JP2012182723A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の装置から電池駆動の第2の装置に対して通信により動作を指示して、第1の装置として所定の動作を行うシステムにおいて、動作の内容の管理の要部を第1の装置が行っている場合に、第2の装置の電池容量がどの程度必要なのかをユーザーが容易に認識できる装置を提供する。
【解決手段】受信部は第2の信号送受信装置の電池容量の情報を受信する。推定部は信号処理部にて処理する所定の動作に対応して第2の信号送受信装置が必要な電池容量を推定する。比較部は第2の信号送受信装置の電池容量と必要な電池容量を比較する。表示信号生成部は比較結果を通知するための信号を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばシャッター式眼鏡を用いた立体映像信号処理システムにおける映像信号処理装置のように、装置間で双方向に通信を行うことで情報のやり取りをすることが可能なシステムにおける信号処理装置に関する。
第1の装置から電池駆動の第2の装置に対して通信により動作を指示するシステムにおいて、第2の装置の動作の内容の管理の要部を第1の装置が行っている場合には、第2の装置の電池の容量が第1の装置の指示によって大きく変動することがある。
例えば、近年実用化されている立体映像処理システムの方式の一つとして、左右の映像を表示装置に交互に時分割表示させ、その表示装置に表示した左右の映像と同期して左右の眼鏡が交互に開閉する液晶シャッター式眼鏡等を通して視聴することで立体映像を視聴させる方式が知られている。シャッター式眼鏡を使用する方式では視聴者の視聴時の自由度を上げるため、シャッター式眼鏡には信号受信用や電源供給用のケーブルをつけないことが望ましい。特許文献1(特開平9−5904号公報)にはシャッター式眼鏡に電池を搭載することが記載されている。また特許文献2(特開平8−265863号公報)には、シャッター式眼鏡を電池駆動する場合の電力の低減に関する記述がされている。
立体映像処理システムには、表示装置として液晶テレビ等が使われる場合がある。液晶テレビ等の表示方式では応答性の改善が求められているが、例えば応答性を向上させるために、表示するフレーム数を通常の30(60)フレーム/秒ではなく、2倍速の60(120)フレーム/秒や4倍速の120(240)フレーム/秒で駆動するものが実用化されている。また高速駆動が可能な液晶テレビに対応した立体映像処理システムや立体映像コンテンツも実用化されている。しかしながら、全ての立体映像処理システムが高フレームレートに対応したものではないため、立体映像コンテンツは高フレームレートに対応したものと対応していないものが混在してテレビ放送局から放送されたり、DVDやブルーレイディスク(BD)等のパッケージメディアとして市場に流通することが考えられる。従って、この場合立体映像処理装置は処理する立体映像コンテンツの仕様によってフレームレートを切り換える必要があり、同様に、同期して開閉するシャッター式眼鏡のフレームレート(開閉の周期)も切り換える必要がある。
特開平9−5904号公報 特開平8−265863号公報
第1の装置から電池駆動の第2の装置に対して通信により動作を指示するシステムにおいて、第2の装置の動作の内容の管理の要部を第1の装置が行っている場合には、第2の装置の電池の容量が第1の装置の指示によって変動するため、所定の動作を行う場合に、第2の装置の電池容量がどの程度必要かを予測することは困難である。
例えばシャッター式眼鏡を使用する立体映像処理システムにおいて、シャッター式眼鏡の電源を眼鏡に組み込んだ電池で供給する場合、ユーザーは眼鏡を装着した状態で立体映像視聴中に電池容量を直接確認することができない。このため、シャッター式眼鏡の電池容量がなくなることにより、視聴途中で突然シャッター式眼鏡が開閉しなくなり立体映像の視聴ができなくなるという問題があった。また、シャッター式眼鏡の電力消費量はシャッターを開閉するフレームレートに大きく依存するため、処理するコンテンツによってフレームレートが変わる場合、希望するコンテンツを視聴するために、シャッター式眼鏡の電池容量がどの程度必要なのかユーザが予測することは困難である。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、例えば、視聴しようとするコンテンツの再生時間に対してシャッター式眼鏡の電池容量に余裕があるか否かをユーザーが容易に認識できる立体映像処理装置のように、第1の装置から電池駆動の第2の装置に対して通信により動作を指示して、第1の装置として所定の動作を行うシステムにおいて、第2の装置の動作の内容の管理の要部を第1の装置が行っている場合に、第2の装置の電池容量がどの程度必要なのかをユーザーが容易に認識できる信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、次の(a)〜(d)の信号処理装置を提供する。
