JPS58161Y2 - 顕微鏡用眼鏡 - Google Patents
顕微鏡用眼鏡Info
- Publication number
- JPS58161Y2 JPS58161Y2 JP13247580U JP13247580U JPS58161Y2 JP S58161 Y2 JPS58161 Y2 JP S58161Y2 JP 13247580 U JP13247580 U JP 13247580U JP 13247580 U JP13247580 U JP 13247580U JP S58161 Y2 JPS58161 Y2 JP S58161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microscope
- glasses
- lens
- tube
- binoculars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Eyeglasses (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は顕微鏡用眼鏡に関し、特に顕微鏡の接眼鏡筒を
眼鏡のレンズ部分に嵌合させることのできる眼鏡に関す
るものである。
眼鏡のレンズ部分に嵌合させることのできる眼鏡に関す
るものである。
従来眼鏡装用者が顕微鏡等の接眼形式の光学機器を使用
する場合、接眼鏡筒に目を接近させて覗き込む必要上、
多くの場合眼鏡を外さなければならなかった。
する場合、接眼鏡筒に目を接近させて覗き込む必要上、
多くの場合眼鏡を外さなければならなかった。
近年は、眼鏡装用のまま使用できる光学系も増加してい
るが、しかしながら眼鏡を装用した状態で顕微鏡を覗く
場合、接眼鏡筒のレンズと目の中間に眼鏡レンズが介在
するため、眼鏡レンズの汚れやキズ等による観察精度の
低下や、眼鏡レンズの反射によるゴーストの発生が観察
に支障を来たすことが多かった。
るが、しかしながら眼鏡を装用した状態で顕微鏡を覗く
場合、接眼鏡筒のレンズと目の中間に眼鏡レンズが介在
するため、眼鏡レンズの汚れやキズ等による観察精度の
低下や、眼鏡レンズの反射によるゴーストの発生が観察
に支障を来たすことが多かった。
一般に、顕微鏡等の接眼形式の機器は観察者の肉眼の屈
折状態に合わせて視度調節が出来る様になっているので
、既述の理由から観察者は通常眼鏡等を外した状態で使
用することが多かった。
折状態に合わせて視度調節が出来る様になっているので
、既述の理由から観察者は通常眼鏡等を外した状態で使
用することが多かった。
従って、眼鏡装用者が顕微鏡を裸眼で覗き込む際には眼
鏡の着脱が面倒であった。
鏡の着脱が面倒であった。
更に、手術用に使用される実体顕微鏡等は、局部が立体
的に観察できるように鏡筒は双眼になっている。
的に観察できるように鏡筒は双眼になっている。
これにより細部を立体的に直視し得ることになり、手術
の精度を向上させることができるのであるが、これの使
用に当っては、両眼が顕微鏡々筒に接眼されており、両
手は手術用具等で塞がれた状態となるので、眼鏡の着脱
は面倒である。
の精度を向上させることができるのであるが、これの使
用に当っては、両眼が顕微鏡々筒に接眼されており、両
手は手術用具等で塞がれた状態となるので、眼鏡の着脱
は面倒である。
特に局部以外の患部の状態を観察する場合や、手術用具
小物(ピンセット)等の受は渡し、待針器への針の装着
、針の方向確認、針孔への糸の装通のような場合には、
眼鏡なしての作業は困難であった。
小物(ピンセット)等の受は渡し、待針器への針の装着
、針の方向確認、針孔への糸の装通のような場合には、
眼鏡なしての作業は困難であった。
手術中に顕微鏡から目を外すと同時に眼鏡を装着するこ
ともできずまた、眼鏡自体の滅菌状態も問題となった。
ともできずまた、眼鏡自体の滅菌状態も問題となった。
一方菌の培養をしている場合等には、眼鏡自体に手を触
れる事は問題を生ずるので実験中は他所に触れないよう
にするため眼鏡の装着が出来ないという状態も考えられ
た。
れる事は問題を生ずるので実験中は他所に触れないよう
にするため眼鏡の装着が出来ないという状態も考えられ
た。
本考案の目的は一ヒ述のような従来技術の欠点を除去し
た新規な手術用眼鏡を提供することにある。
