JP2012181504A - 光拡散フィルム、及び光拡散フィルムの製造方法 - Google Patents

光拡散フィルム、及び光拡散フィルムの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】点光源から発せられる光を拡散させることができ、照度ムラを低減することのできる、光拡散フィルムを提供する。
【解決手段】ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分、及び楕円微粒子を含む樹脂組成物から形成されるフィルムの表面に形状異方性の凹凸を有する光拡散フィルムであって、樹脂成分の屈折率と楕円微粒子の屈折率が異なる光拡散フィルムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学的異方性を有する光拡散フィルム及び光拡散フィルムの製造方法に関する。
近年、照明分野においては、小型、小電力、長寿命が可能であり、チラツキや発熱が少ないという利点から、蛍光灯からLEDを用いた照明に移行されつつあり、その需要が高まりつつある。
ところで、LEDから発せられる光は点光源であり、LEDを複数個つなげ合わせても、蛍光灯のような面光源の光を作り出すことが難しく、輝度ムラが生じるという問題がある。そのため、LEDの光源に対して、光拡散フィルムを設けることにより、光を拡散させ、LEDからの点光源を面光源とする試みがなされている。
特許文献1には、シートの入光面に不規則な凹凸構造を設けた異方性拡散シートが開示されている。特許文献1の異方性拡散シートは、シートに不規則な凹凸構造を設けることによって、光源の出光を略方形状に成形することを可能にしている。
しかしながら、光拡散シートに不規則な凹凸構造を設けたのみでは、光の拡散が十分に得られず、光の拡散を大きくするために凹凸構造の高低差をより大きくすると、透過率が低下してしまうという問題があった。
また特許文献2には、基材フィルム中に楕円体微粒子が分散されてなる光拡散フィルムについて開示されている。特許文献2の光拡散フィルムは、フィルム中に分散されている楕円体微粒子を一方向に揃えることによって、異方的に光を拡散することができる。しかしながら、楕円体微粒子を一方向にそろえるだけでは、光拡散が十分でなく、照度ムラが十分に改善されない。また、特許文献2では、光の拡散をさらに向上させるために、ボイドをあえて存在させることも開示されているが、フィルム中にボイドを有すると、入射した光がフィルム内で乱反射を起こし、全光線透過率の低いフィルムになってしまう。
このように、照明用として用いられる光拡散フィルムについて多くの提案がなされているが、未だ十分とはいえず、LED照明のような点光源に対して、広範囲に照度ムラのない光を取り出すことのできる光拡散フィルムが求められている。
特開2009−283314号公報 特開2009−36984号公報
本発明は、点光源から発せられる光を拡散させることができ、照度ムラを低減することのできる、光拡散フィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、光拡散フィルムを形成するポリマーマトリックスの屈折率と楕円微粒子の屈折率の屈折率差の異なる材料を用いた光拡散フィルムであって、さらに光拡散フィルムの表面に形状異方性の凹凸を設けることにより、点光源から発せられる光を十分に拡散させることができることを見出した。
本発明は、斯かる知見に基づき完成されたものである。
項1.楕円微粒子及びポリマーマトリックスを形成する樹脂成分を含む樹脂組成物から形成される、表面に形状異方性の凹凸を有する光拡散フィルムであって、樹脂成分の屈折率と楕円微粒子の屈折率が異なる光拡散フィルム。
項2.ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分が、ポリエステル系樹脂である項1に記載の光拡散フィルム。
項3.楕円微粒子が有機系材料である項1又は2に記載の光拡散フィルム。
項4.有機系材料が、アクリル系樹脂、及び/又はスチレン系樹脂である項3に記載の光拡散フィルム。