(a)第1の信号送受信装置(100)と、前記第1の信号送受信装置との通信を行い電池により駆動する第2の信号送受信装置(200)とを含む信号処理システムにおける前記第1の信号送受信装置としての信号処理装置であって、前記第2の信号送受信装置の電池容量の情報を受信する受信部(114)と、信号処理部(110)と、前記信号処理部にて処理する所定の動作に対応して前記第2の信号送受信装置が必要な電池容量を推定する推定部(120)と、前記推定部にて推定した電池容量と前記第2の信号送受信装置から受信した電池容量の情報とを比較する比較部(116)と、前記比較部にて比較した結果に基づいて表示信号を生成する表示信号生成部(122)とを有することを特徴とする信号処理装置。
(b)前記信号処理システムは映像表示装置(300)を更に備え、前記信号処理部で処理する信号は映像信号であって、前記信号処理装置は、処理する映像信号の対応フレームレートを検出する映像信号対応フレームレート検出部(108)と、前記映像表示装置の対応フレームレートを検出する表示装置対応フレームレート検出部(118)と、前記映像信号の表示フレームレートを決定するフレームレート決定部(112)とを更に備え、前記フレームレート決定部は前記映像信号の対応フレームレートと前記表示装置の対応フレームレートとを比較し、共通するフレームレートの内最も高いフレームレートに決定することを特徴とする(a)記載の信号処理装置。
(c)前記信号処理システムは映像表示装置を更に備え、前記信号処理部で処理する信号は映像信号であって、前記信号処理装置は、処理する映像信号の対応フレームレートを検出する映像信号対応フレームレート検出部と、前記映像表示装置の対応フレームレートを検出する表示装置対応フレームレート検出部と、前記映像信号の表示フレームレートを決定するフレームレート決定部とを更に備え、前記フレームレート決定部は前記映像信号の対応フレームレートと前記表示装置の対応フレームレートとを比較し、前記第2の送受信装置の電池容量が所定量より多い場合、共通するフレームレートの内最も高いフレームレートに決定し、前記第2の送受信装置の電池容量が所定量以下の場合、共通するフレームレートの内、最も高いフレームレートではないフレームレートに決定することを特徴とする(a)記載の信号処理装置
(d)前記第1の信号送受信装置が立体映像処理装置であり、前記第2の信号送受信装置がシャッター式眼鏡であることを特徴とする(a)〜(c)記載の信号処理装置。
本発明の信号処理装置によれば、第1の装置から電池駆動の第2の装置に対して通信により動作を指示して、第1の装置として所定の動作を行うシステムにおいて、第2の装置の動作の内容の管理の要部を第1の装置が行っている場合に、第2の装置の電池容量がどの程度必要なのかをユーザーが容易に認識できる。
また本発明の信号処理装置を応用した立体映像処理システムによれば、視聴しようとするコンテンツの再生時間に対して、シャッター式眼鏡の電池容量に余裕があるか否かをユーザーが容易に認識することができる。
立体映像信号処理システムの例を示す図である。 実施形態1に係る、立体映像信号処理システムの構成例を示すブロック図である。 信号処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 OSD表示例を示す図である。 別のOSD表示例を示す図である。 別のOSD表示例を示す図である。 実施形態2に係る、立体映像信号処理システムの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、液晶シャッター式眼鏡を用いた立体映像処理システムの例を示す。立体映像処理システムは信号処理装置100と、立体映像を構成する左右映像信号に同期してシャッターを開閉する液晶シャッター式眼鏡200と、表示装置300で構成される。信号処理装置100は映像ケーブル等で表示装置300に映像信号を送出する。また表示装置300から信号処理装置100へは、表示装置300が対応可能なフレームレートに関する情報を伝送できる構成になっていることが好ましい。表示装置300は映像を表示できる装置で、例えば液晶テレビであり、図では信号処理装置100と別体としているが一体構成でも良い。シャッター式眼鏡200は電源として充電式リチウムイオンバッテリー等の小型電池210を内蔵しており、信号処理装置100とシャッター式眼鏡200は赤外線やRF信号等によって双方向通信可能となっている。