た新規な手術用眼鏡を提供することにある。
本考案によれば、眼鏡を装着したままの状態で、顕微鏡
鏡筒を覗き込むことと、眼鏡レンズ部分を通して対象物
を直視したり、手術用具の受は渡しや、資料の参照等の
動作とが視線の変更により同時にすることかで゛きる。
鏡筒を覗き込むことと、眼鏡レンズ部分を通して対象物
を直視したり、手術用具の受は渡しや、資料の参照等の
動作とが視線の変更により同時にすることかで゛きる。
以下図面に示す実施例に基づいて、本考案を詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案に係る考案の一実施例を示す斜視図であ
り、顕微鏡用眼鏡1はレンズ゛2と、レンズを眼前の位
置に保持するとともにレンズを支持するための掛枠3と
から成る。
り、顕微鏡用眼鏡1はレンズ゛2と、レンズを眼前の位
置に保持するとともにレンズを支持するための掛枠3と
から成る。
この実施例では、レンズ2の上半部を切り欠いた下半分
の半円形がら戒り、レンズの水平切欠部上端辺2aの中
央部付近にレンズ面と垂直な面でレンズを上端辺より凹
状2bに切除している。
の半円形がら戒り、レンズの水平切欠部上端辺2aの中
央部付近にレンズ面と垂直な面でレンズを上端辺より凹
状2bに切除している。
この凹状切除部は半円形に形成され、その半円形の半径
は顕微鏡の接眼鏡筒の半径と略同−にすることが必要で
ある。
は顕微鏡の接眼鏡筒の半径と略同−にすることが必要で
ある。
また凹状切除部は通常の単眼顕微鏡の場合にはレンズ片
方だけに設けるだけで充分であるが、手術用実体顕微鏡
用の眼鏡の場合には、両方のレンズとも対称的位置に切
除部を設ける必要がある。
方だけに設けるだけで充分であるが、手術用実体顕微鏡
用の眼鏡の場合には、両方のレンズとも対称的位置に切
除部を設ける必要がある。
これにより顕微鏡用眼鏡を装着したままの状態で顕微鏡
々筒に裸眼を装着することができる。
々筒に裸眼を装着することができる。
またどのような種類の鏡筒にも合致するように切除部の
形状を変更することも可能である。
形状を変更することも可能である。
またレンズ2の眼鏡部分はそれを通して周囲等が観察で
きる程度の巾が必要である。
きる程度の巾が必要である。
第2図は、本件考案に係る顕微鏡用眼鏡1の凹状切除部
に顕微鏡11の接眼鏡筒12を嵌合した所を示す図であ
る。
に顕微鏡11の接眼鏡筒12を嵌合した所を示す図であ
る。
顕微鏡用眼鏡1を装用した観察者又は手術執刀者(医師
)は、該眼鏡を装用したままの状態で顕微鏡接眼鏡筒ま
たは実体顕微鏡の双眼より成る接眼鏡筒に裸眼を接着す
ることができる。
)は、該眼鏡を装用したままの状態で顕微鏡接眼鏡筒ま
たは実体顕微鏡の双眼より成る接眼鏡筒に裸眼を接着す
ることができる。
第2図で示す状態となった観察者、執刀者は、顕微鏡を
覗き込む視線21 Aの位置で視線だけを下げて実体物
を直視する視線21 Bに変更することができ、これに
よって顕微鏡による拡大観察と、眼鏡による矯正の加え
られた対象物の直視とを同一の位置で行うことができる
。
覗き込む視線21 Aの位置で視線だけを下げて実体物
を直視する視線21 Bに変更することができ、これに
よって顕微鏡による拡大観察と、眼鏡による矯正の加え
られた対象物の直視とを同一の位置で行うことができる
。
顕微鏡は局部の観察に適するように特定点で1定されて
いるのが普通であって、その許容変動範囲は極めて限定
されている。
いるのが普通であって、その許容変動範囲は極めて限定
されている。
従って局部以外は裸眼で直視する必要があり、特に手術
用実体顕微鏡の使用に当っては前述のように裸眼の使用
が手術用具の手渡し確認等で必要となるので、本考案の
眼鏡レンズ部分を使用する頻度が高い。
用実体顕微鏡の使用に当っては前述のように裸眼の使用
が手術用具の手渡し確認等で必要となるので、本考案の
眼鏡レンズ部分を使用する頻度が高い。
図に示す実施例では顕微鏡用眼鏡のレンズ部材が掛枠3
によって保持されている例を示しているが、レンズ部材
が掛枠3に回動自在に取り付けられていることも可能で
ある。
によって保持されている例を示しているが、レンズ部材
が掛枠3に回動自在に取り付けられていることも可能で
ある。
