JP5421940B2 - 呼処理制御装置および呼処理制御方法 - Google Patents

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本発明は、呼制御によりセッション確立を行うための呼処理制御装置および呼処理制御方法に関する。
従来、呼制御によりセッション確立を行う技術として、通信制御プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)が開発されている。このSIPは、IPネットワークを利用して、固定電話網が持つような高い品質、信頼性、および安定性を保持してユーザ端末間で音声情報や映像情報等のメディア通信を行うことを可能にする。
SIPによる呼制御は、IPネットワークを介して接続された、エンドユーザが利用する加入者端末と加入者端末間の通信を中継するSIPサーバ間や、複数のSIPサーバ間で実行される。
これらのSIPサーバにおいてSIPに従って信号処理が実行されるときの例を、図5を参照して説明する。
図5に示すようにSIPサーバ400は、接続された加入者端末(または他のSIPサーバ)から送信されたSIP信号を受信して受信信号バッファ620に保持する。そして、受信信号バッファ620に保持されたSIP信号をSIP信号処理部420で処理することにより送信用のSIP信号を生成して送信信号バッファ430に保持する。さらに、送信信号バッファ430に保持した送信用のSIP信号を、送信先のSIPサーバ(または加入者端末)に送信する。
このSIPサーバ400で受信されるSIP信号には、セッションを確立するためのイニシャルINVITE(以降、Init-INVITEと記す)信号や、既に確立されているセッションを維持するためのリフレッシュ信号などがある。
受信されたこれらの信号は、SIP信号処理部420において、(1)パース処理(前処理) → (2)発着加入者端末のダイアログ情報やトランザクション情報の解析 → (3)信号の種別ごとの処理シーケンス(工程)中の現在の段階の特定 → (4)送信するSIP信号の生成および送信、等の処理が実行される。
特開2010−28708号公報
上述したSIPサーバ400のSIP信号処理部420では、受信したSIP信号の種類に関わらず上記(1)〜(4)の処理がすべて一連に実行されるが、受信したSIP信号によっては(3)の処理シーケンス(工程)中の現在の段階の特定処理等は必要ない場合もある。
例えば、確立されたセッションを維持するために通信中定期的に送信されるリフレッシュ信号の一つであるre-INVITE信号を受信したときには、応答として生成される送信信号はステータスコード「200(応答)」に限定されるため、「(3)処理シーケンス(工程)中のどの段階であるか」を特定する必要はないが、SIP信号処理部420では信号の種類に関係なく(1)〜(4)の動作が一連に実行されてしまう。
そのため、上記のように不要な処理が含まれる場合があり、信号処理に必要以上に時間がかかり、SIPサーバの処理能力が低くなるという問題があった。
また、一つのSIP信号処理部420で上記の一連の処理をすべて実行するように構成すると、新たな種類の呼制御に関する信号処理を追加する場合や、他の呼制御方式のプロトコルを実装する場合、メディア提供サービスの内容を拡張する場合などには、SIP信号処理部420全体を構築し直す必要があり、手間がかかるという問題があった。
そこで本発明では、効率良く呼制御を実行することが可能であるとともに、制御情報を容易に変更することが可能な呼処理制御装置および呼処理制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための、本発明の呼処理制御装置は、呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行う呼処理制御装置であって、前記ユーザエージェント機能部は、いずれかの前記サーバを送信元とする呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼制御シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知することにより前記シーケンス機能部で特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信し、前記シーケンス機能部は、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定し、前記サービス機能部は、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示することを特徴とする。