信号処理装置100は時分割方式で立体映像を処理し、表示装置300に左目用映像と右目用映像を交互に時分割表示させると同時に、処理信号から抽出したタイミング信号をシャッター式眼鏡200に送る。液晶シャッター式眼鏡200は受信したタイミング信号を元に左右のシャッターを交互に開閉する。この動作により視聴者は左目用映像と右目用映像をそれぞれ左目と右目で交互に視聴し、立体映像として認識する。
(実施形態1)
図2を用いて各部の構成を説明する。図2は本発明の実施形態1に関る、立体映像処理システムの構成例を示すブロック図である。図1と共通する部分には共通の番号を付与する。
信号処理装置100は、チューナ部102、記録媒体再生部104、記録再生部106、付加情報解析部108、信号処理部110、フレームレート決定部112、状態信号受信部114、比較部116、表示装置対応フレームレート検出部118、必要電池容量算出部120、OSD生成部122、OSD合成部124、タイミング信号送信部126、映像信号送出部128から構成される。
チューナ部102は放送信号を受信して復号し、復号した信号を付加情報解析部108に送る。記録媒体再生部104は、DVDやブルーレイディスク(BD)等のディスク媒体やメモリー記録媒体またはテープ記録媒体等を再生する機能の内少なくとも一つの機能を有し、再生した信号を付加情報解析部108に送る。記録再生部106はHDD等で構成され、立体映像信号を含む信号を記録し再生する機能を有し、再生した信号を付加情報解析部108に送る。尚、信号処理装置100はチューナ部102、記録媒体再生部104、記録再生部106の全てを備えている必要は無く、その内少なくとも一つを有していれば良い。
付加情報解析部108は、チューナ部102または記録媒体再生部104または記録再生部106から受け取った信号から、視聴しようとしている番組の表示時間と対応フレームレートを解析し、解析結果をフレームレート決定部112に送り、受け取った信号は信号処理部110に送る。
状態信号受信部114はシャッター式眼鏡200から、電池容量に関するデータを含んだ信号を受信しシャッター式眼鏡の電池容量に関するデータを比較部116に送る。
表示装置対応フレームレート検出部118は表示装置300から受け取った信号から、表示装置300の対応フレームレートを検出し、検出結果をフレームレート決定部112に送る。
フレームレート決定部112は視聴しようとしている番組の対応フレームレート情報と表示装置の対応フレームレート情報とから、後述する手順で、視聴しようとしている番組を表示するフレームレートを決定し、信号処理部110と必要電池容量算出部120に送る。
必要電池容量算出部120は視聴しようとしている番組を表示するフレームレート情報と表示時間情報から、視聴しようとしている番組を視聴するためにシャッター式眼鏡に必要な電池容量(必要電池容量)を算出し、比較部116に送る。
比較部116は状態信号受信部114から受け取ったシャッター式眼鏡200の電池容量情報と、必要電池容量算出部120から受け取った必要電池容量情報を比較し、比較結果をOSD生成部122に送る。OSD生成部122は受け取った比較結果に対応したOSD信号を生成しOSD合成部124に送る。
信号処理部110は付加情報解析部108から受け取った信号を、フレームレート決定部112で決定したフレームレートにて表示装置に表示するフォーマットに変換処理し、OSD合成部124に送る。また信号処理部110は、左右映像信号のフレームタイミングに同期してシャッター式眼鏡を開閉させる、タイミング信号を生成してタイミング信号送信部126に送る。タイミング信号送信部126は受け取ったタイミング信号をシャッター式眼鏡200との通信方式に従ってコード化し送信する。
OSD合成部124は信号処理部110から受け取った映像信号に、OSD生成部122から受け取ったOSD信号を合成して映像信号送出部128に送る。
映像信号送出部128は映像信号を送出し、送出された映像信号は表示装置300に入力され表示される。
シャッター式眼鏡200は、タイミング信号受信部202、液晶シャッター駆動部204、左目用シャッター206L、右目用シャッター206R、電池210、電池容量検出部212、状態信号送信部214から構成される。
タイミング信号受信部202は信号処理装置100のタイミング信号送信部126から送信されたタイミング信号を受信する。タイミング信号受信部202は受信したタイミング信号を複号化して液晶シャッター駆動部204に送る。液晶シャッター駆動部204は受け取ったタイミング信号に従って左目用シャッター206Lと右目用シャッター206Rを動作させる。左目用シャッター206Lと右目用シャッター206Rは表示装置300で表示する左右映像の表示タイミングに合わせて交互に開閉される。
電池210はシャッター式眼鏡200駆動用の電源であり、例えば充電式リチウムイオンバッテリー等の小型電池である。電池容量検出部212は、電池210の容量を検出する。具体的には、充電または交換した時の電源電圧と現電圧との差や、場合によっては電圧低下カーブまたは消費電流を検出したり、または温度センサーによって電池の容量特性を測定することで容量検出を行う。