項5.楕円微粒子の平均長径が0.1〜50μm、平均短径が0.01〜20μmである項1〜4のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項6.楕円微粒子の含有量が、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分100重量部に対して、1〜30重量部である項1〜5のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項7.フィルム表面の算術平均粗さ(Ra)が、0.2〜4.0μmである項1〜6のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項8.ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分の屈折率と楕円微粒子の屈折率の屈折率差が、0.05以上である項1〜7のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項9.楕円微粒子が、ポリマーマトリックス中で一軸方向に配向している項1〜8のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項10.LED照明用に用いられる項1〜9のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項11.(1)ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分、及び微粒子を含む樹脂組成物をフィルムに成形する工程、
(2)工程(1)によって成形したフィルムの表面に凹凸を設ける工程、及び
(3)工程(2)によって成形した凹凸を有するフィルムを延伸させ、楕円微粒子を有するフィルムを得る工程
を含む項1〜10のいずれかに記載の光拡散フィルム。
項12.工程(3)における延伸方向が、フィルム成形により成形されたフィルムの幅方向(TD方向)である項11に記載の光拡散フィルム。
項13.工程(3)における楕円微粒子が、フィルム成形により成形されたフィルムの幅方向(TD方向)に配向している項11又は12に記載の光拡散フィルム。
以下、本発明の光拡散フィルム及びその製造方法について、詳細に説明する。
<光拡散フィルム>
本発明の光拡散フィルムは、楕円微粒子及びポリマーマトリックスを形成する樹脂成分を含む樹脂組成物から形成される光拡散フィルムであって、当該光拡散フィルムの表面に形状異方性の凹凸を有することを特徴とする。
ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分としては、ポリエステル系樹脂が挙げられる。
ポリエステル系樹脂としては、ジカルボン酸とジオールとを縮重合することによって得られるものが挙げられる。
上記ジカルボン酸としては特に限定されず、例えば、o−フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、オクチルコハク酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、デカメチレンカルボン酸、これらの無水物及び炭素数1〜6程度、好ましくは炭素数1〜3程度の低級アルキルエステル等が挙げられる。
上記ジオールとしては特に限定されず、例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール(2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール)、1,2−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール等の脂肪族ジオール類;2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンのアルキレンオキサイド付加物、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族ジオール類等が挙げられる。
これらの中でも、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸に由来する成分を含有し、かつ、ジオール成分としてエチレングリコールに由来する成分を含有するポリエチレンテレフタレート、ジカルボン酸成分としてナフタレンジカルボン酸に由来する成分を含有し、かつ、ジオール成分としてエチレングリコールに由来する成分を含有するポリエチレンナフタレート、又は、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸に由来する成分を含有し、かつ、ジオール成分として1,3−ブタンジオールに由来する成分を含有するポリブチレンテレフタレートが好ましい。
ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分の屈折率としては、楕円微粒子の屈折率によって変更されるものであるが、1.45〜1.65程度の範囲のものが、良好な光拡散フィルムを製造することができる。
ポリマーマトリックスに含有される楕円微粒子としては、ポリマーマトリックス中で、楕円微粒子を核にして発生するボイドを抑制でき、また、全光線透過率が高いという点から、有機系材料により形成されることが好ましく、より具体的には、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂等が挙げられる。
ここで、楕円微粒子とは、短軸と長軸の長さが異なる楕円状に成形された微粒子である。楕円微粒子の平均長径は、0.1〜50μm程度が好ましく、0.15〜40μm程度がより好ましく、0.2〜30μm程度がさらに好ましい。また、楕円微粒子の平均短径は、0.01〜20μm程度が好ましく、0.03〜15μm程度がより好ましく、0.05〜10μm程度がさらに好ましい。さらに、楕円微粒子のアスペクト比(平均長径/平均短径)は、1.5〜5.0程度が好ましく、2.0〜4.5程度がより好ましく、2.5〜4.0程度がさらに好ましい。なお、楕円微粒子の平均長径及び平均短径は、10cm×10cmサイズのサンプル3枚切り出し、顕微鏡((株)キーエンス製のVHX−1000)を用いて各10点測定を行ない、平均値を算出することにより測定することができる。
アクリル系樹脂としては、ポリ(メタ)アクリル酸、及びそのエステル、並びに前記ポリ(メタ)アクリル酸、及びそのエステルと共重合可能なモノマー単位との共重合体等が挙げられる。当該アクリル系樹脂は、架橋性であっても非架橋性であってもよい。ここで、「(メタ)アクリル酸」とは、メタクリル酸又はアクリル酸を表す。
スチレン系樹脂としては、ポリスチレン、及びスチレンと共重合可能なモノマー単位との共重合体等が挙げられる。
楕円微粒子として用いられる有機系材料の好ましい具体例としては、前記アクリル系樹脂では、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等が挙げられる。また前記スチレン系樹脂では、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
楕円微粒子の屈折率は、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分の屈折率の設定によって、適宜変更されるものであり、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分との屈折率差が0.05以上となるものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、全光線透過率(透明性)の点で、1.45〜1.65程度の範囲のものが好ましい。
ポリマーマトリックスの屈折率と楕円微粒子の屈折率の屈折率差は、フィルムによる光の拡散が十分に行われる点から、0.05程度以上が好ましく、0.08程度以上がより好ましい。また、ポリマーマトリックスの屈折率と楕円微粒子の屈折率の屈折率差の上限は、特に限定されるものではないが、全光線透過率(透明性)の点で、0.2程度以下が好ましく、0.18程度以下がより好ましい。
楕円微粒子の含有量は、光拡散率において良好であるという点から、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分100重量部に対して、1重量部以上が好ましく、3重量部以上がより好ましく、5重量部以上がさらに好ましい。また、楕円微粒子の含有量は、フィルム強度において良好であるという点から、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分100重量部に対して、30重量部以下が好ましく、20重量部以下がより好ましく、10重量部以下がさらに好ましい。
フィルムの表面に有する凹凸における算術平均粗さ(Ra)は、0.2〜4.0μm程度が好ましく、0.3〜3.0μm程度がより好ましく、0.4〜2.0μm程度がさらに好ましい。算術平均粗さ(Ra)を、0.2μm程度以上に設定することにより、光拡散率を向上することができる効果が得られる。また、算術平均粗さ(Ra)を、4.0μm程度以下に設定することにより、光透過率の低下を抑制できる効果が得られる。なお、算術平均粗さ(Ra)は、(株)東京精密製のSURFCOM−1400を用いて測定することができる。
