向けられ得る。対物レンズバレル内周壁62との係合のために、そのフレーム外表面220上の少なくとも1つの隆起弾性表面202を利用するビューポータル170のために、窓210の鋭利な傾斜の方向は、ビューポータル170の円筒形フレーム180と回転的に向けられ且つ取り付けられる位置決め体250によって表示され得る。図3中に例証される本発明の実施態様において、位置決め体は、好ましくは、フレーム180の第二端部184から下向きに延びる2つのグリップ254,256の第一の上に配置されるボタン252で構成される。2つのグリップ254,256は、ポータルを対物レンズバレル上に取り付けるときに外科医が把持するために、ビューポータル170の把持表面をもたらす。ボタン252は、ビューポータル170が、遂行される手術に依存して、好ましくは顕微鏡の第一又は第二の接眼鏡ポート40又は50のいずれかに面する状態で、レンズバレル60上に取り付けられなければならないことを表示する。ドレープ組立体70の好適実施態様においてボタン252は位置決め体250として使用されるが、好適な回転向きを表示するために、他の視覚的又は感覚的表示(即ち、線)も利用され得ることが理解されよう。
ドレープ組立体70への第四の接眼鏡ポケットの追加(即ち、接眼鏡ポケット140の追加)が、対物レンズバレル60に対するビューポータル170の回転的な向きにとって有益であることが付記される。ポータルを通じた最適な可視性を構築する回転的な向きを備えてビューポータル170を対物レンズバレル60上に取り付けた後、ドレープの第四接眼鏡ポケット140は、ビューポータルが第二接眼鏡ポートを収容するよう中空囲壁80の回転を許容するためにバレルから取り外されることを必要とせずに、手術中に第一接眼鏡ポート40から好ましくは反対に配置される第二接眼鏡ポート50上での配置のために利用可能である。そのような手術は、4つ未満の接眼鏡ポケットを有する従来技術ドレープを用いるならば日常的に必要とされ、対物レンズバレル60からのビューポータル170の分離は、対物レンズによって受けられる視野の最適な可視性を危うくするという望ましくない副作用を伴う。
ビューポータル170の構成部品の議論に戻ると、フランジ310が、円筒形フレーム180の第二端部184に近接して配置され、フレームの外表面220から外向きに延びている。図3及び4に示されるように、フランジ310は、2つの間の気密な封止を形成するよう、囲壁80の孔120の周りでのシート形態の材料のドレープ組立体70への取付けのために構成される。シート形態の材料は、接着剤、熱接着、又は、当該技術分において理解される他の類似の方法を介してフランジに取り付けられ得る。シート形態の材料は、窓210に面するフランジ310の表面に取り付けられるように図3及び4に示されているが、材料は、フランジの反対の表面並びにその表面の外周に取り付けられ得ることが理解される。よって、円筒形フレーム180のフランジ310に取り付けられるシート形態の材料を用いるならば、ビューポータル170のフレーム及び窓は、囲壁80内の孔を封止する。
使用時、ドレープ組立体の中空囲壁の第一端部のアクセス開口は、アクセス開口が顕微鏡のヘッドから離れて配置されるよう、所与の外科用顕微鏡に被らされる。ドレープ組立体の中空囲壁の第二端部は、ドレープ組立体のビューポータルが顕微鏡の対物レンズバレルに近接して囲壁の下方表面上に配置される状態で、顕微鏡のヘッドに被らされる。ポータルの円筒形フレームの第一端部と窓がレンズバレルのキャビティ内部に挿入されるときに、ビューポータルのグリップが把持される。もしビューポータルがフレームの外表面上に少なくともタブを含むならば、少なくとも1つのタブは、フレーム及びレンズバレルの内周壁の底部に配置される少なくとも1つのアクセス開口内に挿入され、フレームは、少なくとも1つのタブがレンズバレル内周壁の少なくとも1つの凹部内に位置するまで上げられ且つ回転される。
タブ及び凹部の係合は、ビューポータルが顕微鏡の第一又は第二のビューポートのいずれかに面する窓の鋭利な傾斜を備えてレンズバレルに対して正しく回転的に方向付けられることを保証する。もしビューポータルが、バレルの内周壁と係合するためにフレーム外表面上の隆起弾性表面を利用するならば、ビューポータルは、第一グリップのボタン位置決め体が第一又は第二のビューポートに向かって方向付けられることを保証するためにバレル上で回転される。ビューポータルがバレル上に取り付けられ且つ2つの間の回転的な向きが構築された後、中空囲壁は、囲壁の接眼鏡ポケットが顕微鏡の対応する接眼鏡ポートを覆うよう、顕微鏡について方向付けられる。外科手術が完了するとき、ビューポータルは対物レンズバレルから取り外され、囲壁及び接眼鏡ポケットは、囲壁の第一端部に配置される通路が顕微鏡ヘッドに被らされるまで顕微鏡のヘッドから引っ張られ、よって、ドレープ組立体を顕微鏡から取り外す。