電池容量検出部212は、検出結果をデータ化して状態信号送信部214に送る。状態信号送信部214は、受け取ったデータを信号処理装置100との通信方式に従ってコード化し送信する。
以下、更に図3を使って信号処理の流れを説明する。図3は信号処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1で、ユーザがチューナ部102を通して放送番組の視聴予約をしたり、記録媒体再生部104に再生用ディスクをセットしたり、或いは記録再生部106のHDDの再生リスト表示をしたことを付加情報解析部108が検出するとステップS2に進む。
ステップS2で表示装置対応フレームレート検出部118は表示装置300の対応フレームレートを検出し、検出結果をフレームレート決定部112に送る。表示装置300から信号処理装置100へ情報を伝送するケーブルがつながっていなかったり、元々表示装置300が対応フレームレートに関する情報を出力する機能がない等の理由で、信号処理装置100が表示装置300から対応フレームレートに関する情報を受け取れない場合、表示装置対応フレームレート検出部118は表示装置300の対応フレームレートがデフォルト値(例えば30フレーム/秒)の1種類であると判断する。
ステップS3で付加情報解析部108は視聴しようとしている番組の対応フレームレートを検出する。
視聴しようとしている番組が放送信号の場合、EPG情報から対応フレームレートを検出する。記録媒体または記録再生部に記録された番組の場合、番組信号に付加されている仕様に関する情報から対応フレームレートを検出する。いずれの場合も対応フレームレート情報が検出できない場合、付加情報解析部108は、視聴しようとしている番組の対応フレームレートがデフォルト値(例えば30フレーム/秒)の1種類のみと判断する。
ステップS4で付加情報解析部108は表示装置300の対応フレームレート情報と、視聴しようとする番組の対応フレームレート情報とから、設定可能なフレームレートを算出して、算出結果をフレームレート決定部112に送る。フレームレートは表示装置と視聴しようとしている番組の双方で共通に対応しているレートに設定が可能である。例えば視聴しようとする番組の対応フレームレートが30フレーム/秒,60フレーム/秒,120フレーム/秒,240フレーム/秒の4種類で、表示装置の対応フレームレートが30フレーム/秒,60フレーム/秒の2種類であった場合、設定可能なフレームレートは30フレーム/秒と60フレーム/秒の2種類となる。
ステップS5でフレームレート決定部112は表示フレームレートを決定する。通常は設定可能なフレームレートの内、最も高いフレームレートに決定する。
この時更に、視聴しようとしている番組の内容を加味して表示フレームレートを決定する構成としても良い。例えば視聴しようとしている番組が、スポーツ等の動きの速い映像の場合は設定可能なフレームレートの内、最も高いフレームレートに設定し、風景映像のような動きの少ない映像の場合は低いフレームレートに設定する。動きの少ない映像を高いフレームレートで表示することによる視覚上のメリットは少ないので、動きの少ない映像の場合、表示フレームレートを低く設定することでシャッター式眼鏡の電力消費を節約することができる。
ステップS6で付加情報解析部108は視聴しようとしている番組の再生時間を検出し、検出結果を必要電池残量算出部120に送る。
視聴しようとしている番組が放送信号の場合、EPGの再生時間情報または放送開始時間情報と終了時間情報から再生時間を検出する。記録媒体または記録再生部に記録した番組を再生する場合、番組信号に付加されている仕様に関する情報から再生時間を検出する。
ステップS7で必要電池容量算出部120は、フレームレート決定部112から受け取ったフレームレート情報と付加情報解析部108から受け取った再生時間情報とから、視聴しようとしている番組を視聴するためにシャッター式眼鏡に必要な電力量を算出し、算出結果を比較部116に送る。
ステップS8で状態信号受信部114は、シャッター式眼鏡200から受信した状態信号から、シャッター式眼鏡200の電池容量を検出する。
ステップS9で比較部116は、必要電池容量算出部120から受け取った必要電池容量情報と状態信号受信部114から受け取ったシャッター式眼鏡の電池容量情報を比較し、比較結果に応じたOSDを生成するようにOSD生成部122を制御する。
