JP2007034553A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリ駆動可能な外部機器と接続する手段を備えた情報処理装置において、外部機器から取得されるバッテリ残容量に応じて、コンテンツのエンコード条件を変更して再エンコードできるようにする。
【解決手段】情報処理装置10は、バッテリ駆動可能なポータブルAV機器20を接続する入出力I/F11と、コンテンツを記憶した記憶手段13と、コンテンツをエンコードするエンコーダ17と、ポータブルAV機器20のバッテリ残容量を取得するバッテリ残容量取得手段12と、ポータブルAV機器20に転送するコンテンツを記憶手段13から選択するコンテンツ選択手段14と、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する判定手段16とを備える。エンコーダ17は、判定手段16の判定結果に応じて、エンコード条件を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、より詳細には、バッテリ駆動可能な外部機器と接続し、該外部機器にコンテンツを転送する機能を備えたパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に関する。
パーソナルコンピュータ(以下、PC)などの情報処理装置に記録したコンテンツを、バッテリ駆動するポータブルAV機器などの携帯端末機器に転送して視聴したい場合がある。一般に、ポータブルAV機器のバッテリ容量は小さく、数時間のコンテンツを再生しようとすると、経年劣化などによりポータブルAV機器のバッテリの残容量が不足して、せっかく転送したコンテンツを最後まで視聴できないということがあった。このような場合、ユーザは、予めコンテンツのビットレートを手動で変更した上で、ポータブルAV機器に転送するなどの処理を行う必要があるが、通常、ユーザはバッテリ残容量とビットレートとの対応関係を把握していないため、感覚的にビットレートを変更するしかなかった。
ここで、特許文献1には、アナログ,デジタルのチャンネル変更を意識する必要をなくすと共に、消費電力を低減できるようにした情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、特に、バッテリ駆動可能なノート型PCなどのモバイル機器を対象とし、デジタルテレビ放送を受信するデジタル放送受信手段と、アナログテレビ放送を受信するアナログ放送受信手段と、デジタル放送受信手段により受信した放送情報とアナログ放送受信手段により受信した放送情報とを視聴可能にする信号処理手段と、デジタル放送受信手段およびアナログ放送受信手段の動作状態を変更する受信機動作変更手段と、情報処理装置の動作状況を監視し該監視結果に応じて受信機動作変更手段に受信機の動作状態を変更する判定結果を送出する動作状況監視手段と、を備えたものである。
特開2004−56178号公報
上記特許文献1に記載の発明は、バッテリ駆動可能なノート型PCなどのモバイル機器において、受信した映像(電波)がアナログ放送か、デジタル放送かを選別し、その選別結果に応じて消費電力を抑えるようにしている。具体的には、デジタル放送受信手段とアナログ放送受信手段のいずれか一方を受信状態とし、他方を受信状態よりも消費電力が少ない状態にする。また、消費電力を抑えるために、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式でエンコード可能なビットレートを変更するなどの処理を行う。
しかしながら、上記特許文献1では、モバイル機器自身が、消費電力を低減するために、MPEG形式でエンコード可能なビットレートに変更できるようにしているが、このビットレートとバッテリの残容量との対応関係は管理されておらず、ユーザは感覚的すなわち勘頼みでビットレートを変更するしかなかった。このため、たとえビットレートを変更したとしても、バッテリの残容量によっては、コンテンツの再生途中でバッテリ切れを起こしてしまう可能性があった。従って、モバイル機器のユーザは、コンテンツを最後まで視聴できないという事態を招来してしまう。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、バッテリ駆動可能な外部機器と接続する手段を備えた情報処理装置において、外部機器から取得されるバッテリ残容量に応じて、コンテンツのエンコード条件を変更して再エンコード可能とし、外部機器において所望のコンテンツを最後まで視聴できるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、バッテリ駆動可能な外部機器を接続する手段を備えた情報処理装置において、コンテンツを記憶したコンテンツ記憶手段と、コンテンツをエンコードするエンコーダと、前記外部機器のバッテリ残容量を取得するバッテリ残容量取得手段と、前記外部機器に転送するコンテンツを前記コンテンツ記憶手段から選択するコンテンツ選択手段と、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する