凹凸の形状としては、異方性のある形状が好ましく、その異方性のある形状としては、延伸方向であるフィルムの幅方向(TD方向)に裾が広がった山型を示す。その延伸方向に裾が広がった山型である場合、フィルムの流れ方向(MD方向)の任意の測定箇所(測定長5mm)における凸の数は、フィルムの延伸方向に対して垂直な方向(TD方向)の任意の測定箇所(測定長5mm)における凸の数よりも多いことが好ましい。具体的には、フィルムのMD方向5mm長における凸の数は、40〜130個程度が好ましく、50〜120個程度がより好ましい。また、フィルムのTD方向5mm長における凸の数は、10〜40個程度が好ましく、20〜30個程度がより好ましい。
なお、前記凸の数とは、前記表面粗さ(Ra)の測定において、Ra=0.2μmを超えた凸の数を算出したものである。
フィルム表面の凹凸は、片面だけに形成されていても両面に形成されていてもよい。
光拡散フィルムに含有される楕円微粒子は、一軸方向に配向していることが好ましく、具体的には、フィルムの延伸方向に楕円微粒子が一軸配向していることが好ましい。
本発明の光拡散フィルムは、前記ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分及び楕円微粒子以外にも、例えば、帯電防止剤、耐熱安定剤、耐候剤、酸化防止剤、アンチブロッキング剤、光安定剤等の任意成分を、本願発明の効果を損なわない程度に、さらに含有してもよい。
光拡散フィルムの厚さは、光拡散率において優れるという点から、100μm程度以上が好ましく、125μm程度以上がより好ましく、150μm程度以上がさらに好ましい。また、光拡散フィルムの厚さは、透明性(全光線透過率)において優れるという点から、300μm程度以下が好ましく、250μm程度以下がより好ましく、200μm程度以下がさらに好ましい。
本発明の光拡散フィルムは、LEDにより発せられる点光源の光を拡散させることができるため、LED照明用の光拡散フィルムとして好適に用いられる。
<光拡散フィルムの製造方法>
本発明の光拡散フィルムの製造方法は、(1)ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分、及び微粒子を含む樹脂組成物をフィルムに成形する工程、(2)工程(1)によって成形したフィルムの表面に凹凸を設ける工程、及び(3)工程(2)によって成形した凹凸を有するフィルムを延伸させ、ポリマーマトリックス中に楕円微粒子を有するフィルムを形成させる工程を含む。
工程(1)において用いられる樹脂組成物中に含有される微粒子としては、成形後のフィルムを延伸したときに微粒子が延伸方向に延伸されて楕円微粒子を形成し、かつ楕円微粒子を核にして発生してしまうボイドが抑制できるという点、また、全光線透過率が高いという点から、前記<光拡散フィルム>の項で挙げられた有機系材料を用いることが好ましい。
工程(1)において微粒子、すなわち楕円微粒子を形成する前の微粒子の平均粒子径は、光拡散率において良好であるという点から、0.01μm程度以上が好ましく、0.03μm程度以上がより好ましく、0.05μm程度以上がさらに好ましい。また、微粒子の平均粒子径は、フィルム強度において良好であるという点から、40μm程度以下が好ましく、30μm程度以下がより好ましく、20μm程度以下がさらに好ましい。なお、微粒子の平均粒子径は、レーザー回折方式粒度分布計(日機装(株)製のMicrotrac MT3000II)によって、測定することができる。
微粒子のガラス転移温度(Tg(1))は、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分のガラス転移温度(Tg(2))の設定によって、適宜変更されるものであり、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分のガラス転移温度との差が0〜150℃程度になるように設定できれば、特に限定されるものではない。また、例えば、ポリマーマトリックスとなる樹脂が良好に延伸され、微粒子も良好に延伸されるという点において、Tg(1)は、50〜150℃程度が好ましい。
微粒子の含有量は、光拡散率において良好であるという点から、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分100重量部に対して、1重量部程度以上が好ましく、3重量部程度以上がより好ましく、5重量部程度以上がさらに好ましい。また、微粒子の含有量は、フィルム強度において良好であるという点から、ポリマーマトリックスとなる樹脂成分100重量部に対して、30重量部程度以下が好ましく、20重量部程度以下がより好ましく、10重量部程度以下がさらに好ましい。