図4、図5を用いてOSD表示例を説明する。図4はシャッター式眼鏡の電池容量に余裕がある場合のOSD表示例である。図4(a)は情報を文字で表示した例で、図4(b)は情報をイラスト付きで表示した例である。図4(a)では再生時間が120分であり、表示フレームレートの設定は60フレーム/秒であることを示している。眼鏡1〜4容量として表示している数値は、表示フレームレートを60フレーム/秒と設定した場合に各眼鏡の現在の電池容量で何分間駆動できるかを示している。ここでは最も容量が多い眼鏡2は600分駆動可能で、最も容量が少ない眼鏡4でも180分駆動可能なので、眼鏡1〜4共、視聴しようとしている120分の番組を問題なく視聴することができる。
図4(b)はイラスト付きで表示した例であり、再生時間と表示フレームレートは文字で表示しているが電池容量はイラスト表示されており、電池を表わすイラストの斜線部分が多いほど電池容量が多いことを示している。また、必要容量として矢印表示しているのは、再生フレームレート60フレーム/秒の条件で120分駆動するために必要な電池容量を示している。最も電池容量の少ない眼鏡4でも必要容量以上の電池容量となっており、視聴しようとしている120分の番組を問題なく視聴することができる。
図5は電池容量に余裕がないシャッター式眼鏡がある場合の表示例である。比較のために図5は、シャッター式眼鏡の電池容量と視聴しようとしている番組の再生時間が図4の場合と同じで、表示フレームレートのみが図4の例で示した60フレーム/秒の倍の120フレーム/秒となった場合の例を示している。シャッター式眼鏡はシャッターの開閉頻度が多くなるとその開閉頻度に応じて消費電力が増加するため、図4(a)と図5(a)を比較すると、図5(a)では図4(a)に対し、各眼鏡の電池容量として表示されている時間が半分になっている。このため、最も電池容量が少ない眼鏡4での駆動可能時間は90分になってしまっていて、120分の番組再生終了前に電池容量がなくなることが予想されるので、視聴者に注意を促すため、眼鏡4の表示部は白黒反対の表示となっている。図4(b)と図5(b)を比較すると、図5(b)では消費電力が増加するため、必要容量を表示する矢印の位置が図4(b)に対し右にずれている。これにより、眼鏡4の電池容量が必要容量に満たないこと認識することができる。
以上のように、視聴しようとしている番組の条件に応じたシャッター式眼鏡の電池容量を表示装置にOSD表示することで、視聴者はシャッター式眼鏡の電池容量がどの程度残っているのか、また視聴しようとしている番組を問題なく視聴できるのかを事前に認識することができる。
図3に戻って説明する。
ステップS11で放送番組の視聴予約時間になったり、記録媒体再生部や記録再生部に対しユーザが再生指示をすると、OSD生成部122はOSDの生成を中止し、OSDは消えて番組の再生が開始する。この時、再生開始前に視聴者に対してシャッター式眼鏡の装着を促すためのOSDを生成して表示させても良い。
ステップS12で付加情報解析部108は番組が終了したか否かを判断する。
番組が終了していない場合(S12/no)、ステップS13に進み、状態信号受信部114はシャッター式眼鏡200の電池容量を検出する。ステップS14で比較部116はシャッター式眼鏡の電池容量が所定の閾値以下になっているか否か判定し、所定の閾値以下の場合(S14/yes)、ステップS15に進みOSD生成部122に対し、視聴者に注意を促すためのOSDを生成するように指示する。図6に、再生中にシャッター式眼鏡の電池容量が所定の閾値以下となった場合のOSD表示例を示す。図6(a)は文字で示した例で、再生時間がまだ90分残っているのに対し、眼鏡4の電池容量が10分しかないことを示している。図6(b)はイラスト付きで示した例で、必要容量に対して電池容量が少なくなっていることを示している。
ステップS14で電池容量が所定の閾値以上の場合(S14/no)、OSDは生成せず、S12に戻る。ステップ12で番組が終了したと判断した場合(S12/yes)、S16に進みフローを終了する。
以上のように、再生中にシャッター式眼鏡の容量が無くなりそうになった場合、OSD表示により視聴者に通知し、電池交換やバッテリー充電を促すことで、映像情報を視聴中の途中で突然電池が無くなり視聴できなくなることを防ぐことができる。
(実施形態2)
実施形態2に関る、立体映像処理システムの構成例を示すブロック図を図7に示す。実施形態2では実施形態1の構成に加え、状態信号受信部114からフレームレート決定部112に、シャッター式眼鏡の電池容量情報を送る。実施形態2では視聴しようとする番組の表示フレームレートを決定する基準として、実施形態1で説明した内容に加え、更にシャッター式眼鏡200の電池容量を参照する。具体的には、図3のフローチャートで説明したステップS5の動作が実施形態1と異なる。実施形態1でフレームレート決定部112、設定可能なフレームレートの内、最も高いフレームレートに決定したが、実施形態2では、シャッター式眼鏡の電池容量情報をフレームレート決定の基準として新たに加え、シャッター式眼鏡の電池容量が十分にある場合は設定可能なフレームレートの内で最も高いフレームレートに決定し、電池容量が少ない場合は設定可能なフレームレートの内で低いフレームレートに決定する。