判定手段とを備え、前記エンコーダは、前記判定手段の判定結果に応じて、エンコード条件を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、コンテンツの再生に必要なバッテリ容量をエンコード条件毎に管理するバッテリ容量管理手段を備え、前記判定手段は、前記バッテリ容量管理手段を参照し、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記エンコーダは、前記判定手段により、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生できないと判定された場合、前記選択したコンテンツを全て再生可能なエンコード条件に変更することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれか1の技術手段において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツのビットレートを変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第3のいずれか1の技術手段において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツのフレームレートを変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第3のいずれか1の技術手段において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツの解像度を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれか1の技術手段において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、エンコードの種類を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴としたものである。
本発明によれば、バッテリ駆動可能な外部機器と接続する手段を備えた情報処理装置において、外部機器から取得されるバッテリ残容量に応じて、コンテンツのエンコード条件を変更して再エンコードできるため、外部機器において所望のコンテンツを最後まで視聴でき、バッテリの経年劣化等に起因して残容量が少ない場合でも、バッテリ切れによってコンテンツが視聴途中で途切れることがなくなる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及び外部機器の構成例を示すブロック図で、情報処理装置10は、バッテリ駆動可能な外部機器(以下、ポータブルAV機器)20と接続される。情報処理装置10は、ポータブルAV機器20を有線あるいは無線接続するための入出力インタフェース(入出力I/F)11と、ポータブルAV機器20が備えるバッテリの残容量を取得するバッテリ残容量取得手段12と、コンテンツを記憶するハードディスク(HD)などの記憶手段13と、ポータブルAV機器20に転送するコンテンツを記憶手段13から選択するためのコンテンツ選択手段14と、コンテンツの再生に必要なバッテリ容量をエンコード条件毎に管理するバッテリ容量管理テーブル15と、バッテリ残容量取得手段12により取得したバッテリ残容量によってコンテンツ選択手段14により選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する判定手段16と、コンテンツをエンコードするエンコーダ17と、を備えている。
また、ポータブルAV機器20は、機器を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコン)21と、コンテンツを記憶するためのハードディスク(HD)22と、バッテリ24を制御するための制御IC23と、1次電池あるいは2次電池からなるバッテリ24と、を備えている。マイコン21及び制御IC23からの制御に基づいてバッテリ24の残容量を算出する。
ここで、バッテリ残容量取得手段12、コンテンツ選択手段14、及び判定手段16は、本発明の情報処理装置10としての機能を実行するためのプログラムであって、記憶手段13あるいは後述するROMに格納され、実行時に、CPUによって、実行領域であるRAMに読み出されて処理が実行される。
図2は、図1に示した情報処理装置10のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置10は、主な構成として、装置全体の制御を行うCPU1と、実行領域であるRAM2と、制御プログラムやデータ等を格納したROM3と、HD(ハードディスク)等で構成される記憶装置4(図1の記憶手段13に相当する)と、ユーザからの各種操作入力を受け付けるための入力装置5と、画面上に各種情報を表示する表示装置6と、インターネットやLAN(Local Area Network)などの各種通信ネットワークに接続するための通信装置7と、プリンタ等の外部機器と接続して各種データを出力するための出力装置8と、これらCPU1,RAM2,ROM3,記憶装置4,入力装置5,表示装置6,通信装置7,及び出力装置8を相互に接続するシステムバス9と、を有する汎用のパーソナルコンピュータ(PC)である。