図5及び6は、本発明の他の好適な実施態様を示しており、窓支持体が円筒形フレームから取り外されている。窓支持体420は、円筒形フレーム180から取り外し可能な弾性円周バンドの形態を取り得る。窓支持体420は、円筒形フレーム180の傾斜角と同一の傾斜角を有する。窓支持体420は、円筒形フレーム180がフレーム180内で窓支持体420とぴったり係合するよう、円筒形フレーム180の内径Yと実質的に同一の外径Xを有する。窓支持体420及びフレーム180は、円筒形フレーム180上の凹部450内に適合する窓支持体420上の挿入タブ440を通じて一体に保持される。窓支持体420及びフレーム180は、接触摩擦、隆起弾性表面、又は、他の手段のような手段を通じても一体に保持され得る。
窓支持体420は、顕微鏡の対物レンズのための保護レンズカバーとして作用する窓415を固定的に支持する。窓415は、窓支持他420の内表面上のレッジ423とリッジ424との間に固定される。代替的に、窓415は、摩擦、接着、溶接、タブ及び凹部、又は、他の固定手段を通じて窓支持体420に固定され得る。共に、窓支持体420及び窓415は、円筒形フレームと取り外し可能に取り付けられ得るレンズ組立体410を形成する。そのように取り付けられるとき、窓420及びレンズ組立体410の窓支持体415及び円筒形フレーム180は、囲壁内の孔を封止する。
好ましくはプラスチックのような弾性材料で形成される窓支持体420は、好ましくは、バンドと一体的に形成される少なくとも2つのタブ430も含む。タブ430は、好ましくは、外科医による感覚的な把持を容易化する複数のリッジを有する。手術中、レンズ組立体410は、2つのタブ430を締め付けることによって、円筒形フレーム180及びビューポータル170から取り外され得る。これは窓支持体420の弾性バンドを曲げ、円筒形フレーム180から分離させる。同一のレンズ組立体410も、同様に、円筒形フレーム180内に再挿入され得る。代替的に、異なる窓支持体420及び異なる窓415を含む異なるレンズ組立体410が、取り外されるレンズ組立体410と置換される。
本発明のレンズ組立体410は、置換可能な窓支持体を使用し、窓支持体に固定的に固定される種類の窓によって異なる。異なるレンズ組立体の窓支持体は、特定の種類の窓又は他からのフィルタと取り付けられる1つの種類のレンズ組立体の迅速な識別を促進するよう、視覚的参照のために色コード付けされ得る。図7に示されるように、顕微鏡ドレープ組立体460は、ボックス、バッグ、又は、他の包装内のキットとして複数のレンズ組立体410と共に一体に包装され得る。異なる種類の窓を含む殺菌済み交換レンズ組立体が、顕微鏡ドレープ組立体と別個に販売され且つ包装され得る。
交換可能なレンズ組立体は、外科医が光学的に欠陥がある或いは血液、骨断片、又は、他の外科的破片で汚損されるレンズカバー窓を清浄で無菌の置換物と交換するのを許容する。外科医は、貫通する顕微鏡測定がレンズ組立体窓を通じた屈折によって変更されるのを回避するために、画像誘導手術中にレンズ組立体及び窓を一時的に取り外し得る。
レンズ組立体の取外し性及び置換性は、異なる窓を使用することによって、外科用顕微鏡が多数の特殊な用途のために使用されることを可能にする。例えば、具体的なレンズ組立体は、窓としての着色フィルタを固定的に支持する窓支持体を含む。そのようなフィルタは、顕微鏡を通じる光学的画像の特定の特徴のコントラストを強化するのが望ましいことがある。本発明の下では、外科医は、1つのための清浄な窓を含むレンズ組立体を着色フィルタを備えるレンズ組立体と容易に交換し得る。
さらに他のレンズ組立体は、蛍光フィルタを固定的に支持する窓支持体を含む。患者は、手術の前に、標的生物学的構造を特定の条件の下で蛍光あせる特定の薬を与えられ得る。次に、外科医は、蛍光フィルタを備えて取り付けられるレンズ組立体を備える顕微鏡を通じて関心の蛍光組織を容易に特定し得る。本発明の下では、外科医は、外科用顕微鏡の無菌性を保護しながら、異なる種類のフィルタを備えて取り付けられる殺菌済みレンズ組立体を容易に交換し得る。当業者であれば、本発明の取り外し可能なレンズ系が任意の数の特殊な照明及びフィルタリング用途のために同様に適合され得ることを理解しよう。
10 外科用顕微鏡
20 支持アーム
30 顕微鏡ヘッド
40 第一の接眼鏡ポート
50 第二の接眼鏡ポート
60 対物レンズバレル