また、本発明の呼処理制御方法は、呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行う呼処理制御装置の、前記ユーザエージェント機能部が、いずれかの前記サーバを送信元とする呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼制御シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信する第1送信ステップと、前記ユーザエージェント機能が、前記次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知する通知ステップと、前記シーケンス機能部が、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定するシーケンス処理ステップと、前記ユーザエージェント機能部が、前記シーケンス処理ステップで特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信する第2送信ステップと、前記サービス機能部が、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示するステップとを有することを特徴とする。
本発明の呼処理制御装置および呼処理制御方法によれば、効率良く呼制御を実行することが可能であるとともに、制御情報を容易に変更することができる。
本発明の一実施形態による呼制御サーバを用いたSIP通信システムの構成を示す全体図である。 本発明の一実施形態による呼制御サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による呼制御サーバで用いられるシーケンスパターンの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による呼制御サーバの動作を示すフローチャートである。 従来のSIPサーバの構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による呼制御装置は前後に1以上のSIPサーバが接続されたSIPサーバであり、これら前後のSIPサーバとの間で、予め設定された一連の処理シーケンス(工程)情報に従ってSIP信号を送受信することにより、セッションを確立させメディア通信のサービス提供を可能にさせるものである。
この予め設定される処理シーケンス情報は、一連の呼制御シーケンス処理の一部を構成する、セッション接続、応答、切断等の詳細処理単位のシーケンス部分である「シーケンスパターン」が所定の実行順序で組み合わせられて構成されている。
〈一実施形態による呼制御サーバを利用したSIP通信システムの構成〉
本発明の一実施形態による呼制御サーバを利用したSIP通信システム1の構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるSIP通信システム1は、複数の加入者端末2A〜2Dと、これらの加入者端末のうち加入者端末2Aおよび加入者端末2BにIPネットワーク3を介して接続されたプロキシサーバであるSIPサーバ4Aと、加入者端末2Cおよび加入者端末2DにIPネットワーク3を介して接続されたプロキシサーバであるSIPサーバ4Bと、SIPサーバ4AおよびSIPサーバ4Bに接続されたIPネットワーク3上の複数の転送装置3A〜3Fと、SIPサーバ4AとSIPサーバ4Bとの間を中継する中継装置5A、5Bと、SIPサーバ4A、SIPサーバ4B、および中継サーバ5B等に接続された呼制御サーバ6と、呼制御サーバ6に接続されたIPネットワーク3上のメディアサーバ7A、7Bとを有する。音声情報や映像情報等のメディア情報のトラヒックは、IPネットワーク3上の転送装置3A〜3F等を経由して、加入者端末2A〜2D間や、加入者端末2A〜2Dとメディアサーバ7間で転送される。
加入者端末2A〜2Dはそれぞれ、ユーザである加入者が利用するIP電話、HGW(ホームゲートウェイ)等であり、SIPを利用して音声情報や映像情報などの加入者端末間で利用するメディア通信を行うためのSIPネゴシエーションを行う機能を有する。加入者端末2A〜2Dは、SIPネゴシエーションの結果決定した、信号条件でメディア通信を行う機能を有する。