情報処理装置10は、処理の途中経過や処理結果をCRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置6を通じてユーザ等に提示し、各処理において、ユーザは、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等の入力装置5から必要なパラメータ等を入力指定することができる。
以下、情報処理装置10及びポータブルAV機器20の詳細構成例について図1に基づいて説明する。情報処理装置10の入出力I/F11は、ポータブルAV機器20と有線あるいは無線接続するためのインタフェース手段で、USB(Universal Serial Bus),IEEE1394,LANなどの有線接続や、無線LAN,Bluetoothなどの無線接続などを利用することができる。
また、バッテリ残容量取得手段12は、ポータブルAV機器20からバッテリ24の残容量を取得する手段である。このバッテリ残容量取得手段12により取得されたバッテリ24の残容量は、図示しないメモリ等に格納される。
ポータブルAV機器20は、バッテリ駆動可能な携帯端末機器であって、コンテンツの再生機能と、バッテリ残容量の算出機能とを備えている。コンテンツ再生機能は、マイコン21からの制御に基づいてHD22に記憶されたコンテンツを再生することにより実行され、また、バッテリ残容量算出機能は、マイコン21が制御IC23を制御して、バッテリ24の残容量を算出することにより実行される。このポータブルAV機器20としては、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレーヤなど、バッテリ駆動可能な機器全般を対象とすることができる。
なお、バッテリ容量(放電容量)を算出する方法としては、例えば、定電流負荷を用いて電圧−時間の特性を測定することにより、放電容量(mAh)を求めることができる。例えば、放電容量2000mAhとは、放電終止電圧(例えば、2次電池で約1.0V、1次電池で約0.9Vとする)に達するまでの0.2C(400mA)で5時間放電を続けられることを意味する。このように、放電容量は、電流と時間の積で表されることから、電流がわかれば放電時間をある程度見積もることが可能となる。上記放電終止電圧は、電池の特性から、どこまでの電圧なら安定に使うことができるかによって電池毎に設定される値である。
また、記憶手段13にはAVコンテンツ等の各種コンテンツが記憶される。この際、情報処理装置10は、DVDやメモリカードなどの外部記録媒体からコンテンツを取得してもよいし、インターネット等のネットワークを介してWebサイトからコンテンツを取得してもよい。また、情報処理装置10は、デジタル放送を受信するためのデジタルチューナ及び/又はアナログ放送を受信するためのアナログチューナを備える構成とし、これらのチューナからコンテンツを取得するようにしてもよい。上記各手段により取得されたコンテンツは、MPEG形式などでエンコードされた状態で記憶手段13に記憶される。
また、情報処理装置10は、コンテンツの再生に必要なバッテリ容量をエンコード条件毎に管理するバッテリ容量管理テーブル15を備える。このバッテリ容量管理テーブル15は、記憶手段13に記憶されるか、ROM等の半導体メモリに記憶され、判定手段16から参照される。
図3は、図1に示したバッテリ容量管理テーブル15のデータ構造の一例を示す図である。バッテリ容量管理テーブル15には、コンテンツのビデオフォーマットについて、再生に必要なバッテリ容量(mAh)がエンコードの種類(本例では、MPEG1、MPEG2、MPEG4)毎に管理される。ここで、上記ビデオフォーマットとは、コンテンツのビットレート、データ量、解像度、フレームレートなどの値をパターン化したもので、複数パターンのビデオフォーマットが予め準備され、バッテリ容量管理テーブル15に登録される。
コンテンツ選択手段14は、ポータブルAV機器20に転送するコンテンツを記憶手段13から選択するための手段である。例えば、情報処理装置10の画面上にコンテンツリストを表示させ、そのリストからマウス等のポインティングデバイスを用いて、転送したいコンテンツを選択するようにしてもよい。この際、ユーザが選択するコンテンツの数は少なくとも1つ以上であればよく、複数のコンテンツを同時に選択してもよい。また、自動的にコンテンツを選択するようにしてもよい。この場合、記憶手段13に記憶されたコンテンツに優先順位などを付与しておき、順番に選択する方法などが考えられる。
判定手段16は、バッテリ残容量取得手段12により取得されたバッテリ残容量によって、コンテンツ選択手段14により選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する手段である。この判定手段16は、コンテンツ選択手段14で選択したコンテンツのビットレート、データ量、解像度、フレームレートなどの値を取得し、これらの値からバッテリ容量管理テーブル15を参照し、選択したコンテンツの再生に必要なバッテリ容量を求める。次に、求めたバッテリ容量と、バッテリ残容量取得手段12により取得されたバッテリ残容量とを比較して、選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する。