62 内周壁
64 キャビティ
66 凹部
69 凹部開口
70 顕微鏡ドレープ組立体
80 囲壁
90 第一端部
100 アクセス開口
110 第二端部
120 孔
130 接眼鏡ポケット
140 接眼鏡ポケット
150 接眼鏡ポケット
160 接眼鏡ポケット
170 ビューポータル
180 円筒形フレーム
182 第一端部
184 第二端部
190 中心軸
200 外表面
202 隆起弾性表面
204 タブ
210 窓
214 反射防止塗膜
220 窓支持部
250 位置決め体
252 ボタン
254 グリップ
256 グリップ
260 目視軸
270 目視軸
280 照明軸
300 交差軸
310 フランジ
410 レンズ組立体
415 窓
420 窓支持体(弾性円周バンド)
430 タブ
440 挿入タブ
450 凹部
460 顕微鏡ドレープ組立体

Claims (19)

  1. 少なくとも1つの接眼鏡ポートと、キャビティを定める内周壁を有する対物レンズバレルとを有する外科用顕微鏡の周りに無菌野を維持するためのドレープ組立体であって、
    アクセス開口を定める第一端部と、孔を定める第二端部とを有するシート形態の材料の細長い中空の囲壁とを含み、
    該囲壁第二端部上に配置される円筒形フレームを含み、該円筒形フレームは、内表面と外表面とを有し、前記フレームの前記外表面は、前記フレームを前記キャビティ内で前記バレル上に取り付けるために、前記対物レンズバレルの前記内周壁と係合可能であり、
    前記円筒形フレーム内に取り外し可能に取付け可能な窓支持体を含み、該窓支持体は、弾性の円周バンドと、該弾性の円周バンドと一体的に形成され且つ該弾性の円周バンドから外向きに延びる複数の離間したタブとを含み、前記窓支持体は、該タブを締め付けることによって前記円筒形フレームから取り外され、前記窓支持体は、前記円筒形フレームの内径と実質的に同一な外径と、前記円筒形フレームの前記内表面と取り外し可能に係合可能な外表面とをさらに有し、
    前記窓支持体と嵌め合い係合される窓を含み、前記フレーム、前記窓支持体、及び、前記窓は、前記窓支持体が前記円筒形フレーム内に取り外し可能に取り付けられるときに、前記囲壁の前記孔を封止する、
    ドレープ組立体。
  2. 前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁内と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面を含む、請求項1に記載のドレープ組立体。
  3. 前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁内に配置される少なくとも1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブを含む、請求項1に記載のドレープ組立体。
  4. 前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記円筒形フレームの前記内表面と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面を含む、請求項1に記載のドレープ組立体。
  5. 前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記円筒形フレームの前記内表面内に配置される少なくとも1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブをふくむ、請求項1に記載のドレープ組立体。
  6. 外科用顕微鏡の周りの無菌野を維持するための外科用顕微鏡ドレープのためのビューポータルであって、前記ドレープは、一端部に配置されるアクセス開口と、他端部に隣接して配置される孔とを有するシート形態の材料の細長い中空の囲壁を定め、前記顕微鏡は、少なくとも1つの接眼鏡ポートと、キャビティを定める内周壁を有する対物レンズバレルとを有し、当該ビューポータルは、
    前記フレームを前記対物レンズバレルの前記キャビティ内に取り付けれるために、前記対物レンズバレルの前記内周壁と解放可能に係合可能な外表面を有する、第一端部と第二端部とを定める円筒形フレームを含み、
    前記円筒形フレームの前記第二端部に隣接して配置され且つ前記フレームの外表面の外向きに延びるフランジを含み、該フランジは、前記孔について前記ドレープの前記シート形態の材料への取付けのために構成され、