また、レンズ部材の凹状切除部に嵌合する凸状切片レン
ズ部材を掛枠に回動自在に係止しておくことも考えられ
る。
ズ部材を掛枠に回動自在に係止しておくことも考えられ
る。
更には、顕微鏡接眼鏡筒壁面に眼鏡自体またはレンズ部
分だけを装着できるように構成することも可能である。
分だけを装着できるように構成することも可能である。
本願考案は、上記詳述したような構成であるので、顕微
鏡鏡筒に片眼を接眼したままの状態でその目で対象物の
直視が可能であり、また双眼鏡になっている手術用実体
顕微鏡の場合には両眼を鏡筒に接眼したままの状態で両
手で手術をしながら、必要に応じて眼鏡を自由に使用す
ることができる。
鏡鏡筒に片眼を接眼したままの状態でその目で対象物の
直視が可能であり、また双眼鏡になっている手術用実体
顕微鏡の場合には両眼を鏡筒に接眼したままの状態で両
手で手術をしながら、必要に応じて眼鏡を自由に使用す
ることができる。
またその使用に当っては視線の変更だけで顔の位置を変
更する必要もなくまた手を使用する必要もないという実
用的効果の高いものである。
更する必要もなくまた手を使用する必要もないという実
用的効果の高いものである。
第1図は本件考案に係る顕微鏡用眼鏡を示す斜視図であ
る。 第2図は使用状態を示す図である。1:手術用眼鏡、2
:レンズ、2a:レンズ上端辺、2b:凹状切除部、3
:掛枠、11:顕微鏡(実体顕微鏡)、12:顕微鏡接
眼鏡筒、20:観察者、執刀者、21A:拡大観察視線
、21B:直視視線、22:対象部(局部)。
る。 第2図は使用状態を示す図である。1:手術用眼鏡、2
:レンズ、2a:レンズ上端辺、2b:凹状切除部、3
:掛枠、11:顕微鏡(実体顕微鏡)、12:顕微鏡接
眼鏡筒、20:観察者、執刀者、21A:拡大観察視線
、21B:直視視線、22:対象部(局部)。
Claims (2)
- (1)眼鏡のレンズ部材に凹状切除部を設け、該凹部に
顕微鏡の接眼鏡筒を嵌合させることにより、顕微鏡の鏡
筒を覗き込む位置に眼を保持したまま眼鏡を使用するこ
とができることを特徴とする顕微鏡用眼鏡。 - (2)前記顕微鏡用眼鏡のレンズ部材の両眼に凹状切除
部を設け、手術用の実体顕微鏡の双眼鏡筒を眼鏡双眼に
嵌合させることにより顕微鏡の鏡筒を覗き込む位置に双
眼を保持したまま眼鏡を使用することができることを特
徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の顕微
鏡用眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247580U JPS58161Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 顕微鏡用眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247580U JPS58161Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 顕微鏡用眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5754113U JPS5754113U (ja) | 1982-03-30 |
JPS58161Y2 true JPS58161Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=29492708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13247580U Expired JPS58161Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 顕微鏡用眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP13247580U patent/JPS58161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5754113U (ja) | 1982-03-30 |
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