シャッター式眼鏡の電池容量が少ない場合にフレームレートを低く設定することでシャッター式眼鏡の消費電力を下げ、長時間使用できるようにすることができる。
本発明は上記の実施形態に限定されることはなく、例えば第1の装置がゲーム機本体であり、電池駆動の第2の装置がゲーム機を操作するリモコンである場合に、ゲーム機から通信により動作を指示する場合に、ゲームの進行によって場面が変化し、設定したレベルやモードや場面によってリモコンからゲーム機に対する出力が少なくてよい場面もあれば、リモコンからゲーム機に対する出力を多くしないと、その場面をクリアして次の場面に進めない場合がある。
このような場合にも、場面によってその場面をクリアするための最小限の時間や、リモコンからゲーム機に対する最小限の出力の情報を有していて、この情報に基づいて、リモコンの必要な電池容量を推定することができる。そしてリモコンの電池容量との比較によって、現在の場面や、次の場面をクリアするためには必要な電池容量が不足している等の表示を、ユーザーに表示することによって、ユーザーは場面の途中でゲームを終了しなければならない等の状況を回避することができる。ここにおける電池とは一次電池、二次電池、または燃料電池であっても構わない。電池容量とはその電池の電池容量を意味するものであり限定的に解釈されるものではない。
100 信号処理装置
108 付加情報解析部
110 信号処理部
112 フレームレート決定部
114 状態信号受信部
116 比較部
118 表示装置対応フレームレート検出部
120 必要電池容量算出部
122 OSD生成部
200 シャッター式眼鏡
212 電池容量検出部
214 状態信号送信部
300 表示装置

Claims (4)

  1. 第1の信号送受信装置と、前記第1の信号送受信装置との通信を行い電池により駆動する第2の信号送受信装置とを含む信号処理システムにおける前記第1の信号送受信装置としての信号処理装置であって、
    前記第2の信号送受信装置の電池容量の情報を受信する受信部と、
    信号処理部と、
    前記信号処理部にて処理する所定の動作に対応して前記第2の信号送受信装置が必要な電池容量を推定する推定部と、
    前記推定部にて推定した電池容量と前記第2の信号送受信装置から受信した電池容量の情報とを比較する比較部と、
    前記比較部にて比較した結果に基づいて表示信号を生成する表示信号生成部とを有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記信号処理システムは映像表示装置を更に備え、
    前記信号処理部にて処理する信号は映像信号であって、
    前記信号処理装置は、
    処理する映像信号の対応フレームレートを検出する映像信号対応フレームレート検出部と、
    前記映像表示装置の対応フレームレートを検出する表示装置対応フレームレート検出部と、
    前記映像信号の表示フレームレートを決定するフレームレート決定部と
    を更に備え、
    前記フレームレート決定部は前記映像信号の対応フレームレートと前記表示装置の対応フレームレートとを比較し、共通するフレームレートの内最も高いフレームレートに決定することを特徴とする
    請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記信号処理システムは映像表示装置を更に備え、
    前記信号処理部にて処理する信号は映像信号であって、
    前記信号処理装置は、
    処理する映像信号の対応フレームレートを検出する映像信号対応フレームレート検出部と、
    前記映像表示装置の対応フレームレートを検出する表示装置対応フレームレート検出部と、
    前記映像信号の表示フレームレートを決定するフレームレート決定部と
    を更に備え、
    前記フレームレート決定部は前記映像信号の対応フレームレートと前記表示装置の対応フレームレートとを比較し、前記第2の送受信装置の電池容量が所定量より多い場合、共通するフレームレートの内最も高いフレームレートに決定し、前記第2の送受信装置の電池容量が所定量以下の場合、共通するフレームレートの内、最も高いフレームレートではないフレームレートに決定することを特徴とする
    請求項1記載の信号処理装置。
  4. 前記第1の信号送受信装置が立体映像処理装置であり、前記第2の信号送受信装置がシャッター式眼鏡であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の信号処理装置。
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