工程(1)において用いられる樹脂組成物中に含有されるポリマーマトリックスを形成する樹脂成分としては、前記<光拡散フィルム>で挙げられたものが用いられる。
前記ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分及び微粒子を含む樹脂組成物は、例えば、二軸混練、ドライブレンド等の公知の方法によって混合される。
工程(1)において、前記ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分及び微粒子を含む樹脂組成物は、フィルム成形される。フィルムの成形方法としては、例えば、押出し成形、カレンダー成形、流延法等が挙げられるが、これらの中で、押出し成形が、生産性の点において優れる。
工程(1)において、前記フィルムの成形方法として押出し成形を用いる場合、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分及び微粒子を含む樹脂組成物は、バレル温度180〜300℃程度の押出機に供給され、Tダイス温度200〜300℃程度で押出され、フィルムが得られる。
工程(1)によって成形されたフィルムは、工程(2)によりフィルムの表面に凹凸が設けられる。
フィルムの表面に凹凸を設ける方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、表面に凹凸を有するロールによって、フィルムの表面に凹凸を転写する方法、微粒子をコーティングする方法、サンドブラスト法等が挙げられる。好ましくは、表面に凹凸を有するロールによってフィルムの表面に凹凸を転写する方法が生産性の点において優れる。表面に凹凸を有するロールによってフィルムの表面に凹凸を設ける方法としては、表面に凹凸を有するキャストロールにエアナイフでフィルムを押しつける方法、鏡面仕上げのキャストロールに表面に凹凸を有するゴムロールでフィルムを押し当てる方法、表面に凹凸を有するキャストロールに表面に凹凸を有するゴムロールでフィルムを押し当てる方法、表面に凹凸を有するキャストロールに金属ロールを押し当てる方法等が挙げられる。その一例として鏡面仕上げのキャストロールに表面に凹凸を有するゴムロールでフィルムを押し当てる場合、キャストロールの材質は金属が挙げられ、金属は冷却効果が高く、溶融状態のフィルムを安定して固化できる観点から好ましい。また、キャストロールの温度としては、30〜80℃程度が好ましく、40〜70℃程度がより好ましい。キャストロールの温度を30℃程度以上に設定することによって、キャストロールとフィルムの密着性が向上し、フィルム表面への凹凸の転写効率が向上する等の効果が得られる。また、ロールの温度を80℃程度以下に設定することによって、フィルムのキャストロールへの巻きつきを防止する等の効果が得られる。ゴムロールの温度に関しては、特に限定されるものではない。
なお、表面に凹凸を有するロールにおける表面の形状としては、得られるフィルムの表面の凹凸に応じて、適宜設定すればよい。
工程(2)によって成形した凹凸を有するフィルムは、工程(3)によって延伸される。
当該延伸は公知の方法で行えばよいが、生産性の点からテンター法が好ましい。テンターは、少なくとも、予熱ゾーン、延伸ゾーン、固定ゾーンの3ゾーンに分かれる。工程(2)で成形されたフィルムは、テンターの予熱ゾーンで延伸可能な温度にまで加熱され、延伸ゾーンで所定の延伸倍率まで延伸される。延伸の方向は、フィルムの流れ方向に対して垂直方向である。延伸されたフィルムは、固定ゾーンでアニール処理される。
予熱温度は、延伸温度T(1)に依存し、T(1)+0℃〜T(1)+30℃が好ましい。また、予熱時間は2〜70秒程度が好ましく、4〜30秒程度がより好ましい。この範囲に設定することによって、延伸時にフィルム温度が延伸温度に到達され、ボイドの発生率を抑制することができる。
延伸温度は、微粒子のガラス転移温度Tg(1)とした場合、Tg(1)よりも高い場合、微粒子の延伸性が良好になりボイドの発生率が低い。しかしTg(1)よりも低い場合は、微粒子の延伸性が悪くなり、ボイドの発生率が高くなる傾向にある。
延伸温度の具体的な温度は、前記の通り、微粒子のガラス転移温度Tg(1)に依存し、Tg(1)+0℃〜Tg(1)+70℃が好ましい。この範囲に設定することにより、ボイドの発生率を抑制することができる。