エンコーダ17は、判定手段16の判定結果に応じて、エンコード条件を変更して、コンテンツ選択手段14により選択したコンテンツを再エンコードする。すなわち、判定手段16により、バッテリ残容量取得手段12により取得したバッテリ残容量によって、コンテンツ選択手段14により選択したコンテンツを全て再生できないと判定された場合、選択したコンテンツを全て再生可能なエンコード条件に変更して再エンコードを行う。ここで、変更するエンコード条件とは、例えば、コンテンツのビットレート、フレームレート、解像度のいずれか1又は複数を含み、これらのエンコード条件を変更することによって、コンテンツのデータ量を低減して再エンコードを行う。
また、上記の方法で再エンコードしても、ポータブルAV機器20において当該コンテンツを全て再生できない場合、エンコードの種類を変更してもよい。例えば、MPEG2形式からMPEG4形式に変更して再エンコードする。なお、エンコーダ17は、ソフトウェア、ハードウェアのいずれで構成されていてもよい。
以下、MPEG2形式で各コンテンツがエンコードされて記憶手段13に記憶されている場合を代表例として説明する。記憶手段13には、例えば、MPEG2形式でエンコードされたコンテンツAが記憶されている。コンテンツ選択手段14によりコンテンツAが選択され、このコンテンツAのビットレート、データ量、解像度、フレームレートなどの値から、図3に示すバッテリ容量管理テーブル15を参照し、コンテンツAの再生に必要なバッテリ容量を求める。ここでは例えば2000mAhとして求まったとする。
また、バッテリ残容量取得手段12により取得したポータブルAV機器20のバッテリ24の残容量が例えば1500mAhとする。この場合、コンテンツA(MPEG2形式)をそのままポータブルAV機器20に転送しても、バッテリ24の残容量が1500mAh(<2000mAh)しかないため、ポータブルAV機器20がコンテンツAを再生している途中でバッテリ24の残容量が不足し、コンテンツAを最後まで再生することができない。
上記において、判定手段16は、ポータブルAV機器20においてコンテンツAを最後まで再生できないと判定する。この判定結果に応じて、ポータブルAV機器20においてコンテンツAが最後まで再生できる状態で転送できるように、エンコード条件(例えば、コンテンツのビットレート、フレームレート、解像度のいずれか1又は複数)を変更し、コンテンツAを再エンコードする。この再エンコード処理では、判定手段16がバッテリ容量管理テーブル15を参照し、ポータブルAV機器20のバッテリ24の残容量に応じて、最適なエンコード条件を決定する。エンコーダ17は、判定手段16により決定したエンコード条件に従って、コンテンツAの再エンコードを行う。
このように、バッテリ24の残容量に応じたエンコード条件で再エンコードすることにより、ポータブルAV機器20がコンテンツAを再生している途中でバッテリ24の残容量が不足することがなく、ポータブルAV機器20においてコンテンツAを最後まで再生することが可能となる。
また、バッテリ残容量取得手段12により取得したポータブルAV機器20のバッテリ24の残容量が例えば2200mAh(>2000mAh)であった場合、判定手段16は、ポータブルAV機器20においてコンテンツAを最後まで再生できると判定する。この場合、エンコーダ17で再エンコードを行わずに、コンテンツAをポータブルAV機器20に転送する。
上記の例では、エンコード条件として、エンコードの種類を変更せずに、例えば、コンテンツのビットレートを変更する、フレームレートを変更する、解像度を変更する、などの処理を施して、コンテンツのデータ量を変更しているが、エンコードの種類(MPEG1、MPEG2、MPEG4など)を変更するようにしてもよい。このように、情報処理装置10は、ポータブルAV機器20のバッテリ残容量に応じて、コンテンツのエンコード条件を変更可能とし、ポータブルAV機器20においてコンテンツが最後まで再生できる状態で転送できるように構成されている。
図4は、図1に示した情報処理装置10及びポータブルAV機器20間のコンテンツ転送処理の一例を説明するためのフロー図である。なお、本例では、情報処理装置10をサーバコンピュータ10として説明する。まず、ポータブルAV機器20がバッテリ24の残容量を算出し、これをサーバコンピュータ10が取得する(ステップS1)。サーバコンピュータ10がバッテリ24の残容量を取得する方法としては、サーバコンピュータ10からポータブルAV機器20にアクセスしてバッテリ残容量を取得するようにしてもよいし、ポータブルAV機器20からサーバコンピュータ10にアクセスしてバッテリ残容量を通知するようにしてもよい。
