JP2012178659A - 呼制御システムおよび呼制御に利用する情報の冗長化方法 - Google Patents
呼制御システムおよび呼制御に利用する情報の冗長化方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】現用系呼制御サーバ61と予備用系呼制御サーバ62とを有し、現用系呼制御サーバ61は、階層的に構築された機能部で呼処理制御を行う呼処理制御部611と、呼制御信号を受信したときに、前回の信号受信時に取得された情報との変更点を保持する処理データ記憶部612と、保持した変更点を、予め設定された、前回の現用系呼制御サーバ61に記憶された情報と予備用系呼制御サーバ62に記憶された情報との同期処理以降の変更点の情報が喪失しても呼制御処理が復旧できるタイミングで予備用系呼制御サーバ62に転送して、現用系呼制御サーバ61に記憶された情報と予備用系呼制御サーバ62に記憶された情報とを同期させる同期処理制御部613とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明の一実施形態による呼制御サーバを利用したSIP通信システム1の構成について、図1を参照して説明する。
本発明の一実施形態によるSIP通信システム1において、発信端末である加入者端末2Aまたは2BからSIPサーバ4A、呼制御システム6、SIPサーバ4Bを経由して加入者端末2Cまたは2Dに呼制御に関するSIP信号が送信されるときの、呼制御システム6のACT(現用)系呼制御サーバ61の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
2A〜2D…加入者端末
3…IPネットワーク
4A、4B…SIPサーバ(プロキシサーバ)
5A、5B…中継サーバ
6…呼制御システム
7A、7B…メディアサーバ
61…ACT(現用)系呼制御サーバ
62…SBY(予備用)系呼制御サーバ
611…呼処理制御部
612…処理データ記憶部
613…同期処理制御部
614…同期領域記憶部
6111…トランスポート機能部
6112…受信信号バッファ
6113…プロトコル機能部
6114…ユーザエージェント(UA)機能部
6114a…UAS
6114b…UAC
6115…シーケンス機能部
6116…サービス機能部
6117…送信信号バッファ
Claims (6)
- 呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、通常時に稼働する現用系呼制御サーバとこの現用系呼制御サーバに故障が発生したときに現用系に切り替わって稼働する予備用系呼制御サーバとを備えた呼制御システムであって、
前記現用系呼制御サーバは、呼処理制御部と、処理データ記憶部と、同期処理制御部と、同期領域記憶部とを有し、
前記呼処理制御部は、
実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行い、
前記ユーザエージェント機能部は、いずれかの前記サーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼処理シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、前記受信元のサーバに送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知することにより前記シーケンス機能部で特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバに送信し、
前記シーケンス機能部は、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定し、
前記サービス機能部は、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示し、
前記処理データ記憶部は、
いずれかの前記サーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前回の信号受信時において前記呼処理制御部で取得された情報との変更点を保持し、
前記同期処理制御部は、
前記処理データ記憶部に記憶された情報の変更点を、予め設定された、前回の前記現用系呼制御サーバに記憶された情報と前記予備用系呼制御サーバに記憶された情報との同期処理以降の変更点の情報が喪失しても前記呼制御処理が復旧できるタイミングで、自サーバ内の前記同期領域記憶部に書き込み、さらに、前記予備用系呼制御サーバに転送して、前記現用系呼制御サーバに記憶された情報と前記予備用系呼制御サーバに記憶された情報とを同期させ、
前記同期領域記憶部は、
前記呼処理制御部のサービス機能部、シーケンス機能部、およびユーザエージェント機能部に対応する領域を有する、
ことを特徴とする呼制御システム。 - 前記同期領域記憶部は、呼接続ごとに、並列して同時に書き込み可能な複数のセクションで構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の呼制御システム。 - 前記同期処理制御部は、前記予備用系呼制御サーバの同期領域記憶部の、転送処理に該当するセクションを、当該転送処理以外からの書き込みを不可能なロック状態にして転送処理を実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の呼制御システム。 - 前記同期領域記憶部は、情報量拡張時に利用する予備領域をさらに有する
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の呼制御システム。 - 呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、通常時に稼働する現用系呼制御サーバとこの現用系呼制御サーバに故障が発生したときに現用系に切り替わって稼働し、予備用系呼制御サーバとを備えた呼制御システムの現用系呼制御サーバが、
実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行い、
前記ユーザエージェント機能部が、いずれかの前記サーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼処理シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、前記受信元のサーバに送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知することにより前記シーケンス機能部で特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバに送信し、
前記シーケンス機能部が、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定し、
前記サービス機能部が、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示する呼処理制御ステップと、
いずれかの前記サーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前回の信号受信時において前記呼処理制御ステップで取得された情報との変更点を自サーバ内の処理データ記憶部に保持する処理データ記憶ステップと、
前記処理データ記憶部に記憶された情報の変更点を、予め設定された、前回の前記現用系呼制御サーバに記憶された情報と前記予備用系呼制御サーバに記憶された情報との同期処理以降の変更点の情報が喪失しても前記呼制御処理が復旧できるタイミングで、自サーバ内の、前記サービス機能部、シーケンス機能部、およびユーザエージェント機能部に対応する領域を有する同期領域記憶部に書き込み、さらに、前記予備用系呼制御サーバに転送して、前記現用系呼制御サーバに記憶された情報と前記予備用系呼制御サーバに記憶された情報とを同期させる同期処理制御ステップと、
を有することを特徴とする呼制御に利用する情報の冗長化方法。 - 前記同期処理制御ステップでは、前記予備用系呼制御サーバの同期領域記憶部の、転送処理に該当するセクションを、当該転送処理以外からの書き込みを不可能なロック状態にして転送処理を実行する
ことを特徴とする請求項5に記載の呼制御に利用する情報の冗長化方法。
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JP2011039653A JP5342578B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 呼制御システムおよび呼制御に利用する情報の冗長化方法 |
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JP7421158B2 (ja) | 2019-10-31 | 2024-01-24 | サクサ株式会社 | 方路選択装置および方路選択方法 |
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