延伸倍率は、光拡散率において良好であるという点から、延伸前のフィルムを基準にして、2.5倍程度以上が好ましく、3.5倍程度以上がより好ましい。また、延伸倍率は、微粒子の延伸性において、良好であるという点から、延伸前のフィルムを基準にして、6.0倍程度以下が好ましく、4.5倍程度以下がより好ましい。
延伸速度(フィルム変形速度)の具体的な速度は、200〜5900%/分が好ましく、500〜3600%/分がより好ましい。この範囲を外れると、フィルムに熱が十分に伝わらず、ボイドの発生率が高くなる傾向にある。
熱固定温度の具体的な温度は、延伸温度T(1)に依存し、T(1)+20℃〜T(1)+100℃が好ましい。また、熱固定時間は2〜60秒が好ましく、3〜30秒がより好ましい。この範囲に設定することにより、高温での使用時に拡散フィルムが収縮することを抑制することができる。
前記工程(3)の延伸工程によりポリマーマトリックス中の微粒子がTD方向に伸ばされ、TD方向に配向された楕円微粒子がポリマーマトリックス中に形成されたフィルムが得られる。
<光拡散フィルムを有するLED照明>
本発明の光拡散フィルムを用いたLED照明の一実施形態の模式図を図1に示す。LED光源を有するLED照明1から発光される光2は、LED照明用異方性光拡散フィルム3を設けない場合には、点発光である。この点発光の光をつなげて面発光とする場合には、点発光の連なる方向とTD方向とが平行になるように、LED照明用異方性光拡散フィルム3を設けることによって、LED照明の光源からの光をTD方向に拡散することができ、フィルムを介した光源2から発光される光4を、面光源とすることができる。
LED光源とLED照明用異方性光拡散フィルムとの距離は、LED光源から発せられる光の強度にもよるが、LED光源から発せられる光を十分に拡散させることができ、照明ムラを抑制できる点、及び光を異方向へ拡散することができる点等から、5mm程度以上が好ましく、10mm程度以上がより好ましく、50mm程度以上がさらに好ましく、100mm程度以上が特に好ましい。また、LED光源とLED照明用異方性光拡散フィルムとの距離は、特に限定されるものではないが、光の輝度が低下しない程度の距離であればよく、例えば、500mm程度以下が好ましい。
また、図1に示すようなLED照明を複数列に並べたり、LED光源の配置等によって、広範囲に照明することのできるLED照明とすることも可能である。
本発明の光拡散フィルムは、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分と楕円微粒子の屈折率が異なり、かつフィルムの表面に凹凸を有するため、光を十分に拡散することができる。
LED照明用異方性光拡散フィルムを有するLED照明の一実施形態の模式図である。 実施例で測定された、輝度の測定方法を示す模式図である。 実施例1で製造された光拡散フィルムの顕微鏡写真(倍率:1500倍)である。 実施例1のフィルムの表面形状を倍率300倍で観察したSEM画である。
[実施例]
以下に実施例及び比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<実施例1>
ベース樹脂及びアクリル系樹脂微粒子として以下の樹脂を用いた。
・ポリエステル系樹脂(ベース樹脂)(SKケミカル(株)製のポリエステル系樹脂(BR8040)、屈折率:1.57、ガラス転移温度(Tg):78℃)。
・アクリル系樹脂微粒子(日本ペイント(株)製の非架橋アクリル系樹脂(FS−101)、屈折率:1.46、ガラス転移温度(Tg):60℃、平均粒子径:0.08μm)。
前記ベース樹脂を100重量部、及びアクリル系樹脂微粒子を5.3重量部、二軸混練機に入れ、210℃で混練し、樹脂組成物を調製した。
次いで、得られた樹脂組成物を押出機入口温度:210℃、押出機出口:250℃、ダイス温度:250℃の条件で押出し、押出されたフィルムを70℃に設定されたキャストロール(鏡面仕上げ)に、ロール表面温度5℃に設定した表面粗さ(Ra=1.0μm)のゴムロールを用いて押し付けることにより、表面に凹凸を有するフィルムを得た。得られたフィルムを、フィルムの幅方向(TD方向)に、90℃で延伸を行い、厚さ150μmのフィルムを得た。前記TD方向の延伸により、得られたフィルム中の微粒子はTD方向に伸ばされ、TD方向に一軸配向した楕円微粒子がフィルム中で形成された。