転送装置3A〜3Gはそれぞれ、IPネットワーク3に位置し、加入者端末間2A〜2Dのメディア通信のトラヒックを転送する。
SIPサーバ4Aは、加入者端末2Aおよび2BのSIP信号を中継するプロキシサーバであり、SIPサーバ4Bは加入者端末2Cおよび2DのSIP信号を中継するプロキシサーバである。SIPサーバ4A、4Bは、加入者端末間のSIPネゴシエーションを中継し、加入者契約情報に基づいて補足する機能を有し、あらかじめ保持したルールに従ってSIP信号を編集する機能を有している。
中継サーバ5A、5Bは、SIPサーバ4AとSIPサーバ4Bと接続し、SIP信号中継する機能を有する。
呼制御サーバ6は、SIPサーバでの加入者契約情報種別および要求サービスによって、SIPサーバ4Aや4Bから転送されたSIP信号によって、加入者端末2Aおよび2Bとの間、加入者端末2Cおよび2Dとの間のセッションの確立、切断の制御を行い、必要に応じてメディアサーバ7A、7Bと加入者端末2A〜2Dとのメディア通信ができるよう、SIPネゴシエーションを行う。また、その後の加入者端末2A〜2D間のメディア通信が行えるように、SIP信号を編集してSIPネゴシエーションを中継し、セッションを確立する。
図1においては呼制御サーバ6には2台のSIPサーバ(プロキシサーバ)4A、4B、および2台のメディアサーバ7等が接続されている場合について示しているが、実際にはさらに多くのSIPサーバ、メディアサーバ等に接続され、これらの装置間における複数のセッションの確立、切断の制御が可能である。
呼制御サーバ6の構成について、図2を参照して詳細に説明する。
呼制御サーバ6は、受信信号バッファ62と、トランスポート機能部61と、プロトコル機能部63と、ユーザエージェント(UA)機能部64と、シーケンス機能部65と、サービス機能部66と、送信信号バッファ67とを有する。トランスポート機能部61、プロトコル機能部63、ユーザエージェント(UA)機能部64、シーケンス機能部65、およびサービス機能部66は、下位の機能を有するトランスポート機能部61から上位の機能を有するサービス機能部66へ、階層的に構築されている。
トランスポート機能部61は、受信SIP信号の受信時に、当該受信SIP信号を自装置で処理するためのパース処理(前処理)を実行する受信処理部611と、送信SIP信号の送信時に、送信信号バッファ67の情報に基づいて送信用SIP信号を生成する逆パース処理を行う送信処理部612とを有する。
受信信号バッファ62は、トランスポート機能部61でパース処理された受信信号情報を保持する。パース処理後の情報を受信信号バッファ62に保持しておくことで、後述するプロトコル機能部63、UA機能部64においてパース処理済後の受信信号を参照することが可能になり、効率的に処理を実行することが可能になる。
プロトコル機能部63は受信信号バッファを参照し、パース処理された受信信号情報をプロトコルに従って解析し、発着加入者端末2のダイアログ情報やトランザクション情報を取得して保持する受信処理部631と、送信SIP生成のためのダイアログ情報やトランザクション情報を送信SIP信号の生成に用いる情報として送信信号バッファ67に送出する送信処理部632とを有する。
SIP信号の送受信は、必ずserver-clientの関係で行われるため、UA機能部64は、発信側がUAC(User Agent Client)の場合に、この発信側に対応するUAS(User Agent Server)641と、着信側がUAS(User Agent Server)の場合に、この着信側に対応するUAC(User Agent Client)642とを有し、これらが連携して発着信側のSIPサーバとの通信に関する処理を行う。
このようにUA機能部64内にUAS641とUAC642を設けこれらが連携して発着信側のサーバや端末との通信を行うことにより、これらの接続されたサーバや端末に対して自呼制御サーバ6がUASとしてもUACとしても機能することができ、従来の単純なプロキシサーバでは実現し難い高度なサービスをネットワーク側から発着信側に提供することが可能である。また、発着信側のUSA、UACの関係を保ったまま通信可能であるため、ネットワークポリシーを維持しやすいという利点がある。