    前記円筒形フレーム内に取り外し可能に取り付け可能な窓支持体を含み、該窓支持体は、弾性の円周バンドと、該弾性の円周バンドと一体的に形成され且つ該弾性の円周バンドから外向きに延びる複数の離間したタブとを含み、前記窓支持体は、該タブを締め付けることによって前記円筒形フレームから取り外され、前記窓支持体は、前記円筒形フレームの前記内表面と取り外し可能に係合可能な外表面を有し、前記窓支持体は、前記円筒形フレームの内径と実質的に同一な外径をさらに有し、
    前記窓支持体が前記円筒形フレーム内に取り外し可能に取り付けられるときに、前記対物レンズバレルの前記キャビティ内に配置されるよう構成される前記窓支持体と嵌め合い係合される窓を含む、
    ビューポータル。
  7. 前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面をふくむ、請求項6に記載のビューポータル。
  8. 前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁内に配置される少なくとも1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブを含む、請求項6に記載のビューポータル。
  9. 前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記円筒形フレームの前記内表面と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面をふくむ、請求項6に記載のビューポータル。
  10. 前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁内に配置される少なくとも1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブを含む、請求項6に記載のビューポータル。
  11. 少なくとも1つの接眼鏡ポートと、キャビティを定める内周壁を有する対物レンズバレルとを有する外科用顕微鏡の周りの無菌野を維持するドレープ組立体のためのキットであって、
    アクセス開口を定める第一端部と、孔を定める第二端部とを有するシート形態の材料の細長い中空の囲壁と、
    前記バレル上に前記フレームを取り付けるために前記対物レンズバレルの前記内周壁と係合可能な外表面を有する、前記囲壁第二端部に配置される円筒形フレームと、
    少なくとも2つのレンズ組立体とを含み、各レンズ組立体は、前記円筒形フレームに取り外し可能に取り付け可能であるよう構成され、各レンズ組立体は、窓支持体と、該窓支持体に嵌め合い固定される窓とを含み、前記円筒形フレームの前記内表面と取り外し可能に係合可能であるよう構成される外表面を有し、前記窓支持体は、弾性の円周バンドと、該弾性の円周バンドと一体的に形成され且つ該弾性の円周バンドから外向きに延びる複数の離間したタブとを含み、前記窓支持体は、該タブを締め付けることによって前記円筒形フレームから取り外される
    キット。
  12. 少なくとも1つのレンズ組立体内の前記窓は、蛍光フィルタである、請求項11に記載のキット。
  13. 前記少なくとも1つのレンズ組立体は、着色フィルタである、請求項11に記載のキット。
  14. 前記蛍光フィルタを含む前記レンズ組立体は、レンズ組立体と異なる色である、請求項12に記載のキット。
  15. 前記着色フィルタを含む前記レンズ組立体は、レンズ組立体と異なる色である、請求項13に記載のキット。
  16. 少なくとも1つのレンズ組立体内の前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面を含む、請求項11に記載のキット。
  17. 少なくとも1つのレンズ組立体内の前記円筒形フレームの前記係合可能な外表面は、前記対物レンズバレルの前記内周壁内に配置される1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブを含む、請求項11に記載のキット。
  18. 少なくとも1つのレンズ組立体内の前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記円筒形フレームの前記内表面と係合可能な少なくとも1つの隆起した弾性表面を含む、請求項11に記載のキット。
  19. 少なくとも1つのレンズ組立体内の前記窓支持体の前記係合可能な外表面は、前記円筒形フレームの前記内表面内に配置される少なくとも1つの凹部と係合可能な少なくとも1つのタブを含む、請求項11に記載のキット。
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