得られたフィルム中の楕円微粒子の平均短径、平均長径、及びアスペクト比、並びにフィルムを形成するベース樹脂と楕円微粒子との屈折率差を測定した。結果を表1に示す。なお、フィルム中の楕円微粒子の平均短径、平均長径、及びアスペクト比、ボイドの有無については、顕微鏡((株)キーエンス製のVHX−1000)を用いて、倍率1500倍で観測して評価した。図3に実施例1で製造されたフィルムの顕微鏡写真を示す。得られたフィルムは、ボイドが発生しておらず、良好な膜が得られたことが確認できた。
また、得られたフィルムの表面形状を走査型電子顕微鏡((株)日立ハイテクフィールディング製のS−4800)を用いて観察した。図4にSEM画を示す。なお、図4のSEM画は、倍率300倍で観察した画像である。
さらに、得られたフィルムの樹脂の流れ方向(MD方向)及びTD方向の算術平均粗さ(Ra)、及び表面凹凸の山の数を以下の方法により測定した。MD方向の算術平均粗さ(Ra)、並びにMD方向、及びTD方向の表面凹凸の山の数の測定結果を表2に示す。
<算術平均粗さ(Ra)>
JIS B0601:2001に基づき、10cm×10cmサイズのサンプルを3枚切り出し、測定長さ:5mm、測定スピード:0.3mm/s、カットオフ波長:0.8mm、レンジ:±64.0の条件下で、(株)東京精密製のSURFCOM−1400を用いて各10点測定を行なった。評価結果を表2に示す。
<表面凹凸の山の数>
表面凹凸の山の数は、前記算術平均粗さ(Ra)のデータにおいて、高さが0.2μmを超えた山の数の平均値を算出した。
<実施例2〜4>
実施例2は表面粗さ(Ra=1.3μm)のゴムロール、実施例3としては表面粗さ(Ra=2.0μm)のゴムロール、実施例4としては表面粗さ(Ra=3.0μm)のゴムロールを用いた以外は、実施例1と同様の方法でフィルムを作製し、実施例1と同様の方法でフィルムを測定、評価した。
<実施例5>
アクリル系樹脂微粒子として、以下のものを用いた以外は、実施例1と同様の方法でフィルムを作製し評価した。
・アクリル系樹脂微粒子(積水化成品工業(株)製の非架橋アクリル系樹脂(EMA−10)、屈折率:1.49、ガラス転移温度(Tg):65℃、平均粒子径:10μm)。
得られたフィルムの表面形状を実施例1と同様の方法で、観察した。得られたフィルムは、ボイドが発生しておらず、良好な膜が得られたことが確認できた。
<実施例6〜8>
実施例6は表面粗さ(Ra=1.3μm)のゴムロール、実施例7としては表面粗さ(Ra=2.0μm)のゴムロール、実施例8としては表面粗さ(Ra=3.0μm)のゴムロールを用いた以外は、実施例5と同様の方法でフィルムを作製し評価した。
<比較例1>
樹脂組成物を押出し成形したのち、エンボス加工を施さず、フラット状のフィルムを作製した以外は、実施例1と同様の方法によりフィルムを作製し評価した。得られたフィルムは、ボイドが発生しておらず、良好な膜が得られたことが確認できた。
<比較例2>
樹脂組成物を押出し成形したのち、エンボス加工を施さず、フラット状のフィルムを作製した以外は、実施例5と同様の方法によりフィルムを作製し評価した。得られたフィルムは、ボイドが発生しておらず、良好な膜が得られたことが確認できた。
<比較例3>
ベース樹脂のみを押出し成形したのち、エンボス加工を施し、フラット状のフィルムを作製した以外は、実施例1と同様の方法によりフィルムを作製し評価した。
Figure 2012181504
Figure 2012181504
・物性評価1(ヘイズ値及び透過率測定)
前記実施例1〜8及び比較例1〜3で得られたフィルムについて、ヘイズ値、全光透過率、平行光透過率、及び拡散光透過率を以下の方法により測定した。
<ヘイズ値及び全光線透過率>
JIS K7361の評価方法に基づき、日本電色工業(株)製の濁度計NDH−2000を用いて測定した。評価結果を表3に示す。
Figure 2012181504
・考察
表3より、実施例1〜8の表面加工を施した表面に凹凸を有するフィルムでは、比較例1及び2の表面加工を施していないフラット状のフィルムよりも拡散光透過率が、向上していることがわかる。また比較例3より、微粒子を混合させることでも拡散光透過率が向上していることがわかる。
・物性評価2(輝度測定)
実施例1〜8及び比較例1〜3によって得られたフィルムについて、フィルムのMD方向及びTD方向における各輝度について、以下の測定方法により測定した。評価結果を表4に示す。