UAS641は受信信号バッファ62を参照し、パース処理された受信信号情報から受信SIP信号の種別を判定し、この判定した種別から、処理シーケンス中の段階にかかわらず折り返し送信元に応答すべきSIP信号の種別(ステータスコード)がプロトコルに従って一意に特定される場合には、この特定した種別のSIP信号をプロトコル機能部63の受信処理部631、トランスポート機能部61の受信処理部611による処理を介して受信SIP信号の送信元のSIPサーバに送信することで応答し、判定した種別により応答すべきSIP信号の種別が一意に特定されない場合には上位のシーケンス機能部65へ通知を行う。
例えば、UAS641が受信信号バッファ62を参照して受信SIP信号のCall-ID、リモートタグ、ローカルタグ等を取得し、これが自サーバ6内に呼制御の情報として保持されているかどうかを確認し、自サーバ6内に呼制御の情報として保持されていないときには、既に確立されているセッションを維持するためのリフレッシュ信号の1つであるre-INVITE信号であると判定する。
そして、re-INVITE信号に対しては呼制御シーケンス情報に関わらず折り返し応答すべき信号のステータスコードを「200(応答)」として特定することができ、このステータスコード「200(応答)」の情報を受信信号バッファ62に送出する。
また、UAS641が取得した受信SIP信号のCall-IDが自サーバ6内に呼制御の情報として保持されていたとき、例えば受信SIP信号が呼び出し制御中の暫定応答としてのPRACK信号であると判定したときには、受信SIP信号が「PRACK信号」である情報をシーケンス機能部65へ通知する。
UAC642は、後述するシーケンス機能部65で特定された送信すべき信号のステータスコード、これに基づいて特定した送信先のSIPサーバの情報を送信信号バッファ67に送出する。保持した送信先の情報は、セッション切断時にメモリの該当部分を解放することで削除(無効化)する。また、セッション切断時に解放ステータスにして、タイマを設定して、タイムアウト時に削除してもよい。
シーケンス機能部65は実行中のサービスに関する処理シーケンス(工程)パターンを選択して自装置内のメモリ(図示せず)に保持し、UA機能部64から受信SIP信号の信号種別に基づいて応答すべき信号のステータスコードを一意に特定できないことが通知されたときに、保持した処理シーケンスパターン中における現在の段階の特定を行う。そして、この段階に基づいて次に送信すべき信号(例えば、「Init-INVITE」、「180(呼出中)」、「PRACK」、「200(応答)」等)を送信SIP信号の生成のために特定する。
処理シーケンスパターンの例を、図3に示す。図3(a)はセッション接続部分のシーケンスパターンaであり、図3(b)はセッション確立後の応答部分のシーケンスパターンbであり、図3(c)はセッション切断部分のシーケンスパターンcである。シーケンスパターンは、発信側(呼制御サーバ6における受信側)に接続されたサーバとの送受信に関する発側シーケンスパターンと、信号送信側(呼制御サーバ6における送信側)に接続されたサーバとの送受信に関する着側シーケンスパターンとを有している。そしてこれらの発側シーケンスパターンと着側シーケンスパターンとは連携しており、例えば発側シーケンスパターンに従って受信した信号の種別に基づいて、次に送信すべき信号の種別およびUA機能部で保持されているUASおよびUACを、前記送信側シーケンスパターンに従って特定する。
シーケンス機能部65では例えば、受信SIP信号がPRACK信号であるときには、送信すべき信号を「PRACK」として、送信SIP信号の生成のために特定するとともに送信先を着側として特定する。
ここで、シーケンス機能部65は、処理中のシーケンスパターンが最後まで完了したと判断したときにはメモリの該当部分を解放することで保持したシーケンスパターン情報を削除(無効化)するとともに、サービス機能部66へ通知する。このシーケンスパターンの削除は、後述するようにサービス機能部66へ通知したことにより新たなシーケンスパターンが指示されこれを保持した後に実行してもよいし、シーケンスパターンの完了時に解放ステータスにしてタイマを設定し、タイムアウト時に削除するようにしてもよい。
サービス機能部66は、発着加入者端末2で加入されているサービス内容に基づいて、シーケンス機能部45で用いられるシーケンスパターンの実行順序であるシナリオを管理し、シーケンス機能部65で処理中のシーケンスパターンの処理が完了したことが通知されたときに、このシナリオに基づいて次に実行させるシーケンスパターンをシーケンス機能部65に指示する。
例えば、図3のシーケンスパターンが、シーケンスパターンa→シーケンスパターンb→シーケンスパターンcの順で実行されるように組み合わせられた処理シーケンスを、一連の呼接続処理のサービス内容として予め保持し、これに基づいてシーケンス機能部65に対し次の処理対象のシーケンスパターンを指示する。