次に、サーバコンピュータ10は、ユーザ操作もしくは自動的に、ポータブルAV機器20に転送するAVコンテンツを、サーバコンピュータ10内のHD13から選択し(ステップS2)、選択したAVコンテンツ全てがポータブルAV機器20のバッテリ24の残容量で再生できるかどうかを演算する(ステップS3)。
次に、サーバコンピュータ10は、上記ステップS3の演算結果より、選択したAVコンテンツがバッテリ24の残容量で再生できるかどうかを判定し(ステップS4)、バッテリ24の残容量で再生できると判定した場合(YESの場合)、該当するAVコンテンツをHD13より入力し、ポータブルAV機器20に転送する(ステップS5)。また、上記ステップS4において、バッテリ24の残容量で再生できないと判定した場合(NOの場合)、該当するAVコンテンツをHD13より入力し、バッテリ24の残容量に応じたエンコード条件でAVコンテンツを再エンコードし、ポータブルAV機器20に転送する(ステップS6)。
以上、本発明によれば、バッテリ駆動可能な外部機器と接続する手段を備えた情報処理装置において、外部機器から取得されるバッテリ残容量に応じて、コンテンツのエンコード条件を変更して再エンコードできるため、外部機器において所望のコンテンツを最後まで視聴でき、バッテリの経年劣化等に起因して残容量が少ない場合でも、バッテリ切れによってコンテンツが視聴途中で途切れることがなくなる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置及び外部機器の構成例を示すブロック図である。 図1に示した情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示したバッテリ容量管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図1に示した情報処理装置及びポータブルAV機器間のコンテンツ転送処理の一例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…CPU、2…RAM、3…ROM、4…記憶装置、5…入力装置、6…表示装置、7…通信装置、8…出力装置、9…システムバス、10…情報処理装置(サーバコンピュータ)、11…入出力I/F、12…バッテリ残容量取得手段、13…記憶手段(HD)、14…コンテンツ選択手段、15…バッテリ容量管理テーブル、16…判定手段、17…エンコーダ、20…ポータブルAV機器、21…マイクロコンピュータ(マイコン)、22…ハードディスク(HD)、23…制御IC、24…バッテリ。

Claims (7)

  1. バッテリ駆動可能な外部機器を接続する手段を備えた情報処理装置において、コンテンツを記憶したコンテンツ記憶手段と、コンテンツをエンコードするエンコーダと、前記外部機器のバッテリ残容量を取得するバッテリ残容量取得手段と、前記外部機器に転送するコンテンツを前記コンテンツ記憶手段から選択するコンテンツ選択手段と、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定する判定手段とを備え、前記エンコーダは、前記判定手段の判定結果に応じて、エンコード条件を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、コンテンツの再生に必要なバッテリ容量をエンコード条件毎に管理するバッテリ容量管理手段を備え、前記判定手段は、前記バッテリ容量管理手段を参照し、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生可能かどうか判定することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記エンコーダは、前記判定手段により、前記取得したバッテリ残容量で前記選択したコンテンツを全て再生できないと判定された場合、前記選択したコンテンツを全て再生可能なエンコード条件に変更することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の情報処理装置において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツのビットレートを変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の情報処理装置において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツのフレームレートを変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の情報処理装置において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、コンテンツの解像度を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の情報処理装置において、前記エンコーダは、前記エンコード条件として、エンコードの種類を変更して前記選択したコンテンツを再エンコードすることを特徴とする情報処理装置。
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