図2に示すように、光源5((株)旭製作所製のリフレクターランプ(100V・1kW、870cd)から20mm離れたところに測定サンプル6を配置し、さらに測定サンプル6からの距離150mmのところ(角度(θ):0度)に、輝度測定器7(トプコン(株)製のLUMINANCE METER BM−3)を配置して輝度を測定した。次に、測定サンプルのMD方向及びTD方向に、距離150mmを保ちながら、角度(θ):0〜60度までずらし、それぞれの輝度を測定した。さらに、各MD方向及びTD方向の各角度の輝度の差を求めた。なお、MD方向及びTD方向の輝度の差が、30cd以上ある場合には、異方性があるものと判断した。表4に評価結果を示す。
Figure 2012181504
・考察
表4より、実施例1〜8の表面加工を施した表面に凹凸を有するフィルムでは、60度の角度においても、MD方向において40cd以上の輝度が観測され、また、広い角度にわたって、MD方向とTD方向の輝度差が生じていることがわかる。このように実施例1〜8のフィルムは、広い角度で光を拡散することができることがわかる。
一方、比較例1〜3では、60度の角度において、MD方向及びTD方向ともに輝度を観測することができず、光拡散性能において乏しかった。さらに、比較例1〜3は、MD方向とTD方向との輝度の差が、実施例1〜8と比して小さく、異方性において乏しいものであることがわかる。
1 LED照明
2 LED光源から発光される光
3 LED照明用異方性光拡散フィルム
4 LED光源から発光される光
5 光源
6 測定サンプル
7 輝度測定器

Claims (13)

  1. 楕円微粒子及びポリマーマトリックスを形成する樹脂成分を含む樹脂組成物から形成される、表面に形状異方性の凹凸を有する光拡散フィルムであって、樹脂成分の屈折率と楕円微粒子の屈折率が異なる光拡散フィルム。
  2. ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分が、ポリエステル系樹脂である請求項1に記載の光拡散フィルム。
  3. 楕円微粒子が有機系材料である請求項1又は2に記載の光拡散フィルム。
  4. 有機系材料が、アクリル系樹脂、及び/又はスチレン系樹脂である請求項3に記載の光拡散フィルム。
  5. 楕円微粒子の平均長径が0.1〜50μm、平均短径が0.01〜20μmである請求項1〜4のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  6. 楕円微粒子の含有量が、ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分100重量部に対して、1〜30重量部である請求項1〜5のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  7. フィルム表面の算術平均粗さ(Ra)が、0.2〜4.0μmである請求項1〜6のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  8. ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分の屈折率と楕円微粒子の屈折率の屈折率差が、0.05以上である請求項1〜7のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  9. 楕円微粒子が、ポリマーマトリックス中で一軸方向に配向している請求項1〜8のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  10. LED照明用に用いられる請求項1〜9のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  11. (1)ポリマーマトリックスを形成する樹脂成分、及び微粒子を含む樹脂組成物をフィルムに成形する工程、
    (2)工程(1)によって成形したフィルムの表面に凹凸を設ける工程、及び
    (3)工程(2)によって成形した凹凸を有するフィルムを延伸させ、楕円微粒子を有するフィルムを得る工程
    を含む請求項1〜10のいずれかに記載の光拡散フィルム。
  12. 工程(3)における延伸方向が、フィルム成形により成形されたフィルムの幅方向(TD方向)である請求項11に記載の光拡散フィルム。
  13. 工程(3)における楕円微粒子が、フィルム成形により成形されたフィルムの幅方向(TD方向)に配向している請求項11又は12に記載の光拡散フィルム。
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