上記の機能部のうち、トランスポート機能部61、プロトコル機能部63、およびUA機能部64は信号単位でプロトコルに従ってSIP信号処理を実行し、シーケンス機能部65、およびサービス機能部66はサービスの実行や制御に関する処理を実行する。
送信信号バッファ67は、UA機能部64のUAC642から送出された送信すべき信号のステータスコード、送信先の情報、プロトコル機能部63の送信処理部632から送出されたダイアログ情報、トランザクション情報を、送信SIP信号を生成するための情報として保持する。
〈一実施形態による呼制御サーバを利用したSIP通信システムの動作〉
本発明の一実施形態によるSIP通信システム1において、発信端末である加入者端末2Aまたは2BからSIPサーバ4A、呼制御サーバ6、SIPサーバ4Bを経由して加入者端末2Cまたは2Dに呼制御に関するSIP信号が送信されるときの呼制御サーバ6の動作について説明する。
まず、SIPサーバ4Aから、新規にセッションを確立するためのInit-INVITE信号が送信されると、INVITE信号に関して起呼信号であるか、セッションリフレッシュ信号であるかが呼制御サーバ6において判定される。
ここでは、受信信号バッファ62、送信信号バッファ67や、各機能部に関して保存されたデータが何もなく新規の呼制御であると判定され、サービス機能部66において発着加入者端末2で加入されているサービス内容のシナリオに基づいて、実行するシーケンスパターンがシーケンス機能部45に指示される。サービスに応じて複数のシーケンスパターンを同時に選択するように指示することもできる。
シーケンス機能部45では、サービス機能部66から指示されたシーケンスパターンが実行するシーケンスパターンとして選択され保持される。
実行するシーケンスパターンが保持された後に、呼制御サーバ6で実行される処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、SIPサーバ4Aから受信されたInit-INVITE信号は(S1)、トランスポート機能部61の受信処理部611においてこの受信SIP信号を自装置で処理するためのパース処理(前処理)が実行される(S2)。具体的には、受信SIP信号がInit-INVITE信号であることを自装置内で識別しやすくするための識別情報「1」を1バイト目に付加する等の処理が行われる。パース処理が実行された受信信号情報は、受信信号バッファ62に保持される。
次にプロトコル機能部63の受信処理部631において受信信号バッファが参照され、パース処理された受信信号がプロトコルに従って解析され、発着加入者端末2のダイアログ情報やトランザクション情報が取得される(S3)。
次にUA機能部64のUAS641において受信信号バッファ62が参照され、当該受信SIP信号の送信元のSIPサーバのアドレス、および送信先のSIPサーバのアドレスが取得されて保持されるとともに、当該受信SIP信号の種別がパース処理で付加された識別情報に基づいて判定され、この判定された種別から、折り返し応答すべき信号のステータスコードが一意に特定されるか否かが判定される(S4)。
ここではUAS641において、新規の「Init-INVITE信号」に対しては処理シーケンスにかかわらずプロトコルに従って折り返し送信元にステータスコード「100(試行中)」信号を応答することが判定され、プロトコル機能部63、トランスポート機能部61を介してSIPサーバ4Aにステータスコード「100(試行中)」の送信SIP信号が送信される(S4の「YES」、S7〜S9)。
またステータスコード「100(試行中)」の送信SIP信号が送信されるとさらに、UAS641により、新規の「Init-INVITE信号」を受信したことがシーケンス機能部65に通知される(S4の「NO」、S5)。
シーケンス機能部65では、UA機能部64から、「Init-INVITE信号」が受信されたことが通知されると、保持した処理シーケンスパターンが選択され、このシーケンス中の現在の段階が特定される(S6)。ここでは、図3(a)のセッション接続部分のシーケンスパターンa中の現在の段階が特定され、さらにこの段階に基づいて次に送信すべき信号「Init-INVITE」とUA機能部64に保持しているUAC641及びUAS642が特定される。シーケンス中の現在の段階ではUAC642にInit-INVITEの送信指示がなされる。指示を受けたUAC642においては、UAC642で保持している送信先の情報等とともにInit-INVITE信号に関する情報が送信信号バッファ67に送出される(S7)。なお、送信先の情報は受信したInit-INVITE信号に含まれており、受信時にUAS641で保持しておき上記のタイミングでUAC642に送信先情報等のデータを引き継ぐ。また、プロトコル機能部63の送信処理部632により、送信SIP生成のためのダイアログ情報やトランザクション情報等の送信情報が送信信号バッファ67に送出される。
次にトランスポート機能部61の送信処理部612において、送信信号バッファ67の情報が用いられて逆パース処理が行われて送信SIP信号が生成される(S8)。そして、生成された送信SIP信号が、SIPサーバ4Bに送信される(S9)。
次に、SIPサーバ4Aから、確立されたセッションを維持するためのリフレッシュ信号の1つであるre-INVITE信号が送信されたときの呼制御サーバ6の動作について説明する。
SIPサーバ4Aからre-INVITE信号が送信されると、INVITE信号に関して起呼信号であるか、セッションリフレッシュ信号であるかが呼制御サーバ6において判定される。
ここではセッションリフレッシュ信号のre-INVITE信号であると判定される。
次にトランスポート機能部61の受信処理部611においてこの受信SIP信号を自装置で処理するためのパース処理(前処理)が実行される(S2)
次にプロトコル機能部63の受信処理部631において受信信号バッファが参照され、パース処理された受信信号がプロトコルに従って解析され、発着加入者端末2のダイアログ情報やトランザクション情報が取得される(S3)。
次にUA機能部64のUAS641において受信信号バッファ62が参照されて受信SIP信号の種別がパース処理で付加された識別情報に基づいて判定され、この判定された種別から、折り返し応答すべき信号のステータスコードが一意に特定されるか否かが判定される(S4)。
ここでは、UAS641において、「re-INVITE信号」に対しては処理シーケンスにかかわらずプロトコルに従って折り返し送信元にステータスコード「200(応答)」信号を応答することが判定される(S7)。
UAS641において応答すべき信号のステータスコードが特定されると、UAS641で保持している送信先の情報や、プロトコル機能部63の受信処理部631で取得されたダイアログ情報やトランザクション情報に基づいて、UA機能部64で特定されたステータスコード「200(応答)」による送信SIP信号がトランスポート機能部61の受信処理部611で生成され(S8)、送信元のSIPサーバに送信されることで応答される(S9)。
上記実施形態において、シーケンス機能部65で処理中のシーケンスパターンが最後まで完了したと判断されたときにはさらにサービス機能部66へ通知され、シーケンス機能部65において処理中として保持されていたシーケンスパターン情報のメモリ部分は解放される。また通知されたサービス機能部66では、シーケンス機能部65で処理中のシーケンスパターンの処理が完了したことが通知されたときには、該当する発着加入者端末2で加入されているサービス内容により管理しているシナリオに基づいて次に実行させるシーケンスパターンが特定され、シーケンス機能部65に次に使用するシーケンスパターンの指示がなされる。
また上記実施形態において、呼制御サーバ6により確立された通信を利用して、発信元の加入者端末とメディアサーバ7との間で転送装置5等を経由して音声情報や映像情報等のメディア情報を転送し、加入者端末にこれらの情報が提供されるようにしてもよい。
また上記実施形態において、セッション切断のシーケンスが実行されたときには、このシーケンスの中で、UA機能部64のUAC642で保持された送信先の情報、およびシーケンス機能部65で保持されたシーケンスパターンの情報に関するメモリの該当部分が解放され、削除(無効化)される。解放はタイマを張って解放してもよい。タイマを張ってから解放する効果として、BYEなどの信号が再送されてきた場合も、ある一定期間であれば正しく信号処理することが可能である。
本例は発側と着側が1対1での通信例だが、これが電話会議サービスのような三者間通話等の複数人との通話にも対応可能である。三者間通話の場合、起呼時にサービス機能部66がサービスシナリオを参照し、シーケンス機能部65に三者分のシーケンスパターンを使用するように指示する。指示を受けたシーケンス機能部65は三者分のシーケンスパターンを読み込み、UA機能部64に三者分のUAを生成するように指示する。指示を受けたUA機能部64は三者分のUA(UAS1つとUACを2つ)生成する。以降の信号処理は先の例で示したように実行される。このように、複雑なシーケンスパターンも機能部を作りかえることなく実現可能である。
以上の本実施形態によれば、呼制御サーバにおいて、受信したSIP信号がre-INVITE信号やエラー信号のようにインターワークがなく、ユーザエージェント機能により折り返し送信元に応答すべき信号のステータスコードを一意に特定できる信号であるときには、シーケンス機能により処理シーケンス中の段階を特定する処理を行うことなく送信SIP信号を生成して応答処理を行うため、SIPサーバ内における信号処理時間を短縮することが可能になり、呼制御サーバの処理能力を向上させることができる。
また、呼制御サーバに新たな種類の呼制御に関する信号処理を追加する場合や、他の呼制御方式のプロトコルを実装する場合は、プロトコルの処理に依存するトランスポート機能部、プロトコル機能部、ユーザエージェント(UA)機能部のみ変更すればよく、容易に対応することができる。
また、新たにメディア提供サービスの内容を拡張する場合には、呼制御サーバにシーケンスパターンの組み合わせによる新たな一連の処理シーケンス情報をサービス機能部に追加すればよく、プロトコルの処理に影響を与えずに容易に対応することができる。
1…SIP通信システム
2A〜2D…加入者端末
3…IPネットワーク
3A〜3G…転送装置
4A、4B…SIPサーバ(プロキシサーバ)
5A、5B…中継サーバ
6…呼制御サーバ
7A、7B…メディアサーバ
61…トランスポート機能部
62…受信信号バッファ
63…プロトコル機能部
64…ユーザエージェント(UA)機能部
65…シーケンス機能部
66…サービス機能部
67…送信信号バッファ

Claims (6)

  1. 呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行う呼処理制御装置であって、
    前記ユーザエージェント機能部は、いずれかの前記サーバを送信元とする呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼制御シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知することにより前記シーケンス機能部で特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信し、
    前記シーケンス機能部は、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定し、
    前記サービス機能部は、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示する
    ことを特徴とする呼処理制御装置。
  2. 前記ユーザエージェント機能部は、信号受信側に接続されたサーバとの送受信処理を実行する受信処理部と、信号送信側に接続されたサーバとの送受信処理を実行する送信処理部とを有し、
    前記受信処理部により信号受信側のサーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前記受信した信号の種別に基づいて、送信すべき信号の送信先を前記受信した信号の信元のサーバとして特定したときには、当該送信すべき信号を前記受信処理部から前記信元のサーバに送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかったことを前記シーケンス機能部に通知したことにより前記シーケンス機能部で特定された送信すべき信号に基づいて、前記信号送信側に接続されたサーバを送信先として特定したときには、当該送信すべき信号を前記送信処理部から前記送信先のサーバに送信し、
    前記シーケンス機能部で保持されるシーケンスパターンは、信号受信側に接続されたサーバとの送受信に関する受信側シーケンスパターンと、信号送信側に接続されたサーバとの送受信に関する送信側シーケンスパターンとを有し、前記受信側シーケンスパターンに従って特定した受信した信号の種別に基づいて、次に送信すべき信号の種別を、前記送信側シーケンスパターンに従って特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼処理制御装置。
  3. 前記ユーザエージェント機能部は、当該呼制御により確立された通信が切断されたときに、当該通信に関する前記送信先を特定する情報を無効化し、
    前記シーケンス機能部は、保持しているシーケンスパターンに基づいて信号の送受信処理が完了したときに、当該保持しているシーケンスパターンを無効化する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の呼処理制御装置。
  4. 呼処理を実行する複数のサーバ間の呼処理を制御し、実行中の呼制御シーケンス情報に関し、当該呼制御を構成する各処理に対応する前記呼制御シーケンス情報部分であるシーケンスパターンの実行順序を管理するサービス機能部と、このサービス機能部で管理される実行順序に基づいて実行中のシーケンスパターンを保持するシーケンス機能部と、前記サーバ間の呼処理に関する信号の送受信処理を行うユーザエージェント機能部とを有し、これらの機能部が相互に連携して呼制御に関する信号の処理を行う呼処理制御装置の、
    前記ユーザエージェント機能部が、いずれかの前記サーバを送信元とする呼制御に関する信号を受信したときに、前記呼制御シーケンス情報に関わらず、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を一意に特定可能な場合には、この送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信する第1送信ステップと、
    前記ユーザエージェント機能が、前記次に送信すべき信号の種別を特定できなかった場合には、これを前記シーケンス機能部に通知する通知ステップと、
    前記シーケンス機能部が、前記ユーザエージェント機能部から、受信した信号の種別に基づいて送信すべき信号の種別が特定されなかったことが通知された場合に、保持している実行中のシーケンスパターンに従って、前記受信した信号の種別に基づいて次に送信すべき信号の種別を特定するシーケンス処理ステップと、
    前記ユーザエージェント機能部が、前記シーケンス処理ステップで特定される送信すべき信号を、この信号に基づいて特定する送信すべきサーバを送信先として送信する第2送信ステップと、
    前記サービス機能部が、前記シーケンス機能部において保持しているシーケンスパターンに基づいた信号の送受信処理が完了したと判断されたときに、管理しているシーケンスパターンの実行順序に従って次に実行すべきシーケンスパターンを前記シーケンス機能部に指示するステップと
    を有することを特徴とする呼処理制御方法。
  5. 前記ユーザエージェント機能部は、信号受信側に接続されたサーバとの送受信処理を実行する受信処理部と、信号送信側に接続されたサーバとの送受信処理を実行する送信処理部とを有し、
    前記受信処理部により信号受信側のサーバから呼制御に関する信号を受信したときに、前記受信した信号の種別に基づいて、送信すべき信号の送信先を前記受信した信号の信元のサーバとして特定したときには、前記第1送信ステップにより当該送信すべき信号を前記受信処理部から前記信元のサーバに送信し、次に送信すべき信号の種別を特定できなかったことを前記シーケンス機能部に通知したことにより前記シーケンス機能部で特定された送信すべき信号に基づいて、前記信号送信側に接続されたサーバを送信先として特定したときには、前記第2送信ステップにより当該送信すべき信号を前記送信処理部から前記送信先のサーバに送信し、
    前記シーケンス機能部で保持されるシーケンスパターンは、信号受信側に接続されたサーバとの送受信に関する受信側シーケンスパターンと、信号送信側に接続されたサーバとの送受信に関する送信側シーケンスパターンとを有し、シーケンス処理ステップにおいては、前記受信側シーケンスパターンに従って受信した信号の種別に基づいて、次に送信すべき信号の種別および送信先のサーバを、前記送信側シーケンスパターンに従って特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の呼処理制御方法。
  6. 当該呼制御により確立された通信が切断されたときに、前記ユーザエージェント機能部が当該通信に関する前記送信先を特定する情報を無効化する通信先情報削除ステップと、
    保持しているシーケンスパターンに基づいて信号の送受信処理が完了したときに、前記シーケンス機能部が、当該保持しているシーケンスパターンを無効化するシーケンスパターン無効化ステップと
    を有することを特徴とする請求項4または5に記載の呼処理制御方法。
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